三井環(元大阪高検公安部長)氏の「口封じ逮捕事件」に対する上告棄却決定を弾劾する(承前) |
#今度の一連の、小沢の献金ギワクだが、ワシ、不覚にも、やっと今になって、ようやく、「ツボ」が分かった。今、ムショに入っておる、三重県桑名市の中堅ゼネコン「水谷建設」の会チョーをしておった、「水谷功」ぢゃないか! この水谷功が、今度の小沢王国の胆沢ダムの件も含めて、まあ、ありとあらゆる大型公共工事に、首を突っ込んでおったんだな。福島ケン知事をやっておった佐藤栄佐久んところのダム受注はもとより、同じ福島県内の東電の原発リケン、あと、中部国際空港の工事に、地元の県チジをやっておった北川正恭にも食い込んでおったし、あの石原のおぢいちゃん親子にも、料亭で旨いもんを食わして、小遣いを渡しておったんだからなあ。その今回、浮上しておるのは、04年度分の小沢ダム関連で、大きい工事は、鹿島JVと大成JVが、それぞれ分け合っておるのに、この2つの工事に、いずれも、水谷んところが「下請け」で入ってるんだからなあ。カタチの上では、水谷んところが、確かに「下請け」なんだが、実質的には、じつは、この水谷功が、「元請け的な立場」として、この小沢んところも含めて、諸々、ハナシをまとめておったってことは、ないのか? そういう意味では、あの秋山直紀のおやぢと同じ、まさに、「フィクサー」だよなあ。構図としては、水谷が、まず、いろいろとチケンに喋っておったところに、小沢んところのナイブで、お家騒動っていうか、足の引っ張り合いがあったんで、それで、隙間にできた「穴」に、チケン(+赤レンガ)が、釣り針を引っかけて、ガリガリとこじ開けていっておるわけだな。
だから、ワシに言わせりゃ、収支報告ショの記載がどうのこうのなんて、どうでもええハナシなんだ。「ジケン」、すなわち、「サンズイ」に持っていくには、「贈」を水谷功、「収」を小沢イチロー(=OZAWA ジム所)で立てるとだな、小沢のどういう「行為」が、ショクム権限と結びついてくるんだ? 小沢がヤッたことは、大蔵ショウから建設ショウに、ダム工事の予算を引っ張ってきたことだから、それと、水谷の小沢ジム所への献金は、「直」で繋がってこねえんだよなあ。水谷は、あくまで、鹿島、大成が元請けで取った工事の「下請け」に参入したかったわけだろ。でも、「下請け工事」のカイシャを選定するのは、「元請け」だからなあ。だから、そのあたりの指揮命令系統が、グジャグジャしてくるから、ジケンとしては、スジが、チョー悪いんだ。
「サンズイ」で持っていくには、単純収賄、受託収賄、あっせん収賄だと、公訴の時効(=5年)に引っかかってくるから、あとは、「1年以上の有期刑」である、「加重収賄」しかねえんだ。ただ、この加重収賄は、サンズイの中では、一番、立証が難しくて、公務員が、ワイロを受け取って、実際に、「不正なショクムを行使した」というところまで詰めんとだからな。だから、小沢まで持っていくには、「小沢イチロー自身」が、今度の水谷の下請け参入決定において、「直」で「天の声」を出しておったというところを、最低限、「水谷側の証言」として固めておかんとだが、それだけでは不十分で、そこから先、小沢が、「天の声」を発して、「具体的に、どう動いたのか?」というところを明るみにせなアカンわけやから、例えば、小沢が、鹿島や大成に声をかけて、「ぢゃあ、水谷んところを、下請けに入れてヤレよ。頼むで!」と、依頼したっていうウラを取らんとだからなあ。そもそも、小沢自身が、そんなところまで、いちいち、自分で動くんかいなあ。おそらく、自分んとこのジム所の、大久保とか、石川を、「名代」として、任せておったんぢゃないかなあ。そやから、コイツは、サンズイとしての立ケンは、事実上、無理なんだ。
で、あの宗像紀夫が弁護に立った、福島ケンを舞台にした「佐藤兄弟」のサンズイは、そこの「兄弟間の壁」ってところから、ムナカタが、「ふたりの共犯カンケイの有無」という根幹ブブンで、ガンガンとチケンに切り返していったんだからな。通常、ヤメ検の「実刑回避」のベンゴ手法としては、とにかく、「キソ事実を全て認めて、スミマセン」だったから、ムナカタってのは、そこからのコペルニクス的転換を図ったことになるんだよなあ。あとは、政治資金の収支報告ショに記載があったかどうかのレベルの「形式ハン」のところで、金庫番だった石川知裕あたりと遊んでりゃ、いいんだ(笑)。おそらく、小沢が事情聴取に応じりゃ、「ザイタク」で済ましてヤルってあたりで、手を打つんかいなあ。コイツは、「政治ジケン」なんで、対応はチケンというより、赤レンガだが、ま、小沢が「政局化」させる以前のレベルであって、そもそも、ジケンのスジが悪過ぎるんだ。この程度であれば、国怪を使うて、「三井環のオッサンのカード」を切るまでのハナシではないよなあ。
#この小沢の献金ギワクを巡る、平河の連中の攻撃も、「糞ミソ」のレベルの、ギャグとしか言いようがねえよなあ(笑)。「忙しいという割には、小沢は、囲碁をヤッておる」ってからかっておった、政調会チョーの石破のおやぢなんて、例の「MD導入」で、どれだけ、3ダイヤ側に便宜を図ってヤッたってんだよ。それ、すべて、「タダ」で、「手弁当」でヤッたって言うんかいよ? 一連の防衛ギゴクでも、あんな山田洋行ガラミのチンケな話に矮小化してしもうて、ギワクの「本丸」である、「MD導入アンケン」については、まるっきり、シカトだったぢゃないか! 勿論、小沢の献金ギワクについては、法と証拠に則って、公正に捌かれるべきだと思うが、自公政権下では、三井環のオッサンが刺そうとした、例の「加納人事」の件で、コイズミに「借り」を作ったんで、「腐れケンサツ&垢レンガ」は、そうした「巨悪による権力ハンザイ」を、見逃しマクってきたんだからな。MDリケンの中枢におった、あのQちゃんなんて、落選したところで、チョーのうのうとしとるぢゃないか! こんなバカな話があるかよ?
#そうか、岩手・小沢王国の胆沢ダムについては、鹿島東北シテンの、その60代半ばの「元営業ブチョー」が、談合の「仕切り役」だった、というのか。まあ、「さもありなん」っていうか、「そんなもんだろ」っていうことで、全く驚くに当たらんよなあ。だって、談合なんて、今に始まったハナシぢゃないからな。古く、太閤秀吉の時代に導入されたっていう「入札制度」のときからあったんだから、もう、ここまで来ると、リッパな「ニッポン文化」だよなあ。そういえば、キツネの目のおやぢも、『談合文化ロン』っていう本を出しておったぢゃないか。勿論、物事には、すべてにおいてメリット、デメリットがあるが、確かに、「談合行為」によって、事業単価がupしてしもうが、でも、その「輪」に入った企業には、まんべんなくエサにありつけて、「食いっぱぐれ」がないという側面もあるんだよな。特に、今、「デフレ不況」と言われておって、JALの倒産で大騒ぎしておる現況において、「安定雇用の確保」というブブンで、そういうところからも、冷静に見る視点があってもいいと思う。
ただ、談合に、このテの「仕切り屋」がいるなんてのは、「ジョーシキ」だからな。だから、かつて、60年代以降、大きなカネになる公共工事って言えば、道路、鉄道、ダムといった「大型土木」で、うち、「鹿島&大成」の「東西両横綱」は、常に、「談合の中心」におったなんて、ジケンを取材しておる人間が知らんかったら、ただの「モグリ」だからな。大成の木村平、鹿島の前田忠次、あと、飛島の植良祐政とかな。こういう「仕切り屋」が、談合で入札業者を調整して、田中角栄みたいに、ちゃんと、「メシの種」を引っ張ってくれる人物には、盆暮れに小遣いを渡して、センキョにもなれば、票をかき集めて、で、工事を持ってきた暁には、「手数料」として、「3%」を支払っておったんだから、こんなもんは、あの腐れケンサツの「ちょーかつ」と同様、既に「システム」が出来上がってるんだ。だから、飛島の植良なんてのは、角栄と超ズブズブで、受注する工事の談合がまとまると、植良は目白にスッ飛んで行って、「直」で角栄んところに、「3%」、それも、「端数」まできっちり渡しておったんだ。
だが、今回の胆沢ダムの件で、ワシがよう分からんのが、鹿島や大成の下請けに入った「水谷建設」の、「水谷功」とのカンケイだな。こんな下請けの水谷なんかが、ぬあんで、小沢のジム所にカネを持って行ったかなんだ。だから、小沢ジム所、鹿島、水谷の3者のカンケイが、どう繋がっておるか、なんだな。だから、水谷が、小沢んところのジム所に持って行った、計1億円かよ、コイツについては、たぶん、小沢んところは、領収書を切っておらんのだろうなあ。だから、「知らぬ、存ぜぬ」で、シラばっくれれば、それまでなんだよな。
で、そこで、水谷が、小沢んところにカネを持って行った理由の、ワシの仮説は、①水谷が、ダム工事の談合において、一定程度、もしくは、相当程度の「発言力」を持っていた。ひょっとしたら、「仕切り役」ですら、あった。②元請けである鹿島が、自分の手を汚さないため、「カネの運び役」を、水谷に押し付けていた━━なんだな。だって、ダム本体工事の「美味しいブブン」ってのは、鹿島と大成で分け合っておるんで、そんなに揉めるハナシではないと思うんだ。で、水谷功なんてのは、そういう「美味しいエサ」に、鼻が利くんで、わざわざ、三重のド田舎から、ココだけではないが、諸々のリケン話で、全国各地を飛び回っておったんだろ? だって、水谷なんて、そんな東北に「足場」があるっていうか、地に足が付いておるとは、到底、思えんからなあ。であれば、仮説①でのうて、②の方が説得力を持ってくると思うんだがなあ。だとすると、水谷んところが、強引に「下請け」に入り込もうとしたんで、鹿島が、「ホンマ、うるせいヤツだな。だったら、代わりにオマエが、小沢んところに、小遣いを持って行け!」って、指示されたんかいなあ。おクリは、どう思う?
#しかし、チケン(&赤レンガ)も、小沢の献金ギワクのソーサを、当初は、通常国怪の召集日(=1・18)にまで終わらすとかリークしておったのに、ここに来て、少し、先延ばししようとしとるみたいだな。ただ、そこらが、大幅にズレ込むとなると、「予算シンギ」とのカラミで、ややこしくなってくるからなあ。どういうことかと言うと、小沢が動けんとなると、「コクタイ」をヤルのが、おらんなるからな。もし、そうなった場合、緊急避難的に、鳩がヤルしかねえんだろうなあ。ちょうど、小渕が官邸におったとき、官房チョー官だった野中が、実質的にコクタイをやっておったようにな。ただ、ソーリが、直で動くとなると、「目立つ」ってのがそうだが、「最終ケッサイ者」だから、交渉事には必要な、「とりあえずは、持ち帰って、検討します」という時間稼ぎとかが、ヤリにくいんだな。本来であれば、女房役の平野が、ダンナ様の意を呈して、チョロチョロと動き回って、「絵」が描けりゃええんだが、見ての通りだからな(笑)。最終的には、「三井環のオッサン」という、「カード」があるんで、それを使えば、イッパツだが、コイツは、「ジョーカー」だからなあ。赤レンガが持っておる、あらゆる手札に勝てるが、しかし、「1回」しか使えんからなあ。しばらくは、「小沢聴取」を睨みつつ、神経戦が続くんだろうなあ。
#えっ、チケンは、今日(1・15)の夜になって、いきなり、石川知裕を政治資金規正法イハン(不記載)で、タイホかよ。ん、22時過ぎの、第1報だと、タイホ状を取って、取り調べを始めたってことか? コイツもまた、突然っていうか、「上」から、指示が降ってきたんだな。100%、ゲンバの判断ではない。当然、「樋渡アンケン」だろう。ま、もう、ハラを括るしかねえよなあ。チケンが身柄を取ると、「ヨンパチ」の送検作業がないんで、これから、1+20=21日間、小菅で寝泊りだろうなあ(笑)。チケンのリクツとしては、容疑を「否認」っていうか、曖昧な供述をしておったんで、「証拠インメツの恐れがある」ってところかあ。しかし、突然だよなあ。フツー、「前打ち」っていうか、もう少し、事前のリークで、煽るからなあ。赤レンガ的には、いきなり、大きな手でのアガリを狙ったんだなあ。しかし、通常は、「認めりゃ、ザイタク、それも略式で済ましてヤル」って、取引を持ちかけるからなあ。コイツは、三井環のオッサンに、衆参の法務イイン怪に出て貰うて、「チョーかつ徹底追及」以外にねえよなあ。
しかし、小沢は、本気で、徹底的に、赤レンガを潰しにイクしかねえよなあ。売られたケンカに、オイソレと、引っ込んでおったら、示しがつかねえからなあ。でも、チケンは、ぬあんで、こんなに焦りマクったんだろうなあ。「?」が多すぎるよなあ。どうせ、石川もふてくされて、もう、喋んねえだろうから、流れとしては、コレで打ち止めだろうなあ。あと、集中コーハン中の第1公設ヒショも、身柄を取るのかあ。でも、ムネムネが言っておったように、ココで身柄を取る必然性はねえよなあ。小沢も、別に幹事チョーを辞める必要は、ねえよなあ。ココは、カエルの面にションベンで、居座らんとだよなあ。
でも、あの石川ジム所の「金沢敬」の謀反は、高くついたなあ。水谷功の供述だけでは、隙にガリガリと釣り針を引っかけて、広げていった穴は、ここまで、大きくならんからなあ。小沢も、角栄同様、カネにキレイだとは、誰も思っておらんが(笑)、大局的に見て、「民意」は、先の総センキョで、「政権交代」をセンタクしたわけだから、それは尊重すべきだと思うなあ。だって、まだ、政権発足から、半年も経っておらんのだからな。どうせ、石川も大久保も、根幹ブブンは、喋るわけねえから、ジケンは、これ以上、伸びようがねえからなあ。まずは、小沢に対する事情聴取をどうするかと、あと、通常国怪でのコクタイだろうなあ。ま、モノは考えようで、参院センキョの直前でのうて、よかったぢゃないか。やっぱ、こういう事態となると、法務ダイジンに自分の息のかかったのを就けておらんかったツケが、出てるよなあ。小沢とツーカーの人間を赤レンガのトップに放り込んでおけば、また、全然、違う展開になっておったからなあ。あの千葉景子ぢゃあ、「シキケン発動って、何ですか?」って、真顔でシツモンしてきそうだからなあ(笑)
#「上」の続きで言うと、今度のチケンのタイホ容疑は、「政治資金規正法イハン(不記載)」、つまり、「形式ハン」だから、本来、報告ショに書くべき事項を、「書き漏らしておった」ってことだから、それ自体も、否認もヘチマもねえよあなあ。「別に、悪意があって、書き漏らしたんでは、ないんです」って言っておけば、いいわけだからな。チケン的には、「ぢゃあ、そのン億円は、どこから、引っ張ってきたんだ!」ってことになるんだろうが、「そんなもん、小沢センセイの箪笥預金なのかどうか、私ら、小間使いが、そこまで知るわけがないぢゃないですか」で、オシマイだからなあ。どうせ、最高刑で禁固5年、もしくは、罰金100萬円だろ。正式キソでも、どうせ、執行猶予が付くんだから、こんなもん、ヤクザの懲役と同じで、「塀の中に入って、務めてをヤッて、親分を守って、ハクが付く」っていう世界だからな(笑)。モノは考えようで、三宅坂の辻元清美みたいなおねえちゃんの身柄を取って、ガンガンと叩いたら、「いくらなんでも、それは可哀想だろう」って思うが、小沢イチローの手足を塀の中に放り込んだところで、「アイツら、政治ヤクザで、さんざん甘い汁を吸って、それぐらいの悪事をヤッてきてんだから、しょうがねえだろ!」ってカンジだよなあ。あの石川にしても、大久保にしても、たかが、20日間、豚箱に放り込まれたぐらいで、「懲りる」とは、到底、思えんよなあ。
#で、小沢献金ギワクでの、元ヒショらタイホの「政局対応」で思ったんだが、まあ、この程度で、「幹事チョー辞任」というほどのもんではないなあ、と思ったのは、ちょうど、16年前かあ、政権交代して、細川非自民連立ナイカクんとき、同じように、当時、下野しておった平河町が、細川護煕の東京佐川急便からの献金(借り入れ?)ギワクを徹底追及しておって、年度末の通常国怪の予算イイン怪で、自民党からギュウギュウに、ヤラれておったんだが、「まあ、あの程度なら、切り抜けれるだろう」と思っておったのが、あにはからんや、細川は、突然、ソーリ大臣のポストを、わずか、就任8ヶ月で放り投げてしもうたからなあ。見た目には、確かに、「セキニンを取った」、「カッコイイ」とも見えたが、アソコで細川が、放り出してしもうたのが、「全て」だったからなあ。アソコで、もう少し、細川が踏ん張っておれば、「自社さ」ってのはなかったし、また、その後の永田町の政局でも、健全な「政権交代」ってのが、定着しておったんだろうと思っておるんでなあ。だって、今回は、まだ、政権交代から、半年も経っておらんからなあ。最大のミソは「そこ」なんだな。
で、小沢絡みのカネで、これまで出ておるうち、ワシ的にモンダイだと思うのは、むしろ、新生党、自由党解党時の党予算のネコババの方だなあ。ってのは、アソコには、ワシらの血税も一部で流れ込んでおるんだからなあ。あの「政党助成金」ってのは、細川ナイカクんときに成立した、小センキョ区制導入を柱とする「政治カイカク法案」の中に、セットで入っておったんだよな。つまり、「企業からのヒモ付き献金が、政治を歪める」ってことで、「だったら、私たちの税金で、負担しませう」ってことで導入されたんだからな。だから、水谷功が持って行ったっていうカネとは、「色」が全然、違うんだ。ワシに言わせりゃ、今度の政治資金規正法イハンのタイホなんて、立ちションベンを引っかけられたようなもんで、どうでもええハナシなんだ。そっちの小沢ダム絡みの方でのうて、「政党助成金」っていう、こうしたワシらの血税を、もし、小沢が、最終的に、自分の手元に溜め込んでおったとしたら、それは、有権者に対する、許しがたい背信行為だよなあ。
#それで、小沢の元ヒショの石川知裕は、「その土地を買うた4億円の出所」について、チケンの調べに、「親父の佐重喜の遺産だと思う」と、喋っておるというのかあ。なかなか、旨いリクツだな。どうせ、小沢は、億単位のカネの溜まりなんて、いくらでもあるんだろうから、あまり、ややこしくなさそうなところを、適当に喋っておけばいいんだろうなあ。コイツは、石川の野郎、身を挺して、親分を守り切った日には、晴れて、「小沢組本家」の「直参昇格」だよなあ。30代の直参なんて、あの菱本家だって、おらんからなあ。コレは、小沢も、ナンボか、石川に功労金を出してやらんとだよなあ。で、鳩は、今日(1・16)、「小沢イチローの身の潔白を信じておる」と、続投OKの了解かあ。ワシは、「限りなく黒に近い灰色」だと思うが(笑)、ま、しゃあねえよなあ。今は、清濁合わせ呑んで、自分の鼻を洗濯バサミで摘まみつつ、とりあえずは、「支持」するしかねえんだろうなあ。
#おっ、今日(1・16)あった、小沢んところの党大怪で、ムネムネが「ケンサツが正義と思ったら、大間違い。間違ったケンリョクとは、断固、闘うべし」かあ。いやあ、全くもってその通りだよなあ。ったく、「チョーかつ」(=調査活動費)っていう名の、ワシらの血税を原資とするURAGANEにタカりまくっておるくせに、ぬあにが、「正義」だよなあ。連中なんて、蛆虫以下だからなあ。蛆虫だって、肥溜の中で、ハエに成長しようという意思を持っておるが、連中は「公訴ケン」を独占しておって、「刑事サイバンにかけれるのは、ワシらしかおらんのや!」って、驕り高ぶっておるだけだからなあ。最近は、「国策ソーサ」が流行りコトバになってしもうたが、もっと、ココはもっと、ダイレクトにだな、「検察ファッショ」そのものぢゃないか! あの樋渡のジジイに、「狂暴罪」でも適用して、身柄を取ってだな、小菅の塀の中に放り込めってんだ。垢レンガの「人事」を動かさなアカンて、人事を! 樋渡のクビに鈴をつけてだな、人事を弄繰り回さんと、アカンて!
#ほいで、明後日(=1・18)の朝、未決勾留を差し引いた「1年3ヶ月」の刑期を務めて上げて、三井環のオッサンが、静岡のムショを満期出所するのに合わせて、この前、面会したときに約束しておいた、ワシの『日本の裏金(下) 検察・警察編』(第三書館、424頁、1600円+税)を、オッサンんところに郵送した。っていうのは、オッサンが、静岡のムショで仲良くなった受刑者と、いろいろと気脈が通じるところがあって、このワシの本のことを言ったら、「ぜひ、読みたい」ってことになったんだそうだ。で、オッサンが、「古川というのに連絡を取って、本を送れと言えば、送るだろう」ってことで、その受刑者が、ワシんところに手紙を書こうとしたんだが、お互い、全く面識がないのに、その受刑者は、ワシんところに手紙を出すにあたって、ワシのことを「知人」と、まあ、「虚偽申告」を看守にしてしもうたんだな。それは、ムショ内では、「ぺナルティー」の対象になるってことで、いろいろとひと悶着あったんだそうだ。
で、ワシが、前に三井環のオッサンと面会した際、「そんなややこしいことをせんでも、私の本は、市場に流通しておるんで、その人の家族なり、知り合いにでも頼んで、近くの本屋で注文するなり、アマゾンでも使って購入すれば、すぐ入手できるし、そうすれば、面倒がなくて、済むでしょうに」ということを言ったんだ。そしたら、オッサン曰く、「そういうことができる環境におるんだったら、ワシは、彼にそんなことを勧めておらんワ」っていうんだな。前にも書いたが、そうしたことも含めて、ムショの酷い実態を、文章とかでもって、外に向かって発信できるような人間は、中にはほとんどおらん、ということと、裏表なんだが、それで、ワシは、「わかりました」ってことで、その静岡のムショでの知り会うた、そのオッサンのポン友宛てに、自分の本を贈ろうと思ったんだ。ワシが、この商売を続けておる理由として、やはり、「活字の持つ力」というのを、信じておるからだと思う。聖書にもあるように、「初めに、コトバありき」なんだ。ワシは、生きた人間の、血の通ったコトバこそ、この社会を変革し、人類に希望を与えていくことで、未来を切り開いていくものだと、信じておる。だから、「書く」のだ。
#ワシ、不覚にも、今、やっと気づいたんだが、今度、摘発された小沢ジム所のジケンで取り沙汰されておる、水谷功(水谷建設)、西松建設のURAGANE捻出ギワクの「キーパーソン」ってのは、永田町では知らんのはおらんっていう、「白川司郎」なんだな。去年(09年)、西松建設のジケンがハジけたとき、この白川の経営するカイシャにも、チケンのガサ入れが入ってるんだな。この白川ってのは、大学卒業後、日立に入社するも、3年で退職し、その後、いろんなリケン話にクビを突っ込んでおったんだが、かつては、三塚博の公設か、私設か分からんが、ヒショをやっておって、元々、「清和会」のラインに食い込んでおったんだな。そのへんの繋がりだろうなあ、あのカメイモンとも超ズブズブで(笑)、かつては、カメイモンのマスコミ操縦も担当しておったってんだよな。
で、この白川司郎と、水谷功(水谷建設)の繋がりでいうとだな、白川は、92年に「日安建設」を立ち上げ、福島ケン知事をヤッておった「佐藤栄佐久・兄弟」の地元である、東電の福島第2原発の残土処理事業にも、クビを突っ込んでおったんだな。その福島の「佐藤ダム」の建設工事は、「前田建設工業&水谷建設」のコンビが、「元請け&下請け」で落札しておるんだが、原発事業の方でも、この「前田&水谷コンビ」が受注し、この下請けの水谷んところと、ギョームの請負契約しておったのが、白川んところの「日安建設」だったてんだよな。だから、水谷ってのは、全国のいろんな公共工事に顔の広い、この「白川司郎」との繋がりがあったからこそ、ガンガンと食い込めたってんだよな。つまり、「白川司郎あっての、水谷功」ってわけだ。
それでいうとだな、この白川のリケンのラインは、三塚博、で、三塚が、サメに跡目を奪われて、失脚した後は、カメイモンと超ズブズブで、ざっくりという物言いをすれば、「金丸・竹下」という経世会系でのうて、旧福田派をベースとする「清和会」のルートで、エサを漁っておったようなんだ。こうした永田町における「仕切り屋」っていうか、「フィクサー」としては、チョー有名で、この白川の名前を知らんようでは、「モグリ」だってんだよな(笑)