三井環(元大阪高検公安部長)氏の「口封じ逮捕事件」に対する上告棄却決定を弾劾する(承前) |
#ほいで、今日(1・6)、静岡のムショに行って、三井環のオッサンと会うてきた(笑)。この「1・17」が満期で、出所まで、いよいよ、カウントダウンに入ろうとしておることもあって、やたら元気だったな。以下、サツ回りの夜回り復命書(or政治ブの政治家オフレコメモ)の、「Q&A」のスタイルで、そのやりとりをupする。
Q:あー、どうも、相変わらず、顔色がいいぢゃないですか。調子は、どうですか?
A:ここに来て、よかったのは、健康が回復したこと。夜の9時過ぎには寝て、朝の7時前くらいまで、たっぷり10時間近く、よく寝れる。最初の1ヶ月くらいは、酒が飲めんこととも合わせて、慣れんかったが、慣れたら、よくなった。あのまま、シャバにおったら、アカンかったな(笑)
Q:いやー、健康を回復したのは、本当によかったですよ。出所は、1月18日ですよね。(在阪のフリーのブンヤの)今西(憲之)が、出迎えに来るそうですね。
A:1月18日は、朝の8時半ぐらいには、ここを出れると思う。それから、今西と神戸の方へ帰る。ここでの作業も、明日(=1・7)まで。明後日以降は、所内の別のところで、出所前研修みたいなことをやるようだ。
Q:ところで、シャバに出たら、どうするんですか?
A:それで、今、ワシんところに話があって、東京におる、ある公認会計士なんだが、その人の引きで、「無料法律相談」をやる。その人は、検察にヤラれて、半年ほど、ムショに入っておったらしい。
Q:確か、国策捜査でヤラれたとかいうことで、本を書いておった公認会計士がいましたよね。その人ですか?
A: いや、違う。別の人や。ただ、ワシと同様、検察に、恨みを持っておる(笑)。場所が、東京なんで、神戸からは通えんから、しばらく、東京に滞在することになると思う。いつぐらいになるのか、3月ぐらいからだろうかなあ。それともリンクさせつつ、いろんなところにも配った、古川んところにも行ってると思うが、あの「法務省改革」を徹底的にやる。これについては、鈴木宗男、村上正邦が全面的に応援してくれる。
Q:検察に恨みを持ってる人間が、結集するわけですね(笑)
A:そうや(笑)。こういうのは、右も左も関係ない。鈴木邦男や、魚住昭、鳥越俊太郎、JR東労組といった、いろんなところに声をかけ、勉強会、シンポジウムを大々的にやる。右も左も関係ない。「検察改革」という一点でやる。
Q:そういえば、前回、私が去年(09年)の9月のアタマに、三井さんに面会した際、「10月中旬くらいには、仮釈放があるかもしれない」ということを言ってましたよね。かなり、自信を持っていたようなんですが、何か、根拠でもあったんですか?
A: 仮釈放は、法務省筋の横槍で、一度、ポシャッたんだが、その後、髪の毛を伸ばしてもOKになった。それと、政権交代があったんで、期待も含め、そう考えていたんだが。しかし、その後、仮釈放が完全にないのがわかった。そんなもんは、中にいれば、分かる。「9月4日」だ。だから、(仮釈放の闇取引の実態などを暴露した)一連の法務省改革案を書いて、いろんなところに配ったんだ。
Q:あー、私が三井さんに面会したのが、「9月2日」だ。すぐ、そのやりとりを、その日のうちに、私のブログでUPしてるんで、赤レンガの連中も、見てんだ。相当、ヒマなんだな。で、シャバに出たら、三井さん、再審請求とか、するでしょ?
A:渡真利(忠光)の居場所というか、現住所が分かった。ワシの弁護人も知ってる。渡真利が喋れば、イッパツだ。ヤツに貸し付けてるカネも、返してもらうておらんしな。まだ、100万円ぐらいは残っておる。あと、弁護士資格は、恩赦とかがあれば、すぐ、復権できる。手続き的にも、そういうのがあるようで、5年以内にはできるようなんだが、今更、法廷に立つのも、シンドイわ(笑)。ただ、今回、ムショの中に入ってみて、初めて知ったが、刑務所の実態は、それと関わっている法務省の本体とも合わせて、ひどい。ただ、中におった人間で、それを声に出して言えるのは、ほんの一握りだ。例えば、それを小説みたいな形でも、表現できる人間というのは、本当に少ない。しかし、ワシのムショでの1年3ヶ月というのは、長い。長すぎる。
Q:(この1年3ヶ月は)決して短くはないが、でも、ムショに入って、初めて見えたことがあったというのは、大きな収穫だったと思う。かつて、ムショに送り込んでいた側の人間が、逆に、そこに放り込まれておるってのは、三井さんと、あと、モリカズぐらいのもんですからね。それと、前、三井さんが言ってた、私の書いた、三井さんの本(=『日本の裏金(下) 検察・警察編』)を読みたがっていたという、ムショ仲間に本を送って欲しいという件、私、その人の名前が分からないんで、出所する頃に、神戸の自宅に送るんで、三井さんの方から、その人んところに、送って下さいよ。
A:おう。あと、歯ブラシを差し入れておいてくれ、頼むワ。売店で買えるんで。
Q:了解。
#「上」の続きで、それで言うとだな、来る通常国怪の動きと合わせて、東京チケンによる、小沢献金モンダイのソーサが本格化しそうなんだな。だから、この小沢の献金モンダイなんてのは、モロ、「政治ジケン」なんだから、どこまで膨らますのか、それとも縮めるかなんてのは、コクタイそのものだからなあ。だとすると、小沢にしてみるとだな、ムネムネ経由で、今度の三井環のオッサンがブチ上げた、「赤レンガ改革モンダイ」に、手を突っ込んで、衆参の法務イイン怪での、三井環のオッサンに対する「証人喚問」をヤッてもええんだな。本人は、国怪で、諸々、洗いざらい喋りたくて、しょうがねえんだからなあ(笑)
#今日(1・7)発売の『創』(10年2月号)に載っておった三井環のオッサンの手記は、前回に引き続き、「上」で話題になっておった「法務省カイカク」について、熱くブチ上げておるなあ。しかし、この「仮釈放騒動」が、なけりゃ、オッサンは、高知チケン時代の独自捜査の思い出話も、既に、「字」にしておったんだが、去年(09年)の9月以降、その「仮釈放」の可能性が、完全に「ゼロ」になった時点で、超ブチ切れて、さらに、「赤レンガ批判」に、ボルテージが高まってしもうたからなあ。その手記の中で、「ムショの検閲をくぐり抜けて、当局を厳しく批判する内容を、手紙の形で原稿に託すのは、物凄いプレッシャーだった」と書いておったが、アレだけ書いておいて、よく、そんなことを言ってるよなあ。つくづく、オッサンも、懲りてねえよなあ(笑)
でも、ムショの面会で、ワシとオッサンなんか、もっと、無茶苦茶、カゲキなこと言い合って、時には、いいオトナが仕切りガラス越しに、口から泡を飛ばして、ケンカ腰で大口論しておるのを、オッサンの隣で、そのやりとりをノートに書き留めておった係官は、「唖然」とした表情で見つめておったからなあ。双方、「検閲」があっても、全然、「自主規制」しとらんのだよなあ。困ったもんだ。確かに、この1年3ヶ月、大変ではあったが、でも、超オモロかったよなあ。静岡には、春、夏、冬と、3回も足を運んだ。こういう刺激があると、人生は、本当に楽しいと思う。「生きる」に値すると思う。で、『創』の連載は、今回で「最終回」と出ておらんかったということは、ムショを出てからも、まだ、続くってことなんだろうなあ。
#そうか、大蔵ダイジンを辞任した藤井裕久のオッサンは、今日(1・7)、「私の心情」と題する文章を記した「紙」を配ったのか。ただ、よくよく、考えてみるとだな、今度の総センキョを機に、民主大勝に伴うセーケン交代の引き金になったのは、去年(09年)のGW明けだったかな、「小沢イチローは、代表を辞任すべきだ」の発言だったからなあ。あの一言で、「政局」が動き始めたからなあ。もし、アレがなかったら、「投首・小沢」で総センキョに突入しておったハズだから、場合によっては、「自公セーケン維持」の可能性すら、あったんだよなあ。
そもそも、藤井のオッサン本人は、前回、05年の総センキョでは、「小」で落選してギセキを失い、「引退表明」しておったんだからなあ(笑)。それが、同じ「南関東ブロック」だった長浜博行の、「参転出」に伴って、「繰上げ当選」になってしもたんだからなあ。で、今回も、当初、「引退表明」しておったのに、公示直前に、どういうわけか、「比例名簿」の下の方に名前が載って、アレだけ大勝してしもうたんで、また、議員バッジを付けてしもうたわけだからなあ。まあ、本当にビョーキだったかどうかは、よう分からんが、しかし、彼が、今度の「セイケン交代」の「捨石」っていうか、「ツボ」だったのは、間違いないよなあ。でも、もう、ヤルだけのことはヤッたんだから、今後は「ご意見番」として、少し、のんびりすればいいと思うなあ。今度の「ダイジン就任」も、そもそも、「想定外」だったと思うしなあ。「今後は、若い世代に託す」ってことで、ある意味、いい「引き際」だったとは思う。ワシ、一個人としては、「どうも、お疲れ様でした」って言いたいよなあ。
#で、小沢イチローに対する政治資金ギワクで、07年の春に、陸山会から小沢本人に出金された「4億円の使途」について、ウジャウジャと言っておるようだが、そんなもん、「参院センキョ」に決まっとるやないか! だから、途中に「土地購入」をかませたのは、カネの流れを、グジャグジャさせることによる「ロンダリング効果」と、あと、土地を間に挟めば、「利ざや」も稼げるだろ。そんなもん、「手足」となる地方ギインや地域のボスへの買収や供応に、カネなんて、ナンボあっても足りんからな。あんな4億円なんて、全体から見れば、どうせ、「一部」で、センキョではもっと使うておると思うな。チケンが、ナンボ、小沢を呼び出して、その「4億円の使途」を追及したところで、「領収書」なんて、取ってるわけねえんだから、「知らぬ、存ぜぬ」で、カエルの顔にションベンや(笑)
ただ、それを言うてしもうたら、去年(09年)の総センキョの2日後の「9・1」に、河村建夫名で受け取った官房キミツ費の「2億5千萬円」を、「ぢゃあ、いったい、何に使ったんだ?」ってことになるわなあ。永田町の「官邸城」を明け渡さなアカンってことで、皆で山分けしたんか、銀行とかから、これまでのセンキョ資金とかを、借り入れておった可能性もあるんで、その返済に充てたんかいなあ。まあ、久しぶりに、春の通常国怪の予算イイン怪で、ココは、小沢んところと谷垣んところで、「泥仕合」を徹底的にヤレば、いいぢゃないか!
#カメイモンんところは、その結党の出発点は、コイズミによる「郵政民営化阻止」だったんだから、「再国有化」のメドがつけば、ある意味、「レゾン・デートル」の消失を意味するんだろうなあ。で、小沢んところが、夏の参院センキョで、「過半数」を制した暁には、「三宅坂の雇われマダムを、家の外に追い出して、好き勝手ヤラかすんだろう」って、皆、思ってるからなあ。かといって、有権者的には、「自公」は、当分、お灸をすえさせなアカンわけやし、代々木が、「家の中」に入るという選択肢はないんだから、「キャスティング・ボート」を握る、「第3極」がねえと、政局がオモロくなんねえんだよなあ。ズバリ、「新党結成」だと思う。
ただ、こういうのは「鮮度」が大事なんで、タイミングとしては、当初予算が仕上がった後ぐらい、春先から、GW前後までだろうなあ。それには、ある程度のアタマ数を揃えて、「掲げる旗」だろうなあ。センスのいいブレーンを抱き込んで、有権者の琴線に触れる「結党宣言」を準備することと、グーッとくる候補者を集めんとだろうなあ。カメイモンんところに、田中のヤッチャン、さらに平沼赳夫といった無所属組だけだと、意外性がねえよなあ。あと、タフは、仮に、福岡県センキョ区で立てた場合だと、ちゃんと、県内の「票」を集めれるのか? 比例だと、手垢が付き過ぎておるよなあ。まあ、ワシの思いつきなんだが、アノ人(=KOIZUMI)を、引っ張り出したら、超オモロイと思うよなあ。ただ、「郵政民営化」が、最大かつ致命的なネックだよなあ。
#今日(1・9)の昼前くらいから、各紙の電子版で速報がupされておったが、鳥取ケンの県立高校で、学費を滞納しておった女子高生に、本来は禁止されておるバイトを許可しておいて、学費とは別口で、修学旅行とかの積立金を徴収するため、本人のゆうちょの通帳、キャッシュカード、印鑑を取り上げて、バイト料が振り込まれたら、教員が郵便局まで同行して、暗証番号を知っておる本人にカネを引き出させて、取り立てておったということだが、いくらなんでも、「そこまで、ヤルか?」というハナシだよなあ。ワシが高校生の頃とか、ウチなんかは、全然、裕福ではなく、せいぜい、「中の下」ぐらいだったとは思うが、それでも、周りを含めて、「学費が払えんので退学する」なんていうハナシは、聞いたことがなかったからなあ。こうした「貧困」を生み出した最大要因は、全くもって、「政治の貧困」にあるということは、疑いの余地がない。特に、この「自公体制=失われた10年」で、ニッポンっていう国は、ここまで「底」が抜けてしもうたんだよなあ。これからは、こうして連中が食い散らかした「残飯整理」が、いかに大変かだよなあ。その意味では、「上」で、余りにも安直に、「コイズミ再登場」などと口走ってしもうた、己の不明と未熟さを、ただただ、恥じるばかりだ。
#紙のバクダン・電子版の「1・10」のam1:10でupされておった、三井環のオッサンが、「保釈準備の専用施設に移動、カウントダウンへ」と書いておったが、筆者は、99・999%の確率で、在阪のフリーのブンヤの今西憲之だろう。出所の日(=1・18) も、今西が出迎えに行くとのことなんだが、それまでに、一度、今西も面会に行くということだったんで、そこらあたりのところで、調整しておったんだ。1ヶ月あたり、面会の回数に制限があるからな。ただ、ここで、「保釈」ってのは、タイホされ、キソされた「ヒコク人」が、拘置所からの身柄拘束を解かれることを言うんであって、刑期を終えて、ムショからシャバに出るのは、「(満期)出所」だからなあ。こんな基本的な用語を間違うておるようでは、垢レンガの連中に、「アイツら、何も、分かっておらんな」って、バカにされるだけだからな。「釈放」、「勾留停止」、「保釈」、「刑の執行停止」、「仮釈放(仮出獄)」と、いずれも、当局からの「身柄拘束の状態」から解かれる行為を指すが、それぞれに違うからなあ。自由国民社の『口語 刑法』、『口語 刑事訴訟法』を、きちんと読んで、整理せなアカンて。こんなもん、あのチャラチャラした格好をしておる、お台場テレビのフィールドキャスターのおねえちゃんですら、わかりそうなもんだからなあ。
#『月刊文春』最新号(10年2月号)で、フリーのブンヤの田村建雄が、小沢の献金ギワクについて、「字」にしておったが、ワシ、恥ずかしくて、無知にも、コレで初めて知ったんだが、コイツは、小沢の元金庫番・石川知裕の私設ヒショをしておったという、「金沢敬」とかいうのが、いわば、身内を「刺す」カタチで、ナイブ告発しておるんだなあ。要するに、「石川ジム所」における、「お家騒動」っていうか、ゴタゴタだよなあ。この前、小沢が、『票田のトラクター』のモデルにもなった、かつての右腕である「高橋嘉信」に刺されたのと、クリソツぢゃないか。こんなもん、「身から出た錆」だろうが。あんなディープなハナシなんてのは、通常、オモテには出てこんからなあ。最終的に、こんなふうに「世間をお騒がせした」のは、小沢の「監督不行き届き」以外にねえだろうが。どうして、この金沢ってのを、宥めて、ちゃんと、小遣いも渡してだな、「口封じ」できんかったんだ? そうやって、隙があるから、足元をすくわれるんだ。こんな「内輪もめの大ゲンカ」なんて、庇い切れるかよ。チケンでのうても、ウラ社怪に巣食う連中は、「カネ」になるから、その隙から釣り針をガリガリと入れてだな、穴をほじくってイクに決まってるだろうが。
#そうか、藤井裕久のオッサンが、大蔵ダイジンを、ビョーキの名目で辞任したのは、フリーのブンヤの松田賢弥が、『月刊文春』の10年1月号で「字」にしておった、小沢が自由党の党首時代の02年に、当時、幹事チョーだった藤井のオッサンが、「ソシキ活動費」の名目で、約15億円を引っ張り出しておったこともあったんだろうなあ。要するにだな、この「ソシキ活動費」ってのは、「党のキミツ費」や。こんなもんは、谷垣んところだってあるんだからな。「政治活動費」とか、「セーサク活動費」とか、ナントカ活動費みたいな項目で、まあ、適当な名目にしておるが、要は、「領収書」の要らん、URAGAENや(笑)。ただ、党の場合、ナンバー2の「幹事チョー」が、金庫番になって、そのキミツ費の決裁権者になるんで、どこもそうだが、「幹事チョー名」で、まとめて領収書を書いて、「そこから、先の使途」については、領収書を取らんしくみなんだ。それは、官房キミツ費も同じだな。
こうした、オフィシャルなURAGANEってのは、例えば、腐れ検察のチョーかつ(=調査活動費)であれば、ソシキのトップであるチケンの検事正が、毎月、赤レンガから支給される分について、まとめて受取人として、領収書を書くんだ。同様に、ソーサ費における県警本部チョーも同様だな。これを会計の用語で、「取扱セキニン者」っていうんだが、こうしたオフィシャルなURAGANEってのは、まあ、慣行だよなあ、「この取扱セキニン者の領収書だけで、OK」ってことで、会計ケンサ院も、クビを縦に振ってるんだな。だから、同じことを、平河町のキミツ費にあたる、セーサク活動費かな、政治活動費かな、調べてみりゃ、歴代幹事チョーの、タフだの、アベだのの名義で、それこそ、億単位の領収書が出てくるからな(笑)
ただ、藤井のオッサンの場合は、「大蔵ダイジン」という、チョー重要閣僚で、これから通常国怪で、新年度の当初予算アンのセキニン者になるから、コレを谷垣んところから、予算イイン怪で徹底的にヤラれてしもうたら、審議は空転するし、そこで「辞任に追い込まれた」ということとなると、「ナイカクの求心力の低下」に繋がるんで、ココは、先に手を打ったということだろうなあ。まあ、先に、自分からクビを差し出したわけだなあ。それも含めて、諸々、うまい引き際だったと思う。藤井のオッサンは、ワシに言っておったな。「幹事チョーなんてのは、党のカネを一手に握るんだから、長いこと、そのポストにおると、腐敗するんだ。私も、小沢さんが自由党で投手のとき、女房役として、幹事チョーでおったが、それでも長かったと思う。周りを見てみろ。私より、幹事チョーで長いのは、あの冬柴ぐらいのもんだろ」ってな(笑)。それより、これからの国怪シンギで、後任の菅直人は、大丈夫だろうな。オンナは、あの「戸野本優子」で懲りてるハズだからなあ。もし、万が一、「第2の戸野本」なんて出てきた日には、吉祥寺で留守を預かっておる嫁ハン同様、ワシも庇い切れんからなあ。
#おっ、今日(1・13)の夕方、チケンが、陸山会に、鹿島の本シャに、突如、ガサ入れを敢行かあ。「チケン(+赤レンガ)vs小沢イチロー」の全面バトルに発展するんかいなあ。ジャンジャンと脅し上げておるよなあ。小沢が、「事情聴取はNG」っていうから、チケン的には「何、エラそうに抜かしてやがるんだ」ってところだよなあ。傍目には、ホンマ、思いつきでヤッとるとしか、思えんよなあ。このテのサンズイのソーサの鉄則は、「ガサ入れ先行」だからな。「何を、今頃?」ってところだよなあ。まあ、「1・18」の、三井環のオッサンの出所と、通常国怪の召集と合わせて、波乱含みの展開の可能性も、だなあ。
しかし、小沢は、ぬあんで、法務ダイジンを、元社会党の千葉景子なんかにしておったんだろうなあ。法務ダイジンこそ、最大の「カクリョウ人事のミソ」だったのになあ。小沢も、甘く見ておったんだろうなあ。ぬあんで、山岡賢次あたりを据えておかんかったんだろうなあ。しかし、そうすると、「シキケン発動か?!」で、いろいろと書かれるからなあ。とにかく、石川知裕は、キソするのか? するとしたら、いつになるんだろうなあ。まだ、しばらく、ゴタゴタしそうだよなあ。
でも、小沢は、ぬあんで、赤レンガの「人事」をいじくり回さねえんだ? 本当にバカだな。役人にとって、人事をいじらん政治家なんて、怖くも何ともねえってのは、小沢が一番、よく知っておるだろうが! 宮沢ナイカクで、法務ダイジンに就任したときの後藤田正晴の爺さんの第一声は、「ところで、吉永君は、今、どこにおるんだ?」だったからなあ。当時、大阪コー検の検事チョーで、「お勤めご苦労さん」状態だった吉永祐介を、「次期総チョー」ってことで、東京コー検の検事チョーに「1本吊り」したんだからなあ。あの千葉のオバハンなんか、そんな赤レンガの人事の「機微」なんて、分かるわけねえんだから、どうして、「人事の動かせるニンゲン」を、法務ダイジンに据えんかったんだよ。石川ジム所のお家騒動といい、隙だらけっていうか、「常在戦場」のキンチョー感がねえんだよなあ。田中角栄が、草葉の陰で涙を流しておるからな! 角栄は、本気で、全力で赤レンガを潰しに行ったからなあ。それで、チケンは、ロッキード以降、「休眠状態」に入って、その後、あのリクルートまで、マトモな政界汚職を摘発できんかったからなあ。だから、立花隆なんて、角栄のおかげで、さんざん、長いこと、メシの種にありつけたんだからなあ。えっ、国交ダイジンの前原は、「チケンのハンダンを、尊重したい」かあ(笑)。腹の底では、間違いなく、「小沢の野郎、ザマーミロ!」って思ってるよなあ。
#おっ、それで、今、世間をお騒がせしておる、小沢イチローの金庫番だった石川知裕の元私設ヒショの、ネット上の速報では「顔伏せ」になっておるが、こんなもん、誰が見ても、「金沢敬」しかおらんが、今日(1・14)、北海道から、わざわざ、東京の平河町まで足を延ばして、谷垣んところで、「去年3月の西松ジケンの際、石川の指示で証拠書類をインメツしたが、それは、どうも小沢センセイの指示だったようだ」と喋っておるのか(笑)。そもそも、この石川ジム所における、「石川vs金沢」の確執の出発点ってのは、いったい、何だったんだろうなあ。もちろん、ソリが合わんかったってのもあるんだろうが、地元でのリケン話を巡るイザコザもあったんかもしれんよなあ。あと、小沢が、石川ばっかり、猫可愛がりするもんだから、そうしたやっかみもあったんかもしれんなあ。所詮、皆、元々は、小沢の「ヒショ軍団」だろ。「小沢イチロー」という「代紋」を使い倒して、さんざん、甘い汁を吸ってきた連中だからなあ。もう、ココまで来ると、身内同士の「刺し合い」、「泥試合」だよなあ。まさに、「親分の不徳の致すところ」としか、言いようがねえよなあ。
ただ、谷垣んところも、北海道から、はるばる呼んで、喋って貰うておるんだから、当然、幹事チョーの大島理森に指示して、アソコは名目は、何になるんだ、党の「セーサク活動費」かあ、要するに、「党のキミツ費」から、チョット、大目に「足代」を出しておるだろうなあ。実費の交通費はともかく、別途、上乗せする分ってのは、本人から「領収書」を取らんからなあ。受取人は、幹事チョーである「大島」の名前にしておくんだ。だから、オモテ向きには、そのテのオフィシャルなURAGANEってのは、会計書類上は、幹事チョーが、全部、「ネコババ」したカタチになっておるんだよな。ま、小沢んところも、同じだ。
#しかし、カイシャを潰すことが決まって、JALの株が紙くず同然になったってことで、叩き合いによる売り抜けが、スゴイんだな。7円から10円の間を上下した今日(1・14)は、出来高が10億株超かあ。こういう潰れかかったカイシャってのは、今度のJALに限らんが、ハイエナっていうか、ハゲタカ連中のいいエサになってんだな。もう、「原資」は、「陛下の金塊ファンド=M資金」を引っ張ってくることで、ウラでハナシをつけておるんだから、あとは、オモチャのように適当にいじくり回して、そのオコボレに、どれだけタカるかだよなあ。たぶん、カメイモンとかも、引っ張ってそうだよなあ(笑)。だとすると、ウラ社怪の連中も、虎視眈々と、いろんなところから食らいついていってるだろうなあ。