三井環(元大阪高検公安部長)氏の「口封じ逮捕事件」に対する上告棄却決定を弾劾する(承前) |
#で、その「官房キミツ費」の予算執行ってのも、通常の手続きを逸脱した、かなり、「異常」なもんだから、平野博文に代わって、ワシが解説してやるとだな、正式名称は「ナイカク官房報償費」といって、戦前は「キミツ費」と称されておったんだな。キミツ費は、このナイカクの他に、戦前は、陸・海軍、外務ショウ、司法ショウ、内務ショウ警保キョクにも付いておって、戦後も、名称を変えたりして、いずれも現在まで残っておる。例えば、このうち、「司法ショウのキミツ費」が、戦後は、「検察&公安チョーさ庁」の「ちょーかつ」、すなわち、「調査活動費」なわけや。ケーサツは「捜査費」、陸・海軍は、ぼーエイ庁の「防衛キミツ費」、外務ショウは、「外交キミツ費」だな。戦後においては、「キミツ費」は俗称で、正式名称は、官邸も含めて「報償費」だな。
ほいで、こうした「キミツ費予算」の特色はだな、その「キミツを有する」という、要は、「カラ念仏」を盾にだな、「デタラメ執行」をナンボやっても、チョーOKということなんだな。それは、予算執行のしくみそのものにあってだな、例えば、「官房キミツ費」でいうとだな、トータルで予算額は、今、ナンボだ、年間で15億円ぐらいはついてるんかいなあ。うち、内調でまず、2億円ぐらいが抜かれて、残りの約13億円ほどが、「官房チョー官扱い」とされる、いわゆる「狭義の官房キミツ費」やなあ。
で、この「官房チョー官扱い」ってのは、どういうことかというとだな、予算執行の手続きにおいて、現金化するには、日銀振り出しの政府小切手を、1回につき、額面が5千萬円とか、6千萬円だよな、それを月2回ヤルんで、1ヶ月あたり、だいたい、1億円強になるんだが、それを官邸に近い都銀の虎ノ門支店で換金して、銀行員が、官邸の中の「内閣ソーム官室」ってところに、現金を運んで来るんだ。01年の省庁再編前は、「首席ナイカク参事官室」と言っておったんだが、ここが「キミツ費部屋」やな。もちろん、小切手の現金化にあたっては、官房チョー官のサインが要るが、その次、つまり、「予算執行」なんだが、ここで、1回につき、5千萬円なり、6千萬円について、官房チョー官が、「受取人」として、ひとまとめの領収書を書くんや。つまり、手続き的には、官房チョー官が、支出命令ショにサインして現金化した後、即、そのカネを官房チョー官が受け取ったことにして、そこで、「予算執行は、オシマイ!」ってことなんや。代々木あたりは、「その先」、つまり、「個別具体的な受取人から、領収書を取れ」とか抜かしておるんだが、それをヤッてしもうたら、「ありがたみ」がなくなるからな(笑)
ぬあんで、こんなデタラメ執行がまかり通るかというと、「キミツ費は、そのキミツ性ゆえに、秘匿を要する」とかいう、カラ念仏からなんだが、まあ、一言でいうと、「URAGANE上のヒミツ」だよなあ。こんなもん、マトモに「使途」を出してしもうた日には、収拾がつかなくなるからなあ。さすがに、あのマッカーサー元帥サマに「概ね12歳程度の知能である」とされた、おバカなニッポン人ですら、その「真の使途」を知らされたら、発狂しまくリンスキーになるからなあ(笑)。野党に小遣いとして渡して、国怪でホウアンを買うたり、内輪の飲み食いに回したり、スキャンダルを揉み消すために、有象無象連中に「口止め料」として、渡さなアカンからなあ。
それでいうとだな、厳密に言うと、官房チョー官室の金庫の中にあるのは、あくまで、「毎月の官房キミツ費全体の一部」でしかないからな。毎日、たぶん、夜の間か、朝方だろうが、カネの溜まりのある、その内閣ソーム官んところから、1日分を、その金庫の中に補填しておるんだ。キミツ費は、最低でも「100萬円」が単位で、100萬円ずつの束で封筒に入って、そのまま、金庫の中に積んである。常時、4千萬━5千萬円は入っておるで。だから、官邸の連中が飲み食いする場合は、請求書を、この内閣ソーム官室に回せば、後で、このキミツ費の溜まりから払ってくれるんで、鳩も、平野も、夜とか、メシを食いに行っても、自分の財布を持っていく必要がないんや(笑)。こんなもんは、官邸に出向しておるヒショ官連中もタカってるからなあ。いいとこでメシ食って、その後、マッサージとか行ってるが、請求書は、全部、内閣ソーム官室宛てだからな。だからだな、うるせえNPOあたりが、「使途の明細をオープンにしろ!」って、情報公開請求をかけてきたところで、こんなもん、「キミツですから、公開できません!」って、「黒塗り文書」を出す以外に、ないに決まってるぢゃないか!
#で、官房キミツ費について、もう一つ言っておくとだな、このキミツ費を扱う、ジム方のトップである「内閣ソーム官」(省庁再編前は「首席ナイカク参事官」)は、旧内務省系の、だいたい、「厚生キャリアの指定席」で、このポストを経ると、ほぼ間違いなく、局チョウから、ジム次官へと出世する。あの松尾克俊の「後ろ盾」だった、ジムの官房副チョー官にもなっておる古川貞ニ郎をはじめとして、今、宮内庁のチョー官をやっておる羽毛田信吾、あと、今、人事院のソーサイになる、ならんで世間をお騒がせしておる、江利川毅とかな。全員、「厚生ジム次官」になっておるぢゃないか。コレも「口封じ」の一環だよなあ。で、ジム次官で終わらず、役所定年後も、「その先」は、いいポストを用意しとるよなあ。そりゃ、そうだろ、到底、オモテに出せん「キミツ」を知ってるんだからな。あの江利川なんて、ムネムネが官房フク長官でおったときの首席ナイカク参事官だが、「キミツ費は、ちゃんとイッパイ、ドンドンと使って下さい。そうせんと、私たちが困ります」とか、抜かしておったからなあ(笑)
#その小浜がニッポンに遊びに来る日(11・13)の早朝に、熊野灘で起こった、東京発那覇行きのフェリー「ありあけ」の横転&座礁ジコならぬ、こんなもん、「ジケン」だよなあ、どうしても、「荷崩れ」を横転の原因にしたいような思惑を、これまでのリーク報道で、ワシは感じるんだが、フェリー業界とかは「そんなん、荷崩れでは横転せん」って反論しておるんだろ。ワシもそう思う(笑)。だいたい、当時、波は4メートルか、そんな高い波っていうか、少なくとも、時化ではないよなあ。フェリーは何度も乗っておるが、フェリーの運航ってのは、天候を充分、配慮して、無理はせんで。ヤバイって思ったら、すぐ、運行を途中でも平気で止めるからなあ。ワシ、前、一度、アレは東海汽船だったかなあ、浜松町の桟橋を出て、神津島まで行くツモリだったんだが、波が高くて、接岸できんてことで、途中の島で運行を取り止め、また、東京に戻ってきた。扱いは「欠航」になったんで、運賃は払い戻してくれたんだが。
ワシ、臭いのは、その左舷後方だったか、突然、ぶつかってきたっていう「巨大な三角波」だな。まさか、この巨大な波ん中に、実は、ゲーツんとこの潜水艦が隠れておったってことは、ねえだろうなあ。魚のひれにあたるスタビライザーが、普通に航行しておって、あんなヘンなねじれ方をするか? あの時間帯に、ゲンバ付近にゲーツんところの潜水艦が遊んでおらんかったか、海保はちゃんと調べんとだぞ。航海日誌はあるんだから、処分したり、内容を改竄せん限りは、本当に、その時間帯におったかどうかなんて、すぐに分かるからな。だいたい、ヨコスカあたりをねぐらにしとる潜水艦なんて、数が限られておるだろうから、向こうの情報公開法に基づいて、請求すりゃ、出てくると思うがな。既に、任務の終わった潜水艦の「航路」なんてのは、キミツでも何でもねえからな。ましてや、ゲンバは、ニッポンの領海内ぢゃないのか? 海保は、ちゃんと、ソーサしろ! ペンタゴンまで乗り込んで行って、ガサをかけて来い!
#今朝(11・22)の産経の「衝撃ジケンの核心」だったが、その篠山紀信の「原沙央莉ヌード写真集」撮影における、「公然わいせつ容疑のガサ入れジケン」の続報を「字」にしておったが、それを読むとだな、桜田門の保安課のイチャモンの付け方としては、「『都立青山霊園』をはじめとする、『公共の場』で撮影したのが、ケシカラン!」っていうリクツのようだな。まあ、勝手に私有地に入り込んで撮影してしもうたら、「住居侵入」になるんで、戸外で撮影するとすれば、「公共の場所」ということになるんだろうが、記事を読む限り、その「青山墓地の管理人」がうるさく、「迷惑だった」と怒ってるようだが、だとすれば、撮影した側が、「そういうつもりではなかったが、結果として、ご迷惑をかけたのであれば、申し訳なかった」と、アタマを下げれば済む話だよなあ。そこに、わざわざ、官憲がノコノコと入り込んでくるレベルの話かよ。この「都立」ってのが、クセもんだな。管理者のトップは、あの「石原のおぢいちゃん」ぢゃないか! あのおぢいちゃんだって、『太陽の季節』だったか、立ったチ○ポを障子にブチ込んで、突き破るっていったような小説を「字」にして、出版しておるんだから、まさに、これこそが「わいせつ図画の頒布」ぢゃないのか!
むしろ、ワシ的には、ああいう夜の墓地で、オンナの裸っていう、「タブー×タブー」の相乗効果で、芸術作品としては、ゾクゾクするものがあったよなあ。ただ、ヤルだけのAVなんかとは、全然、違う。だいたい、このテの撮影において、事前に許可を申請して、OKなんて出るかよ。まっ昼間、人が大勢おるところで、撮影しておったんならともかく、深夜の時間帯、人目を盗んで撮影したものに、「公然性」が、どこにあるんだ? こんなもん、官憲のイヤガラセもいいところぢゃないか! むしろ、ワシ的には、篠山紀信が還暦も過ぎて、本来であれば、「大御所」として、ふんぞり返っておれば、「文化勲章」の対象にもなっておったんだろうが、敢えて、ゲンバに乗り込んで、こういう撮影をやっておるところに、「現役へのこだわり」を感じるよなあ。要は、「表現者」なんてのは、「無冠の帝王」なんだから、陛下からの勲章をありがたがって貰うておって、どうするんだ? ワシに言わせりゃ、六十路を過ぎて、なお、官憲のガサ入れを食らうなんてのは、「最大の勲章」だろうが。
で、ワシは何度でもいうが、ケーサツが、こういうふうにイヤガラセのガサ入れをヤルなんてのは、アタリマエっていうか、それが連中の仕事、メシの種なんだから、当然だろ。これをせんかったら、ヒマでしょうがねえんだから、他にヤルことなんて、あるかよ。それより、ワシが、許せんのは、このタイミングで、「ケーサツの天敵」である、「アウトロー作家」を名乗るキツネ目のおやぢ、ほいで、「ジャーナリスト」を称する寺澤有が、ダンマリを決め込んでおることだ。 ほんの目の前に、こんな個別具体的な、超オモロイ案件がありながら、ぬあんで、ガンガンと噛み付かないんだ? 寝てるのか、それとも、脳死状態なのか、どっちなんだ? 「官憲による表現規制は、常にエロ黒ナンセンスから」って言っておったのは、どこの誰だよ?
#今日(11・23)の2:02upの共同電ネット速報だと、FXっていっても、外為取引の方ではのうて、市ヶ谷が発注する「次期主力戦闘キ」のことだが、早々と、「F━35を導入する方向で調整に入った」と打ってるなあ。この「午前2時過ぎ」ってのは、他紙の最終版では、後追いできん時間帯だよなあ。「イッパン紙」の場合、他に後追いされたくない「独自ネタ」を電子版でupする時間帯は、だいたい、午前3時過ぎだよなあ。少なくとも、ワシが、社におった頃は、午前1時半を過ぎたら、最終ハンに突っ込むのは、ムリだったからなあ。ま、「降版時間」のことは、どうでもええんだが、市ヶ谷もだな、ゲーツんところの、今の「F━22」がどうしようもねえ粗悪品なんで、導入見送りは既に決めておったが、東京シンブンの半田滋のオッサンあたりも、「そんなだったら、F━Xには、もう少し値段の安い、ユーロファイターを買うたら、どうや?」って、「字」にしとったからなあ。コイツも、やけに「手際がいい」よなあ。しかし、でも、F━35なんてのは、まだ、開発途上なんだよなあ。ウラでは、もう、全部、決まってるんだな。小沢には、ハナシを通しておるんだろうな?
そういえば、あの秋山直紀のおやぢが、手記『防衛ギゴク』(講談社)でバクロしておったが、AWACS(=早期ケーカイ管制キ)の導入を巡って、90年代アタマに、「E━3」っていう、新しい型を導入することにしたんだそうだが、まだ、当時の政府・与党は、表向き、「導入検討」の段階で、秋山のおやぢが、元日商岩井副社チョーの海部八郎と一緒に、シアトルのボーイングの工場を見物に行ったとき、胴体に窓のない、AWACS仕様の、ボーイング767を改造した「E━767」が、既にできておって、それを見た海部が「ぬあんだ、アレはAWACSのボディーぢゃないか。日本向けのヤツだな。隠しておるが、機種は、もう決まってるぢゃないか」って、水を向けたら、当時のボーイングの副社チョーだったティム・ウィルソンが、ニヤニヤと笑っておったってんだってなあ(笑)。そやから、当然、鳩や小沢んところには、ブローカー連中は、ちゃんと、挨拶して、「就任ご祝儀」ぐらいは、渡しておるだろうな?
#ほいで、今日(11・24)、東京チサイで、秋山直紀のおやぢの第3回コーハンがあったんで、ちょっくら覗いてきいた。なかなか、オモロイことをバラして、よく喋っておったが、法廷の傍聴席は、超ガラガラだから、誰もフォローするのおらんだな(笑)。前回の第2回コーハン(=11 ・18)とも合わせつつ、今日のコーハンでの最大のニュースは、その当たらんMD(=ミサイル防衛)だが、勿論、秋山のおやぢもウラでいろいろと動いておったんだが、2003年に、京都で、アジア地域では初めての「MD怪議」を催して、非公開だったんだが、日米のぼーエイ産業を中心に、1000人も集めて、大成功を収めて、コレが、「MD導入」に向けた、大きな「推進剤」になっておるんだ。ところが、当初、この開催を、当時の外務ショウの北米局チョーが「政治的に、まだ早い」と大反対したため、一度は、流れかかったのを、秋山のおやぢが、「当時の官房チョー官に動いてもらって、官房チョー官の許可を得て、開催した」ってんだよなあ。当時の「官房チョー官」ってのは、「福田康夫」だからなあ。
で、この動きってのは、「通」の目からすると、オモロイんだ。「水面下」では、勿論、秋山直紀のおやぢらがウヨウヨと動いておったんだが、オモテに出てくるところでは、2002年12月に、当時、ぼーエイ庁長官だった石破茂のおやぢが、ラムズフェルドんところに遊びに行って、「ニッポンは、MDを導入しまーす!」ってブチ上げたものの、まだ、この時点では、政権としての「正式決定」ではないんだな。正式な閣議ケッテイは、その1年後の「03・12・19」なんだが、その石破のおやぢが、この02年12月の時点で、「亜米利加サマの言う通り、MD導入しまーす!」って言った時点では、実は、福田は「反対」しておったってんだよな。
オモテの流れでは、03年5月のブッシュ&コイズミ怪談でほぼ、正式ケッテイと見ていいんだが(だから、04年度予算から、MD関連予算がイッパイ付いてくる)、それを確実なものとするためには、おそらく、カクナイで「福田切り崩し」ってのが、焦眉の急だったんだと思う。コイズミは、秋山直紀のおやぢとは、守屋武昌の存在も含めて、「飯島勲経由」でズブズブだったんで、そこに至る「地ならし」だろうなあ。この反対しておった外務ショウの北米キョク長を抑え込むために、おそらく、敢えて福田を動かしたんだろうなあ。たぶん、ワシのカンだが、このときは、飯島も使うて、「外堀」も埋めていったんだと思う。福田を黙らせれば、あとはスムーズにハナシは進むからなあ。だから、福田が、このMD京都怪議、主催はAIA(米国航空宇宙工業怪)と、ニッポン経団連の防衛生産委員怪だったんだそうだが(秋山のおやぢは、「防衛装備イイン怪」と言っておったが、たぶん、正式名称は「防衛生産委員怪」の方だと思うんだが)、この怪議の開催に、福田が「お墨付き」を与えたってのは、事実上、ココで、「カクナイの根回し」が済んだってことだったんだろうなあ。MDに関しては、石破、額賀のおやぢやQちゃん、飯島(=コイズミ)、守屋なんかと違うて、「福田」ってのが、ほとんど、出てこないんだ。
#秋山直紀のおやぢの刑事サイバンなんだが、本人は、「キソされた案件については、あくまで法人所得であって、所得税の対象となる個人所得ではない」って抜かしてるんだよな。確かに、一見、リクツが通っておるように見えるんだが、やっぱ、法廷まで出向いて、傍聴して初めて見えてくる「機微」ってのがあるんで、ブンヤにとって、「ゲンバ」は大事だよなあ。
なるべく、できるだけ、わかりやすく説明するとだな、秋山直紀のおやぢってのは、要は、防衛リケンにタカっておる「ブローカー」なんだが、ぬあんだろうなあ、この「ブローカー」っていうのは、「口利き役&ヨゴレ役&情報収集マン」かなあ。賭博場の胴元にも近いかなあ。要するに、物事が動くためには、オモテのルートだけではニッチもサッチも行かんっていうか、国怪における「コクタイ」っていうか、ウラから小遣いやったり、メシ食わしたり、ゴルフ接待したり、オンナを抱かせんことには、ホウアンが通らんからあなあ。それと同じだよなあ。
で、秋山のおやぢも、「商売」でヤッておるから、勿論、タダでは動かんのやなあ。だから、「カネを出せ」っていうことなんだが、そのカネの出させ方に、段階があるんだ。ぬあんと言うんかいなあ、オンナを口説くのに、手を握って、チューした後に、服を脱がせて、最後にパンツを下ろすよなあ。だから、そういう「カネ」もだな、第1段階の「キスのレベル」から、最後の「インサートのレベル」まで、ランクが分かれてるんだ。まず、最初の段階は、コレはオモテのカネで、そのアホ議員協とかが主催する会議に参加するための、テラ銭ってことで、コイツは「賛助金」とか、「広告料」の名目で、そのおやぢがセンム理事をやっておる社団法人や、いちばん多く使い倒しておった「アホ研」(=安全保障研究所)の口座に、「ニッポン円」で振り込むんだな。額としては、年間数十萬円から100萬円くらいだな。だから、まさにコレは「オモテのカネ」で、税務申告もちゃんとやっておるんだな。
しかし、こんなもんは、「入場料」に過ぎんから、コレだけでは、防衛リケンの仕事を貰えんわけや。その先、MDをはじめとして、いろんな仕事を秋山直紀のおやぢに紹介してもらうためには、第2段階、オンナの口説き方でいうと、パンツを脱がして、アソコを触って、イチモツを入れようという段階だよなあ。それが、いわば、「コン猿料」なんだな。コイツは、基本料金っていうか、最低ラインが、年間1000萬円で、あとは、成功報酬に応じて、「歩合給」みたいなカタチで上乗せだな。だから、ぼーエイ産業各社、例の社団法人に名前を載せておる3ダイヤ重工をはじめとするところはだな、「数千万円から1億円」なんだな。だから、オモテの「入場料」にあたる「賛助金」「広告料」なんかとは、桁が違うんだ。
で、ココが最大のミソであり、チケンが「所得税法イハン」として、ジケンを立てていった根幹ブブンとも繋がってくるが、こうした「本番行為参加のための、コン猿料」ってのは、「米ドル」で払おうてもらってるんだな(笑)。んで、その振込み先も、ロスに本社を置いたことにしているアドバック社とか、DCの法律事務所を所在地にしておる、非課税の公益法人であるJACS、CNSってことなんだな。だって、特に、そのアド社の本社所在地は、例の「デラルコ陽子会計ジム所」の中だってんだからな(笑)。だから、「本社機能」なんてのは、存在しとらんのだよ。
#で、「上」の続きだが、秋山直紀のおやぢはだな、そういう「コン猿料」の支払いを、亜米利加に拠点を置く、アド本社、JACS、CNSの口座に、「ドルで払い込め」ってんだよな。どうせ、カリフォルニア州なんてのは、ニッポンより法人税なんて、安いに決まってるんだし、JACS、CNSに至っては、「非課税」なんだから、税金を払う必要がねえからなあ。秋山のおやぢは、「アド社は、ダミーではなく、実態はあった」って言っておるんだったら、その「アド社のニッポン支店」の、国内の銀行口座があるんだから、そこに、ニッポン円で払い込ませればいいだけのハナシなんだ。もしくは、その「アホ研」にも、銀行口座があるんだから、本来は、その「アホ研」の口座に、ニッポン円で、3ダイヤ重工でも、山田洋行でも、日立製作所でも、神戸製鋼でも、振り込ませればいい話ぢゃないか。しかし、その「アホ研」自体は、会社法人でもないし、要は、「任意団体」だろ(ははーん、だから、アホ研を、その社団法人「日米文化振興怪」の下にブラ下げたカタチにしたんだな)。実質的には、秋山のおやぢの「個人事業」だよなあ。本来は、その「アホ研」の口座に、ニッポン円で振り込めばいいものを(100歩譲って、アド社のニッポン支店の口座)、わざわざ、亜米利加に拠点を置いたことにしておいたこの3つのソシキの口座に、「ドル」で入金させてんだろ。誰が見ても、こんなもん、「巧妙な所得隠し」と思うよなあ。
ほいで、チケンが汚ねえのは、この3つのドル口座に入っておるカネは、キソした山田洋行、神戸製鋼、日立の他にも、3ダイヤ重工とか、他社のブンもイッパイ、入金されておるのに、そういうのは、わざと、脱税額から差し引いて、立ケン額を「減額補正」しとるんだよなあ。だって、キソした分は、03年から06年までの約3億1400萬円の所得隠しで、脱税額がたったの約1億円だろ。脱税額1億円ぢゃあ、逆立ちしても、実刑は付かんからな。ぬあんで、3ダイヤからのコン猿料を、この「所得隠し」にカウントせんのだ? あと、ロッキード・マーティンなんかからも、同様にコン猿料を毟り取ってんだからな。コレらをカウントしたら、ものスゴイ金額になるからな。脱税額が「5億円」に達せんと、所得税の場合は、実刑が付かんからなあ。ワシに言わせりゃ、こんなもん、チケンの「MD隠し」という名の、「サル芝居」ぢゃないか!
#そうか、鳩、「母の友愛」ほど、有り難いものはないなあ。鳩の母ちゃんは、91年時点で、ブリヂストン株約1200萬株を持っておって、現在もなお、それだけ持っておると仮定すると、時価約150億円で、その配当金だけで、年に3億円弱かあ。まあ、その「母の友愛」があったからこそ、逆に、ヘンな企業からの、ワケのワカらんカネを貰うて、必要以上に汚れることから逃れられておった側面は、あるんだろうなあ。でも、こうしたオコボレは、兄貴だけでのうて、弟の邦夫にも、多少は、配慮してるんぢゃないかなあ。いくらなんでも、「ゼロ」ってことは、ねえだろうなあ。チケンも、そのへんの「バランス」はどうするんだろうなあ。刑事コクハツが出ておらんから、シカトかなあ。たぶん、「税金タイサク」の側面もあるんだろうなあ。その株の配当のアガリを、政治資金カンリ団体にプールしとけば、税金が相当、軽減できるハズだからなあ。さすが、チケンも「国営ヤクザ」だな。一番を痛がるところを、ジャンジャンと突いてくるからなあ。
そういえば、秋山直紀のおやぢが、公判でバラしておったが、タイホされておった「08・8・5」に、「個人所得である」というのを認める検麺調ショにサインしたのは、おやぢには、倅が2人おって、その最愛の息子を「いいか、同意せんと、パクるぞ!」って脅されたからだってんだよなあ。確かに、秋山直紀のおやぢも、一連の防衛リケンのコン猿業務では、デタラメをやりまくっておるのは、疑いの余地がないと思う。でも、倅たちは、おやぢとは、ジケンに関して、無関係だからな。だから、チケンが、倅たちにまで手を出そうとして、脅したのは、汚ねえと思った。法廷で、おやぢも、そこのところを喋ったときは、涙ぐんでおったからなあ。そこのブブンは、嘘ではなかったと、ワシは思う。だからといって、ドル建てで、わざわざ、亜米利加に拠点を置く3ホウジンの口座に入金させた、あの膨大なカネが、「所得隠しではない」とは、到底、思えんけどな。あのカネこそが、まさに、「キミツ的な裏金」そのものだからな。
で、チケンは、「鳩の母ちゃんに、参考人聴取も検討」かあ。鳩を脅しマクっておるよなあ。「もし、逃げるようだったら、身柄を取るぞ!」だな(笑)。今更、逃げ隠れしてもしょうがねえよなあ。母ちゃんもだな、ここで、溺愛の倅を助けるために、ムショに入る覚悟がのうて、どうすんだってカンジだよなあ。