三井環(元大阪高検公安部長)氏の「口封じ逮捕事件」に対する上告棄却決定を弾劾する(承前) |
#で、今日(11・5)、皇居で、秋の叙勲の授賞式があって、ぬぁに、例の「加納人事」を、「あんな、刑事コクハツされておるような人間の、昇任なんて、認められるワケないでしょ」ってNGを出しておったのに、コイズミが原田明夫とウラ取引してしもうたんで、しょうがなく認めてしもうた、01年10月当時のコイズミ内閣の法務ダイジンの「森山真弓」に、ぬあんと、「旭日大綬章」ってことで、陛下から直々、勲章を贈られたのか(笑)。コー検の検事チョー以上の就任においては、「皇居で認証式」をヤルんて、だから、ナイカクの承認、すなわち、「閣議ケッテイ」が必要なんだよな。通常、ジム方から上がってきた人事アンが蹴られることはないんだが、「加納人事」に関しては、三井環のオッサンと「刺し合い」になるっていう、「異常な展開」を見せておったからなあ。コイツも、森山に対する、いい「口封じ」だよなあ。「いいか、くれぐれも、うるせえブンヤが嗅ぎ回って、ハナシを聞きに来ても、余計なことを喋るなよ!」っていう、サインだからなあ。ここまでくると、要は、「一蓮托生」なんだよなあ。
あと、この森山真弓と一緒に瑞宝大綬章を貰うたのが、元外務ショウのジム次官で、外交&官房キミツ費流用で、桜田門に身柄を持って行かれた、あのノンキャリURAGANE担当の「松尾克俊」の後ろ盾になっておった、「斉藤邦彦」かよ(笑)。ホンマ、ここまで来ると、マンガそのものだよなあ。陛下のお耳には、そんな下々の「汚れたパンツの中身」のハナシまで入っておらんだろうから、まあ、しょうがないにしてもだな、ワシの目からすりゃ、こんなもん、「ギャグ」以外の何物でもねえからなあ。ところが、当事者は、そんなこと、どこ吹く風ってばかりに、神妙な面持ちで、マジな顔して、陛下にアタマを下げて、勲章を貰うておるからなあ(笑)
まあ、こんな勲章を貰うような連中ってのは、カネに困っておらんからな。そういう連中の、最後の拠り所ってのは、ワシからすると、全くもって理解困難なんだが、「名誉」、すなわち、「勲章」になるってんだよなあ。それゆえ、陛下から、直々に手渡される「勲章」ってもんに、爺さん、婆さんは、「クレクレ、タコラ状態」になるってんだからなあ。だから、かのイケダモン大先生も、自分が勲章を貰えんもんだから、信濃町丸ハムファイターズの選手を引退した連中に、「叙勲辞退は、信濃町の伝統」って、釘を刺してるんだよなあ。ブンヤ、すなわち、「ジャーナリスト」は、昔から、「無冠の帝王」と呼ばれてきた。それは、読者に読まれ、そして、愛されることのみが、この商売の「名誉」である、と。全く、その通りだと思う。
#で、ハナシを戻して、三井環のオッサンが、この「9・11」以降、獄中から、「法務省関連組織改革案」なるものをしたためて、手紙で自宅出して、それを奥さんが、PCで打ち直して、いろんなところに送ってるというのだが、この「10・25」付けで、奥さんがそれ用に書いた文章がある。それを、以下、掲載しておく。
<謹啓
突然ではございますが、夫、三井環のことで、お願いがございます。
夫は、平成14年4月22日、自宅前で逮捕され、「悪徳検事」の汚名を着せられてしましました。
皆様方のご記憶では、どうなっておりますでしょうか。もう、巷では、検察の思惑通り、過去完了のこととなりました。三井が「検察組織を訴えた事件」であるがゆえに、事件を掘り起こすことや、触れることを、誰もがためらうのが実情です。
検察は、本当に上手に事を運びました。三井が係わった暴力団関係者(暴力団が雇った交渉人)を先に贈賄の罪で実刑に科し、三井の裁判はその判決の後、同じ裁判官で始められました。検察主導の、検察組織を守るための、口封じ逮捕、国策捜査、国策裁判という思いを、拭い去ることができません。
検察は、マスコミに嘘を交えた情報を上手にリークし、「悪徳検事」というムードを作ったのです。検察は、三井が訴えておりました「調査活動費の私的流用」を、「悪徳検事」の陰に隠して、見えなくしてしまいました。
ほとんどの人が忘れてしまった三井事件ですが、この事件の根幹にあるものは、「検察は、変わらねばならない」という三井の、検察への熱い思いだったのです。「検察の組織悪」には、誰も手をつけることができないのが、現実です。
今は無念にも収監され、刑に服しておりますが、夫からの手紙を打ち直して、多くの方々に届けて欲しいとのことでした。
お忙しいこととは存じますが、どうかご査収下さいませ。
先の総選挙で、民主党政権が誕生しましたが、三井は、この新しい政権に大いに期待を寄せている様子です。わずかな自由時間に新聞を読んだり、テレビを見たりして、変わっていく塀の外の様子に、手の届かない焦りともどかしさを感じているようです。刑を受けながら、それでも検察の改革を訴えております三井の心情を、お汲み取り下さいませ。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
敬具>
#で、今朝(11・6)の東京シンブンの1麺アタマと特ホウ麺で、NPOによる、外務ショウの外交キミツ費の予算執行に関わる文書の開示請求に対して、例によって、「黒塗り文書」を出してきたんで、サイバン沙汰を起こしておったのか、で、その「一部開示」のハンケツが確定したことを受けて、岡田んところが、渋々、ほんの僅かなサワリだけ見せた文書の中から、2000年1月かあ、当時の会計ケンサ院の院長ら4人が、亜米利加に遊びに行っておった際、DCのニッポン大使館のナンバー2の公使が、その4人にメシを食わせて接待してやっておったんだが、その出所が「外交キミツ費」で、計580ドル(=約6萬2千円)かかっておったことを、「字」にしておったな。でも、こんなもん、本当に「氷山の一角」っていうか、「NPOの連中は、うるせえから、しょうがねえ、まあ、出しても、大して構わんところだけ、出しておくか」って言ったところで、あのラスプーチンなんかが、一番、よく知っておるが(笑)、内輪の飲み食いだの、大使とかが個人のポケットに入れておる分、要は、「私的流用」と称される使途だが、そうした「黒塗りブブン」を外してしもうたら、デタラメ執行が、ナンボでも出てくるからなあ。「外交キミツ」なんてのは、「方便」もいいところで、トンデモねえが、こんなもん、オモテに出してしもうた日には、あのマッカーサー様が、「知能は、概ね12歳程度である」と見做した、おバカなニッポンのコクミンですら、怒り出すからなあ。「ウラガネ上のヒミツ」ってことで、こんなもんは、やっぱ、「黒塗り開示」にせな、アカンわけやな。
ちょうど、01年3月に、あの松尾克俊が桜田門の2課に身柄を取られてしもうて、世間をお騒がせした際、連中も、一応、「反省したフリ」だけはせなアカンから、斉藤邦彦、柳井俊二、川島裕の歴代3ジム次官のクビを差し出してまで守った「聖域」が、外交キミツ費の「在外公館分」だからな。ニッポン国内で、目立つ「本省分」についてはだな、いちおう、減額補正だけはして、「どうも、スミマセンでした」って、反省のフリだけしておいてだな、その一方で、「在外公館分」については、手付かずでキープしておるんだから、連中にしてみりゃ、「アッカンベー」だよなあ。だからだな、こんなもんは、そういうウラガネ流用をソーサするケンサツが、ワシが「上」でも書いたように、URAGANEの恩恵にズッポシなんだから、マトモにソーサなんかできるわけがねえんだ。だから、「一蓮托生」だって、ワシは言っておるんだ。こういうタイミングなんで、また、自分の本の宣伝をしておくで。『日本の裏金(上)━首相官邸・外務省編』『日本の裏金(下)━検察・警察編』(いずれも、第三書館刊。1600円+税。上巻354頁、下巻424頁)。それと、その上下巻を1冊にまとめたコンパクト版『ウラ金 権力の味』(950円+税)。皆さん、ぜひ、買うて読んで下さい!
だったら、ワシも、岡田んところに乗り込んで行って、グジャグジャとシツモンでもしてくるかいなあ。ヒマだったら、ワシと一緒に行くか?
#で、小沢んところは、総センキョのマニフェストにも書いてなかった「永住外国人参政権」のホウアンを、突然、今秋の臨時国怪で、もう出したのか、これから出すのか、とりあえず、継続シンギになっても、次の通常国怪に引っ張ろうとしておるようだが、いかにも、小沢チックに「突然」なんで、巷では「いったい、ぬあんぬあんだ!」って喚いておるようだが、こんな分かりやすい戦術は、ないだろうが。「自公分断」に決まってるぢゃないか! 「永住外国人」ってのは、要は、「在日韓国・朝鮮人」のことで、関西を中心に、イケダモン大先生んところの「大票田」ぢゃないか。小沢としては、鳩とともに、「カネのモンダイ」があるんで、そこで、国怪でジャンジャンと追及してもらわんように、揉み手すり手でヤッとるわけや。自民党も、この10年で、極めて「右傾化」しとるから、このホウアンについては、「反対」が多いだろうから、そこで「自公間」に楔を打てるからな。とにかく、小沢としては、来年夏の参院センキョで「単独過半数」というハラがあるから、そこに向かうための諸々の布石に向けた一つだろう。まあ、大先生にしてもだな、あんな谷垣んところと付き合うて、いつまでも冷や飯を食わされておってもしゃあないんで、そこらあたりの「虚々実々」のカケヒキだわなあ。イケダモン大先生んところは、100%賛成するからなあ。
#しかし、小浜んところの、テキサス州フォートフッド陸軍基地で、ニッポン時間の昨日(11・6)明け方かあ、39歳の少佐軍医がヤラかした銃乱射ジケン、コイツはもう、「終わってる」よなあ。要は、この軍医がヤラされる仕事ってのは、アフガンに放り込まれて、戦場でアタマがイカれてしもうた兵士のハナシを聞いて、それを治療する仕事だろ。そうした「駆け込み寺」っていうか、精神科のカウンセラーとして、「最後の砦」になる場所の仕事を担当するのが、「アフガンに行くのは、イヤや!」って、基地の中で銃を乱射して、仲間の軍人を13人もブッ殺したのかよ(笑)。コイツも、最早、マンガだよなあ。この39歳の軍医が、ヨルダン系だったとか、イスラム教徒だったとか、除隊したかったが、奨学金を返さんとアカンからおったとか、いろんなハナシが出てるようだが、そんなもんリクツになるかよ。既に、アフガン戦争は「ベトナム化」しとるんだな。ゲーツは、2万人とか、3万人とかの増派がどうのこうのって抜かしておるが、増派でどうこうなるハナシではないよなあ。カルザイも、麻薬リケンとかに塗れておるから、ゲーツんところ軍隊が増えるのもイヤだが、かといって、出て行ってもらうても困るとか言ってるんだろ。中国、露西亜、特に、プーチンなんかは、「小浜、ザマーミロ!」と、内心、せせら笑ってるよなあ。
あのアフガン派兵は、「9・11」がきっかけだったんだが、勿論、当初の派兵の大義もゼロだったんだが、それから8年も経過して、状況が大きく変わってしまってるんだよなあ。ベトナムんときは、仏蘭西が、ドゴールだったが、「米ソのどちらにも組しない」と、「第3の極」ということをブチ上げて、当時の亜米利加のベトナム介入を徹底的に非難しておったんだよな。仏蘭西は、インドシナで痛い目に遭うておるから、ベトナムがどんな場所であるかを、よく知っておったんだ。それに比べると、猿はバカだから、亜米利加と付き合うて、戦死した兵士の遺族からサイバン沙汰を起こされておるんだろ。現実が見えてねえんだよなあ。仏蘭西も、底の浅い国になったもんだ。「オトナの成熟さ」ってもんが、ねえからなあ。
しかし、ゲーツんところの陸軍は、自殺者が去年(08年)1年間で128人、で、今年は9月までで既に117人かよ。異常だよなあ。もう、ボロボロだよなあ。こんなもん、取り繕ったところで、どうしようもねえよなあ。ところが、ブッシュ倅にチェイニー、ラムズフェルドといった「戦犯」の連中は、のうのうとしとるんだよなあ。ブッシュ倅なんて、ニッポンに遊びに来て、野球のタマなんか投げておったからなあ。
ワシ、理解に苦しむのは、これだけ泥沼化しておるのに、亜米利加国内から「撤退ロン」が、あんまり聞こえて来ないんだよなあ。コイツは一体、どういうことなんだ? たぶん、目ディアも寝てるんだろうなあ。コイツを受けて、今朝(11・7)の毎日が社セツで取り上げておったが、「戦争疲れが、気になる。でも、ここは態勢を立て直して、ゲーツんところは、頑張れ!」って、エールを送ってるんだ(笑)。書いたのは、一体、誰だよ? コイツが、ヨミや産経なら、まだ、分かるんだ。本当に、今回、乱射した軍医以上に、アタマがイカれてるよなあ。戦前、「撤退」を「躍進」と言い換えて、「天皇の赤子」を戦地に放り込んだときと、思考回路が全然、変わってねえんだよなあ。「唖然」とするよなあ。朝比奈豊、さすがに、コレはマズイぞ(笑)
#で、小沢マターの「永住外国人参政権ホウアン」だが、マニフェストに「字」にしておらんかった民シュ党はともかくとして、レンリツ与党内で、カメイモンは「反対」、ほいで、福島みずほんところの三宅坂はチョーOKで、「今臨時国怪で成立させろ」か。そうか、シャ民党の支持層も、在日朝鮮人が多かったんだな。となると、代々木も賛成に回るのか? でも、所詮、福島は「雇われマダム」だから、「来年夏」以降、小沢にクビを斬られるかもしれんってことで、「ワタシを捨てないで!」って、しがみついておるんかいなあ。でも、そんなことはないよな? となると、谷垣んところはどうなるんだろうなあ。でも、アベとか、「反対」は多いと思うなあ。民主も反対意見はあるだろうしなあ。ただ、ワシ的には、あんまり急ぐホウアンではないような気がする。いろいろとあるだろうが、優先順位としては、まずは、「JP再国営化ホウアン」だろうなあ。だって、「コイズミ路線の全否定」という、ある意味、象徴的なアンケンだからなあ。「変わった」ということを知らしめすということでは、「重要ホウアン」だと思う。年金とかは時間かかりそうだしなあ。あと、急ぐのは、保育所の入所待機幼児のモンダイだろうなあ。それに比べたら、「夫婦別姓」なんて、後回しだよなあ。
だからだな、鳩も、メリハリつけて、成立の「優先順位」を精査せんとだよなあ。怪期も短いし、とにかく、コレとコレと、コイツだけは、今国怪でケリをつけますってことにせんとだよなあ。グズグズしてる印象を与えておるし、そこが支持率低下の一因としてあるだろうからなあ。「普天間」も、代々木の言う「スジ論」はもっともなんだが、しがらみが多いと、なかなかキレイ事ばかりでコトも進まんっていうか、鳩も、小沢も、いろいろとカネの面で、弱みを握られておるんで(笑)、そういうところから脅し上げられると、コイツがまた、チョー脆いんだ。
ただ、あの「世論を正す怪」って、一体、「誰」なんだ? 3億4千萬円で陸山会が買うた世田谷の土地について、報告ショへの記載が1年遅れておることが、どうたらこうたらということだが、それだけだったら、「可罰的違法性」があるとは、思えんのだよなあ。ただ、その「告発状の要旨」には、その買い付ける資金の原資となった、借入金の担保である「4億円の定期預金」だったっけか、アレをことさら取り上げておったようだが、ひょっとしたら、どこかで引っかけてきたアブク銭なんかいなあ。ただ、こんな刑事コクハツ状を、チケンに持っていくってのは、ド素人ではないのは確かだな。また、Qちゃんとこの地元の正気塾の構成員ってことは、ないのか?
#おっ、昨日(11・7)の夕方、オキナワの読谷村で、クビの骨を折って、近くの66歳男性が死体で見つかったジケン、ゲーツんとこの亜米利加軍の「Yナンバー」のジコ車が、修理に出されておって、フロントガラスに、どうも、被害者の男性のものと思われる毛が付着しておって、「死亡ひき逃げジケン」の様相を呈してきておるのかあ。オキナワなんて、亜米利加サマの植民地だから、基地内に逃げ込めば、イッパツだからなあ。コイツは、小浜がニッポンに遊びに来るんだから、ちょうどいいタイミングぢゃないか! おい、岡田、どうすんだよ? 今、あっちは、普天間だ、嘉手納だナンダカンダで、チョット、アタマに血が昇りかかってるからなあ。ちょうど、95年の米兵少女暴行ジケンを思い出すよなあ。だから、連中にしてみるとだな、イヌやネコを撥ねたのと、同じ感覚なんだろうなあ。でも、犬猫と人間とでは、撥ねた時の衝撃は、違うからなあ。誤解のないように言っておくが、犬猫も、ニンゲンと同じ命ある、尊い存在であることには、変わりはないからなあ。
で、どうなんだろうなあ、コレは岡田んところの定例カイケンに乗り込んで行って、ジャンジャンと締め上げて来たらええんかいなあ。どうする、一緒に行くか?ったく、こんなもん、まさに、「地位キョウテイ」、サマサマだよなあ。しかし、「地位キョウテイ」って、一体、何のために、誰のために、あるんだ? それを真剣に考えようとするとだな、例の「日米ドウメイ」などという、空念仏を唱えられて、煙に巻かれるんだよなあ(笑)
#ほいで、西岡研介クンや、最近は、JALのケツを追いかけまわしておる森功が、今日(11・9)発売の週現で、解同・大阪のドンこと、小西邦彦が、中田カウスと超ズブズブで、小西はカウスのルートで、吉本の創業者一族の「林裕章」に食い込んでいったっていうハナシを「字」にしておったなあ。確かに、西岡君の「カウス本」(=『襲撃 中田カウスの1000日戦争』)にも、小西のことは出てくるが、でも、どこか、奥歯にモノが挟まったカンジだよなあ。この小西は、「ドン」と言われるだけあって、許永中やモリカズなんかとも超ズブズブで、例の旧三和銀行淡路支店を巻き込んだ「同和リケン」のハナシは、森功の本を出すまでもなく、皆、知ってるが、ワシ、思うんだが、小西しかり、渡辺芳則しかり、カウスのこうしたウラ社会人脈に対する突き刺さり方ってのは、相当、ディープなカンジがするんだよなあ。だから、カウスは、もともと、林裕章の「懐刀」として、吉本の総務ブチョウみたいなことをヤッておったってカンジだよなあ。
で、ヒマダネの方にも書いたんだが、今回の西岡君の「カウス本」は、ネタが整理されてないから、全体の構成も含めて、読んでて、わかりにくいんだ。要するにだな、今度の吉本の「お家騒動」ってのは、05年1月に、創業者一族といっていいんだろうなあ、林裕章の急死を受けて、それで、グジャグジャしてくるんだなあ。裕章は、林正之助のひとり娘だったマサんところに、ムコ養子に入っておるんだな。見た目には、東京進出の功労者とされる中邨秀雄が、要は、「林家の番頭」だったんだろ?でも、林裕章と中邨との間は、比較的、ウマく行っておったんと違うんかいなあ。ところが、裕章が亡くなって、マサが経営に口出しするようになって、ややこしくなってきたっていうことぢゃないのか?そのへんの人間関係の「機微」を、もう少し、分かりやすく捉えて、説明してヤラんと、読者は、基本的な知識は、全然、ないから、1回読んだ限りでは、サッパシ、分からんからなあ。
あと、一番大事なことは、「カウス」を全面に出してる以上は、カウスが、吉本興業内で、どういう立場で、どういう役割を果たしてきたのか。そこらのところを、もっと、分かりやすく説明すべきだよあな。例えば、吉本の芸人で、あんなウラ仕事をヤラされておったのは、カウスだけなのか?他にもおらんのかなあ。大卒の「キャリア組」には、そんなことはさせんのだろうなあ。それと、ワシ思うんだが、カウスのウラ社会人脈は、表面的な「タニマチ」というレベルを超えて、かなり、ディープなカンジがするんだが、そのへんは、一体、どうなんだ?そこが、最大のミソだと思うんだがなあ。ワシ的な「へえー」は、あんな一介の芸人が、相当、ディープなウラ仕事をヤラされておったことだよな。だって、さんまも紳助も松っちゃんも、そんなことヤラされんだろ。その「格差」だよなあ。まさに、ヨシモトの「光と影」だからな。ワシ、そのコントラストこそが、今度のジケンの「最大テーマ」だと思うし、ワシだったら、そこから、今度のモンダイを斬っておったなあ。