三井環(元大阪高検公安部長)氏の「口封じ逮捕事件」に対する上告棄却決定を弾劾する(承前) |
#で、今朝(9・27)の、紙のバクダン・電子版が、その六本木ヒルズのヤリ部屋で、銀座ホステスと一緒に、合成マヤクを使っておったとしてタイホ&キソ、で、保釈されておった押尾が、そのオンナ絡みの件で、桜田門が「再タイホへ」と抜いた格好になっておるんだが、ちゃんと、信憑性はあって、ウラを取ってるんだろうな? ガセってことは、ねえだろうなあ。その2日前(9・25)の、芸能怪にヘッドロックをかけまくっておる渡邉裕二のブログを見るとだな、その六本木ヒルズのヤリ部屋では、じつは、押尾と、このホステス、ほいで、加賀百萬石のチョー大物ザメの「倅」とで、ぬあんと、「3P」をやっておって、そのホンバンの最中に、クスリを使うておったらしい、ってんだよな(笑)。まあ、セイケン交代もして、サメんとこも下野したことだし、桜田門も遠慮が要らんなったってことかなあ。やっぱり、諸々、「野党」におると、アブないんだな。サメも、トンだドラ息子を持ってしもうて、アタマが痛いよなあ。それも、総センキョの最中だったからなあ。まあ、間違いなく、平沢勝栄でも何でも使って、ジケンを潰しにかかるがな。逆に言えば、こんなもん、揉み消して、潰さんことには、サメ本人が、「落選」だったからなあ。
#ほいで、コレもチョット、小耳に挟んだウワサやが、落選して、今や、タダの人になってしもうた長崎のQちゃんが、例の「千年の杜」絡みの件で、ソーサ当局に付け狙われておるってんだよな(笑)。まあ、Qちゃんなんか、ヤクザ筋との超ズブズブをはじめとして、あのぼーエイ庁のC-Xエンジン導入を巡って、秋山直紀のおやぢと結託して、守屋武昌&宮崎元伸と大空中戦を演じたり、あと、丸石自転車の増資ギワクを巡っても大暗躍しとるし、叩けば、体中、ホコリだらけだからなあ。あの丸石の件は、「あっせん収賄」だと、公訴の時効(5年)が成立してしもうてるんで、既に逃げ切ってしもうておるんだが、やっぱ、1000萬円ぽっちの小遣いだと、桜田門のOBを丸石に紹介するのが関の山で、「上」のチョー大物ザメの倅の件みたいに、ジケンそのものまで、揉み消してくれんからなあ。ちゃんと、揉み消すには、最低、「2本」は出して貰わんとだからなあ。こういうのだって、「相場」ってあるからな。連中は、ちゃんと、出すもん出さんと、「聞く耳」がないのは勿論だが、動かんからなあ。
#で、「警察キラー」のエースだった寺澤有が、今朝(9・27)の神奈川シンブンだから、たぶん、共同電だろうなあ、自分が立ち上げた出版社の「インシデンツ」か、そこから、被告人の元少年に、去年(08年)4月の差し戻しコーソ審で死刑ハンケツ出て、現在、再上告中の光市の母子殺害ジケンについて、それをルポルタージュした本を、元少年の実名もバクロして、この10月中に出すってんだよなあ。取材しておるのは、まだ、20代半ばのおねえちゃんライターらしいんだが、その元少年の方も、「顔出しOK」って了解しとるってんだから、まあハッキリ言って、この際、少年法云々なんてのは、もう、どうでいいハナシだよなあ。だって、被害者遺族の方も既に「顔出し」、ほいで、今回、加害者の方も「顔出し」したんで、双方、ちょうど、いいぢゃないか! 特に、「右」の連中は、「少年にも、オトナ並みの刑罰強化を」って言っておるんだから、本来だったら、こんなのは、週刊新潮か、新潮45がヤラなアカンのにな。寺澤の方に、先に持って行かれてるんだよなあ。
ってことは、寺澤は、今度の押尾ジケンやのりピーの件にも、全く、参戦しとらんから、現役を「引退」ってことなのかなあ。年齢は、確か、ワシより、1つ下なんだがな。あの武富士にサイバンを起こして、勝って、カネを少しふんだぐったんで、それで出版社を立ち上げたってことなのか? ワシなんて、昨日なんかでも、未だにゲンバを這いずり回って、住宅街でキキコミをやってるからなあ。だから、もし、寺澤が現役を引退して、バットを置いて、カントクかGMになったんだったらな、むしろ、「ポスト噂真」に相当する月刊誌を立ち上げて欲しいよなあ。今、ホンマ、読むに値する「紙媒体」、週刊誌はともかく、「月刊誌」がねえからなあ。敢えて挙げるとすると、新潮45ぐらいのもんだ。アソコは、編集長が、例の中川秀のオンナのネタをスッパ抜いた『フォーカス』の担当編集者だったんで、「ジケン」を知ってる。だから、フリーのブンヤでも、メシの種になる場所がねえから、このままだと、若手の後継が育って来ないんだ。講談社の月刊現代も、突然、「上の思いつき」で廃刊にしてしもうておるし、紙のバクダンもイマイチだし、創に到っては、スクープなんてのは、三井環のオッサンの手記を除いては、皆無だからな。ワシは「現役」にこだわってるんで、日々、走り込みやキャッチボールのトレーニングもして、試合の打席にも立っておる(笑)
#ほいで、小沢イチローは、当初の予定より、2日も滞在を延ばして、遊んでおった英吉利から、今日(9・27)、戻ってきたのか。キシャ団の同行はNGってことで、オール隠蜜行動ってことで、また、例によって、「心臓の治療か」ってことで、いろいろとウワサも飛び交っておるのか(笑)。そういえば、台湾華僑の総元締めである李登輝も、よく、ニッポンに同じ名目で遊びに来ておったな。で、小沢は、ちゃんと、ロスチャイルドの連中と、「天皇の金塊ファンド」の件で、ハナシをつけてきたんだろうな。ムネムネは知っとるから、例の北海道の美幌の自衛隊駐屯地の地下に埋まっておる「陛下の金塊」をだな、この際、秋の臨時国怪で補正予算をつけてだな、掘り出さんとアカンで。既に地下壕の存在は、わかっておるんで、金塊は、そのゼロ戦の埋まっておる、「横」だっていうハナシだからな。相当の量が埋まってると思うで。この前、ストラスカーンんところのIMFが売り払うことを決めたのが403・3トンで、それが130億ドル(=1兆1900億円)になるってんだから、美幌は、もっとあると思うんだがなあ。ただ、搬入元が、諸説あって、東南アジアの、どこかの王様んところは、そうだろうが、「ロマノフ王朝の財宝」だっていう情報もあるからなあ。だとすると、プーチンんところが、「元はワシらのもんだから、返せ」って言ってくるかもしれんよなあ。でも、だったら、北方4島をはよ、返せってところだよなあ。であれば、ここは、美幌の金塊の一部を、ウラからプーチンんところに贈ってやってだな、北方4島を戻してもらおうや。美幌の金塊を掘り出せば、消費税率なんて上げずに済むからな。よし、藤井裕久のオッサンにもハナシをつけてだな、「政治主導」で決着つけようや! 面倒くせえから、この際、鳩菅には、「事後了解」でいいだろ。いちおう、岡田には、「外交モンダイ」になるかもしれんから、事前に耳打ちしておいた方がええんかな。
#で、今日(9・28)発売の『週刊プレイボーイ』で、隼町にある「サイテー裁ジム総キョクの正体」なる連載が、おっ始まったな。1発目は、三井環のオッサンの1審ハンケツの内容が、事前リークされたときの、内部からのタレコミにも書いてあったように、「サイテー裁のURAGANE」ってことだが、セイケン交代が起こって、やっと、ようやく、こんな企画も通るようになったんだな。サイテー裁の裏金なんて、既に、このブログでワシが、「字」にしておるんで、「何を、いまさら」のハナシではあるんだが。ま、そんな他人のことを、とやかく言えた義理ではないんだが、この書いた「西島博之」ってのは、世間イッパンでは、あんまりというか、ほとんど知名度はないと思うが、これまでにもよく、この週プレにケーサツのURAGANEを書いてきている。
そういえば、何年か前だが、北海道警で表沙汰になった裏金モンダイで、釧路方面本部長まで登り上がって、退職後に、「顔出し」で、それの内部告発をした、「原田宏二」っていうオッサンがおったんだが、確か、その講演が、宇都宮であってな、そのとき、この西島博之とは、一度、ワシ、会うたことがある。年齢的には、ワシより、4つぐらい上みたいなんだな。で、その原田のオッサンに、部下として仕えておったのが、その「ヤラセ拳銃押収」で一躍、「史上最悪の警部」とまで断罪された、例の「稲葉圭昭」なんだな。
その「稲葉ジケン」と、旭川中央署の裏金づくりを、合わせ1本のカタチで、「03・11・23」のOAでスッパ抜いたが、鳥越俊太郎のオッサンんところの、ザ・スクープSPだったんだよな。この「抜かれ」で、アタマに血が昇った地元紙の道新が、例の一連の裏金追及大キャンペーンに踏み切るんだが、最大のミソは、このヤラセ拳銃押収の「稲葉ジケン」と、ケーサツのURAGANEづくりが、水面下では「一本の糸」で繋がっておったということだ。つまり、そのヤラセ拳銃押収によって、サッチョウから、そのご褒美として、「ソーサ費」が下りて来るんだが、それが、まるまる、「ウラ」に回るんだな。
だからだな、今、ケーサツの裏金追及でいうと、寺澤有が、どうも、「現役引退状態」になってしもうておるんで、現時点での「現役バリバリ」でいうと、この西島ぐらいのもんか。ま、いちおう、ワシも、まだ、「現役」のツモリなんだが(笑)。キツネ目のおやぢは、もう、全然、アカンな。でも、セイケン交代で流れが変わってきてるんだから、それに便乗して、何か、新しいネタが出てきて、しかるべきだよなあ。
#その六本木ヒルズにある、下着通販「ピーチ・ジョン」のオンナ社長、野口美佳が所有しておった「ヤリ部屋」で(正確には、登記簿上の名義人は別におって、その人物から野口が借りておったというカタチか)、押尾がMDMAを使うておって、タイホ、キソされたジケンは、コイツは、また、妙な「都市伝説」みたいなハナシが、いろいろと出ておるんだな。曰く、「そこで使うておったのは、MDMAではなくて、もっと別のもの」だとか、「死んでおった銀座のホステスと、押尾、さらには、加賀百萬石のチョー大物ザメの倅とは、ほとんど面識がなく、そのオンナのお気に入りの、新宿2丁目界隈を徘徊しとるイケ麺ホストがおるってことで、野口の手引きで連れてこられた」とか、まさに、魑魅魍魎だよなあ。ただ、ひとつ、明らかなことは、「ジケンの真相をヤミに葬るために、ものすごい政治的な圧力が働いている」ということだろう。それだけは、疑いの余地がない。そのキーワードは、ゲンバにもおったという「サメの倅」の存在に尽きるよなあ。サメの倅が、直接、今回の件に関わってなければ、その銀座ホステスの変死はともかく、こんなに大騒ぎにはなっておらんよなあ。
今回のジケンは、「薬物使用」っていうと、通常では、防犯マターのジケンなんだが、コイツは、まず、第1に「コロシ」を扱う、「1課ジケン」であり、さらには、ヤクザ組織の摘発を担当する「4課ジケン」なんだな。だから、手順としては、1課と4課が合同で特別ソーサ本ブを立ち上げて、そこに防犯の薬物担当が、応援で入るという体制を組まないとなんだな。ワシ、ポイントは、あの死んだオンナだなあ。カノジョは、「銀座のホステス」っていうことだが、どこの店かは知らんが、フツーに銀座で、夜の仕事をやっておれば、いい収入があるからな。そこにパパの1人や2人がついて、小遣いをくれるからな。コレは、あくまでワシの直感に過ぎんのだが、芸能怪に根を張る、「性上納の裏ネットワーク」ってのが、あると思うんだよなあ。もちろん、「胴元」はヤクザ組織だろうが、アシが付かんように、フロントとかに丸投げして、ちゃんと「手数料」も取ってだな、「システム」として動いておると思うんだがなあ。
だから、その銀座のホステスと押尾、さらには、それにサメの倅も加わった「3P説」もあるんだが、その男女カンケイってのは、お世辞にも、「ピュアな恋愛」なんてもんでは、間違ってものうて(笑)、報酬目当てに「ヤル」だけが目的の、「売春」だったんだろうなあ。ミソは、「共犯カンケイ」に持ち込んで、「口封じ」するため、クスリを使うってことなんだろうなあ。だから、今回の件でいうと、ポイントは、その銀座のホステスに対する「報酬」の出所だよなあ。どこが出しておるんかいなあ。まさか、間違っても、親父のサメが、どこかのタニマチに出させておって、たまには、自分も、「親子丼」で遊んでおったってことは、ねえだろうなあ。頼むから、サメ、ワシだけには、「そんな親バカではない。天地神明に誓って、そんなことは、ゼッタイにない」って、断言してくれよ!
#で、今日(9・29)、全然、盛り上がらんかったっていうか、ほとんど誰も関心のなかった自民トウのソー裁選を受け、「谷垣執行ブ」が発足かあ。幹事チョー・大島理森、で、政調怪チョーに石破のおやぢは、分かるにしても、あの「総務怪チョー」の田野瀬ナントカって、いったい、誰だ? ワシ、本当に申し訳ないが、初めて聞いた(笑)。で、国対イイン長に、かつての「宏池会の若手ホープ」の川崎二郎か。川崎は、まだ、あのどうしようもない自民の中では、まだ、全然、マシな方だよなあ。ただ、大島がさっそく、来る「10・25」の神奈川、静岡両ケンの参院補選で、引き続き、イケダモン大先生率いる「信濃町丸ハムファイターズ」の支援を願いたい、かあ。大先生だって、今度の首班指名センキョでも分かるように、ここで、ギアをチョット、ニュートラルに入れ換えて、場合によっては、あわよくば、小沢んところにスリ寄ろうかと思ってるのに、チョット、アタマが痛いよなあ。大島は、でも、秋の臨時国怪を、早期に開くよう、吠えておるのか。であれば、返す刀で、小沢も、「宗教とカネ」のモンダイで、「イケダモン大先生&矢野絢也」の衆参ダブルでの「2ショット喚問」しかねえよなあ。ちょうど、『新潮45』の最新号(09年10月号)で、矢野がオモロイことを言っておるし、また、ワシも、乙骨サンんとこの『フォーラム21』から、原稿執筆の依頼を受けて、「大先生を国怪に招致せよ!」って、うっかり、書いてしもうたからなあ(笑)。発行日は、毎月10日ということなんで、興味のある人は、ぜひ、買うて読んでくれや。ネットで検索すれば、出てくると思うからな。
#セゴレーヌは、「Andre Hadjez」(ニッポン語読みすると、アンドレ・アジェズかあ)とかいう、58歳の新しいオトコができて、今、そっちに、ウツツを抜かしておるんだな。ただ、「字」にした『レクスプレス』(9・17)は、このアジェズとかいうオトコの素性について、全然、記述がねえんだよなあ。どこの生まれで、これまでどういう経歴があって、セゴレーヌとは、どういう経緯で出会って、どういうキャラをしとるのかっていうのが、全然、出てねえんだよなあ。「L.V.」こと、ルドヴィッツ・ヴィゴーニュが、猿のパンツの中身まで覗き込んでおるような、ハード・コアな情報がねえよなあ。セゴレーヌに寝物語で、いろいろと指図してるところもあるんだろうから、ジャーナリズムってのは、そのへんをきっちりとスッパ抜かんとだよなあ。
で、その猿だが、例のクリアストリームの件で、キソされたドビルパンを、「2審の予審の末、判事が『罪人』はサバキに値するとハンダンした」と喋ってことについて、今度は、ドビルパンが猿を「逆コクソ」かあ。しかし、この「ドビルパンvs猿」の、骨肉相争う「仁義なきタタカイ」は、オモロくなってきたよなあ。ドビルパンの公判は、年内一杯は続くんかいなあ。こんなもん、どうせ、「政治ショー」だからな。ドビルパンも名前を売るいいチャンスだよなあ。ぢゃあ、シラクは、サイバンに証人として出てだな、いろいろと喋らんとだよなあ。「この2人とも、実は私のカワイイ倅なんですが、不肖の方が、私の跡目を継いだばかりに、皆様にえらい迷惑をかけて、スミマセンなあ」ってな(笑)
あと、独逸の総センキョは、外電麺を読む限りにおいては、前回との得票と比較すると、要は、「社民トウの1人負け」なんだよな。前回と比較して、社民トウが減らした分を、メルケル与党と自民党、で、左派党に緑の党が、チョットずつ分け合ったってカンジだよなあ。「大連立」で、メルケル与党に取り込まれてしまったことで、鵺みたいになってしまったところもあるんだろうなあ。
#で、やっと、あの秋山直紀のおやぢの公判日程が決まったのか。だって、去年(08年)の8月末に、追キソされて、一連のソーサが終結したのと、三井環のオッサンの上告キキャクの決定があったのが、ドンピシャリの同時だったからなあ。連中にしてみるとだな、「バランス」を取ったツモリでおるんだな。今日(9・30)の朝日の夕刊が、1社2段と地味な扱いだったが、特ダネには変わりねえよなあ(笑)。だいたい、ソーサが終わって、1年以上も初コーハンが開かれなかったなんて、ワシ、聞いたことがねえからなあ。むしろ、そっちの方が「大ニュース」だよなあ。だから、Qちゃんの証人出廷と合わせて、「字」にしておるんだが、そもそも、こんな「公判日程」が、スッパ抜きの対象になるってことが、いかに、コイツが異常なジケンであるかが、わかるよなあ。前代未聞だよなあ。聞いたことねえよなあ。まあ、だから、社会ブ長賞ぐらいは、出してもいいと思うな。で、初コーハンが「11・2」、Qちゃんが証人で出るのが、「12・2」、ほいで、来年(10年)の「2・10」には、結審かあ。秋山直紀のおやぢが、キソ事実を否認して、争う方針っていう割には、また、じつに手際がいいよなあ。でも、Qちゃんが出たところで、大したことは喋らんよなあ。ソーサ当局は、「千年の杜」絡みのQちゃんネタは、どうなってるんだよ。この間は、Qちゃんには手を出せんってことなのかなあ。しかし、普通、コーハン自体が始まっておらんのに、こんな先までの「日程」がタイトに固まってるなんて、聞いたことがねえよなあ。通常は、コーハンが開かれた際に、サイバン長が、「次の期日は、どうしますか?」って弁護人に聞いて、それで決めていくからなあ。だいたい、そのコーハン前整理手続きが、「10回」も開かれておったってこと自体、異常だよなあ。そもそも、「サイバン員裁判」でもないのに、ぬあんで、そんな「整理手続き」の対象になってんだよ? こんな、ありえんマンガばっかりを、連中、相変わらず、やってんだよなあ。
#最近、出た本なんだが、河内孝『血の政治 青嵐会という物語』(新潮選書)が、オモロイ。この河内孝ってのは、毎日シンブンのブンヤで、政治ブ畑が長かった人で、最後は、中部本社の代表まで行ったんで、それなりに、「功成り名を遂げた」ところではあるよなあ。06年に退社後、同じ新潮選書から、『新聞社 破綻したビジネスモデル』というのを出しておって、そういうマスメディアを研究対象に扱う人らには、話題にはなっておったようだな。ワシも、同じ社におったんで、名前は勿論、知ってるが、面識は全くない。読めば分かるが、政治ブのキシャとしての長年の蓄積が、いかんなく吐き出されてる。刊行にあたって、再取材っていうより、「同窓生を訪ね歩く旅」みたいなカンジだよなあ、引退した江藤隆美とかんところにも行って、話し込んできてるんだな。
しかし、「青嵐会」っても、今のシンブン社の政治ブでも、現役レベルで「同時代」を体験しとるのは、おらんからな。あの血判状による決起が、1973(昭和48)年5月、田中角栄がソーリ大臣の時代だからなあ。だって、ワシが小2だからなあ。中川一郎、石原慎太郎、ハマコー、渡辺ミッチーに、若かりし頃の、あの加賀百萬石のチョー大物ザメに、タフも加わってたんだよなあ。時代がかった、まさに、「昭和ロマン」そのものだよなあ。でも、当時、こんな青嵐会の掲げる、バリバリのタカ派路線なんてのは、自民党内でも傍流もいいところで、「キワモノ」の扱いでしかなかったんだが、この自公連立の10年、すなわち、「自公体制」において、一挙に主客逆転してしもうて、メインストリームになってしもうたよなあ。それは、あの石原のおぢいちゃんが、東京都チジになったのを皮切りに、青嵐会メンバーのサメがソーリになり、その後続も、決起には加わらなかったものの、血脈的には、ほとんど同じコイズミだったからなあ。四半世紀もの雌伏期間を経て、ついに、ニッポン政界の大主流に踊り出てしもうた、ということだろう。
いみじくも、藤原弘達が、『創価学会を斬る』の中で予見しておったように、「日本型ファシズムの完成」とは、自民党内のファナスティックなタカ派勢力と、イケダモン大先生んところの宗教がかった政治結社が、合体することによってしか、出てこんということだったんが、その「ドンピシャリ」が、この「自公の10年」だったんだよなあ。ワシは、この間、一貫して、イケダモン大先生の側から、政局を見てきたんだが、この河内本は、もう一方の核でもあった、「青嵐会的なるもの」の実態というか、メンタリティーがわかって、オモロイ。この自公の10年を検証するのに、貴重なデータだと思う。この「青嵐会決起」の根底にあった要因の一つに、あの「角福戦争」で、血気盛んな若手連中が、「ポスト佐藤」において、「体制一新」を求めて、角栄に1票投じたのに、「人事」で冷遇された恨みがあったってんだよなあ。まあ、当時の政治ブのキシャなら、大体知ってる話なんだろうが、でも、「へえー」だよなあ。本来なら、岩見隆夫あたりが、自分んところのコラムで「字」にせなアカン話だが、あのジイサンも、読めばわかる通り、最近は、ボケまくって、ヒドイからなあ。
#で、チョット、小耳に挟んだハナシやが、秋山直紀のおやぢが、「11・2」から始まる自分のコーハンで、「小沢イチローを刺す!」って、息巻いておるそうぢゃないか(笑)。小沢が自民党の幹事チョーにおった頃の、90年代初頭のボーえい庁のAWACSのチョーたつに絡んで、そのタイホ後に講談社から出したバクロ手記『防衛ギゴク』の160頁以降で書いておるが、その「田村(秀昭)に言われ、瀬島(龍三)が了解し、見えないカネを作る」のあたりだろうなあ。ただ、タイミングが悪いっていうか、ヤルんだったら、総センキョの前にヤラんと、インパクトがねえし、効果が出ねえからなあ。「10・25」の静岡、神奈川の参院ホセンにも引っ掛からんからなあ。間が悪いわなあ。それと、ネタとしても、少し、古いよなあ。小沢は、秋山のおやぢとソリが合わんかったんで、「MDリケン」では、うまいこと外されておったから、そこらあたりで、「前セイケンの膿を出す」という切り返しだろうなあ。で、Qちゃんの方は、何を喋るんかいなあ。どうせ、大したことは喋らんだろうし、「身内」だから、当然、秋山直紀のおやぢを庇うようなあ。だったら、この秋は「MD国怪」にして、Qちゃんを証人喚問すっか? それか、イケダモン大先生を、矢野絢也と2ショットで、国怪に、お呼びして、「宗教とカネ」の徹底追及かあ。
#ほいで、今日(10・2)、学研から『天皇の金塊』を出した高橋五郎のオッサンと、電話で少し雑談したワ(笑)。連中は、相変わらず、デタラメをヤリまくってんだが、「理化学研究所」こと、「リケン」ってあるだろ。コイツはまさに、伏魔殿で、コイツを突いたら、凄いらしいぞ。ぬあんか、最近、そこの主任研究員だったかな、ハイニンでソーサ当局に身柄を取られておったが、ここは戦前から、縷々と続く、「肥溜の在り処」だなあ。このリケンってのは、戦前、あのノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹なんかを、その「主任研究員」に抱え込んでおって、「原爆カイハツ」にいそしんでおったんだが、キーパーソンは、このリケンの第3代所長を務めておった「大河内正敏」のおやぢや。このおやぢは、東大工学ブの造兵学科を首席で卒業して、もともとは、東大工学ブの教授として、「飛行弾丸の流体的ジッケン」、つまり、「兵器開発研究のエース」だったんだな。ところが、1921(大正10)年、そのリケンの所長にスカウトされて以降、科学者が、自由自在に「兵器開発研究」にいそしめる環境を整えるため、例の「主任研究員制度」を立ち上げたんだな。
で、このリケンは、戦前、「レシプロエンジン」という、軍用機には不可欠なエンジンの「ピストンリング」の開発、製造を一手に請け負って、ボロ儲けしておったんだが、っていうのは、この大河内のおやぢってのは、第2次大戦末期、「内閣コモン」として、当時、東条英機ナイカクで国務大臣権軍需ジカンでおった、あのアベのジイサンの「岸信介」と超ズブズブだったんだな。