三井環(元大阪高検公安部長)氏の「口封じ逮捕事件」に対する上告棄却決定を弾劾する(承前) |
#えっ、その汐留GOGO!テレビの「バンキシャ!」の、ギフ県チョーにおける「裏金キョギ証言報道ジケン」ならぬ、「ネタ元バラしジケン」、社チョーが今日(3月16日)、突然、セキニンを取るカタチで、クビを差し出したのかよ(笑)。「ありえねえー」展開だよなあ。もし、100歩譲って、仮に今度のアンケンが、古田の言う通りだったとしてもだな、こんなもん、いきなり、カイシャのトップのクビを出すレベルぢゃないよなあ。せいぜいが、「報道局チョー更迭」で、社チョーが監督セキニンを取るんであれば、「減給」で十分だ。「処分の手順」が、まったく、「デタラメ」なんだよなあ。そういえば、今朝、共同が各紙に配信しておった「まとめ記事」だと、全国津々浦ウラの自治体で、ごく、この最近までの「裏金捻出」がバレまくっておったぢゃないか(笑)。ワシなんか、古田との「ウラ取引」で、「誤報だった」ってことにしてしまったんぢゃないかって、ゲスの勘繰りの一つでも入れたくなるで。だったら、ぬあんで、ナベツネと超ズブズブの氏家は、のうのうとしとれるんだ? だったら、氏家のクビを出せ、氏家の!
で、今回、クビを差し出した社チョーの「久保伸太郎」ってのは、もともと、ナベツネんところの、ヨミのブンヤぢゃないか(笑)。経歴を見ると、どうも、出身は「政治ブ」っぽいよなあ。ほぼ、間違いなく、かなりの高い確率で「ナベツネの腰巾着」だったんだろうなあ。こんなもん、「社チョー本人の意思」による、自発的辞任なんかでのうて、当然、「ナベツネ&氏家」からの「指示」以外、ありえんワ。ワシが邪推するにだな、連中は、このドタバタにかこつけて、「小沢の外堀」を埋めようとしとるんかもしれんなあ。「江戸の敵を、長崎で討つ」って言うぢゃないか。さては、福田んときの「大連立失敗の逆恨み」を、ここらでヤリ返そうとしとるのか?
#ワシも、科学ブンヤに関しては、シロウトで、高校程度の物理、化学、生物、地学の知識しかないんだが、それでも「分からない」と感じたことは、専門家のセンセイにシツモンして、質していくことにしとるんや。それで、北のわがままおやぢの、例の「イチモツ発射実験」に関連して、まず、「宇宙空間」の定義だが、「宇宙」とは、イッパンには「大気圏外」とされるんだな。「大気圏」とは、地球の表面を取り巻く、酸素とかオゾンとかの大気の層で、地上100kmを過ぎると、だいぶ、薄くなるんだそうだ。で、こうした大気の層は、800kmまで、かなり薄い酸素が存在するってことなんだが、イッパンには、200kmとか300kmぐらいまでを「大気圏」と呼んでおるんだそうだ。だから、今度、若田サンが出かける宇宙ステーションなんかは、地上300km超なんだそうで、そこは、もう、「宇宙空間」なんだな。
で、地球上には、このような「大気圏」が取り巻いておるんだが、人工衛星も、長距離弾道ミサイルも、推進部分である「ロケット」でもって、いったん、「大気圏外」、つまり、「宇宙空間」に放り出して、そこから先っちょ部分を切り離し、人工衛星であれば、「衛星軌道」、弾道ミサイルであれば、「弾道」に乗せるんだが、その残った推進エンジン部分、すなわち、「ロケット本体」は、地球の引力に引かれて、また、地表方面に落ちてくるんだが、もし、何の防護措置を施さない限り、大気圏中で燃え尽きてしまうんだな。例外的に、スペースシャトルのように「リサイクル」で、再利用する場合は、そうした耐熱措置をほどこして、ロケット本体を海に落として、回収するんだってさ。それゆえ、今、少し、宣伝されとる、例の「MD」をはじめとする、「長距離射程」のイチモツでは、一番、技術的にクリアしなければならないのは、「命中精度」もさることながら、その先っちょの「コンドーム」に装填した「起爆ソーチ」を、大気圏への再突入の際、その大気との摩擦熱から守る、まさに「コンドームの強度向上」が最重点カダイで、今度のMDの日米共同カイハツだと、そこの「新コンドームの製作」を、ニッポンが担当しとるんだな。
で、この前、種子島からH2Aで打ち上げた「温室効果ガス測定衛星・いぶき」だと、北極から南極へと回る軌道で、高度は666kmらしいんだな。で、2段式のエンジン推進部分、すなわち、「ロケット本体」のうち、「下」の1段目は高度160km、で、「上」の2段目は高度500kmぐらいんところで、それぞれ切り離すんだが、いずれも、そのロケット本体は「大気圏中」で燃え尽きるんで、地表には「落ちて来ない」んだ。それでだな、そのロケットが、人工衛星の軌道に乗せるため、「大気圏外」、つまり、「宇宙空間」に出すためには、最低でも、初速が時速28000kmが必要なんだってさ。ミサイルは、それよりも「遅い」はずだが、でも、「大気圏外」に出すような、例えば、北のわがままやぢんところから、亜米利加のアラスカが入るような、6000キロだの、8000キロといった「超長距離射程」であれば、ロケット本体部分は、切り離した後の、途中の大気圏内で燃え尽きて、地表には落ちてこないんだ。もし、こんな「ロケット本体部分」が、あんなニッポン近海に落ちるとすれば、「初速を異常に落として、わざと、失敗させる」以外、ありえないんだ。だから、今度の「イチモツ発射騒ぎ報道」を見てると、北のわがままおやぢんところも、米韓日も、「デタラメのハッタリ」ばかり吹かせてるんだよなあ。
ワシ、すごくハラが立つというか、怒るのは、シンブン社の政治ブや外信ブの連中が、「無知」で、当局の言い分を鵜呑みにして、それをただ垂れ流すってのは、まだ、分かるし、許せるんだ。しかし、「科学ブ」っていうセクションが、編集局内にあるだろうが。この科学ブの連中は、今回の一連の報道を見て、「ヘンだ?」って、全然、思わんのか? それが、ワシ、フシギでしょうがないんだ。科学ってのは、確かに、一見、難しそうなリクツや数式を並べておるが、しかし、根底にある原理原則ってのは、じつにシンプルで、そこには、「美しさ」さえある。科学ってのは、「人類の英知」であって、真の意味での「平和」のために有効活用しなけりゃならんハズで、科学ブの連中ってのは、ジャーナリズムの分野で、それに資するために動いて、「字」にせんとならんハズだろう。あの上杉隆にバカにされまくっとる政治ブの連中並みに、「脳死状態」に陥っているんだよなあ。
#その汐留GOGO!テレビの「バンキシャ!」の、ギフ県チョウの「裏金キョギ証言報道ジケン」ならぬ、「ネタ元バラしジケン」、ワシ、思うのは、あの番組は確か、毎週日曜日の夕方6時からで、タダでさえ「笑点」のオコボレの客をそのまま引き付けて、いい「数字」を出しておる番組なんだろ。だったら、何で、「イッパツやって、ハイ、終わり」なんかでなくて、毎週、徹底的に追及せんのか! 相手だって、「本気かどうか」なんて、足元をちゃんと見てるに決まってるじゃないか。10週ぐらい、連続して、裏金のネタを打ち続けておったら、全く違った展開になっておったハズだ。要するに、「中途半端」もいいところなんだ。こんなことをやってるようじゃ、当局からも、ネタ元からもナメられ、「信」を失うだけだ。本当に、マスコミってのは、図体だけデカくて、ちょっと脅し上げたら、すぐこのザマだからな。こんな茶番劇を見てると、本当に反吐が出てくる。
で、毎日の記事を見ると、「(ギフ) 県の担当者から、キャッシュカードを渡されて、『ここに振り込め』と指示された」だって? ネットのカキコミを通じて、「タレコミ」(のようなもの)があって、それを機に、取材に着手するなんて、「端緒」としては、おかしくも何ともないんだ。まず、その情報について、キャッシュカードの預金口座の銀行・支店名、名義人名、で、その名義人が、ちゃんと、実在して、どういう人物なのか、という「ウラ」を、取材班は取っておるんかいなあ。やっぱり、そのタレコミ、つまり、「蒲」とかいう土建業者の証言だけでは、まだ、「狂言」の可能性だってあるわけだから、「鵜呑み」にするのではなく、まず、そこらあたりはどうだったんだろうなあ。で、その「県の担当者」って、「誰」なんだ? 当然、蒲は「名指し」してるだろうなあ。その「県の担当者」と「預金口座の名義人名」が一致してたってことは、ないのか?
で、おそらく、実際の取材に動いておったのは、下請けの制作会社だろうが、もし、自分たちのやっておったことに「やましい」ことがないんであれば、言うべき主張は、きちんとせな、アカンわ。「ここで逆らったら、仕事を干される」っていう、「ドレイ根性」でおる限り、いつまで経っても、「親会社のオモチャ」でしかないワ。ま、そんな汐留テレビなんて、どうなろうと、ワシの知ったことぢゃないんで、どうでもエエけどな(笑)。ホンマ、「ネタ元バラしジケン」という意味では、あの「草薙本ジケン」と、似たような胡散臭いニオイが、プンプンとしてくるよなあ。
#そうそう、ワシが、「特集・信濃町をめぐる『客観・中立』の立ち位置を問う」で、「『客観的』という名の"玄関学術研究"の陥穽」というタイトルの文章を書いておった『フォーラム21』の09年3月号(3月10日発行)で、同じフリーのブンヤの斎藤貴男が、連載「キーワード・漂流」の第7回で、例の草薙本ジケンを取り上げて、このジケンの「最大のミソ」を的確に指摘しておった。それは、どういうことかというと、本来であれば、あの草薙本についても、被害者である「僕」や「パパ」、ほいで、「お爺ちゃん」は、「民事」の場にハナシを持っていくのがスジなのに、いきなり、「刑事ジケン」に持って行って、「ネタ元」の身柄を取らせたという手法のえげつなさを批判しておったんだが、まったく、その通りなんだ。
で、それは、今回の汐留GOGO!テレビの「裏金キョギ証言報道ジケン」ならぬ、「ネタ元バラしジケン」と、本質にあるものは、全く同じだと思う。「法執行キカン」という「暴力ソーチ」が、「ネタ元」の身柄を取ったってのが、実にイヤらしいんだ。本来であれば、取材にあたった草薙や講談社、ほいで、日テレの連中の身柄を取るのが、スジなんだ。そんな「気力が萎え掛けている」とか、弱気にならんで、この商売をやっとる以上は、徹底的にガンガンと攻めなきゃ。所詮、ブンヤなんてのは、「ペンを握ったヤクザ者」でしかないんだし、やはり、「攻撃は、最大の防御なり」だと思う。 あんまり、原稿を書き過ぎて、少し、疲れが溜まってるんかなあ。体力さえ回復すれば、まだ、ナンボでもできると思うんだが。斎藤貴男なんて、もともと、取材力はあるんだから、狙いさえきっちり外さなければ、まだまだ、これからいくらでも、いい文章が書ける人だと思う。だって、これだけマトモな指摘、批判ができてるんだからなあ。この商売に限ったことではないが、「健康第一」だと思う。体調カンリをしっかりやって、休むときはきちんと休み、ヤルときは徹底的にヤル、と。そういうメリハリだと思う。
#そうそう、ワシの出身の旧新潟3区(=中越)のJR東日本の信濃川発電所(水力、小千谷市&十日町市)による、「水不正ネコババ」ジケン、コイツもデタラメやりまくっておったんだなあ。98年から07年までの10年間に、JR東ニッポンは、計1億8000万立方メートルも、余計に「水」をネコババしておったんだよな。首都圏の山手線なんかの電源は、越後の山々の雪解け水etcを源とする、「ここ」から来てるんだ。で、コイツは意図的に取水データを改ざんしたプログラムを作成しておって、地元や建設省にも、「大ウソ」をついておったんだな。このモンダイの背景にあるのは、JR東の経営者の連中の、「どうせ、ニイガタなんて東京のショクミン地なんだから、水なんでナンボ、タダで毟り取ったところで、文句あるか」っていう、「差別意識」、「蔑視」やな。こうやって、田舎モンを舐めて、ハラの底ではバカにしてるんだ。越後人、皆、お人よしが多くて、文句言わんから、だから、東京の連中にナメられるんだ。もっと、ガツンとかましたれ! まさに、「この豪雪をもたらす、三国山脈を削って、佐渡まで埋め立てるんだ!」と、あの「雪国」から「志」を持って、政治の場に出てきてた、田中角栄の「血の叫び」や!
#で、永田町の「政局バナシ」をするとだな(笑)、今、「3・24」って、「卒業式」をやっとる学校も多いんかいなあ。「20日満期」ではあるが、満期前に、チケンが「ケリ」をつける可能性もあるが、まあ、最終日だろうなあ。通常であれば、「特捜アンケン」なんで、キソしかないんだが、今回はどうなんだろうなあ。ワシの「確定的な意見」だけ言うと、「キソ」で小沢が「投手」を辞めるのであれば、「返す刀」で、二階の「通産ダイジンのクビ」を取るのは、必須条件というか、最低条件だよなあ。「小沢が辞める」ことは、「二階のクビを取る」ということだから、それ以外、選択肢はないよなあ。あと、「不キソ(キソ猶予)」っていうのもあるんかいなあ。やはり、ポイントは、タイホされた西松側の2人がどこまで「喋っている」かだよなあ。そのへんの情報は全然、出てきておらんよなあ。あと、こんなもん、国策ソーサの政治ジケンなんだから、「処分保留で釈放」というテもある。「最終ハンダン」は、総センキョの結果を見て、決めてもいいわけだしなあ。通常であれば、「特捜アンケン」だから、タイホはキソとワンセットで「パック」になってるんだが、わからんところがあるよなあ。あの「胆沢ダム」の談合を、ゼネコン業怪の「東の正横綱」である、「鹿島」が仕切っておったなんて(シンブン報道では、いちおう、「疑い」とか「?」を入れておったようだが)、そんなもん、「アタリ前田のクラッカー」のハナシだからなあ。「何を今さら」だよなあ。ワシに言わせりゃ、他にどこが仕切るんだってカンジだからなあ。あと、おととい(3月15日)の晩だったかな、竹橋の毎日シンブンの地下で、ラスプーチンやキツネ目のおやぢとかが参加してあった、「国策捜査フンサイ」の決起集怪は、どうだったんだろうなあ。盛り上がっておったんかいなあ。
#そうそう、ワシ、恥ずかしながら、この前の『週金』だから、ちょうど、給付金が国怪で「3分の2」で通った直後だったから、3月6日発売の号だったよなあ、あの「ベーシック・インカム」なるものを、初めて知って、正直、「何だ、こりゃ?」って驚いたなあ。コレは「生活保護」とかと違って、所得にカンケイなく、全コクミンに一律、金額については、いろいろと説があるようだが、とにかく、「最低保障分」ぐらいの小遣いを与えるってことらしいが、コレはまさに、「究極の給付金」だよなあ。欧米では、既に緑の党とかが導入を主張しておって、これまでにもそういうことを言ってる学者とかもおったようなんだが、あの週金の特集記事では、「こんな制度がありますよ」っていう紹介記事ではなくて、「導入しろ!」ってカンジで、各党に「賛否の見解」まで、問うておったもんなあ。ワシは、全然、賛成ではないんだが、こういうのが大っぴらに、あの週金が取り上げるようになったという、「時代的背景」はあるよなあ。亜米利加で小浜が当選して、経済セーサクでは、間違いなく、時代は「左展開」しとるからなあ。その象徴が、コイズミの腰巾着だった中谷巌の「転向宣言」だからなあ。
そのトレンドで捉えるとだな、ラスプーチンは、彼なりに、同志社の大学インまで出て、「神学」の修士号まで取っておるから、「国策ソーサ」についても、彼なりの「独自のガクセツ」というか、切り口を宣伝したいっていうのか、彼はその条件に「時代のけじめ」ということを挙げていて、今回の西松ジケンでは、彼なりの「国策捜査リロン」に当てはめると、「時代のけじめ」にはなっておらんので、厳密な意味での「国策ソーサ」ではないと、ラスプーチンは薀蓄を傾けておるんだよな(笑)。確かに、タイミングといい、諸々、それらを含めて、今回、チケン(&赤レンガ)が、なぜ、小沢の第1公設ヒショの身柄を取ったかってのは、ワシも、本当にわからんなあ。
まあ、角栄のロッキードを引き合いに出して、「亜米利加のボーリャク説」も、まことしやかに言われたりもしておるが、アレも、結果的に、角栄がタイホされたんで、ああいう物言いをされてしまっでおるが、実際、ソーサが動いておる段階では、アレも、そもそも、ジケンになるのかどうか、もし、着手するとしたら、角栄まで行くかどうかってのは、わかんなかったし、一時は、「角栄タイホはない」と、ジケンも潰れたと言われておった時期があったんだよなあ。何か、偶然というか、諸々の「政治力学」が作用して、最後は角栄は身柄を取られてしまったんだが、「現在進行形」で動いている段階ってのは、わからんからなあ。有象無象の連中ってのは、そんなふうに、「ing」で動いている段階では、小賢しくダンマリを決め込んでおるか、毒にも薬にもならんことでお茶を濁しておいて、「流れが見えた段階」で、その追い風に乗って、したり顔の物言いしかしておらんからなあ。こういうのを「日和見」とも、「オポチュニスト」とも言うんだが、テレビのコメンテーターの類で、メシの種にありつくには、その程度にまでレベルを下げんと、やってけないんだよなあ。そういうのが、俗に「客観的」とか、「公正・中立」などと、呼んでおるものの実態だからなあ。
#へえーっ、今日(3月18日)は、ANA系の労組が始発から終日ストか。ここは、一昨年(07年)も、やっとるのか。でも、最近、このテの交通キカンのストって、全然、なかったからなあ。ワシ、小学生の頃とか、国鉄とか、ストは凄かったからなあ。「鬼の動労」とか、言われておったもんなあ。ま、こんなふうにストが起こるってのも、「時代のトレンド」なんだろうなあ。軸は、「左」に振れてるよなあ。だから、「上」の西松ジケンに、ハナシに戻すとだな、ラスプーチンの「時代のけじめロン」ではないが、よくも悪くも、ああした土建業ってのは、「失業タイサク」っていうか、「社会保障」という部分もさることながら、じつは、「治安タイサク」という一面もあるんだよな。赤レンガも、法執行キカンの総元締めのくせに、そういうところを、見事なまでに、全然、考えてねえんだよなあ(笑)。ホンマ、あのアベ並みに、空気が読めてねえよなあ。
#今度の海自の護衛船のソマリア沖派兵に絡んで、今朝(3月18日)のヨミが、デンマーク海軍のフリーゲート船上からの同乗ルポを打電してきておったが、やっぱり、ゲンバを見てきてたニンゲンの「字」ってのは、オモロイ。あの記事のミソは、「警告射撃」、つまり、「威嚇射撃」のポイントは、「敵に命中しないように、わざと、的から外す」ってことなんだな。それにも、ちゃんと、「規則」があって、「適度の距離を保つ」ことで、ここでいう「適度の距離」とは、「100%当たらない距離」で、その取材に応じた兵士は、「(自分は)15メートル」なんだってな。おそらく、こうした「射撃の命中率」ってのは、個人差があるんだろうなあ。銃の種類にもよるだろうが、ワシだったら、何メートルぐらいだろうなあ。で、この「威嚇射撃」で、かなり、効果はあって、この1月以降は、海賊の「乗っ取り」も相当、減ってきたんだな。何か、もう、海自も、あんなところまで行ったところで、やることもなくなってんだなあ。すべてにおいて、「タイミング」がズレてんだよなあ。まあ、「威嚇」ってのは、「ハッタリをかます」ってことなんだが、ホンマ、今度の「北のわがままおやぢ」の「イチモツいじり」と、同じだよなあ。でも、本当に困った隣人だよなあ。まさか、自衛隊を「北」に放り込んで、あのおやぢを生け捕りにして、タイホするってわけにも、それは現実モンダイとしてムリだし、やっぱり、中国や露西亜を抱き込んで、「外堀」を埋めていくことだろうなあ。
#88年入社の大毎のエースこと、NYの小倉(孝保)が今朝(3月18日)、久しぶりに(っていうか、この前も出ておったが)、「記者の目」を書いておったが、亜米利加の死刑執行って、「へえーっ」だよなあ。原則として、遺族や死刑囚の家族、さらには、ブンヤまで立ち会えて、本人から、アレコレと聞き出すこともできるのかあ。やっぱり、「情報公開」だよなあ。ワシも死刑制度にはハンタイなんだが、でも、やる以上は、ニッポンもアレくらい徹底して、ヤルべきだよなあ。同期の小倉は、初任地が福井、それから阪神シキョクを移って、ワシと一緒に93年4月1日付けで、大毎の社会ブに上がった。入社まる5年、6年目で大毎の社会ブに、オトコで引っ張られたのは、この小倉とワシの2人だけだったんで、ワシらは「真のエース」なんや(笑)。アソコもいちおう、橋にも棒にも転ばんようなバカは、本社には引っ張っては来んからなあ。当時、お互いシキョクにおった頃、地方ブ報の「特ダネ賞」の欄には、小倉とワシで競争しておったからな。懐かしい。20年近く経て、こういう状況にお互いが置かれておるとは、感無量だよなあ。
#で、今日(3月18日)の18時45分付けの共同電だと、その一連の小沢んところの、岩手や秋田をはじめとする、ダムを含めた、諸々の公共工事の談合に、その「元ヒショ兼金庫番」だから、こんなもん、「顔伏せ」でも「高橋嘉信」のことだが、彼が、ゲンバで取り仕切っておったと、「字」にしておったが、この高橋については、「時効」だから、立ケンはできんのだよなあ。ただ、ワシ、思ったんだが、ちょうど、30年前にハジけた日商岩井のダグラス・グラマン事件、結局、当時、副社チョーだった、あの秋山直紀のおやぢの「師匠」の海部八郎の身柄をチケンが取ったけれども、「収」の方の、佐藤ナイカクのぼーエイ庁チョー官だった松野頼三の方は、「時効」に引っかかったんで、刑事ソツイには及ばなかったんだ。ただ、逆に、「時効」を迎えておったがゆえにだろうが、当時の赤レンガの刑事局チョーだった伊藤栄樹が、国怪の答弁で、野党のシツモンに、よう喋っておるんだよなあ(笑)。それで、自民党の連中が怒りまくって、「何とか、あの口を塞げ!」って息巻いておったんだよな。だから、身柄を取って、キソするだけが、「真相解明」でもないっていうか、三井環のオッサンが、『創』の手記でも書いておったように、仮にサイバンで「無罪」が出ても、そのプロセスで「真相究明」ができたのであれば、それは、大きな意味があると思うのだが。そういうことを、今度の西松ジケンでは、感じるよなあ。
それで、「企業献金」と「個人献金」ってのは、全然、意味合いが違うからなあ。結局、企業献金ってのは、政治団体を使った「合法ロンダリング」であろうと、「オモテの賄賂」だからなあ。当然、何らかの「便宜」を図ってもらいたいという「下心」があるわけだからな。今は、前と違って、政党助成金も出ておるし、その毎月100萬円の「文書通信交通費」っていう、「つかみ金」も貰うておるんだから、「企業献金の全面廃止」は大サンセイだな。その代わりの個人のネット献金を解禁すればいいんだ。小口でも、壱萬や五千円でも、溜まれば、それなりの浄財になるしな。