三井環(元大阪高検公安部長)氏の「口封じ逮捕事件」に対する上告棄却決定を弾劾する(承前) |
#で、今晩(3月12日)、OAしておった「ゼロ」が、小沢んところを引き合いに出して、その「下請け」を使った、献金システムの手口を紹介しておったが、こんなもん、テレビ局が下請けの制作プロダクションに経費を水増しして、丸投げし、その浮いたカネを、悪徳Pのところにキックバックさせる手口と、クリソツぢゃないか。自分んところの事情を、よく知っておるんで、それで、すぐ、取材に取りかかれたんだな(笑)。で、ゼネコンの場合は、元請けが、そうした「小沢ダム」なり、「二階道路」の工事を、ヤクショから引き受け、で、工事そのものは、そのまま、下請け、孫請けに丸投げするんだが、その際、代金に少し下駄を履かせて支払って、その「水増し分」を、下請けから、政治家の資金カンリ団体とか、政党のシブに寄付させるんだな。うまいなあ、そうやって、「元請け」は、自分の手を汚さないで、キレイにカネの流れを洗浄できるんだな。
それでだな、こういうことなんだろうなあ。そうやって、ゼネコンがヤクショから工事を貰うためには、何よりもまず、「入札参加資格業者」として、「土俵」に上げてもらわんことには、「相撲」が取れんからな。だから、盆暮れの数十萬円単位の小遣いとか、収支報告書に出てくる、「オモテのカネ」ってのは、まあ、麻雀における「場代」だろうなあ。いちばん、おいしいのは、「随意ケイヤク」で独占受注することだが、それがアカン場合は、「談合」によって、各社、仲良く、パイを分けることなんだろうなあ。で、めでたく、「工事受注」の暁に、手数料3%の残りを、「成功報酬」として、渡すってことなんだろうなあ。コイツは、おそらく、「ウラ」だと思う。だから、こんなカネは、自治省や選管に届け出る、資金カンリ団体の収支報告書には、間違いなく、出てこんなあ。
ただ、その小沢の地元の業者が、「顔伏せ」とはいえ、取材に応じておったってのは、その元ヒショの「高橋嘉信」と、激烈な「刺し合い」になっておるってことだよなあ。そうした「内戦」がなけりゃ、こんなもん、「山田洋行VS日本ミライズ」の内紛劇から出てきた、あの「防衛リケン」のジケンみたいに、オモテ沙汰には、間違っても、ならんからなあ。こうした「隙」が出来たんで、チケン(&赤レンガ)が、「待ってました」とばかり、足元をすくいに行ったんだよなあ。だから、「身から出たサビ」なんだ。
#ほいで、北のわがままおやぢんところが、「イチモツ」の発射実験を、「来月(4月)の4日から8日までの間に、行う」と国際キカンに通告したことで、今朝(3月13日)の各紙が大騒ぎしておるが、結論から先に言えば、わがままおやぢんところが言うように、人工衛星「光明星2号」を打ち上げる(実験?)んであれば、何の問題もないと思う。「人工衛星」か「長距離弾道ミサイル」かの違いは、ロケットの先端部分、つまり、「コンドーム」に当たる部分だな、そこに、人工衛星のソーチか、起爆ソーチかを装填するかの違いでしかないからな。ちょうど、この1月23日に、種子島から、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が、H2Aロケットを使って、温室効果ガス観測衛星「いぶき」を打ち上げておるが、これも含めて、ロケットを発射した後、推進エンジン部分の、いわゆる「ロケット本体部分」は、海に落下させるってんだな。H2Aだと、「2段式」になっておって、それぞれを昇天の途中で切り離して、海に落としていくんだが、事前に落下予想海域というのは分かるんで、そこを指定し、打ち上げ時間帯には、その海域に入らないように、事前に各方面に依頼するとともに、打ち上げ時には、その海域に船舶等が入っていないことを確認したうえで、行うんだってさ(JAXAのブログの「よくあるシツモン」に回答が出ておる)。北も、当然、「コクサイ社会」の仲間入りするのであれば、それくらいの配慮は、行ってもらって、しかるべきだよなあ。っていうか、発射の正確な日時も事前に知らせて、「カウントダウン」をやれってんだよな。
とにかく、今回、先っちょのコンドームの部分に、「起爆ソーチ」が装填してない限り、何のモンダイはないと思う。今度の「いぶき」の打ち上げと同じだ。ただ、ワシ、1点だけ、ようわからんのは、今回、その「2段式」の推進エンジン部分、つまり、「ロケット本体」のことだが、その2つを切り離して、着水させる地点を、わざわざ、日本海(=秋田県の西約300キロ)と、ニッポン列島を越えた太平洋部分(=岩手県から東南東へ約2500キロ)と、そこを指定しておるんだな。で、そこのところで、今回は、大騒ぎしとるようなんだが、もし、ニッポン側がわがままおやぢんところに「説明セキニン」と求めるのであれば、「で、いったい、今回の人工衛星の用途は、何なんだ? 気象観測用か、それとも、赤道上の高度35810kmんところに、地球の自転角速度と同じ速さで回るスパイ監視用の静止衛星なのか?」、それくらいは問い正すべきだと思う。
で、別に「軍事用」でなく、気象観測といった「平和・商用目的」であれば、当然、「その『光明星2号』ってのは、どういう軌道に乗せて打ち上げるものなんだ? ニッポン国民の多くは、あんまり、オマエんところに信用度が高いとはいえなんで、いろいろと、不安に思っている人たちもいる。特に、切り離したロケット本体部分が、ニッポンの上空を越えて、太平洋まで届くというのは、おまえんところは、いったい、どういう軌道に乗せて、衛星を飛ばすのか? そこを情報公開しろ」と、麻生、コクミンを代表して、セキニンを持ってだな、あのわがままおやぢに問い正さな、アカンわなあ。「平和目的」であれば、隠す必要はゼロだからなあ。だいたい、人工衛星ってのは、「ケプラーの法則」にしたがって、「楕円軌道」を辿って、地球の周囲を回るんだが、そのルートは、千差万別だからな。で、ロケット本体部分の落下地点ってのは、それを推定する手がかりになると思う。どういう軌道に乗せるかは、初速とか、発射角度(=発射後の誘導方向)とか、あるハズなんだ。
ワシ、ホンマ、声を大にして言いたいのは、「外交の失敗が、戦争」なんだ。だから、そうした「最終手段」を選択するに至るまで、取るべき方法なんて、いくらでもあるのに、それをすべてスッ飛ばして、すぐに「暴力ソーチ」の行使を振り回すというのは、「粗忽」というよりも、「政治の退廃」だと思う。ラスプーチンや、まだ、外ム省をクビになっとらんのだから、「現役外交官」として、ここはだな、あの紅琢磨のオッサンなんかと2ショットで、ひとこと、ピシッと「顔出し」で言ってやってくれや。頼むで!(っていうか、実際は、牛乳瓶に灯油を入れ、ライター点けて、「オラオラ」と言ってるレベルなんだよな。要は、「イジメの対象」になっとるんで、なるべく大騒ぎしとるわけや)
#で、西松ジケンの方は、その今回、身柄を取られたソーム部長の「岡崎彰文」ってのは、96年から00年まで、東北支店で「小沢番」でおって、その元ヒショの「高橋嘉信」が、総センキョで比例東北で「ハプニング当選」して、ヒショのポストから離れたのと前後して、岡崎は本社のソーム部長になったのか。例の「政治団体」を使った、「抜け道献金」のシステムは、岡崎が東北支店におった頃、その高橋と「二人三脚」で知恵を出し合って、こしらえたってことなんだろうなあ。だから、そうやって、西松も「東北の地盤」は固まったことだし、高橋もバッジをつけて、平日は永田町におるわけだし、そういうのも、諸々、関係しとるのかもしれんな。少なくとも、高橋は衆院ギインを辞める03年11月までは、「中」におったんだから、その小沢の第1公設ヒショに引き継いだ後の「諸々」も、当然知っとるよなあ。で、ソリが合わなけりゃ、「ヤツは、地元では、カネに汚いという評判だった」って、少し「色」をつけてチケンに喋れば、後は、うまいこと、夜回りで、佐久間あたりが、社会ブの司法担当にリークしてくれるからな(笑)
ただ、一つだけ言いたいのは、この「建設リケン」という、「血税ネコババ」のシステムは、小沢んところ、二階んところだけぢゃないからな。で、オモテに出たハナシってのも、ほんの、ごく氷山の一角だから、もっとディープなところは、カネのやり取りも含めて、全部、ウラで動いておるからな。でも、今回、こうやって、チケンがソーサのメスを入れたことで、そうした「建設リケン」のカラクリが、1歩踏み込んで、かなり詳細にオモテに出たということ自体は、決して、悪いことではなかったと思う。でも、これを捉えて、小沢をのみ叩いて、「ハイ、オシマイ」では、おかしいと思う。ニッポン全国、他に「古賀道路(新幹線?)」だってあるわけだし、そんなこと言ったら、長崎のQちゃんなんか、もっと、スゴイからなあ。でも、Qちゃんは逃げるのがウマイから、なかなか、シッポが掴まれんよなあ。あの丸石自転車の件でも、「あっせん収賄」だと、もう、時効なんだよなあ。
#それと、もう一つ、特に今回、ターゲットにされた小沢はそうだし、二階もしかりだが、決して彼らはお世辞にも、「カネにキレイ」だなどとは口が裂けても言えんが(笑)、しかし、それと、これまでの彼らの政治的な足跡や、今後の政治家としての可能性ということも、ワシら有権者は、天秤にかけて、もう少し、冷静にハンダンしてもいいような気がする。小沢は、今度の総センキョで、政権交代の暁には、ソーリ大臣になる可能性が極めて濃厚な状況だったわけだし、二階は二階で、「中国通」というか、もちろん、どうせ、「リケン話」にもクビに突っ込んどるに決まってるが、しかし、「中国とのパイプ」という意味で、彼が果たしてきた役割とか、な。
それは、おそらく、ワシが旧新潟3区、すなわち、「田中角栄の選挙区」の出身で、「現役政治家としての角栄」も、ギリギリ、「同時代人」として見聞した世代だから、という部分から来てるんだろうなあ。立花隆あたりにさんざん書かれた「金権政治家」であるってのは、もう、わかり切ってるからな。そんなもん、否定のしようがないワ。しかし、彼の政治的な「功」の部分も間違いなくあったし、人間的な魅力も凄かった。ワシは、「政治家としてのナマ角栄」を、自分の目で何度も見ておる。この国ってのは、すぐ、「集団ヒステリー状態」になるっていうか、いったん、叩き始めると、その人の人格全てまでをも否定して、葬り去ろうとするんだよな。それは、絶対におかしいと、ワシは思う。「功罪相半ばする」っていうか、善も悪も抱え込んでおるのが人間だし、目の前に、ナンボでも取ってもOKだという、「掴み金」があったら、だいたいのニンゲンは、手を出すよなあ(笑)。カネでセーサクを買うなんて、おかしいし、ケシカランに決まっておる。しかし、それが、なぜ、消滅せんのかという方に、ワシなんかは興味がある。その意味では、根底では、「文学的ニンゲン」なんだろうなあ。
#で、武部勤が、今朝(3月13日)、何かの会合で、「離党も辞さず」発言か。武部も、道議からの叩き上げなんだが、もともと、渡辺ミッチーの下におって、それから、タフと一緒に行動しとったんだよな。で、武部の北海道12区ってのは、網走、稚内の方か。鈴木宗男は、「比例」の方で出るんだろうなあ。2人はウマは合うんかいなあ。この際、武部は離党した暁には、「新党大地」に合流してもええのか。でも、「郵政民営化」に賛成しとったんだよな(笑)。それはともかく、小沢を「みちのく」を拠点とする、「東北ブロック」とすると、庄内の加藤紘一と組んでもいいわけか。でも、こうした「地域新党連合」は、「広がり」が出てきそうだよなあ。政党助成金の絡みからすると、党は1つにした方がええのか。「緩やかな連合体」ってのは、いまどきの感覚にマッチしてると思うんだがなあ。比例が「ブロック単位」なんで、そこらで、イケそうなタマを選んで、集めたら、オモロイかもしれんよなあ。
あと、北のわがままおやぢの「イチモツ発射実験」、周りが騒ぎすぎ。ほっとけばいい。仮に、MDを使ったとしても、絶対に撃ち落せない。それは、100%保証する。こういう不毛なハッタリのかまし合いに、「喝!」を入れてやらなアカンのだがな。こんなもん、「張子の虎」と「ハリボテ」の騙し合いや(笑)。それは、マトモな自衛官であれば、いちばん、よく知ってると思う。
#余計な一言と思いつつも(笑)、どうしても、立場上、茶々を入れずにはおられんので、書いてしもうておるが、今度の小沢の第1公設ヒショのタイホについて、ラスプーチンが「チケン&赤レンガ」に向け、「国策ソーサ批判」を、ジャンジャンとやっとるのはええんだが、あの「憂国憤怒した、ゲンバの青年将校による、クーデター決起説」っていう、ロンの持っていき方だけ、何とかならんかなあ。そんなもん、「ケンサツ一体の原則」を出すまでもなく、あの組織も「上の指示」は絶対だからな。こんなもん、「上から指示が降ってきた」という、最終的には「ソー長の政治的ハンダン」に決まってるがな。あんなもん、チケンの特捜のゲンバの独自ハンダンで、間違っても、身柄なんて取れん。それは、ワシの「ジャーナリスト生命」に賭けてでも、断言する。あんなことを言うようでは、ヤキが回ってきたんかいなあっていう気もするんだが、ひょっとして、「わざと」、そう言ってるんかいなあ。だとすると、彼なりの、何かの思惑でもあるんかいなあ。
#毎日シンブンの今日(3月13日)の岩手版に出ておったが、自民が、その小沢の元金庫番の高橋嘉信の公認について、「見送り検討」か。で、この高橋ってのは、06年の奥州市長選に出て、トップの当選の約3万票、2位の約2・8万票に次いで、約2・5万票を取ってるのか。で、岩手4区ってのは、もともと、あの秋山直紀のおやぢと超ズブズブの玉沢徳一郎だったんだな(笑)。で、玉沢はもう70歳を過ぎておることもあって、今回で引退し、高橋はその「後釜」か。で、そもそも、今回の高橋の出馬ってのは、本人がやる気満々だったのか、それとも、県連が「三顧の礼」を尽くして、高橋に深々とアタマを下げて、引っ張り出してきたんかいなあ。ただ、玉沢は、全然、センキョ弱いから、過去の票数を見れば、高橋との一騎打ちでも、小沢は「無所属」でも勝つと思う。負けるということは、ありえない。「票数」を見てても、もちろん、ゼネコンからの組織票もあるが、それだけでは、あれだけの数字は出てこない。後援会というか、足腰はしっかりしていると思う。でも、高橋ってのは、どういう「タマ」なんだろうなあ。一度、会うてみたいなあ。こういうのは、自分の目で見んことには、分からんからなあ。
#なるほど、この「小沢ダム」こと、「胆沢(いさわ)ダム」ってのは、もともと、終戦直後に、西松が手がけた「石淵ダム」を廃し、その3倍規模のダムを新たに作るという、大プロジェクトで、当初は、その石淵ダムの改修工事だったのが、小沢が自民党の建設ゾクとして、権力を握る過程で、「胆沢ダム」にグレードアップさせてるんだな。地質調査を含めた着工が1983年、で、ダム本体の本格着工が2005年で、完成予定は、2013年か。岩石を積み重ねて作るロックフェルダムとしては、ニッポン最大で、総貯水量は、1億4300万立方メートル。当初の総事業費は1350億円だったが、その後、2000億円ぐらいに膨らんでおるのか。いずれにしても、「長い歴史」の中で、既に「動いている大プロジェクト」で、コイツは、まさに小沢の権力の源泉なんだな。こんなもん、小沢の顔色ひとつで、施工業者なんて選定されるに決まってるぢゃないか(笑)
要するにだな、賭博場の中に入れてもらうためには、そこを仕切っておるヤクザの親分にアタマを下げて、「テラ銭」を払うだろ。諸々、そうやって、オモテに出てくるカネってのは、バクチの「参加料」だよなあ。そこから先、「バクチで勝ったアガリ」について、「成功報酬」として、当然、「胴元」にも、「手数料」を払う必要なんて、あるに決まってるぢゃないか。岩手が「小沢王国」の牙城だったってのは、まさに、ここにあるんだな。
しかし、小沢にしてみるとだな、そんな収支報告書の端金のキサイがどうたらこうたらで、何、大騒ぎしてるんかってカンジだよなあ。最近、ケインズがかっとるワシからすれば、フランクリン・ルーズベルトの「TVA」ならぬ、まさに、「岩手TVA」、「小沢ニューディール」じゃないか! あんな田舎の、山ばっかりの、大した産業もないエリアで、これだけの大事業を持ってきて、有権者に「メシの種」を確保したということは、政治家として、まっとうに評価していいと思う。「失業の恐怖」から、救済しておる部分は、間違いなくあるんだから、それは、今の亜米利加の「小浜ニューディール」が脚光を浴びている今こそ、そこの部分は、注目していいと思う。しかし、コイツは「建設省VS赤レンガ」の「霞ヶ関政局」の側面もあるんだな。大蔵省が、どっちにつくんだろうなあ。自治、大蔵、建設の3省で「赤レンガ包囲網」を敷けば、コイツは、勝てるケンカだな。
#前原、地元の京都に戻って、今晩(3月14日)、身内らの前で、小沢んことを名指しで、「たとえ合法でも、あれだけの献金を貰っていいかというモンダイはある。私には、考えられない金額だ」かあ(笑)。オマエ、例のアホ議員協で、秋山直紀のおやぢと亜米利加に何度も遊びに行っとるくせに、よく、ヌケヌケとそんなことを抜かせるなあ。前原も、永田町暮らしが長くなってきたんで、最近は、いいカンジで、キツネになってきたな(笑)。まさか、間違っても、秋山直紀のおやぢから、あのQちゃんみたいに、小遣いを貰うておるなんてことは、天地神明に誓って、「ゼッタイにない」と、ワシには断言してくれるよな? 頼むで!
#その汐留GOGO!テレビの「バンキシャ!」で、「岐阜ケン庁には、まだ、裏金がある」と、「ウソの情報を提供」し、それがOAされたんで、「犯人探し」に余計な手間ヒマを、ギフ県庁の職員が、かけさせられたんで、そのネタ元の同ケン中津川市の土建業「美濃建設」の元営業担当役員、蒲保広が、この3月9日に、ギフ県警に偽計ギョーム妨害容疑でタイホされたとのことだが、コイツは実に臭い。現時点では、この蒲が取材時とは、証言を翻してしもうて、「アレはウソだった」と言うてしもうておるとのことなんで、どうしようもないが、この一連の西松をはじめとする、「政治団体」や「下請け」をクッションに使った、抜け道献金のカラクリが明るみになる中で、「イタチごっこ」に精を出しておる連中が、こんなチョーおいしい「ウラの仕組み」を「止める」なんて、考えられるか(笑)
で、架空工事を発注したとして、サギで中津川市ヤクショの土木建設係長と一緒にタイホされて、似たような事案は、中津川市ではヤッておってだな、ギフ県の土木ジム所ではヤッておらんかったなんて、考えられんワ。その蒲が裏金を放り込んでおったという「架空名義の預金口座」とやらだが、ここに入金するまでに、おそらく、足がつかんように「ロンダリング」はやっとるだろ。ただ、もう、ケーサツに身柄を取られて、取材時の証言を翻しておるということだから、「ギフ県庁の、その中津川か、そこの土木ジム所には裏金はなかった」という線で、ジケンは作られていくと思う。例えば、こういう「手の打ち方」もある。「ここで、取材時の証言を引っくり返してくれりゃ、後々、ケンの工事でもうまい汁を吸わせてやるからな」ってな(笑)。「ムチ」と「アメ」をうまいこと、使っておると思うんだがな。
あと、今回、バカな識者が、「なぜ、県側にきちんと確認を取らんかったんだ?」って言っておるようだが、こんな悪事、県側がおいそれと認めるわけないぢゃないか。ましてや、1度、大きく表沙汰になって、「もう、二度としません」って宣言して、コレで「2度目」が出てきたら、あの知事の古田もメンツが丸潰れぢゃないか。土建ギョー怪のナイブの人間からしたらだな、「せっかくのオイシイ話を、マスコミにチクリやがって、このタワケが。どうなるか、思い知れ。ザマーミロ!」っていったところだろうなあ。もちろん、その蒲が、話を創作した可能性は、ゼロではないと思う。ただ、これまで出ている情報を見ると、サラ金にン百萬円も借金があったということらしいが、たかが1萬や2萬円程度の謝礼で、そんなヤバイ話をマスコミに、わざわざ、リークするか? ちょうど、今度の蒲の身柄確保が、古田の再選(=1発目の公金サギによるタイホ)と、あと、今度の西松ジケンのブレイクと「軌を一にしておる」というタイミング(=今度の2発目のタイホ)に、ワシは「政治ジケン」のニオイを猛烈に感じるな。まあ、すべてがそうだが、「デキ過ぎるハナシほど、疑ってかかれ」というのは、ウラ取りの鉄則だ。ワシは、古田の知事センキョ運動期間中に、その蒲の身柄を取ったという「タイミング」に、いちばん、胡散臭さを感じる。今度の西松ジケンと、クリソツぢゃないか! 「国策ソーサ」ならぬ、「県策ソーサ」やなあ。ただ、もう、この件は、汐留の「上の連中」が、古田んところ行って、土下座までしてるんだろ(笑)。(政治的な)ケリは着いたハナシだよなあ。
で、もう少しマジメな物言いとするとだな、現時点では、コイツは「虚偽報道ジケン」へとハナシがスリカエられておるが、本質的には「ニュースソースの秘匿」のモンダイだと思う。だから、あの「草薙本ジケン」と、スジとしては酷似しとるよなあ。そうだから、余計、胡散臭い。ギフ県警が、その中津川市の土木工事の「公金サギジケン」で、そのネタ元の蒲の身柄を取らんかったら、こんな展開にはならんかったハズだからな。そのネタ元が、そもそも、どの程度、信用できる人物なのか。なぜ、「顔伏せ」とはいえ、本人は、取材に喋ることにしたのか、そのへんのところ、「第三者」の「報道キカン」が取材したら、いいと思う。通常であれば、このテのハナシは、一連の西松ジケンの抜け道献金のカラクリと同様、到底、そうカンタンには、オモテに出てくる話ではないからな。いろいろと、「ウラ」が出て来そうな気がする。現時点では、当局からの一方的なというより、非常に意図的なものを感じるリーク情報でイッパイなんで、もう少し冷静に捉えて、ジケンの全体像を捉える姿勢が、大事だと思う。
#ほいで、チケンは、ゼネコン各社が、小沢んところに「あいさつ」で出しておる、「オモテのカネ」を、産経には「みかじめ料」とリークしとるのか(笑)。まあ、そういう捉え方というか、切り口もあるんだろうなあ。「テラ銭」「ショバ代」「参加費」、ほいで、「みかじめ料」ねえ。あと、「保険」とか、「最低保障」という表現もいいかもしれんなあ。そのへんは、社を分けて、リークして「書かせる」んだろうなあ。どれが一番、ピンんと来るんかいなあ。
それで、『票田のトラクター』の主人公・筒井五輪のモデルこと、小沢イチローの元金庫番の「高橋嘉信」は、昨日(3月14日)、地元で、ブンヤにわざわざ、「紙」まで配って、西松ジケンの関与について、「一切、身に覚えにないこと」と、「顔出し」では全面否定か(笑)。コイツはいよいよ、オモロクなってきたな。しかし、これでチケンは、もし、その小沢の第1公設秘書をキソしても、コーハンで、この高橋に「顔出し」で喋ってもらえんってことだからなあ。「有罪」を完璧に勝ち取るには、「必要不可欠」だっただけに、佐久間はアタマが痛いなあ。どうしたらええんだろうなあ。無理スジでも、いちおう、キソした方がええんかなあ。それとも、不キソ(=キソ猶予)にして、小沢に「貸し」を作るのがええんか、ワシには、よう、わからんワ。
