三井環(元大阪高検公安部長)氏の「口封じ逮捕事件」に対する上告棄却決定を弾劾する(承前) |
#で、その西松絡みで、今朝(3月7日)の神奈川シンブンが「字」しておって、たぶん、共同か、ひょっとしたら、国内は時事も使っておるだろうから、時事の可能性もあるが、チケンの調べに、西松側のカンケイ者が「自民の有力ギイン側に、年間約500萬、10年以上にわたって、総額6千萬円前後のカネを(ウラで)渡しておった」と、喋っておるってことなんだが、その「収支報告書」には記載しとらんていうから、コイツは「裏金そのもの」なんだが、この「自民の有力ギイン」って、いったい、「誰」なんだ? 可能性として、「有力視」されるのは、和歌山で「二階道路」を作りまくっておる「二階のおやぢ」だが、「有力ギイン」っていうと、「サメ」も全然、セイケン与党内では、「チョー有力」だからなあ。「実名」を出せ、「実名」を、このタワケが!
それと、同じく、今朝(3月7日)の築地シンブンのシャ説で、この西松のモンダイを取り上げておったが、何気にウケたのが、「で、クリーンな政治の実現を掲げている、信濃町丸ハムファイターズは、なぜ、このタイミングで、ダンマリを決め込んでおるのか!」って、チクリと刺しておるんだよなあ。シャ説にしては、珍しく、マトモなことを言ってたよなあ。そうだよなあ、イケダモン大先生も、今度の西松のケンに関しては、妙に「理解がある」よなあ。まあ、大先生んところも、「宗教法人法の非カゼイ特権」を使い倒して、似たようなことやってるからなあ。っていうか、この「宗教法人」ってのが、クセモノで、その政治資金キセイ法でロンダリング用に使い回している、あの「政治団体」そのものだからなあ。
#ほいで、西松の海外からの裏金持ち込みジケン、その社チョーだった国沢幹雄のおやぢを外為法イハンで、チケンが、キソしたのは、今年(09年)の2月10日か。こんなカネの流れなんて、内偵段階からずうーっと調べ上げておるんで、どんなに遅くても、チケンは、小沢の第1公設ヒショの身柄を取るにしてもだな、タイムスケジュール的には、2月中に着手して、この3月の千葉ケン知事センキョまでに処理することができたんだよな。今回のジケン着手は、何がともあれ、「タイムスケジュール的」におかしいんだ。「2月中着手」であれば、衆院の任期が「あと半年」に迫る時期までにジケンを始末できたんだから、まだ、「国策ソーサ批判」をかわすことができたんだよなあ。もう、今の時点ぢゃあ、既に「任期満了」に等しいからなあ。カイサンがこの3月中、4月、5月、6月、7、8月でも、もう、同じことだからなあ。だって、ヨロンの大勢は「はよ、カイサンせえ」だからなあ。赤レンガってのは、本当に「場の空気」ってのが、読めねえんだよなあ。だから、バカなんだ。
#メジャーでは、昨日(3月7日)の産経msnが、13時ちょうどupの「衝撃ジケンの核心」で「字」にしておったが、「松葉会の内紛」、まあ、ワシの一方的な見立てに過ぎんが、遠からず、破門された反主流派の方は、「国粋会」と同様、「菱の代紋」を掲げることになるのではないだろうか。「跡目」を巡る内紛という意味では、ちょうど、菱の本家で3代目の田岡一雄が亡くなった後、「跡目の4代目」を巡って、一和会と分裂したときの状況とクリソツだな。イッパン企業もそうだが、このテの内紛は、ヤクザが「M&A」を仕掛ける、格好のカモだからなあ。会長の牧野国泰にしてみると、齢80を過ぎ、自分の目の黒いうちに、松葉会の「跡目」を、同じ上州出身の元理事長か、そっちに継がせたいということだったんだろうが、一方的に「最重要案件」を決められても、反主流派にしてみれば、腹の虫が収まらんだろうなあ。それなりに、「勘定」はもちろん、「感情」の部分でも、貢献してきたという思いもあるだろうしなあ。牧野国泰が、「後継指名」したくなったってのは、「現役」でおるのが、シンドくなったってことなんだろうなあ。ただ、急遽、「動き出した」ってのが、今年の「2月初旬」に、松葉会内の最大会派ともいえる「藤友会連合会」の中で、その反主流派の「幹事長支持」を表明したという、「タイミング」が、ミソやな。まさに、有馬温泉で、例の「代紋違いの兄弟盃」が執り行われた時期だからな。「対山健組」というところでの、「独眼流人事」のニオイがするなあ。「東」、とりわけ、首都圏である「東京方面」を中心に、固めていくという作戦だろうなあ。
#ほいで、西松側がチケンの調べに、「この10年余りにわたって、毎年約500萬円、トータルで6000萬円前後も、ウラで小遣いを渡しておった」と喋っておる、「自民の有力ギイン」ってのは、やっぱり、「二階のおやぢ」だったんだな。「自民の有力ギイン」って言うから、ワシ、一瞬、「サメの可能性」も考えたんだが、疑ってスマンかったな(笑)。で、出稿元も、やっぱり、「共同」か。地方紙・ブロック紙では、国内配信だと、外電麺みたいに「クレジット」が入らんから、ひょっとして、「時事」の可能性もあるんだよな。時々、時事もオモロイ抜きネタを引っ張ってくるからな。もっとも、地方紙・ブロック紙配信の、このテの抜きネタは、「十中、八、九」は共同だがな。
で、この「二階のおやぢ、西松からウラガネ受領か?!」の共同ネタは、今朝(3月8日)の日刊スポーツが、社会麺でデカデカと扱ってるんだよなあ。WBCもさることながら、今度の「小沢VS二階」の「檄・刺し合い」の事件ネタを、「社会現象」として捉えてるんだよなあ。何ていうのか、「経世会の最終バトル」ってカンジだよなあ。二階なんて、新生党のとき、非自民で細川を担いでから、「自公保」で袂を分かつまで、小沢と二人三脚でヤッておったんだから、お互い「パンツの中身」なんて、知り尽くしておるからなあ。二階は、まさに、「小沢の忠臣」だったわけだからなあ。おそらく、チケンも二階の金庫番の身柄を取るってことになるんだろうなあ。たぶん、ジケンの立て方としては、「バランス」を取って、小沢んところと同じ、収支報告書の「虚偽キサイ」か。「金額」も揃えそうな気がするな。認めたら、「ザイタク」という選択肢もあるだろうが、それはないだろうなあ。「否認」となると、証拠隠滅、逃亡の恐れがありマクリンスキーだから、即、身柄を押さえんとだろうなあ。長野のケン知事の元ヒショみたいに、自殺されても困るしなあ。
#その「顔伏せ政府コー官」こと、「漆間巌」の更迭ロンが、身内の自民からも出ておるのか。いや、ワシ、漆間って、福田の時代に「ジム」の官房副チョー官にニンメイされたもんだと、勝手に思い込んでおったんだが、ニンメイ権者は、麻生だったっけか? ぬあんか、最近のジムの官房副チョー官って、軽量級っていうか、全然、存在感ないよなあ。ちょうど、ワシ、細川んとき、毎日の政治ブで、官邸と赤レンガを担当しておったんが、当時のジムの副チョー官だった石原信雄のオッサンなんて、もっと、全然、ビシッとしておったからなあ。よく、朝駆けで、「あざみ野詣で」に行ったもんだったが、やっぱり、「権力中枢」に鎮座しておるニンゲンのプライドっていうか、ハラの据わりってのが、あった。ワシ、今でも覚えておるが、その「あざみ野詣で」で、当時のクリントン政権が、天安門ジケンを引き合いに出して、中国をジャンジャンと「人権モンダイ」で締め上げておったんだが、「そのことを、どう思うか?」ってワシが、ぶら下がりを代表してシツモンしたんだが、気色ばんで、こう答えておったのを、覚えている。「人権、人権って言いますけどね、アナタ、中国では、人民に腹いっぱい、メシを食わすことが、人権なんですよ!」。ワシなんかは、「内務官僚のプライド」というものを、感じたなあ。その漆間ナントカに、そういうプライドが、あるか?
#そうか、公選法でも、衆院の「任期満了の半年前以降」は、候補者がピンで写ったポスターを新たに貼ることを禁止しとるのか。ってことは、「任期満了の半年前以降」は、実質的には、「既に任期満了状態」だって、公選法も言ってるってことだよなあ。だって、センキョの公示(告示)以降は、報道も、特定の候補者や党を持ち上げたり、または、足を引っ張ったりせんよう、公正中立にせにゃならんってことで、わざわざ、候補者の顔やたすきにモザイクを入れたりして、「縛り」がかかるよなあ。ソーサも、それと同じだよなあ。ワシ、何度も言ってるが、今度、チケンが小沢の第1公設ヒショの身柄を取るにしてもだな、2月中に着手して、この「3月11日」までに、全て処理することなんて、できたんだからな。ほいでもって、この3月中には、その「総センキョの前哨戦」と位置づけられて、各党が力を入れて取り組むハズだった、千葉ケンの知事センキョがあるんだろ。小沢だって、「終盤、応援演説入り」を考えておっただろうし、麻生は麻生で、もし、ここで自分んところが応援する候補が勝てば、「反転攻勢」の切り札になりえたわけだろ。だから、赤レンガはバカなんだ。
#で、「顔伏せ政府コー官」こと、漆間のおやぢは、今日(3月9日)の参院の予算イイン怪で、「西松ジケンは自民に波及せず」について、「言った覚えはない」か。相変わらず、「タヌキ」だよなあ。しかし、こんなもんは、「刑事ジケン」でのうて、「政治ジケン」なんだから、ここで、自民は「漆間のクビ」を差し出すことで、閣ナイの「二階部分への炎上」を食い止めるという手段も、取りえたんだが、その「ウラ取引」の芽も消えたってカンジだよなあ。今日(3月9日)に、その二階の金庫番に出頭させて、チケンが調べるってことは、身柄を取るってことだろうなあ。当然、こんなもん、「参考人」でのうて、「ヒギ者」だからなあ。下手に家に戻して、クビでも吊られても困るからなあ。
それで、今度の「漆間ハツゲン」に話を戻すと、そもそも、この漆間のおやぢが「喋った」のは、わずか、数日前のことだろ。コレが1ヶ月、2ヶ月前とか、1年前のハナシだったら、「覚えていない」っていう弁明もあるとは思うが、コレだけ大騒ぎになっておって、さらには、政治ブの「番」の各社がスラーッとおる前で、喋っておいて、「覚えていません」なんて、ありえるかよ。ここまで騒ぎになったら、むしろ、「その発言の主はワタシで、個人的な主観を述べたまでで、取り立てて、政治的意図云々はなかった。ただ、説明の仕方に舌足らずな部分がおそらくあって、キシャの皆さんにうまく伝わらないで、その結果、こんなに大騒ぎになって、世間をお騒がせしてしまったことは、大変、申し訳ない」ってアタマを下げていりゃ、それでオシマイだからな。何ていうのかなあ、「ニンゲンとしての信用性」なんだよなあ。こういう対応を見てると、「保身」のためには、ナンボでもウソをつくってカンジだよなあ。あのサッチョウのトップまで登り詰めて、この体たらくかよってところだよなあ。「この人の人生って、一体、何だったの?」って、ワシなんかは思うなあ。何のために、東大の法学ブまで出て、サッチョウくんだりにまで入ったんかいなあ。
同じサッチョウの長官経験者でも、「カミソリ」と言われた後藤田なんかとは、全然、レベルが違う。やっぱり、後藤田は「諸々の機微」を捉えることに、「敏」で、対応も的確だった。例の「加納駿亮vs三井環のオッサンの刺し合い」の後始末を巡って、「コイズミ━原田明夫怪談」を橋渡しした際も、「コイツは(到底、オモテには出せない)けもの道だ」って言って、「(マスコミの取材に)ウソも言えんが、本当のことも言えんのだ。(本当のことを言えるには、政治的な)成熟も必要だなあ」って漏らしてるんだよな(笑)。だから、どこもかしこも、「劣化」が酷いんだなあ。
#えーーーーーっ! その「上」の、漆間のおやぢの「西松ジケン、自民には波及せず」のオフ懇発言モンダイで、2ショットで、参の予算イイン怪で、答弁に立った麻生は、「(オフ懇の発言が)誤って報じられた」って、政治ブのブンヤの方に、「アレは、シンブン社の誤報だった」って、セキニン転嫁かよ! ウソだろ(笑)。で、漆間のおやぢも、その今度のモンダイの根幹部分である「西松ジケンのソーサは、自民には波及せず」の部分については、「記憶にない」ではのうて、ハッキリと「(その部分は)言ってない」と、国怪答弁では否定したのか? まあ、麻生にしては、漆間の「ニンメイ権者」ってことで、「仲良しこよしの身内」ってことで、庇ったのかもしれんが、しかし、「格」から言えば、「ダイジン」の方が上だから、「通産ダイジン」ってのは、チョー重要閣僚なんだから、スジから言えば、漆間と二階のどっちを取るかと言った場合、「二階の方」を守らないとなんだ。麻生、このナイカク支持率で、その対応は、命取りになるなあ。だって、コレで、「身内」であるナイカク記者怪を、「敵」に回すことになるんだからなあ。また、あの上杉隆くんだりに、「官邸ホー壊」とか言って、バカにされるよなあ。
#で、漆間のおやぢ(もう、こうなると、「長崎のQちゃん」ならぬ、「官邸のUちゃん」だよなあ)は、今日(3月9日)の午後になって、「顔出し」でカイケンして、その「西松ジケン、自民側には及ばず」のオフ懇発言について、「ワタシとワタシのヒショ官の記憶を突き合せた結果、そういう発言はないことになった。ただ、一般ロンとして、言わない方がよかった」、「特定の政党の政治家について、ソーサが及ぶ、及ばないと言った記憶はない。ワタシの記憶とキシャ団の記憶の、どちらが正しいのか」って、喋っておるのかあ。もうー、何を言ってんだか、ワケわかんねえよなあ。「寝言」を言っとるってカンジだよなあ。これぢゃあ、ヒギ者が身柄を取られた際の取り調べは、全部、「録画」しておかないと、アカンよなあ。で、今回、チケンは、小沢の第1公設ヒショも含めて、ちゃんと、取調べの内容を、全部、「録画」しとるよな? 「誘導ジンモン」によって、チケンに都合のいい「調書」は巻いておらんよな? それだけは、ゼッタイに守ってくれよ、ゲンバは!
えっ、で、麻生は、夜のぶら下がりで、その昼間の「(官邸のUちゃんの、オフ懇発言報道は)誤報だあーーー」っていう国怪答弁を取り下げたのか? いったい、コイツはどうなってるんだ? しかし、ここまでグチャグチャしてしもうたら、どう、ケリをつけるんだろうなあ。「国策ソーサ」っていうより、「政局ソーサ」になっちゃってるからなあ。で、二階も、小沢んところと同様、抜け道献金ギワクは、否認しとるのかあ。もう、こうなったら、まとめて、一緒に身柄を取って、「ケンカ両成敗」しか、ないだろうなあ。他に、どういう選択肢があるんかいなあ。
#ほうー、和歌山の二階のおやぢのジム所の入ったビルには、西松も「上の方の階」に入っておるのか(笑)。で、そこのビルの所有者は、どこなんだ? まさか、西松ってことは、ないよなあ。で、この5年間に、地元・和歌山で、西松が請け負った道路関連工事は、10件・計約80億円かあ(笑)。で、その多くが、二階のセンキョ区かよ。「はあーっ」だよなあ。岩手の「小沢ダム」に対抗して、和歌山の「二階道路」か。ま、西松なんて、準大手というか、中堅っていうか、ゼネコン業怪ぢゃあ、「雑魚」だよなあ。やはり、「横綱」「大関」は、鹿島、清水、大成、大林だからなあ。西松なんて、いい刺身のツマだよなあ。
ただ、その一方で、ワシは、こんなことも考える。このモンダイの本質は、「政・財・官」が三位一体になって、ワシらの血税にタカる「リケン構造」なんだが、まだ、100歩譲って、「建設リケン」の方が、「防衛リケン」より、マシだよなあ。防衛リケンは、無辜の人々を大勢、殺傷するが、建設リケンも、確かに、環境ハカイ、赤字垂れ流しとかはあるけど、まだ、あの防衛リケンなんかに比べたら、マシだよなあ。ま、こんなことを言っても、「純粋まっすぐ」の「よい子のシミン」の方々には、理解しては貰えんだろうけどなあ。決して、こうした建設リケンを容認するわけではないけれども、こうでもしないと、なかなかメシの種にありつけない地方も、あるってことだよなあ。だって、二階のセンキョ区の和歌山3区なんて、紀伊半島の先っちょの方の、那智勝浦、白浜、田辺の方だもんなあ。あの中上健次の小説『枯木灘』の世界だもんなあ。和歌山ケンでも、いちばん、ビンボーなところだもんなあ。ワシが、二階の立場だったら、同じことしとるかもしれんよなあ。
あー、ほいで、「二階道路」こと、「国道42号バイパス」の総工費は、1240億円か。ゴツイなあ。これだけのビッグプロジェクトだったら、岩手の「小沢ダム」と同様、西松よりデカイ、大ゼネコン連中も、当然、受注しとるよなあ。手数料を3%とすると、30数億円かあ。ほとんどは、「ウラ」で調達しとるんだろうなあ。
#で、今度は、サメがオキナワで、民主の興石東が、山梨県教祖系の政治団体から、カネを貰うておったことを引っ張り出して、「(興石が)違法なカネを集めて当選してきたのは、ご存知の通ーり!」かよ(笑)。自分だって、今、世間を騒がせまくっておる、あの西松系の政治団体から、カネを貰うておいて、そんなこと、言える資格があるのかよ。ただ、今度のジケンは、少なくとも、カタチの上では、その「ロンダリング装置」である、「政治団体」を経由して受け取っている限りは、法律には触れないんだよな。だから、「違法性が成立するハードル」を、どこに置くかなんだよな。そもそも、そうした「政治団体」という「抜け道」を、法律では、最初から認めているんだからなあ。この政治資金キセイ法が、元々、「ザル法」であるなんてのは、皆、わかり切ってることだからなあ。
今度の「小沢ダム」にせよ、「二階道路」にせよ、ジケンの本質は、「票とカネ、工事分配」が三位一体となった「血税ネコババ=リケン構造」のしくみなんだから、そこに「メス」を入れん限り、意味はねえよなあ。ぬあんか、入り口か出口か知らんが、「家の外」でヤッた、「立小便」のところで、「ケシカラン!」って、大騒ぎしとるだけなんだよなあ。で、民主党というより、小沢は、もう、ここまで来たら、「敗北しないタタカイ=生き残る道」は、「二階との相討ち」以外ないよなあ。だって、民主は、「最後」は、小沢を斬って、「代表」をチェンジすれば、それで、オシマイっていうか、「形成逆転」になるからなあ。タイミングが難しいが、小沢は「先」に、自分のクビを差し出すという、選択肢もあるんだよなあ。もちろん、それは「二階を、ジゴクの3丁目に道連れにする」ということだからなあ。小沢にしてみりゃ、こんなもん、「身から出たサビ」なんだから、どうしようもねえよなあ。ハラを括って、ここは、田中角栄、鈴木宗男のように、「完全無所属」でも、「師弟血戦」の、今度の総センキョで、自民に抱きこまされた、あの「かつての身内」を降すと、カクゴを決めることだろうなあ。それ以外に、言うことはないよなあ、ここまで来たら。だって、中村喜四郎だって、ゼネコン汚職で実刑食らって、ムショから出てきて、また、センキョで返り咲いてるしなあ。
#だからだな、今度の小沢の第1公設ヒショが身柄を取られた「戒名」の、政治資金キセイ法の「虚偽キサイ罪」だが、そもそも、この法律の趣旨とは、「キセイ=規正」とあるとおり、「ルールに則って、正す」ってことなんだよな。だから、永田町と、その界隈に生息しとるキツネやタヌキ、ムジナにイタチどもがだな、ウラでカネをジャンジャンと流して、「セーサクをカネで買う」ということをやらかすんで、それを防止するために、「カネの流れの透明化」、すなわち、「できうる限り、カネの流れをオモテに出せ」ということなんだよな。だから、今回のケースは、少なくとも、西松系の「政治団体」から、小沢んところに、少なくとも、「オモテで処理した分」に関しては、収支報告書の帳簿には、「金額」は出てきておるんだろ。だから、日歯連(の政治資金カンリ団体)から橋龍が、1億円の小切手を貰うたときとは、本質的に違うんだよな。アレは「あったこと」を、「ないもの」としたから、まさに、誰が見ても、「虚偽キサイ」が成立するんだよな。
で、今回は、「間」に挟んだ、クッションの「政治団体」ってのがクセモノで、これは法律にも書いてある通り、この「政治団体」を使って、「濾過」すれば、さまざまな規制が見事に取れて、キレイに洗浄されて、流れ込むしくみになってんだからな。だから、その「政治団体」そのものが、どんなものか「知らんかった」ら、しょうがないし、仮に、知っておったところで、そうした「クッション」を経由して、受け取ったカネを収支報告書に書いて、選管なり、自治省に提出してる分には、どこが「法律イハンなんだ?」って思うんだよなあ。そこから、1歩先に踏み込んで、事前に、西松の側と相談して、献金額を決めておったとしても、カタチの上では、その「政治団体」から貰うておるんだから、どこが、モンダイなのか、なんだよなあ。確かに「まっ白」ではないとは思うが、「グレー」でも、かなり、「ホワイト」に近い方の「グレー」だよなあ、白黒の度合いとしては。
だから、それと、「政・官・財」が一体となった、「血税ネコババ=建設リケン」の構造腐敗について、法律を適用するのであれば、「サンズイ」以外にないからな。赤レンガも、そろそろ、デキの悪い政治ショーの幕を下ろした方がいい。だって、日歯連からの1億円のヤミ献金ジケンでも、「主犯格」の橋龍、野中が不起訴で、ナンダカ、金の処理の内容を知らなかった村岡が、例の「松尾裁定」で、「国怪ギインをいっぺんに2人も3人もキソするのは、いかがなものか。政権与党に対して、いささかバランスを欠く」と、ザイタクでのキソだからな。だから、二階の方の金庫番も身柄を取って、バランスを取るか、そうでなければ、小沢の第1公設ヒショの方を「処分保留で釈放」だろうなあ。こんなもん、どうせ、「政治ジケン」なんだからな。やはり、民主は、あの樋渡利秋のおやぢを「参」の法務イイン怪に引っ張り出してだな、「なぜ、ウチだけなんだ? どうして、同じことヤッておって、二階んところは、お咎めナシなんだ? おかしいぢゃないか!」って、ジャンジャンと吊るし上げんとアカンわ。こんなもん、「政局ソーサ」なんだからな。
#ほいで、今度の「顔伏せ政府コー官」こと、「漆間のおやぢ」の脱線発言ジケンで、通常、「政府コー官」といった場合、カクナイの「ダイジン」を指すんだよな。例えば、今、ちょうど、30年前にハジけた「ダグラス&・グラマン」の軍用機売り込みに絡む、「裏金握り渡しジケン」を調べておるんだが、このとき、ニッポン側の代理店が「住友商事」から、「日商岩井」に変更になった際、グラマンから、「白い黒幕」こと、CIAのコーサク員として、ニューズ・ウィークの東京シキョクにおった「ハリー・カーン」や、岸信介の元私設ヒショの「川部美智雄」なんかを経由して、ニッポンの「政府コー官」に「カネが渡った」と、当時の朝日をはじめ、各紙で報じられておるんだが、このときの「政府コー官」は、当時の佐藤ナイカクで「ぼーエイ庁長官」だった「松野頼三」をはじめ、あと、名前が「顔出し」で出たのが「福田赳夫」(同じく、当時の佐藤ナイカクで蔵相)、「ナカソネ康弘」(同じく運輸相、ぼーエイ庁チョー官)だったからな。だから、「政府コー官」といえば、即、「ダイジン」なんだ。で、官邸で「ダイジン」って言えば、ソーリ大臣を除けば、あとは、「官房チョー官」しかおらんからな。要するに、「官房副チョー官」なんて、「格」からしたら、「ダイジン」ぢゃないからな。だから、「顔伏せ」の際の表記としては、「官房副チョー官」のオフ懇を「字」にする場合は、ヨミのように「政府スジ」とするのが、正しいっていうか、ノーマルなんだよな。通常だと、「政府首脳=総理ダイジン」「政府コー官=官房チョー官」「政府スジ=官房副チョー官」で、ワシが、毎日の政治ブで、細川の番をして官邸を回っておったときは、きっちり、この表記だったが、最近の朝日や毎日なんかを見ると、その「ワク」を「曖昧」にしてるんだよなあ。だから、今後は、「政府首脳=ソーリ大臣、官房チョー官」、「政府コー官=正副官房チョー官」、「政府スジ=官房副チョー官」と、各社の「赤本」(=記事執筆マニュアル)に、ちゃんと明記しておいた方がいいよなあ。でないと、また、あの上杉隆あたりに、格好の「おバカネタ」にされてしもうからなあ。