三井環(元大阪高検公安部長)氏の「口封じ逮捕事件」に対する上告棄却決定を弾劾する(承前) |
#ほいで、今日(2月27日)、第三書館からワシんところに、野田峯雄・田中稔著『「憂国」と「腐敗」 日米防衛リケンの構造』(2000円+税)が届いておった。この前、第三書館に行ったとき、北川明社長から「近々、野田(峯雄)さんが、防衛省をテーマにした本を出しますんで、送りますよ」と言われておったんだが、コレだったんだな。内容はまさに、タイトルにある通りだが、かなり細かいところまで踏み込んで書いておる。メインは、あの秋山直紀のおやぢらをはじめとする、今回、チケンが摘発した「防衛リケン」のハナシで、全部で415頁だから、かなりボリュームはある。東京シンブンの半田滋のオッサンが岩波新書から出しておった『「戦地」ハケン 変わる自衛隊』あたりと、重ね合わせて読むと、「国防のデタラメ」ってのが、よく見えてくる(笑)。ぜひ、購入のうえ、一読をお勧めする。奥付の日付を見たら、「3月1日」で、アマゾンで検索したら、「予約受付中」ってなっておったんで、近々、店頭にも並ぶと思う。
で、共著の「田中稔」ってのは、「秋山直紀のおやぢの天敵」こと、「社会新報」のブンヤの、「田中みのる」のオッサンや(笑)。去年(08年)の3月に、週金の連載をまとめた『国策ぼーエイ企業・三菱重工の正体』(金曜日、1300円+税)の中で、「MD&秋山直紀のおやぢ」の項目を執筆しておる。今度の一連の防衛リケンの「膿」の摘出は、この田中みのるのオッサンが、「社会新報」の05年3月2日付でスッパ抜いておった、品川の三菱開東閣での、「ぼーエイ族ギインの接待」から、全てが始まったんだな。あの1発がなかったら、その後の展開は、ありえなかったといっていいだろう。この「場」には、当時、現役のぼーエイ庁長カンだった、あの「石破のおやぢ」もバッチリ、出席しておったんだからな。
この開東閣のセッタイがあったのは、05年2月17日の午後6時過ぎからのことなんだが、じつは、この2、3日前に、ワシ、ちょうど、この田中のオッサンと会うて、雑談しておったんや。「古川クン、今、何をやってんだ? ちょーかつ? 何だ、一体、そりゃ? で、予算は年間、どれくらいなんだ? えっ、たったの数億円? 何で、そんなチンケなネタを追いかけ回してるんだ。防衛リケンやろうよ、防衛リケン! 金額がものスゴイからなあ」って言われて、「この木曜日(=2月17日)の夜、品川の三菱の開東閣に、防衛族ギインの連中が集まるんだ。ゲンバに張り込んで、全部、写真を押さえてやる。古川クン、一緒に張り込みに行こうよ!」って、ワシ、誘われておったんや。ただ、ちょうど、その時期、三井環のオッサンが、東京にやってきて、講演したりするようなことがあって、そっちの方にかかり切りだったんで、その開東閣への張り込みには、結局、行けなんだ。このとき、田中みのるのオッサン、石破のおやぢのクルマのナンバーの入った写真も、バッチリと押さえておったからな。ここで「シッポを掴まれた」というのが、「全ての始まり」だったというか、「運の尽き」だったというわけや(笑)。今にして思えば、ワシもゲンバに行ってりゃ、よかったと、後悔100萬回状態や。
#それで、「キャノン&鹿島&大分ケン(=ケン土地開発コー社)」の三位一体による裏金捻出ジケン、20日満期の拘置期限が切れる、この3月2日に、御手洗の「かばん持ち=下半身」こと、大賀規久のおやぢを、また、チケンは、脱税で再タイホするのか。大賀のおやぢを再タイホするんだったら、ぬあんで、土地開発コー社の理事長をしておった、元ケン議怪ギチョーの長田助勝のジジイの方は、最初の「10日満期」で、処分保留で釈放しとるんだ? このぬあんとも、チグハグな対応、一体、何を考えてるんだ? やっぱ、何も考えてねえんだなあ。あの「デタラメ国防」をやっとる、ぼーエイ庁の連中と、アタマの中身は同じなんだな。
あと、もっとわかんねえのは、前も書いたけど、フリーのブンヤの斎藤貴男、彼は、ワシの『デジタル・ヘル━サイバー化監視社会の闇』(第三書館)を、サン毎で、ちゃんと評価して貰うたんで、本当は、厳しい物言いはしとうないんだが、でも、週現の記事で、「計2億円」もの恫喝ソショウを、御手洗に起こされておいて、なぜ、ペンの力で、反撃&大追撃をせんのか、と思う。あんな「公衆便所」みたいな苗字のくせに、ブンヤを舐めやがって、ン億円ものサイバン沙汰を起こせば、「口封じ」できると、思い込んでんだよな。あの御手洗こそ、「言論、出版、報道、表現の自由の敵」だろうが! かの毛沢東もちゃんと、言ってるぢゃないか。「水に落ちた犬は、叩け!」と。斎藤貴男、ぬあんで、「便所の水に落ちた御手洗」を、もっと徹底的に、二度と、立ち上がれなくなるまで、叩き切らないんだ? 少なくとも、同じ立場に置かれておったら、ゼッタイに「ありえない」。だって、『フォーラム21』の連載、この前の09年2月号、落としてるだろ。「大賀のおやぢ、立件近し」という状況だったわけだから、そこだけでなくても、書こうと思えば、いくらでも「書く場」なんて、あるんだからな。御手洗のズボンを引きずり下ろして、「パンツの中身」を白日の下にさらけ出せってんだ。ホンマに、あの大賀のおやぢと「2ショット」で、「裏金の恩恵」に与っておらんかったなんて、考えられんからな。自分んところのハケンは、犬猫を捨てるのと同じ感覚で斬りマクってるくせにな。「アタマの中身」は、4100萬円も出して、チャーター機飛ばしてローマに行って、泥酔して遊び倒してきた、あの中川昭と、クリソツや! 自分らは、「下々のドレイ」とは違う、「特権階級」にふんぞり返っておるから、「何をやっても、免責される」って、思い上がってんだ。御手洗、「計2億円」も請求した、「積算コンキョ」を示せ、積算コンキョを! 本当にフザけてやがる。こんなのが、「財界ソーリ」にふんぞり返っておって、「景気回復」なんて、なるか? バカも休み休みにしろ!
#ほいで、今朝(3月1日)の朝日シンブンが、その「キャノン&鹿島&大賀規久のおやぢ」の三位一体による「裏金捻出ジケン」で、キャノンの工場建設用の「土地探し」を、この「御手洗いのカバン持ち=下半身」こと、大賀のおやぢに依頼しておったと、「字」しておったが、コイツは、正確には、「主語」は「キャノン」でのうて、「御手洗」だろ? でも、キャノンは「御手洗の私物」だから、同じことなのか。しかし、まあ、この大賀のおやぢってのは、「財界ソーリの意向」を葵の紋所にして、大分だけでのうて、首都圏でもアブク銭を掠め取っておって、税務ショに申告せんで、「ウラ」に回しておったのか。こんな「大賀アンケン」なんて、モロ、「御手洗アンケン」だからな。
で、朝日の記事によるとだな、川崎市の矢向っていうか、もっと、分かりやすく言えば、あのへんは「新川崎」の周辺だよなあ(矢向は、ローカルな南武線の方ぢゃないか)、そのキャノンのインクジェットプリンターの研究シセツを建てる「矢向プロジェクト」で、大賀のおやぢが「口利き」して、その新川崎の用地を手配して、鹿島が工事を受注して、その大賀のおやぢの財布である「ライトブラック」に、鹿島は「3億円」ものコン猿料を払い込んだのか。いい商売だ、土地を転がすだけで、「3億円」もゲットできるんだからなあ。要は、大賀のおやぢんところで、グチャグチャと回して、便所の水の下水のように、始末しとけばいいんだからな。「御手洗んところの下水」が、この「大賀のおやぢ」かあ(笑)。
っていうか、「キャノン&鹿島&大賀のおやぢ」の三位一体で、裏金をこしらえておったという側面で見るとだな、要は「キャノン(&鹿島)の浄水ソーチ」が、この「大賀のおやぢ」ってことにもなるよなあ。「汚い下の始末」は、こうしたコン猿に押し付けて、「後は、知らぬ、存ぜぬ」で、チョーOKかあ。まったく、外務ショウから官邸に移し変えてきたキミツ費を摘んだ、外務ショウの裏金担当のノンキャリ・松尾克俊や、あの「秋山直紀のおやぢ」と、やっとることは、クリソツやないか!
しかし、本来なら、こんなもん、チケンはキャノンの本社や、関連シセツ、ほいで、御手洗の自宅もちゃんと、ガサをかけて、御手洗を、「大賀のおやぢの共ハン」(っていうか、一連の脱税ジケンのW主ハン)として、身柄を取るよなあ。「財界ソーリ」は、国怪ギインと同様、「不タイホ特権」があるんだな。それか、例によって、キャノンはカネをイッパイ持ってるから、ヤメ検に頼んで、「火消し」を頼んでおるんかいなあ。もし、ワシがヤメ検だったら、コン猿料として、1億円くらいは、キャノンにフッかけるけどなあ。キャノンは、それくらいは、出すと思う。御手洗にしてみりゃ、1億、2億円なんて、「端ガネ」だからな。通常、このテのジケンであれば、「ヒギシャ」でのうても、通常、呼び出して、「参考人聴取」ぐらいはする。それすら、せんのだから、チケンは「ジケンの真相解明」など、する気なんて、さらさら、ないんだろう。
#そういえば、今朝(3月1日)の毎日シンブンに、ぬあんと、イケダモン大先生が、何気に「ロン客」として、「顔出し」で、随想を書いておられたな。思わず、聖教シンブンかと思ったで(笑)。でも、大先生んところは、『新・人間革命』の書籍広告やら、潮やサンブンからも広告をイッパイ出して、関連ガイシャに聖教シンブンや公明シンブンの印刷も発注しとるから、大先生にしてみるとだな、「この景気大後退の折、いったい、誰のおかげで、従業員のメシの種の確保ができておると思ってるんだ!」っていったところだろうなあ。あと、最近、神奈川シンブンにも、時々、思いついた頃に、大先生が「顔出し」で、ロン客になり遊ばされておるんだよなあ。たぶん、共同配信でのうて、「神奈川シンブン限定」だと思うんだがなあ。それとも、聖教&公明シンブンの印刷を発注しとる、他の地方紙・ブロック紙にも、まとめて、投稿しとるのかなあ。ただ、今朝の毎日掲載のロン文も、ごくイッパン的な「反戦・反核・平和ロン」であって、例えば、「亜米利加のアフガン転戦について、どう思うか?」とか、「イラク戦争がもたらした結果は、何であったのか?」といった、個別具体的な、アクチュアルなテーマに対する斬り込みが、まったく、「ゼロ」だよなあ。
#で、今日(3月1日)にOAのあった、汐留GOGO!テレビの「バンキシャ!」で、その岐阜県庁の「裏金づくり」について、「顔伏せ」で内部コクハツした、「元建設ガイシャ役員の証言」が、「虚偽」だったとして、アタマを下げたのか。ほいで、この「顔伏せ」で証言した元役員ってのが、OA(08年11月23日)の約2ヶ月後に、同県中津川市から公金を詐取したとして、タイホ、キソされて、ほいで、その元役員が、後になって、「今も裏金づくりは、行われている」との証言を翻したのか(笑)。「いかにも」なハナシだな。ワシの直感だが、おそらく、この「元役員」の証言は、全くのデタラメでもないような気がする。内部の連中にしてみりゃ、「顔伏せ」でも、「誰が、喋った」なんて、すぐ、わかるからな。その裏金捻出の方法が、県の土木ジム所で、水増し請求して、それを業者からキックバックさせたっていうことだろ。裏金捻出の「教科書的手法」だし、その後も、続いておったとしても、全然、おかしくない。っていうか、裏金なんて、「チョーおいしい既得権」なんだから、そうカンタンに、おいそれと、手放すかいな。その梶原時代の裏金をオモテに出したとき、後任の古田某は、「これを機に、二度と裏金はヤリません」とか言って、大見得を切ったんだろうなあ。そうやって、また、出てきたら、「メンツ丸潰れ」ぢゃないか。
その元役員の「タイホ」ってのが、ウラがありそうだな。そんなウラを知っとる人間なんて、叩けば、ホコリなんてナンボでも出てくるに決まってるぢゃないか。そうやって、ネタ元の身柄を取られたんで、GOGO!テレビもビビッたんだろうなあ。権力なんてのは、ナンボでも、「あったこと」を「なかったこと」にできるからな。待てよ、古田の「再選」が決まったのが、今年(09年)の1月25日だろ。ほいで、その「元建設カイシャ役員」の身柄が取られたのが、まさに、この古田再選のタイミングか(笑)。ホンマ、デキ過ぎとるよなあ。だって、あの腐れ検察も、ちょーかつの「裏金流用」なんて、未だに「公式カイケン」では、「そんなものは、なかった」って、シラを切り通しておるからな。で、「真実」を、「顔出し」で内部告発した人間、すなわち、「三井環」は、デッチ上げの案件で、「不当口封じタイホ」され、今、ムショの塀の中だからな(笑)。誰が、何と言おうと、「真実はひとつ」しか存在せんってことや。まあ、ウワシンの「皇室ポルノ」ジケン(1980年6月号所収)で、「臣・岡留安則」が、「天皇陛下様、皇太子妃殿下様、日本コクミン殿」に宛てて、謝罪ブンを出したときに比べりゃ、カワイイもんだ。
#その「キャノン&鹿島&大賀規久のおやぢ」の三位一体による、裏金捻出ジケンで、キャノン側が、新工場建設用地探しを、大賀のおやぢんところに依頼しておったということだが、まあ、こんなもんは、言わずもがなだが、「御手洗アンケン」だからな。であるなら、キャノンの中で、「どこの部署」、「誰が」、この大賀のおやぢとコンタクトを取っておったんだろうなあ。おそらく、このプロジェクトは、「上」から降ってきたもんだと思う。御手洗本人が、ピンで動いて、「直」で大賀のおやぢと、大分に帰ったときなんかに、ハナシを進めておったのか、それとも、「御手洗の手足」というか、ヒショ課あたりに「腰巾着」がおって、そういう連中が動いておったのか。しかし、コイツはいわゆる「オモテの指揮命令系統」なんかではのうて、「ウラのルート」で動いておったような気がする。社内でも、知っておったのは、ほんのごく一握りだと思う。たぶん、キャノンにも「創業者一族のお守り」をする部署があって、そういうところが、社内の「出世コース」になっておるんだろうなあ。ま、イケダモン大先生んところの、信濃町の「第1庶務」みたいなもんや(笑)
それで、「三位一体」による、裏金捻出の「手口」っていうか、「システム」は、こうなんだろうなあ。法人税率なんて、以前よりは全然、下がってはきてはいるが、もちろん、関連ガイシャも含めて、「業績絶好調」のキャノンにしてみるとだな、できれば、税金なんて、税務ショに払いとうない。そこで、大賀のおやぢに頼んでだな、工場の用地取得・造成、建設費を、大目に鹿島に請求させれば、「必要経費」で落とせるからな。格好の「節税タイサク」にもなる。鹿島は鹿島で、大分ケン(=ケン土地開発コー社)にハナシをつけて、「随意ケイヤク」にしてもらえば、「水増し」して代金を請求できるし、どうせ、工事なんて、下請け、孫請けに丸投げするだけだからな。元請けの鹿島は、当然、ピンハネするし、そこで、大賀のおやぢんところに、通常より高い「手数料」を払うたところで、そもそも、もともとの「工事代金の積算コンキョ」がデタラメなんだろ。うまくデキている(笑)。だから、そのキャノンの株を大賀のおやぢが買うてったってのも、御手洗にしてみりゃ、「どうも、ご苦労さん」のねぎらいだろうなあ。で、大賀のおやぢなんて、御手洗とズブズブなんだから、いいタイミングで売り抜けりゃ、コイツもまた、「濡れ手に泡」でアブク銭がゲットできるしな。通常は、このテの「ウラの金」ってのは、ちゃんと、「当事者」にも還元するもんなんだがな。それが、「礼儀」というものだ。
#ほいで、汐留GOGO!テレビの、昨日(3月1日)のOAであった、岐阜ケンチョーの「土木ジム所の裏金捻出」のお詫び放送ジケンだが、ぬあんとも、奇っ怪やなあ。ワシ、08年11月23日のOAも、その、わずか「1分半」のお詫び放送も見ておらんから、あんまり、エラそうなことは言えんのだが、その「ネタ元」の建設ガイシャ役員が、その中津川市ヤクショの「原」とかいう、44歳の建設課の係チョーと一緒に、サギの共犯で岐阜県警ホンブのソーサ2課(こんなチンケなアンケンに、ホンブの2課を投入しとるのか)にタイホされとるのが、今年(09年)の1月15日のことなんだな。古田が、共産系新人との一騎打ちという、「事実上の信任投票」で再選を果たしたのが、「1月25日」だから、ちょうど、センキョの期間中か。県警も、予算を古田にアタマを下げて、イッパイ、貰わんとアカンから、当然、「手土産」ぐらい出すよなあ(笑)
ほいで、ネタ元ってのは、この中津川市で土建業をやっとる、「蒲保広」という57歳のおやぢか。そのギフ県警のタイホ容疑ってのは、中津川市の道路工事を担当しとる、建設課の係チョーの原と共謀して、昨年(08年)9月下旬、「架空の工事の見積もり書」を作らせて、予算執行させて、「約80萬円」をヤクショからフンだぐったというハナシか。よくわかんねえのが、この「工事代金」を振り込ませた口座が、いったい、「どこ」なのか、シンブン記事では、イマイチわからんが、で、「蒲が経営する別のカイシャが施工したように装い」とあるが、そもそも、その「当該工事」ってのは、ちゃんと行われておったのか? っていうか、ちょうど、今、年度末で、どうせ、「予算消化」なんだろうけど、意味もなく、そこらへんで、道路を掘り返しては、また、埋め戻す、「ケインズ土木経済」が、花盛りだからな(笑)。当然、「余った予算」は、どこかにプールして、ウラに回しましょう、ってことになるよなあ。三井環のオッサンが、匿名でちょーかつの実態を、いわば「紙バクダン」でマスコミにバクロしたのが、99年の1月と4月だが、これで赤レンガはビビッて、いろんな指示を全国のチケンに出して、しばらくは、裏金流用が小さくなったんだが、また、1年、2年したら、「元の木阿弥」に戻ったっていうからな。
で、結局、この「蒲」が持ち込んだ、岐阜ケン側にカネを振り込んだという、銀行口座の「入金キロク」に、巧妙な改ざんがあって、「裏金捻出の事実はなかった」との、汐留テレビは、まあ、ギフ県側の言い分を、丸々認めたということのようだが、まず、そもそも、こうした「裏金」を、足のつく銀行口座に振り込ませるのかどうか、という点が、ひとつ。で、もし、銀行口座を使うとしたら、足がつかんよう、「ロンダリング」のための、「クッション」を使うからな。そこらあたりの「真相」は、恐らく、「ヤブの中」なんだろうから、あんまり、激しくつつくと、「ヘビ」が出てきそうだな(笑)
まあ、ワシの手元には今回の件については、シンブン等で「字」になったものしか情報がないんで、その今回の「蒲証言」の信憑性がどうだったかのハンダンは、ようできん。しかし、「その後」も、ギフ県庁の中において、「古田体制」になってからも、引き続き、「裏金づくり」が行われておったとしても、全くおかしくはない。っていうか、「あって、しかるべき」だと思う。もし、こんなもんが「表沙汰」になったら、「古田の致命傷」になるからな。で、ギフ県は、その「全土木ジム所のチョーさ」で、" 営業妨害"を蒙ったとして、この「蒲」を、偽計ギョーム妨害で、刑事コクソしとるのか。バカも休み休みにしろ。そうした「ギワク」が指摘されて、ちゃんとチョーさするのは、ヤクショとして、アタリマエだろうが! タダでさえ、ヤクショの仕事なんて、ヒマでしょうがなくて、文春のグラビアで「全国お役所、こんなにヒマなんです!」って、バッチリ、「絵」に撮られてる有様ぢゃないか。
#麻生がすったもんだの挙句、「やっぱり、給付金は受け取る」と、顔出しで宣言したその日(=3月2日)の晩、コイズミは「もう、引退する身。今後は政局のハナシはしない。環境モンダイや食のアンゼンといった政策に取り組む」か。平河町内の「給付金政局」も、カタがついてしもうたなあ。政治家(というか、ニンゲン)は、コトバがすべてだ。「政治家としてのコイズミ」は、終わってしもうたなあ。最後の握りっ屁っていうよりも、「線香花火」だったなあ。さだまさしだったっけ? 同名のフォークソングがあったが、それを思い出す。流れ星と一緒に、コイズミの「給付金線香花火」も、消えてしもうたなあ。今後は、「政治評ロン家」かあ。コイズミも、最早、ワシの敵なんぞでは、なくなってしもうたなあ。これからは、いいオトモダチになれるかもしれんなあ。
#で、今日(3月3日)の午後になって、チケンが突然、小沢の第1公設ヒショで、陸山会の会計セキニン者の大久保隆規を、政治資金規正法イハン(虚偽記載)で、西松の方と一緒にまとめて身柄を取ったのか。シンブン報道を見る限りだが、今度の立ケンの容疑は、別に小沢の肩を持つツモリは毛頭ないが、かなり、ヘンだな。要するに、西松がOBを使って設立した「新政治問題研究怪」と「未来産業研究怪」(いずれも、06年解散)の2つの政治団体から、時効にかからん分で、陸山会が700萬円、民主党岩手県レン第4総シブが600萬円、受け取っていて、そのこと自体は、報告書に記載しとるんだろ。で、チケンのジケンの立て方としては、この2つの団体は、「実質的には西松」なんだから、「西松から、直接、カネを貰ったというふうに、報告書に記載しろ」ってことなのか? しかし、こんなんで、ジケンを立てたら、自眠党が、「国政協」経由で受け取っているカネは、どうなるんだ? ムネムネが「顔出し」で、バクロしておった、例の「指定献金」なんて、全部、同罪でジケンに出来るからなあ。ワシは、相当、無理スジだと思う。ま、特捜アンケンだから、ナンボでも、タイホ、キソはできるからな。しかし、小沢スジをジケンで挙げるにしても、もう少し、マシなネタでヤラんと、「物笑いの種」になるよなあ。どうせ、こんなもん、オモテに出てくるカネだから、「あいさつ料」なんだ。その大久保が、例えば、原発リケン絡みとかで、いろいろと動いて、西松に有利になるように「口利き」をしておったとすれば、相当、厳しいが、もし、そうでなければ、小沢は、ちょっと可哀想だよなあ。コレは、同情したくなるよなあ。明日(3月4日)、国怪で、給付金の「3分の2」を使った再ギケツがあるんで、タイミング的には、それに対する、麻生への肩入れか。だとすると、「国策ソーサ」ってことで、腐れケンサツは、叩かれざる得ないよなあ。で、同様のケン金が、自民では、尾身幸次400萬円、ほいで、サメに300萬円か(笑)。だとしたら、与野党、「ケンカ両成敗」ってことで、うまいこと「バランス」を取らんと、「不公平」だと思う。コイツは「小沢を政治的に葬る、国策ソーサ」と批判されても、赤レンガは、反ロンできんだろう。
#で、今朝(3月3日)の日経シンブンで、その「キャノン&鹿島&大賀規久のおやぢ」の三位一体による裏金捻出ジケンで、オモロイ続報が出ておったな。というのは、今度の「裏金ジケン」がオモテに出てきたのは、07年のコクゼイの査察なんだが、その際、鹿島の「大分ジム所」に、3000萬円の「簿外の現金」、つまり、「裏金」が出てきたってんだよな。で、キャノン関連の工事を仕切っておったのは、その大賀のおやぢだが、大賀のおやぢが、いろいろと鹿島に「増額補正」をフッかけておったというんだが、それに対して、キャノンは「見て見ぬフリ」っていうか、「減額要請」を全然、してこんかったってんだよなあ。だから、キャノンは「業績絶好調」で儲かりまくっておったんで、そんな税務ショに法人税を払うよりは、水増しして、鹿島に預けておいた方が、そこで「予算執行」は終了して、その時点から、めでたく、「ウラ」に回るんで、キャノンってより、御手洗にとっても、いろいろと都合がよかったんだろうなあ。こんな「増額補正」を、御手洗の「了解」なくして、キャノンというカイシャが「OK」を出しておったとは、ワシには考えられない。で、大賀のおやぢが、コン猿として、下請け工事も仕切っておったっていうから、そこで元請けの鹿島から、工事代金を「丸投げ」する過程においても、どうせ、「ウラ」に回しておったんだろ。しかし、このコイズミ構造カイカクで、公共工事に大鉈が振られておった最中に、キャノン様の、あんな巨大プロジェクトを受注できるんだから、鹿島にしてみりゃ、大賀のおやぢに、相場の倍にあたる「3%」の手数料を払ってとしても、「安い買い物」だよなあ。まさに、「三位一体」の「構造的裏金づくり」だよなあ。同じチケンが手がけておるジケンでも、こっちは、こんなにスジがええのになあ。同じ特捜でも、「班」が違うんだな。