三井環(元大阪高検公安部長)氏の「口封じ逮捕事件」に対する上告棄却決定を弾劾する(承前) |
#それで、今週(1月最終週)の実話系週刊誌で、なぜか、アサ芸が、「淡海一家総長・高山誠賢」の菱本家への「直参昇格」を落としてるんだよなあ。1月20日の最高幹部会で発表されたっていうんだから、アサ芸は、俗に言うところの「特オチ」だよなあ(大衆、実話はちゃんと入っている。確か、先週号では出てなかったと思う)。高山誠賢というのは、会津小鉄の4代目の高山登久太郎の実子なんだが、03年に司忍の出身母体である「弘道会」に、「舎弟」として入っておったんだよな。まあ、わかりやすく言えば、「人質」として取られておったようなもんだが(江戸時代、各藩の藩主の妻子が江戸藩邸に住まわされておったようなもの)、去年(08年)秋の「後藤忠政騒動」の収拾と「合わせ1本」で、京都の会津小鉄の人事もいじって、5代目の図越利次を引退させて、馬場美次をその跡目に据える、いわば「独眼流人事」を断行したようだが、たぶん、それとのリンクではないだろうか。
これはあくまでも、ワシの見立てというより、あてずっぽうな推測でしかないのだが、その後藤忠政騒動の影響で、会津小鉄の中も、いろいろと動揺があったのではないだろうか。それを引き締める意味での、今度の人事のような気がする。淡海一家のシマは「滋賀」ということだから、「名古屋」から見ると、岐阜(=美濃)の先、大垣から関が原を越えて、近江に入り、琵琶湖のミナミ側を、東海道スジに下っていくと、「大津」なんてのは、実質的には、地理的には「京都」と言ってもいいからな。街道の草を毟って、地盤を固めた、ということではないだろうか。つまり、一連の「独眼流人事」の最大の狙いは、「山健色の徹底排除」だという気がするのだが、そのあたり、溝口敦あたりは、どう、見立てておるんだろうか? やっぱり、「高山登久太郎の倅」が、「菱の代紋」を掲げるに至った「象徴的な意味」って、あるような気がするんだがなあ。
#日付は変わったんで、昨日(1月29日)の発売になるが、新潮掲載の、「6」(=警察庁指定広域重要116号ジケン、つまり、「赤報隊ジケン」)の、「島村征憲」の独占手記、いずれにしても、「インパクト」はあるよなあ。さっそく、当日の築地シンブンの夕刊で、扱いはベタで小さかったが、社会麺で、築地はグジャグジャと新潮にカラんでおったからな。ただ、今回の手記掲載に関して、ワシは手元には何の情報もないんで、勝手なことしか言えんのだが、まさか、「狂言」ってことはないだろうが、でも、「100%、オール真実」ということでもないような気がする。作為的な部分も、いくらかは入っているかもしれない。しかし、この「島村征憲」なる人物が、本当に、本人が「顔出し」で喋っておる通り、朝日阪神シキョク襲撃の「実行ハン」だとしたら、コイツはスゴイよなあ。
それを踏まえて、いくつか、ワシのアタマに思い浮かんだことを、アトランダムに書いてみたい。
まず、そもそも、この「島村征憲」という名前は、「実名」だろうか? 変名、ペンネームの可能性はあると思う(だから、アカンというわけではないので、念のため)。それと、犯行を起こした80年代半ばに、ある「右翼団体」におったというが、その「団体名」は出して欲しいよなあ。たぶん、ほとんど、イッパンに知られていない団体だとは思うが、「匿名報道」にする理由はないと思う。で、この「右翼団体」の上部組織に、「ヤクザ筋」が付いておるハズだと思うが、いったい、どこなんだ? 菱系か、それとも住吉会か? コレも「実名報道」せな、アカンわ。
それと、一緒に阪神シキョクを襲撃した際、見張りにおったという、「弟分」、その後、10年くらい前か、「ガス自殺した」ということだが、本当に自殺だろうか? このテのジケンってのは、「口封じ」のため、「自殺に見せかけた他殺」なんて、掃いて捨てるほどあるからな。
あと、まあ、この「島村」ってのは、間違いなく、末端の「鉄砲玉」で、下請けか孫請けか知らんが、「上」から、「アウトソーシング」されて、引き受けただけだと思う。だって、「注文」があって、報酬と引き換えに「人を殺す」のが、ヤクザの本業だからな(笑)。少なくとも、ジケンの最深部というか、コイツが全体の絵を描いておったとは、到底、思えない。それは、「ない」と思う。
コイツは確か、元大毎社会ブの広野伊佐美こと、「一橋文哉」のルポにも出ておったと思うが、阪神シキョク襲撃のあった87年5月ってのは、ナカソネ政権末期で、「次期ソーサイ」を目指して、竹下登が、日本皇民党から「ホメ殺し攻撃」を受けて、円形脱毛症になっておったってんだろ(笑)。竹下は、当時、大蔵ダイジンもやっておって、いろんな「スキャンダル」もウラ社怪に握られておったから、それで「カネが毟れる」と、タカられておったんだと思うで。特に平和相銀の住銀への吸収合併に絡む、例の「金屏風ジケン」なんてのは、まさに「竹下アンケン」だったんだろ。それで、広野のルポにも、サツガイされた小尻知博が、その金屏風絡みで、取材に動いておったっていうぢゃないか。アレは「東京社会ブからの指示」だったんだろうかなあ、それとも、個人で勝手に動いておったんだろうかなあ。きっかけは何であれ、「築地シンブン」を脅し上げる、いい「口実」にはなるからな。
少なくとも、ワシが掴んでおる情報では、この「赤報隊ジケン」のウラなんてのは、当時の築地新聞の最中枢は、すべて知っておって、あの三井環のオッサンの件に関して、「悪の独裁検事総長・原田明夫」から逐一、相談を受けて、ウラを全部知っていながら、「字」にしない、あの「村山治」みたいに、「知ってても、書かん」からな、連中は(笑)。でも、今度の「バクダン手記」は、オモロイなあ。「言論キカン」として、徹底的にヤルべきだ。で、築地シンブンも、もし、言いたいことがあるんであれば、自分んとこに紙麺はいくらでもあるんだから、ナンボでも書けばいいと思うが、どうせ、「本当のこと」なんて、書かんからな。
だから、ワシの見立てでは、この「赤報隊ジケン」ってのは、「ソーリ大臣」のポストを目指して、超焦りマクリンスキー状態だった竹下を、ウラ社怪の連中が、「金屏風」とかをチラチラと見せたりするなどして、カネを毟り取ったんだと思う。その「絵」を構成するジクソーパズルのパーツの中に、「阪神シキョク襲撃ジケン」も、入り込んでおるのではないだろうか。だから、「カネ目当てのホンネ」を、うまくカムフラージュするのに、「思想性」なんてのは、超ピッタンコだからな。
あと、凶器に使った「散弾銃」なんて、どうしたんだろうなあ。20年以上も経過してりゃ、どこか海の底にでも捨ててるだろうしなあ。ただ、生き残った犬飼兵衛は、ハンニンの顔を見てたんぢゃなかったのか? 当時、実行ハンは、覆面みたいなのを被っておったんだっけ? 「麺通し」させたら、オモロイよなあ。20年以上も前の、そういう体験ってのは、「覚えている」ものだろうか? 今、やたら、「サツジン罪の時効を撤廃しろ」って、ヒステリーみたいに、うるさいが、20年も経過したら、当事者はともかく、目撃者なんて、忘れてるよなあ。で、今回は、「サツジン罪の時効」があって、それが「完成」したんで、「喋った」わけだろ。だから、「サツジン罪の時効」、さらに「死刑制度の存廃」とも合わせて、広がりのあるテーマだと思う。
#おっ、鳩山の「給付金はセンキョ買収」の国怪代表シツモンに、信濃町丸ハムファイターズの主将・太田昭宏が「チョー罰動議提出」と息巻いておるのか(笑)。やっと、「見世物」もオモロクなってきたな。しかし、「矢野絢也&福チャン」の国怪招致はどうなったんだ? せっかくだから、「給付金」も「消費税増税」も予算委員怪のアンケンだから、たまには大荒れの「予算委員怪」を見たいよなあ。この際、「給付金&消費税増税」は、「対信濃町」ということで、すべて、「1本の線」で繋がっておるから、まとめて、「イケダモン大先生国怪招致」と合わせて、予算委員怪で徹底追及すれば、いいぢゃないか! そやから、最近は、本当に「バクダン質問」ってのが、なくなったもんなあ。かつては、社会党の楢崎弥之助、さらには、矢野絢也も、「バクダン質問」でオトコを上げたからなあ。
1967(昭和42)年、信濃町が、初めて衆院進出後、まず、矢野が国怪で取り上げたのが、ぬあんと、自民党の「コクタイ費」だったんだよな。あの共産党ですら、手を出さなかった「タブー」に、当時の矢野絢也は「書記長」として、果敢に斬り込んでいったんだよなあ。例の「日韓国怪」(=昭和40年秋)で、幹事長・田中角栄の下、物凄い「実弾」を投入して、日韓条約批准を、野党から「カネで買った」んだよなあ。当時のソーリ大臣は佐藤栄作、外相が、椎名悦三郎、蔵相・福田赳夫や。ちなみに、外務省からのキミツ費の「官邸上納」が始まるのが、どうも、このときかららしいんだよなあ。まさに、「キミツ費ロンダリング」や(笑)。でも、そういう当時の状況を知る人間も、少のうなってしもうたからなあ。
ハナシを戻すと、このときの矢野絢也の国怪シツモンは、自民の要求で、議事録の根幹部分が、ぬあんと、後で「削除」されておるんや(笑)。今や、立場が逆転して、イケダモン大先生んところが、自民を唆して、あのときと同じ「言論封殺」をやっとるやないか!
#今日(2月2日)の日経朝刊の1社アタマ、さらには、おととい(1月31日)の毎日朝刊の1社アタマの記事を見ると、例の「鹿島&キャノン&大分ケン(=ケン土地開発コー社)」の三位一体による、「裏金捻出ジケン」、そのコン猿業者である地元の「大光」の社チョーをやっておる大賀規久のおやぢを、東京チケンは、脱税(法人税法イハン)で、身柄を取りそうなカンジだな。このコン猿の役割ってのは、例の「防衛リケン」のジケンにおける、あの秋山直紀のおやぢとクリソツだよなあ。こういうリケン話ってのは、「ゴルフ」だ「飲み怪」だといった、「場」を設定することが、大事なんだ。そういう「ウラ舞台」で、ハナシは進むからな。国怪のコクタイと同じや。毎日は「07年12月に既報の通り」と書いておるが、この件は、赤旗の日曜版と、どっちが「先」に字にしておったんだ? このときの毎日の出稿元は、おそらく、西部ホンシャの報道ブ(大分シキョク?)だろうが、この大賀のおやぢが「喋った」ら、スジとしてはいいところに伸びるとは思うが、ただ、あのモリカズが手がけておった福岡県苅田町の住民税ネコババ事件と同様、東京チケンが手がけるには、「足場」が悪いんだよなあ。ゲンバが大分だからな。三井環のオッサンのレベルが、大分の「次席」でおれば、こんなもん、田舎チケンでも「独自」で挙げれるんだがな。オッサン、高知におったとき、「もし、知事クラスの身柄を取ったら、ワシが、直接、取り調べる」って言っておったからな。まさに、「プレーイング・マネージャー」や(笑)
しかし、今、東京チケンは、この大分の件と、西松ケンセツの件と、いわば、「二正面作戦」をヤッてんだな。フツーはどっちかに絞るんだが、競わせてんのかなあ。ちょうど、06年1月に、ホリエモンんところの「ライブドア」と、ぼーエイ施設チョーの「官製談合ジケン」を手がけたときのようだな。あのときは、ホリエモン(=ライブドア)の方に、マスコミの関心は向かってしもうたが、ワシに言わせりゃ、あのぼーエイ施設チョーの「官製談合ジケン」は、超スジがよかった。あれこそ、まさに「特捜アンケン」だな。岩国キチの沖合い埋め立てのアンケンを、「官製談合」でジケンにしたってのは、玄人的には、いいツボを突いておったんだよな。あの岩国の沖合移転が動き出すのは、金丸信が、ナカソネ内閣で、幹事長をやっておった時代のことで、当時、秋山直紀のおやぢを経由して、ウィリアム・シュナイダーが、ウラからこっそり、金丸と会うて、それで、初めて埋め立てカンレンの予算がついて、この「巨大プロジェクト」が、動き始めるんだからな(笑)。秋山のおやぢが、例のバクロ手記で、ジマンこいておったからな。
#その大分のコン猿業者「大光」をクッションとする、「鹿島&キャノン&大分ケン(=ケン土地開発コー社)」の三位一体の「裏金捻出ジケン」、そもそも第一報は、07年12月9日付の毎日朝刊で、1麺&1社のアタマで硬軟展開しとったんだな。で、もともとは、東京酷税局査察ブのマルサによって発覚しておったアンケンなんだな。ちょうど、守屋武昌の防衛リケンのサンズイがはじけておった最中だったんで、ワシ、全然、気づかんかった。で、この大分のコン猿が申告漏れした金額が、ぬあんと、「30億円」に達しておったんだな(笑)。こんな田舎のコン猿が、「ぬあんで?」と、誰しもが思うよなあ。
で、記事を拾いヨミしていくと、ホンマ、デタラメなことがサクサクと出てくるんだな。そのキャノン子会社の誘致にあたって、土地開発コー社が、工場用地として造成して、キャノンに売却しとるんだが、当初は「50億円」で見積もっておったのを、「起伏が激しい場所なんで、余計に銭がかかった」として、後で18億円も“増額補正”し、68億円もフッかけられておるんだな。この造成工事を請け負ったのが、どうせ、鹿島だろうな。ところが、当初の予定通り、「50億円」で売却しとるんだが、後で、大分ケンが、その差額の「18億円」を、この土地開発コー社に、「損失補てん」ってことで、資本注入しとるってだよな。だいたい、この「68億円」ってのが、マトモな積算コンキョに基づく、「適正価格」か? 通常であれば、複数のカイシャに競争させて入札させるんだが、どうせ、「随意ケイヤク」なんだろ(笑)。ぬあんか、売る側の「言い値」で買う、水増しシマクリンスキーの防衛チョー達品と、クリソツぢゃないか。どうも、「デタラメ」な臭いがするなあ。だから、大分ケンが肩代わりした、この「18億円」の支出は、マトモぢゃないよなあ。仮に、ジケンとして立てる場合、コイツを刑法のハイニン罪で立てるってことは、できんのか? ホンマ、胡散臭いよなあ。
#ほいで、モリカズの9千萬円の預かり金サギの初コー判が、今日(2月4日)、大阪チサイであったのか。で、モリカズは「成功報酬として預かったもの」だとして、無罪を主張したのか。そもそも、コイツは、小室哲哉の音楽チョサク権サギと同じで、「民事崩れ」もいいところだよなあ。フツーはこんなもん、どう考えても、刑事ジケンなんかには、ならんのだが、モリカズやから、ジケンにされただけの話だもんなあ(笑)。で、そのヒガイシャの福岡の金融業者が、ケーサツから出資法イハンでガサ入れを受けておって、「金を持っておると、経営者とみなされるんで、ワシんところに金を預けておれば、悪いようにはせん」と、それでカネを預かったんだが、それを返さんでいたんで、双方の関係がこじれて、「民事」にはなっておったんだな。ただ、いくら何でも、「9千萬円」は、成功報酬としては、高すぎるよなあ。でも、その民事の方は、年末に示談が成立して、既にモリカズは3千萬円を返し、残りはあと、1千萬円か。だったら、もう、「加罰的違法性」はないよなあ。
それよりも、今度のモリカズの再タイホで、ワシ、わからんのは、あのモリカズ自伝のゴーストライター・森功をはじめとして、さんざん、モリカズとの対談本で、しこたま儲けとるのは、間違いナーイ、田原総一朗、ラスプーチン、さらには、あのキツネ目のおやぢも、見事なまでに、この件について、「ダンマリ」を決め込んでおる点だな。風向きが変わると、こうだからなあ。「リケン」で繋がってるカンケイってのは、こんなもんだなあ。まあ、今、モリカズを支援したところで、一銭のカネにもならんからな(笑)。ワシなんかと違うて、皆、賢い生き方をしとるワ。
#その鳥取県境港のカニ漁船が、露西亜の警備艇に拿捕されたジケンで、今日(2月5日)、露西亜側にカネを払うことで、解決をみたのか。EEZ(排他的経済水域)の、ニッポンの海岸線より200海里(約370km)のところから、わずか、数キロしか出ておらんかったってんだろ。連中、「臨検」と称して、漁師を拉致していって、カネを払って解放ぢゃあ、あの「海賊」そのものぢゃないか。だって、領海侵犯してきた、北のわがままおやぢんところの不審船なんかと違って、「漁をやってる」なんて、見りゃ、わかるからな。海自の連中、そんなソマリア沖に出て行くヒマがあったらだな、「灯台もと」で、汗を流して日銭を稼いでおる労働者を守るってのが、スジぢゃないのか! あの「イージス・あたご丸」みたいに、漁船は適当にぶつけて逃げても、チョーOKなんだからなあ。海自はあのへんを、ちゃんと、哨戒しとらんのか? やい、石破のおやぢ、境港は、自分んとこの地元ぢゃないのか? さっぱし当たらんMDの導入ばっかりは、あの秋山直紀のおやぢと「2ショット」で熱心に動くが、こういうアンケンは、シカトだからなあ。まったく、永田町の連中は、カネを積まんと、動かんからなあ。ラスプーチンも、このテのアンケンには、見事なくらいに「ダンマリ」だよなあ。ラスプーチンって、露西亜語で「プーチンの犬」って意味か?
#ほいで、今日(2月5日)発売の新潮で、「6」の実行ハンだと、「顔出し」で喋っておる、「島村征憲」なる人物の手記の2発目、ワシ、やっぱり気になるのは、阪神シキョクを襲撃した際、「目出し帽」でのうて、「つばの大きな帽子」を被っておったと、「うたって」おる点だなあ。「目出し帽」ってのは、テロリストなんかがよく被っていて、まあ、あのザ・デストロイヤーの覆面みたいなもんだが、確か、その目出し帽姿の犯人の似顔絵は、兵庫県警も公開しとったよな。通常であれば、バレんように、そうやって、「麺」を隠すのがフツーだが、「顔出し」で襲撃したとしたら、やけに、蛮勇があるっていうか、いいコンジョしとるよなあ。ワシ的には、目出し帽を被っておったかどうかというのは、重要なポイントで、20年も経って、記憶が曖昧になって、忘れるもんだろうか? だから、この「島村某」が、本当に阪神シキョク襲撃をはじめとする、一連の「6」のジケンの根幹部分における「真の実行ハン」なのかどうかは、断定はできんよなあ。まあ、眉毛に唾をつけて読むぐらいでいいのだろうが、では、コイツが喋っておることが、「1」から「10」まで、すべてデタラメなのか、というと、コイツもまた、「?」だと思う。というのは、どういうことかというと、この件は、かつて、鈴木邦男が『SPA!』に連載しておった「夕刻のコペルニクス」で書いておったように、右翼の連中や、ヤクザ筋、また、ウラ社怪に巣食う「最中枢の人間」らにとっては、「よく知ってる話」だからな。そういう世界に身を置いておったら、いろんなところで聞きかじったハナシに、いろいろと色をつけて、面白おかしく喋っている可能性もある。そこいらについては、ワシには、その「島村」というのを知らんから、何とも言いようがない。しかし、「目出し帽」の件は、引っかかるんで、少なくとも、このハナシを100%、鵜呑みにするのは、少しキケンなカンジがする。例えば、新潮社から、「赤報隊本」を出しておる、元大毎社会ブ所属の広野伊佐美こと、「一橋文哉」なんかは、どう捉えておるんだろうなあ。この2月18日発売の「新潮45」に、何か、書いておるんかいなあ。
#しかし、麻生の「郵政民営化の見直し」発言、「私は給付金を貰わない」と合わせて、「唖然」だよなあ。まあ、ワシなんかがここで言わんでも、あの日経ですら、「ぢゃあ、今の『3分の2』は、いったい、何なんだ?!」って反論しとるが、「全く、その通り」だよなあ。「給付金」に関しても、それを「推進する立場」のトップだろ。「ぢゃあ、私は、ホテルのバーの支払いに充てます」ぐらい、言うよなあ。コイツはいよいよ、「ポスト麻生」で、「センキョ管理内閣」かあ。だとしたら、与謝野あたりが担ぎ出されるんかいなあ。
ついでに言うと、あの「政府紙幣」も、「終わってる」よなあ。ワシみたいな、経済・金融のシロウトが見ても、「狂ってる」よなあ(笑)。要は、「軍票」と同じだろ。そんな「信用保証ゼロ」の紙くずをバラ撒いて、どうするんだ? 別に小沢んところが政権を取っても、よくなる保証はどこにもないが、まあ、麻生・自公がこれぢゃあ、どうしようもないだろ。恐らく、有権者の多くは、とりあえず、小沢に下駄を預けてみて、ダメだったら、また、そこで考えて、「替える」といったところだろうなあ。むしろ、その意味では、自民内部で、まだ、マシな連中で、そいつらが、「野」に下っても、生き残るだけの体力と、知恵と政局遂行力を持ってるか、っていったところかなあ。その意味では、渡辺ミッチーの倅あたりは、ひょっとしたら、その「先頭」におるんかもしれんなあ。