三井環(元大阪高検公安部長)氏の「口封じ逮捕事件」に対する上告棄却決定を弾劾する(承前) |
#で、ニッポン時間の今日(1月15日)になって、発狂イスラエル軍は、ガザ市の中心ブにある、国連パレスチナ難民救済キカン(UNRWA)や、ロイターなどの外国メディアの入ったビルを攻撃して、少なくとも、けが人が出ている模様なのか。もちろん、こんなもんは、「わざと」に決まっておるが、こうやって、コクサイ社会を敵に回してまでも、ホロコーストに走るイスラエルってのは、手がつけられんよなあ。コイツは久しぶりに、「野蛮人の発狂」を見る思いだよなあ。かつてにおいて、イスラエルってのも、相当、酷いことをやってきたとは思うが、今回はまさに、そうしたレベルを超えて、まさに、「万歳突撃」の世界だもんなあ。いったい、どうなってしまったんだ? 完全に、アタマがイカれてしもうてるよなあ。「話せば分かる」というレベルでなければ、もう、「ガザ防衛」の多国籍軍部隊を、派遣すべきだと思う。その際、コクレン決議もしてだな、PKFのようなカタチで、ガザ地区をイスラエルの侵略から守るということで、全世界が、部隊を派遣すべきだと思う。こういうのに、ニッポンの自衛隊を出すのは、ワシは賛成。アフガンに、亜米利加軍の金魚の糞みたいに、出すというのとは、全く、「次元」が違うと思う。今や、「イスラエルVSアラブ(パレスチナ)社会」といった、従来の対立軸を、既に超越してしもうておるよなあ。今回の「ガザ戦争」のテーマは、「文明VS野蛮」の対決だと思う。コクサイ社会は、こうした野蛮人の無差別殺戮を野放しにしておったら、アカンと思う。こんなもん、あのナチスのデタラメを放置しておったのと、同じだよなあ。イギリスの腰抜けチェンバレンや、スペインの人民戦線を見捨てた、フランスのレオン・ブルムなんかが、あのナチス・ヒットラーを増長させたんだからなあ。
#それで、韓国メディアが、北のわがままおやぢんところの後継に、「三男」がなりそうだと報じてるのか? どこまで信憑性があるかは、ようわからんが、あのわがままおやぢも、これだけオモテに出てこれんで、相変わらず、「写真統治」オンリーってのは、たぶん、元通りの完全な回復は難しいんだろうなあ。麻痺が多少、残っておって、車椅子でも、意識はしっかりしておって、ちゃんと、「喋る」ことができれば、まだ、違うんだろうがなあ。で、既に腸チフスで死亡しておる、「ウサマ・ビン・ラディン」が、ウェブ上で「声」だけの復活かあ。小浜は、アフガンに「幽霊」を捕まえに行こうというのか(笑)。「生きてる」んだったら、アルジャジーラでも何でも、「ライブ」で出てきて、ピンピンしとるところを、全世界に公開せな、アカンわなあ。
#えっ、今日(1月16日)、コイツは地元は大分か、衛藤征士郎を怪チョーとるギレンが、コイズミを呼んで、「二院制を廃止して、一院制にし、定数も現行の計722から、500にする」ってことを、今度の自民党のセンキョ公約に盛り込ませるツモリでおるってことを、ブチ上げたのか? で、センキョ区も、都道府県単位の「大センキョ区制」だって?! しかし、コイツは藪から棒に、相変わらず、ワケがワカらんことを、言い出すよなあ。内容が、あまりにも唐突過ぎるよなあ。いやあ、まさに、「唖然」だよなあ(笑)。自民党だって、参院ギインとしてメシを食ってるのが、ようけいおるってのに、こんなもんが、通るかよってカンジだよなあ。確かに、今の「ねじれの出現」によって、参院がジャマだってのは、わかるんだけれども、だからといって、盲腸を切るがごとく、「ぢゃあ、今後、自民は半永久的に参院で過半数を取れる見込みがないんで、もう、参院は要りません」なんていう暴論が、まかり通るのか? コイズミ、いったい、どうなってしまったんだ? 「中枢」から外れて、情報が入って来んようになると、ここまで、ボケてしまうんかいなあ。少なくとも、ワシが知っておるソーリ時代のコイズミとは、何か、違うよなあ。だって、今、そんなセンキョ制度をいじくり回すタイミングぢゃないだろ。イケダモン大先生だって、まだ、「参院」は、使い道があるんだから、いきなり、こんなの言われても、たぶん、怒るよなあ。
だって、衆院における、現行の「小選挙区制の導入」だって、そもそも、角栄、金丸といった「金権腐敗政治の根絶」という、大風呂敷があったからこそ、それとの「合わせ1本」で、ぬあんとか、やっとこさで持っていけたわけだろ。ましてや、コイズミなんて、今回で引退して、倅に地盤を譲るわけだから、いったい、何を考えておるんだって気がするよなあ。ちゃんと、麻生や細田にも、根回しを済ませた上で、オモテに出してるよな?
#今朝(1月17日)の毎日とヨミだったな、山形の男性ニッポン人医師が、そのガザ地区に医療支援のために現地入りして、活動をしとると、「字」にしとるが、そんな医者みたいな「カタギ」がゲンバに入れて、ぬあんで、ブンヤがゲンバに行かないんだ? ヨミの三井美奈、そんな「安全地帯」であるエルサレムの、暖房の効いたシキョクで、のうのうと、電話取材しとる場合か?テメエ、前にオルメルトとサシでカイケンしとるんだから、首相官邸に乗り込んでだな、オルメルトに直談判して、「オマエんところの軍隊が、そんなに素晴しいオペレーションを今回、ガザで展開しとるんだったら、ナンボでも宣伝記事を書いてやるんで、ガザの報道ビザを出せ!」って、あのジジイの胸倉を掴んで、目の前でビザにサインさせてだな、それ持って、ぬあんでガザに乗り込まないんだ? ドイツもコイツも、本気で「やる気」がないんだ。だから、こんな発狂イスラエル軍の蛮行が、ここまで野放しにされておるんだ。
まあ、今度の「ガザ戦争」は、とにかく、「火消し」が第一だが、消火作業が終わって、「それで、ハイOK」なんてもんではないんだな。いろいろと、今度のドンパチを機に、出てきた「字」を読むと、アソコってのは、イスラエルが区域との境を「封鎖」して、「陸の孤島」っていうか、「収容所状態」にしとるんだな。少なくとも、ガザとイスラエル側とでは、人やモノの自由な行き来が、遮断されてるんだな。で、その「抜け道」が、エジプト側との「国境」、とりわけ、「地下トンネル」ってことで、「武器の禁輸」を名目に、そうした「物流の流れ」を遮断しようってのが、ハラなんだな。ただ、ものごとには、すべて「オモテとウラ」があって、そうやって、オモテで「規制」をかけたところで、ウラではナンボでも「地下トンネル宅配業者」がおるんで、それでボロ儲けしとる連中が、あの「トンネル御殿」を建てとるというわけだな。
あー、それで、シリアに亡命しとる、ハマスの親分みたいなのは、「封鎖解除」を第一の条件にしとるというわけか。しかし、こんなのは、既に「人道上の問題」だよなあ。もう、今度のイスラエルの発狂軍によるホロコーストは、論外だが、でもアソコに住む人たちに、ニンゲンとしての最低限の生活保障は、確保しなければ、だろうが。こんなもん、「イスラエル(=ユダヤ)VSパレスチナ(=アラブ、イスラム)」といった、「人種」だの「宗教対立」のモンダイなんかでのうて、ワシは「基本的人権」のうちでも、「生存権」のモンダイだと思う。その意味では、今、ニッポンで起こっている、「ハケン斬り」のモンダイと、本質的には、同じだと思う。しかし、そのハマスの親玉ってのも、いつまでも、そんなシリアみたいな「安全地帯」に逃れておらんで、「アンサツ覚悟」で、ガザに戻ってこんで、どないするんやってカンジだよなあ。そんなところで、しのごの言っておったところで、のうのうと、エレサレムの支局で、カタギの医者が撮ったビデオ映像を送ってもろうて、「ガザの被災ゲンバを見てきたような記事」を、ジャンジャンと打電しとるニッポンのブンヤと同じぢゃないか。
#で、発狂イスラエル軍、今日(1月17日)、また、ガザ北部のベイトラヒヤにある国連の運営する学校に攻撃して、死者が2人出ておる模様なのか。19時14分付けで「AFP=時事」が、ネットでも配信しとるゲンバの写真が、物凄く迫力があって、白煙を引きながら落下してくる多量の爆発物に逃げ惑う市民らの姿が、スゴイなあ。「本物」なんで、そんじょそこいらの戦争映画なんかより、よっぽど迫力がある。AFPは、ゲンバにカメラマンを送り込んでおるのか? それとも現地スタッフから買い上げておるんかいなあ。しかし、よく、こんな「絵」をちゃんと撮ってくるなあ。発狂連中の「動物的蛮行」、すなわち、「文明に対する挑戦」を、隠し切れるもんでは、ないんだなあ。どんなことをしても、「真実」ってのは、隠蔽できんのだなあ。ヨミの三井美奈が、この攻撃を、「停戦を見据えた、『駆け込み攻撃』 」とネーミングしとるよなあ(笑)。亜米利加の政権空白が終わって、いろいろと動き出すと面倒なんで、「今のうちに、やりたい放題」ってことか。ホンマ、「火事場泥棒」のレベルと同じ発想だよなあ。ハーグのコクサイ戦犯法廷は、こんな極悪非道のホロコーストを、放置しとくのか? 今回、オルメルトのやっとることは、あのミロシェビッチとほとんど変わらんぢゃないか。まさに、「民族浄化」だよなあ。で、「ユーゴスラビア」だとNGでも、「イスラエル」の看板を掲げてやると、何をヤッてもOKなのか? そんなバカな話があるかってところだよなあ。あのオルメルトとリブニに、バラクの発狂3人組、「人道に反する罪」「集団虐殺罪」で、まとめて身柄を取れ! まさに、連中、「殺戮マシーン」だよあな。
#その「ガザ戦争」は、そのオルメルトのジジイの「一方的停戦」の宣言で、とりあえずは、小康状態に向かいそうなんだが、この「ガザ」も含めて、中東ってのは、魑魅魍魎としとるよなあ。産経のカイロ駐在に村上大介っていうのがおって、最近、日曜日になると、やたらネチネチとしたイスラム物の連載を国際麺に書いておるんだが、今回の「ガザ戦争」なんかでも、村上みたいにカイロから見るのと、ヨミの三井美奈みたいに、エルサレムから見るのとでは、「同じ現象」なのに、ここまで「見立て」が違うのか、唖然とするんだな。物事ってのは、見る角度、切り口によって、全然、違うというのと、そうした複数の情報を突き合わせて、その「隙間」を読み込む読怪力と想像力が要求されるよなあ。今回の戦争は、表面的には「ハマスVSイスラエル」の一騎打ちだが、そこに、ファタハにエジプトが入り込んで、グジャグジャになってるんだな。で、亜米利加とか、さらにシリアだ、ヨルダンだ、サウジだっていったのが、また、いろんなリケン目当てで、腹にイチモツありそうだから、この多項方程式の「怪」を解くには、かなりのインテリジェンスが要求されるなあ。ぬあんか、いよいよ、ワシも、ラスプーチンみたいなことを言う有様になってしもうたよなあ(笑)。ぬあんか、戦国時代のガッショウ連衡みたいなもんか。
要するに、「イスラエル」ってのは、対アラブ・パレスチナという点では、「信長包囲網」に晒されているようなもんだよなあ。だから、ハマスとファタハをケンカさせようとするんだな。イスラエルにしてみると、「前門の虎」がハマスとすると、「後門の狼」が、ヒズボラなんだな。もし、ここで後ろからヒズボラが一気にイスラエルに攻め込んだら、イスラエルは「二正面作戦」を強いられるから、もう、オシマイなんだな(笑)。あの信長だって、完全な「二正面作戦」だけは避けようと、「手管外交」を繰り広げて、足利将軍や「玉」(=天皇)も引っ張り出して、アタマを使っておったからな。あの信長ですら、「越後の虎」こと、上杉謙信軍との、真正面からの一騎打ちだけは、最後の最後まで避けたからな。もし、「信長VS謙信」の全面対決になっておったら、ひょっとしたら、毘沙門天は、明智光秀より前に、信長のクビを取っておったかもしれんよなあ。だって、謙信公は、「一軍の将」でありながら、あの川中島では、護衛も一切、つけず、スッ単騎で、武田軍の本陣に乗り込んで、信玄を斬りつけておるんだからな。「戦」にだけ関していえば、謙信の方が信長より「上」だったと思う。しかし、「政治力」では、信長の方が遥かに上手だった。ま、それはともあれ、今回、レバノンからのロケット攻撃ってのは、かなり、イスラエルの連中には、効いておると思う。
#で、今回の「ガザ戦争」を見ると、まあ、アルジャジーラは別として、AFPがかなり食い込んでおるっていうか、詳しい死傷者の数とか、ゲンバの「絵」をジャンジャンと配信しとるんだよなあ。で、AFPのってのは、ニッポンでは時事が独占的に扱ってるようなんだな。だから、ニッポンのシンブンなんかで見ると、「AFP=時事」のクレジットが入るが、自分たちで立ち上げておる「AFP.com」のブログを見ると、その「AFP」のクレジットの後に、写真なんかでも、ちゃんと「署名(固有名詞)」が入ってるんだな。そのAFPのブログを見ると、IDにパスワードを入力する欄があるんで、たぶん、あの紙のバクダン・電子版のように、「もっとコアなネタが見たけりゃ、カネを払えよ」っていう、「有料制」なんだろうが、中東なんかを見ても、いろんなところに支局がイッパイあって、アンマンなんかにも人を置いてるんだな。「食い込み方」が違うんで、ハマス&イスラエル側、双方のディープな「絵」が、どんどんと配信されてくるんだよなあ。APとか、ロイターも配信はしておったが、「迫力」という点では、AFPは圧勝だよなあ。だから、今回は久しぶりに「通信社」という機能の意味を再認識させられた。つまり、「とにかく、分かって、ウラが取れた範囲でいいから、掴んだネタはジャンジャンと配信しろ」と。特に、「絵」なんかは、ネットですぐ全世界に配信できるからなあ。だから、シンブンみたいに、どうでもええ「論」をだらだらと牛のヨダレみたいに垂れ流すんでのうて、「ファクト」を次々と打ち込むってのは、「速報競争」の基本だよなあ。そういう断片的な情報を見て、ラスプーチンみたいな「インテリジェンス・エージェント」が、それを判断し、分析すればええだけの話だからな。
で、AFPの前身は、シャルル・アバス(1783━1858)が1835年にパリで立ち上げた「アバス通信社」ってことで、「世界最古のツウシン社」なんだそうだ。第2次大戦のドイツ占領でカイサンさせられたが、パリ解放後、看板をAFPに架け替えて再スタートしたんだそうで、予算の約7割を国から貰うておるっていうから、「準国営通信社」みたいなもんだなあ。それで、ジスカールデスタンの時代には、露骨に社長人事にも介入したんだそうだ。だから、よくも悪くも、「お役所」というか、広告収入なんかに依存しないぶん、ヘンなところで効率だとか採算に囚われんで済むところがあるんかもしれんな。
ただ、こうした戦争報道でいうと、ベトナムんときは、UPIとか、AP、それとニューヨーク・タイムズか、二ール・シーハンとか、デイヴィッド・ハルバースタムといった「猛者」が現れて、現地からジャンジャンと打電しておったもんだし、湾岸のときは、CNNのピーター・アーネットの独壇場だったからなあ。でも、彼らは、攻撃を受け、被害を蒙った人たちに寄り添う、「弱者の視点」というのが、間違いなくあった。そこが、イラクでのFOXなんかとは、大きな違いだ。そういう意味では、亜米利加も「猛者」みたいに、目ん玉に火花を散らして、ガンガンとゲンバに乗り込み、「飢えた虎」のように獲物を追う従軍キシャが、おらんなってしもうたよなあ。時代がすっかり変わって、冷暖房の効いたカイシャの中で、ネットと睨めっこして、ひたすらキーボードを叩くだけの仕事になってしもうたんだろうか。
ジャーナリズムの歴史でいうと、シンブン&ツーシン社の、本格的な発祥の地は、19世紀前半の仏蘭西なんだな。時代でいうと、1830年の「7月革命」の前後だな。文学史的には「ロマン主義」の時代であるが、そうした社会変動とも無関係ではないと思う。特に、7月革命は、大きな「時代のチェンジ」になっておった。ユーゴーにスタンダール、バルザックといった文豪が、雨後の筍のごとく出てくるのは、まさに、この時代だからな。ジョルジュ・サンドなんかも、ブレイクする前は、パリに出てきて、新聞社で、ジケンのブンヤをやっておったしな。そのAFPの前身のアバス通信社も、最初は「伝書バト」を使うて、記事を打電しておったんだそうだ。確かに、そうした伝達ツールは飛躍的に変化したけれども、ゲンバに行って、ハナシを聞いて、「絵」を撮ってくるという作業そのものは、100年以上前と、何ら変わりはないよなあ。ま、ワシに言わせれば、「ジャーナリズムは、仏蘭西ロマン主義の中から、誕生した」ってことやな。
#毎日が電子版で、ガザ戦争の写真特集を組んでおるが、AP、ロイターも、かなり迫力満点の「絵」を配信しとるなあ。だから、今回は、アルジャジーラは別格として、AP、ロイター、ほいで、AFPの3社が、三つ巴で、ジャンジャンと写真を送信しておったんだなあ。ニッポンでも、通常だと、よくテレビの映像で出てくる、何とかプレスは、今回は、「全然」だったなあ。あれだけ迫力のある写真ってのは、「素人」でのうて、それなりにキャリアを積んでおるだろうんで、現地のパレスチナ人を雇って、そこから「絵」を入手しとるのか、それとも、社のカメラマンが「直」で入っておるんかいなあ。それか、フリーの人間とケイヤクして、二束三文の値段で買い上げておったんかいなあ。で、毎日が今日(1月19日)になって、ようやく、ブンヤをエジプト側からガサに放り込んで、ルポを送らせてきておるが、「遅い」よなあ。「停戦」が決まって、「焼け跡」の写真ばっかりだから、迫力は全然、ない。でも、今度の発狂イスラエル軍の攻撃が、無辜の市民、それも、オンナ子供を集中的に狙った、問答無用の「大虐殺」であったかは、非常によくわかる。
で、ロイターが、こんなに「ガザ戦争」に、今回、異常に力を入れておったってのは、「?」だなあ。でも、「上」が「商品として、売れる」と判断したんだろうなあ。ロイターってのは、特に最近は、経済・金融の分野に特化して、為替だ、株価だけ追っかけてるというイメージがあったんで、意外だった。少なくとも、日経の連中は、ここまで「戦火報道」に、ホットにはならんからなあ。ガザ市で、自分んところのカイシャの入ったビルが砲撃を受けたってのが、あったんだろうなあ。しかし、それを考えると、オルメルトにバラク、リブニ、本当にバカだな。「ロイター」を敵に回したから、ブラウンも相当、イスラエルに対して、今回は態度を硬化させておったからな。
#で、「給付金政局」、小沢んところは、どこまで本気で、麻生のクビを取る意志とカクゴがあるんだ? マルチ商法だナンダに加えて、西松建設の件は、とりあえず、これまでに出た「字」を見る限りでは、小沢が収支報告書に記載しとる、「オモテの金」だけであれば、致命傷になるような話ではないと思うんだがなあ。そのワケのわからんブローカーが、「クッション」になって、いろんなところに原発絡みで小遣いをバラ撒いてるってことらしいが、具体的に、何か「サンズイ」に繋がるネタがあるんかいなあ。「動かす」には、ウラでカネを渡さんとだからなあ。所詮、オモテに出てくるカネなんて、「挨拶代わり」だからなあ。
だからだな、今度の「給付金政局」のツボは、「予算カンレン法案」、つまり、定額給付金のザイゲンである総額約2チョー円を、霞ヶ関の地下から引っ張ってくる、「埋蔵金掘り出し法案」なんだな。この「埋蔵金掘り出し法案」は、予算本体とは違って、「イッパンの法案」だからな。予算本体は、もう衆院で通ってしまっておるから、参院がどういじくり回そうと、1ヶ月後には「自然成立」なんだ。ところが、予算だけ計上しても、こんなもん「絵に描いた餅」でしかないから、霞ヶ関の地下から、埋蔵金を掘り出して、大蔵省の米びつに持ってくる、この「予算カンレン法案」が成立しなけりゃ、「予算シッコウ」できんからな。仮に、参院でサイケツに入ったとしても、「否決」になるんで、また、衆院で「3分の2」を使わんとだからな。それが、いつの時期になるのか。それと合わせて、相当、自民党内部で、足並みが乱れておるんで、渡辺ミッチーの倅が離党したんで、今、平河が303、信濃町が31だから、計334か。「334-320=14」だから、「10数人」を切り崩せば、「給付金」はパーになるんだな(笑)。そこに持っていけるよう、もっと、アタマを使わんとアカンわなあ。本当に、野党もバカだな。田中角栄の爪の垢を煎じて、小沢に飲ませてやれ。角栄が、そんな「棚からボタ餅」みたいな、「受身」で、政局に対峙しておったか? 「佐藤殺し」、「角福対決」と、角栄は、「政局のボルテージ」は、凄かったからなあ。
#むしろ、「裏金捻出ジケン」でいうと、オモロそうなのは、「鹿島&キャノン&広瀬勝貞(大分県知事)&大光(大分市内のコン猿業者)」の「四位一体」による、「キャノン大分工場誘致」に絡む、県補助金タカリマクリンスキー事件だなあ。コイツは、07年12月27日付けの赤旗日曜版がスッパ抜いておるんだが、その大分県土地開発公社の土地に、キャノンの工場建てるにあたって、大分県から総額53億円の誘致補助金がキャノンに流れておって、そこから、いろいろとグジャグジャと回って、有象無象が、タカってるんだなあ。臭いのは、公社の250万円以上のケイヤクは、原則として「競争入札」なのに、なぜか、このキャノンの案件に関しては、「随意」で、鹿島が独占受注しておって、キャノンが、その公社の理事チョー宛てに「鹿島をディベロッパーとして、よろしく頼む」と、文書まで出しておるのか(笑)。で、鹿島は工事を孫請けに丸投げした際、約5億円は「ウラ」として捻出し、その取りまとめに暗躍した、「大光」とかいうコン猿に「手間賃」を払っておるんだな。で、大光の社チョーの兄貴と、御手洗が、地元大分の高校の同級生で、で、キャノンは、知事選で広瀬を大応援しておったのか(笑)。じつに、「わかりやすい構図」だ。ただ、「ジケン」として立てるには、どこのカネの流れを捉えて、どんな「戒名」をつけるかだよなあ。いちばん、わかりやすいのが、例えば、その公社発注の工場用地造成事業で、「ぢゃあ、鹿島になるよう、随意にしろ」と、「天の声」が出て、その「見返り」に、コン猿業者から、カネがキックバックされておれば、いちばん、スジとしてはいいんだがなあ。コレだと、「単純収賄」どころか、「受託収賄」、「加重収賄」でイケるよなあ。だから、このコン猿の社チョーを叩いて、落として、全部、喋らさんとなんだな。「入り口」の脱税容疑なんて、そのへんの小中学生だって、ジケンとして立てれるからなあ。所詮、広瀬某なんて、田舎の県知事だからな。むしろ、「ニュース・ヴァリュー」としては、御手洗を「贈側の共犯」として立てれるかだろうなあ。通常であれば、「参考人聴取」が関の山なんだろうが。「ヒギシャ」に持ってけるだけの、具体的な関与をしとるんかいなあ。