三井環(元大阪高検公安部長)氏の「口封じ逮捕事件」に対する上告棄却決定を弾劾する(承前) |
私には糖尿の持病があって、前回の拘置所での325日の未決勾留では、そのストレスもあって、境界型くらいであったのが、徐々に血糖値が300くらいに上がり定着し、拘置所では糖尿食と投薬を受けていた。今回、私を担当する医師は、前回と同じ医師であった。
収監前、私は糖尿病専門の医師にかかっていたのだが、10単位のインシュリンを毎食前に注射し、他にもベイスン、オイグルコン等の薬も処方されて飲んでいた。
また、収監前には、10月10日に眼底検査(異常なしだが、3ヶ月毎に検査が必要)、10月14、15日には神戸労災病院で造影剤を使用した精密検査を受けて、「糖尿病ばかりか、肝臓も最悪の状態だから入院治療した方がよい」と勧められていたが、事件のことを話し、収監される旨を告げて、担当医から診断書をもらっていて、収監時には拘置所の医師に手渡した。
収監される前には、私の主任弁護人であった小坂井氏が糖尿病専門の私の主治医の診断書と、過去6ヶ月間の血液検査結果を大阪高検の執行係に郵送報告している。それを受けて、大阪高検執行係による調査があった。
10月17日、私は収監され、午後2時頃、大阪拘置所医務室において、担当医から診察を受けた。
尿検査をしたが、その試験紙を見た看護師は「これはすごい」(尿からの糖)といって、ゴミ箱に投げ捨てた。
担当医は、大阪高検執行係からの調査結果、小坂井弁護人が執行係に送付した診断書、私が労災病院からの手紙を読んでいた。そして、血圧をはかると160くらいで高血圧だった。その後、担当医は「しばらく様子を見ましょう」と言われた。
インシュリンを中断すると、合併症が出る危険性があると聞いていたので、インシュリンを注射してくれるよう頼んだが、飲み薬もなく、インシュリンも許可してくれなかった。
10月20日に、それを聞いた小坂井弁護士は、すばやく対応してくれ、大阪拘置所長に申し入れ書を出して、抗議した。
21日には、血液検査があり、HbA1c 9.5 血糖値400ぐらいだったが、何の治療もなかった。食事療法のみで治療ができると思っているのであろうか。私は顔色も悪く、時には意識が朦朧となり、命の危険を感じた。
小坂井弁護士は、31日、再び抗議書を送り、インシュリンの必要性を訴えた。
「私が10月20日付け申し入れ書において、貴所に対し、申し入れたにもかかわらず、三井環氏の病状に対する対応は何もなされず、同氏に対してインシュリンの投与もなされていません。何らの対応・措置も取られていない事態は、甚だ遺憾です。これは断固、抗議せざるを得ません。直ちに、しかるべき措置を取って下さい」というものであった。
糖尿病は悪化したのか、両足の先に痛みを覚えるようになった。体重も13日間で4キロ減った。前回も糖尿病食だった未決勾留生活では325日で3キロ減だったことからみても、今回は糖尿食だけで減ったのではなく、「急激な体重減」という糖尿病悪化の症状が出てきたのだ。
11月4日、小坂井弁護士の申し出を受けて、大阪弁護士会長・上野勝氏は、大阪拘置所に対し、弁護士法第23条照会をしてくれた。
11月6日には、小坂井弁護士の要請を受けて、森弁護士が私に特別面会をした。治療状況、インシュリン注射中断による糖尿病の悪化、体重の急激な減少、河村(たかし・民主党)衆院議員の対応、映画制作を企画している状況等の話をした。
又、知人の高野氏(※「尾塚野形」のペンネームで、刑務所の虐待問題などを告発している在阪のフリージャーナリスト)は、11月6日午前、大阪矯正管区を訪ね、医療分類課の北畠課長と会い、私が家族に出した手紙等を見せて、「事は人道上の問題で、見過ごしできない。もし、三井さんに不測の事態が発生したら、その時は、既に手遅れの可能性も十分考えられます。どうか、貴職に置かれましては、早急に善処願いたい」との申し入れに、「拘置所と連絡を取って、事実関係を確認する」との返事だった旨、手紙が届いた。
又、今西氏(※週刊朝日などに事件記事を執筆している在阪のフリージャーナリスト「今西憲之」)を介して、民主党の河村議員に対し、大阪拘置所での治療状況を伝えた結果、河村議員は全面的に協力してくれることとなり、10月30日付けで法務省矯正局に対し、まず、一般的な治療状況等について照会し、11月4日付けで回答を得た。
そして、私に対する治療状況等につき、法務大臣、矯正局長、大阪拘置所長に対し、抗議文及び質問事項を文章で送付することになり、場合によっては、国会の法務委員会において追及することを確約した。この件については、11月7日、昼からインシュリン4単位を注射することとなったので、留保してほしい旨、連絡した。
以上の通り、命の大切さを痛感した各自が、それぞれの立場で早急に働きかけてくれたおかげで、インシュリン4単位を注射できるようになったのである。
深く深く感謝したい。このような動きがなかったならば、更に体重が減少し、更なる合併症が発病して、生きて塀の外には出られなかったと思われる。
11月6日の採血検査では、「HbA1c 10以上で、10月21日採血時よりも悪化しているし、血糖値も悪くなっている」と言われた。
私は、13日間で体重が4キロ激減したことについて、元主治医であった糖尿病専門医に「急減は危険な症状だから、すぐに連絡をするように言われていた」と伝えると、「そうですね」と肯定した。又、両足の指先に痛みが出てきたことも伝えた。明らかにインシュリン中断による合併症である。拘置所の担当医は、「それでは、インシュリンを毎食前4単位注射します。次回の検査を見て、対応します」と言われた。
収監時には、それまでの担当医の診断書、過去6ヶ月分の血液検査結果、入院治療が必要だといわれた労災病院の処方箋等、全て拘置所の担当医は読んでいたのである。直ちに、インシュリン注射すべきではなかっただろうか。何の薬もなく、インシュリンは拒否されたのだ。何故であろうか。今よりも軽い症状で、未決勾留時には、糖尿薬を出して貰っていたが、そのときと同じ医師なのであるから、当時のカルテを見ても、収監時に手渡した診断書等の資料を見て、「食事療法のみでよい」ということは、ありえないはずだ。
私は、この経験から、拘置所における医療体制に、大きな疑問・疑惑を抱いた。私の場合は、外部の協力者によって、何とか、ことなきを得た。他の受刑者は、協力者等いないのが、普通である。仮に、他の受刑者が、私と同じような病状であった場合、インシュリン注射は、なされていなかったと思われる。その受刑者は、不安と恐怖の毎日を送るであろう。何もできないであろう。体重は激減し、合併症も発病し、場合によっては、病死する場合もあろう。閉ざされた塀の中であるので、外部には全くわからない。
先日、松山刑務所で、両足骨折の男性が、仮病だろうといわれ、骨折の検査も治療もされず、壮絶な痛みの中で、作業をさせられ、障害が残ったという読売新聞の記事を読んだ。仮に事実だとすれば、過失ではなく、不作為による傷害罪の可能性が強いと思われる。
拘置所・刑務所での治療は、一般病院と違って、治療費が無料であり、治療を受けるのも一般市民ではなく、受刑者(未決者)である。しかし、医師と患者の関係は同じである。医師は自らの経験と知識を持って、誠実に患者の治療をする義務がある。人の命は、受刑者であろうと、一般市民であろうと、同じである。
矯正管区においては、医療体制の見直しと、その確立を、医師にあっては、意識改革を切に望みたい。
私の事件は、検察の組織的な裏金づくりの犯罪を隠蔽するため、口封じ逮捕し、身柄を拘束したものである。又、私が検察の裏金づくりの映画を企画していたことを知り、私を生きて塀の外に出さないつもりであろうか。もちろん、憶測ではあるが、的を得ていないことを望みたい。
#いやあ、ワシ、こうやってPCで、自分のブログにオッサンの手紙を打ち直していて、鬼気迫るというか、迫力あるで。「渾身のノンフィクション」であり、まさに、「文学」やで。奥さんによると、この手紙の内容は、今西憲之んところにも送っておるっていうてるんで、ひょっとしたら、『創』にも一部、重複する可能性があるな。結果的には「二重投稿」になるのかもしれんが、それは、しょうがいないだろう。あの『創』だって、「自主規制」して、連載を中止する可能性だって、ないとは言い切れんからな。ワシは、あの雑誌も、腹の底では、本気では信用しとらんからな。
#ほいで、その「さいたまのコイズミ」による元厚生ジム次官宅連続殺傷ジケン、共同電はさっさと「単独ハン」と飛ばし気味だが、まだ、「本件でのタイホ」に至っておらんのに、コイツもやけに、「手際がいい」な(笑)。だいたい、数百万円(約300万円?)も借金があって、定職にも就いておらん人間が、よく、1度の滞りもなく、毎月6・2万円のアパートの家賃を払い続けておったよなあ。それだけで、フツーは「おかしい」と思うワ。しかし、ケーサツは本気で「背後カンケイ」を突く気があるんかいなあ。もっとも、本人が「喋らん」ことには、どうしようもないけどな。少なくとも、ワシは、コイツが「単独」でヤッたとは、到底、思えん(だからといって、「確たる情報」が、今、ワシの手元にあるわけではないので、念のため)。だから、あのキツネ目のおやぢがだな、ここでまた、石井紘基刺殺ジケンんのときと同様、「コレに政治的なウラはない。個人的な怨念によるものや」って、「解説」をしてやれば、イッパツぢゃないか!どうせ、ウラ社会御用達の「言論版企業舎弟」なんだからな(笑)。そうそう、ライブドアの野口英昭んときも、「アレは自殺以外、考えられん」って言っておったしな。だって、山健関係者による、溝口敦の長男襲撃犯タイホのときも、「ヤクザを批判する者は、命はないと思え」って脅迫しとるんだからな。ホンマ、その「大作家サマの仮面」を、引き剥がしてやりたいワ。魚住昭に宮台真司、何か、このおやぢに、一言、言ってやってくれや!
で、このさいたまのコイズミは、殺傷専用の「アーミーナイフ」も桜田門に持ち込んでおるのか。普段の「本業」は、いったい、何をヤッておったんだろうなあ。「ヤクザ」「右翼」って言われも、全然、違和感、ゼロだよなあ(笑)
#「飛ばしまくる」って言えば、その舞鶴の女子高校生殺人ジケンで、紙の爆弾・電子版は、11月26日午前6時43分UPの記事で、「窃盗容疑でタイホ済みの60歳無職男を、今日にも、再タイホか?」で打ってるんだよな。「容疑」は、見出しには出ておらんが、フツー、「サツジン容疑」だと、見た人間は思うよなあ(笑)。コレに引きずられて、もっと何も考えておらん各社が、この日の夜、「明日(=11月27日)、サツジン容疑で自宅のガサ入れへ」で打ってるんだよな。だって、別件の窃盗容疑でタイホした際に、ガサ入れなんて、既にヤッてるんだろ?紙の爆弾なんて、版元の鹿砦社の社長が、例の名誉毀損ジケンで、神戸チケンに不当タイホされて、謂れのない有罪ハンケツまで食らってるんだろうが。よくまあ、ケーサツの貰い下げネタを、乞食みたいに、喜んで、ホイホイと拾い漁ってるよなあ。100歩譲って、相当、疑わしい物証や目撃証言が出てきておるんなら、まだしも、そうでない、まったくの無名の「カタギ」を、メシの種にするなんて、許せるか。ヤクザ関連では、いいネタをスッパ抜いておるのに、コレぢゃあ、その名声も台無しだよなあ。なかなか、面と向かって、「お上」に文句もよう言えん、こんな弱い者を「食い物」にするなんて、ホンマに許せんよなあ。恥を知れ、恥を!
だって、この女子高生は、自宅を出て行方不明になった今年(08年)5月6日夜、遺体発見ゲンバから約400メートル東にある、6年前まで住んでいたという団地で、「若い男」と一緒におるのが、目撃されておったんと、違うか? で、この「若い男」ってのが、今度の「60歳の無職男」なのか? だったら、まだ、話はわかるが、でも、「60歳」ってのは、一般的に「若い」とは、言えんよなあ。ほいで、その別件の窃盗容疑でタイホされた、この「60歳の無職男」の、当日のアリバイはどうなっておるんや? ワシがデスクだったら、それくらいは詰めさせるがなあ。その「団地」に、この「60歳の無職男」は、ちゃんと住んでおって、その被害者とも、面識ぐらいはあって、ケータイでメールのやりとりぐらいはヤッておったんだろうな?
まあ、検察がマトモだったら、ちゃんと、ケーサツのソーサ指揮して、状況証拠がきっちり揃うまでは、サツジン容疑でのタイホにGOサインなんで、出さんワ。少なくとも、三井環のオッサンが次席でケーサツの捜査を指揮しとるときは、そうだった。「いくらでも、そっちで身柄を取れ。しかし、キソはできんからな」と。しかし、今は、そういう人材を、逆に「口封じタイホ」しとるんだからな。あとは、推して知るべしや(笑)
#ほいで、本題に戻って、今度の三井環のオッサンの上告キキャク決定に伴う、「服役」の選択だが、本来は、こんなでっち上げタイホに「冤罪ジケン」による「無実の罪」でムショに入る必要など、ないのだし、刑法の第32条には「刑の時効」というのがあって、「3年未満の刑」であれば、実刑ハンケツが確定してから「5年間」、執行されない場合は、時効が完成して、時効が成立するんだな。だから、再審請求と刑の執行停止を突き付けて、連中が「5年間」、刑を執行できずにいれば、実質的にはチャラにできるという選択肢も、ないではなかったが、仮に実現できたとしても、「5年」という歳月がかかって、その間、オッサンも「70歳」になってしもうからな。
でも、それは、まあ、何ていうのか、「刑の執行を逃れて、逃亡しとる」ようなもんだし、むしろ、今回、未決勾留を差し引いた刑期が「1年3ヶ月」であるのなら、もう、さっさと済ませて、それでキレイになってしまえば、晴れて「弁護士登録」もできて、オモテで堂々と活動できるんで、そっちの方が「急がば、回れ」と思ったんだな。これが、3年、5年、10年超の服役なら、また、話も違ってくるだろうが、1年足らずだからなあ。命まで取られるわけでもなし、ここは腹を括って、辛抱するしかない、と。逆に、あれだけ権力中枢のキンタマを抉り出して、1年チョットのムショ暮らしで済めば、むしろ、「安く上がった」と、それを思うんだな。でも、実際、自分でムショ暮らしを体験してみて、いかに拘置所、さらにがムショにおける受刑者(or被告人)の待遇が酷いか、痛感したと思うし、誰も、そんなモンダイ提起してくれんし、せんからな。その意味では、ワシは、今回のムショ暮らしも、決してムダではないと思っておるんだ。どうせ、「赤レンガ内政局」(=権力闘争)にヤラれたがゆえの、「政治ハン」でしかないんだからな。
だから、オッサンの奥さんとも電話で話をしたんだが、もし、今後、健康状態が悪化して、服役に耐えれないようであれば、即、弁護士をヤッておる娘さんのまどかチャン、そして、弁護団に連絡を入れて、刑事訴訟法第482条の1項に基づく、「病気による刑の執行停止」を申し立てなさい、と。あの桑田兼吉が認められておるんだから、当然、オッサンも認められなけば、おかしい(笑)
あと、三井環のオッサンの場合、「仮釈放」を申請しても、認められるわけがないんだから、むしろ、刑事訴訟法第482条の5項の「刑を即時に執行すると、刑罰の目的以外に、受刑者にとって、取り返しのつかないような重大な不利益を生じる恐れがある」による、「刑の執行停止」と、それを抱き合わせで、「再審請求」を出す、という方法だろうなあ。ダメモトでやってみるという手はあると思うな。ここでいう「取り返しのつかない重大な不利益」ってのは、「冤罪ジケン」という無実の罪で服役させられておるってことによる、「ジンケン侵害」だからな。国怪ギインらは、どうして、こんな「大ジンケン侵害」を、法務委員怪で取り上げないんだ? ドイツもコイツも赤レンガの顔色ばっかり窺いやがって!
#ほいで、舞鶴の女子高生殺害ジケン、京都府警は、その遺体発見ゲンバ近くに住む60歳の無職男の自宅を2日もガサ入れして、ようやく、自転車1台を押収したのか(笑)。そのゲンバに向かう途中の自衛隊シセツの防犯カメラにたまたま、被害者と一緒に映っておった映像が、その60歳無職男と酷似しておったってことだろうが、その60歳無職男は、舞鶴市内で酒飲んで、自宅に戻る途中、ゲンバ方向に歩いていっている女子高生と一緒になったところを、たまたま、カメラに映ってしまったということも、十分、考えられるだろ。日刊スポーツだったかな、たぶん、共同配信なんだろうが、その映像写真が出ておったが、見たカンジでは、全然、判別できんよなあ、特に、自転車を引いておる男の方は。
じつは、三井環のオッサンが高知の次席だったときなんだが、女子銀行員のコロシがあって、当初、ワシと一緒に回っておった、地元の高知シンブンの高知署担当のサツ回りのキシャが、「重要参考人」として浮上したんや。っていうのは、そのキシャは、被害者と面識があったのはもちろん、合コンしまくり、「2ショット」で旅行にも行っておって、次から次へと、高知シンブンは被害者のガンクビが出まくっておったんや(笑)。どうも被害者のオンナが、「その気」だったみたいなんだな。その点、ワシなんて、やっと、銀行の入社式の際の新入社員社内報みたいなのから接写させてもろうたのしか、ガンクビが取れんで、デスクにチョー嫌味を言われたものや。
で、サツ官らに夜回りをかけると、「アイツに間違いない。アイツが犯人や!」って、口を揃えて言うんだな(もちろん、慎重な幹部もおった)。ただ、そのキシャには、アリバイがあって、被害者が支店前のバス停んところから、うりざね顔したオトコの運転するクルマに自分から乗って、シートベルトを締めて、その後、行方不明になって、翌朝、死体で見つかったとき、会社にずっとおって、会議にも出ておったんだ。ただ、そいつが「シンブン記者」という、いわば、「特権階級」におったという点も大きいだろうな。なかなか、ケーサツも簡単に手は出せんからな。それに比べると、舞鶴の方は、無職で生活保護も受け取るっていうことだから、ケーサツ側からすれば、「怪しい、いかがわしい」というリークを流しやすいわな。
ただ、その高知の女子行員コロシは、県警幹部の中にも、慎重意見の人もいて、「初動はあくまで、構えは広く」というスタンスだったし、三井環のオッサンも、そんな証拠不十分では、到底、タイホにGOサインを出さんからな。ワシにすれば、警察にしろ、検察にしろ、1課ジケンの捜査ってのは、そんなもんだと思っておったし、そういう体験の蓄積があるから、ワシなりの法執行キカンに対する「信頼」ってのは、あったんだがな。そうした「信頼」が、根本的に瓦解してしまったのが、その三井環のオッサンに対する「口封じタイホ劇」だったんだな。だって、彼が捜査官として、いかに優秀であったかを知っていた。そういう人間を、内部の不祥事の実名告発直前に、その発覚を恐れて、腐れ検察のバカ連中が、身柄を取ったということに、この上ない憤りと怒りを感じた。ところが、そのとき、このオッサンを、検察リークの尻馬に乗る形で、「悪徳検事」呼ばわりしとったのが、あの「キツネ目」だったからなあ。むしろ、この方が、ワシにとっては、大きなショックだったんだ。
それで、ケーサツからのリークを垂れ流しまくって、今度の騒動の「皮切り役」をおうせつかった、『紙の爆弾』は、今からでも遅くないんで、「検証記事」をキチンと書くべきだと思う。本当に、この「60歳無職男」は、「クロ」なのか。もし、「クロ」であるなら、これからサイバン員にチョイスされそうなイッパンの「カタギの人々」にも、わかるような、「合理的な根拠」をきちんと示さなければ、到底、「ジャーナリズム」の名に値しないと思う。もし、ワシが「有料会員」だったら、「金返せコール」を起こしておるで(笑)
#ほう、山岡俊介のブログで、今日(11月29日)の午後6時20分でUPした記事だと、その「さいたまのコイズミ」と闇社会の接点ということで、具体的に「2つのソシキ」が浮かび上がったということか。「さもありなん」という話だな。っていうか、これまで出てこなかった(敢えてケーサツ側は、キシャ倶楽部の連中にリークせんかった?)のが、フシギなくらいだからな。もしくは、「知ってても、書かない」という可能性はあるな。これから、「本件でのタイホ」に入るわけだから、双方の攻防、コイツはオモロイな。そういえば、11月27日発売の『実話』が、チラッと、それっぽい臭わせ記事を書いておったな。それと、いつだったかなあ、最近のヨミで社会麺に、警視庁キャップが、あの社にしては珍しく、「署名入り」で記事を書いておったんだが、いかにも「奥歯にモノが挟まってる」というカンジだったんだよなあ。
#ほいで、舞鶴の女高生コロシ、今日(11月30日)に続いて、明日も4日連続で、その「60歳無職男」の自宅を、ガサ入れか(笑)。いやあ、ここまで来ると、「ダダをこねるガキ」みたいなもんだなあ。「異例」というより、「異常」だよなあ。こんなもん、そもそも「別件」の窃盗容疑で身柄を取る段階で、チケンに相談があるんだからな。フツーは、別件のガサ入れで、何か、「本件」に繋がる有力物証を見つけ出しておるよなあ。何か、被害者のメールのやり取りとか、妙に、中途半端なところで、証拠類が出てしまっておるから、すぐ、シンブンが「こんなんで、ぬあんで、犯人タイホできんのだ!」って煽るから、ケーサツも「ぢゃあ、だったら、スケープゴートを誰もいいから、差し出せば、いいんだろ」っていうふうになるんだよなあ。オンナを口説き落とすのと同じで、真実の「ウラを取る」なんてのは、ホンマ、気の遠くなるような手間と時間がかかって、チョー大変なことなんだから、そこらのところを、ブンヤもわきまえてだな、いい意味で、ソーサにエールを送ればええんだが、大阪ホンシャは特に、何も考えておらんのが、「上」に出世しとるからな<特に大毎。今の編集カンブのメンツを見れば、「レベル」わかるからな(笑)。だって、大平(誠)が可愛がっておったイキのいいのを、軒並み、取材ゲンバから外しておるんで、他社からはナメられまくっておるからな。
#今朝(11月30日)のヨミだったかな、その「さいたまのコイズミ」のジケンで、中野の方で、ゲンバの約1キロ南のコンビニ(?)の駐車場か、予めクルマを止めて、そこから、徒歩で元ジカン宅に向かっておったということを「字」にしておったが、コイツも実に「手際」がいいよなあ。ワシら、ブンヤのサツ官宅への夜回りでも、シキョクだと自分のクルマを使うから、他社に分からんよう、全く同じようなヤリ方をするよなあ。「運転手」が他にいたってことは、ないのか? このジケンの最大の「謎解き」は、「動機」なんだよなあ。仮に、もし「ソシキ的背景」があったとして、「ぢゃあ、なぜ、元厚生ジム次官だったのか?」なんだよな。コイツが、あのオウムがヤッたとされている「元警察庁長官・国松孝次」への銃撃とかだったら、まだ、「リクツ」をつけやすいが、そんな大昔の元厚生ジム次官をヤッたところで、ある特定企業の株を売り抜けるような「仕手戦」を展開できるとも思えんし、モンダイは「そこ」なんだよな。だとすれば、まだ、「チロへの復讐」の方が、説得力があるんだよな(笑)