新著『「自民党" 公明派"」10年の功罪』(第三書館)のご案内 |
#で、「定額減税」改め「定額給付金」とリンクして、麻生が「景気が良ければ、2年後にも消費税を上げる」か。要は、今、イケダモン大先生んところの要求を丸呑みして、センキョ対策として、1人アタマ、1万ナンボか、バラまくが、「何年後かには、利子を付けて、返せ」ってことだな(笑)。センキョ前の「買収」であることもさることながら、こんなもん、「サラ金の貸付」と同じぢゃないか! 全く、コクミンをバカにしとるよなあ。
#田母神モンダイ、今日(11月11日)の参院の外交ボーエイ委員怪で、まさに、吼えまくりンスキーやなあ。「ワシが指示すれば、80、90人のレベルでのうて、1000人超が応募した」か(笑)。もちろん、先の戦争は、明治時代の日清、日露から始まって、基本的には「侵略戦争」に他ならないが、その「植民地統治」の中において、すべてが「悪」だったわけではなく、マトモなことだってやってきたんだ、という文脈ならわかるんだが、「軍隊の本質」ってのは、そうぢゃないんだろうなあ。要は、連中は「ケダモノ」と同じだから、現地に行きゃあ、略奪して、オンナをヤリまくって、そういうことをやらかす存在なんだからな。それが、「軍隊」が本質的に「暴力ソーチ」であることの証左なんだから、この田母神ってのは、そうした「ホンネ」に正直だっただけだろうなあ。要するに、「ブンミン統制」ってのは、「猛獣を使いこなす」ってことだよなあ。
#えっ、台湾の検察チョー、今日(11月11日)、前総統の陳水扁を「キミツ費横領」でタイホに向けて、身柄確保だって!ウソだろ。こんなもん、ゼッタイ、「ありえねえ」よなあ。コイツ、ニッポンでも同じようにヤッたら、歴代官房チョー官、ソーリ大臣の身柄を片っ端から、取らなくちゃぢゃないか!キミツ費なんて「私的流用」するために付いておるようなもんだからな(笑)。ニッポンだと、ソーリ大臣の外遊の際の「小遣い」なんて、キミツ費(外ム省からの上納分)から出ておって、ソーリ大臣は1回につき500万円、随行閣僚で300万円が相場だからな。コイズミなんて、外遊大好きだったんで、相当、摘んでると思う。で、外遊中、外国で買い占めて、政府専用機の詰め込んで持ってくる「土産」も、キミツ費からだからなあ。陳、チョー可哀想だよなあ。しかし、こうした「キミツ費の膿」が出てくるってのも、まさに「政権交代ゆえ」なんだよなあ。ま、コイツは「台湾版国策ソーサ」やな。コクミン党にしてみると、野党に転落した民進党の息の根を止めようというハラなんだろうな。だから、小浜も、司法省をちゃんと動かしてだな、国策ソーサをちゃんとせな、アカンやないか! とりあえず、こっちでは、1審ハンケツで、GEからヤマダ洋行(=日本ミライズ)経由で調達しようとしておった「CXエンジン」については、ジム次官の「便宜供与」が出ておるからな。「外国コーム員」に対する「海外腐敗防止法」で、ニッポンにガサかけに来させいや。だったら、「秋山直紀のおやぢ」の身柄も、そっちに引き渡してやるで。どうせ、1億円足らずの脱税ジケンだけぢゃあ、ニッポンぢゃあ、実刑つかんからな。小浜、そっちでちゃんとソーサしてだな、「懲役100万年」ぐらい科してくれや(笑)
#今、京都の会津小鉄で、内紛が起こっておるのか? ワシ、手元に情報が全くないんで、あてずっぽうでしかモノが言えんのだが、例の「後藤忠政除籍、引退騒動」の余波なんかなあ。今、会津小鉄の5代目を継いでおるのは、図越利次だが、彼は、菱の本家の「直参」ではないが、5代目(=渡辺芳則)時代には、桑田兼吉と「5分の3兄弟盃」、んで、跡目が司忍になってから、「代紋違いの舎弟盃」を受けておるが、会津小鉄傘下の組は、ひょっとしたら、「山健組系」と「弘道会系」に色分けされておって、もしかしたら、「代理戦争」の側面もあるのかもしれんな。「会津小鉄分裂」という可能性もあるんかいなあ。もし、そうなると、「抗争」、すなわち、「ドンパチ」に発展する恐れもあるからな。京都府警の暴対ともども、ここしばらく、注視が必要だな。で、亜米利加の小浜当選とリンクしとるのかもしれんが、今、ヤクザの世界も、キーワードは「世代交代」なんだよな。この11月5日の菱本家の定例会でも、「後藤組モンダイ」に絡んで、一挙、「6人」もの直参昇格が発表されたということだが、その後藤組関連でも、下馬評通り、若頭の良知政志、総本部長の塚本修正が、それぞれ「直参」に昇格しておったからな。おそらく、会津小鉄でも、そういう「風」が入り込んできておるんだろうなあ。
#この10月25日から、首都圏ではシブヤの「シアターN渋谷」でしか上映されておらんっていう、ブライアン・デ・パルマ監督の『リダクテッド 真実の価値』を見てきた。「イラク戦争」をテーマにしたもんだが、そもそも、この「リダクテッド」ってのは、英語の「Redacted」で、本来は「編集済み」の意だが、ここでは「告訴、提訴に繋がりうる、『取り扱い注意』の情報が削除された文書や映像」のことを指す。つまり、より、大まかには、亜米利加のマス・メディアが、このイラク戦争の実態をクリティカルに報道してこなかった実態を皮肉っておるわけだが、この映画では、実際にあったという、イラクでの米兵による少女レイプ&殺害ジケンを題材に、部隊の所在地や、少女の年齢などを変えて、「フィクション」という形式で、1本の映画作品に仕上げたものだ。確かに、ハナシの作り自体は「フィクション」だろうが、そこで表現されているのは、まさに「真実」であり、そのことが、このタイトルにも篭められていると思う。
で、作り方としては、その大部分を、「創作」である、「脚本を基にした撮影」でやっておって、出演者も、無名の新人がほとんどなんだが、その一部においては、You Tubeの動画投稿や、従軍記者の取材映像もハメ込んでおるんだな。だから、そうしたハンディ・カメラで撮影したと思われる、「リアル」な部分での映像と、ちゃんと肩から担いで映す本格的なカメラによる、いわば、「フィクション」の部分の映像とでは、全然、仕上がりが違っておったな。やはり、「フィクション」の部分は、アートだと思う。キレイに撮れておった。まあ、最近はドキュメント映画なんかは、ハンディ・カメラを多用しておって、性能が格段に向上しとるんで、かつてよりは、全然、いい映像が撮れておるんだが、やっぱり、比べると、「手ブレ」があって、「画像の安定感」がないんだよな。
ワシは、この実際にあったという、イラクでの米兵による「少女レイプ&(その家族も含めた)殺害ジケン」なんてのは知らんで、たぶん、アメリカのメディアもほとんど無視しとるんだろうし、そこいらの部分が、あのFOXニュースが「上映禁止」を呼びかけた所以だと思う。それが、タイトルの「リダクテッド」に繋がってるんだと思うが、そのこと自体は、あんまり驚かないっていうか、「さもありなん」なんだよなあ。まあ、どこの国でも、マスメディアが「御用化」「翼賛化」しとるなんて、「知ってる話」だし、それが、こうした「蛮行の遂行」っていうことになると、それに拍車がかかるなんてのは、「何を今さら」のハナシだからな(笑)。で、イラクに行った米兵が、こうしたことをヤラかすってのも、ある意味、「想定の範囲内」っていうか、特に、今度の「イラク戦争」は、最初から「大義」が存在しとらんかったんだから、こういう結末になるってのは、予想できたことだからな。
むしろ、ワシがオモロかったのは、イラクに駐留しとる米兵ってのは、物凄い「被害妄想」に囚われておって、現地の市民との間に「信頼関係」が構築されておらんから、誰を見ても「敵」にしか思えんのだよな。それが、今回の「レイプ&殺害ジケン」の背景にあるのが、まず、一つ。それと、ゲンバってのは、死と直面するかもしれない緊張感と、その一方で、「検問」とかいった「上からの命令」を、来る日も来る日も、ただ、黙々とこなすだけの「緩慢かつ、ヒマ過ぎるルーティン・ワーク」が渾然一体としとるんだな。それが、リアルに伝わってきた。確かに、映像では、「演技というフィクション」だったが、そこで伝えんとしたメッセージは、間違いなく「真実」だったと思う。
ただ、ワシに言わせりゃ、戦場というゲンバで、兵士連中がレイプだの、強奪に走るなんてのは、「驚くべきこと」ぢゃないからな。それこそが、まさに「戦争の本質」だから、そんなことを言うんであれば、「魚は頭から腐る」の諺どおり、いちばん腐っておるのは、「イラク」というゲンバでのうて、ワシントンDCのホワイト・ハウス、キャピタル・ヒル、そして、ペンタゴンといった「中枢」だからな。そうした腐敗の極致にあるものを、抉り出してこそ、だよなあ。たぶん、それは、映画などという「フィクション」の手法を使ったアートなんかではのうて、「ファクト」を丹念に追いかけるジャーナリズムの範疇だろう。
で、今、アフガンでは、米軍がイラクと全く同じような「泥沼」の状況へと陥りつつある。「誤爆」と称する、一般市民に対する攻撃で、死傷者が多数出ていることからでも、それは一目瞭然だ。イラクで起こっている「自爆テロ」というのは、こうした米軍による無差別殺戮に対して、アルカイーダとかいった「ヤクザ」なんかとは全く関係のない、いわゆる「カタギ」の一般市民が、その「憎しみからくる報復」から、立ち上がった結果なんだそうだ。それと同じことが、今、アフガンでも起こりつつある。そうした米軍の蛮行に対して、「テロとのタタカイに怯むことは、許されない!」などと吼えまくっておるナベツネ新聞は、まあ、ほうっておけばいいが(笑)、この状況に及んで、「給油ケイゾク法案」が、スーッと国怪で成立しようとしておる、「お笑い状況」をきちんと批判としようとしないジャーナリスト、報道人と称されておる連中こそ、もっと糾弾されていい。
それと、参院の外交ボーエイ委員怪で「サイケツ」という名の「八百長相撲」に全面協力している、「小沢民主党」なるものの、あまりの「いかがわしさ」も。オキナワ出身の喜納ショー吉とか、統一怪派を組んでおる新党ニッポン代表の田中康夫が、このタイミングでカラダを張ってちゃんと「抵抗」しとるか? 有権者はそういう「茶番という名の欺瞞」もちゃんと、見抜かないとだ。
それゆえ、どうしようもないのは、「タカ派極右」だけやないんや。むしろ、「左派リベラル」やで。連中は、常に、本気で戦おうとせんからな。ま、そんなもんは、今に始まったことではないがな。あの「全共闘」なる、「壮大なる茶番」の時代から、何も変わっておらん。だから、この国の「権力中枢」は、この期にも及んで、「のうのう」としておられるんや(笑)。ギャアギャアと口先で反対をうるさく言う連中ほど、カネ(=キミツ費)でナンボでも切り崩せるからな。参院の外交ボーエイ委員怪なんて、委員チョーが「民主」なんだから、「サイケツに応じた」ってのが、全てや。ナンボ、カネを貰っておるんかいな。コクタイの山岡賢次なんて、例の「マルチ業者献金モンダイ」で脅されまくっておるからな。それもクスリとして効いておるんだろう。
#おっ、現地時間の11月12日朝、ニューヨークのマンハッタンで、「イラク戦争終結」「ブッシュ刑事ソツイ」をスッパ抜いた、「来年(09年)7月4日付」の「偽ニューヨーク・タイムズ」がバラ撒かれたのか(笑)。しかし、ホンモノを「20万部」も上回る「120万部」も撒いたってのは、ホンマか?だとしたら、スゴイなあ。まさに、「紙のバクダン」やな。むしろ、ワシはブッシュやラムズフェルド、チェイニー、さらにはロッキード・マーチィンやレイセオン、ノースロップ・グラマンといったの連中の「開戦責任」もさることながら、その「翼賛報道」を強く後押しした、ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ、ABC、CBS、NBCといった「マス・メディア」の連中の「結果責任」を問うべきだと思う。目の前にあった「明々白々な事実」を前に、敢えて見て見ぬフリをし、それを報じることを止め、「テロとのタタカイ」なるカラ呪文でごまかした「ハンザイ行為」を、だ。
#うーむ、その大阪・ミナミの個室ビデオ店放火(失火?)ジケンで、そのサツジン罪でキソされた男が、そのビデオ店に向かう前に、奈良の「サント・ダイミ教」の施設で、幻覚作用のある「ダイミ茶」を服用しておったのか。この第一報を「字」にしたのは、おそらく、産経msnの10月15日付が「国内初」だろうが、それからほぼ同着で、この11月9日の弁護士・紀藤正樹のブログ、さらには、「フォーラム21」の11月号(11月10日刊行)の広岡裕児「ヨーロッパ・カルト事情(第140回)」の原稿の一番最後に「追加」みたいなカンジで、「個室ビデオ放火犯とセクト」と題して、指摘しておる。この「ダイミ茶」というのは、南米の植物・アヤワスカを煎じたものだが、このアヤワスカからはニッポンでも麻薬取締法で規制されている向精神性成分「ジメチルトリプタン」(DMT)や、薬事法で規制されている「5メドキシDMT」が検出されたケースがあるが、例によって、ニッポンでは「野放し」なんだってさ。イタリアでは、05年3月、セント・ダイミ教の24人が「麻薬所持」でタイホされ、フランスでは、これを受けるカタチで、同年4月20日付で、この「アヤワスカ」が「麻薬」に指定されておるんだそうだ。おそらく、「宗教的儀式」として使っておるんだろうけど、しかし、「信教の自由」の名のもとに、「世俗法からの逸脱もチョーOK」なんてことが、許されるのか?フランスの「MIVILUDES」(カルト対策ホンブ)でも、この05年以降、この「ダイミ茶」の薬物依存性、さらには、マインドコントロールとの複合作用について、ちゃんと、指摘しておるんだな。
で、この「セント・ダイミ教」ってのは、「ブラジル発」の新興宗教のようだが、そういう専門は、島田裕巳あたりのテリトリーなんで、教義がどうだ、本尊はどうしたこうしたといった類の、ナンダカンダの薀蓄は丸投げしておけばいいだろう。むしろ、コイツは、かつてカメイモンが「ウラ理事官」をヤッておった、サッチョーの「ゼロ」か「チヨダ」か、ネーミングはどうでもええが、そっちマターのハナシなんだな。最近のシロートをターゲットにした「大麻狩り」はどうせ、「セイアンマター」のハナシなんで、そんなもんは、どうでもいいんだ。要するに、ワシが、何を言いたいかというとだな、「信教の自由」の名を借りて、何でも好き放題できるのか、ということなんだ。つまり、「イケダモン対策」に使えるんだな(笑)。コイツは「カルト対策」の名目で、あのオウムのときのように、「搦め手」からいろいろといじくり回せるぢゃないか!
#ん、今日(11月13日)の13時24分付でupされておる「紙の爆弾」の電子版だと、京都の会津小鉄の5代目である図越利次が引退し、跡目には現・「馬場理事長」が継ぐということか。もっと、細かい機微について知りたければ、「ちゃんと、テラ銭を払うて、会員になれ」ということか(笑)。本人にウラを取ったわけではないが、書いたのは、おそらく、「尾塚野形」のオッサンだろうなあ。たぶん、「菱の本家」が収拾に乗り出したんだろうなあ。「内紛」は収まったっていうことなのか? 今後、その会津小鉄の新6代目が、きっと、菱本家筋と「兄弟分の盃」を酌み交わすということになるのではないか。で、司忍は今、府中におるわけだから、おそらく、「名代」であるカシラの高山清司との間でということなんだろうなあ。そのあたりは、来週の実話系週刊誌あたりで続報が出そうな気がするんで、要チェックだな。まさか、今回の「跡目継承人事」に不満を持っておる連中が、会津小鉄の傘下から離脱するっていうことは、ないだろうな?
#今日(11月13日)発売の新潮の、あゆのフレンチ・ラバー(?)だったオトコの「バクロ話」、ワシ、「あゆ唄」は大好きだったし、カラオケでもよう歌うておったんで、チョット、ショックだよなあ。まあ、人格(=下半身)と作品は、別物といえば別モノなんで、それはそれでいいと思うが、しかし、アソコまで喋るとはなあ(苦笑)。小室哲哉の音楽チョサク権サギと合わせて、あの山岡俊介が、やたら、ブログで気合入れて、ブイブイと書いてるんだよな。ただ、その山岡のブログだと、あゆがそのオトコと「シャブ」をヤッておったことになっておるようだが、それは事実なんかなあ。マリファナ(大麻)だったら、「乱用、依存」はともかく、「適度な使用」だったら、オランダでは合法化されていることだし、ああしたミュージシャンだったら、まあ、「許容の範囲内」かもしれんが、シャブってのは、「覚醒剤」、つまり、昔で言う「ヒロポン」だろ。
じつは、覚醒剤の発祥の地はニッポンで、1885年、「日本薬学の父」といわれた長井長義博士が、「麻黄」という植物から、エフェドリンという物質を発見したのがルーツなんだそうだ。戦前は、製薬カイシャから「ヒロポン」や「セドリン」といった商品名で市販され、神風特攻隊の出陣前に、このシャブ入りの飴玉をシャブらせておったんだそうだ。シャブは「中毒&依存」に陥りやすく、マリファナもその危険性はあるが、でも、それは、アルコールも同じだからな。特に、シャブの幻覚は、大麻やコカインのような「キモチいいそれ」ではなく、「被害妄想」に陥って、その結果、恐怖に駆られてコロシに走ったりしたんで、戦後、社会モンダイになって、それで規制がかかったんだな。まあ、いずれにしても、そういった「クスリ」に頼るのは、よくないと思う。
で、今回の小室タイホに合わせて、いろんな「ウラ」があるのかどうかは、よくわからんが、ひとつ、思うのは、たぶん、こうした動きに繋がる「引き金の一つ」になっておるものとして、『月刊現代』の08年11月号(10月1日発売)に出ておった、音楽プロデューサー・岩見邦生の手記(「死ぬ前に芸能界のタブーを語ろうぢゃないか」 拝金主義を蔓延させたavexの手口、性格が一変した浜崎あゆみ…)があると思う。まあ、ワシは音楽ギョーカイなんて、ほとんどキョーミがないんで、斜めヨミでしかなかったんだが、この手記にワシがグイッと引かれたのは、その岩見とかいう人物の「経歴」なんや。それは、どういうことかというと、彼は若い頃、「シグ片山」のヒショをやっておったっていうんや。
ま、「シグ片山」なんか言っても、ピンと来る「素人スジ」はおらんだろうが、ワシみたいな、ペンを握ったヤクザ筋的には、あのロッキード事件で出てくる、「大キーパースン」や(笑)。で、その岩見本人も、そのロッキードのとき、チケンの事情聴取を受けておるんだな。このシグ片山ってのは、「日系亜米利加人」なんだが、敗戦後、巣鴨プリズンで米軍の通訳をやっておった関係で、児玉誉士夫なんかとも顔見知りになって、ケイマン諸島にもカイシャを持っておったっていうんや。で、ロッキード事件では、ロッキード本社が振り出したカネが、ニッポンの丸紅や児玉んところに届くまでに、このシグ片山の、ケイマンにあるカイシャ(=ID社)を経由しとるんや(笑)。まさに、「ロンダリング装置」として使い倒されておるってわけだが、どうも、このシグ片山ってのは、ニクソンと「超ズブズブ」で、ニクソンの裏金を管理しとったらしいんだな。で、ロッキードは本社がカリフォルニアで、モロ、ニクソンの地元だしな。まあ、あの「秋山直紀のおやぢ」ぢゃないが、そうした「防衛リケン」のウラの一端ぐらいは、覗き見るポジションにあったんかもしれんなあ。
話を戻すと、エイベックスに小室哲哉、ほいで、あゆも関わっておる「音楽チョサク権」という「リケン」は、物凄い「カネのなる木」なんだろうなあ。当然、ヤクザ筋も、いろいろとタカってくるわなあ(笑)。で、小室のサギ事件に関していうと、その「音楽チョサク権」とやらか、それが、本当に本人の「コントロール下」にあったのか、なかったのか。で、その全800何曲かのフルコースセットというものが、ホンマに「ン億円」の換算価値があったんかどうか、そこだろうなあ。ジケン自体、所詮、「民事崩れ」なんで、そんなにスジはいいとは思えんが、そこいらのあたりの「立証」がキチンとできるかどうかだろう。ただ、小室本人は、大筋で容疑を認めてるってことだが、その芦屋のスポンサーに話を持っていった「共犯者」が、否認に転じてるってんだよな。そこらも含めて、ちゃんと詰めれるかどうか、だろう。
#東京紙面では、今朝(11月14日)の日経しか出ておらんかったようだが、三井環のオッサンが、今年(08年)の3月21日付で、尼崎北警察署宛てに刑事コクハツしておった尼崎市役所のごみ処理事業にまつわる「官製談合ジケン」、ついにハジけたな。昨日(11月13日)、兵庫県警のホンブの2課が、業者側の「摂津」の取締役である野田幸男ら2人、で、尼崎市役所側からは、ジケンの舞台となった中央卸売市場の当時の市場長・田口日出男、市場次長・村田雄二、市場係長・杉原雅人の3人を、「偽計ギョーム妨害容疑」で一斉に身柄を取ったのか。田口と村田は否認しとるが、他の3人は容疑を認めてるのか。オッサンは刑法第96条の3の「談合罪」でコクハツしておったんだが、ケーサツは同233条の「偽計ギョーム妨害罪」で、まず、入ったんだな。要するに、本来であれば、公正であらねばならない入札業務を、「偽計を用いて妨害した」ということで、「第1ラウンド」はジケンを立てたというわけやな。関西マターのローカルな話ではあるが、事件のスジとしては、同じ2課モノでも、大阪のチケンが挙げた小室哲哉のサギなんかよりも、全然、いい(笑)。ポイントは「カネの授受」、すなわち、サンズイに持っていけるかどうかだろう。
あと、三井のオッサンは、卸売市場だけでのうて、健康フクシ局、サンギョウ経済局、消防局の案件でも、ゴミ処理事業にまつわる「官製談合」で、コクハツしとるからな(笑)。ヨコの広がりがあるのと、「もっと上」からの「天の声」があってしかるべきだろう。であれば、神戸シキョクのサツ回り、抜き合いになるなあ。そやから、ここで特ダネを抜いてだな、大阪のシャカイ部に引き上げてもらわんとアカンで。ゲンバは「尼」だから、阪神シキョクか。ソーサは、ホンブでやっとるから、神戸シキョクだな。三井のオッサンが、入獄前、ホンブの2課に呼ばれて、「コクハツ先を、所轄でのうて、ホンブにしてくれ」って言われておったからな。どうも、知能犯のキャップクラスで、ソーサをきっちりやる、鼻の効くデカがおるようだな。同じ「特捜同士」、妙に意気投合しとったようだからな。
#で、「尼」の中央卸売市場を舞台にした、ごみ処理事業にまつわる「官製談合ジケン」、神戸シンブンの電子版が、「地元」だけに、細かい動きはフォローしとるな。尼の市ヤクショ、市議怪、大騒ぎになっとるな。ほいで、神戸シンブンは、今回の刑事コクハツ者について、三井環のオッサンを、ちゃんと「服役囚」の肩書をつけて、紹介しとるやないか! コクハツから半年は経過しとるんで、2課も、きっちりと内偵はしとるカンジだな。ぬあんで、「偽計ギョーム妨害」でジケンを立てたんかと思ったら、ゲンバにおる卸売市場の連中は、入札ギョームに直で関わる「職務」にタッチしておらんってことなんだな。うまい使い方をしとるなあ。ただ、何か「スキーム」が既に全体として出来上がっておって、今回、身柄を取られた卸売市場(=市側)のニンゲンってのは、「トカゲの尻尾」ってことだよなあ。まったく、「無実の罪」、すなわち、「冤罪ジケン」で服役しとる人間が、刑事コクハツしたジケンが、今、こんなふうにハジけるとは、まさに、「マンガ」とは、このことや(笑)
で、その「摂津」のヤクインをやっておる野田幸男ってのが、談合ソシキである「清和事業協同組合」を使って、餌を組合員に割り振っておったんやが、最大のポイントは、この「尼」の清掃事業は、ここと、「財団法人・尼崎市環境セービ事業公社」と二人三脚で、仲良く落札しておったってことや。ここの理事長をやっておる助役の「江川隆生」か、コレはどうせ野田とズブズブだろうから、両者の間で「カネの授受」が出てくると、コイツは、オモロイ展開になるで。例によって、市議の口利きもあるっていうハナシだからな。何や、構図としては、石原のおぢいちゃん銀行の不正融資ジケンとクリソツやないか! ドイツもコイツも血税にタカリやがって!