大スクープ! コレが「最高裁の裏金」捻出のカラクリだ!(承前) |
#おっ、「妄言ダイジン・鳩山弟」、また、一挙に4人もの死刑囚の死刑執行の書類にサインして、ついに、「2ケタ」の大台突破かよ(笑)。凄いハイペースだな。まさに、「死刑自動執行マシーン」やないか! オモロかったのは、今日(4月10日)のヨミが夕刊で、最近のホーム大臣の死刑執行数の一覧表を載せておって、コレで鳩山弟は、長勢甚遠と並んで「10人」で、「最多」を記録してるんだな。コイツは、「記録更新」は間違いないな。で、ワシ、オモロかったのは、「執行ゼロ」に、杉浦正健に加えて、高村正彦がおったことなんだな。高村は、例の「加納人事」について、赤レンガが持ってきた「案」(=高松高検検事長昇任)を却下して、後任の森山真弓に引き継いでおるんだよな(ちなみに、このとき、ソーリがサメからコイズミに交代)。だから、意外とマトモなんだ。こういうのは、政治家の「キャラ」というか、「資質」によって、大きく左右されるんだなあと思う。
#で、今日(4月11日)発売のフライデーが、草薙本モンダイで、被害者となった「僕」と「パパ」が、奈良チケンにヤッた刑事告訴の代理人弁護士の「ウラ」で、糸を引っ張っておったのが、ぬあんと、「関西ヤメ検の帝王&チョーカツ湯水のごとく使い倒し大王」こと、「土肥孝治」(=元検事ソーチョウ)であることを書いておるやないけ! コレで、ぬあんで、今回のジケンで、検察が動いたかは、すべて「理由」が判明したな(笑)。しかし、こんなチョー重要な情報を、講談社サイドは、ぬあんで今頃、公表しとるんだ? 遅すぎる。もっと、早い段階で、このネタをオープンしておったら、あの国策ソーサの展開も、また、違ったものになっておったと思う。100歩譲って、森功が月刊現代でヤッておった「ヤメ検連載」の中で、何で、「字」にせんかったんだ? 森だって、こんなもん、当然、「知っておった」だろ。「知ってる」のに、「書かない」「書けない」なんて、ブンヤの「自殺行為」もいいところやないか。そうやって、「手加減」ばっかしとるから、連中に舐められるんだ。
それで、講談社のホームページを見ると、その草薙本モンダイのチョーさ結果の報告書が、upされておるが、ワシも細かい「機微」がわからんかったんで、実に恥ずかしい話なのだが、「鑑定医経由」で流出したのは、その医師の「鑑定書」だけでのうて、「僕」のソーサ段階での「供述調書」も含めた、要は、諸々の膨大なソーサ資料なんだな(っていうか、鑑定医から漏れたのは「供述調書等」であって、鑑定医自身の「鑑定書」は、そこには、含まれておらんのか? そこらあたりは、いったいどないなっとるんや?)。
で、それらが、ほぼ丸ごと、「筒抜け」になってしもうたんで、まあ、腐れ検察としては、「面子丸潰れ」ってことで、「これぢゃあ、示しがつかん。いっちょ、締め上げて、キャイーンと言わせたれ。特にあのアマは、昔、赤レンガからの給料で飯を食っておったくせに」というところだろうなあ。で、その「僕」の膨大な供述調書については、その報告書によれば、講談社側の編集者(記者?)も草薙と同行して、その鑑定医が出勤する朝に、部屋の鍵を渡してもらって、それから、デジカメでパシャパシャ撮ったということなんだな。
で、単行本では、その供述調書をはじめとするソーサ資料をほぼ、丸々、写すという形で刊行しとるんだろ。刊行に際して、鑑定医や僕、パパからの「了解を得る、得ない」とかいうレベル以前に、じつに、作品の「作り方」として、「粗忽すぎる」よなあ。もっと言えば、当事者の了解なんかいちいち取らず、「書く」ことだって、ワシにはある。「当事者の了解」よりも、「世に明らかにする方が重要」だと判断すれば、「見切り発車」の形で公表することだってある。それは、その個別的状況によって、全く違うから、常に、その時々で違う判断、決断を迫られることになる。
確かに、警察、検察は捜査当局として、「強制ソーサ権」を持っておるんだから、ジケンに関するいろんなディープな情報を入手できる。しかし、それって、あくまで「警察・検察的事実(真実?)」でしかないんであって、そうした相手方の資料にだけ丸々、乗っかって、「字にする」というのは、粗忽以外の何物でもない。そんなんで、「1冊の本」ができるんであれば、ワシもやりたいで(笑)。ただ、そのレベルで、今回の草薙本を叩いたら、「もっと低いレベル」なんて、さらに世の中、ゴマンとあるんで、少し、気の毒な感じはするがな。でも、やはり、物事の真相、真実を突き止めるというのは、本当に気の遠くなる作業の連続であって、ソーサ当局から取った「紙」を丸写しにするだけで、「ジケンの深層が見えました!」などと、自慢こくレベルが、じつに「低次元」だ。ワシに言わせれば。実をいうと、「そこ」が、まさに、腐れ検察が「釣り針」を引っかけていく、「隙」だったんだと思う。
で、今度の草薙本モンダイの最大のナゾは、その土肥くんだりが、なぜ、しゃしゃり出てきたのか、それに尽きるな。だいたい、こんなもん、経済ジケンと違うから、「カネ」にはならんからな。関西は狭いから、被害者と、何か、地縁、血縁の繋がりでもあったんかいな? ホンマ、コレは、ウラで土肥がくっついておらんければ、今回のような展開にはならなかったと、それだけは、ワシのジャーナリスト生命を賭けて、断言してもいい。
#で、昨日(4月11日)の毎日が夕刊で、その4月14日に奈良チサイで初公判が開かれる元鑑定医の法廷戦術について、「字」にしておったが、どっかのシンブンの既報通り、「無罪」を主張する方針だが、その論理的な組み立て方法として、供述調書等のソーサ資料を見せた事実自体は争わないものの、①「僕」の鑑定医は、今回、刑法のヒミツ漏洩罪の適用対象となる「医師」には該当しない②今回の刑事コクソは、ぬあんと、「腐れ検察によって働きかけられたもの」で、「捜査自体が極めて、政治的である」━━との主張をするのか。
ワシ、その細かい「機微」がようわからんので、うかつなことは言えんのだが、鑑定医が草薙らに渡した「供述調書等」の中には、そもそも、自らが作成した「『僕』に対して行った精神鑑定書」は含まれているのだろうか? もし、それが草薙に流したブツに「含まれていない」とすれば、要は、ソーサ資料がワン・クッション入って、外に流れたというだけだから、また、色合いが変わってくるよなあ。「報道目的」で、「ジケンの奥行きを伝えて欲しい」ということで、草薙らに見せたが、「まさか、それを、ほぼ、丸ごと本にするとは、夢にも思わなかったし、それは当初の私の意図とは違う」か。コレは十分に争う余地がある。だから、余計、草薙らを「なぜ、立件せんかったのか?」ということになるんだよな。だって、草薙らの元鑑定医に対する「唆し」がなけりゃ、ブツを見せるということは、起こりえなかったわけだからな。
あと、最大のポイントは、その「腐れ検察の意向によって、刑事コクソが働きかけられた」という点だな(笑)。コイツは三井環のオッサンが、チョーカツの内部告発を顔出しによるテレビ収録を阻止しようと、デタラメの容疑をデッチ上げて、「口封じタイホ」したのと、構図はクリソツやないか! 刑法第194条には、「特別コーム員職権濫用罪」っていうのがあって、「裁判、検察若しくは警察の職務を行う者、又はこれらの職務を補助する者が、その職権を濫用して、人を逮捕し、又は監禁したときは、6月以上10年以下の懲役又は禁固に処する」とあるんだよな。その「『僕』の元鑑定医」は、任意での事情聴取には応じ、事実関係については、概ね認める供述をしておったんだろ。そんな逃亡、証拠隠滅の恐れはないし、勤め先もあって、身分もしっかりしとるんだろ。だったら、「在宅」で処理できるジケンぢゃないか! だいたい、このテのジケンが、ケーサツでのうて、いきなり、チケンにコクソされるあたりが、ワシ的にはまったくもって「?」だったんだ。この「チョーカツ使い倒し大王・土肥孝治」を、特別コーム員職権濫用罪の「主犯」で、さっさと、身柄を取らんかい、このアホンダラが!
#で、この土肥孝治のジジイがタカッたチョーカツの金額は、大阪高検検事長の93年(平成5年)度が596万円、東京高検検事長の95年(同7年)度が1032万6000円、検事総長の96年(同8年)度3599万6000円、97年(同9年)度3431万7000円、98年(同10年)度3940万円で、総額は〆て1億2590万9000円や! このチョーカツ、すなわち、調査活動費は、すべて、検察のトップ、すなわち、検事正、検事長、検事総長が完全にコントロールする「組織の裏金」で、そのほとんどが、トップ個人の「遊興飲食費」に充てられておるんや。土肥は、まだ、この前にチケンの検事正をヤッておるから、手にしたチョーカツの総額は、これをさらに上回るが、「出所」は、いいか、すべて、我々の血税や!特に、この土肥のジジイの遊びっぷりは、「中」では有名で、関西検察では、逢坂貞夫と並んで、「夜の帝王」と呼ばれておったんや。こうした、チョーカツの実態を、三井環のオッサンが02年4月、「大阪高検公安部長」という、現職の最高幹部でありながら、テレビで「顔出し」による実名告発をしようとした矢先、腐れ検察が「口封じ」のため、なりふり構わず、身柄を拘束したわけや。
コレで連中が、是が非でも、三井のオッサンの身柄を取らなければならなかったかが、よくわかるだろう。こんなもん、「逮捕・公訴権の濫用」どころじゃないからな。「逮捕・公訴権の私物化」や!こんなデタラメの限りを尽くしておいて、何が、「司法の正義」や。バカも休み休みにしろ。で、こうした内容は、朝日の村山治(=司法担当編集委員)、そして、キツネ目も全部、知っとる話だからな。それらを知ってて、「字」にできるだけの確証も握っておきながら、わざと書かずに、何かの時の「取引材料」にしとるわけだからな。こういうのを、世の中では「ブラック何とか」と言うんだ。よく、これで「言論人」だ、「文化人」だ、「作家」でございますなどと、ふんぞり返っておられるな。「恥」を知れ、恥を。
#ほいで、今日(4月14日)の午前中に奈良チサイであった、草薙本モンダイの元鑑定医に対する初公判では、各紙前打ちの報道の通り、元鑑定医側は「無罪主張の方針」を表明したのか。 ただ、チケン側の起訴状朗読に続く、被告・弁護側の「起訴状記載の公訴事実に対する、正式な認否」は「次回」ということで、今日は、まだ、「留保」という形になるのか。検察側のボーチン(=冒頭陳述)と合わせて、本格的にサイバンが動き出すのは、諸々、次回以降なんだな。
で、各紙の「字」を斜め読みした限りだが、その「『僕』の供述調書等のソーサ資料」を草薙らに見せた理由として、「じつは、今度の自宅放火ジケンにおいて、『僕』には明確な殺意はなかった。それを明らかにしたいがためだった」というのは、絶妙な「切り返し」だなあ。何事もそうだが、「リクツが立つ」というのは大事だからな。こんなふうに、被告・弁護側の反論、反証がしっかり整ってくると、コイツは超オモロイ「法廷闘争」になると思う。本来、サイバンってのは、出てきた「事実」や「証拠」をもとに、検察と被告・弁護側の双方が、どう「ロン」を組み立てて、一大バトルを戦わせるかだからな。それで、どっちの言い分に「合理性」「信憑性」「説得力」があるかを、サイバン官が判断するかだからな。それが、「審理」だ。だから、刑事サイバンは、断じて「人を裁く場」などではない。「事実に対する審理」によって、「真実」を解明する場だ。それで、「有罪」と足るに判断した場合は、それに見合う量刑を科すわけだし、「無罪」だと判断すれば、その旨、それまで被告人が蒙った諸々の被害について、回復させるように持って行かなければならない。
で、被告・弁護側は、今のところ、「無罪主張の方針」だが、そこからさらに1歩、踏み込んで、今回は「タイホ、キソそのものが『違法&ハンザイ行為』」だったとして、「『公訴棄却の判決』を求める」というところを、次回公判における正式な「罪状認否」で表明する意向もあるのか。要は、今度の刑法のヒミツ漏洩罪は、婦女暴行なんかと同じ「親告罪」だから、被害者の「刑事コクソ」がない限り、ソーサ当局は動くことができんからな。そこが、今度のジケンの最大のツボやからな(笑)。そやから、元鑑定医側は、草薙だけでのうて、あの「チョーカツ使い倒し大王・土肥孝治」も、2ショットで、ガンガンと「証人申請」せんかい!
ほいで、何や、草薙、今度の一連のネタを、『いったい誰を幸せにする捜査なのですか。━━検察との「50日間闘争」』の仮題で、光文社から手記を刊行する予定でおるのか。やったぢゃないか! どうせ、講談社の査問ぢゃあ、言いたいこともロクに言えんかっただろうから、ここでだな、全部、洗いざらいブチまけんかい! コレは「表現者としてのリベンジ」もさることながら、「メシの種」になる。草薙だって、生活費を稼がなアカンから、最高のネタぢゃないか! コイツは 『僕はパパを殺すことに決めた』よりも、売れる(笑)
#で、佐野眞一が、初公判当日(4月14日)の毎日夕刊に、「供述調書を見せなくても、少年に殺意がなかったことは示せる。軽率だった」との旨、コメントをしておったが、しかし、「僕のココロの闇」に光を当てるのに、あの膨大なソーサ資料を、「基礎資料」として読み込む作業は、マトモな1冊の本を書き下ろすうえで、必要不可欠であると思う。何度も言うが、今度、腐れ検察が、「釣り針」に引っかけようとした「隙」とは、そうやって、安直に「ネタ」を転がして、売り抜けようとした姿勢にある。しかし、それを批判しようとしたら、ほとんどの編集者なんて、所詮、その程度のレベルでしかないからな(笑)。まあ、言い古された物言いかもしれんが、最後は「自分の身は、自分で守る」しかない。所詮、「勤め人」は「勤め人の範囲」でしか動かんから、そこらも含めて、よく「見極める」ことだな。で、「書く」という作業は、最後は「自分との格闘」だ。いかに、ラクをせず、なんぼ道草を食ってでも、「真実の力」によって、隠蔽された何かを突き破ろうとする、ある種、「救い難い人間」が病んだように囚われてしまった、膨大なエネルギーの塊の中にしか、それは、存在しない。
#ん、今日(4月14日)発売の週現が「字」にしておったが、ぬあんと、最近、チョット、ご無沙汰しておった久間と秋山直紀のWおやぢが、このゴールデン・ウィークに、また、2人で一緒にアメリカに遊びに行くのか。しかし、2人ともアレだけシンブンや週刊誌に書かれておったのに、全然、「懲りて」おらんな(笑)。特に、久間のおやぢは、「喪が明けた」ってことで、地元の田んぼの「草むしり」に忙しいそうぢゃないか! 周りには「いろいろと騒がせて、迷惑をかけ、済まなかったが、もう、(自分の)タイホはない」と、自信満々に触れ回ってるそうぢゃないか。で、しかし、秋山のおやぢも、相変わらず、カネをイッパイ持っておるんやな。タニマチは、いったいどこや? 三菱重工か? で、また、「MD関連の品物をイッパイ、日本のボーエイ庁は買いまくります」と、ペンタゴンで行脚でもしてくるのかよ。イージス・あたご丸の衝突ジケンに加えて、4月からの諸々、値上げ攻勢で、あんなチョー金食い虫のMDに対して、これだけ「コクミン世論」がシラケ切ってるのに、よくまあ、そんなことができるなあ。どこもかしこも、「懲りない面々」が蠢いておるな。
#今日(4月15日)発売のSPA!が、イシハラ銀行のデタラメ融資ぶりの実態を「字」にしておったが、なかなかオモロイ。っていうか、思った通りだった。「ホームレスの社長に500万、ポンと貸付」「500億が闇社会に消えた」「ヤミ金の方が、まだ、審査が厳しい」か(笑)。まあ、今回の400億円の都税(=血税)投入で、あのおぢいちゃんも、当面は「不発弾の炸裂」を回避したカッコウだが、いずれにしても、遠からず、「膿」は噴き出す。とりあえず、来年(09年)夏の都議選までは、持つんかなあ。
#おっ、草薙、今日(4月15日)発売の週朝で、いろいろと喋っておるやないか! そうか、腐れ検察は、その京大教授と「不倫のカンケイ」にあると睨んで、イヤガラセをやって来たのか。ワシ、その細かい「機微」は、よう、知らんのだが、その狭い「お医者さんの世界」では、鑑定医とその京大教授ってのは、「師弟関係」にでもあるのか? ただ、草薙が「顔出し」で、あそこまできっぱりと反論しておるというのは、あの山本モナとは違うて、「潔白」という自信があるんだろうなあ。あー、ってことは、奈良チケンが、草薙をキソせんかったのは、その「不倫カンケイ」の確証が取れんかったからだな。相変わらず、腐れ検察、バカだな。オンナの「基礎体温」まで穿り出すとは、連中のヤリそうなこったな<ただ、コレで、もし、億が一、「どんでん返し」の動かぬ証拠が(例えば、「路チュー写真」etc)や、後で出てきた場合、ワシは庇いきれんがな(笑)
ちなみに、今回と酷似したケースとして、毎日シンブンの西山ジケンがあるが、しかし、その際、蓮見喜久子と一緒に身柄を取った警視庁は、西山が連れ込んだ渋谷・道玄坂の連れ込み宿「ホテル山王」をちゃんと特定し、そこの支払いを西山が済ませているという、「ウラ」をちゃんと取ってるからな。だから、キソ状で、ちゃんと「情を通じ」と書き込んでおるわけや。ついでに言うと、ソーサ当局は、政治ブだった西山太吉が、当時、大平正芳率いる宏池会の大物・田中六助名義の小切手を月50万円、落としていることも、ちゃんと掴んでおったからな。しかし、今度の「草薙本モンダイ」も、いろんな「ウラ」のあるジケンやなあ。ま、ジケンなんて、そんなもんだが(笑)
#関西ネタということで、今朝(4月19日)の在京紙で「字」にしとるのは、ヨミと東京シンブンだけだったが、大阪市役所で、また、裏金が出てとるんやな。18日に「自主申告があった」として、新たに市が公表した金額は、市教委や市民局など5局&3つの区役所の14部署の職員から、「約1億8千万円」ということで、これで、オモテに出てきた裏金の総額は6億5千万円か。しかし、コイツはまだまだ、「ウラの埋蔵金」は大阪市役所には眠っておるな(笑)。ただ、ワシがイマイチ、よくわからんのは、こうした裏金が、監査委員といった第三者的な機関のチョーさでのうて、職員の「自主申告」で、オモテに出てきてる点だな。
というのは、こういう裏金づくりってのは、あの腐れ検察のチョーカツと同様、刑法では、公文書偽造、同行使、サギ罪に該当し、さらに、土肥孝治(=元大阪&東京コーケン検事チョー、サイコー検検事ソウチョー)みたいに、そのチョーカツを使って、キタの料亭とかでガンガンと飲み倒しておったら、モロ、「ギョーヨコ」やからな。もし、ヒマな市民が、これら大阪市役所の裏金づくりを、ケーサツでも、チケンでも刑事告発したとしても、最終的に、刑事処分を出すのは、三井環のオッサンを「口封じタイホ」した、あの大阪チケンやからな。まあ、「同じ穴のムジナ」ってことで、「どうせ、立件できるわけないやろ」ってことで、大阪市の職員も、タカをくくって、「裏金づくり」を、少しばかりカミングアウトしとるんやろうなあ。この時点で、オモテ沙汰になった分だけで「6億円超」だとすれば、大阪市の財政規模からしたら、どう少なく見積もっても、トータルで最低でも10億円はあるだろうが、そのへん、新しい大阪市役所の市長ハンは、ナンボぐらいで手を打とうと考えはっておるんやろうなあ(笑)
#ほいで、イージス・あたご丸は、漁船との衝突ジケンで、3管の現場検証を終えて、昨日(4月18日)午後、コイズミの地元のヨコスカの港から、舞鶴に向けて出発したのか。舞鶴まで4日もかかるのか。で、ワシ、オモロイと思ったのは、このあたご丸は1台、1415億円もするんだが、その積算コンキョを見ていくと、いわば、人間の「肉体」に相当する「船体」(発注先・三菱重工)は、460億2374万7千円、また、「心臓」にあたる「ガスタービン機関」(同・石川島播磨重工)に至っては、76億979万1千円しかかっておらんのに対し、「頭脳・神経系統」に相当する「イージス装置等」(同・アメリカ海軍省)は、ぬあんと、578億7385万2千円もかかってんだよな。それで、たぶん、ボディーも、三菱重工の「独自開発」でのうて、「ライセンス生産」やろうから、要は、石破のおやぢの大好きなプラモデルと同様、アメリカから送られてくる「設計図」通りに組み立てないとアカンで、勝手に自分たちで手を入れると、向こうに怒られるんだよな。そやから、ライセンス料も、相当、アメリカにむしり取られてるハズなんだよな。ほいで、石破、あたご丸には、いつ、SM3を持ち込むツモリでおるんや。しかし、目の前の漁船も避け切れずに、どこからわからんが飛んでくるミサイルを、そんなあたご丸から発射するSM3ミサイルで撃墜できるのか? で、SM3は1発、ン十億円もするのか? そうや、ここはだな、道路トクテイ財源をイッパン化して、カネを持ってくるしかないか。しかし、75歳以上の爺さん、婆さんの年金支給額を事実上、カットしておいて、それで果たして、「国民ヨロン」に通るか。
#明日(4月21日)の守屋初公判を前に、東京シンブンが「防衛リケン」の「上、中、下」の続きモノを朝刊社会面でやっておるが、しかし、あの秋山直紀のおやぢってのは、いったい、どこまで「場を仕切れる力」を持ってるんだろうなあ。彼は、ご大層にも「フィクサー」のレッテルを貼られておるが、フィクサーというのは、通常、「児玉誉士夫」のレベルだからな。例の久間チョーさ会の名刺を持ち歩いておる「駒栄博志」のレベルぢゃあ、恥ずかしいけど、「フィクサー」なんて言えんからな。そういうのは「使いっ走り」って言うんや。水野和伸・編集局長(※ワシが東京シンブンに再就職した際の人事部長)は、もう少し、そうした「機微」がわかるネタを入れるよう、現場に指示せなアカンわな(笑)
#そういえば、久間のおやぢが自ら、唯一の取締役を務め、軽井沢の別荘を「研修所」として、金集めをしとったという、例の軍事情報提供会社「アイメック」(=有限会社、97年11月、資本金300万円で、「国際軍事経済情報分析センター」として設立。07年8月、「アイメック」と名称変更)の「本社住所」となってる、下落合のマンションってのは、例の「久間チョーさ会」の名刺を持ち歩いている「駒栄博志」の所有で、2000年4月に駒栄が購入しとるんだってさ。カイシャっていっても、どうせ、ペーパーカンパニーで、「久間&駒栄」が、ナンダカンダで適当にカネを集める「ろ過装置」にでも使ってたんだろうなあ。しかし、このアイメックのカネの出入りを調べていったら、結構、オモロイのがザクザク出てきそうだな。もし、ワシが特捜検事やったら、ガンガンとガサをかけて、ブツを押収しまくる。
で、この駒栄ってのは、大分県別府市でコンサルもやっておった03年8月、贈賄容疑で福岡県警にタイホされてるんだな。同年4月の統一地方選で落選した福岡県若宮町(現在は隣の宮田町と合併し、宮若市となっている)の前町長、有田文昭に、町長在職当時の火葬場造成工事など、町発注の3つの公共工事に絡んで、便宜を図ってもらおうと、現金計1000万円を渡したということで、その後、キソされ、04年1月、福岡チサイ飯塚支部で懲役1年6月(求刑同2年)の実刑判決を言い渡され、その後、同年10月、高裁も控訴をキキャクしたことで、実刑が確定し、しばらく、服役しておったんだな。で、この駒栄のスゴイのは、このとき、若宮町の町長らの接待攻勢で、タイホされる前年の02年3月、町長以下、当時の収入役や総務課長ら町幹部10人をマイクロバスで送迎して、別府の温泉旅館に泊めて、飲ませ食わせをやってるんだな。このうち、6人については、ぬあんと、嫁ハンも同伴させとるんや。ぬあんか、守屋を抱き込んだ、あの山田洋行の元センムみたいやな(笑)。しかし、久間のおやぢも、こういうふうに「使えるタマ」を手足に持ってるってのは、スゴイで。「口利き役」というか、「営業担当」というか、仕事を取ってくるためには、「なりふり構わず」だからな。むしろ、ワシなんかは、好感すら覚えるな。