大スクープ! コレが「最高裁の裏金」捻出のカラクリだ! (承前) |
#その「道仁会vs九州誠道会」の「仁義なき戦い」に関して、例の、週現の溝口敦による「中野太郎スクープインタビュー」(9月8日号)を読み返しておったんだが、この記事が掲載されたのは、去年の5月に、その道仁会の「3代目会長」を継いだ松尾(旧姓・大中)義久が射殺された今年8月18日の、ホンマ、直後なんだよな。で、その中野太郎インタビューでも、この九州での抗争についても触れ、何気に、溝口は「地の文章」で、「一方、道仁会━九州誠道会抗争もまた最後、両当事者に『やめときゃよかたったなあ』と思わせるかもしれない」って書いとるんだよな(笑)
で、今回の「岸本才三引退劇」について、時間軸を追って整理すると、「岸本引退」が正式に発表されたのは、この10月5日の本家での定例会だそうだが、これと並行して、その「道仁会第3代会長射殺事件」について、「自分が実行犯である」として、岡久伸(九州誠道会系3代目村上一家内「神闘総業」所属)が大牟田署に「明日、出頭する」と電話を入れてきたのが、10月2日で、その予告通り、本人は翌3日夕方に同署に出頭、日付が変わって、4日の未明にタイホされておるんだよな。この「ヒットマン出頭」と、「岸本引退」が、まさにピタリと重なるんだな。で、岸本は野上哲男(今年6月に舎弟頭から最高顧問に棚上げ)のように、ずうーっと病気療養中だったのではなく、それまで元気に定例会にも出ておったわけだろ。溝口インタビューと合わせて、ブンヤの勘として、コイツは、チョー「臭い」んや(笑)
そもそも、この内紛は、道仁会の2代目会長である松尾誠次郎が、昨年5月、突然、引退を表明し、その「跡目」を大中義久が継いだことがきっかけで、これに異議を唱えた同会内の村上一家を中心とする4団体が脱会し、その村神長二郎をトップとする「九州誠道会」(本部・大牟田、約440人)を旗揚げしたことから、始まっておるんだよな。その意味では、あの「山一戦争」などと同じく、「跡目モンダイ」がきっかけで、今回の抗争も始まっておるんだよな。
で、ここから先は、ワシなんかでのうて、溝口敦や実話系媒体の極道担当記者の範疇になるが、今、4代目山健組の中枢は「組長・井上邦雄━若頭・山本國春(兼國会会長)」のラインで動いておるが、じつは、この2人とも九州の出身で、これまで本当の「兄弟」のように行動を共にしてきとるんだよな。で、これは、溝口の長男襲撃の実行犯がタイホされた直後の月刊現代の06年8月号に、溝口自身も書いとるように、「脱会した組長(※たぶん、これはおそらく、村上一家の村神長二郎のことを指しとると思うんだが)を、この2人が庇っている」との内部文書(怪文書?)が、菱の内部を飛び交っておったというんだよな。で、岸本は、今度の「司擁立劇」、すなわち、「5代目追放クーデター」に関わった最高幹部の1人であり、その岸本が、今度の「ヒットマン出頭」とほぼ同時に引退に追い込まれているところに、ワシは「山健ラインの復活」、すなわち、「井上邦雄の本家内における発言力の向上」がある、と見ておるのだが。
ちなみに、宅見勝が、97年8月28日、その岸本才三と談話中、射殺されたのは、「新神戸オリエンタルホテル」の4階のティーラウンジだが、この場所は、ぬあんと、02年8月初旬に、キツネ目のおやぢ(=宮崎学)が、例の桑田兼吉保釈モンダイで、当時、山健組の東京責任者だった鶴城丈二(侠友会会長)、さらに桑田の秘書だった「繁田」という組員を連れて、亀谷直人に引き合わせておるんだよな。もっともアソコは、関西の極道連中が、昼間の情報交換には、よく、使う場所やけどな。新幹線の新神戸にも近いし、また、本家のお膝元でもあるし、便利なんや。永田町の連中も、昼間とかは、赤プリの茶店あたりを談話の場所に使ったりするやろ。それと同じ感覚やな。
さらに付け加えると、司忍が、菱内の最高幹部らによるクーデターによって、渡辺芳則を追い落とし、本家の「6代目」を奪取するのは、05年7月末のことだが、それから間髪を入れず、執行部は人事を動かし、司の「6代目就任」によって、空席となった「カシラ」に、同じ弘道会の高山清司を就けるのが、正式に、臨時の最高幹部会かな、それが決定したのは、8月8日のことだが、じつは、この日に中野太郎は「引退」を表明し、組の解散届を府警に提出しとるんだよな。さらに付け加えると、井上邦雄の「山健組の4代目襲名」、そして、「直参昇格」は、このときの「司6代目体制の発足」に伴ってだからな。まあ、どこの組織もそうだが、「人事」はオモロイで。ヒョーロン家やロンキャクとか言われとる連中の「キレイゴト」もええけど、所詮、世の中、「人事とカネ」で動いておるからな(笑)
で、ここから先は、ワシの単なる思い付きでしかないが、山健というか、井上邦雄は、本家の「カシラ」、さらには、その先にある「7代目」を狙っているのだと思う。おそらく、そうした「天下取り」の布石として、今度の「九州戦争」というものを捉えているのではないだろうか。秀吉も、島津を始めとして、九州勢を組み込むには、ものすごい手間とエネルギーがかかったからな。ただ、ワシはそれがすんなりと行くとも思えない。というのは、九州という地は、西郷どんが「西南の役」で最後まで維新政府に楯突いたように、「中央」に組み入れられることへの反発があるし、また、九州のヤクザってのは、もともと炭鉱の飯場で、そこにいる荒くれた労働者を押さえつけることで、シノギを得てきたわけだが、腕力はもちろん、才覚がないと、そういう連中をコントロールすることはできんからな。だから、今後、「菱の本家」というより、おそらくは「山健」だろうなあ、こうした九州の団体とどういう距離を取っていって、どんな関係を構築していくかは、「おたく」はウォッチしていく必要はあるだろう。
#昨日(11月15日)の守屋の国怪再カンモン、「政治ショー」は、まさにあのことを言うんだろうが(笑)、ギインの質問も、宴席セッタイが主で、自分が独自に掴んだネタをもとに、守屋を締め上げるというレベルでは、到底なかったんだなあ。ただ、そんな既に新聞や週刊誌で報じているレベルの質問でも、守屋が「久間、額賀」の名前を出したのは、ワシ的には意外だったな。逆に言えば、守屋も追い込まれておって、それに対する「切り返し」だったのかなあという気がする。で、コイツも意外だが、この久間、額賀の名前が出たことに、各紙のロンチョーが厳しいんだよなあ。病院にエスケープした久間のおやぢはともかく、額賀は今、カクリョーでおって、それも、これから予算編成を抱えるとこの、いちおう、「最高責任者」ってことも含めて、福田ナイカクの「最重要カクリョー」なんだよな。で、各紙のシャセツを見てると、元々辛い朝日、毎日はもとより、東京はデカデカと「証人カンモンせよ」と言ってるのは、まあ、わかるのだが、むしろ、産経も意外とシビアで、「国怪はさらなる調査権を使って真相究明に当たらねばならない」と書いておって、要は、参考人か証人で、額賀と久間のおやぢを「国怪に呼んで来い!」ってことなんだよな。やっぱ、カネというか、「税金のムダ使い」ってのは、右も左もカンケイないってことやな。そやから、この秋は参院選の直後だったことで、補選がなかったが、このぬあんともなタイミングで、日曜日(11月18日)に大阪市長選があって、コイツがまた、相当、大激戦の様相になってるらしいんだよな。まあ、コレで、現職で自・公推薦の関淳一と、新人で民・国推薦の元アナの平松邦夫のどっちが勝つかだろうなあ<この大阪市長選は、夜の10時過ぎには当落は判明するのか?
ほいで、今日(11月16日)の会見で、額賀は、その元専務からの「接待宴会」の出席を否定したのか? ネットの速報なんで、会見の細かいニュアンスが、イマイチ、わからんのだが、「記憶にない」でのうて、「出席はしていない」との完全否定なのか? ただ、もし、この額賀の「出席していない」との釈明が、万が一、ウソだった場合、額賀のクビは、間違いなく、飛ぶ。その「政府高官」の名前について、守屋がウソを言っとるとは、思えんのだがな。
#今朝(11月17日)の毎日が、スジに関するオモロイ話を書いておったが、そのGE社と日本ミライズとの「代理店ケーヤク」が、昨年12月にボーエイ庁のジム次官室で、GEトップ、守屋、ほいで、その元専務の「3ショット怪談」の直後に、事実上、決まっておったということらしいが、そもそもこのボーエイの商売ってのも、素人の感覚では、実にわからん世界だよな。要するに、「売り主」が、「買い手」を決める世界なんだなあ(笑)。通常の商売ってのは、例えば、わかりやすく説明すると、コンビ二にチョコを買いに行くと、明治や森永、ロッテ、ブルボン、でん六といったいろんなメーカーから出てる商品のうち、値段と味を比べて、「コレ」ってのを選ぶよな。その意味では、客である「買い手」が決定権を握っておるんだが、ボーエイの商品は、そうでのうて、「売り手」が、その「代理店」を選ぶ権限があって、その「代理店」を通さんと、品物は「売らん」ってことだよなあ。まあ、チョコと戦闘機のエンジンを同列に扱うのも、いかがなものかとは思うが、とはいえ、一般のジョーシキが通用しない世界ではあるわな。そういう世界は、「防衛キミツ」と称して、いくらでもデタラメができるからな。「捜査のヒミツ」と称し、チョーカツをデタラメに使い倒してきた、あの腐れ検察と、まさにクリソツやな(笑)
それで、額賀の昨日(11月16日)の会見での釈明は、「可能な限り日程を調査したところ、会食した形跡はない。元専務や守屋から接待を受けた記憶もない。(元専務とは)パーティーか勉強会で顔を合わせたことはあるかもしれないが、いつ何時という記憶はない」か。元専務から「会食セッタイを受けた事実はない」という、完全100%否定ではなく、まだ、いちおう「逃げ」は残しておるんだな。要するに、今後、徹底的に「日程を調査」し直してみたら、セッタイを受けた「形跡」が出てくる可能性も、まだ、完全にゼロではないんだな。であれば、スジから言えば、額賀というか、与党は、その「額賀セッタイ」の件について、守屋を議院ショーゲン法の偽証罪で刑事告発するギムがあるわな(笑)。まあ、これからの額賀の対応次第やが、そやから、証人カンモンのカードに加えて、とりあえず、福田に「直」で行く前に、まずは、額賀の「問責決議案」だろうなあ。となると、額賀は98年の秋の臨時国怪以来、1人で「2度」も問責決議を食らうのか? 何か、相変わらずアカ抜けておらんっていうか、ホンマ、ドン臭いやっちゃな。ま、世の中、そういう巡り合わせの人間はおる(笑)。ひょっとしたら、福田が、給油新法を通すには、額賀のクビを小沢の前に差し出さねば、という展開になるかもしれんな。
#超ローカルなネタで恐縮やが、「指入れ合コンギワク」で、『週現』に2週にわたって記事を書かれておった、ヨコハマ市長・中田宏センセイに関して、今朝(11月17日)の神奈川シンブンと、東京シンブンの神奈川県版で「続報」が出ておったな。要するに、どういうことかというと、その看護学校学生に対する、中田クンの「指入れ合コンギワク」に対して、中田クンに近い、「民主党」の中山大輔(神奈川区選出、この春の統一地方選で2回目の当選)が、センキョの前に、中田クン本人に対して注意したらしいんだな。ところが、コレに対し、これまた中田クンに近い「民主党ヨコハマ会」の小幡正雄(金沢区選出、この春の統一地方選で8期目の当選。ちなみに、ヨコハマ市議会は、民主系ギインは、この当事者2人が、それぞれが所属する、この2つの会派に分裂している)と、中田クンの知人と称する男性の2人から、センキョ直前の今年3月末、「市長に余計なことを言うな」「自らの行動に注意するよう、宣誓書を書け」とドーカツされたということを、昨日(11月16日)までに、ドーカツされたという「本人」である中山が、ある会派に対して、説明したそうなんだな。で、コレに対し、もう一方の当事者である小幡は同日(=11月16日)、記者会見を開いて、「ドーカツは事実とは異なる」と、中山の主張を全面的に否定したもんだから、神奈川と東京で、ついに「シンブン沙汰」になってしもうたということや(笑)。で、当の中田クンは、昨日はベトナムに「外遊中」で、市役所には不在なんだな。
で、中田クンは、この週現の「指入れ合コンギワク」の記事について、いきなり、東京チケンに名誉キソンで告訴しとるんだが、このモンダイは、ヨコハマ市議会に「真相究明を求める請願書」が複数、提出されておって、この12月ギカイで審査されるんだってさ。ヨコハマ市議会の民主党は、会派が2つに分裂しとる(「民主党」vs「民主党ヨコハマ会」)んで、中田クンの足元で、どうも「内輪の泥仕合」の様相を呈してきとるんだが、コイツに自・公が乗っかって、「政局化」したら、超オモロイで。とはいえ、全然、ローカルなヒマダネにしかならんがな(笑)。だから、「扱い」は各社とも神奈川県版だなあ。不信任案がギカイに出されて、可決でもされれば別だが、そうでもないと、社会面には載らんなあ。
#おっ、明日(11月19日)発売の週現で、中田宏クンの続報、「徹底追及・第3弾」が出とるぢゃないか! ぬあんと、「ハレンチ市長」の見出しがデカデカと躍っとるな(笑)。記事の最後を読むと、「以下、次号へ続く」ってカンジで、まだまだヤルのかなあ。ちなみに、今、ヨコハマ市議会は、「自民党30、民主党20、公明党16、民主党ヨコハマ会12、無所属クラブ7、共産党5、無所属2」というギセキ配分になっておるんで、「自・公」に、その中田クンに注意した中山大輔が所属する「民主党」が賛成に回れば、とりあえず、「100条委」はセッチできるんだな。ほいで、12月ギカイは、12月6日から21日までの間か。それまで、週現がガンガンと毎週、記事を引っ張ったら、中田クンもアタマが痛いなあ。
まあ、ついでだから、今度の草薙モンダイを機に、チケン(=官憲)に対する、名誉キソン等の刑事コクソが流行しとるようなんで、一言、言わせてもらう。この11月16日かな、その前日(11月15日)に発売になった文春の長井健司に関する記事で、APF通信の山路徹も、「名誉キソンでの刑事コクソも準備しとる」と会見で言っておったようだから、それともリンクしてくる。
ものごとには、すべからく「手順」というものがある。で、誰でも、「書かれた側」にとっては、「痛いところを突かれた記事」が出ることはあるだろう。その場合、「手順」としては、まず、その記事を掲載した媒体に、抗議書を送り、訂正・謝罪の要求を行い、それで納得ある対応がなかった場合、民事テイソであれ、刑事コクソであれ、「次の段階」として、対応するというのが、スジだろう。
ところが、中田宏の場合は、そうした「手順」を省いて、いきなり、民事でなく、刑事での「コクソ」だろ。民主主義というのは、「手順」というか、合意形成に向けて、一つ一つ積み上げていくという「手続き」が大事なのに、中田は、それを自らの手で放棄してしまっている。それはとても、「おかしい」。コレがまだ、平野貞夫のオッサンが出した本を、いきなり、刑事コクソしたイカンザキ(=信濃町)なら、全然、話はわかる。連中は、トップ(=イケダモン大先生)のキャラに合わせて、もともと、そういう集団だからな。
しかし、中田は、93年の総センキョで、日本新党から出馬して初当選し、国怪ギインを辞めて、ヨコハマ市長に転出した際も、「市民派」「庶民の目線」というものを、ウリにしとったハズではなかったのか。そういうスタンスであるハズの人間が、まっとうな「手続き」を一切、端折って、突然、刑事による「コクソ」なんて、許されるのか、ってカンジだな。
となると、草薙モンダイで、氏名不詳の調書流出者を、奈良チケンにヒミツ漏洩容疑で刑事コクソした、「僕」や「パパ」、それに「おじいちゃん」はどうなるんだ、というギモンが出てくるだろうが、少なくとも、彼らはまったくの「無名の市民」であり、そうやって、調書をほぼ丸ごと単行本化されたことによって、被った被害に対して、それを回復する手立てが、他にどう存在するのか。もちろん、「民事」でなく、いきなり、「刑事」で持ってきたことに、「いかがなものか」という意見はあるだろう。しかし、国怪ギイン時代も務め、現在は「大政令指定市」という、「ヨコハマ市」の首長をやってる中田とは、置かれている状況がまったく違う。中田は「定例の会見」、さらには「ギカイ」と、公の場で、自らの「身の潔白」を訴える機会がいくらでもあり、また、そういうところで喋れば、ほっといてでも、ブンヤは字にする。ところが、「僕」や「パパ」にカミングアウトして、記者会見の場で、顔出しで反論しろというのか。そうした、名もない、弱い立場にいる「一般市民」と、中田のような「大公人」を同列に扱うんぢゃねえ、って言いたいな。「大公人」である中田に、「プライバシー」なんてあるかい! このアホンダラが!
で、ついでに、その文春が書いておった、「長井健司は、実はミャンンマーに行きたくなかったが、山路の指示で、仕方なく行かされた」という話だが、このネタ元は、バンコク滞在30年で、現地在住の日本人女性で、そうした取材のコーディネーターもやっている、「A子さん(66歳)」だろ。その長井が「A子さんに喋った話」として、報じてるわけだよな。だから、モンダイは、この「A子の証言」にどれだけの信憑性があるかどうか、ということだろう。どうせ、長井はミャンマーで殺害されているわけだから、「死人に口なし」だからな。まさか、文春の記者が、A子に取材もせんで、話をデッチ上げてるとは、思えんのだよな。で、こうやって、「大騒ぎ」になってしまったんで、そのA子が証言内容を「変える」というのは、十分にありうる。
ただ、ワシ、ようわからんのは、長井は「APF通信社」の「社員」だったのか? これまでの報道を見とると、「契約」ってあるんだよな。実態がイマイチ、ワシにはわからんが、とにかく、長井がAPF通信の「社員」として、山路と「雇用カンケイ」にあったとすれば、山路は「カイシャの上司」にあたるんだから、そうした「職務命令」は、通常のカイシャ組織であれば、拒否できんわな。ま、「ミャンマーに行きたくないのに、行かされた」という話を、長井が本当に、そのバンコクのA子に洩らしていたとして、それが「長井自身の名誉をキソンしてる」とは、到底、ワシには思えんなあ。よくある、サラリーマンの愚痴とクリソツぢゃないか。で、コレが「山路の名誉をキソンしとる」んなら、まだ、話はわかるが、そうでのうて、「長井の名誉をキソンしてる」っていう、「立て方」がおかしい。
で、さらに言えば、山路はいやしくも、「ジャーナリスト」を名乗ってるわけだろ。であれば、「言論」に対しては、「言論」で反論するのがスジだろうが。その山路がまったく無名で、誰にも相手にされない、(ワシみたいな)ブンヤならまだしも(笑)、そのギョーカイでは名前は通っているし、カイシャのブログだって持ってるわけだろ。そういう場でいくらでも、「反論のキカイ」があるのに、あのナベツネみたいに、民事テイソでは飽き足らず、官憲を使って処罰させるという、「刑事コクソ」までやろうっていうわけだろ。何が、「ジャーナリスト」だ。恥を知れ!
#昨日(11月18日)投開票の大阪市長選、民主&国民推薦の新人・平松邦夫(36・7万票)が、自民&公明推薦の現職・関淳一(31・7万票)、共産推薦の姫野浄(11・3万票)を破って初当選を果たしたということだが、まあ、ワシの事前の予感では、「平松はたぶん、勝つだろうなあ」とは思っていたが、予想以上に「票差」がついたという気がする。もう少し、「僅差」でもつれるかなあと思っていたんでな。
こういう地方の首長選と、国政とのカンケイが、どのくらいあるのか、ということは一概には断定できないけれども、関西を代表する大政令指定市の「大阪市」であることに加え、かつ、「1区」というのは、それなりに「政治意識の高い有権者の層」が多いんで、それなりに「政局動向」がどう反映されているかを、判断できる材料にはなる。
ま、関西は、同和、在日といった、極めて「その地特有のモンダイ」が色濃く、根を下ろしている部分を勘案しつつも、まず、「投票率」だが、「40%」を上回ったんだな(43・61%)。地方の首長選はどこでもだいたいそうだが、「オール与党vs共産」の構図で、投票する前から「結果」はわかっているということで、そもそも、有権者が投票に行きたがらない傾向がある。それもあって、こうした首長選、特に政令市をはじめとする大都市部は、投票率は低く、30%台も珍しくなく、下手すると20%台転落なんてこともあるのだが、今回、民主が対立候補を立てたことで、いちおう、「対立軸の創出」という、「選挙らしさ」が出てきていたことが、まず第一。
で、永田町の政局動向とのリンクだが、民主は、告示日の前後に例の「大連立騒動」で、小沢の辞意表明があり、当初の流れなら、とても「勝てるか」という状況ではなかったかと思うが、やはり、参院での守屋再カンモンで、「額賀&久間」の名前がバクロされたのが、大きかったな。終盤戦のアレで、流れが一気に変わったと思う。結局、「政治とカネ」のモンダイは、同じ与党の中で、「シャッポ」をたらい回しにしているだけではダメで、やはり、「政権交代」が必要ではないのか。そういう考えを、有権者がビミョーに意識した現われではないかと思う。それも含め、今回の「投票率40%超」につながっているのではないだろうか。で、それは各種世論チョーサにおける、「大連立への拒否感」にもつながっているのではないだろうか。
あと、関西というだけあって、コレは同和タイサクとの絡みもあると思うが、共産系候補が10万票も取ってるんだな。かつての中選挙区制だと、十分、「当選圏」に入っている。共産もこうやって票をたくさん持っているセンキョ区があるんで(もっとも、それは信濃町丸ハムファイターズとモロ、バッティングしているが)、そこらのセンキョ協力を、小沢は具体的にどうするかだろう。ただ、代々木はISAFモンダイを含め、そこらのところで「カマトト」だから、そういう部分で小沢に対するケーカイはあるだろうというのと、そういうふうに「左」にシフトすると、「右」の連中は、「待ってました」とばかり、「小沢叩き」に出るのは、目に見えているからな(笑)。そこらのところを、「曖昧な態度」でお茶を濁すのか、それとも、「創共協定」ならぬ、「民共協定」にまで締結を持っていくのか、それは小沢のハラ一つだろう。ま、小沢もアレでて、案外、臆病というか、どこにも「イイ顔」したがる、「八方美人」なところがあるからな。しかし、イケダモン大先生は、ご老体にムチ打ってまで、大阪までおいで遊ばされたのに、チョー残念でした(笑)<しかし、大阪のガッカイ組織は何しとるんや!たるみまくっておるな。大先生のお顔にドロを塗って、恥ずかしいと思わんのか!