大スクープ! コレが「最高裁の裏金」捻出のカラクリだ!(承前) |
#おっ、今朝(11月6日)の産経が、山田洋行からの防衛裏金ギワクで、ちゃんと、この「小沢辞任騒動」のタイミングに合わせて、田村秀昭に絡むセンキョ資金捻出モンダイを書いとるやないか(笑)。しかし、こんな89年の参院選なんて、もう、20年近く前の、まさに「出し忘れた古証文」もいいとこなのに、産経は社を挙げて、小沢がキライなんだろうかなあ、こんな原稿でもデスクを通るんだな。で、その元専務が集めたという「約2億円」も、その全額が実際に田村の側に渡ったかどうかも、ウラが取りきれていないんだな。こんな詰めの甘い原稿で、よく紙面にスルーできたな。しかし、小沢は産経と、これまで、そんな大ゲンカでもしとったのか? 産経抄も、ここまで「小沢憎し」の感情が入っとると、オモロイなあ。例の「世界」の小沢ロンブンも、「ぬあんで、ワシんとこの『正論』で書いてくれんかったんや」って、ひがんどるのかなあ。「可愛さ余って、憎さ100倍」という物言いもあるしな。んー、その「国連ギケツ主義」は、産経が乗れん話ぢゃないからなあ。で、産経は、「大連立」にすら、相当、冷ややかだもんな。やっぱり、「ナベツネ暴走」にカチンと来とるんだな。しかし、今回の「大連立モンダイ」では、朝日と産経と、妙なところで、足並みが揃っておるな(笑)
#おっ、武村正義のオッサンが、今朝(11月6日)の東京(=4面、即興政治論)に出とるやないか! ふーむ、その福田の首班指名センキョがあった9月25日に、武村のオッサンは小沢一郎と会うておるのか。「過去」は水に流して、ヨリを戻したんかいな。コレはワシの『日本の裏金』(第三書館)にも書いておるが、武村のオッサンが細川内閣でカンボー長官になって、当時、新生党代表幹事だった小沢と、就任後、2回目に会うたときかな、武村のオッサンが小沢に「官房キミツ費をお渡ししましょうか」って言ったら、小沢が断ったっていうんだよな(笑)。小沢にしてみると、「武村からのカネなんて、貰えるか」というプライドがあったんだろうな。みんなキミツ費なんて、ギイン連中は、「クレクレタコラ」みたいに、ホイホイと貰うのに、小沢もフシギなところで意固地なところがあるんだよな。
#11月6日18時31分upの産経ネット速報が「小沢、辞意撤回、慰留受諾濃厚に」と打っておるのに対し、同日20時27分upの共同電だと、「鳩山、再度続投要請、辞意撤回の見方も」と、まだ、「ブレ」があるなあ。産経は夕刊を廃止した代わりに、ネット速報を強化しとるんかいな。それで、msnとの提携になったのか。しかし、ネットって儲かるんかいな? だから、ネット上では、「産経vs共同」のバトルなんだよな。それはそうと、何か、民主党内で、「新代表選出」という動きではなくなってきてるなあ。岡田に相当、色気があったように見えたが、イマイチ、おとなしいしな。しかし、一度、「辞める」と言った人間が、それをドタキャンするってあるのか(笑)。まさに、前代未聞やなあ。しかし、流れとしては「小沢続投」に行きそうな雲行きだが、小沢がそんなに「辞めたい」んであれば、鳩山、オマエが「新代表」になればいいぢゃないか。党の立ち上げでは、さんざん私財を投じたんだしな。
#あれっ、11月6日21時10分UPの毎日のネット速報が、「恥をさらすようだが、皆さんの意向を受けて、ぜひ、もう一度頑張りたい」と小沢が周辺に語ったとのことで、結局、小沢は「辞意撤回」したのか。産経、共同だけでなく、毎日も含め、他の全国紙もネット速報には力を入れとるのかな。見た限りでは、「小沢続投」は毎日の「抜き」のようだがな。ただ、ぶら下がりで鳩菅あたりが喋っておる可能性もあるんで、いわゆる「特ダネ」かどうかの判別は難しいな。翌日の朝刊ぢゃあ、「同着」になってるからな。しかし、今は昔と違って、「ネット速報」があるんで、現場の記者も大変だなあ。あんまり急かし過ぎて、チョンボをしても困るしな。とはいえ、ヒマ人は早く、情報にアクセスしたいしの(笑)
#日本では小沢が辞める、辞めんで「亀田騒動」並みのサル芝居で大騒ぎしとった昨日(11月6日)、アフガンでは、国怪ギインらを狙った自爆テロで、「90人の死亡」のニュースか。「死者200人超」との一部情報もあるのか。現場はアフガン北部のバグランで、アフガンの北部地域は、これまでは、比較的、治安はいいと言われておった場所ぢゃないのか? やっぱ、パキスタンの「ムシャラフ軍事クーデター」とも、流れとしては、リンクしてるんだな。まず、日本の国怪でも、「給油支援」が本当にアフガンのテロ抑止に繋がっておるのか、そこをきっちりと検証してもらいたいのと、まあ、こういう状況で、小沢の希望通り、自衛隊をISAF要員として、アフガンに派兵するのも一興だが(笑)、その前に、一度、福田と小沢の2人で、仲良く「現場」を見てきたらいい。それで、「自・民大連立」で、自衛隊員をジャンジャンとアフガンに派兵してだな、日本人の大量の 「血の海」を、バグランの地にドクドクと流して来んかい、このアホンダラどもが! また、どうせ、小泉んときみたいに、「どこが戦闘地域で、どこが非戦闘地域だ」みたいな、バカな神学論争で、時間だけ潰すんだろうな。
#今朝(11月7日)の毎日が、山田洋行の元専務による裏金捻出ギワクで、そのアメリカにある子会社「ヤマダ・インターナショナル・コーポレーション」を使ったロンダリング方法を書いておるが、いったん、カイシャのカネをアメリカに持ち出して、また、日本に戻してるってのは、一つは、「ロンダリング機能」の本質にある、「足がつかなくなるようにする」ってこともあるが、それと、アメリカの、要は「知日派」などと称する、アーミテージあたりにも飯を食わせ、「握らせ」もしとるんだろうなあ。去年(06年)だけで、元専務が計「約1億円」を引き出したっていうから、この中から、守屋なり、額賀、久間あたりに「直」に繋がる、カネの流れが引き出せるかどうかってのと、その山田洋行(&日本ミライズ)の受注に関し、コイツらが出したであろう、「天の声」との繋がりが出せるかどうか、だろうなあ。
#本筋とは少しズレるが、ヒマ潰しに、『ライシャワー自伝』(エドウィン・O・ライシャワー著、徳岡孝夫訳、文藝春秋、87年)を読んでおったら、その442頁にこんな記述があった(笑)。「その間も大使としての仕事は続いた。佐藤、椎名、中曽根をはじめとする自民党首脳、野党指導者のほか、創価学会の池田大作会長にも会った。池田は前に会ったときよりずっと現実的な人だったが、日本の大規模な再軍備に賛成しているのにはがっかりした」。ライシャワーのこの記述は1966(昭和41)年のことだが、時期としては、その前年夏の都議会の「黒い霧解散」で、イケダモン大先生率いる「信濃町丸ハムファイターズ」が大躍進し、自社両党の間で、「キャスティング・ボート」を完全に握り、翌年の衆院選初挑戦に向け、力を蓄えておったときのことだ。ちゃんと、「アメリカ様」には、こうやって、イケダモン大先生も、「宗教の仮面を被った全体主義者」の本性を見せておったというわけやな。おたくのワシも、不覚ながら、今、初めて知った。「イケダモン研究」の道も、奥が深いで(笑)
で、この10月16日の参院予算委だったかな、石井一が、「マルP代」のことを引き合いに出して、「公明党の人事は、いったい、どこで決まるんですか?」って、追及しとったが、そんなもん、イケダモン大先生の「鶴の一声」に決まってるぢゃないか! ぬあんで、そんなわかり切ったことを、国怪の場で追及するんや! 恐れ多くも、「現代の生き仏」「日蓮大聖人の生まれ変わり」であられる大先生に対して、失礼ぢゃないか!<辻元でも、田中康夫でもいいけど、奇麗事をまくし立てることだけは、大好きな「市民派ギイン」とやらは、全然、国怪で取り上げようとせんな。
#小沢が今日(11月7日)の夕方の会見で、例の「大連立話」について、「ある人を通じて、食事をしながら、2ヶ月ほど前にあった」っていうから、水面下のいちばん奥深いところでは、まったく突然に出てきた話ではなくて、少なくとも「小沢一郎個人」に対しては、ちゃんと根回しをしとるんだな。ただし、鳩菅をはじめとする他の執行部に対しては、たぶん、シークレットだったんだろう。で、この「ある人」って誰だろうなあ。何となく、「サメ」のような気がするなあ。69年の初当選組で、小沢は恒三とかと一緒にしょっちゅう、飯を食ってるからな。で、官邸が福田、町村と、サメとはズブズブだから、動きやすかったんだろうな。小沢は小泉みたいに、キンキンと楯突いてくるのとは、ソリが合わんが、サメとか、福田とか、下手に「まあまあ」って感じで、もみ手すり手で近寄ってくるのには、案外、コロコロと行くんだな。小沢も、オモテでは「原理主義者」とか言われておるが、やっぱり、角栄の下で修行を積んでおるから、「下半身」の部分では、全然、コクタイなんだな。んー、サメもなかなか野中広務的に、吉原のやり手ババアみたいなところがあるな。
で、11月7日20時53分UPの朝日のネット上の速報によれば(ひょっとして、特ダネか?)、その「大連立話」の仲介者は「ナベツネ」で、首相側代理人が「サメ」か。ワシの見立ても、そんなに外しまくってはおらんようだの(笑)。だったら、なおのこと、ナベツネは自分とこの紙面で、もっと早くから、「風」を吹かせて、ぬあんで、もっと、盛り上げようとせんかったんかな? 本当にバカだな。
#おっ、信濃町丸ハムファイターズの主将で、4番を打ってる太田昭宏が、昨日(11月7日)の日本記者クラブの講演で、「(解散・総選挙は)来年7月の洞爺湖サミット以降が望ましい」の発言か。ついでに、「早く、中選挙区制に戻せ」とも言及しとるんやな。ちゃんと、カントク(=イケダモン大先生)のサインを受けて、きっちりと「送りバント」もこなしておるやないか! 再来年(09年)は夏に都議選があるから、どう転んでも、信濃町的には「来年(08年)の後半」しか、ヤリようはないんだよな。福田が早く、「いついつに、ちゃんとやる」とリークしてくれれば、まだ、対応のしようもあるが、ま、この状況だから、政局がどう転ぶか、誰もわからんから、なかなか、福田も「確約の言質」は出しずらいわな。
#今朝(11月8日)の朝日も、山田洋行の元専務による裏金捻出ギワクについて書いておるが、元専務が管理する「裏金の溜まり」は、昨日の毎日が書いておったその「アメリカ子会社を使ったロンダリング分」と、あと、今日の朝日が書いておった、「役員報酬名目でプールした分」と、少なくとも「2つ」はあったということか。まだ、他に、こうした「溜まり」はなかったんかなあ。その朝日が書いておった、「役員報酬名目でプールした分」からの守屋に対する接待費の拠出について、いわゆる、正規のカイシャの「交際費」ではないんで、カイシャのオモテの会計書類に、そのゴルフ場の領収書とかは添付しとらんとは思うが、腐れ検察のチョーカツと同様、そうしたもろもろの「ウラガネ出納簿」に相当する「ウラ帳簿」は、ちゃんと作らせておいたと思うんだがなあ。
それと、こうした接待が、「賄賂」として認定できるか否かのモンダイだが、「現金」だけでのうても、こうした「飲み食い」や「ゴルフ」、さらには「オンナの世話」も、「賄賂」として、刑法上は、ちゃんと認定できる。ただ、それを本当に「賄賂」として、立証するためには、通常のお付き合いでの「接待」とは違って、誰が見ても「度を越えている」という「ズブズブ性」(=裏金としての「やましさ」)を明らかにする必要がある。というのは、腐れ検察がデッチ上げた三井環のオッサンの口封じタイホ劇のように、例えば、三井のオッサンが渡真利に衛星放送事業のスポンサーとして、ポーンと気前よく、200万円も事前に貸し付けておって、それがなかなか返せんので、渡真利が「ぢゃあ、利子の支払い代わりにおごります」ってのを、「賄賂」と認定したんぢゃ、「デタラメ」もいいところだからな。だから、そこらあたりを、チケンもきっちりと詰めないとだな。
で、今朝の神奈川だから、これはたぶん、共同電か、「山田洋行元専務、本格捜査へ」って書いとるぢゃないか。ぢゃあ、そう遠からず、この元専務の身柄を取るんだな。そのアメリカ子会社から引き出した計約1億円のうち、産経記事だと3000万円か、それを元専務が、日本ミライズの立ち上げに使ったってことか。山田洋行の現経営陣は、その元専務をたぶん、商法の特別ハイニンで告訴しとるんだろうから、そっちでもジケンを立てれんことはないだろうが、セオリーとしてはやっぱりギョーヨコの方だろうなあ。だって、新会社の立ち上げに資金が必要であれば、通常であれば、銀行から借り入れるってのが、スジだからな。だから、「本来のカイシャのギョーム以外に、ぬあんで、オマエは、こんなカネの使い方をしたんだ?」と追及できるし、そこから、「ぬあんだ、まだ、他にも妙なカネの拠出先があるぢゃないか!」って叩くことで、「広がり」が出てくるからな。だから、それに合わせて、さっさと防衛庁もガサ入れをかけんとだな。
#今日(11月8日)発売の実話が、「スクープ」として、11月5日の菱の定例会であった「人事」を書いてるが(もっとも、締切日の都合上、結果的に、いちばん早かったんだとは思うが)、この場で、「幹部」だった池田孝志(池田組組長、岡山)が、「若頭補佐」に昇格して、執行部入りしたというんだよな。この池田というのは、「5代目」の時代の92年2月に直参に昇格したことで、渡辺芳則と「親子」の盃を酌み交わし、翌93年9月には「組長秘書」に抜擢されてるんだよな。やっぱり、流れとしては、「渡辺芳則━井上邦雄」の山健ラインが、どうも息を吹き返してきているような感じなんだよな。で、「2代目岸本組」の組長を継いだ清水武だが、その後、実話系媒体を見てると、「直参」に引き上げられていると報じられておるんだが、その「時期」と「経緯」に関して、妙に情報がサクソウしておって、わけわからんのだよな。その清水が、井上立会いのもと、岸本組の2代目を襲名したのが、「10月13日」とされているが、一部報道(確か、実話ドキュメントだったと思う)だと、先月の10月5日の定例会で、「岸本引退」と「清水の直参昇格」が、その場で了承された、ともあるんだよな。そもそも、ワシ、ようわからんのは、今、本家の「6代目」(=司忍)は、府中におるわけだから、こうした直参昇格については、本来であれば、「親分・子分」の血の繋がりを、盃で酌み交わす儀式があってしかるべきなんだが、そのへんをどうしてるのかというのが、素朴なギモンなんだよな。あの岡山の「ぶって、ぶって姫」ですら、フリンのオトコと、お互いの血を混ぜた酒を、一緒に飲み合いっこしとるんだろ(笑)。ま、それは、ともかくとして、菱の内部において、「山健ラインの復活」というのは感じるな。ただ、名古屋も中日ドラゴンズが、今年は日本一になっとるんで、地元経済もそれなりに勢いがあって、潤っておるんだろうから、弘道会も、それなりにアガリはちゃんと入ってきとるとは、思うんだがな。
#ぬあんだ、東京チケンは、山田洋行の元専務の身柄を取ったのか。容疑はやっぱりギョーヨコか。ヒマだから、ネット上の各社の今度のタイホ原稿に関して、「第一報」upの時刻を見てみたら、一番早かったのが、日経で、(11月8日の)16時1分に「タイホへ」と打ち、それを追って共同が17時46分に同じく「タイホへ」、んで、産経が18時19分に「元専務をタイホ」と打って、以下、朝日が18時32分、さらにヨミが18時43分か。ぢゃあ、夕方の6時ぐらいから、次席がレクをやってんだな。とりあえず、ネット上で、現時点でワシが確認した範囲では、今度の「元専務タイホ」は、日経の「抜き」ということか。ただ、テレビ(NHKあたり)が速報のテレロップを先に出しとる可能性もあるんだよな。しかし、そこまでチェックしきれんから、まあ、今回は日経社会部のチケン担当に、ワシが特ダネ賞を贈るとしよう(笑)。朝日の記事を見たら、「御前会議の開催」ってことに触れておるんで、当然といえば当然の手続きだが、コレも「但木案件」なんだな。朝日は「元専務に、強制捜査へ」では日経よりは早いんだが、日経のように「タイホへ」ぢゃないから、「弱い」んだよな。っていうのは、「キョーセイ捜査」ってのは、「身柄拘束」(=タイホ)だけでなく、「ガサ入れ」も含まれるからな。ガサをかけるのと、身柄を取るのとでは、全然、意味合いが違うからな。やっぱ、最後、詰め切れなかったんだな。
#ほいで、今の臨時国怪は、12月15日までの「35日間」の延長で、最終的に正式決定したのか? コレは思ったより、「大幅」だな。この、じつに「ぬあんと」なタイミングで、 山田洋行の元専務の身柄も取られたことだし、いよいよ、オモロクなってきたな(笑)。しかし、本来なら、チケンはボーエイ庁や守屋の自宅にも、ガサをかけんとアカンのに、何やっとるのかな? まさか、既にこっそりと済ませておるってことは、ないだろうな。
#今朝(11月9日)のヨミによると、昨日の朝、佐賀県武雄市の病院で、入院中の同市内の板金業、宮元洋さん(34歳)が、「人違い射殺」された事件で、宮元さんの直前に、その病院の2階個室に先月まで入院しとったのは、「九州誠道会系のヤクザ」か。なかなか、いいスジのネタを抜いておるな。「やっぱり」という感じだが、ヤクザ同士で勝手に「タマの取り合い」すんのは、構わんが、何の関係もないカタギの人間を巻き込むなんて、本当に許せんな。道仁会も、こんなアホなヒットマンを、いつまでも抱え込んでおらんで、さっさと出頭させんで、どうするんかって感じだよな。それでなくても、あのキツネ目のおやぢが、今国怪で、「使用者責任としての罰金刑」も科す銃刀法改正案が提出された際、「ヤクザを厳しく取り締まるのは、アカン!」なんて、確か実話だったかな、吠えておったが、こんな状況ぢゃ、世論は「ぬあんだ、あんな社会のクズどもは徹底的に取り締まれ!」というふうになるからな。このタイミングで、「こうした抗争事件における拳銃の使用は、自動的にその指定暴力団に所属している組長の身柄も一緒に取れるようにする」って、法改正されたら、イッパツだからな。まあ、キツネ目のおやぢは、例の桑田兼吉の銃刀法違反ジケンも、当然といえば当然かもしれんが(笑)、徹底的に庇っておったけどな。ヤツは「ボディーガードの拳銃所持まで、共犯として親分の刑事責任を問うのはおかしい」と言っておったが、ワシは「そんなのアホなことあるかいな! ただ、拳銃を使用したわけでなく、所持していただけで、あれだけの長さの実刑を食らわすのは、厳しすぎる」という立場であることを、説明したことがあったがな。しかし、「筋目を通す」ことこそ、本来のヤクザ(=突破者)の生き様だったような気がするんだがな。
それで、この亡くなった宮元さんというのは、関東の大学を卒業後、家業を継ぐために、地元・佐賀に戻り、結婚して、2人の子供さんがおったのか。入院していたのは、ラグビーをやっておった際、アキレス腱を切断していたからなのか。残された嫁さんと子供のことを思うと、言葉も出んなあ。もう、本当に「人違い」もいいとこなんだな。普通、ヤクザが報復のために、「タマ」を取るんであれば、相手が誰かくらい、確かめるよなあ。要は、このヒットマンは、「報復相手の顔」を知らんかったってことになるわけか? そんなバカなことがあるか? 以前、「人違え手術」で、それぞれの患者の心臓と肺を、間違って切除したバカな大学病院があったが、「いったい、何やってんだ?」って感じだよな。おそらく、「使い走り」っていうか、「オマエ、あの病院に行って、とにかく、拳銃を発射してこい」っていう、「上」からの指示だったんかなあ。まさに、「鉄砲玉」だなあ。
で、ヨミの夕刊の続報だと、病院の防犯カメラの映像に加えて、目撃証言もあって、「中年男」というふうに、「犯人像」は、かなり特定されとるんだな。コレは逃げ切れんなあ。早く、出頭させた方がいいな。こんなもん、弁解の余地がないからな。こういうことが、ヤクザ絡みではまま、起こるんで、ヤクザの「起訴勾留」が取れて、「保釈」はもとより、「勾留停止」や、さらには、「刑の確定後の、執行停止」が出て、久間のおやぢのように、塀の外での「入院療養」が認められるなんて、ほとんどないっていうか、本来、「ありえない話」なんや。それゆえに、例の桑田兼吉の「勾留停止」、さらには「刑の執行停止」が、いかに「例外」というか、「異常」だったかが、わかるだろう。
#今朝(11月9日)の毎日に、昨日タイホされた、その山田洋行の元専務との一問一答が出ておったが、そのアメリカの子会社から、元専務が引き出した計約1億円のうち、その「3000万円」の分についてだけは、「(使途は)ノーコメントで、その点は、弁護士からも喋るなと言われてる」か(笑)。しかし、よく喋るオッサンやなあ。ただ、この「3000万円」というのは、本当に、今まで新聞で出ているような、「新会社設立のための準備資金」だったんかなあ。どうも臭いな。まあ、この3000万のうちの一部は確かに、その日本ミライズの立ち上げにも充てとるのだろうが、じつは、この他に、この「3000万円の溜まり」の中から、ひょっとして、守屋に「掴み金」として渡してるってことは、ないか?(笑)
#山田洋行の元専務による、アメリカの子会社をロンダリング装置に使った裏金捻出ジケン、今日(11月9日)の夕刊各紙の続報をつなぎ合わせていくと、だんだんと「手口」が浮かび上がってくるな。まず、ヨミが、「(アメリカの子会社を使った)裏金捻出が、10年前から毎年、日本円換算で3000万以上、少なくとも計3億円」と打っているが、やっぱり、この子会社が、裏金捻出のメインというか、「エンジン部分」だったんだろうなあ。で、毎日が、元専務の側近である山田洋行の元監査室長に対し、「キョーセイ捜査へ」と書いておったが、役割分担としては、その元専務の指示で、アメリカの子会社で適当に経理ソーサして、日本に裏金を送る「使い走り」が、昨日、元専務と一緒にタイホ状を取って、今なお、ワシントンにエスケープしとる、その「現地法人・子会社の社長」で、ほいで、日本に送金させてきた、その裏金を管理する、いわば元専務の 「金庫番」が、その「元監査室長」というわけやな(笑)。チョーわかりやすいぢゃないか! ほいで、日経の記事だと、タイホ容疑となった計1億1000万円の持ち出しについて、「その大半を日本ミライズの運転資金に充てた」とあるが、だから、ここでさらに「日本ミライズ」という新会社をクッションにかまして、どんどんと裏金を転がしまくっておるわけやな(笑)。案外と、コレはスジがよさそうぢゃないか!
やっぱり、商法の特別ハイニンでのうて、「戒名」をギョーヨコで入って、大正解だったな。やっぱ、「ギョーヨコ」だと、「流用したカネの使途」を洗い出すのが、ソーサの最大目的だから、こうした裏金の追及について、「広がり」と「奥行き」、そして、ソーサの「勢い」が出てくるんだよな。その中から、オモロイ裏金の授受に、「商談成立」が結びつく形で出てくれば、サンズイの「一丁上がり」になるからな。コイツがもし、商法の特別ハイニンで入ってしもうと、「カイシャに損害を与えた」という立証が最重点になるんで、どうしても、ジケンの「伸び」が出てこんのだよな。まあ、但木敬一的には、「着手そのもの」を潰したかったんだろうが、現場に勢いが出てくると、報道機関もそうだが、「上」も止めれんなるからな。せめて、「特別ハイニン」にしとけば、間違いなく、山田洋行だけで終わっておっただろうから、コレはいよいよオモロクなってきたな(笑)。だから、チケンは、ジャンジャン身柄を取って、もっとガンガンとガサをかけまくらんかい!