池田大作の右腕美人敏腕通訳、薬物所持容疑で逮捕される |
ただ、乙骨正生氏が主宰する今日(5月15日)発行の「フォーラム21」の「共謀罪特集」で、乙骨氏、斎藤貴男氏、野田峯雄氏と一緒に拙稿(「世紀の悪法・共謀罪」の成立に向けて奔走する「公明党=創価学会・池田大作」の大罪 )も掲載されていますので、ご関心のある方は、ぜひ、手にとって読んでみて下さい。
私はともかくとして(笑)、他の3人の方々も今、非常にエネルギッシュに言論活動を展開されている方ばかりで、これだけの原稿が4本並ぶと、相当の迫力があります。これで腐れ連中のアバラ骨の2、3本はへし折ったと思っています。
んで、タイトルにある本題に入りますが、あんまり関心のある人でないと気づかなかったかもしれませんが、先週の金曜日の5月12日付け夕刊各紙に、元サザンオールスターズの大森隆志(ちなみに創価学会員)が、自宅に乾燥大麻約40グラムと覚醒剤約10グラムを隠し持っていたとして、大麻取締法と覚醒剤取締法違反の現行犯で神奈川県警に逮捕されていた、という記事が出ていました。
扱いはどこもベタだったため、全然、目だっていませんが、その中で朝日新聞だけ「52歳の妻も一緒に逮捕されている」と名前を伏せて報じていますが、この妻が、「通」、すなわち、「学会おたく」の間ではチョー有名ですが、イケダモン大先生の右腕として、英語の通訳をやってきた「矢倉涼子」です。
イケダモン大先生の信頼がいかに厚かったかは、聖教新聞の02年12月10日付けの大先生ご本人の次の発言からもよくわかります。
「この点、今は各国語とも、優秀な通訳が育ってきた。英語の矢倉涼子さん、(以下中略)はじめ、多数の優秀な通訳の方々が、世界広宣流布の伸展に呼応するかのように次々と誕生し、活躍してくださっている。私は本当にうれしい(大拍手)」
んで、これを受ける形で、前出のフォーラム21の03年8月1日号に、元SGI公認通訳の後呂聖子さんという方が編集部のインタビューに答える形で、「Y・R」とイニシャルの扱いではありますが、彼女(=矢倉涼子)がイケダモン大先生の寵愛を受け、その評価がいかにずば抜けて高かったかを、次のように明かしています(もっともこれは信濃町内部ではチョー有名な話)。
<Yさんに対する池田氏の評価はずば抜けて高く、私が女子部国際部の代表として、カナダの婦人部の二人の代表とともに池田氏との会食に臨み、池田氏ほか6名と夕食を食べた際、池田氏は「Yの通訳はうまいよ、うまいよ」と手放しでYさんを絶賛していました。私は池田氏に留学のことを相談したのですが、それには池田氏は何も答えず、Yさんをほめるばかり。「池田先生ならどんなことでも答えてくれる」と信じ切っていただけに、大きな失望感が残りました。>
しかし、私が言うのもなんなんですが、04年秋のNTTドコモ携帯電話通話記録不正アクセス事件に始まり、05年に入ってからは、巨額かたり融資詐欺事件、セクハラ全国男子部長解任騒動、さらには姉歯秀次・元1級建築士による耐震データ偽装でようやく打ち止めだと思ったら、ぬあんと、この有様です(笑)。いったい、どこまで彼らはイケダモン大先生の顔に泥を塗ったら、気が済むのでしょうか。何か、組織がたるみきっています。
では、私がここで一発、秋谷会長に代わって、「大綱紀粛清令」を発したいと思います(笑)<しまった、変換ミスで「粛清」じゃなくて、正確には「粛正」だったな。
「学会員の諸君、綱紀がたるみ切っている。いったい、どこまで我等の偉大なる師匠であられ、そして、永遠の平和をただひたすら祈っておられる、3代会長の仏法の精神を体現しておられる尊い池田先生に、どれだけご迷惑をかけたら、気が済むのか。恥を知れ。モラルなき人間はここから去れ」(#もっとも、そうやって犯罪を犯して転落していく人間を救済してこそ、ホンモノの宗教なんやけどな)
しかし、ぬあんで、私くんだりがこうやってイケダモン大先生をお守りしなければならないのでしょう。
ひょっとしたら、私の方が他の学会員の人たちより、大先生に対する「信心」が強いのではないかと思ってしまいます(笑)
#「大分の乱」は内部に相当の衝撃を与えておるで。今度の大麻・覚醒剤事件も、入手先がノリエガ将軍でないことを祈ってるで。
#それで、「大分の乱」の続報やけど、この日曜日(5月14日)に秋谷、谷川が現地入りしたんやけど、もう、手がつけられなくて、まさに「焼け石に水」だったようだな。この情報(=真実)をイケダモン大先生に正確に伝えていない可能性もあるで。人望ある大分総県男子部主任部長を除名にしてしもうたんで、同調者は増える一方で、これを支持する非学会員も加わって、現地では市民運動化しとるで。 まさに、「平成の西南戦争」や(笑)。志ある青年部諸君、今こそ、君たち自らの手で、組織の膿を出し切らなアカンで。
それと、もう一つ、「世紀の悪法・凶暴罪=共謀罪」はまさに「現代の治安維持法」そのものやんけ。戦前、同法違反で初代牧口常三郎、第2代戸田城聖の2代会長を投獄された、あなたがた創価学会員こそが、この法律の恐ろしさを身をもって知っているのではないのか。この凶暴罪が「宗教団体」に適用されたら、一発やんけ。心ある内部の人間は、大分の有志たちと、名誉会長のところに「どうしてこんな危険な法案を公明党は推進しているのか」と、直訴に行ってこい。
#小沢一郎が、今日(5月16日)の役員会で、「凶暴罪」を人質に、徹底抗戦の指示を出したらしいな。さすが、経世会、ケンカがうまいで。むしろ、ここは暴走与党に強行採決させてやった方が、ワシら主権者のガス(=マグマ)がさらに充満していくんで、秋の「厚木基地・大政局衆院補選」で圧勝して、年末の沖縄知事選、さらには、来年の統一地方選(特に政局最重点の都知事選)、そして、参院選の自公過半数割れになだれこんでいけるで。補選を甘くみたら、アカン。すべて、1本の線でつながっておる。
89年の参院選自民党惨敗は、すべて、それ以前の補選で自民はボロ負けとるからな(特に新潟の参院補選)。しかし、その導火線は、その前年の暮れに消費税を国怪で強行採決して、成立させてしもうのが、すべてや。そのとき、小沢は官房副長官として、竹下の下で政権中枢におったから、そのことによって、いかに「有権者の手痛いシッペ返し」を受けたか、身をもって知っているからな。やっぱ、「野に下る」というのは、すごく大事なことやで。
#それで、昨日(5月16日)の衆院法務委で、ワシが以前、クリステルに「ケツの毛をむしり取って来い」と言っていた大林宏(=法無省ケージ局長)が、保坂展人の質問にまたバカ丸出しの答弁をやっとったで。ぬあんと、「凶暴罪=共謀罪」は当事者同士の「まばたき」だけでも、成立するんやって(笑)。それじゃ、1億日本国民全員が「共謀犯」やないけ。大臣(=杉浦)は「まばたきなどでは成立しない」とちゃんと答弁しとるのに、もう、どうしようもないな。「支離滅裂」、「思考停止」を通り越して、もはや、「脳死状態」や。難病で苦しんでいるドナーが日本にはたくさんおるから、早く、大林の臓器を全部、摘出して、そういう患者たちに提供してやれや。
いずれにしても、こんなバカな答弁やっとるようじゃ、そもそも「審議が成立」せんから、ここはホンマ、「組織防衛」のためにも、小泉はさっさとこの大林を北海道か九州の公安調査局長に左遷、降格して、二度と東京の本省に戻ってこれないよう、「島流し人事」を杉浦に命じなアカンやないか(笑)。もちろん、ペナルティとして、チョーカツ予算の執行は剥奪や。
#で、相変わらず、キツネ目のオッサン(=宮崎学)が見事なまでにこの狂暴罪問題で沈黙を守っておるな。ちょっと考えればわかることだが、麻原死刑問題とどっちが重要であるかなんて、中学生だってわかるやんか。こっちは、むしろ、盗聴法以上に治安立法の根幹にかかわる大きな問題やんけ。さっさと原田明夫の録音テープを公開せんかい。何が、「突破者」や。恥を知れ。
#それで、今日(5月18日)発売の新潮と実話、そして、文春もちゃんと書いていた、本題の「大森隆志&矢倉涼子」の大麻・覚醒剤夫婦の続報やけど、この夫婦は現在、「自主退会」から「除名処分」に向けて、今、信濃町の内部で話が進んでおるで。除名の理由は「刑事事件被疑者であるから」とのことや(笑)。どうも、コイツらはヤクの「売人」である嫌疑が濃厚で、今後の捜査の展開を恐れての判断や。しかし、その一方で、「大分の乱」では、幹部の不正を糺した人間の「除名」がまかり通っており、もう、デタラメの極致や(笑)。
まあ、イケダモン大御本仏様にすれば、この7月の秋谷退任の際に、これらの責任をすべておっかぶせれば済む話やけどな。
それはそうと、大分の志ある若者たちは元気イッパイ、ヤング男子部の活躍がめざましいで。同調者は増える一方や。こうした有為ある若者たちの決起が、組織を、そして、時代を変えていくんやろうな。
#で、明日(5月19日)発売のフライデーに「大分の乱」の詳報が出るらしいな(いや、あの現場のバッチリ写真にはワシもたまげてしもうたワ)。んで、先週の新潮の記事も、実は端緒は信濃町内部の重要な部局にいる人物からのリークなんや。しかし、首脳連中は「身から出た錆」であることに気づかず、「大分の西郷どん」を極悪視して怒り狂っておるんや(笑)。こんなもん、闇に葬り去って、モミ消されんでどうするんや。これは相当、ガタが来とるで。「大分の乱」の支援の輪はさらに広がっておる。
#さて、いよいよ、「世紀の悪法・狂暴罪=共謀罪」のやりとりを巡って、この(=5月19日)午後1時から衆院の法務委員会で、文字通り、今国怪の最大のヤマ場を迎えるな。結論から先に言うと、これは小泉の「職権」で、強行採決はいくらでも止めることができる。もし、それをしない(=採決を止めない)、もしくはこれに見て見ぬフリをしたとしたなら、すべての最終責任は小泉にある。だから、その責めはすべて小泉が負わなければならない。
結局、これはワシと小泉の同じ人間としての「信義」の問題であって、それがこれから先も維持されることになるか、ここで完全に崩壊するか、ただ、それだけの話や(笑)。極めてシンプルやで。
#今日(5月22日)、民主党の「平成の水戸黄門」(=渡部恒三)が、岡山市内での記者会見で、ついに「共謀罪は今国会で廃案になる」と言及したな。「議長あっせん」のあった金曜日(=5月19日)の大攻防を、信長が大軍を誇る今川義元の首を取った「桶狭間の戦い」とも評していたな。事実上の「勝利宣言」や。しかし、黄門サマは崩壊寸前の民主党をよくここまでまとめ上げたで。鳩山邸での花見会で、「そうやっていがみあってる場合じゃないだろう」と、無理やりテレビカメラの前で小沢一郎と菅直人を握手させた光景は本当に感動した。そこから、一連のドラマは始まってるのかもしれんな。それと、影の大功労者は自民党時代、彼の下で国対に汗を流していたオンナ好きのオッサンや(笑)
#しかし、これで小泉が「ナカソネ化」せずに、しばらく「野」に下って遊び呆けた後に(孝太郎が旭川でうまいラーメン屋を見つけておったで)、いずれの形にせよ、「再登板」という芽が出てきたな。でも、それはじつは小沢にとってもいいことなのかもしれん。いつの時代でも、好敵手がいた方が、お互いエネルギーが出てくる。まあ、アベじゃ小沢にいいようにオモチャにされてしもうで(笑)。
#で、今日(5月25日)の東京新聞朝刊の特報面のサイド記事で、腐れ法務省が「狂暴罪=共謀罪」導入の「論拠」にしている、例の「国連の国際条約批准に必要な国内法整備のため」という大方便(=大ウソ、デタラメ)を、見事なまでに論破しとったの。これは、連中の「ご都合主義」、「二枚舌」もいいとこや。ワシが書きたいと思っておったのに、抜かれてしもうた(笑)。扱いはメインではなかったけど、見事なスクープや。東京新聞はこの共謀罪キャンペーンについては、いい記事を連発していると思うで。やっぱ、ワシが在籍していた新聞社やな。ちょうど10年前、人事部長として、毎日を辞め、一介の素浪人だったワシを拾い上げるという「鑑識眼」のあった編集局長の水野和伸サン、これら一連の報道はそれなりの表彰で報いるだけの価値があるで。
#それで、週刊金曜日のカメイモンのインタビューと、それと抱き合わせの魚住昭&佐藤優の腐れ検察批判対談は、なかなかオモロかったけど、せっかく、去年の12月16日付けで大阪地検の特捜部長に引っぱられた「大仲土和」のガンクビを載っけておったんやから、「大仲は三井環口封じ逮捕事件のときの主任検事(=起訴状に名前を書く現場責任者)だった論功行賞で、今回、大抜擢された」という一言が欲しかったな。コレがないと、松尾邦弘、但木敬一以下、腐れ法務・検察の首脳連中は、痛くも痒くもないワ。32歳という遅い年齢で検事に任官した人間が、ここまで引き上げられるなんて、通常なら、ありえん。これで大仲は最低でも田舎の地検の検事正にはなれるということやからな。何が、「春風のごとく、深山のごとくありたい」や。
で、大仲の下で、「贈」の「渡真利証言」をデッチ上げた大坪弘道(現・神戸地検特刑部長。例の鹿砦社事件の指揮をする)が、ぬあんと、この大仲の「次」じゃないかとのもっぱらのウワサや。もう、ホンマ、デタラメの限りや(笑)。在阪の司法担当記者(=腐れ検察のイヌ)が、こう愚痴っておったで。「大仲さんが特捜部長なんで、三井さんのことは絶対に書けないんです」。こっちも救いがたいほどのバカ丸出しや(笑)
#今朝(5月28日)の日経が、腐れ法務省が「狂暴罪」を抱きかかえたまま、炎上中の赤レンガに篭城しとるんで、その煽りを食って、法務委員会付託の信託法改正案が「成立困難になった」と報じていたな。今度の信託法改正は1922年制定以来の抜本改正で、企業活動における「信託のあり方」を根本的に変える、本当の意味での「重要法案」なんやな。しかし、腐れ法務省も、アキバのメイド嬢に飽き足らず、経済界まで敵に回すとは、ホンマ、「バカの極み」や。
じつは、法務委員会は、もう一つ、本来の意味での「重要法案」があって、それは少年法の改正や。こっちも法務委員会が1ヶ月以上も完全に空転しとるんで、審議は全然、進んでおらんのや。
この「少年犯罪」に対する厳罰化の流れついては、いろんな意見はあると思うけど、ただ、成人並みの刑罰を少年に科すんであれば、ワシはそれとリンクする形で、選挙権や国民投票の年齢も引き下げるべきやと思うな。要は「一人前の大人」として扱うってことなんやから。
ついでに言うと、国民投票もぬあんで、与党案は憲法をいじくることだけに限定しとるのか、わからん。去年夏の小泉の「発狂解散」も、本来なら、ああいう案件は国民投票に付託するのがスジやけど、そういう制度がないんで、しょうがないんで、解散権を行使したわけで、その意味では民主党案の方が、まだ、マシやで。
まあ、少年法の運用については、ワシくんだりが言うまでもなく、ケーサツや裁判所との連携(信頼関係)が第一なのに、腐れ法務省が狂暴罪を抱きかかえて「無駄なテーコウ」を続けておるんで、こうやって、いろんなところにしわ寄せが出とるわけや。まさに、「平成のあさま山荘事件」やな(笑)
もう、ここまで来ると、ワシは、あんまりこういう表現は、本当は使いたくないんやけど、「国家を守る」ためには、ホンマ、法無省をこの危機から救済してやらんとアカンな。だから、一連の責任を取って、事務次官の樋渡利秋は「切腹」、バカ丸出し答弁を連発して、今度の混乱を招いた張本人のケージ局長・大林宏は「打ち首獄門」や。お前ら、恥を知れ。
#今日(5月30日)発売の「週刊SPA!」が、事実上、既に廃案化しとる「凶暴罪」の大特集をやっとったけど、しかし、これでいちばん、ワシが腰を抜かしてビックリしたのが、マルハム漆原良夫のトンデモ発言や。呆務委員会のやりとりで、例の「犯罪に資する行為」について、要は、ホテルでの殺害を計画し、そのホテルを予約するために、現金を銀行から引き下ろした時点で、「法律的には現行犯逮捕が可能」と言っとるんや。そんなもん、銀行でカネを引き下ろした人間は全員、パクることができるやんけ。これは、「まばたきで共謀が成立する」とした、あの大林宏のバカ丸出し答弁に、勝るとも劣らないレベルや(笑)。いくらなんでもちょっとこれはひどすぎるで。しかし、こんなバカな人間を国怪に送り込んでおいて、創価学会員はホンマ、恥ずかしくないんか。これは、思った以上に腐食が進んどるな。
#それと、今日(5月30日)の東京新聞特報面の西原春夫談話もなかなかオモロイな。その「共同共謀正犯」の司法での拡大解釈がガンガン進んでいて、それが「狂暴罪=共謀罪」を作り出すベースにもなっているという指摘やけど、ポイントは二つあって、ワシは知らんかったけど、元ワセダ総長の西原氏が(懐かしい、ワシが慶応におったときの総長や)、この「共同共謀正犯理論推進論者」の中でも、「国内最高権威の一人」であるという点。そういう人物が、「世紀の悪法・狂暴罪」を批判しているという点が、元サクラ・ウラ理事官のカメイモンによる批判と同様、非常に大きな意味がある。
それと、もう一つは、記事中では敢えて「匿名報道」にしとったけど、この西原氏が批判の俎上に上げていた「ヤクザ組長の銃刀法違反事件」とは、「本家の6代目」、つまり、司忍の事件なんやな。もちろん、読む人間が読めば、すぐにわかるが、でも、ワシはきちんと実名で報じるべきだったと思う。匿名にする必要はない。
ここで重要な論点は、「共謀」を認定するには、「謀議」の存在を厳格に立証しなければならないということで、比較するまでもないことだが、あのバカ丸出しの大林宏の「まばたきだけで共謀が成立する」という答弁がいかに狂っているかってことや(笑)
#さて、「狂暴罪」を抱きかかえて、炎上中の赤レンガに立て籠もって、無駄なテイコウを続けている腐れ法務省の連中のアタマを冷やしてやるために、ここは「小泉純一郎と司忍」にケンカを学んだというキツネ目のオッサンが、一発かましてやれや。
要するに、三井環のオッサンの口封じ逮捕で、大坪弘道の言うがまま、渡真利忠光は「贈」の証言をデッチ上げさせられておるんやけど、渡真利はそのこと(=「ワシは検事の筋書き通り喋っただけや。三井さんに悪いことをしてしもうた」)を出所後、ゲロッてて、もちろんそのネタをキツネ目のオッサンはちゃんと掴んでおる。「2億円問題」にも繋がる、大事なネタや(笑)。
最大のポイントは、桑田兼吉(=三代目山健組組長)の最高裁判決確定後に、腐れ最低検の担当検事が「刑の執行停止」のサインをしとることや。で、このとき(03年5月-9月)の最低検の布陣を見ると、総長・原田明夫、次長検事・松尾邦弘、刑事部長・古田佑紀と、ぬあんと、大相撲千秋楽、「これより三役」の揃い踏みや(笑)
ちなみに、去年の秋に元イトマンの社長の河村良彦(当時81歳)の実刑が最高裁で確定しとるんやけど、刑事訴訟法では、「70歳以上の高齢」や「病気療養」という条件があれば、極めて例外的にこうした「刑の執行停止」を、検察の判断でできるんだけど、そんなことが認められることはまず、ありえない。なぜなら、刑務所には「医療刑務所」もあって、そういう設備もちゃんと整っておるから、そんな「刑の執行停止」なんて、おいそれと認めてしもうたら、「拘置・矯正行政」を否定してしまうからや。だから、元イトマンの河村はそうした要請を却下されて、ちゃんと収監されておるんや。
だから、今度の「桑田問題」では、通常では「絶対にありえないこと」が、起こってしもうた。それが、今度のモンダイのすべて、つまり、「腐れ検察とヤクザの大裏取引」や(笑)。まあ、ここはキツネ目のオッサンには「突破者の意地」とやらを、ぜひ、見せてもらいたいもんやな。
#それで、今日(6月1日)に、降って湧いたように起こった狂暴罪の与党の「民主党案丸呑み」の提案の件やけど、サメ派の細田博之が国対委員長同士で話を持っていったというのは、まず、間違いなく、これはサメの指示やろうな(笑)。今度の教育基本法だけでなくて、もう、去年夏の郵政解散政局以降、福田、安倍の一本化モンダイとかも含めて、ことごとく小泉にやられっぱなしなんで、その「男のシット」というより、最早、「最後の悪あがき」やな。
これで思い出すのは、98年秋の金融国怪で、当時、小渕が民主党案をパックンと丸呑みしたことで、「政局」を封じ込めてしまったことや。あのとき、金融法案を「政局」にしなかった菅直人は、それで「政局オンチ」のレッテルを貼られてしもうたからな。
小沢もバカじゃないんで、そうしたことなど百も承知やろうけど、ここで大事なのは、こうした状況での一手一手は、来年夏の参院選、そして、その次の総選挙に全てつながっておるということや。鳩山が会見で、いみじくも「こうした提案は非常に危険」と言っておったが、そのへん、やっぱり自民党におったという「知恵」があるんやな。
それはともかく、このごに及んで、マトモなギロンを何一つ尽くすことなく、「民主党案を丸呑みします」なんて、デタラメもいいとこや。我々国民というより、「主権者」を完全に愚弄しきっておるから、こんなマネができるんや。ええ加減にせんかい、このどアホが。ここまで来たら、狂暴罪なんて、ズタズタに切り裂いて、赤レンガと一緒に燃やして灰にしてしまえ。
#今日(6月4日)の東京新聞の特報面で、「元法務・検察ナンバー3が狂暴罪を批判」ということで、その批判の主が「元大阪高検検事長・東條伸一郎」のオッサンであることをスッパ抜いておったけど、この東條のオッサンは、ぬあんと、三井環のオッサンが口封じ逮捕されたとき(02年4月)の、「直属の上司」や(笑)。まあ、東條のオッサンは01年11月初旬の「加納の刑事処分」については、宗像紀夫(当時、高松高検検事長)と違って、原田明夫の指示をそのまま「丸呑み」にして、調べもせんで、さっさと「シロ」の判定を出させておるけど、その半年後の「口封じ逮捕劇」において、現場で動いていたのは、「大阪高検次席検事・大塚清明~同事務局次長・柏岡某」のラインやから、ま、東條のオッサンは、その件に関しては、ちょっと外されておるんやけどな。
まあ、東條のオッサンは三井のオッサンに対して、「関西検察のひどさは、よくわかる」と同情的なコメントを出しておるから(もちろん、加納駿亮との確執も知っている)、たぶん、どこかにひとりの人間としての「良心の呵責」はあるんやろうな。宗像は原田に「そんなシロ裁定はおかしい」と食ってかかっているし、佐々木茂夫(逮捕当時・大阪地検検事正、現・大阪高検検事長)は「三井逮捕」には断固として反対しとったというから、意外とあの組織も言われるほど「一枚岩」でもないんかもしれんな。
#しかし、「会期延長」を拒否し、「法案の慎重審議」という、極めてまっとうなスタンスを取っている小泉を袋叩きにするとは、許せんな(特に政治部のバカ記者連中)。論説委員クラス以上であれば、かつての「国怪審議」といえば、重要法案は「一国怪一本」で、場合によっては、「売上税=消費税」のように、 一国怪どころか、時には二つの内閣をもまたぐのもフツーなのは、ジョーシキだったやないか。これが一挙に崩れ、「底」が抜けてしまったのが、あの99年の「土石流国怪」以降ではないのか。それからは、重要法案はいくつもまとめて束のようにガーッと提出し、あとは「数の暴力」でサーッと可決して終わりという、超デタラメなやり方がまかり通ってきたわけやないか。そういう「非民主的手法」に対する「根源的批判」もなく、何が「法案成立率最低の可能性」や<日経6月4日付け朝刊。
これと同じ趣旨の見解(=「小泉はやる気がない」発言)は、報ステの古舘の右にいる朝日のジジイも言っておった。ほんま、マスメディアがこれだけ腐りきっておるから、トンデモ法案が次々に上程されて、サーッと成立するんや。一度、豆腐の角に頭をぶつけて死んでから、出直してこい。まだ、小泉の方がマシや。