硬派ニュース版・ひとりツイッター！（続き）

　甍と雲の波の間を泳ぐ鯉のぼりを横目に、まな板の鯉を捌くが如く、わちきはその包丁をペンに持ち替えて、今日もまた、あのド腐れ糞ケンリョクどものドテっ腹にグサリと突き刺して、その爛れきったはわらたをグビグビと抉り出すなりぃーーーーーっ!!!!!

　#ワシの新著『核と原発　ヒロシマ・ナガサキ、ビキニ、そしてフクシマを繋ぐ悲劇の誕生』（アメージング出版、電話帳大ソフトカバー・４８５頁、本体価格・２８００円＋消費税１０％）が、只今、アマゾンや楽天ブックスを始めとするネット通販で、絶賛発売中なので、来たる広島G7サミットでも、核のハナシが出るかもしれんし、ぜひぜひ、ヨロシク!

　折しも、村上春樹の新作書き下ろし小説『街とその不確かな壁』（新潮社）が発売となって、近所の本屋でも平積みになっておるんだが、コレは元々はデビュー直後の４０年以上も前に、文藝春秋の文芸月刊誌「文學界」に発表していた同名の短編小説を書き足して、１冊の本にしたってんだよな。本人曰く、コレは失敗作だったんで、単行本にもせず、全集にも入れないままでいたところ、時間の経過を経て、リライトして世に問うたってことなんだな。

　その中身までは、穿鑿するほどの知識も関心もないんだが、ともあれ、長い間、寝かしておったものを、こうやって引っ張り出して、カタチとして完成させたいってのは、同じ物書きっていうか、表現者としては、よう分かるワ。この村上春樹もワシと同じで「書き下ろし本」にこだわっておって、恐らく、コレも「なぜ、芥川賞を取れなかったのか」の文壇七不思議にも繋がるんだろうが、この村上はデビュー４作目ぐらいから、専ら書き下ろしで、版元も基本的には講談社と新潮社も２つなんだな。

　そもそも、この芥川賞ってのは、新人の登竜門であって、まずは、文芸誌に発表された作品がノミネートされて、それが受賞するっていうパターンで、この『街と～』ってのは、講談社の月刊文芸誌「群像」に２連続で発表した「風の歌を聴け（群像新人賞受賞）」「１９７３年のピンボール」（いずれも芥川賞にノミネートされるも、落選）と同時期なんだな。

　だから、本来であれば、コイツも芥川賞にノミネートされて、あの筆力、描写力であれば、受賞してても、全然、おかしくねえんだよな。ところが、ノミネートすらされず、その後、本人は「単行本の書き下ろし路線」に入り、大ブレイクしてしまったため、それで芥川賞を受賞するタイミングを逸したんだよな。ワシはジケンのブンヤゆえ、「ウラ読み」が大好きなんで、それで見立てを披露するとだな、ま、コイツは芥川賞の勧進元である文春に対する当てつけだろう。もっとも、どうせ、売れマクっておるんだから、村上春樹なんて「無冠の帝王」で十分だろ。そういえば、唯一のノンフィクションとして、オウムの連中による地下鉄サリンばら撒き殺傷ジケンの被害者への聞き書きである『アンダーグラウンド』（講談社）だが、要するに、コレはシンブンは抜かれマクっとるんだよな。

　それでハナシを戻して、私事で恐縮だが、この『核と原発』も、まさに「書き下ろし本」として、第三書館から刊行される予定だったところ、結局、潰れてしもうて、こうなったというのは、既にココで喋った通りだ。本来であれば、当然、印税も貰っておるハズなんだが、思い出すたびに、んもう、腹が立つ。同社から刊行した別の本２冊分の未払い分の印税・計５０萬円も踏み倒されて、でも、今、外房でのうのうと隠遁しとる破産者の北川明（同社代表取締役改め代表清算人）に取り立てようとも、どうあがいても無理だからな（TT）

　#で、今朝（=4・27）の聖教シンブンに、「ヒロシマでのG7サミットを控えて」ってことで、また、イケダモン大先生によるSGI会ちょー名での平和提言が載っておったなあ。ま、信濃町は、あの「練馬ショック」の大激震に見舞われておるんで、この惨状を打開して、ぬあんとか挽回しやうと、連中も必死っていうか、んもう、死に物狂いだわなあ。んー、会ちょーの原田稔も、今年１１月で会ちょー任期が切れるんだが、１つ下で齢８０の梅田も再選出馬表明したってことで、まだまだ、隠遁っていうんでのうて、続投を狙っておるってことかよ?

　それで、サン毎の最新号に、保阪正康が今度の岸田襲撃ジケンについて、あの２・２６ジケンとの類似性について書き始めておるんだが、しかし、コイツはどうなんだろうなあ。ただ、アレは軍ブによるクーデターであるのに対し、コイツは飽くまで個人の噴き上がりだからな。ま、切り口だが、ただ、共通項があるとすれば「政党政治に対する不信&絶望」だわな。だから、その下っ端のグン人のやうに、木村隆二も「純粋無垢な憂国の徒だった」ってというところに繋げるんかいなあ。んー、正直、ワシは無理があると思う。

　あと、最近の東京シンブンの特報面で、その岸田襲撃ジケンで、自民トウの一部から「犯行の動機解明を報じるのは、ケシカラン」との声が出ておるってんで、コイツについて、アレコレと取り上げておったんだが、ま、こんな愚論をマトモに取り上げておる時点で「終わってる」よな。そんなヒマがあるんだったら、ジケンのブンヤであれば、まずはゲンバに乗り込んで、徹底的な聞き込みをヤラなアカンわな。

　特に関西は、東京シンブンというか、発行元の中日シンブンだが、管内にシキョクはなく、要は取材の足場がねえんだからな。だって、ワシのおったTOKYO発の持ち場は「東京シンブンを売り捌いておる関東の１都６県のみ」だったのに対し、特報ブはココだけでのうて、「全国どこでも」だったからな。当時からそうなんだが、とにかく、特報ブってのは、識者談話で行数を稼いで紙面を埋めることしか考えてねえんで、ワシは秘かにバカにしておったで。ったく、ブンヤのくせに「取材」というものを、せんのだよなあ（ＴＴ）

　#ほいで、今朝（=４・２８）のイケダモン大先生を創立者とする公明トウ（=創価ガッカイ）の機関紙・公明シンブンの1面アタマで、「足立区議センキョが緊迫!」と打っておったんだが、ぬあんと、この「５・１４告示→５・２１投開票」の日程で、東京・足立区議センキョ（定数４５）が執り行われるってんで、現時点で６７人も立候補予定者がおって、うち、公明トウは１３人かあ。ぬあんで、統一地方センキョを外れちゃっておるんか、よう分からんのだが、それはともかく、信濃町としても、今、衝撃の極みの「練馬ショック」に見舞われておるんで、コイツはぬあんとしても、連続での「足立ショック」を食い止めんとで、だから、死に物狂いなんだな。

　あー、そうかあ、この足立区議センキョってのは、タイムスケジュール的には、まさに広島サミットとニコイチなんだな。コイツもあって、昨日の聖教シンブンに、イケダモン大先生の名前による平和提言が載ったってことなんだな。あと、次の衆院選で既に「東京で１人目」となる岡本三成を公認しとるんだが、ぬあんと、センキョ区はシン・東京２８区は、現行の東京１２区をブッ壊して新たにこしらえるもので、荒川区と足立区の一部が合体してデキとるのかよ。ってことになると、まさに「練馬ショック」の再現は、食い止めんだよなあ。

　国怪も、衆参５補欠センキョで、一応、自公が「４勝１敗」と勝ち越したってことで、「いかにも」なんだが、GW前に強姦サイケツ突入なんだが、あの難民認定を２回までとする入管ホウのいじくり回しアンもさることながら、やっぱ、下々のコクミンとしては、むしろ、保険証廃止ホウアンだろうなあ。とりあえず、代替として「資格証明書」なるものを発行するってんだが、ただ、「有効期限が１年（以内？）」ってことで、「ナニコレ」だわな。ったく、公明トウは「自分たちはの弱者の味方」であるってことで、「福祉の党」と大々的に謳っておるんだが、嘘八百もエエところで、こんなもん、「騙りのダマシ」そのものぢゃないか!

　#「上」の続きっていうか、そのデジタル担当ダイジンの河野タロウが旗を振りマクっておる、保険証を廃止してマイナ（=コクミン総背番号）カードと一体化するハナシだが、ワシもブンヤなんで、早速、ゲンバでの聞き込みと同じってことで、住んでおるヨコハマ市（代表電話０４５－６７１－２１２１）に電話を放り込んでだな、担当の健康福祉キョクは保険年金課の管理係に繋いでもらったんだが、結論から先に言うとだな、ゲンバの担当者も「シンブン記事に出ている以上のことは、現時点では、何も分からない」ってんだよな。

　そもそも、その従来の保険証廃止に伴って発行される「紙」ってのは、「資格確認ショ（=書）」ってんだが、そもそも、現時点においては「申請により、発行する」ってんだよな。ってことは、マイナカードを持っておらんワシからするとだな、「それってのは、自分の方から申請しないと、交付できないということですよね」と問うと、「そういうコトだと、思うんですが……」と、何やら口を濁しておったなあ。さらに、畳み込んで「その資格確認ショの有効期限が『最大1年』というのは、どういうことなのか?」と問うても、そのヨコハマ市の担当者は「国（=厚生ショウ）の方からは、何も（指示が）降りてきていないので」ということだったな。

　だから、ワシが「コレは現行のコクミン皆保険制度との整合性からして、どうするんですか?」と問うと、何やら、独りごとをつぶやくように「んー、多分、資格確認ショについては、役所の方から自動的に対象者に申請書を送付して、それで、１年経過したら、更新というカタチになるんでしょうかねえ」と喋り始めたんだよな。で、ワシが「でも、それって、まだ、国からは何も指示がなくて、飽くまで、今、アナタの頭の中で想像していることですよね?」と水を向けたら、「そういうことなんです」だったな。

　とにかく、酷いっていうか、あのイケダモン大先生が創立した「福祉の党」を標榜する公明トウ（=創価ガッカイ）がセー権与党に入りながら、このザマだからな。コイツは、足立区の有権者に立ち上がってもらってだな、公明トウ公認候補を片っ端から叩き落として、ギュッとお灸をすえマクれってんだ、このアホンダラが！

　#さらに続きで、そのマイナ（=コクミン総背番号）カードへの一体化による保険証廃止に伴う「資格確認ショ」について、今しがた、厚労ショウは保険キョクのコクミン健康保険課（直通０３－３５９５－２５６５）に電話を放り込んで、んもう、言わせてもらったで。ワシの名前を名乗って切り出したら、「そういうのは担当の市区町村に問い合わせてもらえれば」だったんで、「自分はヨコハマ市在住だが、担当に聞いたら、『シンブン記事以上のことは何も知らない。国から何も指示が降りてきてない』ということだったんで、電話してるんです」と斬り返して、続けたんで、以下は取材の復命書に相当するQ&Aや。

　Q：資格確認書の有効期限が「最大1年」ということだが、この「最大」は、どういう意味か?

　A:その間で、各自治体の判断で有効期限が設定できるということです。

　Q：私は自らの信条信念からマイナカードは持っていないし、今後も持つつもりはないのだが、その場合は、どうなるのか?　１年以内にマイナカードを取れということなのか。だったら、マイナカード未取得者は、刑務所に入ってもらわないと、だ。とにかく、横浜市に聞いたら「何も決まっていない」ということだった。それと、本人が申請しないと、この資格確認書は入手できないということだが、認知症の始まった年寄りとかは、対応できないのではないか。要介護の私の父親がそうだったが、そもそも、同じ病院の診察券が家の中から何枚も出て来て、どこに診察券を保管しているかさえ、分からなくて、すぐに紛失していた。そんな要介護の年寄りが、マイナカードの２種類の暗証番号を自分で設定して、その後もきちんと管理することができると思うか?　

　A:……。おっしゃることは分かります。

　Q：そもそも、これは国民皆保険制度の根幹に関わる問題だ。ましてや、最も医療を受ける必要がある年寄りに皺寄せが行くことが、おかしいし、許せない。名寄せウンヌンによるプライバシー侵害やデータ流出以前の話だ。国会審議で野党も追及しないのか。というか、「弱者の味方」を公言し、「福祉の党」「大衆の党」を謳う公明党が政権与党に入りながら、なぜ、こんなことになっているのか?　おかしい。

　A:　まだ、何も決まってませんが、今後、（資格確認書は）更新できるようにしたいと思います。

　━━以上が、やり取りで、少なくともワシが厚労ショウの担当者から「資格確認書の更新はできるようにしたい」との言質を取ったんで、いいか、コイツは総理ダイジンによる国怪答弁以上の重みがあるんだから、分かったか、この自公の糞アホンダラどもめが！

　＃「上」の続きだが、この保険証廃止モンダイについては、あのイケダモン大先生を創立者とする公明トウ（=創価ガッカイ）は、機関紙・公明シンブンでは散々、「マイナカードの取得が難しい高齢者にも悪影響が出ないよう、ちゃんとソチを講じる」と抜かしておったんだが、今回、ワシの直アタリによって、ま、「いつものこと」と言ってしまえば、それまでなんだが、ったく、またもや、大嘘三昧の極みだったんだよあなあ。いやあ、ホンマ、ワシは今、ココで、足立区の有権者に土下座して頼むんだが、連中にお灸をすえてやってくれ、頼むで！

　あと、東京シンブン社会ブの望月衣塑子だが、ツイッター見ても、この保険証廃止モンダイについては、消費税のハナシとともに、完スルだからなあ。入管ホウいじくり回しに、あの坂本龍一が取り上げておったんで、世の中的には注目の神宮外苑再開発モンダイや、オカマの人権確立のLGBTにはやたら熱心だが、むしろ、コイツに首を突っ込むことで、保険証や消費税から逃げておるわな。だって、コイツは毎日の生活に関わることだからな。重要度、逼迫度において、次元がまるで違う。悪いけど、あの望月なんて、ワシに言わせりゃ、似非ブンヤや。

　ハナシは変わるが、今晩（=４・２８）、１９：１６upのアエラドットで、今西憲之があの和歌山での岸田襲撃ジケンに関して、アレコレと書いておったんだが、あの記事で出てくる「キシャ」ってのは、今西のことだわな。ナニワ在住ってことで、近所なんでゲンバに行っておったってことだろうなあ。だから、あの木村隆二が取り押さえられたとき、「舌を噛むぞ」ウンヌンとオマワリが喋っておったっていうのを自分の耳で聞いておるってことだろうな。諸々、そういうコトも含めて、ゲンバを踏むってのは、当たり前だが、大事だ。

　もちろん、再タイホはあるだろうが、ワシはサツジン未遂よりは、バクハツ物取締罰則の方だろうなあ。そもそも、この２つの戒名ってのは、観念的競合に当たるのかどうかもあるんだが、今回のキュウリ（=パイプ爆弾）の使用で、ケガ人が出たといっても、取り押さえる際に揉み合ってのハナシだろ。ただ、あのバクハツ物も、４０mほど飛んだのかよ、もし、アタマに命中しとったら、大ケガの可能性はあったワケで、とは言え、現実に殺傷によるヒガイシャが出ておらんことを鑑み、なおかつ、ああやって世間をお騒がせしとる以上は、威力ギョーム妨害だけでは足らんだろう。大勢の人間が集まっておって、なおかつ、センキョ演説を狙ったという点において、刑事ソツイすべきだろう。

　ただ、今回も、あの山上徹也と同様、「動機」がイマイチ、分からんわな。山上も「統一教会憎し」の思いは、よう分かるんだが、「でも、ぬあんで、アベをブッ殺さなければ」なんだよな。同様に木村も「センキョ制度の不備」について、怒りを抱いていたのは分かるんだが、でも、そこから先、ぬあんで、一気に岸田のセンキョ演説を狙って、バクハツ物を投げ込まなアカンのだよ?　ぬあんて言うんかいなあ、そこに双方とも「論理の飛躍」っていうか、「欠落」だわなあ、あるんだよな。もちろん、最終的に刑事責任はあるに決まっておるんだが、一応、木村も精神鑑定に付した方がエエんかもしれんわな。ただ、時間稼ぎ目的は困るな。いずれにしても、双方、コーハンになれば、アレコレと喋ると思うワ。

　#それで、及川健二だが、確か、この「３・１７」の晩だったわな、大阪・八尾市の松井イチロウの自宅マンションの共有スペース内でウロウロしておったとして、管理人によって１１０番通報されてゲンバに駆け付けたオマワリに、建造物侵入の戒名で現行犯タイホされておったんだが、ホンマ、その後の消息がウントモスントモだわなあ。釈放(or保釈）されて、シャバに戻ってきとるのか、それとも、適当な戒名で再タイホされて勾留中なのか、全然だわなあ。っていうか、原稿依頼を含めて、及川と繋がりのある人間はナンボでもおるわな、どうなっておるのか、情報発信があってしかるべきだわな。

　そのタイホされる前日の「３・１６」にupされておる、「進め！電波少年　松井一郎のオッチャン宅にハゲ増しに来た」との本人撮影によるユーチューブ動画（８分３６秒）だが、アソコは他のマンション住民も出入りするんで、その後ろにサクッとくっついて、ドア向こうのエントランスの中に入り込んだところの映像もあるんだが、んー、ぬあんて言うんかいなあ、やっぱ、コイツはブンヤ、すなわち、「報道人=ジャーナリスト」の言動としては、市ヶ谷が言うところのグレーゾーン事態というよりは、逸脱して、「活動家、運動屋のそれ」の域に入っておるよな。

　ま、前にもココで喋ったかもしれんが、コイツについては、現行犯タイホはしゃあねえにしても、この程度で勾留請求が認められて、多分、最大の計２０日間、そうされたんだろうが、刃物を隠し持って、殺害しようとしとったんならともかく、でなければ、立ちションベンに毛が生えた程度の微罪もエエところだからな。でも、及川は所謂、一般人ぢゃねえから、「ナニワは維新の天下であるのに、そんなことも知らんで、好き勝手ヤルとは許さん、懲らしめてヤル」ってことで、要は、未決勾留という名の懲罰に喰らうっても、しゃあねえと思うワ。アレはホンマ、「飛んで火に入る春の虫」だからな。逆に言えば、この程度の勾留で転んでおるようでは、ダメっていうか、終わりだわなあ（ＴＴ）

　それはそうと、寺澤有だが、「ケーサツ官の職質を拒否したら、電車内でおもらしを強要された」とのnote投稿だが、やっと覚醒したってことかよ。っていうか、コレまでがあまりにも酷過ぎたからなあ。

　#「２つ上」の続きっていうワケでもねえんだが、その保険証のマイナ（＝コクミン総背番号）カード統合モンダイとは直の繋がりはないものの、「厚労ショウ」が舞台ってのと、それとたまたま、月刊文春・最新号での元ヨミ社会ブの清武英利の連載「シンブン記者は天国に行けない」ん中で、東京シンブン社会部チョウの杉谷剛が、そのポストを外されて、編集局次チョウに昇格デキんで、ヒラの編集イインに降格になったハナシを書いておったんだが、だから、コレってのは、あの２０年９月の「中澤誠の件」で詰め腹を切らされたってことなんだよな。ぬあんか、最近、東京シンブンに威勢のいいスッパ抜きネタが消えておるってのは、恐らく、コイツの影響っていうか、後遺症があるんぢゃねえかっていうことを、ふと、思い付いた次第だ。

　その社会ブで四十路の中澤誠ってのは、例のアベノマスクの件で、情報公開請求をかけたところ、黒塗りだったのか、不開示だったのか、とにかくNGだったんで、厚労ショウの担当部局に乗り込んで、４時間近くに渡って居座って、「バカにしてるのか」と詰め寄ったり、ブツを持ち去ろうとしたりしたってことで、それで結局、２週間の停職ショブンを食らっておったんだよな。しかし、その後、署名を見んから、恐らく、編集部門からは外されたんだろうなあ。

　もちろん、この中澤ってのとは面識は全くないんだが、それまでかなりエグイ記事をガンガンと書いておって、あの『兵器を買わされる日本』（文春新書）の取材班に、望月衣塑子なんかと一緒に入っておったんだよな。以前の社会ブのジケン担当なんかは特にそうだったが、ガラの悪いのはナンボでもおって、ワシも決して人のことをとやかく言える資格もねえんだが、この「中澤誠の消滅」ってのは、チョット残念な思いもある一方で、ナンダカンダ言ったところで、ブンヤ稼業も「人がすべて」、要はピンキリってことだが、大きいんかいなあ。

　確かに、ブンショ非開示でアタマに血が昇ったってのは分かるんだが、とはいえ、このテの「直接行動」はアカンわな。ぬあんか、進め電波少年バリに松井イチロウの自宅マンションを直撃侵入して、現行犯タイホされた及川健二との類似性を感じるわなあ。それで、NHKのEテレ「１００分de名著」で取り上げられたジーン・シャープ『独裁体制から民主主義へ　権力に対抗するための教科書』（ちくま文芸文庫）を折に触れて読み返しておるんだが、ココでは「非暴力による抵抗の重要性」をイチバンに訴えておるんだよな。

　ってのは、独裁者ってのは、要は国家ケンリョク様だが、コレはケーサツにしろ、グン隊にしても、「圧倒的な暴力を行使デキる装備を持っている」んで、「だから、暴力でなく、非暴力で斬り返せ」ってんだよな。ワシはその最たるものが「ブンヤのペン」だと思ってて、ココにこそ「ペンは剣より強し」の本懐がある。

　#で、今夕（=５・１）、１８：１６upの朝日電子版によれば、コイツは発表ネタなんだが、今日、足立区と、マイナ（=コクミン総背番号）カードの業務を請け負う富士通の子ガイシャが、カイケンで明かしたところでは、ヨコハマ市だけでのうて、同区においても、コンビニ発行分の住民票や印鑑証明書においても、ぬあんと、別人名義のモノを印字しておったってんだな。ちなみに、そのヨコハマ市での住民票誤発行がバレたのは、この３月だが、その後、富士通の子ガイシャは当該システムを総点検して、「異常ナシ」として再開した矢先に「またか」ってんだよな。ってことは、まだ他にも、ワサワサとありそうだわなあ。

　結局、このマイナカードってのは、西暦だと６０年代後半だし、昭和だと４０年代初頭だわな、「ヤクショの電算化」ってことで、コンピューターを導入しようとした黎明期から、同じようにずうーっと続いておるハナシなんだよな。この時点において、既にあの自民トウの中山タロウが旗振り役となって、「１億総背番号」ってのをブチ上げておったんだよな。

　ココで出てくる「総」ってのは、もちろん、直接的には「１億余人のコクミン全員」のことだが、さらにコイツとニコイチで、「各ヤクショが保有するコクミンの個人データをコンピューターのネットワークで全部、繋いじゃえ」ってことで、戸籍に住民票、税金、パスポート、運転免許証に年金、社会保険etcってことで、コレらを「全部繋いで、全コクミンに付した番号を入力すれば、全て丸見えで、便利極まりない」と、中山タロウはブチ上げておったんだ。まさに「コクミンの個人情報の総データマッチング」だわなあ。とりあえずは、その９９年の自公成立で導入された「住基ネット」でおっ始まったんだが、御存知の通り、中途半端なまま、あの住基カードはピャーッと雲散霧消してしもうたからなあ、だから、この住基カードの二番煎じが今のマイナカードや。

　それで、コイツを後押ししとるのが、俗に「ITゼネコン」と呼れておる富士通にIBM、NTT、NEC、日立etcで、マイナカードなんてのは、モロ、連中のITリケンそのものや。ま、マイナカード担当ダイジンの河野タロウなんかは、まず、間違いなく、連中から小遣いを貰うとるからな。

　そもそも、コンビニなんてのは、今や、スマホ同様、いろんな支払いの決済機能にシフトしとるんだから、このネットワークを構築&維持するだけでも大変なのに、こんなほとんど利用件数のないマイナ機能までチャンポンさせられてしもうた日には、システムに負荷がかかってしゃあねえんだよな。さらに、保険証もくっつけるってんだから、そのうち、「他人の診療補修の請求」もワサワサと出てくると思うなあ。

　アレっ、待てよ、今回、このザマが明るみになった足立区ってのは、ぬあんと、この「５・２１」投開票の区議センキョがあるぢゃないか!　折しも、イケダモン大先生を創立者とする公明トウ（=創価ガッカイ）の機関紙・公明シンブンには、今朝もまた性懲りもなく「我々はマイナカードの普及に広宣流布の一環として推進します」と載っておったからな。ココは是非、心ある足立区の有権者に立ち上がってもらってだな、お灸をすえるべく、んもう、丸ハムの公認候補を片っ端から叩き落とせってんだ、この糞アホンダラが!

　#ほいで、今日（=５・１）は賃労働者の祭典である「メーデー」ってことで、ワシが「サヨクの運動屋ジャーナリスト」と揶揄しておる、タナリュウこと田中龍作のテラ銭ブログでもコイツを取り上げておったんだが、「労組反戦行動実行イイン会」なるネーミングの団体が、平河町の自民トウ本部に向けてデモに繰り出したってことで、アレコレと書いておったなあ。代々木の赤い色が付いておるのかと思ったら、福島瑞穂が参加しておったってことは、そうでもないってことか。

　だから、一連の「ぼ～エイ費大増額=ぼ～エイ増税」の粉砕をターゲットに、「反戦」を前面に打ち出してあるんだが、アレっ、当該デモに参加しとるジャーナリスト・東海林智（シンブン労連・個人参加）ってのは、ワシと毎日シンブン８８年同期入社だからなあ。もっとも、ワシは本籍・堂島（=大毎）だったんだが、ヤツは同・竹橋で、初任地が浦和シキョクだったわな。アレから３５年だから、早いわな。ただ、東海林ももう、齢６０の定年が近いハズやで。ワシは浪人or留年ナシの齢２２で入社式を迎えたんだが、東海林はワシより歳を食って居ると思うで。

　でも、この東海林は、あの連合トップのナントカっていうオバハンが「オンナ初」ってことで就任した際、キシャの目で「ヤッタ、ヤッター、いいぞ、万歳」と持ち上げマクっておったんだよな。そういえば、今年は岸田が連合メーデーに出席しておったハズだが、アレッ、既に一昨日（=４・２９）に、代々木公園で済ませておるんかよ。うわっ、岸田はこのＧＷに外遊に出かけるんで、そのために、連合はメーデーを前倒しかよ（**）　ナンボ、「オンナ初」だからとはいえ、こんなのをヨイショして、ったく、バカだわな。っていうか、東海林はジケン&ジコ取材がデキんていうんか、要するにサツ回りが嫌いなんだよな。ま、ブンヤとしてネタを取って来れんのだから、コレを隠すには、こうやって運動屋ジャーナリストとして、ジャンジャンと目立つしかねえわなあ（ＴＴ）

　#「2つ上」の続きで、そのヨコハマ市に続いて足立区でも発覚した、マイナ（=コクミン総背番号）カードの利用によるコンビニでの他人の住民票＆印鑑証明書発行ジケンだが、今朝（＝５・２）の各紙見ても、載せておるのは朝日だけで、「嘘だろ」だわなあ。他紙は都内版で扱っておるってことかよ?　確かに発表ネタではあるが、コイツはニュースていうか、ジケンだわな。「うわっ」だったのは、東京シンブンですら載せておらんくて、いったい、どうなってしもうとるんだよ。もっとも、その朝日も２社ベタの扱いで、虫眼鏡か、年寄りは老眼鏡がねえと見落とすんだが、それでも載せてあるだけマシなんだよな。

　その朝日に、このマイナカード絡みで「コクミン総背番号以外にも、シリアル番号があるって、御存知でしたか?」とかいう記事が載ってて、こんなワシだけでのうて、持ってるコクミンも「初めて聞いた」って多いだろうな。っていうか、ネットで調べたら、当該記事はネットが先着で、「マイナカード、ココが気になる」っていう題の連載の１０回目ってことで、既に「４・２５」にupされておるのを今頃になって紙に回しておるんだな。折しも朝日は、この５月から掟破りの大幅値上げをヤラかしておるんだが、値上げしておきながら、こうした「紙軽視」はおかしいわな。前は特ダネは「ラテ（=ラジオ&ＴＶ）禁」、そして「ネット禁」だったんが、最近は引っクリ返ってきとるみたいなんだな。

　それはともかく、マイナカードのシリアル番号だが、チップに埋め込まれておって、カード自体が有効期限５年なんで、コイツに合わせて５年ごとに代わるってことで、イマイチ分からんのだが、マイナカードは民間業者も使用可ってことで、コイツを使っていろんなポイントが貯まるんかよ。しかし、こういうのって便利って言うんかよ。そうやって、いろんなシステムを片っ端から繋ぎマクっていったら、ドンドンと複雑怪奇になる分、当然、穴もスカスカになるんだから、こんなもん、ハッカーの餌食だわな（TT）

　うわっ、今晩、２３：２４ upの神奈川シンブン電子版によれば、今度は川崎市のコンビニで、今日の午前中にマイナカードを使って戸籍を取ろうとしたところ、ぬあんと、また別人の「それ」が発行されたってことで、今、システムを止めてチョーさしとるってんだな。いやあ、しかし、コイツは各地でゾロゾロだわなあ。担当しとるのは、コレまでと同じ富士通ジャパンってんだが、どうなんだろう、そのマイナ保険証も、まさか、同社がシステムを請け負っておるってことは、ねえよな?

　#で、ニッポン国憲ポウの日を迎えた今朝（=５・３）のヨミと毎日の世論チョーさで、「いじくり回しに賛成or反対」の質問に真逆の結果が載ってて、「うわっ」だったなあ。ヨミは賛成が６１％に達しておって、「引き続きコクミンのカイケンへの意思は高い」と言っておるのに対し、毎日は賛成３５％で、反対の４７％を下回っておるんだよな。ちなみに去年４月の毎日のチョーさでは、賛成４４％、反対３１％だったんで、この１年で逆転しとるんだが、ま、昨今の物価高騰を見れば、ったく、「憲ポウなんていじくり回しておる場合か」だわな。しかし、同じことを同じやうに尋ねておるのに、こんなに格差っていうか、落差があるってのは、ナイカク支持率でも、さすがに、こんな開きはねえわなあ。

　それと、イケダモン大先生を創立者とする公明トウ（=創価ガッカイ）の機関紙・公明シンブンには、今年は「憲ポウ記念日アピール」なるものが、載っておって、来たる広島サミットに向けて、コイツは、この前の聖教シンブンにも載っておった大先生の提言の焼き直しだが、「核バクダンの先制不使用合意へ、広島サミットを突破口に」ってんだよなあ。ちなみに、カイケンについては最後の方でチョロっと「コレらの論点に向き合い、答えを出すセキニンが政治にはあります」と、もちろん、反対ではないんだが、「ギロンを深める必要がある」とか、「ギロンも急務です」といった文言ばっかで、統一選での「練馬ショック」に象徴される「全員当選神話の崩壊」を受けて、広島サミットとダブルで足立区議センキョがあるんで、連中も「反戦平和のフリ」を演じるのに、んもう、必死だわなあ。

　あー、今朝の朝日にも、世論チョーさの結果が載っておったんだが、憲ポウを「変える方がよい」が３７％に対し、「変えない方がよい」が５５％かあ。ちなみに、朝日は１３年以降、ずうーっと「変えない方がよい」の方が上回っておるんだな。しかし、コイツも質問の仕方で答えは全然、変わってくるわな。要するに、一種の誘導尋問で、ま、引っかけだわな。ただ、コイツを加味してもだな、ヨミや産経は、自公に肩入れをしとるんぢゃねえかと勘繰りたくもなる、厚化粧を施すが如くの高めの数字が、特にナイカク支持率なんかは、出る傾向があるんだが、まさか、データの補正と称して、勝手に下駄を履かせておるってことは、ねえよな?

　#「２つ上」の続きで、その川崎市のコンビニで、マイナ（=コクミン総背番号）カードを使った戸籍取得サービスで、他人の「それ」が誤って印字されたジケンだが、神奈川シンブンは地元ネタなのに、ぬあんと、「紙」の方では記事が載っておらんのだよなあ（**）　だって、同様のケースがヨコハマ市内のコンビニでもあったばっかなのに、ネグるってのは、どういうことだよ?　昨晩（=５・２）の電子版にはチョロっとupしとったんだが、打電時刻を見ると、TBSやNHKより遅いんだよな。ってことは、本当はネグろうと思っておったところ、他社がupしたんで、仕方なく放り込んだってことなんかいなあ。

　ただ、今回は、前日に足立区での同様のケースについて、ベタ扱いながらも載せておった朝日も、今朝は「紙」の方でネグっておったよな。常識的には「記事の繋がり」という点でも、たとえベタ扱いでも載せなアカンわな。こういうところを見ておると、シンブンの腐敗、堕落ってのは、凄まじいばかりで進行しとるワ。その保険証のマイナカードへの統合のトンデモなさについても、とりわけ、認知症の始まった年寄りにとって、どういう意味を持つのか、少し考えれば分かりそうなもんだが、徹底的にスルーしマクっておるわな。

　要するに、マイナカードの問題点を指摘し、批判することは「まかりならん」ってことで、勝手に自粛して、「見ザル、聞かザル、言わザル」の猿シンブンと化しておるんだよな。いやあ、コイツだけぢゃねえんだが、ぬあんか、最近のシンブンってホンマ、酷いっていうんか、ワシらジケンのブンヤってのは、とにもかくにも、「臭い」ってことで、腐臭に敏感であることが大事というより、全てだからな。まさに、この不感症が極まっておる状況なんだが、１つには、あの軽減税率の飴玉をシャブらされておるってのは、間違いなくあるだろう。

　あー、1日遅れで、今朝（=５・４）の神奈川シンブンに、その川崎市のコンビニの件だが、１社最下段はベタで載っておったなあ。どうなんだろう、コレも「載せないよりマシ」かよ（ＴＴ）

　#ほいで、毎年、「５・３」になると朝日シンブンは「『みる、きく、はなす』はいま」のワッペンをおっ始めて、ワーワーと騒ぐんだが、あの阪神シキョク襲撃ジケンは、８７年だったわなあ、ワシがちょうど大学４年で就活でシンブン社のセミナーが始まり出した頃だったんでな。しかし、ワシがリアルタイムでコイツと遭遇しとらんのだから、朝日で、阪神シキョク勤務はもとより、そうでのうても、当時を社内で経験したっていう人間は、今、編集ゲンバでは、ほぼほぼ皆無だわな。

　それで言うと、コイツも「８・６＆８・９」のヒロシマ&ナガサキや、「８・１５」の終戦記念日みてえに、最早、年中行事っていうんか、惰性をヤッとるってカンジだわな。そもそも、コイツは「我々、朝日シンブンは絶対にこのテの暴力には屈しない」ってのがポリシーなんだろ。だったら、あの岸田襲撃ジケンで現行犯タイホされた木村雄二の「動機の解明」だわなあ、そろそろ、計２０日間の勾留満期を迎えようってのに、サツジン未遂か、バクハツ物取締罰則か、とにかく、どっちかで再タイホするんだろうが、本来であれば、その前打ちがジャンジャンと垂れ流されてしかるべきなのに、それすら、サッパシだからなあ。

　ってのは、自民トウの一部から「こうした犯行動機についてアレコレと記事にするのは、如何なものか」っていう恫喝が出ておったってんだが、週現最新号のＴＢＳの金平茂紀のコラムで「報道キカンがコレにビビリ倒している」と書いておってだな、「嘘だろ」の世界だわな。もっとも、週現も姑息極まりないのは、こうしたコラムでお茶を濁して、自分たちは絶対に独自取材しようとせんで、「岸田はカイサンに向けてイケイケドンドンでーす」と、ひれ伏しておる有様なんだわん。週アサはともかく、この週現こそ、廃刊すべきで、誰も困って、悲しむ読者はおらんからな。それくらい、信を失っておるからな。

　ま、それはともかく、むしろ、朝日はコイツを「『みる、きく、はなす』はいま」で取り上げろってんだよな。いかに、自分らが国家ケンリョク様に屈して、「見ざる、聞かざる、言わざる」に徹しておるかってのが、んもう、バレバレだからなあ。ったく、今月から、シンブン代値上げ分の５００円を返せってんだ、この糞アホンダラが!

　#で、今朝（=５・５）、5時前に、官邸の敷地内で警備に当たっておった桜田門所属の機動隊員の巡査（齢２５）が、拳銃ジサツをしたってんだが、今年1月にも自民トウ本部の隣のビルん中で、同様の拳銃ジサツが起こっておったってんだが、「一体、どうなってるんだ?」だわなあ。もちろん、オマワリの拳銃ジサツはコレだけでのうて、他にもチョロチョロと起こっておるんだが、とにかく、病んでおるんだが、ったく、こんなのが総理ダイジンの警備を担当しとるってのは、まさに「推して知るべし」で、ザルなんだな。

　ぬあんて言うんかいなあ、ゼロに何を掛けてもゼロのやうに、総理ダイジンの周りにザルをナンボ、置いても、ザルはザルだわなあ。だからさ、捕り物劇でオマワリが発砲するのはともかくとして、ブッ殺してしもうってのと繋がっておるわな。緊Q事態の発生に、何が何だか訳が分からなくなってしもうてだな、「身柄を押さえる」、つまり、「タイホする」ってんでのうて、「相手を殺す」っていうふうに本能的に動いてしもうとるんだと思う。

　そんなオマワリなんか、そもそも拳銃を持っておるんだから、圧倒的に相手より強いなんて分かり切っておるのに、丸腰のハンニンに怯え切っておって、相撲の立ち合いの仕切りで、目を逸らした方がその時点で「負け」ってのと同じだ。要するに「志気がゼロ」どころか、マイナスなんだが、ぬあんで、こうなっておるのか、だ。間違いなく、「ソシキの腐敗」で、根本にあるのはURAGANEだ。しかし、そこで寺澤有だが、少しは目覚めたんかいなあと思って、で、今しがた、本人のnote見たら、「映画　推しが武道館にいってくれたら」っていう題で、んもう、元の木阿弥やで（TT）

　#で、一昨年９月に新型コロナで亡くなった信濃町の元・広報室の小川頼宣サンの娘さんから、自らが編集を担当したという山本栄美子『創価学会と妙観講（上）　異流儀に陥らないために』（有志社）の贈呈を受けて、コレはアマゾンのプリント・オン・デマンドなんだが、ネットで検索したら出ておるワ。著者の山本栄美子は、最近、フォーラム２１にも原稿を書いているが、今年２月号の「SGI会長『提言』の影響力とその疑わしき実効性」のタイトルの原稿でカミングアウトしているように、そもそも「創価２世」で、略歴を見ると、９１年の破門は中学生のときだが、それで脱会したんだと思う。そういうことで、元々、小川サンとも顔見知りで、生前からこういうカタチで本にすべく、準備を進めていたとのことで、今回の上巻が創価学会で、今後の下巻で妙観講を取り上げるとのことだ。

　ところが、ワシもビックリだったんだが、小川サン、あんなふうに急に亡くなってしもうて、それで、娘さんも当初は混乱だったそうだが、元々、娘さんもコレを手伝っていたようで、それで父親の遺志を継いで、今回、こうやって、世に出ることになったとのことだ。娘さんによれば、小川サンが亡くなる３日前にも「本の執筆や取材はできる限り進めています。何か心配なことは?」と問うと、小川サン曰く「心配なことだらけだ。早く退院したい」とのことだったそうだ。

　「Q＆A」形式で、まさに「素朴なギモンに答える」ということで、例えば、「創価学会は、もともと日蓮正宗の信徒団体でありながら、なぜ、わざわざ外護団体として宗教法人を取得し、創価学会版の日蓮大聖人『御書』の発刊まで行ったのですか?」というふうに問いを立てて、コレに答えるというスタイルになっている。微に入り細を穿つという意味では、まさに「学会オタク」として、その専門知識を身に着けていくうえでの格好の参考書と言えるだろう。

　もちろん、「政教分離」や「カルト」という斬り口は重要だが、実は連中の自慢のタネってのは「ウチらは、統一教会や幸福の科学、オウム真理教といった新興宗教ぢゃなくて、日蓮大聖人に直結する伝統仏教の信徒団体である」ってことなんで、それで言うと、ココに繋がる教義モンダイってのは、ホンマ、オタクの世界で、なかなか一筋縄では行かないんだが、とはいえ、イケダモン学を極めるためには、避けては通れんからな。

　ただ、小川サンの逝去にあたって、猊下（=日蓮正宗総本山大石寺法主・早瀬日如）から、まだ、イケダモン大先生も貰っていない「日号」を授与されておることに象徴されるように、脱会後は肩書こそないものの、小川サンという存在は、宗門の中枢的なポジションを占めていたと言ってエエから、本書はそうしたところでのバイアスはかかっているので、念のため。一義的には、この本はイケダモン大先生のXデーも、そう遠くない将来だから、その際の「創価ガッカイ員の切り崩し（=脱会工作）」が込められておる。ワシに言わせれば、小川サンはやり手だから、こんなのは当然のことで、しかし、そうしたところを差し引いても、イケダモン学を修める参考書としては、その歴史的な流れを始めとして、よく書けている。何はともあれ、この「Q＆A」の立て方に、小川サンの息遣いを感じて、懐かしく思い出してしもうたで。だから、小川サンの冥福を祈って、改めて合掌。

　#「２つ上」の続きっていうんか、和歌山での岸田襲撃ジケンで、今朝（=５・６）の朝日とヨミが前打ちしとった通り、勾留満期を迎えるんで、兵庫県川西市在住の無職、木村隆二（齢２４）をケーサツは再タイホしたんだが、ワシ、ビックリだったのは戒名で、ぬあんと、無許可で５３０gの黒色火薬etcをこしらえたってことの「火薬類取締ホウ」ってんだよなあ。てっきり、サツジン未遂ってよりは、コイツはバクハツ物取締罰則（最高刑・死刑）だと思うんだが、コイツで再タイホするもんだとばっか思っておったんで、「ナニコレ」だわな。

　っていうか、少なくともヨミは字にしとったんだが、当初の現行犯タイホの際の戒名である威力ギョーム妨害だが、和歌山チケンはショブン保留にしとるんだな。ま、最後にまとめて一括してキソするんだろうが、しかし、コイツについては、ジケンとしては固まりマクっておるっていうんか、そもそも、衆人環視の場における現行犯だろ。ぬあんで、キソせんのだ?　補充ソーサがまだ要るってんであればまだしも、そんな小難しいジケンなどではない。少なくとも、大阪コーケンの指示は仰いでおるんだが、ったく、バカとしか言いようがないわな。

　今回は百歩譲って、ただ単に人が集まっておるところに、バクハツ物をピャーッと投げ込んでおっただけならまだしも、ゲンバにおったのが総理ダイジンであるのはもちろんだが、あのアベもそうだったんだが、「センキョ演説」っていう、民主シュギってのは、センキョを通じて実現されるものであって、その場を暴力によって蹂躙しようとしたワケなんだから、到底、許せるものではない。主権者たるコクミンのひとりとして、コレを立ケンして罰せんかったら、他に何を罰するってんだよなあ。

　セオリーであれば、その威力ギョーム妨害でキソして、即、本件であるバクハツ物取締罰則の戒名で再タイホや。ソーサってのは、ヒギシャとの闘い、まさに戦争であって、それってのは「生き物」だからな。ココでガツンと突っ込んで、勝負を賭けて、動機解明のため全面自供に追い込むっていう意志も気概も、まるでねえのがミエミエやで。

　それはそうと、今晩、２１：０９upの田中龍作のテラ銭ブログで「昨今のオマワリによる拳銃ジサツ続出は、パワハラが要因か」ってことで、あの寺澤有の「コレはソシキに対する抗議の意味が込められているのではないか。なぜなら、コレは上司の監督セキニンが問われるから」との談話を載せておったなあ。いやあ、ったく、こんなもん、寺澤が他人からアレコレと聞かれる前に、真っ先に自分のブログ（note）でupせなアカンことやないか、このアホンダラが!

　#「上」の続きで、今朝（=5・7）の朝日に、敢えて火薬類取締ホウでの再タイホに至った理由として、「今後、サツジン未遂やバクハツ物取締罰則の戒名でジケンを立てるにあたっては、『威力&殺傷能力の有無を慎重にハンダンする必要がある』ため」ってんだが、そもそも、今回、木村隆二が使ったパイプ爆弾なんてのは、かつてはカゲキ派や全共闘の連中が、ナンボでも使うておったキュウリで、火炎瓶と同様、最も原始的で簡単な火器だからな。

　そもそも、製造方法といったところで、この黒色火薬なんてのは、現在でも花火に使うておって、硝酸カリウム７５％、木炭１５％、硫黄１０％の割合で混ぜ合わせればデキるんで、ま、中学校の理科の実験だわな。ましてや、こんな硝酸カリウムは肥料、硫黄は鳥獣駆除用としてホームセンターでナンボでも売っておるんで、だから、火薬類取締ホウってのは、確か無許可で一定量以上をこしらえた場合が適用対象だわな。

　あー、法律を読むと、まずもって、「業」ってのは、要は「商売」だわなあ、その場合は通産ダイジンの許可が要るんだが、それ以外、例えば、理化学の実験や鳥獣駆除、射撃、医療といった目的の場合は、省令で定めた上限以内であれば、製造&保管はOKなんだな。であれば、コイツを戒名として立てるんであれば、余罪ソーサの最後に、オマケでチョロっと、くっつけるっていうレベルだわなあ。っていうか、サツジン未遂やバクハツ物取締罰則であれば、まさにコイツは「観念的競合」（刑法５４条）っていうことで、本罪に吸収合併して、ナシでもエエわなあ。「鑑定に時間がかかる」ってんだが、コレが例えば、あの陸自ヘリの墜落ジコみてえに、電子制御の塊ん中を解明するんならともかく、コイツはケーサツ&ケンサツが、本気でヤル気があるのかさえ、疑わしいわな。

　ただ、それ以上にコイツはシンブン&ＴＶだわなあ。ゲンバは関西なんで、シンブン社で言えば大阪ホンシャ管内の和歌山シキョクということになるが、ジケン担当のサツ回りてのは、概ね入社５年以内の若手なんで、もちろん、飛ばし記事はアカンが、しかし、大阪ホンシャは今も、どこもそうだろうが、「ジケンのデキん奴は、記者どころか、そもそも、人間として認められん」からな。

　少なくとも、ワシのおった頃の大毎はそうだった。とにかく、このテのジケンが発生したら、考えられ得るところに取材をかけて、そこで取って来たネタをサツ官に当てて、その反応も見ながら、字にしとったからなあ。昨今、「働き方カイカク」なることが言われて久しいんだが、ワシが大毎社会ブでヤラされておったキチガイ取材なんかは、ひょっとして、「ウチは、そんなブラック企業ぢゃありません」ってことをアピールするため、完全にネグっておる時代なんかよ?　とにもかくにも、続報が出て来んってのは、取材しとらんってことだからな。

　#さらに続きだが、そもそも、この木村隆二を岸田襲撃ジケンのゲンバで現行犯タイホした際の戒名である「威力ギョーム妨害」なあ、今、手元にある『口語　刑法』（自由国民社）を読み返しておるんだが、コイツは本来であれば、「公務シッコー妨害」だわな。というのは、この「ギョーム」の中に「公務が含まれるか、どうか」については、学説が分かれておってだな、当初は「公務員の行う公務は含まれない」としておったものの、後に「非ケンリョク的な公務員の『それ』は含まれる」っていうふうになってきたってんだな。

　ただ、総理ダイジンのSP以下、オマワリなんてのは、モロ、「ケンリョク的な公務員」そのものなんだから、であれば、適用戒名は「公務シッコー妨害」だわな。だって、特に公安の連中なんかはそうだが、街頭デモで自分から転んで相手にぶつかってきて、「公務のシッコーを妨害したな」と身柄を取ってて、まさに「転び公妨」なんだが、とにかく、おかしい。

　だからさ、キシャは質問せんとだわなあ。今回、１発目のタイホ容疑である、この威力ギョーム妨害については、和歌山チケンはショブン保留にしとるんだが、どうせ、「理由はソーサ中なので、答える必要はない」ってんだろうが、ぬあんで「ハイ、分かりました」と、バカみたいに唯々諾々と大人しくしとるんだよ。マトモなブンヤだったら、「本来であれば、タイホ容疑は『公務シッコー妨害』ではないのか?」と突っ込まんとだわな。悪いけど、こんなもん、批判精神ウンヌン以前の常識感覚のレベルのハナシだからな。

　#んで、GW明けの今日（＝５・８）から、感染症ホウに基づく新型コロナの扱いについて、コレまでの２類相当から、インフルエンザと同じ５類に、ようやく落としたんだが、ま、ワシに言わせれば、遅きに失しとるってのはもちろん、「何を今更」だわな。しかし、よくまあ、３年以上もこんなんで煽り倒したって言うか、正直、ワシはまさかココまで、こんなバカ騒ぎを引っ張るとは、夢にも思わんかったで。せいぜい、１年程度で打ち止めだろうと踏んでおったんでな。その意味では、シンブン&ＴＶが、よう煽り倒してくれたんで、最大の功労者と言えるだろう。

　別に、ワシとて、この新型コロナを侮っておるワケではない。そもそも、風邪だって「万病の元」とも言う通り、こじらせたら命取りになるんだし、手洗いにうがい、快眠快食を始めとして、健康に留意すべきであるというのは、言うまでもないことだが、それとココまでの異様極まりないっていうより、異常そのものである諸々の縛りとは、次元が違う。コレを言うと、すぐに「陰ボウ論の権化だ」とバカにされるんだが、でも、こんなもんは、まさに製薬ガイシャ様のボ～略以外の何物でもなねえわなあ。ったく、ワクチン製造に当たったファイザー、モデルナ、アストラゼネカと、ナンボ、コレで儲けたんだよ。医者は小遣いをたんまりと貰うとるんで、ホンマ、言いなりだからな。

　あと、このテの感染症タイサクってのは、戦前は内務ショウの管轄だったことに象徴されるが、「チアン対策」そのものなんだよな。コイツにかこつけて、憲法のいじくり回しにおいて、功利シュギと旨とする維新は「新型コロナ大流行のやうな緊Q事態の発生の暁には、国怪ギインの任期延長が要る」ってことで、敢えて９条から距離を取って、まずは搦め手から攻める御試しカイケンをブチ上げておることにも、ミエ見えだわなあ。要は「政治のオモチャ」でしかねえってことだが、でも、コイツがなかったら、アベ&ガース―の途中辞任もなかったかもしれんし、さらには、都ちょーの女帝サマであられる小池百合子の圧勝によるチジ再選もなかったんだし、ま、アレコレと考えさせられることでは、あるわなあ（笑）