硬派ニュース版・ひとりツイッター！（続き）

　お盆も終わり、時候のあいさつは残暑見舞いとなれども、猛暑はまだまだキビシク、わちきの脳味噌もさらにホットに炎上して、今日もまた、ド腐れ糞ケンリョクどもの腐敗を、正義をひたすら希求しマクるこのペンでグビグビと抉り出すなりぃーーーーーっ！！！！！

　＃固定ツイートってヤツで、ワシの新著『「自民党“公明派”」２０年目の大失敗』（第三書館、ソフトカバー・２２４頁、１５００円＋税）が、絶賛発売中なので、ヨロシク！

　固定ツイートに合わせて、朝日シンブン完全子会社発行『アエラ』で連載中の、外務ショウのラスプーチン様こと佐藤優による「池田大作研究　世界宗教の道を追う」だが、当初の告知では「８月末まで３５回程度を予定」だったんだが、そろそろ終わるのか、それとも、まだ続くんかいなあ。

　相変わらず、小説『人間革命』の丸写しで、大阪ジケンについて延々と書いておるんだが、アレは「歴史の真実」とは、イケダモン大先生は、周辺に偽証させることで「インチキ無罪」を勝ち取ったんだからな。飽くまで『人間革命』は「小説」、すなわち、「フィクション」なんだから、そこからして、「事実の綿密な検証」が要るわなあ。そもそも、主人公の「山本伸一」自体、「イケダモン大先生をモデルとした虚構の人物」なんだからな。

　ワシらイケダモンおたくにとっては、常識っていうか、「公知の事実」だが、あの大阪ジケンでイケダモン大先生が大阪フケイに摘発されるきっかけってのは、５７年の参院センキョ・大阪ホセンで、候補者の中尾辰義っていう名前を書いたタバコのピースをイケダモン大先生の指示で職安の前でバラ撒いたんだが、そのピースの箱の中に「５００円札」が入っておったからなんだぞ。

　大先生のタイホ＆キソの戒名は公選法イハンの「戸別訪問」だったんだが、本当は「買収」で立ケンされなアカンかったのに、当時、イケダモン大先生と次期会ちょーの座を争っていた石田次男（石田幸四郎の兄）が、戸田城聖の命を受けて、自分の持ち場だった小岩支部の幹部に「椎名晴雄」というのがいて、この椎名が、当時、大阪チケン次席だった「清原」というのを、戦前、満州で命を救ってやっておったってんだよな。それで、石田が大阪まで言って清原を訪ね、「椎名親書」を手渡してアタマを下げたんで、「戸田タイホ」が止まって、そこで「ソーサ打ち切り」になったんだからな。

　何度も言うが、このラスプーチンの連載が聖教シンブンや潮、サンブンだったら、まだ許されるし、ワシもココまで吼えんのだが、悪いけどさ、朝日シンブンってのは「シンブン業界のリーディングカンパニーとしてのプライド」があるハズだわな。「報道＝ジャーナリズム」の使命ってのは「真実への奉仕」だ。こうしたラスプーチンはもとより、信濃町の大本営発表の垂れ流し三昧の朝日のデタラメの極みぶりについても、拙著で詳細にブッた斬っておるんで、関心のある方は、ぜひ、購入されたい！　

　特に、朝日シンブンについては、１６年９月に掲載した「原田稔インタビュー」（聞き手・曽我豪ｅｔｃ）あたりから繋がっておるんで、拙著１４６頁以下の＜２８　「平和」を唱える原田インタビューに見る「創価学会＝公明党」の欺瞞（２０１６・１１）＞と抱き合わせて読むと、いろいろと見えてくるものがあるだろう。毎日シンブンならまだしも、朝日がココまで恥も外聞もなく信濃町に跪いておるってのは、マスコミ的には、大きな意味があるワ（ＴＴ）

　＃で、今晩（＝８・２５）の１９：０２ｕｐのテレ朝を皮切りに、朝日、ＴＢＳと、「近く、８・２８にもアベ、カイケンか」と打っておるんだが、その腹痛の病状説明だけだったら、そんなわざわざカイケンを開くまでもなく、「ぶら下がり」で十分だが、最近はソーリ番によるぶら下がり取材って、なくなったんかよ？

　ワシは、大毎社会ブにおった９４年１～３月の３ヵ月間、政治ブに出張応援というカタチでハケンされておって、その間、細川護煕の番キシャをヤッておったんだが、この３ヵ月間ってのは、ワシにとっても大きくて、１つは「政治ブの取材スタイル」を経験デキたことなんだな。ある意味、社会ブのジケン取材とは別物で、どこの社もそうだが、政治ブと社会ブってのは「水と油」で混じることがないんだが、その淵源にはこうしたカルチャーの違いがある。ひょっとしたら、「赤レンガｖｓ特捜ケンサツ」にも通底しておる世界だと思う。

　だから、ワシが永田町の政局にアレコレと嘴を挟めるのは、この経験があるからで、今、竹橋で社ちょーをヤッとる丸山昌宏なんて、当時、下野しておった平河キャップでおって、当時の印象では、まさか、社ちょーになるんなんて、意外だった。少なくとも、あの頃は、ギラギラとしたものは、全くなかった。むしろ、霞（＝外務ショウ）のキャップでおって倉重篤郎の方が、出世志向みたいなものが感じられたんで、人事ってのは、ホンマ、わからんワ。もっとも、双方ともワシのことなんぞ、歯牙にもかけておらんかっただろうが、でも、ちゃんと、ワシは、この間、「細川、統一大会派構想」の1面アタマのスッパ抜きで特別政治部チョウ賞をゲットしておるんで、それで、少しは思い出したかってんだ。

　ハナシを戻して、当時は旧官邸（現在の公邸）だったんだが、基本的には官邸内では、総理ダイジンが執務室を出て、正面玄関に行く間とか、昼時は官邸内の食堂に行く間は、各社のうちの総理番のうちが、総理ダイジンにぶら下がって、アレコレと聞くんだ。当然、各社による談合なんで、事前に「誰がぶら下がるか」を決めて、場合によっては「今回は、コイツを聞く」と示し合わせるんだな。だから、ぶら下がりが終わったら、ぶら下がった人間は、各社のキシャの前で、その「Ｑ＆Ａ」を口頭で披露して、各社が同じ情報を共有するっていう仕組みだ。

　ま、いい悪いかは別にして、総理ダイジンがそうやって、執務室から出てくれば、必ず誰かがぶら下がるんで、それで「喋り」がデキる。あと、ぶら下がりＯＫの場所は、国怪内で公用車を降りて、玄関から控え室に入る間とか、控え室を出て議場に出る間もそうだ。今でも覚えおるが、９４年３月に入って、当時、野党だった自民トウが東京佐川急便からの献金モンダイを取り上げて、国怪シンギが膠着しておったんだが、その最中、国怪の控え室を出て、議場に向かうまでの長い廊下で細川にぶら下がったんだが、いろいろとぶつけるんだが、細川は終始無言だった。

　番キシャの中でも、細川はワシには結構、喋ってくれておったんだが、それでも、あの沈黙は異様だったな。その翌月に電撃的に退陣表明しとるんだから、特に政治ブは、そうやって、密着して「空気を読む」ってのは、大事だ。たぶん、コイズミ以降だよな、ぶら下がりにカメラが入って、即席カイケンの場となって、あと、０２年４月に新官邸に引っ越したんで、いろいろと変わったブブンはあるんだろう。でも、「ぶら下がり」は政治ブ取材の基本だ。社会ブのジケン取材が、ゲンバでの徹底した聞き込みであるのと、同じや。

　＃で、今朝（＝８・２６）の朝日に、前日に東京チサイであった河井克行＆案里夫婦の買収ジケンの初コーハンで、キソ状に書かれておった地元ギインら被買収１００人について、全員、ケンサツ側が読み上げたってことで、うち、ギイン＆首ちょーの４０人の名前を字にしておったな。

　んで、そのうちの市議が、取り調べの中で「ワタシはどうなるんでせう」と尋ねたところ、検事は「恐らくキソも不キソもないんぢゃないか」と答えたんで、意味が分からず、後日、再び尋ねると、「刑事コクハツされたなら、キソ、不キソを判断するが、そもそもコクハツが出ていないから」と答えたってんだな。

　いやあ、コイツも適当極まるっていうか、だって、地元の市民団体が広島チケンに告発状を出したのは、ウグイス嬢の報酬上乗せの件だからな。コイツを受理し、捜査の過程で今回の大がかりな買収ジケンが出てきたんだから、全く別次元のハナシをわざとチャンポンにしとるよなあ。確かに、刑事コクハツにおいては、告発人に対して、最終的に被告発人の刑事ショブンを伝えなければならんが、当初、告発されたウグイス嬢の報酬上乗せとは、先に進んで別のジケンなんだから、そんなもん関係あるかってんだよな。

　それと、案里の弁護人は「被買収側はキソされないとの約束で供述しており、任意性や信用性は認められない」と主張しておって、ココがまさに司法取引のザ・アキレス腱スペシャルだわなあ。「ヒコク人をハメようと、上手に供述をこしらえたな」ってことになるんだわな。

　もちろん、大昔から「可視化されない司法取引」なんてあったんだが、その刑事司法カイカクで「取り調べの可視化（＝ビデオ撮影）」とバーターで、この司法取引が明文化されたわな。確かに、可視化は冤罪防止において、一定の歯止めはあるだろうが、しかし、特捜ジケン、とりわけ、サンズイや買収は、可視化で難しくなったわな。もっと言えば、日弁連が強硬に主張した「取り調べの可視化」ってのは、「盗聴ホウ適用拡大」と抱き合わせで成立しておるよな。だから、ワシは要らないと思う。

　ハナシを戻して、朝日の記事だが、相変わらず、コレぢゃあ訳がわかんねえから、各紙社会ブの司法担当キシャは、「笑わぬオトコで、少しリクツっぽい林真琴サン」（ｂｙ朝日シンブンの「ひと」）んところに行ってだな、この被買収の１００人だが、「被疑者」なのか「参考人」なのか、きっちりと問い質して来い。んで、もし、「参考人」というのであれば、ぬあんで、こんなバカげたことがまかり通るのか、説明させろ。ナンボ、司法取引でも、あり得るかってんだよな。金額少ないのは、略式キソでエエし、散々受け取りを渋って、無理矢理渡され、そのままほったらかしておったとかは、キソ猶予もありだと思う。しかし、１００萬円超も受け取ってて、不キソはあり得ない。こんなもん、許しておったら、司法は崩壊するってんだ、このアホンダラが！

　＃んで、ＳＰＡ！最新号で、小林よしのりが「ゴーマニズム宣言」で「ＰＣＲ真理教」とブッた斬っておったんだが、全くその通りで、今のＳＡＲＳ２号（新型コロナ）っていうか、夏風邪のバカ騒ぎは異常だわな。

　折しも、嫁ハンの陽性を受けて、今日（＝８・２６）、爆笑問題の田中裕二がＰＣＲケンサで陽性が判明したってんだが、本人は無症状でピンピンしておるってんだろ。でも、「世間をお騒がせしてスミマセン」とアタマ下げておるんだが、それこそアタマおかしい。アレはヨミだったかよ、最近は「無症状の陽性者は１５％」ってのがあったんだが、もし、全コクミンでＰＣＲケンサしたら、陽性はものスンゴイ数になるわな。

　この春先は、ＰＣＲケンサを受けるにも、態勢が整っておらんかったこともあって、「３７．５℃超の発熱が４日以上」とハードルも高く、なかなかケンサを受けれんかったが、今はホンマ、猫も杓子もＰＣＲケンサだわな。っていうか、「ＰＣＲケンサありき」っていうか、「ＰＣＲケンサしかない！」っていう、まさにカルト宗教の域だわなあ。

　本来であれば、まず、本人の体調不良があって、医者に行って診察してもらって、病名確定を行うための病理ケンサの１つでしかなわな。しかし、そういうのがスッ飛んでしもうて、とにかく、どこもかしこも「ＰＣＲ真理教」を拝んでおるわなあ。でも、シンブンは「陽性の数字っていう事実があるんだから、それを垂れ流して何が悪い」と開き直っておるんだが、それを言ってしまったら、全国各地で起こっている交通ジコの件数を、連日、ワーワーと大々的に報じておるに等しい。

　やっぱ、シンブンはバカだから、こうした冷徹な数字の奥に埋まっている「コトの真実」を抉り出そうっていう発想がゼロだわな。ワシに言わせりゃ、ラスプーチンがアエラで小説『人間革命』を丸写しして、「コイツが創価ガッカイとイケダモン大先生の歴史の真実」と書き飛ばしておるのと、本質的にはクリソツや。「思考停止」はホンマ、コワイんだが、その意味でも、カルトだわなあ。　

　だから、何度も言っておるんだが、今回のＰＣＲケンサによって、引っかかっておる陽性だが、風邪症状の旧型コロナの４種類のウイルスということはないのか。もしくは、新型コロナのＳＡＲＳ２号であっても、その後の変異によって、弱まって、旧型化していることはないのか。春先とは出方が全く違う。「無症状でも陽性はうつす」ってんだったら、全コクミンを予防拘禁ってことで、家の中に閉じ込めておかんとだからな。

　＃で、今日（＝８・２６）、既に出回っておる明日発売の文春の早刷りでは、アベの病状について、「潰瘍性大腸炎再発、クスリ効かず白血球入れ替え、最終手段は大腸摘出」と報じておるんだが、やけに詳しいわな。一応、ガンの線は消えたってことかよ？　どうも、「８・２８」にアベがカイケンするってんで、むしろ、与党がソワソワしとるってんだな。とにかく、「それ」を見てみんことには、ぬあんとも言えんわなあ。

　ハナシは変わるが、大毎社会ブで一緒だった８８年同期入社の小倉孝保だが、近所の本屋で見つけたんだが、この６月下旬に『ロレンスになれなかった男　空手でアラブを制した岡本秀樹の生涯』（角川書店）を上梓しておって、そのあとがきと奥付の略歴を見たら、たぶん、この４月異動だろうな、竹橋の編集局次チョウから外れて、今、論説イインなんだな。うっかり、見落としておった。小倉は処女作が、「一條ゆかり」っていう往年の名ストリッパーの伝記で、ま、ヤツのストライクゾーンは、このテの異色人物ノンフィクションやな。どうせ、本人は出世志向はねえから、二足のわらじを履くには、いいところに納まったわな。小倉は他のキシャと違うて、筆が立つ。ま、文章だけだったら、ワシより上かもしれん。社説で外電担当だろうが、むしろ、余禄を書かせればエエと思う。

　それで、政治ブ取材だが、ココが社会ブとの根本的な違いは、「取材メモの世界」ってことだ。コイツは中に入って経験してみないと、なかなか分からん。要するに、政治ブの取材ってのは、カイケンであれ、懇談であれ、ぶら下がりであっても、そのやり取りを記した「取材メモ」を書くだけなんだな。それを政治ブの官邸担当なら、官邸のキャップかサブキャップにメモにして出すことや。ワシが官邸で細川番をしておった四半世紀前は、ワープロに打って印字しておったんだが、今はメールでやり取りなんだろう。

　要するに、どういうことかと言うと、政治ブってのは、徹底した「チーム取材」ってことや。もちろん、社会ブにも「それ」はあるんだが、チョットっていうか、だいぶ様相が異なる。例えば、「政局動向」にしても、当時は、非自民連立セー権だったんで、ツボが官邸だけでのうて、連立与党、だから、あの頃だと、小沢イチローとか、羽田孜とかだな、そういったところの喋りを記した取材メモも突き合わせんと、政局が見えてこんのだな。

　翻って、現在だが、コレまではこうした政局動向は、アタマを使わずに済んだわな。ってのは、官房ちょー官の菅と、総理ヒショ官の今井の取材メモだけ見て、記事を書いておればオシマイだったんで、アタマを使わずに済んだんだよな。ところが、見ての通り、既に遠心分離機のスイッチが入っちゃったから、二階番に麻生番、あと、一応、与党だから、イケダモン大先生んところの山口番の取材メモも見ながら、政局動向を見ていかんとっていうふうになっておるわな。それと、最近は、河野タロウが「女系天皇を認めろ」とうるさく吠え始めておるんで、面倒臭いが、ぼーエイ庁担当に、タロウの発言メモも官邸に送信させんとなんだろうなあ（笑）

　＃んで、アベの記者カイケンが「８・２８」に予定されておるってことで、元神戸女学院大教授の内田樹がツイッターで喋ったことには、「退陣表明の確率が高いんで、そのソーカツ原稿の予定稿を２社からもらった」ってんだが、この２社ってのは、どこだろうなあ。たぶん、朝日に毎日か。過去においては、「村上春樹のノーベル文学賞受賞の際の予定稿依頼」があったってんだな。

　っていうか、このテの予定稿処理ってのは、飽くまで締切時間が迫っている、特に夕刊対応だからな。よくあるのがサイバン原稿で、刑事もあるが、どちらかというと、民事の方が、多いわな。例えば、開廷が午後１時だと、締切ギリギリなんで、「原告勝訴」と「原告敗訴」と２パターン用意しておいて、サイバン長が冒頭に主文を読み上げて、ハンケツを言うんで、その瞬間に「勝訴ｏｒ敗訴」のどっちか出た方でＧＯサインを出すワケだ。でも、こうした予定稿処理ってのは、例外中の例外で、とにかく「第一報をブチ込む」ってことだからな。詳細は、翌日の朝刊できっちり書き込めばエエんだからな。

　だいたい、アベのカイケンがおっ始まるのは、午後６時だわな。であれば、「それ」を聞いてからでも十分間に合うワケで、書く方も、「ホンマに退陣するか、どうか分からん」っていう段階で、「さて、何書いたらエエか」だわなあ。ましてや、退陣表明せんかったら、ボツになるんだろ。発注は社会ブだろうが、アタマん中が、ワケがわかんなくなっておるんだろうなあ。どうせ、政治ブの官邸担当の幹事シャと談合して、事前に想定問答を作るんだし。

　仮に、アベの退陣表明だったとしても、何も急ぐ必要はない。書く方だって、アベの退陣表明を聞いて、それを咀嚼してからの方がいい原稿が書けるからな。「明日、タイホ」「明日、ナイカク改造」「明日、退陣表明」と、「明日、明日、明日！」で、「明日のことばっか追いかける」だけで、それで思考停止状態になっておるよな。「セー権ソーカツの原稿」が１日遅れたところで、怒る読者は誰ひとりとしていない。そんな生煮えの予定稿を読まされる方が、よっぽど可愛そうだ。バカに何度言っても聞く耳を持たんのだが、でも、「昨日に賢明であれ」と言い続けるしかない。

　あー、それで、官邸は明日（＝８・２８）、午後５時からカイケンすると通告してきたのか。だったら、時間的余裕はあるわなあ。だいたい、１時間程度なんで、それから「退陣表明したアベ自公セー権のソーカツ」を書き始めても、シンブンだから、そんな分量は多くはねえわな。せいぜい、４００字換算１枚か、多くて２枚かあ。ダラダラと長く書く必要はないが、的を絞らんとだから、そこがムズカシイ。あと、朝日と毎日で書き分けんとなんで、それもムズカシイ。でも、内田樹は筆が速そうなんで、統合地域の早版（１１版）の締切は、今、午後１１時半過ぎかよ、まず、間に合うだろう（笑）

　＃えっ、今朝（＝８・２７）、プレジデント電子版に、麹町文子「史上最長、最悪、病弱、無能ソーリ・アベ晋三の末路」と題する記事がｕｐされたんだが、何を忖度したんか、ザ・自主規制スペシャルってことで、ぬあんと、今夕までに、突如、当該記事を削除したってんだよなあ。だってこんなもん、あのアンデルセンの童話「裸の王様」の通り、「アベが裸の王様」だなんて、「公知の事実」であって、皆、思っておるからなあ。「言論、出版、報道、表現の自由」を、いったい、何だと思っておるんだろうなあ。んもう、プレジデントは終わってるワ。

　あと、爆笑問題の田中裕二が出ておるＴＢＳのサンジャンポに一緒に出演しておる同局女子アナの山本里菜ってのが、「上からの指示」でＰＣＲケンサを受けさせられたんだが、そしたら、「陽性だった」ってことで、カイシャがアタマを下げておるんだが、本人は咳が多少出てはいるが、熱もなく、無症状ってんだよな。

　で、ラグビー部の寮で夏風邪が発生した天理大に、「アタマ下げろ」との抗議が約６０件寄せられたってんだが、いずれにしても、みんなアタマおかしいっていうか、世の中、狂っておるよなあ。風邪もオチオチひけんのはもとより、人前で咳払いもデキんって、いよいよ、おかしいわなあ。悪いけど、こんなんぢゃあ、来夏の五輪は五輪開催なんて、デキるわけねえわな。アベもココは、諸々、「名誉ある撤退」を決断する時期にさしかかっておるよなあ。明日のカイケン、ワシは行けんが、コイツは誰かアベに質問して欲しいワ。ぬあんか、コロナ禍タイサクでアレコレを喋るってんだから、政治ブは官邸キシャ倶楽部の幹事シャには、想定問答作成の際に、チョロっと入れてくれや、頼むで（笑）

　＃「上」の続きで、今夕（＝８・２８）、１７時からのアベのカイケンで「病気による退陣表明」だが、コイツは全く予想デキなかったなあ。ホントに「まさか」だ。もう少し、持つと思っておったんで、とにかく、元神戸女学院大の内田樹は、コレから、２種類の原稿を書き分けんとだから、大変だな。でも、夕刊のない統合版地域の早版（１１版）の締切は、午後１１時半過ぎなんで、何も焦る必要はない。

　でも、今日は朝刊はもとより、夕刊もどこも「アベ退陣表明へ」って書いておらんくて、ワシが見た限り、一番、早かったのは、１４：１１ｕｐの「アベ、辞任の意向を固めたと自民トウ関係者」の共同電だわな。コイツは夕刊には入らんわな。だって、朝刊で「続投表明の見通し」と打っておった社もあったからな。どうも、官邸内はもとより、自民トウの方にも事前に相談しておらんかったってカンジだわな。

　だから、あとは政治日程だな。アベは潰瘍性大腸炎かよ、いずれにしても、今すぐに、死ぬの生きるではないんだろうから、しばらく残務整理で、いずれにしても、「９月中」だろうなあ。こうやって、途中辞任の場合は、ソーサイ選をヤルんかよ。ただ、大々的にソーサイ選をヤルとなると、「石破選出の芽」があるんで、そのへんどうなんだろう。両院ギイン総会あたりで済ますのか、どうか。ま、今のアベに後継指名するだけの発言力はねえなあ。

　＃さらに続きで、あー、後継ソーサイ選出の方法や時期については、幹事ちょーの二階に一任かあ。コレで既にカケヒキっていうか、政局がおっ始まっておるわな。ソーサイ選の場合は「２０人の推薦人」が要るが、石破派は２０人おらんのがネックだが、こういう状況なんで、「ソーサイ選を大々的にヤル」ってことになれば、他派からオコボレをかき集めることも可能かもしれんわな。でも、「コロナ禍対応で、政治的空白は作れない」ってことになれば、どうせ、任期はアベの残り１年余りなんだから、両院ギイン総会とかで済ますってこともあるのかあ。

　ま、今回のアベの退陣表明の原因だが、オモテ向きは飽くまで「病気のため、総理ダイジンとしての職務の遂行が困難になったため」だが、その潰瘍性大腸炎を再発させたストレス、直接的には「ナイカク支持率低下」だが、もっと、ダイレクトに言えば、東京チケン特捜ブによる河井夫婦タイホだわなあ。この買収の指示の出所は「アベ」なんだから、そのセキニンを取ったってことで、ケンサツがアベのクビを取ったってことだわなあ。

　だから、コイツはあの「腹黒川のパージ」から繋がっておるハナシで、一連の文春のスクープがなかったら、こうはなっておらんかったわな。ってことは、あの賭け麻雀ジケンが暴露されておらんかったら、腹黒川は辞めておらんかったワケで、ってことは、検事総ちょーになっておったんだから、今度の「河井夫婦タイホ」もなかった。

　やっぱ、顔を見れば分かるが、アベは根っからの悪人ぢゃねえから、まだ少しは良心の呵責ってものはあるだろう。それで、腹が痛くなったっていうワケだ。ただ、逆に言うと、アベはこうやって、ケンリョクの座から滑り降りるってのは、むしろ、ヤバイっていうか、ケンサツにしてみりゃ、もう、何の遠慮もねえんだから、河井夫婦の買収ジケンの捜査がしやすくなったぢゃないか！

　＃まだ続きで、今晩（＝８・２８）、２２：０７ｕｐの共同電だと、麻生タロウは「自分はソーサイ選には出ない」かあ。結局、ソーサイ選はヤルんだが、党員投票をヤッて、党大会で選ぶ大がかりなものか、国怪ギインと都道府県連トップのみで選ぶ両院ギイン総会か、どっちかなんだな。今回のやうに、ソーサイの途中辞任の場合は、どっちでもＯＫで、結局、幹事ちょーの二階の腹ひとつで、週明けの「９・１」にも決まるのか。

　で、麻生タロウが出んってことは、自分んとこのハバツの河野タロウを出すってことだろうなあ。河野タロウは、ネット上の人気投票では、「上」の方に入ってはきておるわな。麻生としては、「院政」を敷いて、リモートコントロールするってことで、Ｗタロウかあ。ま、党員投票方式だと、「石破ソーサイ」の芽はあると思う。

　ワシに言わせりゃ、サメの後釜として、コイズミが出てきたときのやうに、今回は「総センキョの前座」ってことで、党員投票方式で石破が勝ち抜いて、もし、新ソーサイ（＝総理ダイジン）となって、「自らの信を問う」とカイサンに打って出れば、雪崩式で勝つ。ま、立民＆国民の合流劇も、ピャーッとフッ飛ぶわなあ。でも、アベ以下、「それ」を面白くないってのが、自民トウ内にはワサワサとおるので、どうなるかだわなあ。

　＃続くが、今日（＝８・２８）のアベの退陣表明だが、ワシは全く想定しておらんかったな。とりあえず、「続投表明」すると思って疑わなかった。でも、このまま持つとは思えんかったんで、それで言えば、「９月中に政局勃発」の可能性は十分あるという見立てだった。アベがこの月曜日（＝８・２４）の時点で、辞任すると腹を決めておったってのは、ホンマかいなあ。ワシは、最終ハンダンは今朝だと思う。でも、今にして思うと、アベの腰巾着の田崎スシローが、ここ最近の喋りで、セコンドからタオルを既に投げ込んでおって、気にはなっておったんだ。やっぱ、そのへんは、距離の近さっていうか、何か感じるものがあったってことになるんかいなあ。

　あー、今晩、２１：０９ｕｐの朝日（電子版）は、早々と「両院ギイン総会で選出へ」と打っておるな。もし、この通りになるとすれば、モロ、「石破封じ」かあ。まずは、石破が２０人の推薦人を集めれるかどうかだな。ぬあんか、昭和の頃の「ハバツ同士の合従連衡」を彷彿とさせて、ぬあんとも懐かしいなあ（笑）

　で、立民の参院ギインの石垣のりこ（宮城センキョ区）が、ツイッターで「大事なときにカラダを壊すクセがある危機管理能力のない総理ダイジン」と喋ったところ、非難轟々で炎上して、アタマを下げておるってんだが、でも、この通りぢゃないか。アベは最初の登板と同様、任期満了まで持たずに、セー権を「投げ出し」とるんだから、このアキレス腱こそ、野党がブッ叩いて、批判せなアカンわな。「水に落ちた犬は叩け！」（ｂｙ毛沢東）こそ、「政局」、つまり、「ケンリョク闘争」のセオリーだからな。野党は、何、甘っちょろい寝言を言っておるんだ、こんなんで、あと、１００万年経っても、セー権なんて取れんワ、このタワケが！

　＃で、今朝（＝８・２９）の各紙、アベの退陣表明一色だったが、どこも大同小異で、おざなり、通りいっぺんだったよな。そう言えば、元神戸女学院大教授の内田樹の原稿を見かけんかったんだが、予定稿を注文した２紙は、たぶん、朝日と毎日だと思うんだが、ボツにしたんかよ？　あんなアタマに血を昇らせてワーワー叫びマクったところで、結局、ダンマリを決め込んでおった方が、まだマシになりかねんからなあ。

　それはそうと、アベの記者カイケンに先立って、ヒロシマでは、河井夫婦の買収ジケンに関して、広島市在住の自営業、藤岡圭二（齢７７）が、同様に会見し、初コーハンで明らかになった被買収１００人のうち、朝日シンブンが地元ギイン＆首ちょー４０人の実名を載せておったんだが、恐らく、コイツを参考にしたんだろうなあ、このうち、親族を介して受け取ったものの、後で返したっていう同市議の児玉光禎を除く３９人を、公選法イハン（被買収）で、約４千人の署名を付けて東京コーケンに告発状を郵送したってんだな。

　しかしさ、この被買収の１００人だが、全員が不キソなのか、それとも、キソｏｒ不キソの対象外である不ショブンなのか、サッパシだわなあ。ったく、どこも続報を字にしようとせんのだが、いったい、どういうことなんだよ。読者に対する説明セキニンを放棄しておるわな。各紙社会ブの司法担当キシャは、「笑わぬオトコで、少しリクツっぽい林真琴サン」（ｂｙ朝日シンブンの「ひと」）んとこに行って、どうなっておるんか、問い質して来いってんだ、このアホンダラが！　

　＃「上」の続きっていうんか、今朝（＝８・２９）のヨミ社説は「アベ退陣表明、キキ対処へ政治空白避けよ」と、ぬあんか、「いかにも」なことをブチ上げておったよな。要するに「今、自民トウのソーサイ選は、大がかりに党員投票をヤッとるヒマなんて、ねえんだから、ゼッタイに「両院ギイン総会方式にしろ」と恫喝しとるの等しいわな。

　ってことは、「石破封じ」ってことで、「アベの後釜は『セーサクの継続性』ってことから、菅にしろ！」とゴリ押ししとるってのは、ワシの穿ち過ぎかよ？　ヨミとしては、一連のコロナ禍タイサクにおいては、巨人を抱えておるからな。そんな「５千人以下」しか球場で観客を収容デキんっていう状況が続けば、まさに、ザ・赤字経営スペシャルだからな。そこらあたりから、「菅支持」を出したいんだろうが、ま、なかなか、オモテ立って言えんから、こんな回りくどい物言いにしたんかいなあ。

　あー、今晩、２１：０１ｕｐの時事電が、「菅、立候補を検討」かあ。それはエエんだが、ソーサイ選のタイムスケジュールがリークされておって、「９・１３前後に両院ギイン総会、９・１８までには、アレは臨時国怪になるんかよ、とにかく、国怪を召集して、首班指名を済ます」かあ。ソーサイ選の仕切りは、幹事ちょーの二階に一任されておるんで、出所は、そこらあたりかよ。んー、永田町のキツネ（＝菅）とタヌキ（＝二階）による爺コンビの枢軸がデキるかどううかかあ。

　むしろ、ワシは「ちゃぶ台返し」ってことで言えば、ＳＡＲＳ２号（新型コロナ）のバカ騒ぎで、春先に、自民トウの若手＆中堅が「消費税をゼロにしろ！」ってことで、経済再生担当ダイジンの西村んところに乗り込んで、血判状を手渡しておったよなあ。「５％だと、山本タロウと同じだから、面白くねえ」ってんだから、コイツらが２０人集めて、西村を担ぎ出したら、オモロイと思うが、しかし、キツネとタヌキの爺コンビは老獪極まりねえから、ま、アメとムチで潰しに出るだろうなあ（笑）

　＃で、今日（＝８・３０）、１５：３９ｕｐの朝日電子版に、菅は既に二階に対して、自民トウのソーサイ選に出る意欲を伝えたってんだが、やっぱ、永田町のキツネ（＝菅）とタヌキ（＝二階）による、爺コンビが軸になるのかあ。「セー権の継続性」ってことで言うと、コレまで７年半余り、総理ダイジンの女房役である官房ちょー官でおったっていうことで、「コロナ禍タイサク＆五輪成功」で出れば、分かりやすいわな。直接、ワシも耳に入ってきたワケではないが、イケダモン大先生んところの信濃町は、ま、菅なんだろうなあ。

　どういうことかと言うと、そもそも、石破なんて、アベと同じ極右で、だって、あの絶対当たらんＭＤ（ミサイルぼーエイ）なんて、永田町が誇る軍需リケンの大フィクサーこと、秋山直紀のおやぢとニコイチで、３ダイヤ重工の意向を受けて、市ヶ谷にネジ込んだんだからな。それは、石破がコイズミんときのぼーエイ庁長官んときで、今、社会新報トップになっておる田中みのるのオッサンとは、当時は、天敵以外の何物でもなかったんだからな。

　ところが、ここんところ、石破は党内下野を余儀なくされ、長くなって、最近は、立ち位置が「えっ」というくらい左傾化しておるんだよな。だから、月刊Ｈａｎａｄａとか、アベ応援団のウヨク雑誌による「石破叩き」って、スンゴイからな。革命政党のニッポン共産党ならまだしも、自民トウっていう同じ身内だからな。さすがに「それは、ないだろう」だわなあ。だから、コレだけ党内下野が長くなって、アベに対する不満が充満しておるんで、要するに「ちゃぶ台返し」に打って出てだな、下手すると、あんな野党なんかよりカゲキ化しかねんからな。やっぱ、信濃町は「安定第一」だから、今の石破は推さんだろう。

　＃「上」の続きで、二階だが、今、齢８１なんだが、次の総センキョは出るんかいなあ。地元は和歌山県御坊市で、「衆」の和歌山３区なんだが、二階は倅を後釜に据えたいみたいなんだが、倅は同市長センキョに落ちて、評判はアカンらしいわな。倅は親父の私設ヒショをヤッとるっていうハナシだな。

　そこで、世耕弘成（参・和歌山、当選５回、新宮市）だが、たぶん、二階の後釜として「衆・和歌山３区」を虎視眈々を狙っておるわな。だって、「参」におったら総理ダイジンになれんから、後は群馬の山本一太みてえに、チジにでも転職するしかねえもんなあ。そういう意味では、世耕は「二階ゴロシのヒミツ兵器」とも言えるワケで、今回のソーサイ選でどういう動きをするのか、「通」は注目だわな。いいか、総センキョは、もう始まっておるんだぞ（笑）

　おっ、今夕（＝８・３０）、１６：２６ｕｐの産経電子版に、「二階派（４７人）、菅支持の意向を固める」かあ。ってことは、二階派からは候補者を出さんってことだな。いよいよ、仁義なきタタカイがおっ始まったな。

　で、コイズミ倅の進ジロウは「河野タロウが出馬表明すれば、応援する」ってんだが、しかしさ、ハバツの親分の麻生タロウはクビを縦に振るんかよ。んもう、麻生が「菅支持」を明言すれば、平河町なんてザ・日和見三昧の巣窟なんで、ダーッと流れそうだわなあ。だから、進ジロウは、そんなノー天気なことをつぶやいておらんで、さっさと、推薦人の２０人をかき集めるべく、汗を流さなアカンやないか！

　んー、今晩（＝８・３０）、２１：４４ｕｐの産経電子版に「石破派内に非戦論」と載っておるんだが、結論から先に言えば、今回、出馬を見送ったら、大袈裟に言うなら、石破の政治生命は終わる。あのコイズミがそうだったように、負け犬と言われようと、「攻めダルマ」で突き進むしかないわな。今回、仮に菅がなったにしても、残り任期１年しかなく、それまでに総センキョがなければ、次は任期満了のソーサイ選なんで、党員投票方式になるし、総センキョの前哨戦になるんで、全部、繋がっておる。自民トウ自体の支持率が高いのは、「それでもまだ、自民トウ内には物言う人間がいる」と有権者が見ておるからだ。

　＃で、自民トウのソーサイ選だが、今晩（＝８・３１）、２１：１０ｕｐの朝日電子版に、昼過ぎに菅支持を打ち出した麻生派（５４人）に続いて、夜になって、最大ハバツの細田派（９８人）も菅支持を決めたってんだが、んもう、コレでもうカタついたなあ。いよいよ、ソーサイ選も、消化試合になってしもうたわな。

　んー、ヤフーの人気投票では、断トツの１位だった河野タロウだが、親分の麻生タロウに「いいか、カラスの色は白なんだぞ、わかってるな」と恫喝されたら、「ハイ、その通りです！」とひれ伏しておるんだなあ。今、ヤフコメ民は「タロウ万歳」で盛り上がっておるのになあ。アベ寵愛の稲田朋美（細田派）も、「オンナ候補がいないのはおかしい」と噛みついておったくせに、アベに「焦らず１歩１歩頑張ればいい」と諭された途端、出馬断念かあ。いやあ、ダメだワ。

　だから、明日（＝９・１）のソーム会で選出方法＆日程が正式ケッテイされるってんだが、ま、この情勢だと、「党員投票方式」が採用になるのは、よっぽどのことがない限り、ねえわな。もし、党員投票方式なら、石破の芽もあっただろうが、「両院ギイン総会方式」であれば、無理だわな。岸田も散々、アベから甘いコトバをかけられておったんだろうが、「禅譲（＝後継指名）」ってのは、ナカソネみてえに「任期満了」までヤリ遂げてこそだからな。１度ならず、２度も投げ出しておるんだから、発言力はゼロに等しいわな。さて、コレで見どころは、「果たして、菅の対抗馬が出るか、どうか」になってしもうたなあ（笑）

　＃んで、１度ならず、２度目の「敵前逃亡」をヤラかしたアベだが、世の中、「ビョーキを理由に辞める人をイジメるのか、ケシカラン」ってことで、ぬあんか、当たらず触らずの雰囲気を醸し出しておってだな、あの立民の石垣のりこの「大事なときにカラダを怖すクセがる危機管理ゼロの総理ダイジン」のツイッター投稿を「ケシカランこと極まりない非コクミン」をブッ叩くことで、「第２次アベ自公セー権のデタラメ三昧ぶり」もウヤムヤにしてしまいそうなカンジだわなあ。

　だって、アベが今回、「潰瘍性大腸炎の再発」をカミングアウトしたんだが、でも、このテの持病の１つや２つ、あの年齢になったら、誰だって持っておるだろ。むしろ、「何の持病もなくてピンピンしておる」ということの方が、珍しいっていうか、ま、ねえわな。で、ナンダカンダ言って、コレまでコントロールできておったってのは、やっぱ、「ストレスの存在」は大きいで。それはまさに「ナイカク支持率の低下」なんだが、では、「ぬあんで、そうなったのか？」ってのは、まさしく、「身から出た錆」だからな。そもそも、そんな潰瘍性大腸炎なんて、外見からでは、そんなビョーキを患っておるなんて、絶対にわからんからな。

　最低最悪なのは、産経で、わざと、潰瘍性大腸炎の患者を引っ張り出してきて、「ビョーキに苦しんで、どうのこうの」とアベの同情を誘おうとしておるんだが、コレこそ信濃町が最も得意とする「搦め手から縛る手口」だわな。要は「イケダモン情報保護ホウ」で、あのオウムによる松本サリンで冤罪被害にあった河野義行を抱き込んで、そうした全く無名の報道ヒガイシャに、大公人であられるイケダモン大先生を潜り込ますことで、「いわれなき報道ヒガイシャを救済しろ」とマクし立てたんだからな。そもそも、全く無名の一般人である潰瘍性大腸炎の患者と、１国の最高ケンリョク者である総理ダイジンのアベを同列に扱うこと自体が、おかしい。そんな健康管理も務まらん人間に、ソーリを任せられるかってんだよな。

　ところが、そうやって産経が恫喝した途端、どいつもコイツもダンマリを決め込んで、「ソーカツの停止」に陥っておるんだよな。それはともかく、産経ってのは、ココまで腐りきっておるってのは、間違いないんだが、あの阿比留瑠比以下、アベに抱き付いて、腰巾着をヤリマクってきた成れの果てを、きっちりとブッた斬れってんだ。コイツは「右」とか「左」のモンダイではない。

　＃で、今日（＝９・２）、予告通り、菅が自民トウのソーサイ選出馬を表明したんだが、カイケンの場所は官邸でのうて、「衆」の第２ギイン会館内の多目的室だったってことで、各社政治ブの官邸キシャ倶楽部以外のメンツも参加ＯＫだったんで、ここんところ、官房ちょー官カイケンは「各社１人限定」ってことで、締め出しを食らっておったのかよ、東京シンブンの望月衣塑子もシツモンしたってんだな。だから、不満ガスが充満しておって、半ばヒステリー状態だったんだろうなあ、延々と１分以上もシツモンして、司会者から「簡潔にお願いします」と説教されておったのか。

　確かに、癒着の極みからくるナアナアのシツモンはアカンが、とはいえ、この望月みてえに、とにかく、「憎っくきスガ・ヨシヒデを、とことんまでシバキ倒す！」ってのも、どうかと思うワ。このテのカイケンに限ったことではないが、ワシらブンヤの取材ってのは、「丁重にズバリ」に尽きるで。もし、ワシがこの場におったら、「地元のヨコハマで、菅さんがヤクザと超ズブズブなのは、皆、知ってますが、そこで、背中に入れ墨を彫っていないか、今、ココで見せてもらえませんか？」の１発でオシマイや。それでもし、菅が怒り出したら、それが「雄弁極まりないアンサー」だからな。

　んで、ソーサイ選は、この石破、岸田、菅の３人でほぼ確定だろうなあ。当初の見込みの通り、地方票が圧縮される「両院ギイン総会方式」になったんだが、見どころは、石破と岸田が、どれだけ「菅の批判票」を取れるか、だ。石破派と岸田派以外のハバツは、「菅支持」を表明しておるんだから、常識的には「横綱相撲で圧勝」でないとダメだわな。

　でも、ヨミの紙面を見ると、揺れておるんだよな。アベ退陣表明の翌朝の社説で「政治的空白を作るなど、言語道断！」と恫喝しておったくせに、「党員投票方式をネグった」ということに対する、世間の冷たい視線を、それなりに感じておるんだろうなあ。今頃になって、社会面で必死になって、バランスを取ろうとしておるところが、結構、笑えるよな（笑）

　＃「上」の続きで、自民トウのソーサイ選だが、もちろん、既に消化試合なんだが、しかし、それはそれで、「菅の勝ち方が、どうなるのか」ってのは、その後、政局動向に極めて大きな影響を与えるわな。当然、「第１回投票」で菅が過半数を取って、決めんとだが、もし、万が一、そうでなくなって、「上位２人による決戦投票」なんていう展開になった日には、菅は完全にアウトだわな。その時点で、「死に体ナイカク」だわなあ。

　今回、地方票は１４１票に圧縮はされておるが、都道府県連の中には「党員投票方式」で「３票の内訳を決める」ってところも、それなりにあるみてえだわな。確かに、消化試合とは言いつつも、こういう機微はきっちり見る必要がある。あと、菅自身は「脱ハバツ」をブチ上げておったのに、それが今や「ハバツ連合体の神輿」にワッショイ、ワッショイと担がれておるワケだわな。ワシは何が言いたいのかというと、「セー権選出における正統性」は、その後の「セー権の安定度」において、極めて重要だ。あの「５人組による蜜室でのボー議」で引っ張り出されたサメの末路を見ろってんだよなあ。

　んで、この「９・１６」に臨時国怪を召集して、首班指名＆組閣ってんだが、今回、「菅新ソーリ」の流れを作った二階は最大功労者なんで、当然、重用せなアカンが、二階は「幹事ちょー留任」を希望しておるんだろ。そうなった場合、「ｖｓ維新」との距離だわなあ。菅はご存知のように超ズブズブだが、同じ関西（＝衆・和歌山３区）の二階は、維新とは犬猿の仲だからな。菅新セー権では、コレまでより二階の発言力は高まるんだから、ま、ナニワの情勢はややこしくなるわなあ（笑）

　＃で、既に東京チサイでコーハンがおっ始まっている河井克行＆案里の夫婦による公選法イハン（買収）ジケンだが、この「９・３」に地元ヒロシマの市民団体「河井疑惑をただす会」が、１８６２人分の署名を添えて、被買収の１００人についても広島チケンに告発状を提出したってんだな。だから、既に東京コーケンに出されておる分と合わせて、２つも刑事告発がなされたってことだわな。

　とにかく、その被買収の１００人だが、「まだ、刑事ショブンが出ておらん」ってことだが、だから、それってのは、この被買収の１００人ってのは、「被疑者として、キソｏｒ不キソの対象としておる」のか、「参考人として、キソｏｒ不キソの刑事ショブンを行わない、不ショブンの対象としておるのか」だわなあ。まず、各紙社会ブの司法担当は「そこ」を詰めんとだわなあ。なんで、そんな単純明快な事実すら、オモテに出てこんのだ？　こんなバカなことがあるかってんだよな。

　何度も言っておるんだが、各紙の司法担当のバカ記者どもは、はよ、「笑わぬオトコで、少しリクツっぽい林真琴サン」（ｂｙ朝日シンブンの「ひと」）んところに行ってだな、ココをきっちりとウラ取ってきてくれや。もし、「参考人として、不ショブンとする」ってんだったら、「なぜ、そうなのか」も、きっちりと詰めんとだ。何もケンカ腰になる必要はない。「丁重にズバリ」と斬り込めばエエだけのことだからな。ったく、コイツらは「読者の知る権利」を阻害しマクっとるんだから、さっさと、購読料を返せってんだ、このアホンダラが！

　＃ほいで、もうすぐ、法務ダイジンをクビになる森雅子が、昨日（＝９・４）の閣議後のカイケンで、「起訴状に書く犯罪ヒガイシャの名前の顔伏せ化に向けて、刑訴ホウのいじくり回しを検討」と喋ったってんだが、そこで、各社、ビミョーに違ってて、その対象について、朝日は「性ハンザイ」、産経は「性ハンザイとストーカー」、んで、毎日とＴＢＳが「性ハンザイなど」としておってだな、この「など」が曲者だわなあ。

　折しも、河井克行＆案里の夫婦による買収ジケンで、このほど、「被買収の方」についても、刑事告発がなされたが、きっかけは間違いなく、初コーハンでの起訴状朗読で「被買収の１００人の名前」を読み上げたからだからな。たぶん、ド腐れ糞垢レンガ連中の本命は、その「性ハンザイなど」の「など」に、コイツを潜り込ませることだろうなあ。まさしく、イケダモン大先生を創立者とする公明トウ（＝創価ガッカイ）がこの自公で言い出した、「報道ヒガイシャ救済」の名目で、「イケダモン情報保護ホウによって、搦め手から縛り倒せ」っていう手口だからな。

　ワシ、そもそも理解に苦しむのは、ぬあんで、起訴状でそうした犯罪ヒガイシャを黒塗りにせなアカンのだよ？　さすがに、そこで実名表記したところで、ヒガイシャが殺されておるならともかく、性ハンザイで生きておる場合、公人や有名人ならともかく、そんな無名の一般人の実名なんて、シンブン＆ＴＶが報道するかってんだよな。「ヒガイシャ救済」とか、「ヒガイシャのプライバシー保護」といった、誰もが文句のつけようのないキレイゴトをブチ上げて、ジケンの詳細に関する事実を出し渋るってのが、あの京アニ放火ジケンの例を出すまでもなく、凄まじいわな。シンブンも本気で怒っておらんっていうか、「いいか、そうやって出し渋っておったら、ソーサ費やちょーかつのＵＲＡＧＡＮＥを暴くからな！」と、ケンカをフッかけるワケでもねえんだから、こんなもん、ナメられるに決まっておるぢゃないか、このアホンダラが！

　＃しかし、７年半余りも続いた「第２次アベ自公セー権のソーカツ」だが、そろそろ、少しは気の利いた分析記事が出てくるんかと待っておるんだが、相変わらず、全然だわなあ。あんなアベのくんだりんを神輿に担いで、ニッポンの憲政史上、通算で最長の総理ダイジンとなったってことは、ある意味、スンゴイことだわな。連続在職日数でも、あの佐藤栄作を抜いたんだからな。

　こういうのは、「全体状況」、つまり、「大事なこと」から見ていかんとだが、まずは「自公」という枠組みだ。コレ抜きには、何も語れんのだが、誰も語ろうともせん、この奇っ怪さだわな。「自公」の始まりは、「参院タイサク」で、３０年以上も前だが、消費税導入（＆リクルート疑獄ジケン）で、８９年の参院センキョ自民トウが歴史的な惨敗を喫して、「過半数割れ」に追い込まれたんだが、すべての出発点はココだからな。

　確かに、１６年参院センキョで、自民トウは単独過半数を回復しとるんだが、でも、それは追加公認と、小沢イチローの懐刀だった平野達男を入党させて、やっとこさ、１２２ギセキを確保したんだからな。ご存知の通り、１人区においては、自民トウ公認候補は、すべて創価ガッカイ票が注入されておるんだから、こんなもん、「単独過半数」なんて、見せかけ以外の何物でもない。まさに「ハリボテ」や。

　で、去年の参院センキョで、自民トウは名実ともに、過半数割れに戻ったんだが、シンブンはなぜか、このことをきっちりと書こうとせず、「憲法いじくり回し勢力、３分の２割れ」で誤魔化しておったよな。確かに「踏まれも、どこまでも付いてきます下駄の雪」だが、ただ、連中も時々、思い出したように、この４月の全コクミン１０萬円給付のやうに、ちゃぶ台返しをヤラかすからな。たかだか、国政センキョの比例で７００万票弾き出すのが関の山のくせに、ウイルスさながらにケンリョク中枢に侵入すると、コレだけデタラメをヤラかしてくれるんだからな。

　最後の中センキョ区制は９３年だったんだが、この四半世紀で自民トウもすっかり変わったよなあ。いみじくも、今度のソーサイ選で、今やアベ腰巾着軍団の一員に成り下がっておる元週刊新潮編集ブの門田隆将こと門脇護が、石破に対して「生きる道は野党しかない」と言い放っておったわな。要するに「自民トウから出て行け」ってんだが、この寛容性のなさこそが「自公の結実」なんだが、しかし、門脇も自分がアレだけブッた斬っておったイケダモン大先生と、んもう、同じになってしもうだんだよなあ（ＴＴ）

　＃で、「１００年に１度の大雨」「過去最強クラス」（ｂｙ気象チョウ）の台風１０号だが、今晩（＝９・６）、２１時現在、鹿児島県枕崎市の西南西約９０ｋｍを時速３０ｋｍで北上中ってことで、中心付近の最大風速は秒速４５ｍ、最大瞬間風速は同６０ｍってんだが、ま、九州上陸ではなかったんで、まだ、マシ思わんとだろうなあ。願わくは、もっと西に逸れて欲しかったが、コレばっかりは雨乞いの逆で、ワシは神仏を信じてはおらんのだが、ま、天に祈るしかねえわなあ。

　もちろん、今回の台風も大型でかつ強力ってのは、分かるんだが、ここんところ、気象チョウは「過去最強クラス」ウンヌンの物言いを連発しておるよな。コクミン的には、ただひたすらそうやって煽るだけでのうて、もうチョットきめ細かい情報を吐き出して欲しいわなあ。ちなみに、去年の台風１５号＆台風１９号もスンゴかったんだが、送電線の鉄塔が倒壊した１５号は風台風で、千葉市では観測史上最高の最大瞬間風速５７．５ｍを記録しておったし、１９号は風も凄かったが、雨が超スペシャルで、箱根は降り始めから１０００ｍｍ超えたんだったよな。「それ」に比べたら、今回はどうなんだろうなあ。ぬあんとか上陸せんかったことも含めて、被害が小さくあることを祈りたい。

　ちなみに、台風１９号では、千曲川以下の河川の決壊が凄かったんだが、去年の「１１・１３」の産経によれば、東大以下の研究グループが、全国５０ヵ所以上で堤防が決壊するっていうシュミレーションを、かなり正確に３０時間も前に弾き出しておったってんだよな。ところが、気象ギョーム法では「気象チョウ以外が、洪水情報を予測して公表しておるのを禁じておる」ために、宝の持ち腐れで終わってしもうたってんだよな。

　取材に対し、東大生産技術研究所教授（水工学）の芳村圭は「規制緩和が必要で、国や自治体と連携して、採用を模索したい」と喋っておったんだが、全くその通りだ。例えば、今回でいえば、九大あたりで、何かかなり正確なシュミレーションとかヤッてそうだが、下手に吐き出すと、気象チョウに大目玉を食らうんだよな。ま、気象に限ったハナシではないが、特定の専門家集団が情報を独占しとると、ロクなことがねえからなあ。やっぱ、専門知識を持っておる研究者同士が切磋琢磨することで、「質の向上」を目指さなアカンし、そうした情報はジャンジャンと公開せんと、だ。

　＃ほいで、今晩（＝９・６）、２２：１６ｕｐの産経電子版に、「大阪市をブッ壊して、特別区にする」っていう大阪都構想への是非を同シミンに世論チョーさで尋ねたところ、「公明トウ支持層」ってのは、「創価ガッカイ員」のことだが、ぬあんと、「反対」が「５７．４％」に達して、「賛成」の「２６．０％」を全然上回ったってんだな。スンゴイなあ。コレまでセンキョ戦では、ゲンバでは「血より濃い自公の絆」で突っ走ったんで、コイツはオキナワの辺野古埋め立て工事と同様、反発があるんだな。だとすると、今秋の住民投票は、分からんよなあ。

　それと、日付が替わって、今日（＝９・７）発売の週現に「菅新総理ダイジンで１０月カイサン＆総センキョで、獲得予想は自民トウ３１０ギセキ」とブチ上げておったんだが、記事をよく読むと、「自民トウ＋公明トウ」の数字なんだよな。であれば、「自公」でなければおかしい。こんな致命的なミスをヤラかしておる時点で、ダメだわな。完全に終わってる。ゲリラ精神の権化であるマトモな週刊誌であれば、「菅とヤクザ筋の超ズブズブ」を字にせなアカンんだが、いったい、どなっておるんだよ？　さらに致命的なのは、「獲得ギセキ数の積算根拠」が全く明示されておらんことだ。

　確かに、月曜発売組では、いつまで経っても佐野眞一による「化城の人」を再開せんポストに、ラスプーチンのイケダモン大先生連載を延々とヤッておるアエラも酷いんだが、しかし、週現の底の抜け方ってのは、レベルが違う。ナンボ、朝青龍の八百長報道でニッポン相撲協会に恫喝ソショウで負けたからといっても、「過去のハナシ」だからな。週現の編集ブでいったい、何があったんだよ。異常だ。ワシは廃刊すべきだと思う。読者を愚弄しておる。

　＃で、今晩（＝９・７）、サメが某自民トウ国怪ギインのパーティーで喋ったことには、「アベのホンネは岸田後継だったが、菅支持が急速に広がって、それが言い出せなくなってしもうた」ってんだが、「岸田が有利に展開させるには、（かつて同じ宏池会だった）麻生派の協力が不可欠だったが、麻生タロウと岸田の後見人である古賀誠が犬猿の仲」ってことで、「あー、そうか」だわな。オマケに２人とも福岡だしなあ。

　それはそうと、「河野タロウが出馬するなら、応援する」と言っておったコイズミ倅の進ジロウだが、「菅支持」については、既に自分の口からちゃんと明言したのかよ？　ちなみに、進ジロウは前回１８年のソーサイ選では「石破」に投票しておって、あの森友学園ジケンについても、「平成政治史に残る大ジケン」とまでブッた斬っておったんだよな。コイツもアベ同じで、「手足」っていうか、後援会ソシキの「足腰」に相当する、地元のヨコスカ市議が「同じ地元」ってことで、「菅支持」を大々的に表明しておるんで、それには逆らえんってことか。ぬあんか、進ジロウも「ザ・昭和の政治家」だわなあ。せっかく、嫁ハンの滝川クリステルは元報道キャスターで、かつては「障害が重いほど負担が重くなる障害者自立支援ホウアンのデタラメ三昧」を摘出しておったもんなんだが、ま、いずれにしても、とにかく、黴臭いわなあ。

　それはそうと、田中龍作だが、最近、山本タロウへの文句を止めたかと思ったら、今度は立民＆国民の合流劇で、立民にキビシイっていうか、冷たいわな。田中は枝野のソリが合わんのかいなあ。あーいうのは、やっぱ、小遣いを上手いこと握らせて、手なづけてヤラんとだわなあ。「キシャ倶楽部に関するモンダイ点」について勉強会でも開いてだな、その講師に望月衣塑子あたりと抱き合わせて呼んで、それが終わったら、赤坂見附あたりでイッパイ飲ませて、帰り際に「少なくてスミマセンが、クルマ代です」と、胸ポケットに茶封筒を入れてヤレば、だいぶ変わるハズやで。だって、アベの腰巾着軍団は、桜井よしこに始まって、百田尚樹に門田隆将こと門脇護と、ワサワサととぐろを巻いておるんだが、アレだって、出すもん出しておるからだからな。「それ」を差配するセキニン者が、官房ちょー官の菅だったんだぞ（笑）

　＃それで、「１００年に１度の大雨」（ｂｙ気象チョウ）と煽りマクった今度の台風１０号だが、まだ、九州上陸ではなかった分、多少はマシだったんだろうが、それでも、被害ゼロというわけにはいかんので、被害に遭われた方々には、この場を借りてお見舞い申し上げる。

　ネットで散見した限りだが、ちょうどこれから「梨の収穫」の時期にあたっておるんで、佐賀県伊万里市の農園では、前回の台風９号と合わせて、１２万個が落ちて、３千万円の被害だそうで、「こうやって落下した梨はすぐ腐るんで、廃棄処分するしかない」ってんだが、気の毒で残念だ。その一方で、熊本県内では「梨の落下の被害は、１割程度で収まったようだ」ってことで、「全滅」を覚悟しておったところもあったというので、それで言うとマシだったということのようだ。

　そこで思ったんだが、台風もそうだが、被害の出方ってのはきめ細かいんだな。恐らく、熊本より佐賀の方が風が強かったってことなんだろう。その一方で、大分県日田市では、今回の台風１０号に備えて、梨の収穫を前倒しにしたってことで、「そういう方法もあるのか」と、「へえー」だった。

　台風を始めとする気象情報はもとより、今、世間を騒がせておる夏風邪こと、ＳＡＲＳ２号（新型コロナ）の感染症もそうだが、「被害予測」は正確性を求めなければならない。「とにかく、大袈裟に出してさえおけば、こっちのもんだ」といい気になっておるんだろうが、そもそも、学術研究の目的は「真理の探究」であるハズで、「そこ」を外しておる時点で、論外だ。しかし、今度の台風１０号は「１００年に１度の大雨だった」ってんだが、去年の台風１９号で、降り始めから１０００ミリ超を記録した箱根の住民からしたら、「大嘘つきやがって」と怒るわな（＞＜）