硬派ニュース版・ひとりツイッター！（続き）

　ニッポン列島、梅雨も真っ只中、ムシムシ、ジトジト雨の日々なれど、あの新型コロナのバカ騒ぎに象徴される、この世の迷妄愚昧をフンサイすべく、ひたすら正義を希求するペンを、今日もわちきは、ド腐れ糞ケンリョクどものドテッ腹にザックリと突き刺して、その先端をグビグビとねじり回し、腐りきったはらわたを抉り出すなりぃーーーーーっ！！！！！

　＃ほいで、固定ツイートってヤツで、ワシの最新刊『「自民党“公明派”」２０年目の大失敗』（第三書館、ソフトカバー・２２０頁、１５００円＋税）が、発売になるんで、関心のある方は、ぜひ、お買い求め頂きたい！

　じつは、ワシの信濃町との付き合いも、この「自公の２０年」とピタリと符合するんだが、振り返って、いろんな思いが去来する。初期三部作の『システムとしての創価学会＝公明党』『シンジケートとしての創価学会＝公明党』『カルトとしての創価学会＝公明党』（第三書館）を上梓するにあたり、戸田門下生でありながらも、イケダモン大先生の先輩だった都議会公明党を率いていた龍年光サンに取材したことがあった。でも、当時、今以上にもっと無名だったんで、アポを取って、ハナシを聞こうにも、「どうせ、信濃町の回し者だろう」と全く相手にされなかった。

　しかし、それで怯んでもいられないので、さらにオファーをかけると、ようやく、分かってはくれたんだが、「キミがそうやって正義感を胸に、本を書こうという思いは分かった。でも、そんな本が世にでるわけがない。池田大作が本気になれば、そんな出版社のひとつやふたつ、いくらでも潰せる」と。「めくら蛇に怖じず」とは言うが、「あー、そんなもんなのか」と思ってて、でも、サーッと出てしまったんで、むしろ、龍サンが驚いていた。公明トウの前身である「公明政治連盟」を立ち上げるにあたり、日蓮正宗総本山・大石寺の宿坊でイケダモン大先生以下、最高幹部が大真面目に「組閣名簿」をこしらえておって、２通作成したんだが、いずれも、総理ダイジンは「イケダモン大先生」だった。もちろん、本邦初公開となるこの秘話は、ちゃんと書いている。だから、『システムとしての創価学会＝公明党』の帯のキャッチコピーは、「総理大臣・池田大作を今も目指しているのか」だったのだ。

　それで、もちろん、龍サンに本を贈ったんだが、まさか出るとは思わなかっただろうなあ。ワシに寄こした手紙の中で、「じつはその組閣名簿は、私が保管していたが、それから、中西治雄がやってきて、持っていった。表に出されたら、マズイと思ったんだろう」と明かしていた。ま、外務ショウのラスプーチン様こと、佐藤優がアエラで大連載中の「池田大作研究」では、間違っても出てこないハナシやな（笑）

　＃で、都チジ選とも蜜にリンクしておるＳＡＲＳ２号（新型コロナ）のバカ騒ぎだが、今日（＝６・２８）、都内の新規感染者数は６０人だったってんだが、ぬあんか、告示の「６・１８」以降、示し合わせたかのように、２０～５０人規模の数字をダラダラを吐き出しておるわな。んで、ほぼ必ず、「夜の街での感染」を放り込んでおるわな。全国的に見ると、確かに北九州や小樽で、クラスターは発生しておるんだが、基本的には収まっておって、「いかにも」ってカンジで、東京だけ突出しておるんだよな。

　しかし、連中も適当な数字を出すっていう、ボー略をヤラかすんかいなあ。ワシも根が純情のお人好しなんで、アタマから人を疑うってことをしたくはないんだが、あの森友学園ジケンのアベの対応を見ても分かるやうに「あったことが、なかったこと」に、また、その逆で「ないことが、あったこと」になんて、ザラだから。折しも、今朝の毎日が、石油元売り５社が「独自開発のハイオク」と称して、この２０年、「じつは、経費をケチるため、タンクを共同しておるんで、他社製品とチャンポンだった」と暴露しておったしなあ。「どうせ、バレない」とタカを括っておるから、何でもアリだわなあ。

　ハナシを都チジ選に戻して、宇都宮健児は「ぬあんで、東京アラートを発令せんのだ？　コレだと『東京アラー』だ、無策の小池都政！」とマクし立てておるってんだが、でも、下手に３桁の数字を出してしもうたら、「五輪開催どころではない！」と、山本タロウを勢いづかせるからなあ。そのへんのビミョーな塩梅、ま、サジ加減がムズカシイで（笑）

　＃「上」の続きっていうか、元在特会トップの桜井誠も、今回の都チジ選に出馬しておるんだが、都ちょーの女帝サマであられる小池百合子の「カイロ大の名誉卒業（＝中退）」について、月刊ＷｉＬＬの最新号（２０年８月号）で「学歴詐称はケシカラン！」と噛みついておったな。まさに、このセンキョ戦で、コイツは小池のザ・致命傷だからなあ。山本タロウ以下、他候補は、ぬあんで、コレを突かんのだ？　あの河井克行＆案里の夫婦を見てみろよ。キレイゴトだけマクし立てて、当選デキると思っておったら、相当、オメデタイっていうより、バカだわなあ。

　折しも、告示前にカイロ大が、わざわざ、「卒業は本当！」と喋っておったんだが、エジプトも軍ブっていうか、公安ケーサツをもっとデカくした、ま、治安キカンだわなあ。そういうのが、ワサワサとのさばっておるんで、大学なんてのは、ナンボでも言うことを聞くってんで、だから、「ニッポン政府に多大なる貸しを作った」ってんだわなあ。アレでおかしいのは、ニッポンのエジプト大使館までが「カイロ大の言う通り」と公式コメントを出しておったことで、そもそも、大使館なんて、在日エジプト人の保護や査証発行をヤッておればエエだけで、ホンマ、「アタマ隠して、ケツを見せてしもうた」わなあ。

　あと、元熊本県副チジで維新推薦の小野泰輔だが、ぬあんで、大阪府チジの吉村洋文は応援演説で上京してこんのだよ？　ネットを見る限り、この「６・２６」の晩に、リモート対談をヤッたってんだが、センキョをナメておるよなあ。折しも、この吉村は、週刊女性が「イケてる！？　吉村洋文チジ七変化ファッション　胸キュンするオンナ急増中」のグラビア特集を組んでおってだな、まさに、ジャニーズ並みの扱いだからな。ぬあんで、吉村は東京に乗り込んできて、小野と２ショットで街頭演説して、「当選の暁には、東京と大阪でタッグを組んで、コロナ禍の撲滅に乗り出す」とマクし立てんのだ？　コレで、今は浮動票と言うたらアカンのやな、無党派層で１０万票は上乗せデキるんのに、ひょっとして、掛けたハシゴをピャーッと外してしもうとるのかよ？

　＃さらに続きで、ようやく、近所の本屋に石井妙子『女帝　小池百合子』（文藝春秋）が入荷となり、所狭しと平積みされておって、ざーっと読んだんだが、例の「カイロ大の名誉卒業（＝中退）」の件については、最後の方で「これでもか！」と書き込んでおってだな、ま、「既に終わってるハナシ」だな。だから、「森友学園ジケンにおけるアベ」と同じで、完全に詰んでおるワ。

　こんなもん、小池にしてみりゃ、グウの音も出んっていうか、下手に恫喝ソショウに打って出たら、ちょうど半世紀前の、あの藤原弘達『創価学会を斬る』（日新報道）に対する、イケダモン大先生んところの「公明トウ＝創価ガッカイ」がヤラかした言論出版妨害ジケンとクリソツで、ヤブヘビ化して、大ベストセラー間違いナシだわなあ。だって、世の中的には、この本の認知度はまだ全然なんで、「恫喝ソショウ、即、大宣伝！」ってことで、一般人であるよい子のトミンの知ることとなって、一気に売れるわなあ。　

　ほいで、カイロ大は「卒業証書」と「卒業証明書」と、一応、２種類の紙切れを出しておるんだな、それで、追試があったとされる「７６年１０月」には、小池は、あのへんをフラフラと放浪しておったみたいで、とにかく、デタラメ三昧の極みだわな。以前から、カイロ大にニッポンからの問い合わせは殺到しとるんだが、本来であれば、小池が名誉卒業（＝中退）している文学ブ社会学科が対応せなアカンのに、たらい回しにされた挙げ句、なぜか、「文学ブのニッポン語学科」に繋がされるってんだな。まさに、マンガの世界だわなあ。

　ま、エジプトのチアン当局、内務ショウが牛耳っておるんだろう。今更、功成り遂げた都ちょーの女帝の顔に、泥を塗りまくることになってはマズイっていう配慮だわなあ。んもう、「武士の情け」ってのは、国や民族を超えて、世界共通なんだな（笑）

　＃で、ＳＡＲＳ２号（新型コロナ）のバカ騒ぎだが、今日（＝６・２９）の都内の新規感染者は５８人ってことで、コレで４日間連続で５０人台ってことなんだが、ぬあんだか、都ちょーの女帝サマこと、小池百合子の再選を磐石なものにすべく、「数字操作の可能性」を指摘するとだな、「それは陰ボー論に洗脳されておる」とバカにさわれるのがオチなのかよ。でも、ぬあんか、デキ過ぎておるんだよな。

　折しも、ＦＮＮ＆産経の世論チョーさにおいて、「データ捏造」を敢えてカミングアウトしておったんだが、ココだけではないが、ワシは前々から、「下駄履かせナイカク支持率」だと睨んでおったんだが、「あー、やっぱり、そうか」だったんだよな。今、ヤッとる都チジ選の投票同子チョーさだって、「どうせ、小池が勝つんだから、マジメに電話を放り込むのはアホらしい」ってことで、「ぢゃあ、小池は得票率６０％ぐらいで作っちゃおうか」で、ナンボでもヤリマクってそうだよなあ。あとは、電通の中抜きと同じで、浮いた分は懐に入れて、オシマイだわなあ。

　だって、小池にしてみればだな、１７年の総センキョで「希望惨敗」によって、「過去の人」になっておったのに、今春のＳＡＲＳ２号のバカ騒ぎで、「ステイホーム」と恫喝した途端、急に存在感を取り戻して、「あれっ、気がついたら、再選出馬かよ」なんだわな。とはいえ、「五輪開催死守」がある以上は、いずれ打ち止めにせんとだが、この「７・５」の投開票までは、ダラダラと「５０人前後」の数字を出しておいてだな、「いいか、第二波が来るぞ」と、バカなトミンどもをビビらせておいてだな、再選を決めたら、後はネグっちゃえばエエわけだろ。だって、コレまでの感染者数が実際よりは少ないのは間違いないんだから、「今、それを後出ししているだけ」ってことで、ま、この程度のことくらい、ヤルと思うなあ（笑）

　＃ほいで、近所の本屋に「ＳＡＲＳ２号（新型コロナ）」ってことで、関連書籍がアレコレと入ってくる中で、一連の岩田健太郎の新書の隣りに、金森修『病魔という悪の物語━━チフスのメアリー』（ちくまプリマー新書）があったんだが、超オモロイ。まさに、今のバカ騒ぎの本質を描き出しておる。

　コイツは、「メアリー・マローン」っていう、１８６９年に北アイルランドに生まれ、子供の頃に亜米利加に渡り、その後、ＮＹ近辺で賄い婦の仕事に就いていた１人の女性のハナシで、ノンフィクション、つまり、実話や。この名前でウィキペィアで検索をかけると、引っかかるんで、急いでおる人は、コレだけでも概要は掴める。

　１９０６年、ある銀行家の一家６人が腸チフスに罹ったんだが、原因を探っていくうちに、そこに賄い婦として勤めておったメアリーが浮上したんだが、ところが、このメアリーは腸チフスを発症してなくて、「健康保菌者（キャリア）」のレッテルを貼られたんだわな。その後、メアリーが賄い婦として勤めた８つの家のうち、７つで腸チフスが発生し、計２２人が感染し、うち、１人が死亡したんだな。だから、公衆衛生当局は、このメアリーを都合２回、計２６年にもわたって、マンハッタンのノース・ブラザー島にある隔離病棟に放り込んで、結局、１９３８年にココで亡くなっておるんだな。

　著者の金森によれば、この「チフスのメアリー」は、「歪曲と増幅の産物」としておるんだが、公衆衛生における感染症タイサクにおいて、この「健康保菌者（キャリア）」っていう発想が出てくるのは、そう古い時代ではなく、どうもコイツが発端らしいんだな。しかし、このテの病原菌にウイルスなんて、世の中にワサワサとおるんだから、こんなこと言ってしもうたら、人間全員がキャリアだわなあ。

　ちなみに、本書は０６年に刊行され、著者も既に１６年に亡くなっておるんだが、バカ騒ぎを機に再刷がかかって、まさにカミュの『ペスト』（新潮文庫）やな。この金森修という人は、東大教養学部卒で、東大院教授を務めておったんだが、専門は現代フランス哲学・文学で、元々、ガストン・バシュラールの紹介をしておるんだが、ワシも大学生んときに『夢みる権利』（筑摩書房）を読んだものだが、その中で、やっぱ、ミッシェル・フーコーにも関心を持っておったんだな。

　だから、あの『監獄の誕生』（新潮社）と同じで、「ケンリョク機構としての公衆衛生を診る」という、まなざしがある。まさに、「感染症タイサクにおける予防拘禁スペシャル」や。今こそ、カミュの『ペスト』ともども、「ザ・仏文の教養と想像力」を駆使せんとなんだな（笑）

　＃で、この「６・２８」に投票のあった仏蘭西の統一地方センキョ（Ｅｌｅｃｔｉｏｎｓ　ｍｕｎｉｃｉｐａｌｅｓ　２０２０）の第２回投票だが、投票率はこのコロナ禍で過去最低の４１．６％だったにもかかわらず、マクロン坊やんところのＲＥＭ（共和国前進）が惨敗の一方で、ＰＳ（社会党）所属のアンヌ・イダルゴが再選を決めた巴里市長をはじめ、マルセイユ、リヨン、ストラスブール、ボルドーと主要都市で、左派＆緑の党の共闘候補が押さえて、んもう、坊やは２２年に向けて、カラータイマーが青色から赤色に変わって、ピコンピコンと鳴り始めてしもうたやないか！

　仏蘭西ってのは、ニッポンの戦前と同じで、ダイジンや国怪ギインが地方ギインとの兼職ＯＫなんだが、それで総理ダイジンのエドアール・フィリップが立候補した北仏はノルマンディーのルアーブル市長センキョは、フィリップ２５，１５９票（得票率５８．８３％）に対し、ＧＤＲ（左派と民主主義と共和主義のグループ」の下院ギインのジャン・ポール・ルコックが１７，４０６票（同４１．１６％）にまで追い上げておって、ダブルで行われた市議選では、フィリップんところが４７ギセキに対し、ルコックんところが１２ギセキも獲得しておったんだな。だって、このルアーブルは保守の牙城で、そもそも「第１回投票」でフィリップは当選を決めておらなアカンのだぞ。

　巴里市長センキョは、ＲＥＭのビュザンは、ぬあんと、あのＬＲ（共和党）のダチを下回って、得票率１３％で３位だからな。坊やはアウトやで。コイツは、この「９・２７」にある、地方ギインらによる間接センキョであるリュクサンブール宮（上院）のセンキョに、モロ、直結しておるからな。だってさ、第１回投票は、この「３・１５」で、本来であれば、第２回はその１週間後なんだが、マクロン坊やはこの劣勢にビビリマクって、非常事態宣言を発令して、先送りしてこのザマだからな。こんなんだったら、当初のスケジュールでヤッておれば、間違いなく、傷は小さかったよなあ。

　いやあ、この低投票率で坊やんところが負けたってのは、それで「終わってる」わなあ。もし、投票率が上がっておったら、ＲＥＭは惨敗どころか、「消滅」だからな。今回は、仏蘭西コクミンってのは、ハラが据わっておるっていうか、ヌケヌケと票一揆に打って出るわなあ。コイツは、何よりもまず、あのガソリン値上げに抗議した黄色いジャケット革命（Ｌａ　Ｒｅｖｏｌｕｔｉｏｎ 　ｄｅ　Ｇｉｌｅｔｓ　ｊａｕｎｅｓ）の蓄積がある。１年以上にわたって、毎週末、延々と続けておったわな。「それ」が非常事態宣言下でも、脈々と生きておったってことだからな。

　ワシは、芥川賞作家の辻仁成や元フジテレビ女子アナの中村江里子が、「マクロン坊や、万歳！　いい子になって、家に閉じこもってます！」とひれ伏しておったんで、正直、ＲＥＭが盛り返すと思っておったんだが、スンゴイわなあ。やっぱ、王様をフン捕まえて、ギロチン台に送って、クビをピャーッと斬り落としたコクミンだわな。まさに、ジャン・ジャック・ルソーの「一般意志（ｖｏｌｏｎｔｅ　ｇｅｎｅｒａｌｅ）とは、人民主権の発露であり、堕落＆腐敗した専制政府を取り替えることである」だよなあ。衆愚政を極めておるニッポンとは違うな。Ａｌｌｅｚ－ｙ，ｖｉｖｉｒｅ　Ｆｒａｎｃｅ！（突っ込め、フランス万歳）

　＃ほいで、都チジ選だが、シンブン各紙、記事が全然、載っておらんよな。有権者としては「ホンマに、今、センキョをヤッとるの？」だわな。最大争点の「東京五輪開催の是非」に「コロナ禍タイサク」だが、本来であれば、例えば、「１年延期で、さらに見込まれる追加予算の試算」はもとより、アレはしんぶん赤旗の日曜版かよ、ＳＡＲＳ２号（新型コロナ）の感染者数について、保健所に届出のあった人数と、都ちょーが公表した人数に「格差」が存在しておってだな、実際に吐き出しておる数字は、やや抑え目にしておるってんだよな。だから、こうした点も含めて、突っ込みどころは満載なんだが、記事が出てこんよな。

　そういえば、去年７月の参院センキョでも、本来であれば、「消費税１０％実施の是非」ってのは、間違いなく、最大争点だったわな。ところが、シンブンは、イケダモン大先生を創立者とする公明トウ（＝創価ガッカイ）が言い出した「軽減税率適用」っていう飴玉をシャブらされておったために、完全にシカトして、スルーしておったよな。その二の舞が、今回もヤラれておるんだよな。んもう、アタマん中が腐っておるとしか、言いようがない。

　それと、今日（＝７・１）、１６時ｕｐの文春電子版に、今、世間をお騒がせしマクっておる一般社団ホウジン・サービスデザイン推進協議怪だが、そこの設立時の代表リジで、もう１つの一般社団ホウジン・環境共創イニシアチブの代表リジも務めておる赤池学ってのが、オモテ向きは「代表リジは無給」にもかかわらず、じつは電通から１千萬円の小遣いを貰うておったってことで、ま、「いかにも」なんだが、シンブンは続報が出んよなあ。

　アレは、６月のいつだったか、毎日シンブンに、ぬあんと、持続化給付金についての見開き２頁の全面広告が載っておってだな、「うわっ！」と思ったで。他紙はどうなんだろうなあ。ヨミに日経あたりは載ってそうだよなあ。こうやって、飴玉をシャブらされた暁には、んもう、いい子になって、ダンマリを決め込むしかねえよなあ（笑）

　＃「上」の続きっていうか、今日（＝７・２）、都内のＳＡＲＳ２号（新型コロナ）の新規感染者が１０７人と、１００人の大台を突破したことを受けて、夕方５時過ぎから、都チジの小池百合子が緊急カイケンして、「４段階のうちの３つ目にあたる『感染が拡大しつつある状況』」と喋っておったんだが、要するに、コイツが街頭演説に替わるセンキョ運動ってことだわな。

　ただ、ワシの疑念は、都内があまりにも突出しておることと、わざと詳細は言っておらんおだが、「比較的、軽症の若者が多い」ってカンジだわな。ＰＣＲも含めて、以前よりケンサ体制が整ってきたんで、諸々、「陽性者の数字」が出やすくなってきてはおるわな。

　あー、小池の後を受けて、ジム方がそのことは認めうえで、「接触歴の不明が増えている」ってんだが、そんなことより、大事なのは「重症化して、死に至りそうなケースが、どの程度あるか」だからな。「そこ」をカイケンで記者は突かんと、だ。コレはワシの仮説だが、「やや強め風邪の症状の旧型コロナの第５号となりつつある状況」と捉えることはできないのか、だ。

　そうだよ、そうだよ、今、山本タロウはどないしとるんや？　「こんな状況で五輪開催なんてトンデモない。浮いたカネでトミン全員に１０萬円支給する」と吼えなアカンやないか！　あー、カイケンで小池がさらに喋ったところでは、「夜の街の従業員にもケンサしてもらっているが、陽性が出ると、以前は１４日間、今は１０日間の隔離になるんで、その分の経済的補償はちゃんとヤル」かあ。まさにセンキョ演説だが、コイツをシンブンやＴＶが垂れ流すワケなんだな（笑）

　＃ほいで、永田町の政局だが、副ソーリ兼大蔵ダイジンの麻生タロウが「カイサン＆総センキョは、早ければ早いほどいい」とマクし立てておるんだが、要するに、河井克行＆案里夫婦による公選法違反（買収）ジケンだが、ド腐れ糞ケンサツ＆垢レンガは、原資となった「自民トウ本部からの１億５千萬円の給付」について、「買収目的交付罪で立ケンすることはゼッタイありませんので、アベ総理ダイジン以下、自民トウの皆様は、ぜひ、ご安心下さい」と言っておるようなもんだわなあ。

　折しも、通常国怪が終わったんで、霞が関はどこも、ジム次官を含めた人事異動がワサワサとコレからあるんだが、垢レンガも、この「７・３０」で齢６３の検事の定年を迎える東京コーケン検事ちょーの林真琴が、今月中に総ちょーの稲田伸夫の後釜に座るとの観測記事が、どっかのシンブンに出ておったわな。

　別に、自分たちの人事は、自分たちで勝手に好きにヤレばエエんだが、要するに、ド腐れ糞垢レンガは、アベ官邸と早々と手打ちしたってことかよ？　腹黒川の退職金支払いに対して、コロナ禍で鬱憤が溜まりマクっておるコクミンからは、怒りがピャーッと炸裂しておるからな。今、巷では、コロナ禍による倒産、クビ斬りで、「いい加減にしろ！」っていう状況だからな。出所は「政党助成金」っていう、ワシらの血税だぞ。連中ものうのうとしとるワ、このアホンダラが！

　＃で、ＳＡＲＳ２号（新型コロナ）のバカ騒ぎだが、都チジ選投票前々日の今日（＝７・３）は、都内の新規感染者は１２４人で、全国でも２００人超ってんだが、いやあ、ぬあんか胡散臭いわなあ。だって、投票率が下がれば、都ちょーの女帝こと、小池百合子は圧倒的有利になるんだから、あのＦＮＮ＆産経シンブンの世論チョーさを見ても分かるやうに、このテの数字なんて、ナンボでも操作デキるんだからな。

　だって、後出しで「じつは、集計ミスがあった」とヌケヌケと言ってもエエんだし、そもそも、黙っておれば、ゼッタイにバレんからな。もし、センキョ後に、劇的に感染者数の数字が激減した場合は、「操作」を疑ってみるべきだろう。おかしい。異様にデキ過ぎておるワ。「デキ過ぎたハナシほど、ウラを疑え」は、ジケン取材の鉄則だからな。だって、コイツが続くやうであれば、「五輪開催」どころぢゃねえからな。

　それと、今晩、２１：１８ｕｐの共同電が、河井克行＆案里夫婦による公選法違反（買収）ジケンで、２人を「７・８」にキソする一方で、小遣いを貰うた地元県議ｅｔｃは、広島チケンの方でキソすると、早々と打っておったんだが、捜査はコレでオシマイかよ？　その買収資金の原資となった自民トウ本部からの１億５千萬円の給付なあ。こんなもん、モロ、「買収資金の交付罪」だわな。自民トウ事務総ちょーの元宿仁に、ほいで、アベはぬあんで、タイホされんのだよ？　ったく、官邸に平河町ってのは、「何をヤラかしても、お咎めナシ」の無法地帯そのものぢゃないか、この糞アホンダラが！

　＃ほいで、今夕（＝７・３）の１７時半過ぎに、ワシは朝日シンブン東京ホンシャに電話を放り込んでだな、「御社の記事のことで、アレコレと言いたい」と言ったら、手際よく、読者応答室みたいなところに回してくれたんで、「今回の都チジ選報道、おかしい！」と文句を言ったで。

　ってのは、そもそも、センキョに関する記事自体が、他紙も含めて、全然なんだが、「もっと、読者がセンキョに関心を持って、投票に行きたくなるような掘り下げた記事が、もちろん、他社もそうだが、どうして出てこないのか。例えば、五輪開催の是非は、最大争点だが、それに関して、もし、１年延期となった場合は、追加費用がどれくらいかかって、それに伴って、いろんなゴタゴタも想定される。そういうことを、ぬあんで、もっとジャンジャンと字にしないのか」と言ったんだ。

　そしたら、電話口で応対したのはオンナだったんだが、「五輪開催の是非については、６月２９日朝刊に世論調査の結果を載せています」と言ってきたんで、ワシは「そんなアリバイ作り記事などではない」と言ったんだ。電話では言いそびれたんだが、ぬあんで、敢えて朝日シンブンに電話を放り込んだかと言えば、「他紙がヤラんのはしょうがない。しかし、ぬあんで、朝日がヤラん、デキんのだ？」という思いを抱いておったからや。「そうやって、センキョ戦である今こそ、シンブンが率先して争点を炙り出し、もっと掘り下げる記事を提供することで、有権者に投票の際の判断材料にしてもらってこそ、ジャーナリズムではないのか！」とマクシ立てたんや。

　それで、電話を切るにあたって、ワシの年齢（＝五十路）と、現住所（＝神奈川ケン）を聞かれたんだが、もちろん、ワシは読者を装っておったんで、一切、カミングアウトはせんかったんだが、今回、電話口で応対した相手ってのは、ひょっとしたら、北海タイムスから転職した北海道シンブンでは、高田昌幸デスクの下で道警ＵＲＧＡＮＥ取材に従事し、その後、朝日シンブンに移り、「フクシマの真実」を取材した、その『地図から消えた街　３・１１後の「言ってはいけない真実」』（講談社現代新書）を上梓した青木美希だったんかいなあ。

　＃で、今日（＝７・４）のＳＡＲＳ２号（新型コロナ）の都内の新規感染者数は、１３１人ってことで、３日連続３桁ってことで、「いかにも」なんだが、投票日の明日もコレぐらいの数字が出てきそうだわな。コイツを受けて、都ちょーの女帝こと小池百合子は、キシャ団の囲みに「トミンは不要不急で他県に行くのを遠慮して欲しい」かあ。っていうか、コイツは「バカなトミンは、もうセンキョには行かんでいいから、そうやって投票率を下げマクれば、実質自公推薦のワタシが圧勝」ってことだよな。

　そんなことより、九州南部の集中豪雨だわなあ。球磨川の氾濫で、熊本県球磨村の特老が浸水して、入所者１４人が心肺停止ってんだが、まさに、「死ぬの生きるの」なんで、こっちこそ緊急事態だわな。アベはカンケイ閣僚を官邸にかき集めて、アレコレと指示をせんとだが、ぬあんだ、官房ちょー官の菅は、日野市で、都議ホセンの自民トウ公認候補の応援演説かよ（＊＊）　おかしい。

　コロナにハナシを戻すと、大事なのは「重症者」がナンボおるかだからな。そんな風邪に毛が生えた程度のビョーキでバカ騒ぎして、どうするんだよ？　こんなのにいつまで経っても引きずり回されておったら、今後、台風のシーズンを迎えるんだから、１歩対応を誤って、初動の遅れにより、南房総で停電復旧が遅々として進まなかった台風１５号の二の舞や。アレはアベが、「９・１１」のナイカク改造を最優先したことによる、人災だったんだからな！　結局、ＷＨＯがいつ収束宣言を出すかだが、でも、アソコもチョー胡散臭いから、どうせ、製薬会社とツルんで「ワクチンが完成してから」っていうハナシなんだろうな。

　＃それで、今日（＝７・４）、ケンサツ当局（広島チケン特刑ブ＆東京チケン特捜ブ）は、その河井克行＆案里夫婦による公選法違反（買収）ジケンに絡んで、広島県福山市光南町の鶏卵会社「アキタフーズ」の本社ｅｔｃにガサ入れしたってんだが、共同電によれば、同社が１３～１８年に河井んところの政党シブへの献金が１８８６萬円と突出しておったってんだが、今後、サンズイに伸ばすツモリなんかよ？　同社が有利になるよう、どこかのヤクショに口利きでもして、その見返りに小遣いを貰ってりゃ、職務権限がなくても、「あっせん収賄」が適用デキるからな。

　そんなことより、バラマキの原資となった自民トウ本部からの１億５千萬円に対する「買収目的交付罪」だわなあ。アベの地元の下関のジム所から、ヒショ軍団が「アベの指示」でヒロシマ入りしておったってんだよな。地元企業とか回っておると思うんだが、その手間賃ってことで、その１億５千萬円から吐き出させておるわなあ。であれば、むしろ、下関のアベのジム所にガサ入れせんとなんだが、次期総ちょーの林真琴は、ヤル気ゼロなんだな。ったく、こんなんだったら、あの腹黒川と何も変わらんぢゃないか、このアホンダラが！

　あと、都チジ選だが、田中龍作のテラ銭ブログを見ると、山本タロウは新宿南口で最後の演説をヤッとったってんだが、だいぶ、聴衆は集まっておったな。ま、投票率がどうなるかで、終盤にアレだけ都ちょーの女帝である小池百合子が、ＳＡＲＳ２号（新型コロナ）で恫喝し倒したんで、どうせ、トミンはバカだから、前回よりは下がるんかいなあ。小池の牙城を切り崩すのはキビシイにしても、モンダイはどれだけ肉薄デキるかだろう。２００万票に達して、僅差を演じられたら、永田町の政局的には大勝利と言ってエエだろう。結果次第では、ケンサツ当局による河井夫婦への再タイホもあり得るからな。

　＃で、「上の上」で、ワシが朝日シンブンに電話を放り込んで、都チジ選の報道について文句を言った件で、「ひょっとしたら、喋った相手が、元北海道シンブンの青木美希だった可能性」について喋ったんだが、懇切丁寧な読者がわざわざ、ぬあんと、本人にウラを取って「違う」とメールで教えてくれたんで、紹介しておくワ。確かに、この４月で、彼女は東京社会ブを離れて、記事シンサ室ってところに異動になって、そこは、電話で読者対応をするセクションとは、恐らく、違うんだろう。とにかく、取材部門から外れておるんだわな。

　その青木美希の上司だった北海道シンブンの高田昌幸デスクは、ケーサツのＵＲＡＧＡＮＥ取材で会うてハナシを聞いておったんで、知ってはおるが、青木は全く面識はない。その『地図から消えた街　３・１１後の「言ってはいけない真実」』（講談社現代新書）を、いつだったか、近所の本屋にあったのを見て、それで初めて名前を知った次第だ。だから、この３月中旬かいなあ、日刊ゲンダイだったと思うが、「左遷」の記事が載っておったんで、「ぬあんだ、こりゃ？」とは思っておったんだ。

　コイツも、青木美希が紙面で大誤報を飛ばしたとか、明確な瑕疵があるのならともかく、そうぢゃねえってだろ。要するに「フクシマの真実」を書いちゃったら、あの「鼻血ブー」の『美味しんぼ』の雁屋哲とクリソツで、干されてしもうとるってことだわなあ。ワシは築地の事情については全く疎いんだが、でも、今の社ちょーの渡辺雅隆ってのは、あの社でも、極めて異例と言える大阪社会ブの出身だろ。であれば、もっと、骨があってもよさそうなもんなんだがな。コレだけではないが、ぬあんか「フクシマの真実」を巡る報道で、ゴタゴタしておるわな。

　ハナシを青木美希に戻すと、この塩漬け状態がいつまで続くのかだろうが、今、四十路半ばかよ。脂も乗って、イチバン動ける年代なんで、東京シンブンあたりの転職はどうだろう。最近、あんまり他社から引き抜いておらんのだが、四半世紀前になるが、かつてはジャンジャンと引き抜いておって、毎日と産経は給料安いから草刈場だったんだよな。朝日シンブンよりは下がるが、待遇は悪くない。だって、オンナ記者は望月衣塑子や佐藤直子だけではねえからな（笑）

　＃あと、この「７・２」のヨミ朝刊だったかよ、「通産ショウが２０３０年度までに石炭火力の９割を削減する」とブチ上げておって、折しも、その翌日に独逸ギカイが「石炭火力全廃ホウアン」を可決したってことで、「ＣＯ２排出の元凶である石炭火力を潰せ！」がスンゴイんだが、ワシは反対だ。

　そもそも、「ＣＯ２が増えたから、地球が温暖化した」んでのうて、実際は逆で、「地球化が温暖化した結果、ＣＯ２が増えている」んだ。それは、名城大経済学部教授を務めた槌田敦が明快に説いておる。だいぶ前だが、その講演会でハナシを聞いたことがあるんだが、噴火をはじめとする地殻運動ｅｔｃで発生した熱ってのは、基本的には宇宙空間に放出され、残った分は、雨になったりして、グルグルと循環しておるんだよな。データを調べれば分かるが、大昔の方がよっぽど、ＣＯ２濃度は高かったんだが、そういうのは石油や石炭の形で地下に封じ込まれておってだな、「それ」を使ったところで、大したことないってんだな。

　それで、地球が温暖化しておるってのは、例えば、太陽のコロナの活動が活発になるとかの要因もあって、それは周期的に寒暖を繰り返しておるってんだな。長いスパンで見ると、氷河期があったり、温暖期があって、過去を見ると、平安時代はだいぶ暑かったんだが、江戸時代に入ると、温度が下がって、また、それから上がってきておるってんだな。むしろ、「地球寒冷化」になったら、モロ、食糧危機を迎えるんで、それに比べたら、地球温暖化は全然、大したことではない。

　そこで、発電だが、確かに自然エネルギー１００％が実現すれば、それに越したことはないが、現実モンダイはそうはいかんわな。現実モンダイとして、「どうエネルギー供給を維持するか」という立場に立てば、「安価な石炭火力」は維持すべきだ。地球温暖化危機を煽りマクって「原発再稼働」に持ってイカれるよりは、全然、マシだ。だから、トランプが国内の炭鉱労働者の雇用を守るために、巴里協定を離脱したのは、間違っていない。

　もっと言えば、ニッポンだって、夕張にいわき、三井三池、筑豊と閉山した炭鉱を再開しろってんだ。地下を掘れば、石炭はナンボでも出てくる。戦後、ニッポンは亜米利加サマの恫喝に屈して、これらの炭鉱は無理矢理、閉鎖させられたんだからな。いいか、その代わりに原発を押しつけられたんだぞ、わかってんのか、このアホンダラが！

　＃で、今日（＝７・５）、投開票の都チジ選だが、どこも投票箱の蓋の閉まった夜８時ジャストに、都ちょーの女帝こと小池百合子の「再選当確」を打ちマクっておるんだが、そんなことより、まずは、投票率だ。蓋を閉めてから２時間半も過ぎておるのに、投票率の選管最終確定が出ておらんってのは、どういうことなんだ？　１９時半現在の推定投票率が３７．３２％（前回４０．１４％）だったってんだが、ちなみに、前回は５９．７３％だったってことから勘案すると、５０％は超えたってカンジだわな。であれば、そんなに有権者の関心が低かったとは言えんわな。

　あー、２０：３２ｕｐの東京シンブン電子版が打っておるが、投票率は５４．９７％かあ。「コロナ禍で盛り上がらず」の見出しだが、ワシは思ったより、高いという印象だ。っていうか、あの新規感染者の連日３桁を受けて、小池が「東京アラー」を発したんで、アレで５０％を切ると思っておったからな。逆に言えば、あの東京アラーを出してなけりゃ、もっと投票率が上がっておった可能性はあるんだな。

　ってことは、都内有権者数は約１１００万人だから、今回は約６００万人が投票したってことだわな。だから、コイツを小池以下、山本タロウ、宇都宮健児、小野泰輔の４人で、どう分捕ったかや。いずれにしても、選管の最終確定票が出んことには、ワシもアレコレと言えんワ。それで、ＮＨＫが２３：２０現在（開票率７１％）で、小池２６７．４万票、宇都宮６２．０万票、山本４９．８万票、小野４６．１万票かあ。小池の圧勝か。

　＃「上」の続きで、都チジ選だが、もちろん、ＳＡＲＳ２号（新型コロナ）のバカ騒ぎはあるにしても、それだけではない。何よりもまず、メディア（＝シンブン＆ＴＶ）が、今回も争点を掘り下げる報道をヤラんかったよな。大きいというより、致命的ですらある。タロウは不発に終わったが、そもそも、出馬表明が遅過ぎたのと、去年の参院センキョ以後、特に年明け以降、あと、コロナのバカ騒ぎの間でも、ま、「過去の人」と化しておったわな。もちろん、小池も同様だったんだが、３月以降、例の「ステイホーム」の恫喝を契機に、露出が増えておったわな。既にそれがセンキョ運動だったわなあ。

　あー、今晩（＝７・５）、２３時過ぎに、都センカンが正式発表した最終確定投票率は、５５．００％か。東京シンブンは、最終確定投票率の「推定値」を抜いておったってことかよ。それで、「宇都宮健児＆山本タロウ」の野党共闘ウンヌンだが、コイツは、タロウが今回、出馬しておらんかったら、その分、投票率が下がっておったっていうだけのハナシや。ざっと、「投票率１％＝１１万票」なんで、もし、タロウが出ておらんかったら、投票率は５０％を切っておっただろう。

　本来であれば、立民は蓮舫を小池にブツけなアカンのに、「それ」もデキんで、宇都宮支援でぬあんとか、メンツを保てたワケだからな。維新推薦の小野泰輔については、大阪府チジの吉村洋文が、ぬあんで、もっとジャンジャンと応援演説をしなかったのか、理解に苦しむ。まさに、見殺しだわな。あと、田中龍作のテラ銭ブログは、バイアスがかかりマクっておるわなあ。だから、アレは電通の誇大広告と同じで、ま、眉に唾をつけて見るぐらいで、ちょうどエエんだろうなあ（笑）

　それで、最終確定票が出て、小池３６６．１万票、宇都宮８４．４万票、山本６５．７万票、小野６１．２万票かあ。小池は前回より上乗せしておるんだな。前回は自民が増田寛也を担ぎ出しておったからな。セー権与党の自民が出しておらんってのは大きいわな。ただ、オンナだらけの北区の都議ホセンも、結局、北区議の自民の山田が当選して、都ファはアカンかったのか。むしろ、来年夏のトギセンだわな。ったく、コロナのバカ騒ぎサマサマだわなあ

　＃さらに続きで、今朝（＝７・６）の産経に「小池都政、難局の２期目」ってことで、「コロナ対策膨張、細る財政」「五輪延期『商談の場制限』、ビッグサイト使えず中小悲鳴」の見出しで記事が載っておってだな、よう取材しておるんだが、しかし、ぬあんで、コイツがセンキョ戦に出てこないんだよ？　電話をサーッと放り込んで済ませた手抜き取材ではないんで、こんなもん、センキョ期間中に既に字にしとったワケだからな。この「ザ・後出しジャンケンの極み」は、ホンマ、腐りきっておるワ。

　ワシは、この産経の記事を見て初めて知ったんだが、ニッポン最大のイベント開催のメッカである東京ビッグサイトだが、じつは「五輪の取材会場」ってことで、都ちょーがずうーっと借り切ってて、一般の業者は使えんっていう状況が続いておるってんだよな。もちろん、コロナ禍ウンヌンもあるんだが、現時点では「１年延期」なんだが、しかし、「それ」だけでも、ココを使って営業宣伝を行いたい中小企業にとっては、死活問題になっておるってんだよな。

　であれば、このネタは、センキョ戦の最中にこそ、打たなアカンわな。こういう状況が起こっておる以上、「五輪中止」も選択肢になり得るハズだ。今、コロナ禍で、通産ショウにタカって血税を吸いマクれる電通はともかく、中小零細はピーピーだからな。だから、「五輪延期」と「五輪中止」によって、それぞれ、どれだけの予算がカウントされるかをオープンしたうえで、「あーでもない、こうでもない」とギロンすることこそ、民主シュギではないのか。

　だから、こういう実態を読者に知らしめたうえで、主要４候補に対して、「コレについて、どう考えるか？」と尋ねて、せいぜい、２～３行で十分や、コメントを載せれば、「それ」を見て、読者は投票をする際の大事な判断材料になる。そうやって、「誰に１票を投じるか」と有権者が悩み抜いて、熟考することこそ、民主シュギではないのか。だって、「都政のモンダイ点」ってのは、即、「センキョの大争点である」なんて、そのへんの子供でもわかる。

　折しも、毎日は「今度のセンキョ戦では、争点に関するギロンは低調だった」とヌケヌケと書いておったんだが、しかし、自分たちの手でそういう記事を出稿しとらんのに、よく言えるワ。８８年同期入社で、９３年４月に同期では最も早く大毎社会ブに上がって、ワシと熾烈なエース争いを展開しておった、今、竹橋の編集編成局次チョウの小倉孝保に説明を求める。

　＃で、今日（＝７・６）の１５：５６ｕｐの共同電に、河井克行＆案里夫婦による公選法違反（買収）ジケンで、本人でのうて、スタッフに小遣いを渡しておった地元県議んところに、その後の去年５月、今度は、アベのヒショがギイン本人と会い、「案里支持」をお願いっていうより、指示しておったってんだが、「やっぱ、そうかあ」だわなあ。アベも国怪答弁で認めておったように、アベの指示でヒショがヒロシマ入りしておったんだが、ワシはてっきり、「企業訪問」ぐらいで留まっておるんかと思っておったんだが、やっぱ、そんなレベルでのうて、コアのブブンで動いておるんだな。小遣いのバラ撒き先ってのは、アベのヒショが指示しておったんと違うんかよ。

　だからさ、コイツはケンサツ当局（＝広島チケン特刑ブ＆東京チケン特捜ブ）は、全部、調べ上げておるんだが、「上」のＧＯサインがなかなか出んってことなんだな。それで、ゲンバはアタマに血が昇っておったんで、福山市の鶏卵会社にガサ入れをかけたってことなんだな。

　推測するに、コレは、ま、東京チケン特捜部チョウの森本宏のレベルではＯＫだろうし、同検事正で、元同部チョウの山上秀明のレベルでもＯＫなんだろう。ただ、ココから上の東京コーケン検事チョウの林真琴と、最高ケン検事総チョウの稲田伸夫がクビを縦に振らんってことなんだな。それで、今、捜査は膠着状態に陥っておるのかあ（笑）

　＃で、都チジ選のソーカツだが、再選した都ちょーの女帝こと、小池百合子（３６６．１万票）はともかくとして、残る宇都宮健児（８４・４万票）、山本タロウ（６５．７万票）、小野泰輔（６１．２万票）を、どう見るかなんだよな。特に、今回は「現職出馬」はわかりきっておったんだから、「後出しジャンケン」がそれなりに効力がありそうなのは、「現職の途中辞任」の場合だからな。センキョなんてのは、コイツに限らず、「現職が圧倒的有利」なんだから、「早め早めの対応」なんてのは、当然の助動詞だ。

　それで、「参」の東京センキョ区は、「６０万票」が当落ラインってことで言えば、タロウに小野は、メンツは保ったワケだわな。小野は落下傘で出てきて、コレだけ取ったってことは、次（＝総センキョ）に繋がるわな。タロウも１３年（定数５）は、６６．６万票で４位に滑り込んでおったんで、アレだけの後出しジャンケンで突如、出てきて、獲得票数をキープしておったんだから、コイツも次（＝総センキョ）に繋がる。

　ま、タロウは、ＮＨＫからコクミンを全く守っておらんＮ国トップの立花孝志ほどでないにしろ、「過去の人」と化しつつあったからな。所詮、「れいわ」なんて党ソシキはないに等しいんだし、維新もナニワでこそ、存在感は絶大だが、東京では「えっ、まだあったの？」だよなあ。もし、この２人が出なかったら、その分の投票率が、東京は１％が１１０万票なんで、今回は投票率が４０％代半ばか、４０％代前半まで下がっておっただろう。

　それと、シンブンが「都政のモンダイ点＝都チジ選の大争点」を、センキョ期間中にちゃんと字にしておれば、センキョの結果は覆らなかったにしてもだな、小池が獲得した票のうち、計１００票が、残る３人に分散しておったと思う。だから、残る３人は１００万票台に達しておったような気がする。

　宇都宮は、前回、野党統一で担ぎ出した鳥越俊太郎が１３４．６万票だったんだが、知名度を含めて、アレが勢いっぱいだろう。しかし、野党が束になっても、基礎票で「１００万票」を打せんってのは、ダメだわな。要するに「野党がバラでおる限り、あと、１００万年はセー権交代は無理！」ってのが、誰の目にも分かったんだから、バカでない限り、あとはどうするかだわな。言わせてもらうが、立民は枝野の私物ではない。最近まで代表センキョの規定が存在せんかったことと合わせて、根本的に「そこ」を履き違えておるよな。

　＃それで、今、れいわ公認で、今度の総センキョでは、東京かどこかの「小センキョ区」で出すっていう「大西つねき」ってのが、「命の選別発言」をしたってことで、山本タロウのケツ持ちをヤッておる田中龍作は、テラ銭ブログで「赤坂の党ホンブに電話を放り込んでも、誰も出ん、ケータイにも出ん、だったら、タロウは今日（＝７・８）中にカイケンを開いて、何とかせなアカン！」と大騒ぎしておったなあ。

　で、本人は公式ＨＰを持ってて、当該発言は、この「７・３」に貼り付けておったユーチューブだったってんだが、でも、昨日（＝７・７）付で削除し、本人もアタマを下げて謝罪しておるんだな。であれば、そんな田中龍作みてえにバカ騒ぎする必要はあるんかいなあ。どういう文脈で出てきたんか分からんから、「それ」は知りたい。

　んで、本人の公式ＨＰを見たんだが、東京都荒川区の１９６４・２・２９生まれで、私立巣鴨中高から、上智大外国語学部英語学科卒で、ＪＰモルガンにバンカーズ・トラストと、外資系銀行を経て、１１年ってのは、「３・１１」の年だわなあ、政治団体「フェア党」を立ち上げておったってんだな。理念とか政策とかｕｐしておるんだが、案外マトモで、あの在特会みてえなキチガイ右翼とは違う。その「利息を取る」っていう、金融におけるそもそものマヤカシについて、真っ正面から斬り込んでおって、チョット、「へえー」だった。れいわの党運営についても、「タロウ頼みではダメ」と言及しておって、特に間違ってはおらんわな。

　あー、立民の参院ギインの有田芳生も、鬼のクビを取ったように「ケシカラン」と喚いておるんだが、都チジ選直後ってことで、あの「中核ｖｓ革マル」を彷彿とさせる、サヨクにおける内ゲバ勃発かあ。アベ、コイツは明日にでも臨時国怪を召集してだな、「カイサン＆総センキョ」に打って出たら、イッパツぢゃないか！

　その大西の「命の選別発言」だが、当該動画を見ておらんから、ぬあんとも言えんが、ネット上を見る限り、「年寄りに無駄な延命医療でカネをかけてもしょうがない。そんなんだったら、限りある医療費をもっと有効に使うべきでは」ウンヌンだったみたいなんだが、ま、この流れであるなら、そんなに目クジラを立てる内容かいなあ。

　＃で、今朝（＝７・９）の各紙、前日の河井克行＆案里のキソを受けて字にしとるんだが、その小遣いを受け取っておった地元ギインら１００人（被買収）について、朝日がまた、妙なことを書いておったんだが、コイツは大誤報やで。要するに、コレは産経が書いておったように、「現時点ではショブン保留の状態」であり、キソか不キソかはまだ決めてはおらんが、「今後、大半は不キソ（キソ猶予）ショブンとなる見通し」ってんだよな。

　ところが、朝日は「１００人全員について、全員、刑事ショブンの対象としなかった。キソや不キソのハンダンすらしていないため、ケンサツの不キソの是非を市民がシンサするケンサツ審査会の対象にもならない」と断じておるんだよな。であれば、この被買収の１００人については、「ヒギシャ」でのうて、「参考人」としてハナシを聴いただけってことになる。

　「参考人」ってのは、要は１課ジケンにおける目撃証言の類で、こんなもん、当然、「キソｏｒ不キソ」の刑事ショブンが迫られる対象ではないわな。こんなもん、ザイタクながらも、ヒギシャとして取り調べておるんだから、もちろん、「キソｏｒ不キソ」の刑事ショブンを出さなアカンわな。ヨミが書いておったように、公選法イハンの被買収罪は、「後で小遣いを返却」しても成立するワケだし（それは、盗んだモノを後で返しても窃盗罪が成立するのと同じ）、コレまでは芸能人がセンキョの応援演説で、報酬１０萬円を貰っただけでも有罪ハンケツを食らっておるんだわな。

　だから、ま、「コーハン維持」ってことだわな、今後、ケンサツ当局がキソするヒギシャはあってエエと思う。例えば、金額が少なかったのは、略式キソで罰金刑で済ますとか、返したのはキソ猶予にするとか、ワシはそこまで否定するものではない。しかし、「キソがゼロ」はあり得ない。２００萬円も貰っておって、不キソなんて、コクミンの常識感覚を逸脱しマクっておるからな。折しも、今夕の共同電が、克行が去年の５月、アベと面会するにあたってだな、センキョ予算やヒロシマ入りしたヒショ軍団の活動を記した報告ショをこしらえておったってんだよな。それはともかく、最近の朝日シンブンは、あのアエラ連載の外務ショウのラスプーチン様こと、佐藤優の「イケダモン大先生研究」とも合わせて、全くもって、アタマがおかしくなっておるわなあ（ＴＴ）

　あー、いつも手元に置いておる『口語　刑事訴訟法』（自由国民社）を読み返しておるんだが、第１９８条に「ヒギシャの取り調べと供述調書の作成」ってことで、きっちり書いてあるわな。ザイタクであっても、「ヒギシャである」ことを告知したうえで、「供述調書を作成する」ってあるからな。だから、「供述調書を作成されたヒギシャ」である以上、チケンは「キソｏｒ不キソ」の刑事ショブンをゼッタイに出さなければならない。いずれにしても、朝日シンブンは「お詫び＆訂正」を出さんと、だ。しかし、刑訴法を何も知らんのが、司法担当キシャとしてまかり通っておるのかよ（呆）

　＃んで、今日（＝７・１０）、ＳＡＲＳ２号（新型コロナ）のバカ騒ぎを受けて、緊急事態宣言発令中の「５・１」をはじめとして、何度も産経キシャ宅で執り行われておった賭け麻雀について、東京チケンは腹黒川を、常習賭博罪は適用できず、で、単純賭博罪についてキソ猶予にしておったってんだな。

　まずは、異様に手際がエエっていうか、迅速の極みだわなあ。このテのザイタクのジケンってのは、わざと公訴の時効ギリギリまで、ダラダラと引っ張っることも、ままあるわな。それを思うと、「えっ、もう刑事ショブンを出したの？」だわなあ。ってことは、一緒に卓を囲んでおった産経２人と朝日１人のキシャも、キソ猶予にしておったってことだわな。ただ、コイツが「嫌疑ナシの不キソ」だったら、「おかしい！」だったが、キソ猶予であれば、「ま、こんなもんか」だわなあ。あの間の悪さと相まって、感情論で「ケシカラン」ってのは、よくわかるんだが、このテの賭け麻雀はいくらでもあるからなあ。初犯でもあるし、ワシは妥当だと思う。

　この「キソ猶予」ってのは、「本来はキソすべき事案だが、情状面ｅｔｃ、諸々考慮して、キソを猶予する」ってことで、飽くまでも「刑のシッコー猶予」と同じで、刑事ショブンの判断としては「クロ」だからな。ま、ほとんどないが、時効が成立するまでは、キソ猶予の場合は、改めてキソできるんだからな。

　翻って、河井克行＆案里夫婦による公選法イハン（買収）ジケンだが、小遣いを貰った地元ギインら被買収の１００人ついて、不キソの中でも「嫌疑ナシｏｒ嫌疑不十分」はあり得ない。最低でも「キソ猶予」だ。ま、「コーハン維持」っていうことを考えた場合、確かに「１００人全員をキソ」ってのは、ものスンゴイ負担になるんで、「キソの対象を絞る」ってのは、あってもいい。しかし、「全員が不キソ（キソ猶予も含む）」はあり得ないし、あってはならない。そんなことヤッたら、最早、法治国家ではない。

　あと、刑訴法の第１９条に「ジケン審理の移送」に関する手続きが書いてあるんだが、コイツはケンサツ側ｏｒヒコク人の請求、もしくは、サイバン所の職ケンで、例えば「東京チサイ→広島チサイ」と、ジケンの移送もチョーＯＫなんで、コレを使う手もある。ただ、その前に余罪っていうか、まさに「ザ・本件スペシャル」なんだが、「アベの関与」ってことで、さっさと身柄を取れってんだ、このアホンダラが！

　ほうー、今晩、２３：５７ｕｐの中国シンブン電子版に、河井夫婦が小遣いを渡した先の１００人のうち、じつは最高金額は「３００萬円」で、ぬあんと、その相手が「カメイモンのヒショ」だったってんだな。ひょっとしたら、このヒショ経由でカメイモンに渡っておる可能性があるのか。しかし、コクミンの常識感覚からして、まだ１桁少ない「３０萬円」ならまだしも、「３００萬円」を貰ってて、もし、全額を後で返しておるんならまだしも、そうでなければ、不キソはあり得ない。あー、２２：０１ｕｐの共同電がチョイ早かったのか。

　＃で、山本タロウのケツ持ちをヤッておる田中龍作が、その大西つねきの「命の選別発言」について、「れいわ新撰組カイカク」と称して、また、「あーでも、こうでもない」と喚いておるわなあ。

　その「命の選別発言」だが、当該動画が削除されておるんで、確かに詳細は分からんところはあるんだが、モンダイの部分は以下の喋りだってんだな。

　「高齢者をもうちょっと長生きさせるために、子供というか若者たちの時間を使うってことは、真剣に議論する必要があると思います。こういうことは、多分、政治家怖くてできないと思いますよ。ま、『命の選別をするのか』と言われるでしょ。生命、選別しないとダメだと思いますよ。もうはっきり言いますけど、何でかっていうと、その選別が政治なんですよ」

　ま、誤解を招きやすい物言いだし、まさにこの「命の選別」というフレーズ自体、言葉尻を捕らえて葬り去ることは、ナンボでもデキる。もちろん、「命は平等だ」というのはその通りだが、現実社会において、こんなもんタテマエっていうか、フィクションだわなあ。だって、「亜米利加人」と「パレスチナ人」が同じ命の値段だなんて、現実においては残念ながら、なかなか認識されておらんわな。少なくとも、亜米利加人はもとより、イスラエル人の多くも「パレスチナ人に命の値段などない」と思っておるよな。

　確かに、この大西発言が「優生思想の権化」だとヤラれたら、そう言えなくもないっていうか、「そこ」と繋がり得るところもないとは言えない。でも、「限られた財源、限られた人的スタッフ」という医療を取り巻く状況の中で、「何を優先するか」をギロンをするのは、まさに「政治の役割」だ。例えば、ホンマ、寝たきり老人に対する胃ろう手術なんて、意味ゼロどころか、有害無益だわなあ。こういうところでのモンダイ提起であれば、ジャンジャンと多事争論せんとだわな。無論、舌足らずであるのは否めないが、しかし、除名までするレベルのハナシかいなあ。ワシは、在特会みてえなキチガイ右翼とは、質的には違うと思う。

　だからさ、コイツは宇都宮健児を支持した側（＝立民、共産、社民）が、「タロウ、許せん！」とハラワタが煮えクリ返っておるところに、たまたま、「飛んで火に入る夏の虫」だったワケだわなあ。「江戸の仇を長崎で討て！」ってことで、まさに「揚げ足取り」ってことで、今、いい気になっておるタロウを懲らしめるのに格好のネタだわなあ。あの田中龍作も、所詮、「サヨク」がカネづるなんで、右往左往して、バランスを取るのに必死で、この大西をスケープゴートにすりゃ、「すべて丸く収まる」ってんだから、んもう、浅薄極まりねえわなあ（笑）