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2020年 04月 04日
ハラハラと散る桜の向こう側にある「歴史の真実」をひたすら追い求め、今日もわちきは、隠蔽に余念のないド腐れ糞ケンリョクどものはらわたを、この怒涛のペンでもって劈いて、抉り出すなりぃーーーーーっ!!!!!
#「下」からの続きで、SARS2号(新型コロナ)のバカ騒ぎだが、ニッポンのみならず、全世界は「コロナ疲れ」、しかし、ワシは「コロナ飽き」なんだが、とはいえ、ブンヤとしては「1発ヤッて、ハイ終わり」でのうて、粘り強くネチネチとやるってのは大事なんで、やっぱ、「ジケン&ジコ」である以上、ビシバシと斬り込む必要がある。 そこで、ワシは敢えて「SARS2号」と称しておるんだが、別にコレは故なきことではない。なぜなら、当該のウイルスが「SARS-CoV-2」と命名されておるからだ。ココで「CoV」が「コロナ」、すなわち、「コロナウイルス」のことだが、「新型」と言うからには、当然、「旧型」があるワケで、旧型コロナウイルスってのは、1965年に発見された第1号以来、「ヒト→ヒト」に感染させるものが、4つ確認されており、いずれも風邪を引き起こす。 コレに対し、「新型コロナウイルス」とは、02年秋~03年夏にかけて、中国をはじめとして主にアジアで大流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)と、12年からサウジアラビアをはじめとして主に中東で広がったMERS(中東呼吸器症候群)を指し、だから、今回のSARS2号で新型コロナウイルスとしては3番目だ。旧型と合わせれば、コロナウイルスは、全部で7つ確認されたことになる。 ただ、コレら新型コロナの方は、旧型のそれとは違って、重症化した場合の致死率が高く、「呼吸器症候群」とあるように、「鼻口→のど→気管支→肺」の呼吸器系のうち、最も奥にある肺に入り込んで悪さをすると、やっかいになる。ウイルスの組成は、この3つの新型コロナでそれぞれ違うけれども、そこは親戚同士なんだな、重症化して出てくる症状は、酷似しておるわな。今回、SARS2号は武漢で発生し、中国の医者がいち早く、そのウイルスを発見して、組成も調べ上げたが、ゲノムがSARS1号と80%同じだったんだろ。だから、「2号」にしておるんで、ワシもネット検索して情報収集しておるんだが、じつは「SARS」で検索をかけた方が、大事なネタが引っかかってくるんだわな。 #「上」の続きで、その「SARS」で検索をかけて、偶然、引っかかったんだが、『人類と感染症の歴史』(丸善出版)を書いたウイルス学者の加藤茂幸が、その版元の丸善のHPで、この「2・13」に「新型コロナウイルスはどう落ち着くのか?」の題でupしておって、オモロイ。 それで、今回のSARS2号(新型コロナ)も、「いずれ収束する」んだが、その収束の仕方について、「SARSのように、忽然と消えるか、もしくは、やや強い風邪の症状を伴う旧型の5番目として定着するのでは」と見ておるんだな。そのSARS1号ってのは、「2003・7・5」にWHOが収束宣言を出して以降、忽然と姿を消したってんだよな。ただ、この「姿を消した」ってのは注釈が必要で、「飽くまでSARSの症例が報告されていない」ということで、そのSARS1号ウイルスが消えてなくなったとは限らんワケだ。ココらあたりが、新型コロナに限らず、ウイルスという存在の摩訶不思議なところだわなあ。 そもそも、コロナウイルスは旧型も含めて、変異を起こしやすく、特に動物を経由すると強力になると言われておって、ま、そのSARS1号の変異種が同2号なのかもしれないが、それは現時点では不明だ。巷間言われておる「中国人民解放グンが生物兵器としてこしらえたもの」ってのも、コイツも飽くまで「可能性の1つ」としか言えんだろう。ただ、少なくとも、ニッポンの陸自の化学ガッコウ(さいたま市大宮区)が、「防護目的」にサリンetcを製造しておるように、当然、軍ブの研究キカンで研究はしておるわな。 ハナシを戻して、今回のSARS2号(新型コロナ)だが、軽症ってのは、「発熱、喉の痛み、だるさ、鼻水」etcで、1週間ぐらい続くってことで言うと、モロ、「風邪」だわなあ。だから、コイツは飽くまでワシの仮説だが、このSARS2号ウイルスってのは、ニッポンだけでのうて、既に世界中でワサワサと潜伏しておったと違うのかよ? ま、今回、こうしてカミングアウトしてきたってのは、そうしたのが、変異を繰り返して凶暴化しておるのか、分からん。でも、「ウイルスが活性化する要因」って、例えば、季節性インフルが、冬になるとワサワサと動き出すやうに、何かあるハズだ。 #続きで、今晩(=4・4)、都が公表したところでは、SARS2号(新型コロナ)で、新たに70~80代の男女計5人の死亡が確認され、うち、3人は、あの「ダイヤモンド・プリンセス号」と同じ院内感染の、永寿総合病院(台東区)に入院中の患者だってんだよな。まずは、市中よりも、このテの院内感染だわなあ。 それで、厚生ショウがニッポン国内と国外の「感染者数」と「死亡者数」、そして、「回復者数」の数字を日々、upしておるわな。まずは、感染者数だが、中国みたいに「無症状」はカウントしておるんかよ? それも含めて、「軽症(or無症状)」と「重症」の内訳を吐き出させなければならんわな。新型コロナに関しては、軽症と重症は別物として捉えるべきで、とにかく、大事なのは「重症患者を死に至らせない」ことに尽きる。医療崩壊を防ぐためにも、軽症は風邪と変わらんのだから、そんなのをいちいち入院させておったら、ベッドがなくなるなんて当たり前だ。ったく、常識感覚を働かせろってんだよな。 で、今日の18時現在で、ニッポン国内の感染者数は2,935人、死者69人、回復者数は514人(ただし、クルーズ船を除く)。一方、国外では、感染者数968,974人、死者50,248人、回復者数224,809人だわな。まずは「死者」を見ないとで、現時点において、ニッポンがコレだけの数字で収まっておるってのは、ワシはまずまずっていうか、決して悪くはないと思う。だって、西班牙や伊太利亜は「1日で死者100人超」だわな。次元がまるで違う。 そこで、「感染のピーク」だが、「発症率」や「致死率」もさることながら、「回復(治癒)率」だ。というのは、治癒率というのは、即、「集団免疫の達成度合い」だからな。だから、感染者数の動きと、あと、この治癒率を見ないと、だろう。まだ、しばらくは感染者数は増えると思うが、大事なのは「重症の患者数」であり、さらには「死者数」だからな。ココがキモだ。 あー、今日、朝日シンブンは築地勤務の三十路のオンナ記者が、PCRケンサで陽性だったことを発表しておるんだが、所詮、軽症だろ。たとえ若くても、発熱とともに「激しいだるさと息苦しさ」があったら、即、病院だ。何度も言うが、「重症化して、肺をヤラれたら侮れない」ということだが、風邪と同じ軽症でバカ騒ぎしておって、どうするんだよ? 収束に向かわせるべく、むしろ、軽症はジャンジャンと拡大させることで、「集団免疫」をつけさせる必要がある。 #さらに続きだが、今日(=4・4)、右翼団体の一水会が公式ツイッターで、緊急事態宣言を出したくてウズウズしておる都チジの小池百合子に対して、「虎の衣を借りる事は慎むべきだ」として、「既に厚労省は、都は最大2万4千の感染者が出ると試算。検査による重軽症振り分け、人工呼吸器、仮設ベッド増強等やってから語れよ」と喋っておるんだが、全くその通りだ。 あの中国の武漢もそうだし、伊太利亜北部のロンバルディア州もそうだが、SARS2号(新型コロナ)の死者が大量発生した最大の要因は「医療崩壊による院内感染」だからな。要は「ダイヤモンド・プリンセス号状態」と化したワケだが、ま、ココを見ずして、今回のバカ騒ぎは何も語り得ないだろう。 では、「なぜ、医療崩壊を引き起こしたのか?」だが、「重症or軽症」と、患者の交通整理もなされないまま殺到したため、病院の方で捌ききれなくなってパニックを引き起こし、本来、集中治療せなアカン重症患者の対応ができなくなったからだわな。ニッポンに関して言えば、今、とにかく大事なのは、「医療崩壊を起こさないこと」に尽きる。そんな風邪と同じ軽症の患者をジャンジャンと2週間も入院させておったら、院内感染なんて起こるに決まっておるし、医療が崩壊しない方がおかしい。 築地勤務の自分んとこの記者から、いよいよ陽性反応が出たってことで、朝日シンブンもパニックに陥ったのか、「伊太利亜では、軽症の患者を自宅に戻したことで、家庭内で感染し、被害が広がった」ウンヌンと書いておったんだが、何度も言うが、風邪と同じ患者を入院させて、どうするんだよ? だって、家ん中で風邪をひくと、フツー、順番に感染るわなあ。「集団免疫」を獲得するという意味でも、築地でもあと最低で100人くらい、このSARS2号に軽くかかってだな、はよ免疫を獲得するべきだ。 #で、今朝(=4・4)OAのフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」でハシストが「(SARS2号=新型コロナが)全国的な蔓延になったら遅い」と、緊急事態宣言を出そうとしないアベをシバキ倒しておったんだが、あのハシストともあろう者が、最も重要なことを見落としておる。 いいか、今、イチバン大事なのは「重症患者の命を救うために、医療崩壊を起こさないこと」だ。もう、コレに尽きる。だって、感染者数の8割は風邪と同じ軽症なんだから、「集団免疫」を獲得するためにも、SARS2号(新型コロナ)の感染者数が増えること自体は、何のモンダイでもない。ココをきっちり認識しておかないと、中国はもとより、今の亜米利加、仏蘭西、伊太利亜、西班牙の二の舞となる。ニッポンは、よくも悪くも五輪開催のおかげもあったと思うが、上手く抑えられておるで。 だって、世界の統計を見てみろ。死者がまだ、ニッポンでは100人以内で収まっておるんだからな。伊太利亜や西班牙は「1日で100人超の死者」だからな。次元が違う。もし、ココで緊急事態宣言を発令してだな、バカなコクミンがパニック引き起こして、「我も我も」と「PCRケンサをしてくれ」と病院に殺到して、医療崩壊を引きこしてしもうたら、完全にアウトだ。ホンマ、NY州であり、ロンバルディア州の惨劇が待っておるで。 まだ、ニッポンは医療崩壊しておらんから、持ちこたえておる。亜米利加はNY州チジのクモオと合衆国大統領のトランプの2段構えで、非常事態宣言を起こしたことで、コクミンがパニックを引きこして、ケンサに殺到したことが、医療崩壊の引き金だわな。それゆえ、今度のSARS2号(新型コロナ)対策のキモは、何よりも「重症と軽症の仕分け」だ。だから、今、風邪が流行っておるのは間違いないんで、しばらくは、用がなければなるべく人混みに近づかないとか、あまり大きく動かないで、じっと構えている時期だろう。 #あー、この「3・31」OAのJNNニュースが、「医療崩壊寸前のNY」について報告しておるんだが、最早、コイツは「寸前」っていうより、「崩壊しておる」わなあ。全米での感染者数と死者数のうちの、じつに3分の1がNYに集中しておるってんだが、要するに「院内感染」だわなあ。だから、入院患者だけでのうて、医師や看護師といった医療従事者にも重症患者が出ておるんで、ニッチもサッチも行かないってカンジだな。 で、この「院内感染→医療崩壊」を引き起こした要因とは、「重症と軽症の仕分け」をきちんとせんかったことと違うんかよ? じつは、PCRケンサに関しては、亜米利加は、あのCDC(米国疾病予防管理センター)が音頭を取って、最も進んでおるんだよな。だから、PCRケンサを大量に捌くことがデキたんだが、どうも「コイツ」こそが、今度のジケンでは病巣っぽいわなあ。しかし、こんなもん、ゼッタイにオモテに出せんから、目くらましを施すしかねえわなあ。 ま、ワシの見立てなんだが、コイツは「人災」の可能性はある。ってのは、「非常事態宣言が医療崩壊を起こす引き金となった」ってことで、図式としては、「非常事態宣言の発令→PCRケンサにシミンが殺到→軽症患者が入院しマクる→そこで院内感染が炸裂→医療崩壊したため、本来、治療を必要とする重症患者が見殺しにされた」っていう、ザ・負のスパイラルの極みだわな。伊太利亜のロンバルディア州でも、院内感染から医療崩壊を引き起こし、軍が遺体の埋葬に駆り出される有り様だったんだよな。 #んー、今晩(=4・5)、20:33upの時事電が、NY市は米コロンビア大メディカルセンター循環器内科の島田悠一(齢37)に電話でハナシを聞いたことには、ここんところ、都内で新規患者が1日あたり100人を超えている状況について、「2~3週間前のNYを見ているようだ」かあ。で、「救急車がひっきりなしに来ていて、9・11と同じレベル。でも、9・11んときは1日だけだったが、今回はこうした状況が数週間、毎日続いている。救急科はコロナの患者で溢れている」ってことで、要は「ニッポン人も、家ん中に閉じこもっていろ」ってんだよな。 ただ、時事のキシャも詰めが甘いっていうか、まず、その「救急科で溢れているコロナの患者」について、「軽症と重症の割合」について問い質す必要があるだろう。まさか、軽症の患者まで「ベッドに寝かせておけばカネになる」ってことで、ホイホイと入院させておるってことは、ねえよな? あと、亜米利加はニッポンと違って、救急車はタダではない。確か、ニッポン円換算で5萬円とか、10萬円ぐらい取られるで。 それと、医療保険制度だが、コクミン皆保険のニッポンと違うて、亜米利加は、小浜ケアが導入されたとはいえ、保険料が異様に高いからな。1ヵ月あたり、ニッポン円換算で5萬円とか平気で取られて、交通ジコを起こすと保険料がupするクルマの保険のやうに、疾病歴があると、高くなるってんだよな。だから、医療保険に入っておらんのもおるからな。時事のキシャも、そういうところにも目配せして取材をかけんと、いつまで経っても、共同の後塵を拝するばっかだぞ(笑) #で、在英国際ジャーナリストの木村正人(元産経シンブン倫敦支局長)が、自らのブログで、阪大免疫フロンティアセンター招聘教授の宮坂昌之に何度もハナシを聞いておって、その集団免疫についても、オモロイ記述がある。 コレまで集団免疫の達成については、「コクミン全体の6~7割が免疫を獲得したとき」というふうにされておるんだが、じつは、コイツには「獲得免疫(ウイルス感染によって抗体ができることで獲得される免疫)」しかカウントされておらず、人間が本来、持っている「自然免疫」については考慮されておらんってんだな。そのSARS2号(新型コロナ)に限らず、ウイルスに感染しても発症しないのは、元々、人間が持っている自然免疫の力が十分であれば対処できるってことで、通常の風邪はもとより、SARS2号でもウイルスに感染しながらも、発症しないのは、この自然免疫によるところが大きいってんだよな。武漢でも、統計の取り方にもよるが、控え目に見ても「10人中9人は発症してない」ってんだよな。 だから、諸々、病気にかからないためには、日頃からこの自然免疫を高めておくことが大事で、食生活も含めた健康管理が大事だってんだよな。SARS2号に限ったことではないが、高齢者や持病のある人が病気にかかりやすいっていうのも、要は、自然免疫が弱いということに尽きるだろう。 それで言うと、亜米利加や仏蘭西、伊太利亜、西班牙で軽症、重症も含めて大量発生しておる要因として、非常事態宣言に伴う自宅引きこもり令をはじめとする「拘禁ストレスによる免疫の低下」は、間違いなくある。そうでのうても、1日中、「おうち時間」を余儀なくされたら、人間、アタマおかしくなるで。 「病は気から」ってのは、その通りで、もっと冷静に捉えるべきだ。ったく、バカ騒ぎというより、根拠のない恐怖に根ざした集団ヒステリーを起こしておるワ。だって、8割は風邪と同じ軽症で、そもそも、家の中に閉じこもっていようが、どこにいても、ウイルス感染ゼロなんてあり得ない。「ウイルス感染=死」と、インテリからシモジモまで、パニックを起こしておるよな。 いずれにしても、緊急事態宣言は要らない。例えば、「向こう3週間で発症率をゼロにする」といった「コロナ禍収束へ向けたマニフェスト(数値目標)」を提示しない限り、ったく、バカ騒ぎと、いったい、何が違うというのか(呆、怒) #で、今朝(=4・8)の各紙、昨晩19時からのアベによる「緊急事態宣言の発令」を受け、当然のごとく1面アタマで扱っており、ワシもLIVEで見ておったんだが、アベが再登場したこの7年あまりで、こんなことを言うのは初めてだが、初めてアベがマトモなことを喋ったんで、ブッたまげてしもうたワ。 「シンブン記事は逆三角形」で言えば、あの喋りの冒頭を「医療従事者に対する御礼」から切り出したことに象徴されるように、要は「医療崩壊を何としてでも阻止する」との決意表明で、それがイチバン大事だ。確かに、ヨミに産経、日経はそれなりに触れてはおるが、諸々の統制よりも、まずはこっち(=医療崩壊を阻止する)で、本来であれば、1面アタマの見出しで「医療崩壊を食い止めるため」の文言は要る。今朝のヨミの社説がきっちり書き込んであったんだが、その通り。 今、NYがそうだし、この「4・6」付の共同電の配信朝刊に載っておった武漢ルポでやっぱり」だったんだが、「爆発的感染→死者多数」の方程式の引き金は、医療崩壊だ。共同電では、海鮮市場の近くに住むタクシー運転手の丁穎均さん(齢42)が、覚悟の顔出し告発をしておるんだが、母親(齢65)が、この「1・20」に発熱して、病院に行ったものの、ぬあんと、「1千人以上」が行列を作ってて、門前払いされたってんだな。それで、母親を背負って、連日、10数時間並んだが、注射すら受けられず、隣町の病院を目指したが、「封鎖」を理由にケーサツに阻止され、訪れた全ての病院に拒否され、この「2・8」に「喉が渇いた」と言って、母親は亡くなったってんだな。 こうしたケースは他にもゴマンとあるんだが、もちろん、公式統計の「死者数」には入っておらんってんだよな。その丁さんは昨年12月に、じつは「謎の肺炎が発生している。SARSらしい」との噂を聞いておったんだが、即、国営放送は「デマや」!と、この情報を打ち消し、関係者をショブンしたんで、闇に葬られたってんだよな。中国は02年秋~03年夏にかけて、SARSをちゃんと経験しておるんだから、初動で「コトの真相」をきちんと情報公開して対応しておれば、感染自体は防げ得なかったにしも、しかし、その後、相当違った展開になっておったはずだ。 #「上」の続きで、今度のSARS2号(新型コロナ)だが、当初、武漢で発生したとき、正直、ワシは「対岸の火事」だと高を括っておった。その後、例のダイヤモンド・プリンセス号の件で、神戸大教授の岩田健太郎が動画をネット上にupしたあたりから、「ぬあんだ、こりゃ?」と思い始め、そこで死者が出たことで、「ジケンだな」と来た。それでも、じつは、都チジの小池百合子が3月上旬に「花見自粛令」を出した時点では、「また、五輪開催死守と再選センリャクとして、パフォーマンスをおっ始めたな」と思っておったんで、その時点では「裸の都チジ様」呼ばわりをした次第だ。だから、この時点でも、ワシも甘く見ておった。 それで、五輪延期を機に都内の感染者数の公表が2桁台でゾロゾロと始まり、「臭いな」とは思っておったんだが、この「3・30」に公表された志村けんの死去で、「重症化すると、こうなのか。1週間も持たんのだな」で、その威力の凄まじさを認識しておった矢先やな。コイツは、この「4・6」upの文春電子版が第一報だったようだが、この「3・26」の晩にあった、都内の「居酒屋→ダイニングバー→カラオケボックス」で慶大研修医40人が参加した、お疲れ様会でのチューetcの濃厚接触以降、10人超が感染確認されておった件で、つまり、あーした「ダイヤモンド・プリンセス号」のやうな3密(=密閉、密集、密接)空間で、大人数が飲食を共にしながら喋ることで、ま、「唾」なんだろうなあ、その濃厚接触によって、感染が広がるのを目のあたりにしたことで、相当、認識の変更を余儀なくされた。 それともう1つは、英吉利の総理ダイジンのジョンソンのカミングアウトだ。「3・26」に公表し、発熱が続くってことで自宅待機しておって、ま、「軽症」だったんだわな。ところが、ダラダラと熱が下がらないまま、奇しくも、この「4・6」に念のためケンサ入院したんだよな。そしたら、ついさっきまでツイッターで喋っておったのに、いきなり、ICU送りだわな。要するに「軽症だからといって、侮れない」ってことだわなあ。 そこで、「医療崩壊を食い止める」なんだが、もちろん、狭義では「SARS2号(新型コロナ)の重症患者の命を救う」なんだが、じつは、あの最後の砦であるECMO(人工心肺装置)は、「動かすのに、4倍の人手がかかる」ってんよな。病院だって、人が余っておるワケではないから、他のセクションから寄せ集めるしかないわな。病院側も、重症患者を受け入れるってことは、もの凄いエネルギーを消耗する。 子供でも分かるように例えるなら、ウルトラマンのカラータイマーが「青→赤」に変わって、ピコンピコンと音を鳴らして点滅を始めるってことで、当然、他の診療科にもしわ寄せが出てくる。交通ジコはもとより、がん治療とか、だから、「本能寺」はココにもある。ナンボ、がんのステージ4で、余命告知されたところで、それでも、1ヵ月はあるわな。がんも交通ジコも致死率は全然、高いんだが、ま、伝染らんからなあ。だから、所詮、他人事や。 #さらに続きだが、今回、アベが刀を抜いたことに、「遅過ぎる」という批判も多いんだが、そんなことはない。今度のアベのカイケンを見てて、「まさか、あのアベが!」なんだが、刀を抜くにあたって、あの横におった専門家会議の尾身茂あたりと、相当、詰めておると思う。今回、「2週間でピークアウトを目指す」とのマニフェスト(数値目標)を出すにあたって、緊急事態宣言の対象となる7都県を選んだ、感染拡大を示す「3つの指標」(=累計感染者数、倍加時間、リンク(感染源)の追えない感染者数)を、尾身が説明しておったよな。 無論、コイツが完璧とは思えんが、とはいえ、ニッポンは中国と違って、SARS1号を経験しておらんから、そうした蓄積がない中で、何とかして科学的根拠を追求し、そして、出そうという意志は、少なくとも感じられる。恐らく、WHOはまだ、こういうのは出しておらんだろうし、仏蘭西や亜米利加が非常事態宣言を出すにあたって、その「感染拡大の実態」を示す科学的根拠なんて、何も出しておらんからな。まだ、ニッポンの方が全然、マシだ。 ところが、アベの1時間後にカイケンした都チジの小池百合子の方は、何よりも、まず、「ステイ・ホーム(家に閉じこもっていろ)」だわな。一方、アベの方は「7~8割の接触を断って、3密を避けろ」ってのは、要は「プリンセス・ダイヤモンド号には近づくな、乗るな」だからな。それは「散歩に出ていいし、買い物もOK」ってんだから、「ステイ・ホーム」とは全然違う。 ってのは、飲食業を中心に個人事業主も含めて、中小零細企業が受ける打撃は、体力のある大企業と違って、全然、違うからな。そんな「後で損失補填すりゃ、エエだろ」というもんではない。現実に、コロナ禍解雇は起こっておるんだからな。ナンボ、森友&加計学園ジケンでブッ叩かれたところで、物価が上がるワケでも、鼻紙類やマスクが店頭から消えるワケではない。 あのアベのカイケンで「(自民トウの大票田である)中小零細事業者」に、異常なまで気を使っておったのが、印象的だったな。それで言うなら、セー権与党であり続けてきた「ザ・自民トウの遺伝子」を継承しておる。線香花火で消えてしもうたが、しかし、それでも、山本タロウも共産党も言わない「消費税ゼロ」を、自民トウ若手が言い出したことと合わせて、「自民トウ支持率30%」は侮れない。「雇用確保」、つまり、「メシの種」を与え続けてきたことの大きさを痛感する。 #まだ続きで、SARS2号(新型コロナ)のバカ騒ぎで言うと、京産大の学生4人が感染したってことで、元は欧州に卒業旅行に行っていた学生が、「3・21」ではゼミ、「3・22」ではサークルの飲み会があって、4人の感染が確認されたため、大学側が公表したところ、抗議、脅迫、恫喝が殺到して、「コロシてやる」とか物騒なものがあったってんだが、狂っておるよな。 やっぱり、「人→人」の濃厚接触によって感染が広がっておるっていうカンジで、あの慶大研修医のケースもそうだが、居酒屋のような飲食店で、唾がかかるくらいの至近距離で喋り合うことにより、ま、飛沫感染ってことだろうが、感染が広がるという情報を、きっちりと、敢えて大学側が公表したことは、何ら恥じることはない。こうした具体的な情報提供のおかげで、コロナ禍の実態が見えてきたんだからな。何はともあれ、「事実」が見えんことには、そこからアレコレと分析しようがないワ。 この京産大生と慶大研修医のケースは、ある意味、繋がっておるとも言えるが、一般に免疫力が弱くなっている高齢者が、罹りやすいというのは分かるにしても、こうした20代の若者ってのは、体力もバリバリあって、徹夜も効くだけのタフな年代でもあるのに、コレだけ一気に感染したってのは、「うわっ」だわなあ。今日(=4・9)も都内の感染者数が181人と最高だったってんだが、そうした数字とは別に、今、SARS2号(新型コロナ)が流行しているのはもちろんだが、まさに猛威を奮っておる状態なのかなということを、皮膚感覚で持つわな。ホンマ、あんな元気な若者が、バタバタとやられておるんだからな。何とか、ココでピークのまま高止まりして、減少に向かって収束してくれればという思いだ。 それと、都道府県別の感染者数を見ると、この期に及んでも、岩手、鳥取、島根がゼロで、「ぬあんで、また?」なんだが、恐らくコイツは、人口比でのうて、「人口密度」なんだと思うな。まさに「3密」に繋がっておるんだが、高層住宅が密集し、人口が集中しておる東京や大阪といった大都市に比べると、地方は人口分布もまばらだわな。コイツはあると思う。そうそう、NYも世界で未曾有の人口密集地だからな。 #あー、今日(=4・9)、大阪のMBS取締役の岡田公伸(齢60)が、入院先の西宮市の病院でSARS2号(新型コロナ)により死亡かあ。コイツはあのジョンソンと同じで、最初は軽症だったのに、一気に重症化したケースだな。この「3・26」に、咳と微熱があったんだが、いったんは収まったんで出社したんだが、「3・31」にまた発熱して早退し、自宅療養を続けていたところ、「4・4」に入院、肺炎と診断されてPCRケンサを受け、「4・7」に陽性と判明しておったってんだな。ホンマ、一気に持っていかれるんだな。恐らく、今がイチバンの猛威のような気がする。唖然としか言いようがない。 しかし、ウイルスが活性化っていうか、凶暴化する要因って、何なんだろうなあ。今、図に乗ってイケイケドンドンで攻め込んでおるっていうカンジで、ひょっとして、「バカな人間どもを懲らしめてやる」と、意志を持っておるかという気さえするな。ひょっとして、ゲノムの組成がマイナーチェンジを重ねておるんだろうか。いやあ、まさに、今は台風直撃と同じで、手の施しようがねえわなあ。 ほいで、今、電車の中も街中も、人々は「マスク、マスク、マスク」で、ホンマ、マスクをしとらんのはワシぐらいのもんなんだが、「こんなんで、品切れにならんのかよ?」と思って、昨日(=4・8)、いくつかドラッグストアを覗いたら、案の定、どこも品切れで、近所のマツモトキヨシで店員に聞いたら、「この1週間ぐらいなくて、いつ入ってくるか分からない」とのことだった。折しも、米メーカーの3Mってとこが、中国の工場で生産したマスク(20万枚)をバンコク空港経由で独逸に空輸しようとしておったところ、忽然と消えたってことで、市当局者は「亜米利加の仕業で、現代の海賊行為」と非難しておったってんだが、そもそも、紙でも布でも、マスクで花粉は遮断できても、ウイルスは不可能だからな。ま、エチケット以上のものではない。 そこで、例の「アベノマスク」がブッ叩かれておったんだが、ひと昔前は、マスクと言えばガーゼだったんだが、いつの頃からか、使い捨ての紙製になってしもうたわな。全世帯に布製マスクを2枚配るってんだが、布製だと、洗えば何度も使い回せるし、紙製が品切れである以上、ないよりはマシと違うんかよ? ただ、あんな全世帯に郵送でのうて、必要な人が貰えるようにすべきだ。あと、予算額466億円は多過ぎる。とにかく、ワシは使わんし、そもそも、要らんから、マスクの寄付を受け付けるところがありそうなので、そうする。今、布製マスクを支給すること自体は、決して間違っておらんが、やり方が雑だ。 #で、コイツは、この「4・8」の20:00upの時事電と、21:13upの共同電がチョロっと字にしておるだけなんで、ほとんど知られてはおらんみたいだが、中外製薬が開発し、05年から販売しているリューマチ治療用の「アクテムラ(一般名・トシリズマブ)」っていう薬を、SARS2号(新型コロナ)の臨床チケンにトライすると公表しておったってんだな。急性期については、既にインフル治療薬の「アビガン」が試みられておるが、このアクテムラの方は、重症化して肺炎を起こした患者が対象だってんだな。 今日(=4・9)、日本医事新報社のHPにupされておる記事だと、専門紙なんで詳しいんだが、コイツはノーベル医学・生理学賞を受賞した京大特別教授の本庶佑が、この「4・6」付で提言しておって、それ受けてのものだってんだな。こんなもん、ダメモトっていうか、手をこまねいて何もせんよりは、ココは一か八か、勝負を賭けてやってみるべきだわなあ。臨床ゲンバからは「有効ではないか」との意見も出ておったってことで、外国では瑞西のロシュ社がこのアクテムラの販売を担当しておるってんだな。ほうー、それで、このアクテムラを開発したのは、緒方洪庵の適塾にまで遡る「免疫の阪大」で、総長を務めた岸本忠三の研究グループが、97年から6年間かけて、カネは中外製薬が出したってことだな。 それで、SARS1号は、02年11月~03年7月に、全世界で感染者は8098人、死者774人で、致死率は9.6%と出ておるんだが、今度の同2号(新型コロナ)は、症例については、ホンマ、1号とほとんど同じだよな。もっとも、1号は、ニッポンでは感染者がゼロだったことに象徴されるように、世界的にも被害が今回より、全然、小さかったんで、諸々、打撃はまだ小さくて済んだんだな。今回の2号が、なぜ、こんなにも被害が拡大したかは、今後の検証課題だが、それでも、ニッポンは、中国はもとより、亜米利加や仏蘭西、伊太利亜、西班牙、英吉利とかに比べたら、全然、マシだわな。 こうした感染症の広がり方には、じつは、その国の置かれた社会的、文化的背景が色濃く反映されておるってんだよな。だから、巷間言われておる、結核予防のためのBCG接種(ハンコ注射)だが、義務化のニッポンと韓国、それに台湾は、全然、感染者数が少ないわな。あと、濃厚接触の極みである「ハグ」に「チュー」だわなあ。亜米利加、仏蘭西、伊太利亜、西班牙、英吉利は、全部、あいさつ代わりだからな。ところが、同じ欧州でも、西班牙の隣りの、ハンコ注射義務化の葡萄牙は、全然、少ないんだよな。ワシは大いに関係があると思うなあ。 #「上」の続きで、コロナ禍だが、志村けんのような有名人は、ほっといてもマスコミが報じてくれるが、一般人もツイッターetcで闘病記を発信しておって、こうやって症例が増えるにつれて、いろいろと見えてくるものがある。たまたま、ネット検索で引っかかったんだが、この「4・2」に開設した「コロナ闘病中」さんのツイッターが、リアルで超オモロイ。 もちろん、一般人なんで名無しだが、自ら「若者」とカミングアウトしておるんで、ま、20代だろうなあ。発症は「3・27」で、最初はホンマ、風邪だと思っておったら、この「4・2」から37.5℃超の熱が出て、下がらないうえ、味覚障害も出てきて、保健所に連絡するところからハナシは始まる。一応、カテゴリーは「軽症」なんだが、「コレで軽症? 2度死ぬと思った。年寄りが死ぬのもよくわかる」と、実感がこもっておるワ。 だから、最初はインフルと酷似しておるんだが、高熱がダラダラ続くのと、味覚、嗅覚障害だわなあ。インフルの方は今、流行っておらん以上、SARS2号(新型コロナ)の方を優先的に疑う段階に入っておるんだろうなあ。今日(=4・10)も、都内での発症数が185人超と、最高更新ってんだから、恐らく、今がピークだと思う。このダラダラが、どの段階で下降に入るかのような気がするな。 だから、朝から晩まで家ん中に閉じこもっている必要はないが、でも、「ホットスポット」、すなわち、「プリンセス・ダイヤモンド号には乗らない、近づかない」を心掛けた方がいいだろう。特に、風邪ぐらいだったら、ドラッグストアの風邪薬でも飲んで、家で寝ていた方がいい。今、「プリンセス・ダイヤモンド号」は、「医療キカン」、とりわけ、「コロナ患者を受け入れておる大病院」なんで、ココには用がない限りは絶対に近づかないことだ。 ハナシを戻して、その「コロナ闘病中」さんのツイッターを読んで思ったんだが、ま、重症ってのは、肺を完全にヤラれてICUに入っておるケースだわな。それで言うと、「軽症~重症」の間には幅があるっていうか、「中等症」っていう範疇をこしらえてもエエのかなと思った。軽症の場合は、ホンマ、風邪とほとんど変わらんのもおるってんだろ。「3週間前から、インフルにかかり続けているということはあり得ない」(by神戸大教授の岩田健太郎)ように、インフルに比べると、SARS2号(新型コロナ)はダラダラと続くわな。仮に2週間程度で退院できても、その後、全快までには3週間ぐらいは見ておいたいい病気だわな。 その点、インフルは、周りには一気にゾロゾロと感染するが、全快までのスパンが早いんで、「ダーッとかかって、スッキリ回復」(by岩田健太郎)ってんだな。ただ、ガンとかと違うて、必ず治る病気だし、いったんかかれば、免疫もでき、再発に怯える必要もねえんだから、「骨休めになった」ってことで、いいぢゃないか! #まだ続くだが、鳩がツイッターで、そのインフル治療薬のアビガンについて、「動物ジッケンで奇形の報告があり、今後、子作りを考えている人は控えた方がいい」と喋っておって、「なるほど」と思った。野に下っておる人間であるからこその発言だ。ただ、「免疫の阪大」が、今度のコロナ禍に際して、「既存の薬で、治療効果があるものがないどうかか、探してみる必要がある」と表明しておって、今、まさに「死ぬか生きるか」の情勢ゆえ、まずはコイツだろう。新薬やワクチンの開発は、それからだ。 あと、ケンサ体制だが、あの「五輪延期ケッテイ」までは、「ケンサ渋り」があったのは、疑いの余地はない。しかし、それは済んで、その後、ケンサ体制は間違いなく整ってきておるわな。ってことは、4月に入って、3月よりは当然、「分母」は増えておる。大事なのは、あの神戸大教授の岩田健太郎も言っておるように、「発症率」だからな。でも、厚生ショウは「分子」の数字しか吐き出しておらず、「分母」は隠したままだわな。 それで、1日あたりの発症数だが、やっぱ、東京は最も人口密度が高いゆえ、最大指標だと思う。しかし、まだ、200人は超えておらんし、セオリーに従えば、全体の8割は軽症だわな。この「ダラダラのピーク」がどこで天上を突くかだが、ワシはNYのようにはならないと思う。ましてや、今、ニッポン全体で自粛ムードに入っておるし、ニッポン人はそこまでバカではないんで、少なくとも、オーバーシュート(感染の爆発的拡大)は避け得ておる。 で、女性セブン(4・9発売)が、京大特別教授の上久保靖彦の最近の論文を引っ張り出してきて、SARS2号(新型コロナ)のウイルスは、約3割を占めるS型と、S型から変異した感染力の強い、残る7割のL型と2種類あるんだが、ニッポンは既にS型が中国から上陸しておって、ニッポン人がそれに軽く罹っていたことが「集団免疫」となり、被害が小さいのではってんだな。特に致死率で、この3月末の時点で、人口10万人あたりで伊太利亜17.79人、西班牙15.64人に対し、ニッポンはわずか0.04人で、異様に低いんだよな。本来であれば、冬は季節性インフルが流行するんだが、このSARS2号のS型が、インフルのウイルスを駆逐して、今冬はインフルが低調だったってことで、どうもウイルス同士で寄生先の奪い合いをヤッとるようなんだな。 うわっ、ワクチン開発だが、ニッポンは、難病治療薬メーカーのアンジュスが阪大と共同でDNAワクチンを、また、最大手の田辺三菱製薬が子会社のメディカゴ(加奈陀)でVLP(植物由来ウイルス様粒子)をこしらえておって、既に双方が動物ジッケンに入っておるってんで、競争が熾烈なんだな。ちなみに亜米利加は、最大手のJ&Jが、ワクチンの主要候補をやっとこさ決めて、「20年9月までにジッケンに取り掛かる」ってんだが、全然、出遅れておるんだなあ。 #続きで、この「4・9」の17:10upの福井シンブン電子版の「2時間の食事会で感染?」ってことで、SARS2号(新型コロナ)で入院中の福井県内の男性が電話取材に応じ、後で感染と分かった知人とは、複数の人を挟んで、3~5m離れていたのに、どうも空気感染したっぽいっていうハナシなあ。記事では「3月のある夜」とあるんだが、後で「年度末で忙しい数日後に発症した」とあるんで、「3月下旬」だわな。食事会の日付は要る。取材が甘い。 で、この男性と一緒にメシを食っていた3人の友人のうちの1人も感染しておったってんだよな。ゲンバは居酒屋だと思うんだが、その立地環境だわな。地下であるとか、あと、3密のうちの「密閉」だわな、換気とかはどうだったのか、もっと根掘り葉掘り聞き出せってんだよな。やっぱ、田舎シンブンだよな。「死の恐怖を感じた」とかいう、本人の感想なんて、どうでもいい。もっと、ゲンバの状況に関する詳細な事実を報告しろってんだよな。 だから、この福井県のケースもそうだし、京産大学生に慶応研修医も、日付は「3月下旬」だわな。だいたい、数日の潜伏期間を経て、発症するんで、もうしばらく、感染者は出るかあ。あと、テレ朝や女性自身では既に取り上げられて認知度は出ているようだが、コンサルティング会社「Globality」CEOの渡辺一誠(齢40)が、38℃超の熱が2週間近く続いても、「軽症」とされておることも含め、いろいろとオモテに出しておるな。しかし、感染力は相当、強いんだな。やっぱ、侮れんっていうか、気は引き締めんと、だ。 あー、英吉利のジョンソンは、ICUは3日間で出てこれたってんだが、この調子だと、全快までには、まだ、だいぶかかるな。レベルとしては、重症の手前、ま、中等症だろうなあ。 #ほいで、SARS2号(新型コロナ)の緊急事態宣言発令から最初の週末となった今日(=4・11)、対象である7都府県のうちの神奈川ケンミンであるワシは、買物がてら、ヨコハマ市内の近所を歩いたんだが、前にココで書いたところとは別の、内科医院の玄関に貼り紙がしてあって、「新型コロナが疑われる人は、直接、保健所に連絡するように。ウチではケンサができませんので」ってことで、「現在、風邪症状の診察も制限してます。風邪の人は、自宅で安静に静養してて下さい」とあって、思わず、ブッたまげてしもうたワ。こんなもん、事実上の自主休業宣言だからな。コイツは緊急事態だと思ったで(笑) それで、髪が伸びてたんで、切ろうと思ってて、行きつけの散髪チェーン店のQBハウス(散髪代1280円)も貼り紙がしてあって、「当分の間、休業します」とあって、「さて、どうすべか」と思い、さらに歩いたところ、たぶん、コレもチェーン展開しておる美容室だと思うんだが、「丸刈り490円」の貼り紙があったんで、コイツは「男性客歓迎」ってことなんだな思い、店の中を覗くと、「ウチは通常営業してます」ってことだったんで、散髪してきたあ。 美容室ってことで、スタッフは全員が女性で、聞いたら、「丸刈りコースは、バリカンのみで、一律髪の長さは同じ」ってんで、ワシのように「てっぺん9ミリ、えりあし1ミリ」の場合は、通常カットのコース(同980円)ってことで、こっちにした。オンナはお喋りが大好きで、「美容室はワシのようなオッサンにとっては、敷居が高くて、入りずらい。それでも、高校生の頃は、美容室でパーマをかけてたんで、まだ入ってこれる」と言うと、「いや、土日は、勤め人の男性の方とか、よく来られます」ってことだった。 それで、「行きつけのQBハウスが無期限休業なんで、こっちに来た」と水を向けると、「そういうお客さん、います」と。「でも、こうやって、経営判断が分かれるって、面白いね」と言うと、おねえちゃんは、「そうですかあ」と食いついてきて、ノリがよかったな。でも、居酒屋や飲食店とかでも、大資本のチェーン店は、思い切って休業ってところも多いだろうが、中小零細はなかなかそうも行かないだろう。難しいところだ。 #「上」の続きで、まさに、コイツはSARS2号(新型コロナ)のバカ騒ぎだが、今夕(=4・11)、18:11upの共同電によれば、「山形ケン、県境で検温へ」ってことで、要は、鎖国ならぬ「鎖県」に踏み切るってことかあ。そもそも、熱があって体調の悪い人間が、この状況下で、用もねえのにわざわざ出歩くかってんだよな。で、県境で検温して、熱のある人間は「入県拒否」ってことで、追い返すのかよ? 鎖県するにしても、もう少しスマートな方法を考えつかんもんかよ。ったく、田舎モンの発想だよなあ(笑) それと、アベ応援団の小川榮太郎が、今夕、16:56upの夕刊フジで、今、猛威を奮っておるのは「全世代に死者を出す欧米型の変異種」との説を披露したうえで、アベはコクミンに「1歩も家から外に出るなと言わなければおかしい」とマクし立てておるな。アベ応援団ってのは、「経済の右」と「思想の右」の両輪からなるんだが、小川は後者だわな。 ただ、同じ「思想の右」でも、百田尚樹は、例の出勤制限についても、「どうしても働かなければならん人もおる」とツイッターで吼えてて、ま、言っておることはバラバラだな。人員がワンサとおる大企業ならともかく、中小零細はなかなかそうも言っておれんわな。7~8割も出社削減されたら、操業ストップを意味し、「死ね」と言っておるのに等しいからな。 ちなみに、ウイルスが感染してから、発症するまでには、潜伏期間というタイムラグがあり、ここんところ、オモテに出てきておる京産大学生や慶応研修医、さらには兵庫ケンケイは神戸西署と、いずれも宴会時期は「3月下旬」だわな。その社会的背景で言えば、ニッポンでは卒業や異動を伴う年度末で、最もこのテの飲み会が集中する時期だわな。だから、その分が、今、ワサワサと出てきておるんだろうな。 それで言うと、居酒屋やスナック、バーも含めた飲食店にとっては、ホンマ、「生きるか、死ぬか」で、ついこの前も、銀座のホステスが平河町に陳情に行っておったが、キモチは痛いほど分かる。しかし、現実モンダイとして、そうした密閉空間でクラスターが起こっているのは事実で、とりわけ、そうした店では客同士はもちろんのこと、従業員との間で「喋る」ということを通して、感染が広がるところが、やっかいなところだわな。 この状況下で、もちろん、自粛要請は分かるにしても、そのクラスターのゲンバでも、客の全員が感染しておるわけではないわな。そういうことも含めて、「営業継続」にこだわる人らの気持ちは分かる。「損失補填すれば済む」っていうもんではのうて、「働く」ってことは、日銭を稼いで生きていくというのはもちろんのこと、そうやって、客に喜んで楽しんでもらうっていう「やりがい」ってのは、「人間の尊厳」ということに直結しておる。それをワシは言いたい。「職を奪う」ってことは、「人間の尊厳を奪うこと」に他ならないからな。 #で、今日(=4・11)のSARS2号の感染者数だが、都内では197人と最多更新ってことで、まだ、天井は打っておらんのか。そのダラダラのピークが続いておるっていうことかいなあ。今、症状が出てきておるってのは、感染自体は、4月上旬ってことかあ。緊急事態宣言が「4・7」なんで、だから、週明け以降の数字がどうなるかだわな。希望的観測も踏まえて、下降に転じてくれれば、だな。あのアベの「7~8割の接触削減」ってのも、ま、大まかな目安だわなあ。今、まさに猛威を奮っておるのは間違いないんで、他人との接触も必要最小限を心掛けるべきだろう。 今日、茨城県内の30代男性の死亡が確認されたってんだが、コイツはチョット、気になる。若いからな。住所、氏名を出すワケぢゃねえんだから、予想される感染の状況はもとより、症状がどうだったのか、また、持病の有無はどうなのかとか、「詳細な症例」は出さんとだし、シンブンももっと「吐き出せ」と、当局に要求せんと、だ。要は「幽霊の正体見たり、枯れ尾花」で、コクミンが今、不安なのは、そうした具体的な症例が分からんことだからな。とにかく、「実際に起こった事実」をオモテに出すのが、シンブンの仕事であって、それに対する感想、例えば「チョー怖い」なんてのは、どうでもエエんだ。 #「上」の続きで、今回、SARS2号(新型コロナ)の発生のゲンバとされる武漢の「華南海鮮卸売市場」だが、この名前だけ見ると、ワシらニッポン人は、「築地の魚河岸」を想像するわな。ところが、じつは、この「海鮮」ってのは名ばかりで、実態は「ゲテモノ市場」ってんだよな。豚、狼、穴熊、孔雀、ヤマアラシ、狐、驢馬etc、とにかく、「人間以外は何でも食う」っていうゲテモノ食いの中国人の胃袋を支えておるってんだよな。だから、今回も「ウイルスの由来」とされておるコウモリも食材にしておるってんだよな。 03年11月発生のSARS1号も、ゲンバは広州市郊外のゲテモノ市場で、もちろん、食用のハクビシンかららしいんだが、で、今回は、アルマジロに似ておるセンザンコウってのが疑われておるんだが、たぶん、ハクビシンにしろ、センザンコウも、コウモリを餌にしておるんだと思う。食物連鎖だわな。結局、感染症の蔓延も、人間が狼を飼い慣らして犬にし、猪を飼い慣らして豚にしたことで、濃厚接触をしたことで「動物由来の強力なウイルス」を人間が受け取ってしまったってことが大きいんだわな。 だから、感染症の発生と拡大には「社会的要因」があるってことで言えば、SARS1号&2号については、「中国人のゲテモノ食い」は否定できんだろう。しかし、だからと言って、ワシはこうしたゲテモノ食いを否定する気にはなれん。なぜなら、それで言えば、クジラもゲテモノ食いになるからだ。こうした食文化や、さらには人間同士の濃好接触が、モロ、関わっておるゆえ、このウイルス感染症ってのは、奥が深いし、一筋縄では行かんわなあ。 うわっ、今晩(=4・11)、23:03upの文春電子版に、テレ朝は報ステのメインキャスターの富川悠太(齢43)が、今日になって、感染しておったことが判明かあ。この「4・9」のOAの後、体調不良を訴え、ケンサしたところ、陽性だったのか。推測するに、感染したのは、4月のアタマぐらいかよ。あー、既に「4・3」の時点で発熱があったってことは、3月下旬かあ。コロナ警報発令中だわなあ。でも、治療経過をOAしたら、んもう、視聴率が稼げるぢゃないか! えっ、この「4・10」の1日で、亜米利加の死者は2千人超で、ぬあんと、2108人かよ(**) いやあ、コイツは原因究明のための分析が要る。やっぱ、第一は医療崩壊かよ?
by toshiaki399
| 2020-04-04 19:08
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