硬派ニュース版・ひとりツイッター!(続き) |
#で、今朝(=5・20)の各紙、前日に「衆」の法務イイン会であった、凶暴罪ホウアンの強姦サイケツについて報じておったんだが、その中で、産経だけが突出して、「いいぞ、いいぞ、ヤッター、野党ザマミロ」と進軍ラッパを吹いておったなかで、1社の最下段にベタ扱いで、また、妙な識者談話が載っておったな。元東京高裁部総括判事で弁護士の門野博という人で、「刑事法原則を完全に覆す」の見出しで、こうだ。
「テロ等準備罪を新設する法案は、人権擁護よりも治安維持に偏った内容になっている。どのような場合に普通の団体が『組織的犯罪集団』に一変したとみなされて適用対象となるか、構成要件が非常に曖昧で、一般市民が監視されるおそれは払拭できていない。犯罪行為は客観的に認定できるが、計画段階まで罰することは、人の内心を裁くことになる。行為にして初めて罪にするという刑事法の行為責任の原則を完全に覆すものだ。法案にはこうした重大な欠陥があり、成立させるべきではない」
まったくこの通りなんだが、ただ、ワシ的には、ぬあんで、産経がこんなスジ論(それも、反対意見)を載せたのか、「?」なんだよな。だって、社説では「盗聴ホウにも適用できるようにしろ」とマクし立てておってだな、タガが完全に外れておるんだが、そんな中で、コイツが載ったということの意味を、ワシは考えておるのだ。「バランスを取った」というのはわかるにしても、しかし、今度の究極の悪法の核心ブブンだからな。だから、たとえ、「ベタ」でも入れておるということの重大さを、考えてみるべきかもしれんな。
#「上」の続きで、今朝(=5・20)の各紙だが、ヨミは揺れている。ヨミも、コレまで社説で「あくまでコレは極悪テロリストを取り締まるためのもので、ゆめゆめ、一般人が適用対象になることはあってはならない。そのことを国怪審議では、懇切丁寧に説明し、コクミンの理解を得よ」と諭しておったんだからな。ところが、「もっと右」で、チョー大賛成の論陣を張っておるハズの産経ですら、「そこ」を突くスジ論(=正論)を、このタイミングで載せたってのは、ある意味、スンゴイことだわな。
ワシとて、チアン対策の必要性なんて、わかっておるワ。さすがに、あの寺澤有みたいに「ケーサツは不要、解体しろ」なんてことは言わん。泥棒に入られたら、捕まえてもらわんとだし、殺人ジケンが発生したら、ケーサツは犯人タイホに向けて、捜査してもらわなければならない。「チアン維持」とは、そういうことだ。「検挙に勝る防犯なし」という鉄則があるからこそ、「ハンザイ防止」に繋がっておるんだからな。
しかし、そうした「ガサ入れ」「タイホ」といった強制捜査ケンというのは、まさに「両刃の剣」で、歯止めが外れてしまうと、「チアン維持」の名のもとに、ケンリョクは、いくらでも暴走する。モンダイは、まさしく「そこ」であって、去年の盗聴ホウ適用拡大と合わせ一本で、一連の動きは、民主シュギの根幹としての「暴力ソーチに対する歯止め」を外していくものだ。その点、朝日は社説で、今度の3党の修正協議で、維新が当初、「凶暴罪にも盗聴ホウが適用できるようにしろ」と主張しておったことを紹介したうえで、この「自公維は危うい」と最後を締めておったんだが、いい嗅覚をしておる(笑)
#で、今朝(=5・21)の東京シンブンに、「『凶暴罪』に懸念 首相宛てに国連特別報告者の書簡」ってことで、国連の人権理事会というところが任命する「特別報告者」という職があってだな、国連加盟国における人権侵害について、モンダイがあれば調査して、報告を出す職務を負うとるんだが、その「ジョセフ・ケナタッチ」という特別報告者が、この「5・18」付けで、ニッポン国総理ダイジン(=アベ)に対して、「プライバシーの権利に関する特別報告書の任務に基づく照会」と題する、一連の凶暴罪創設ホウアンに関する調査報告書を出しておって、その全文を載せておったな。
まず、結論から先に言うとだな、フツー、こうした報告書を突きつけられるってのは、発展途上国とか、軍事ドクサイ国家だわな。いやしくも、G7でサミットの常連参加国であるニッポンに対して、こんなもんを突きつけられておる時点で、んもう、「国際社会の物笑いのタネ」だよなあ。「中国だ、北朝鮮だ、ケシカラン」とワーワーと大騒ぎする前に、「まず、自分の足元から」だよな。
それで、この報告書だが、凶暴罪ホウアンの詳細をよく調べたうえで、モンダイ点を摘出しておる。コアの部分は、ワシが「上」で紹介しておったように、産経が識者談話として取った元東京高裁判事の話と同じなんだが、報告書は、そこからさらに噛み砕いて、膿を抉り出しておる。とりわけ、キモは「とりわけ私(=ジョゼフ・ケナタッチ)は、何をもって『計画』と『準備行為』が構成されるのかという点について、極めて曖昧な定義になっていること、及び、法案別表には、明らかにテロリズムや組織犯罪と無関係とみられる過大な範囲の犯罪が含まれていることから、法が恣意的に適用される懸念を示します」の部分だろう。やっぱ、「国際標準」から見ても、「おかしい」と懸念を表明しておるんだな。
#「上」の続きだが、その国連特別報告者の「凶暴罪創設ホウアン」に関する報告書を熟読玩味して、思ったんだが、国際標準における人権監視のプロから見ても、今度の凶暴罪が「プライバシーや表現の自由を制約する恐れがある」と、要するに、連中が極めて「幅広な網のかけ方を狙っている」という点を看破しておる。
例えば、コレまでに東京シンブンや、あと、あの田中龍作あたりが、「山城博治タイホに象徴されるように、辺野古埋め立て(&ヘリパッド建設)反対運動の弾圧は、凶暴罪の予行演習」というふうに、凶暴罪はあくまで「うるさく反政府運動を繰り広げる、サヨク取り締まり用の必殺武器」っていうふうに書いておったよな。しかし、実態は、そんな生易しいものではない。
だから、国連特別報告者の報告書ってのは、よく調べて、分析しておるっていうんか、その適用戒名が「277」という異様な多さを踏まえ、凶暴罪を他の法律と組み合わせることで、「国民のプライバシーや表現の自由を制約する恐れがある」と斬っておる点が、重要だ。ココで言う「表現の自由」というのは、「言論、出版、報道の自由」とは違って、非常に幅広だ。「言論、出版、報道の自由」というと、「それ」でメシを食っておる、要は限られた人間だが、「表現の自由」ということになると、「ブログ、ツイッター、フェイスブック、LINE」と、まさに「一般人」に網がかかってくる。
なぜなら、「『計画』や『準備行為』を立証するには、起訴に先立って、相当のレベルの監視の強化が予測される」と指摘しておって、まさしく、ココだ。だから、凶暴罪がない現時点ですら、ナンボでもサヨクの運動家なんて、ビシバシとタイホして、塀の中に放り込んでおるんだから、凶暴罪が捉えようとしておる獲物ってのは、地引網でゴッソリと絡め取るといった具合に、まさに「サヨク運動家以外の一般人」だ。
だから、ぬあんで、適用戒名に「所得税に法人税、消費税、地方税」が入っておるのか、だ。マトモに考えて、おかしいと思わないか。こんなもん、「増税反対に文句を言うコクミンを黙らせるため」に決まっておるぢゃないか。この凶暴罪の、いったい、どこが、「テロリスト」や「ヤクザ&マフィア」の摘発を目的としておるのか。デタラメを抜かすのも、いい加減にしろ。「テロ等準備罪」の「等」というのは、「一般人」のことや(笑)
#続きだが、凶暴罪ホウアンだが、「5・19」の「衆」の法務イイン会での強姦サイケツ劇の後、野党4党は、「衆」の議長の大島理森んところに行って、「サイケツは無効、審議を差し戻せ」と主張したところ、「議運でよく議論するように」と言ったのか。さすがに、今回は去年12月のカジノ設置ホウアンんときと違うて、「門前払い」はデキんかったんだな。
ということは、議運の場で、「それ」を与党・自公が飲まずに、本会議にかけるというのであれば、当然、野党は一致結束して、「審議拒否」しかないわな。だって、「アベは、今秋の臨時国怪でのカイサンを考えておる」(by自民コクタイ委員ちょー・竹下亘)ってんだから、この通常国怪で店晒しにしておけば、ピャーッと廃案だからな。カレンダーでは、この火曜日、つまり、「5・23」の「衆」の本会議での強姦サイケツを粉砕すれば、会期内成立はパーだからな。
だって、最近、小沢イチローが喋っておったぢゃないか。09年にセー権交代を果たすにあたって、「それまでの野党時代、どれだけ、国怪で徹底抗戦したか」ってなあ。そうした日々の積み重ねの中にしか、「結果」なんて生まれようもないからな。あの「コクタイの神様」だった竹下登の義弟であれば、亘だって、今頃から、「会期延長が、どうのこうの」なんて、出るタイミングではないなんって、わかりきっておるわな。ちなみに、ワシは「7・2投票」のトギセンを跨ぐ「大幅延長」には、大賛成や。何度も言うが、「トーキョー五輪開催のあり方」ってのは、最大争点の1つだから、「そこ」に凶暴罪を抱き合わせれば、ジャンジャンと自公を叩きマクれるぢゃないか!
#で、コイツは「上」の続きっていうんか、でも、ぬあんかチョー臭いっていうんかいなあ。この「5・19」に、「YES、高須クリニック!」と、自らが営む美容外科の宣伝を大々的に流しておる高須克弥が、その前々日の「衆」の厚労イイン会で、民進の大西健介が、毎日シンブンが「字」にしておった悪徳美容外科のモンダイを追及した際、その流れの中で「クリニック名を連呼する、陳腐なところがある」と口を滑らせたことで、ぬあんと、恫喝ソショウを東京チサイに起こしたってことで、とりわけ、「民進嫌い」の産経が、我先にとばかり、ダボハゼのごとく食いついて、即、記事化しておったよな。
そこで、訴えた相手ってのが、この大西本人に、民進トップの蓮舫と、あと、国も被告に入れておって、国賠ソショウの形を取っておるってんだな。請求額が1000萬円と、あと、毎日シンブンに1回、謝罪文を載せろってことなんだな。
まず、第一に、恫喝ソショウを起こしたタイミングだが、例の凶暴罪ホウアンの強姦サイケツ劇と同時並行で、あまりにもデキ過ぎておると勘繰るのは、ワシの穿ち過ぎか。敢えて「高須クリニック」を名指ししておるワケでもなし、高須自身、「ウチは悪徳業者ではない」というんであれば、別に、HPなり、ツイッターで反論すれば済むハナシだわな。っていうか、このテの恫喝ソショウを起こすにあたっても、「手順」というのがあって、まず、内容証明を送りつけて、それで相手のリアクションを見て、誠意のない対応だった時点で、「提訴」に踏み切るってのが、スジだわな。ところが、今回は、そういう途中の手続きを一切、端折って、いきなり、恫喝ソショウなんだから、何の予告もなく、核ミサイルを撃ち込むのと同じで、おかしい。
あと、このテの国怪審議の場での発言ってのは、憲法51条にあるように「院外で責任は問われない」と明記されておる。だから、敢えて、被告に「国」を入れておるんだろうが、こんなもん、弁護士の入れ知恵がなければ、絶対にできない。そういうことも含めて、妙にデキ過ぎておるんだよな。
それで、臭いのは、この高須ってのは、最近、「フリーメーソン」に入会しておって、嫁ハンの西原理恵子が、マンガでそのことを描いておってだな、最近でも『スペリオール』(小学館)の巻末に連載中の「ダーリンは齢72」で、ぬあんと、米海グンの原子力空母「ロナルド・レーガン」に、ふたりでデートで乗り込んだことを嬉々として紹介しておったんだよな。司令室の中まで入れてもらってだな、写真もパチパチ撮って載せておって、とにかくスンゴイんだよな。間違いなく、「一般人」はココには入れないんで、こんなもん、フリーメーソンのコネ以外の何物でもないんだ(フリーメイソンには、米グン関係者がウヨウヨ入会しておるため)。そういうとこも含めて、今度の恫喝ソショウは臭いんだな。どうせ、蓮舫はオンナってことで、こうやって、恫喝すりゃ、ションベンをチビって、ピャーッと逃げ出すもんだと、完全にナメきっておるよなあ(笑)
#で、今朝(=5・22)の朝日に、森友学園ジケンで、アベ小学校敷地の国有地売却に絡んで、去年(16年)4~5月にかけて、売却費用を算定するにあたって、その「積算コンキョ」となる数字のいじくり回しにおいて、本来では「適用対象外」である「高層建築を想定した地盤改良費・5億円」を鑑定価格から差し引いて、「値段をジャンジャンと下げて、タダ同然にしろ」と、近畿財務キョクが恫喝しておったっていうハナシを、「字」にしておったな。
まず、「今回の特ダネ記事が意味しておるものとは、何か」について、結論から先に記すとだな、今回の国有地売却バナシについて、「主導ケンを完全に握っておったのは、大蔵ショウだった」ということや。やっぱ、国交ショウってのは、所詮、財布のヒモを握っておらんから、弱いし、だから、可哀想なもんだ。
ハナシを整理すると、今回、当該国有地は、結局、鑑定価格を「9億5600萬円」としたうえで、「ゴミ撤去費etc・8億1900萬円」を差し引いた「1億3400萬円」を売却価格とし、さらに、国交ショウが森友学園側にゴミ撤去費として1億3106萬円を支払うことで、森友学園側の負担は「たったの294萬円」と、まさに、タダ同然で払い下げられておったんだよな。
それで、今回の記事ってのは、その売却価格の算定あたって、近畿財務キョクが、ゴミ撤去費etcの8億1900萬円だけでのうて、さらにそれに上乗せするカタチで、「高層建築を想定した地盤改良費5億円」を加えることで、「売却価格を実質0円にしろ」と圧力をかけてきたってんだな。ところが、アベ小学校のゲンバは「第1種住居地域(建蔽率60%、容積率200%)」の指定を受けておるため、高層建築は制限されており、オマケに既に本体工事に入っておったアベ小学校の建物ってのは、「一部2階の3階建て」の低層だったから、「そんな嘘を飲むわけにはいかない」と鑑定士側が蹴ったため、結局、売却価格は1億3400萬円で落ち着いたってんだよな。
ただ、そもそも、「ゴミ撤去費etc・8億1900萬円分」もの値引き自体が、異常の極みであるうえ、最終的に、まさに「屋上屋を架す」ゴミ撤去費として、「1億3106萬円」を国交ショウから森友側に支払わせることで、タダ同然にしたってことは、大蔵ショウは最初から「タダで当該国有地を森友学園に渡す」ということで動いておったってことだわな。何度も言うが、コレは「政治アンケン」だから、「相当上のレベルからの指示」が降ってこないことには、役所は動かん。で、その「相当上のレベル」とは「どこか」だが、とにかく、アベは「知らぬ存ぜぬ」とシラを切っておるのが、現時点の状況なんだよな(笑)
#「上」の続きっていうんか、テラ銭ブログを解説しておる田中龍作が、今夕(=5・22)の18:19upの記事では、いったんは、この「4・20」に計画していたものの、「今、刑事告発をすると、野党による追及に支障をきたす」として、通常国怪閉幕後に先送りを表明しておったところ、突然、その「森友告発プロジェクト」ってのが動いて、今日、東京チケンに告発状を出してきたってんだな。戒名は、アッキーの自民党候補応援の際に、政府職員を随行させた国家公務員法違反に、あと、9億円超の国有地タダ供与の刑法の背任で、既に、同様の告発は出ておるよな。
ただ、今回のアクションには、どういうウラがあるんだろうなあ。ワシ的には、さっさと、刑事告発すべしだと思っておったんで、「遅れた」とはいえ、国怪が閉じる前にやったというのは、必須条件で、よかったと思う。このテの告発は、何本も出ることが大事で、それが、プレッシャーになる。告発人に元共同通信で、元同志社大教授の浅野健一が入っておるってんだが、どういうグループなんだろうなあ。小沢イチローの別働隊ってことは、あるのかよ?
ワシに言わせれば、小沢イチローの言うような「徹底抗戦路線」ってのは、大事っていうより、必要不可欠だ。小沢は自民の幹事長までやって、野党の繰り出す「審議拒否」ってのが、堪えておるが肌身に沁みてわかっておるんで、言ってるんだよな。国怪シンギとはいっても、所詮、ブンヤにおける「〆切」と同じで、タイムリミットがあるんで、キモは「そこ」や。抵抗せんかったら、「ハイ、シンギ入り」ってことで、ストップウォッチを押して、ほいで、「30時間」が経過した時点で、ワサワサと強姦サイケツが待っておるワケだからな(笑)
#で、究極の悪法こと、凶暴罪創設ホウアン(組織ハンザイ処罰ホウいじくり回し)だが、今日(=5・23)の午後の「衆」の本会議での強姦サイケツを前に、自由党トップの小沢イチローと、社民党幹事長の又市征治が揃って会見して、「絶対に認められない」と本会議ボイコットを表明し、両党は欠席したってんだな。
こんなもん、当然で、この行動が正しい。だって、「今日の本会議のサイケツ自体を認められない」ということなんだから、そうした「デタラメの極みの強姦サイケツ」に出ること自体、「サイケツを行うことを認める」ってことだからな。民進党はもとより、共産党が物分かり良過ぎる。「審議拒否」をしないってのは、本来の野党のあり方である、「抵抗」を放棄しとるってことだからな。
あと、思ったのは、「衆」の議長だが、小沢イチローの懐刀だった平野貞夫のオッサンが、自ら仕えた前尾繁三郎のことを取り上げた『昭和天皇の『極秘指令』」(講談社+α文庫)の中で、「衆議院議長の真の力」として、「衆」の議長がその気になって、「本気」になれば、「何でもできる」ということを書いておる。それで言えば、大島理森は、今回のサイケツを「止める」ことだってできたんだから、「それ」をしない(できない)ことも含め、「自公(+維)ファシズムの極み」と言えるだろう。
#で、今朝(=5・23)の産経が「中国で6邦人拘束、スパイ容疑も疑われる?」の見出しで、大きく扱っておったんだが、今年3月、山東省と海南省で、日本人男性がそれぞれ3人、計6人が拘束されたんだが、「戒名が不明」ってことで、「国家安全法イハン」、つまり、「スパイ容疑」の可能性もあるってんだな。拘束された6人のうち、4人は地質調査会社「日本地下探査」(千葉県船橋市)の社員で、「温泉発堀」のため現地入りしたところ、即、身柄を取られたってんだな。
そこで、産経の記事によれば、どうも、今回は、この「国家安全ホウ」が恣意的に運用されたっぽくてだな、「スパイ組織の定義が、曖昧の極み」なため、要は、何でも、誰でも引っかけられるってんだな。だから、もし、この産経の指摘が事実とすれば、中国ってのは、ホンマ、「人権ゼロ」のトンデモ国家なんだよな。
あれっ、待てよ、コイツは、どこぞやの国が、コレから、やろうとしておるのを、先取りしておるぢゃないか。ぬあんだ、このニッポンで強姦サイケツを連発しマクっておる、現代のチアン維持ホウである、「究極の悪法」こと、凶暴罪創設ホウアン(組織ハンザイ処罰ホウいじくり回し)と、クリソツぢゃないか。ニッポンの外務ショウは、当然、猛抗議をせなアカンが、でも、向こうが「何を抜かしておる。オマエらも、我々と同じ立ポー措置を講じておる最中で、国連の人権監視機関から、アレコレと文句を言われておるだろうが。同じ穴のムジナ同士、言える資格があるのか」って、斬り返されたら、イッパツだからな。
まだ、100歩譲って、「陸自の別班」の人間を捕まえたんだったら、ワシも「よし、よくやったで。オマエらの目も節穴ではないわな」と持ち上げるんだが、身分をカバー(=偽装)するにあたって、こういった地質調査ってのは、相当、高度な専門的な技量と知識が必要で、所詮、あの別班の連中がカバーするとしてもだな、商社に毛が生えた程度が関の山だ。だから、ワシの見立てでは、中国の公安連中の「点数稼ぎ」だと思うな(笑)
#んで、今夕(=5・24)の16時upの文春ネット速報だと、朝日がスッパ抜いておった加計学園ジケンにおける、獣医学ブ新設についての「総理のご意向」文書だが、前文科ジム次官の前川喜平が、顔出しで「あの文書は本物」と喋っておるってんだな。曰く、「いずれも、部下から受け取ったレク用の資料。これらの文書は、大臣や次官への説明用として、担当の高等教育局専門教育課が作成したものです」かあ。
そもそも、この前川は、一連の大学への天下りモンダイで詰め腹を切らされておるんだが、朝日が、この「総理のご意向文書」を「字」した5日後、「5・22」のヨミ朝刊が、ぬあんとも曰くありげに、「前次官、歌舞伎町の出会い系バー通い」を書いておったんだが、たぶん、コレでキレてしもうて、刺しに行ったってカンジだよなあ。いやあ、省庁のトップのジム次官ってのは、力を持っておる。ダイジンより上だ。こういうのを俗に「藪をつついて、蛇を炙り出す」ってんだが、まさに、ヤブヘビになってしもうたよなあ。アベは危うい。王手近いから、コイツは「政局」になる。
凶暴罪だが、今朝の日経の社説で、「一般人への適用」について、相当、深刻な懸念を示しておって、来てるな。例の国連特別報告者の報告書が、かなり効いておるのかもしれんな。それに比べると、ヨミは相変わらず、「一般人の適用はないから、政府を信用しろ」とブチ上げておるんだが、声がキンキンと上ずっておって、読んでて説得力はなかった。やっぱ、スンゴイと思ったのは、「30時間も審議して、まだ、何の文句があるのか」と恫喝しておる点で、病状は深刻だ。こういうときこそ、ワシも落ち着いて、相手の心の奥底の琴線に触れるような、ベースの声で語りかけようと思う。
#で、加計学園ジケンにおける、文科ショウ作成による「総理のご意向」文書だが、今日(=5・25)、当事者である前ジム次官の前川喜平が、会見に応じて、要は、洗いざらい、喋ったんだな。曰く、「文科省の中で作成され、幹部の間で共有された文書で間違いない」「クロをシロにしろと言われる」「極めて薄弱な根拠の下で、規制緩和が行われた」「(文科省が)負いかねる責任を負わされた」「(国怪の証人喚問は)あれば、参ります」かあ。
いやあ、霞が関の省庁のトップであるジム次官ってのは、この文科ショウに限ったハナシではないが、「トカゲのシッポ」などではない。敢えて言うなら、「龍のアタマ」、すなわち、「脳味噌」そのものだ。ましてや、つい最近まで、そのポジションにおった人間だからな。重みはもちろんだが、その衝撃力は、半端ではない。ホンマ、アベのみぞおちにボディーブローが入って、骨にヒビが入ったわなあ。政局に入ったな。凶暴罪の廃案も見えてきた。
だって、アベは森友学園も含めて、「自分も女房も一切関与していない。もし、そうだったら、総理ダイジンはもちろん、ギインも辞める」と断言しておるんだからな。まさに、今回の「総理のご意向」文書は、頂門の一針で、コイツを認めたら、森友の方とも合わせて、ドミノ倒しで波及するってことだらな。もし、文科ショウが今回の文書をショブンしておるのなら、まさしく、刑法の公文書毀棄罪だからな。コイツは来てる。
#「上」の続きで、その文科ショウ作成の「総理のご意向」文書が、現時点では「見当たらない」ということになっておるんだが、コイツは間違いなく、「アベ官邸」、取りも直さず、官房ちょー官の「菅の指示」だろう。菅が指示して、「絶対にオモテには出すな」ということだ。だって、この文書が存在していることを認めた瞬間に、「アベの嘘」が白日の下に晒されるんだから、こんなもん、何が何でも握り潰すしかねえからな。
だからさ、赤レンガの「ちょーかつ」と同じで、それが存在しとるのは、「公知の事実」なんだが、その事情を中におって精通する三井環のオッサンが、顔出しで明かしたところで、「知らぬ存ぜぬ、そんなものは存在しない」とシラを切っておるのと、クリソツだ。だから、連中ってのは、ホンマ、いざとなったら、保身のためには、何でもやる。それで言うと、ヨミに、あの「歌舞伎町への出会い系バー入り浸り」を「書かせた」ってのは、スンゴイよなあ。でも、ウラを返せば、こうやって、人格攻撃に出るしか選択肢がないまでに、追い込まれておるんだよな。