硬派ニュース版・ひとりツイッター!(続き) |
#で、元大阪高裁判事で弁護士の生田暉雄サン(今年の「8・16」から、香川県チジ・浜田恵造の腰巾着弁護士である渡辺光夫のおやぢが牛耳る香川県弁護士会から、いわれなき「業務停止8ヵ月」という、イヤガラセ目的の極みの懲戒ショブンを受け、現在、シッコー中)と、東京・文京区であった講演会の後、また、電話で少し喋ったんだ。
それで、講演後の、第2部でのワシとのフリートークでは、生田サンが『裁判が日本を変える』(日本評論社)と『最高裁に「安保法」違憲判決を出させる方法』(三五館)の中で、例の隼町のURGANE捻出方法である「3号俸給モンダイ」に触れておったことについて、ワシは「コイツは、隼町に核バクダンを撃ち込んだに等しい」と指摘しておったんだ。すると、電話ん中で、生田サンは「古川さんが言ってた、あの『核バクダン』って、いったい、どういう意味なんですか?」と尋ねてきたんだな。ホンマ、「何のことか、さっぱりわからない」っていうカンジだったんだな。
しかし、ワシ的には、素朴にそうやって問い返されたことの方が、むしろ、この上ないオドロキだった。要は、隼町はもとより、ハンケン交流をはじめとする「回転ドア」っていうか、「どこでもドア」で繋がっておる赤レンガにとっても、コイツをオモテに出されることが、一番堪えるどころか、致命傷を追う。要するに、ソシキが崩壊してしもうんで、その意味において、「最終兵器としての核バクダンに等しい」と。そしたら、生田サンはビックリして、「えっ、そんな影響力があるんですか? そういうのは、言われてみないと、わからないですよ」と、今回の「3号モンダイ」を顔出しで告発したことが、どれだけ連中にものスンゴイ衝撃を与えておるのか、本人自身が、全くわかっておらんかったんだな。だから、まさに「めくら、ヘビに怖じず」なんや(笑)
#「上」の続きで、生田暉雄サンとしては、こんな「隼町の3号俸給モンダイ」なんて、サイバン官であれば、ほとんど皆、「知ってるハナシ」であり、「公知の事実」なんだから、「こんなものをオモテに出したところで、いったい、何が問題なんですか?」なんだよな。でも、ケーサツのソーサ費、ほいで、ケンサツ&公ちょーのちょーかつと同じで、そうした「公知の事実」であるがゆえ、誰もカミングアウトして、証言台には立てんのだわな。
だって、東大法卒で隼町事務総キョク勤務の経験のある瀬木比呂志は『絶望の裁判所』『ニッポンの裁判』(いずれも講談社現代新書)を上梓し、「隼町のウラのウラまで暴露した」っていう謳い文句なんだが、でも、この「3号俸給モンダイ」については、一切触れておらんからな。それで言えば、この瀬木ってのは、生田サンより、全然、お利口サンだから、顔出しでこの3号俸給モンダイを告発した日には、連中から、どういう仕打ちを受けるか、肌身に沁みてわかっておるから、ダンマリを決め込んでおるだ。そうでなければ、生田サンが所属する弁護士会から、コレだけのいわれなき懲戒ショブンを連発されるなんて、あり得んって。そんなふうに度重なる、不条理を極めた懲戒ショブンを受けておるという事実が、ワシに言わせりゃ、こうやって生田サンが暴露した「3号俸給モンダイは本当のことで、真実である」っていうウラが取れたに等しいからな。
だから、ワシは電話口で以上のことを喋ったら、生田サンは「いやあ、そうだったんですか。それはまったくわからなかった。そういのは言ってくれないと、わからないんです」ってことで、じつは、今、その「3号俸給モンダイ」をテーマに絞った本の執筆も依頼を受けておるってことで、「であれば、まずは、その脱稿に向けて、全力を尽くして下さい!」とエールを送ったのだよ。
それで言うと、まさに「人生万事塞翁が馬」で、こういうのは通常の弁護士業務と二足のわらじを履いておったら、1冊の本を書き下ろすなんて、本当に大変なことなんだが、ところが、今、生田サンは香川県弁護士会から「業務停止8ヵ月」の懲戒ショブンを受けておって、いくらでも執筆時間があるってのは、ホンマ、「天の恵み」だよなあ。いいか、こういうのを「ヤブヘビ」と言ってだな、連中め、「ザマあ見ろ」ってんだ!(笑)
#そういえば、今朝(=12・27)の毎日(記者の目)で、その北方領土返還交渉だが、「着地点は、最大限で2島マイナスα」、つまり、「歯舞だけ」ってんだな。現時点では「1島も返さん」ってことで、要するに、後は「地獄の沙汰もカネ次第」ってことなんだな。無論、このキビシイ情勢は、最初から織り込み済みだったんだが、であればこそ、「アベ、プーチンを山口に呼んで、その場で領土モンダイ解決を手土産に、カイサン&総センキョだあ」と煽りマクったところが、多々あったよな。アレはいったい、何だったんだよ? 特に、ここんところ「月曜発売」のポストに週現が、このテのアベ提灯記事がスンゴイんだが、「アベ1強体制」を構築しておる最大要因は、この「報道=ジャーナリズム」の腰砕けっていうより、おべんちゃら体質だわなあ。
そもそも、今、外務ショウのジム次官はこの6月に就任した、「ムネムネ&ラスプーチンの天敵」である杉山晋輔だよな。たぶん、向島だと思うが、ケツの穴に火の点いた蝋燭を突っ込んでの、高級料亭での四つんばい姿の御座敷プレイを暴露された挙げ句、その「カネの出所」が「外務ショウのキミツ費」ってまでバラされておるんだからな。「それ」だけでも、もし、ワシが杉山の立場だったら、ゼッタイに「サボタージュしろ」って指示出すからなあ。っていうか、外務ショウのジム次官と外務ダイジンと「どっちが、力が上か」なんて、そのへんの小学生だってわかるハナシだからな。
それで、その杉山が、斉藤邦彦のジム次官付ヒショ官時代に、外交キミツ費にタカりマクっておったハナシを「字」にしようとしておったところ、ムネムネ側の恫喝に屈して、「顔伏せ」、つまり、「イニシャル表記」で手を打っておったポストだが、しかし、いつになったら、佐野眞一による「イケダモン大先生と信濃町の80余年史」をテーマにした『化城の人』の第2部を始めるんだよ。ヨミや産経はもとよりだが、この腐りきったおべんちゃら連中が、「アベ1強体制」をサポートしマクっておるんだ、このアホンダラが!(怒)
#んで、この「12・28」の毎日朝刊だったか、代々木は共産党委員長の志位和夫だが、来年1月の党大会で「委員長再任の見通し」と打っておったが、就任は2000年だから、もう16年かあ。確かに「アベによる、アベのためだけの、自民トウのソーサイ3選出馬OK」も長いが、素朴なギモンとして、こっちも長いよな。しかし、こんなふうに「複数候補による党首センキョが行われない」ってのは、イケダモン大先生を「創立者」とする公明トウ(=創価ガッカイ)とクリソツだよな。あと、元三宅坂の社民党だが、夏の参院センキョで、その公示直前に民進党への身売りを打診しておったのが暴露された党首の吉田忠智は、比例で落選したものの、その後も党首をクビになることなく、続投しとるよな。今、党首センキョをやる余裕がないのであれば、とりあえず、党首は空席にしておいて、比例で当選しておる福島瑞穂を党首代行に据えるってのが、常識的にはスジだろう。アベだって、第1次自公セー権んときに、07年の参院センキョでボロ負けして、結果的に辞任に追い込まれておるんだが、とりわけ、センキョにおいて「信賞必罰をきっちりやる」ってのは、組織運営の鉄則で、コレをおざなりにしておくと、モラルの弛緩、そして、退廃へと結びつく。でも、こうしたモンダイ提起をすると、「オマエは産経シンブンの回し者か!」と一喝されてオシマイなんだろうなあ(笑)
それはそうと、本ブログだが、前回から看板を架け替えて、「三井環のオッサン」の名前を降ろしてしもうたんで、「あれっ、どうしたんだろう?」と思っておる人も、おるかもしれんので、敢えて、その経緯を記すことにする。実を言うと、ココに至るまで、ワシの中ではかなり長い逡巡の期間があり、正直、「見て見ぬフリで済まそうか」と思い悩んだこともあった。しかし、そうした中途半端というか、甘やかしておくと、結果的に「退廃に手を貸す無責任の極み」となると判断した次第だ。
例の口封じタイホの刑事ジケンのハンケツが確定し、静岡刑務所で満期まで勤め上げて、出所したのは、2010年の1月だが、その間、ワシも静岡には都合3回も足を運び、面会して激励したり、歯ブラシを差し入れたのはもとより、当時、オッサンの次男の息子さんが、当時はまだ司法試験合格を目指して猛勉強中で、自宅に電話を入れたとき、たまたま出たことがあったんだが、「お父さんはああやって、体を張って悪と戦っておる。息子さんもこれにくじけることなく、勉強頑張って、ぜひ、合格してくれや」と励ましたものだ。
もう30年近く前だが、ワシが初任地として毎日シンブンの高知支局に赴任したとき、オッサンは高知地検の次席でおって、本当によく知っておったから、余計、あのタイホ劇が「何でやねん?」という思いでイッパイだった。んで、後から、ワサワサとド腐れ糞ケンサツの連中によるドス黒いボー略の実態が出てくるに及んで、彼を「悪徳検事」のレッテルを貼りつけることで、社会から葬り去ろうとしたことが、ゼッタイに許せんで、それもあって、「ちょーかつ」こと、腐れケンサツのURAGANEの実態を『日本の裏金』(第三書館)でまとめたんだ。
ワシの中では、「オッサンの名誉回復」のために、それこそ、粉骨砕身、無償で入れ込み(っていうか、相当、ふたりでの飲み代はワシが支払っておる)、アレは『日本の裏金』の上梓後だが、三井環のオッサンの奥さんが手記を綴っておったところ、その原稿を森功が1年以上も預かったまま、ほったらかしにしておって、「何とかならんか」と相談を受けたんで、第三書館の北川明社長にワシが口利きし、『ほんとに検事の奥さんですか?』のタイトルで刊行に至ったものだ。あと、オッサンが「青木理とかいうのが、ワシに会いたいと言ってきとるんだが、どんなヤツだ」と興信をかけてきたんで、「その青木ってのは、共同の社会ブにおった人間、全然、マトモだからそれは会っておくべきだ」と言ったこともある。そういうことも含めて、ワシは彼にどれだけ尽くしてきたか、だ。
#「上」の続きで、その三井環のオッサンが10年1月に静岡刑務所を満期出所後は、東京に拠点を移し、「市民連帯の会」を立ち上げて、「ケンサツ改革」を旗印に運動を展開しておったのは、ご存知の通りだ。ワシは本業があったんで、正式な会員として参加はしなかったが、心情的には応援したい気持ちはあったんで、オッサンが巨悪を相手取って、刑事告発をすれば、その内容を本ブログでもupして援護射撃してきた。もっともワシのできることは、それぐらいのことでしかなかったが、でも、できる範囲内でできる限りのことはやってきた。
だから、そうやって、「市民連帯の会」の看板を掲げて、活動を展開しておったオッサンを応援しておったんだが、「あれっ、コイツはおかしいな」と最初に思ったのが、去年の4月の統一地方センキョで、世田谷区議選に「高橋ひろこ」っていう、三井環のオッサンの活動を手伝っておる、生保の外交員で「全明治安田生命労組」の役員をしておった、あのドクター中松と30年来の付き合いがあるっていうオバチャンを擁立するんで、「できれば、応援して欲しい」というようなカンジだったんだが、ワシは距離を置いて、全く関与しなかった。本当は「出馬させるべきだはない」と思って、喉元まで出かかったんだが、飲み込んだ。言ったところで、既にエンジン全開で動き出しておったし、自分の中では「だって、ワシは会のメンバーではないんだから」という言い訳が用意されておったんだな。
要するに、なぜ、コレに反対だったかというと、市民連帯の会の「1丁目1番地」が「ケンサツ改革」である以上、地方ギカイの、それも世田谷区議会に打って出る意味が、まったくわからなかったからだ。「ケンサツ改革」というからには、「赤レンガ」に斬り込む以外になく、それには衆参両院の法務イイン会に影響力を行使せなアカンわけで、であれば、まだ、「国政センキョ」なら、ハナシは全然、わかる。しかし、そうではない。んで、投票箱の蓋を開けたところ、候補者82人中(定数50)、ダントツの最下位(308票)で、まさに大惨敗の極みだった。まっとうな組織であれば、ココできっちりとした「敗北の総括」があってしかるべきで、それをやってこそ、その後の真の再出発に繋がるんだが、会のHPを見てもわかるように、全然なかった。
恥ずかしながら、今だから言うが、またもやワシは「見て見ぬフリ」を決め込んだ。そこで用意されていた自分の中の言い訳は「別にセンキョを手伝ったわけではないし、そもそも、自分は会のメンバーですらないんだから」だった。
#続きで、その去年4月の世田谷区議選後は、「市民連帯の会」を主宰する三井環のオッサンの動きに、正直、勢いが削がれているものは感じたが、いちいち、そんなことには言及しなかった。ま、今にして思えば、それこそが「身内ゆえの庇いではないか」と批判されれば、反論のしようがないんだが、それはともかく、さらに「コイツは、いよいよ、おかしい」と感じたのが、今年に入って、当初、やる動きを見せておった「甘利明に対する刑事告発」を見送ったことだ。
コイツは今年1月下旬の文春砲がスッパ抜いたもので、ワシも関心があったで、現地の千葉県白井市の薩摩興業や、その近くの県道建設工事ゲンバで聞き込みもやっておったんだ。そのハナシを旧知の記者からオッサンが聞いておったみたいで、アレは確か、2月の下旬ぐらいだったと思うが、ワシんところに電話がかかってきて、「甘利を刑事告発する」とヤル気満々だったんで、そのときは、まだどこも刑事告発が出ておらんかったんで、このブログでそのハナシを、ワシは字にしたんだ。オッサンは特別法のあっせん利得処罰法(最高刑・懲役3年、公訴時効3年)でのうて、刑法のあっせん収賄罪(最高刑・懲役5年、公訴時効5年)の方での告発を考えておって、それにはワシも同意見だった。
というのは、あっせん利得処罰法は適用を、公務員に対して「不正なことをさせないor正当なことをさせる」も構成要件としておるのに対し、あっせん収賄罪の方は「不正なことをさせるor正当なことをさせない」にのみ絞っておるゆえ、立件のハードルが高く、それゆえ、最高刑も高く設定されている。実際、甘利とそのヒショ軍団がヤラかしておったことは、まさしく、後者の「あっせん収賄」なんだから、当然、こっちでの刑事告発だとワシも思ったんだ。
ところが、その後、待てど暮らせど、三井環のオッサンは刑事告発をせんのだよな。あの猪瀬直樹んときは、確か朝日だったかいなあ、「徳洲会側から5000萬円の小遣いを貰った」との記事が出た直後に、スパーンと告発に打って出ておったんだな。ところが、今回はホンマ、動きが鈍くて、「いったい、どうしたんだ?」と思っておったところ、3月半ばに、他の市民団体かな、弁護士団体だったか、とにかく、前者の「あっせん利得処罰法」の方で刑事告発が出た。
そういうのがあったんで、確か4月入ってからだったと思うんだが、オッサンと電話で喋った際に「甘利の刑事告発は、どないなってまんねん?」って尋ねたんだ。そしたら、「アレは『けもの道』で、結論はわかっている。やっても無駄や」ってんだな。でも、「刑法のあっせん収賄罪の方では、まだ、告発は出ていないし、それは三井さんだからできることで、絶対にやるべきだ」とワシは主張したんだ。そしたら、オッサン曰く、「これまで何度も刑事告発したが、いつも不起訴で、もう疲れた。シンドイ。あの告発状を書くのに、どれだけ手間隙がかかっておるか。それに、自分も生活の糧を稼がんとで、忙しい」だってんで、ワシは思わず、電話口で「だって、『命ある限り、検察と戦う』と言っていたではないか。そんなんだったら、死んだ方がいい」と言ってもうたんだ。言った後で「しまった!」と思ったんだが、しょうがない。最後は「まあ、機会があれば、やります」だったんで、ワシは「あー、もうヤル気がねえんだな」と思い、キビシイかもしれが、この時点で、オッサンに対する「見切り」を始めていたのかもしれんなあ。
三井環のオッサンの書く告発状ってのは、ワシに言わせれば、「特捜検事の書いた起訴状」そのもので、独自に詳細な事実も詰め込んで、きっちりと仕上げている。たぶん、市民団体の人らが書く「それ」とは、一味もふた味も違うと思うんで、だからこそ、オッサンがやるべき意味と価値があり、オッサンにしかできないことだ。ところが、心ある特捜検事も、今、こういう情勢なんで、「巨悪摘発」に動けない塩漬け状態なんだが、でも、そうした彼らの背中を強く後押しするためにも、オッサンが告発状を書いて、検察当局に出すべきだと説いたんだが、全然、通じないんだな。
#さらに続きで、「市民連帯の会」を主宰する三井環のオッサンに対する疑念っていうか、失望と言ってもエエんかいなあ。それが決定的になったのは、都チジ選に出馬した鳥越俊太郎のオッサンの応援を買って出たのはともかくとして、その中で、あの文春砲のスクープ記事に対して、こともあろうに刑事告発をしたことだ。戒名は「公選法イハン(センキョ妨害)」だが、その文面は、会のHPにupされている(7・21付)
あの鳥越俊太郎のオッサンが、上智大教授の田島泰彦ゼミの女子学生にチョッカイを出し、河口湖畔の別荘に連れ込んで、チンポこそ挿入しなかったものの、全裸にさせたってのは「まったくもって真実の極み」で、ウワサではこの他にも、業界人のオンナとかに手を出して、くだんの別荘に連れ込んでおるっていうんだからな。それで田島泰彦は激怒して、鳥越を出入り禁止のショブンにしたんだが、学者としてはもとより、人間としてもマトモだ。
当時、鳥越はテレ朝のザ・スクープのメインキャスターで、番組Pともタメ口が聞けるほど、発言力があったんだな。場合によっては、もし、鳥越のオッサンが口利きすれば、採用にあたって、間違いなく、有利に動くからな。田島ゼミに所属しておるってのは、要は「業界志向」ってことだから、そんな生娘の女子大生から見れば、鳥越のオッサンなんて「憧れの雲の上の人」だわな。そういう力関係の差を前提に、ツマミ食いに走っておるんだから、許せるかってんだよな。
それゆえ、「候補者の資質を問う」という意味で、文春砲に続いて、新潮砲も後追いしたんだが、もし、アレが仮に「鳥越当選後」に出されておったら、悪いけど、「横山”エロ蛸”ノックの二の舞」で、とてもでないが、持たん。もし、そうなっておったら、向こう10年は、民進&共産の野党共闘はセー権奪取がデキんほどの大致命傷を負っておった。鹿児島県チジの三反園訓どころのハナシではない。
ところが、三井環のオッサンは、鳥越のオッサンを全面的に庇うべく、文春砲に対して刑事告発をしとるんだから、ワシん中では、ホンマ、この時点で「完全にアウト」だった。ワシに言わせれば、これは「告発権の濫用」以外の何物でもなく、要は、特捜検事がソーサ権を濫用して国策ソーサをヤラかしておるのと、本質において何ら変わりはない。しかし、三井環のオッサンの周りにおる者は、誰もそれを咎めようともせん。それは彼が「内部告発のヒーロー」と化しておるところもあるんだろうが、しかし、ちょーかつの実態を告発しておるのは、彼以外にも副検事や検察事務官の出身で、まだおる。
しかし、このことを今まで「見て見ぬフリ」を決め込んで、ダンマリを続けておったワシこそが、じつは、もっとも咎められるべきなのだろう。その意味において、慙愧の念に堪えないし、ココで深くアタマを下げて、お詫び申し上げる(涙)
#まだ続きっていうか、コイツはホンマ、「武士の情け」ってことで、ダンマリを決め込んで、ヤミに葬り去ろうとも思っておったんだが、ワシの耳に入った以上、聞き捨てることはデキんし、今や「市民連帯の会」の看板を掲げておるのはもとより、「元大阪高検公安部長」という、検察ソシキの最高幹部まで上り詰めた経歴も含めて、「公人」と言ってエエからな。全く無名のよい子市民らと違うて、あの鳥越俊太郎のオッサンと同様、「コクミンの知る権利」に応えるべく、まさしく「報道の対象」だからな。
んで、その「聞き捨てることのデキんハナシ」ってのは、コイツは「ある市民派の元女性地方議員」とだけしておくが、カノジョが酒の席で三井環のオッサンから「セクハラを受けた」ってんだな。具体的にそのセクハラの中身まで、根堀り歯掘り穿り出すことは、さすがに憚れたんで、敢えて詳細な内容まで聞かなかったんだが、常識的に「猥談をフッかけられた」というレベルではないだろう。「その先」は推測するしかないが、しかし、少なくともこんなハナシが出てくる時点で、アウトだわな。
この元女性地方議員が、三井環のオッサンと会うたのは、この1回きりで、おそらく、講演か、何かの活動の後にあった飲み会の席だと思う。コイツが、もし、惚れ合うて、付き合っているオトコとオンナ同士であれば、ナンボ、乳を揉もうが、ケツを触りマクろうが、それは「愛情表現」だ。しかし、市民運動も含めて、そうした公的な、オフィシャルな活動において、「力関係」をテコに性的接触に至るなんてのは、言語道断、低劣の極みだ。
ただ、三井環のオッサンの場合、敢えてその肩を持つというか、彼の立場に立って弁明するとすれば、オッサンは一言で言うと、「酒グセ」が悪い。コレは彼と近い、親しい人物であれば、皆、知ってる「公知の事実」だ。30年近く前、ワシが毎日シンブンの高知支局に赴任し、同じ高知地検の次席でおったオッサンと初めて会うた頃は、彼は瀕死の交通事故に遭うた際の輸血が原因でC型肝炎を患っておって、酒が1滴も飲めなかったんだ。ところが、その後、高松地検の次席時代にインターフェロン注射で全快したことで、酒は復活しておったんだ。ワシはオッサンと何度も飲んでてわかるんだが、時期が最近に近づくにつれて、酒の量が増えて、そうなると、酔いつぶれて、わけのわからないことを言うようになるんだな。だから、周りはワシも含めて、「決して酒は飲むなとは言わんが、程々に」と言ってはきたんだが、変わらんかった。それで言うと、このセクハラ案件も、おそらく、本人は「覚えてない」と思う。その意味では、「意図的、悪質」と斬りつけるのは厳し過ぎるのかもしれんが、しかし、結果において、こういうことをやっておるということに、弁明の余地はないと思う。
三井環のオッサンが、この「市民連帯の会」の看板を掲げて、活動に入るのは、2010年1月に静岡刑務所を満期出所してからのことだが、当初は「検察を改革し、社会の不条理を正す」という信念と志は、間違いなくあった。それゆえ、ワシもそれまでの長い付き合いもあって、できる部分で協力はしてきたツモリだ。でも、途中から、少しずつ、「何かヘンだな」と思い始めてはいたが、例の「自分は会のメンバーではないのだから」という言い訳が、常に用意されていて、要は、「見て見ぬフリ」に徹していた。しかし、今、コイツをupしながら、「それが本当に正しいことだったのか」との疑念、逡巡がある。「嫌われること、切られること」も覚悟のうえで、「耳の痛いことも、きちんと本人に伝えるべきではなかったのか」と。
で、会の運営に関して、1つだけ批判をするすれば、「会計の公開、明朗化」がなされていない点だ。そもそも、この「市民連帯の会」は、何をもって正式会員と認定し、その会員がどれだけおって、そもそも、会員名簿ってのが存在しておるのは、ワシは全く知らないが、定額会費を徴収しておったのではなく、寄付に頼っておったようだ。でも、少なくとも年度単位で区切って、「収入と支出の明細」は、会のメンバーには開示するってのは、最低限の義務だし、本来であれば、そうした収支明細は会のHPでupしなければならない。「それ」がなされていないってのは、「どんぶり勘定」だったと言われても反論できんが、どうなっておったのか、だ。ま、会計はともかく、セクハラについては、文春砲のエジキにされたら、その時点でオシマイだ。