三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#で、皆さん、この「8・23」の朝日シンブンの朝刊、ご覧になりましたか? リオ五輪終了に合わせて、「通常紙面は2枚目から」ってことで、「41の輝き」と題する広告紙面で全体をくるんで、ちなみに、1面はマクドナルドの必勝ハンバーガーの宣伝を下の方に入れておったよなあ。コイツをヨミや産経、日経がヤルんだったら、まだわかるんだが、「腐っても鯛」、ましてや、「ニッポンを代表するクオリティー・ペーパー」を自認する「天下の朝日」がこのザマだからな。これぞ、まさにキチガイ紙面だよなあ。
ちなみに、今度のリオ五輪に関しては、ワシは全く関心がなくて、誰が何のメダルを取ったかも全く知らんのだが、例えば、マラソンはどうだったんだよ? プロ、アマともスポーツ競技自体を否定するツモリは毛頭ないし、それでメシを食っておる選手がおり、彼ら彼女らにテラ銭を与えることで、満足するファンの存在をとやかく言うツモリはない。ワシだって、小・中学生の頃は、巨人&王選手が大好きだったし、大相撲(特に輪島)もオタク並みの入れ込みだったしな。
しかし、五輪報道ってのは、今回に限ったことではないんだが、朝日以外も含めて、ナンボ、夏枯れで、一般記事の出稿が滞っておるっていうことを差し引いても、あの連日の1面&社会面ブチ抜きのキチガイ扱いは、完全に常軌を逸し、ホンマ、狂っておったよな。別に五輪を報じるなと言ってるのではない。しかし、もう少し、抑えた扱いができんのか。言いたいのはそれだけだ。
それで言うと、「五輪に熱狂せんのは、非コクミンの極み」ってカンジで、コイツを踏み台ににしてだな、「東京五輪開催」っていう大義名分っていうか、まさに、水戸黄門の印籠そのもので、「五輪を成功させるため」ってのを出せば、どんなデタラメでもまかり通る状況を、朝日シンブンが先頭になって、旗を振りマクって、ジャンジャンと醸成させておるよなあ(呆、怒)
#で、この「8・26」の朝日朝刊が、例の「究極の悪法」こと、「凶暴罪創設ホウアン」について、「テロ等準備罪」に看板を架け替えたうえで、この秋の臨時国怪にも提出を検討ってんだから、早ければ、出すってことを字にしておったな。中身はコレまでとほとんど変わっておらんから、この「五輪タイサク」っていう、三つ葉葵の紋所を振りかざして強行突破しようってのが、ミエミエだよな。
んー、コイツは、どこから斬っていったらエエんかいなあ。所管は法務イイン会なんで、ホウアン担当は赤レンガなんだが、実際に運用するのは基本的にはサッチョウなんで、そこらあたりの意思疎通をちゃんと図っておるのか、だわなあ。連中の最終目的は、この凶暴罪を盗聴ホウの適用対象に組み込むことで、「憲法に保障された通信のヒミツを完全に骨抜きにする」ってことなんで、「そこ」から見れば、適用戒名が「4年以上の懲役・禁固刑の600超(=サツジン、窃盗、道交法、公選法イハンetc)」と従来と変更ナシってのが、すべてを物語っておるだろう。
無論、自民トウ(&公明トウ)も、この夏の「参」のセンキョ公約には、「凶暴罪を成立させる」なんてのは1字も出ておらんが、ただ、自民トウは「治安・テロ対策」として、「国内の法制の在り方について検討を不断に進め」とコッソリ入れておったんで、だから、「テロ等」と、「テロ対策」ってのを泥縄式に持ってきたよなあ。ただ、「対テロ」ってんであれば、適用罪名ってのは、せいぜい、サツジン、傷害、器物損壊、爆発物取締規則、ハイジャック防止ホウ、火炎瓶使用処罰ホウで、だから、窃盗に道交法、センキョ違反が、ぬあんで、「テロ対策」なんだよ?(呆)
#「上」の続きで、この凶暴罪ってのは、従来と同様、組織ハンザイ処罰ホウの括りの中であることでも、ドンピシャリなんだが、連中的には「盗聴ホウの円滑遂行」とセットなんだよな。だから、99年の自自公路線で、連中がぬあんとかして、うるせえ日弁連をとかを黙らせるために、泥縄式に持ち出したリクツが「組織ハンザイの摘発」ってことで、通常であれば、ヤクザがメインターゲットだわな。だから、「複数の人間による組織ハンザイを立証するため」っていう括りん中で、盗聴ホウを持ち出してきておったんだわな。無論、今回もその延長線上にある。何度でも言う。連中の最終的な着地点は、この凶暴罪を盗聴ホウの適用対象に組み入れることだ。
だから、今回、朝日の記事を読めばわかるが、「テロ等準備罪」と言っても、実態は従来の凶暴罪と何ら変わりはない。もっと言えば、「テロ対策」については、法律的なブブンで言えば、刑法のサツジン予備罪に凶器準備集合罪、あと、銃刀法イハンといった現行法で十分、対処がデキるんであって、凶暴罪の目的は、「共謀行為」の核心にある、「人間相互の自由な意思の交換」を弾圧することにある。あの大分ケンケイは別府署の隠しカメラ設置ジケンを見てもわかるように、何が、「公選法でセンキョ運動が禁じられている人物の証拠集め」だよ。「アベ自公セー権に楯突く、うるせえ野党支持者らの監視だった」と、ぬあんで言わんのだ?
あと、もっと言えば、こんなもん、亜米利加サマの御意向っていうか、指示だわなあ。あの日米合同イイン会に赤レンガの官房ちょーは毎回、出席しとるんだから、そこで「凶暴罪創設はどうなっておるんや。NSA(=国家アホ局)が徹底したちょー報活動を遂行するためにも、さらには、うるさいニッポン国内の反対意見を弾圧したうえで、自衛隊を米グンと一緒に海外で活動することで、はよ、血を流してもらわんことには、困るんだぞ」ってケツを叩かれ、恫喝されておるんだ(笑)
#さらに続きっていうんか、その大分ケンケイは別府署による隠しカメラ設置ジケンだが、この「8・24」のTBSのニュース23が独自ってことで、その隠しカメラが撮影しておった映像と、あと、別府署内で刑事カン(警視)がデカ部屋で、同署刑事2課のソーサ員に「ココに発泡スチロールをかましたら」云々と喋っておる映像を隠し撮りした映像を流しておったよなあ。
ちなみに、朝日が「凶暴罪」に「テロ等準備罪」のコーティングを施し、「この秋の臨時国怪に提出検討」と打ったのは、この翌々日の朝刊で、んで、その日(=8・26)の午前中に大分ケンケイが、その別府署の刑事カンら4人を建造物侵入の戒名で大分チケンに書類送検したことを発表し、同日夕の各紙が記事にしておったんだよな。んー、このデキ過ぎた時系列は、チョー胡散臭いよなあ。
まずは、ニュース23がゲットした隠しカメラ設置ジケン絡みの映像だが、こんなもん、ケーサツ内部からのリーク以外にないんだが、どこだろうなあ。大分ケンケイもさることながら、サッチョウ臭いよな。ワシの驚きは、別府署内の、あのアッケラカンとしたやり取りだよなあ。っていうか、ケーサツ署の中に、あんなふうに隠しカメラが設置してあるってことだよな。そもそも、コイツが「いったい、どういうことなんだ?」だわなあ。
んで、今回、別府署による隠しカメラ設置ジケンの舞台は「刑事2課」なんだな。別府署は刑事ブモンが何課まであるんかは知らんが、とにかく、1課(強行ハン)と2課(知能ハン)はあって、課ちょーは警部だが、その各課を統括する刑事カンが警視で、署ちょーや副署ちょーと同じ階級なんだな。しかし、あの刑事カンもラフに横じまのシャツなんか着てて、そのへんのチンピラと風貌は変わらんよなあ。
今回使うた隠しカメラってのは、縦15cm、横10cmで、人の動きを察知すると自動的に撮影モードに入り、昼はカラー、夜はモノクロでバッチリと映し出されるってことで、電源は乾電池で、価格は6萬円かあ。まずは、この隠しカメラの購入代の出所だが、ま、「ソーサ費」だろうなあ。ソーサ費も、幹部が小遣いとしてポケットに入れたり、飲み食いに費消してばっかおってもアカンってことで、サッチョウが「こういう隠しカメラにもカネを使って、適切な予算シッコーをするやうに」と通達を出しておったってことは、ねえんかよ? あんな先端機器を、ゲンバの判断で自発的に購入しておるとは、とても考えられんからなあ(笑)
#「上」の続きだが、今回、大分ケンケイの別府署の人間によって、隠し撮りされておった、連合大分etcの入居しておる「別府地区労働福祉会館」を管理する別速杵国東地区労働者福祉協議会(会長、矢守丈俊・連合大分東部地域協議会会ちょー)は、この「8・12」に被害届をケンケイに出しておったってんだよな。
しかし、被害届ってのは、「誰か犯人は特定できませんが、とにかく、空き巣に入られて、カネを盗まれてしまい、困ってます」っていう被害に遭ったことの届け出だわな。本来であれば、「隠しカメラを設置したのは、別府署の人間」ってことまで既に特定され、「それ」自体は同署も認めれておることで言えば、こんなもん、普通、刑事告訴だわな。それも身内の大分ケンケイでのうて、告訴先は大分チケンであり、戒名も建造物侵入はもとより、本筋は公選法イハン(センキョ妨害)だ。無論、告訴したところで、大分チケンもヤル気なんてゼロだろうから、立件せんなんてのはわかっておるが、でも、きっちりと意思表示をするってのは大事だ。
だって、大分県ってのは、あの元総理ダイジンの村山トンちゃんの地元ってことで、、比較的まだ社民党の勢力が強く、その被害に遭った建物にも、社民系の団体が入っておったんだわな。であれば、なおのこと、白黒ハッキリさせて、ケジメをつけるためにも、ジケンの被害者が捜査機関に対して、徹底捜査のうえ、刑事訴追し、処罰を要求する刑事告訴をヤルってのは、当然の助動詞だ。
それを大分ケンケイとの出来レースで、「被害届」でお茶を濁すあたり、本気度がまるでゼロだわな。真剣にわが身のこととして、怒りマクっておらんのだと思う。こんな体たらくだから、盗聴ホウの実質全面解禁でも何でもござれと、サッチョウ&赤レンガのヤリたい放題なんや、この糞アホンダラが!
#で、ワシと同じイケダモン大先生おたくで、フリーのジャーナリストの野田峯雄サンが、この7月29日に肝臓がんのため、入院先の病院で亡くなった。享年71歳。とにかく、深く哀悼の意を表し、お悔やみ申し上げる。
「亡くなった」という第一報を、先日の社会新報の田中みのるのオッサンのツイッターで知り、ワシはブッたまげて、即、野田サンの自宅に電話を放り込んだら、息子さんが出た。野田サンに奥さんがいるというのは伝え聞いていたが、息子さんがおったってのは、初めて知り、とにかく、お悔やみ申し上げたのと、こうなった経緯だった。「今年の2月、体調が思わしくないんで、病院に行って診察を受け、精密検査を受けたら、肝臓がんで、もう手の施しようがなかった。だから、手術という選択肢はありませんでした」
息子さんによれば、その時点で、主治医から余命宣告があったとのことで、おそらく、治療といっても、緩和ケアだったのだと思う。これまで野田サンは、病気とか全くしたことがなかったとのことで、人生というか、人間の寿命というのは、本当に誰にもわからないものだ。野田サンは乙骨正生サンが発行編集人を務める『フォーラム21』はもとより、今年に入り、岩波書店の『世界』に、ソ連のスパイだったラストロボフを題材にしたルポを連載しておって、「また、野田サンらしい、超ディープなネタを取材しとるなあ」と思っておった矢先だったんだ。
それでワシ、胸が熱くこみ上げてきたのは、息子さん曰く、この6月に1週間ほど入院し、その後、7月に入って再び入院し、帰らぬ人となったのだが、野田サンは入院先のベッドで最後まで「仕事」、つまり、「原稿書き」をしておったってんだな。息子さんとしては、「家族からすれば、そこまでしなくても、もっとゆっくりと体を休めてくれればいいのに」ということで、それはある意味、当然とも言えるし、よくわかる。しかし、野田サンは、息子さんを病院に呼びつけ、口述筆記をさせて、プリントアウトさせて持ってこさせたのに、さらに推敲を加えておったとのことで、要するに、野田サンとしては、「書かなければ、自分は生きている意味はない」と。ワシは涙を堪えることができなかった。
#「上」の続きで、ワシと同じイケダモン大先生おたくだった野田峯雄サンだが、宗教と社会のかかわりを考える月刊誌『フォーラム21』の最新号(16年9月号)のゲラ直しを終え、「今回のテーマだったら、発行編集人の乙骨正生サンは、間違いなく野田サンにも原稿を依頼していたハズで、で、野田サンだったら、どう斬って料理しておったかいなあ」と考えると、重ね重ね悲嘆でイッパイのキモチだ(TT)
じつを言うと、同業者とは言いながらも、ワシは野田サンのファンで、『フォーラム21』の自分の文章はさて置いて、本当に野田サンの文章を読むのが楽しみだったのだ。無論、ターゲットに対する斬り口のシャープさ、分析のしっかりしておるところは当然として、あの「野田節」とも言うべき、「幽明の仕切りを強く示唆する、カーテンをすっぽりと頭からかぶせられているらしい、池田大作さん」に、「空気のように虚言を吸い込み、虚言を吐き散らしている存在の、『公明党』という名の創価政治チーム」といった、連中を茶化し倒す筆遣いが、ワシは大好きだった。
その意味では、野田サンは2種類の文体を使い分けておったとも言え、『世界』で連載しておったラストロボフの記事のように「標準モード」の文体と、『フォーラム21』でイケダモン大先生以下をブッた斬っておった、「やや崩しモード」って言うんかいなあ。味があった。無論、本質的には「1つの文体」ではあるんだが、野田サンのやや崩しモードの方は、例えるなら、ピカソの「ゲルニカ」のごとく、もともと、ピカソはデッサン力は十二分にあるんだが、「そこ」から敢えて崩し、抽象化していくことで、表現の幅を広げていったように、何か、それに近いものを感じる。その遊び心的な感覚が、読んでて、楽しかったあ!
そこで、野田サンを偲んで、『フォーラム21』15年5月号の特集「55回目の会長就任記念日・レーゾンデートルを喪失した池田大作&創価学会」で、野田サンが「自ら幽霊的存在になりはてた学会緊縛政党の血迷い旋回劇」のタイトル(このネーミングも、まさに、野田節の炸裂だよなあ)で書いていた文章の最後を締めくくっていた、ドイツの牧師で平和運動家のマルティン・ニーメーラーの次の言葉を紹介したい。野田サンが、こういう引用ができるというのは、同志社大学で青春時代を過ごした経験があるからなのだろうか。
<ナチスが共産主義者を迫害した。少し不安だった。
でも、私は共産主義者ではないから、沈黙していた。不安だった。
次に社会主義者を迫害した。不安だった。
でも、私は沈黙していた。
ナチスは学校、新聞、図書館、組合、ユダヤ人などを次々と迫害した。私はそのたび不安だった。
でも、行動しなかった。
教会が迫害された。私は牧師だから立ちあがった。
しかし、そのときはすでに遅すぎた。>
ところが、ココで野田サンは「あの創価チームをナチスとみなすのは、非現実的で、適切ではない」と言っておるんだよな。ナチスのように前面出てブイブイと言わせておるのではなく、口先では「反戦平和」を唱えつつも、実際には政権中枢に居座って、それと真逆のことを延々と推進させ続けておる、要は「触媒」だと看破しておるんだが、全くその通りだ。だから、余計、タチが悪い(笑)
#野田峯雄サンへの追悼の続きだが、野田サンとは名刺を交換して、面識はあり、このことは電話で息子さんにも話したのだが、1度会うて、酒を酌み交わしながら、いろんなことを喋りたかったんだが、叶わぬこととなった。まさか、こんなふうに、突然、逝くとは夢にも思わなかったからな。
だから、野田サンとは直接的なやりとりというのは、ほとんどなかったんだが、ただ、ワシが『<さるぐつわ>の祖国 北朝鮮拉致被害者たちはなぜ日本で「何もしゃべれない」のか?』(第三書館、ハードカバー・478頁、1800円+税)を上梓するにあたり、じつは、野田サンに電話取材をしたことがあった。
というのは、コイズミ訪朝の際、北のわがままおやぢが「ニッポン人の拉致」を認めたことで「拉致バブル」が炸裂し、それによって、北のわがままおやぢんところに異様に肩入れしておった国内のサヨク勢力がメンツ丸潰れ状態となり、影響力が大きく削がれていったのと裏腹に、あのニッポン会議に代表される極右の連中がブイブイと台頭し、我がモノ顔でエラそうにしマクってきておるわな。その背景を分析するにあたり、野田サンが『世界』の04年6月号に「軽い『愛国者』たち 『建国義勇軍』事件と西村真悟議員」と題するルポを書いておって、そのことでハナシを聞いたんだ。
その拉致バブルに便乗するカタチで、「建国義勇軍」を名乗る連中が、拉致モンダイの交渉を担当しておった外務シンギ官・田中均の自宅に爆発物まがいの不審物を置いた、ま、テロもどきジケンだわなあ、起こしておったんだが、そのメンバーに「救う会熊本」の理事を務めておった木村岳雄(当時、齢34)もおったんで、それで、ウラを探るべく、野田サンにハナシを聞いたんだ。そこはジケンに精通したブンヤなんで、ワシの質問の趣旨をすぐに理解して、「取材していて、何だか掴みきれなかったというか、原稿を書き終えてもスッキリしないものがあった」としたうえで、こう答えてくれたんだな。
「少なくとも、あの(刀剣友の会を主宰し、建国義勇軍のリーダーだった)村上一郎には、思想性を感じなかった。四角ばって、扇を張ったように、律動してこね上げていったものではない。あの一連の犯行チームの編成からして、『曖昧性』があって、例えば日本赤軍だったら、チーム性だとか、明確さがあるが、そんなものはなかった。これに限ったことではないが、私は物書きとして、取材をもとに、原稿を書いていて、『この事件はこういうことなのだ』と、断定したい方なのだが、この建国義勇軍に関しては、取材していても、また、書いてても、何だか掴み切れない、モヤモヤとしたものがあった。『義勇軍』とは名乗っていたものの、村上らのやったことは、フワフワとしていたとでもいうのか。『刀剣友の会』の看板としていた、あの西村真悟なら、まだカテゴライズしやすいが、それとも違う。『右翼のかぶれが、ひどいもの』とでもいうのだろうか」
今、コイツをupしてて、ふと、気がついたんだが、野田サンが信濃町の連中を「創価チーム」「創価政治チーム(=公明トウ)」と、「チーム呼ばわり」しておったってのは、そうした「曖昧性のハンタイ」、つまり、「イケダモン大先生の指示のもと、四角ばって、扇を張ったように律動してこね上げていったことからくる、明確さ」を透徹しておったからなんだな。
#で、「9・1」発売の文春最新号が「字」にしておった、都ギカイのドンこと、内田茂が自分の娘ムコを、センキョ区である千代田区に本社がある「東光電気工業」にネジ込んだことで、築地市場の豊洲移転関連の工事をジャブジャブと請け負っておるジケンだが、ま、ある意味、今回、都チジになった小池百合子との内ゲバっていうか、刺し合いから波及しておると、言えなくもない。
ただ、この「東京五輪開催」の大風呂敷で包んだ一連の大利権バナシってのは、この内田に限ったものではない。もっと言えば、コイツは石原のおぢいちゃんが、都チジの時代から動き始めておる、壮大なプロジェクトの一環であり、「石原&内田」のおぢいちゃんコンビが、鹿島とかと結託してヤリ倒しておることなんだよな。
じつは、このテのハナシは、既に野田峯雄サンが『慎太郎よ! いいかげんにしろ、石原慎太郎』(第三書館)で全部、書いている。発ガン性物質満載のあの豊洲の土地ってのは、もともと、東京ガスが所有しておったんだが、そこに築地市場を移すのと絡めて、空いた築地にも地上げ再開発を施し、さらに、それら湾岸部を一気に環状道路で繋ぐってんだが、その際、「イケイケドンドン」と、太鼓を叩きマクって、バブルを引き起こし、徹底して煽り倒すためのリクツが、まさに「東京五輪開催」なワケや。
だから、今回の石原のおぢいちゃん地上げプロジェクトで、鹿島はJVをも抱き込みながら、特に環状2号線工事に関しては、「コレでもか」っていうくらい集中受注しておるんだよな。石原のおぢいちゃんが自民トウ衆院ギイン時代、公設第1ヒショを務めておった「栗原俊記」ってのがおるんだが、この栗原のおやぢってのは、モロ、鹿島が自分んとこの社員を送り込んだ、要は「胡散臭さの極みのブローカー野郎」で、コイツが暗躍し倒して、この環状2号線工事を受注しとるってんだよな。
んで、その環状2号線の最後に残った区間が「新橋~豊洲」で、だから、ココを繋ぐためには、「東京五輪開催」っていう大義名分が必要で、全部、コラボになっておるんだよな。あー、サメが「環状2号線の未開通区間の工事が、豊洲移転延期で遅れることがあったら、アカン」と小池のケツを叩いておるのかよ。「いかにもなハナシ」だよなあ。さてはサメ、電通だけでのうて、鹿島からもイッパイ、小遣いを貰うておるよな(笑)
#で、今日(=9・4)の14:32upの毎日電子版に、来年度の厚労ショウの当初予算の概算要求額は過去最高の31兆1217億円となり、介護etcで膨らむ社会保障費が6400億円増なんだそうだが、大蔵ショウは今後の接衝で1400億円削って、5000億円に圧縮するってんだよな。しかし、今、「生前退位」の意向を表明した陛下にも象徴されるように、高齢化社会の進展で、社会保障関連は必要不可欠だわな。
ところが、市ヶ谷はぼーエイ庁の来年度予算の概算要求額も、じつは過去最高の5兆1685億円で、ぬあんと、12年12月に自公にセー権が戻ってから、毎年、増加なんだよな。特に、「隷米の戦争ホウアン」である、アンポならぬアホ関連ホウが本格シッコーされるってことで、お買物リストがスンゴクて、あの「当たらんミサイルぼーエイ」の予算が1872億円で、そのメインはPAC3改修費1056億円ってんだな。あと、F35戦闘機4機・946億円、んで、「空飛ぶ棺桶」ことオスプレイ4機・393億円、新型3000t級潜水艦1隻・760億円と、ゾロゾロと出てくるんだな。だから、社会保障費の1400億円なんて、ココを削ればピャーッと出てくるんだ。
だから、今やすっかり、極右のオバハンと化してしもうた桜井よしこのように、とにかく、「中国と北朝鮮はケシカラン。だから、ぼーエイ費増額が必要」と叩き倒しておれば、市ヶ谷と、そこにダニのようにタカっておる3ダイヤ以下の兵器産業は大喜びだよなあ。ったく、「反戦平和」を唱えることが3度のメシより大好きなイケダモン大先生と創立者とする公明トウがセー権与党に入ってて、このザマだからな。このいったどこが、「平和の党」、「福祉の党」なんだよ(笑)
#んで、環状2号線の未開通区間の「新橋~豊洲」だが、ワシ、恥ずかしながら、今さっき、初めて知ったんだが、コイツは、途中、地上げ対象となっておる「築地市場」をモロ、通過するんだな。要するに、まず、この「環状2号線工事」ってのがあってだな、それを通すために築地市場を豊洲に移転させるんであってだな、それを煽り倒すリクツ作りのため、「東京五輪開催」っていう錦の御旗を、連中の発想として、ま、泥縄式に引っ張り出したんだな。
だから、コイツは鹿島と電通のコラボであってだな、鹿島と電通が、さながら、切っても切れない、血より濃い契りを結んだ、あの「自公」のように「連立セー権」を組んでだな、それでブイブイと強姦同然に貫通させようとしとるんだな。電通1本だけぢゃあ、ココまで動かん。ゼネコンのチャンピオンの鹿島と組んでおるってのは、大きいなあ。
そのオコボレに与ろうと、大成と竹中は、新国立競技場の方にワサワサとタカってきておるんだな。それで言うと、東京五輪開催をチャラにするには、この鹿島を叩き倒さんことには、動きようがねえってことなんだな。うわっ、この環状2号線の総事業費は、どんなに少なく見積もっても「5000億円」かよ。いやあ、新国立競技場のレベルぢゃねえよなあ。ナンダカンダとタカりマクれば、1兆円も夢物語ではないんだな。しかし、鹿島は羽田空港の拡張工事にもクビを突っ込んでおって、ったく、石原のおぢいちゃんのキンタマを握り倒しておったんだな(笑)