三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#で、参院センキョの最終確定票が出たんだが、まず、投票率だが、54.70%と、前回13年の52.61%を2.09ポイント上回ったが、総じて低調だったことに変わりはない。とりわけ、徳島との合区となった高知では、過去最低の45.52%で、コイツは「ジケン」だとワシは思う。まさに、あのアベノミクスに象徴される「富の一極集中による、格差拡大」による「地方切り捨て」の最たるものだ。
「参」の投票から一夜明け、今夕(=7・11)の各紙に、例の「1票の格差是正」を金科玉条のごとく振りかざす弁護士グループの連中が、さっそく、「過疎のド田舎と都心部で、1票の格差があるのは、憲法イハンだ」として、集団提訴をおっ始めた記事が出ておるな。福井と埼玉では、人口比あたりの1票の格差が3・08倍になっておると、ワーワー恫喝しておるんだが、コイツらは、ある意味、「アベノミクス推進の御用弁護士」と捉えてエエと思う。机の上で数字だけをいじくり回して、「1票の格差は、ケシカラン」と喚くメンタリティーってのは、「六法全書を丸暗記すりゃ、司法試験はチョーOK」っていう、悪しき法曹怪の体質を見事に抉り出しておるよなあ。
ま、こうした弁護士連中ってのは、巨大企業のイヌと化して、ナンダカンダと恫喝ソショウの代理人も引き受けてそうだから、マスコミもビビリ倒して、ただ、連中を言い分をピャーッと垂れ流すだけだわなあ。ワシは、コレまでに何度も言っておるが、例えば、亜米利加の上院は人口比に関係なく、各州2人と定員が決まっておる。こんな「1票の格差はケシカラン」っていう恫喝を放置しておったら、「次からは、福井と石川は合区にしろ」っていう動きに、即、なるよなあ(笑)
#「上」の続きで、選管最終確定票が出たが、各党の獲得ギセキは自民56(選挙区37、比例19、比例計2011万票)、民進32(選挙区21、比例11、比例計1175万票)、公明14(選挙区7、比例7、比例計757万票)、共産6(選挙区1、比例5、比例計601万票)、お維7(選挙区3、比例4、比例計515万票)、社民1(選挙区0、比例1、比例計153万票)、生活1(比例1、比例計106万票)、無所属4(すべて選挙区)━で、非改選分と合わせた新勢力は、自民121、民進49、公明25、共産14、お維12、こころ3、社民、生活、元気各2、諸派(=沖縄社会大衆党)1、無所属4━の計252ギセキだ。自民は神奈川の中西健治を追加公認としてカウントすると、上の数字になる。
とにかく、比例計の得票数が、各党の基礎体力のバロメーターになる。自民が2000万票を超えたのは、01年のコイズミ旋風以来で、結局、各紙の政党支持率で出とる通り、手堅く集めている。ただ、07年にアベでボロ負けしたとき、民主は比例計で2325万票も取っておるんだよな。まさに「セー権批判票の受け皿」となって、「ねじれ出現→09年の総センキョでのセー権交代」へと繋がっていっておったんだよな。それで言うと、民主と維新の合体で民進となって、今回、1100万票ってのは、「ま、こんなもんか」だわな。だから、投票率が60%を超えて、無党派層の受け皿になるようでないと、今回は自公過半数割れにまでには追い込めなかっただろう。
公明は、比例は前回13年とほぼ横ばいだが、選挙区7つ全勝したんで、それが獲得ギセキ数の上積みになった。それに比べると、共産はもう少し取るかと思ったんだが、比例601万票で、前回515万票から上乗せはしておるんだが、700万票台には行かなかったなあ。選挙区も東京の1つだけだったし、「まだまだ」だ。むしろ、お維が比例で515万票も取っておったのが、「へえー」だ。今回は、敢えて「カイケン勢力」に色塗りされてはおったんだが、センキョ戦ではあんまりっていうか、ほとんど、憲法いじくり回しには言及しておらんかったよな。むしろ、お維がセー権批判票の「受け皿」にすら、なっておったようなところが、あるよなあ。
それで言うと、自公継続は規定路線だが、今秋以降、憲法をどういじくり回すかということとリンクして、お維をどう扱うかだろう。アベの自民トウのソーサイの任期は18年9月までだから、「衆」をカイサンせん限り、もう国政センキョはない。だから、あと残り2年で、アベが何をヤリたいのか、だわな。
#さらに続きだが、選挙区の方を見ると、前回13年は、民主はボロ負けの最低の極みだったんで、それに比べたら、共産とのセンキョ協力で、少しはマシになったってところだろう。オキナワでは、野党系の伊波洋一が勝って、現職ダイジンの島尻安伊子を降したし、フクシマでも現職の法務ダイジンの岩城光英が落選したわな。まさに、「希代の悪法」こと、「盗聴ホウ実質全面解禁ホウアン」を扱った赤レンガのトップが負けたってことは、「悪法不信任!」以外の何物でもねえよなあ。とりあえず、残務整理で、しばらくダイジンの職におるってんだが、また、どうせ、赤レンガが、握りっ屁としての「最後の後始末」ってことで、千葉景子(10年に落選)んときのように、溜まっとる死刑シッコーの決裁書類のハンコを押させマクリそうだよなあ(笑)
32ある1人区は、野党統一候補が11勝だったってことは、それなりに効果はあったということだろう。でも、「民進敗北」の根本原因ってのは、単独で自公に勝てるだけの基礎体力が戻っておらんっていうことに尽きる。どうせ、9月に代表センキョがあるんだから、そこはきっちりと反省と分析をして、有権者の信を取り戻すための、塗炭の苦しみをもっと味わうべきだろう。「消費税増税」ってのは、「ホウジン税減税&所得税の累進性緩和」と合わせ一本で、「富の一極集中による、格差拡大」、すなわち、「若者の貧困&下流中高年の出現」の根本要因であることに斬り込まんことには、本質的なアベノミクス批判にはなり得ない。
#もう少し続けるが、テレ東の開票特番で、「民進党にネーミングを変えたことは、失敗だったのではないか?」と池上彰に突っ込まれた幹事チョウの枝野が「そんなことはない。我々は新しい党を立ち上げたんです」云々の発言をしておったよな。ウソを言ったらダメだ。
ワシは、民進内で、「枝野━菅(直人)」の、所謂、「容共」っていうんか、「左派=ソシアルの思想」が持つ意味と真の価値を熟知しておるラインは、全然、マトモな方だと思ってはおるんだが、だったら、本当に「新しい党を立ち上げた」のであれば、12年の通常国怪において、民自公で成立させた「消費税率8%→10%引き上げ」の3トウ合意を、なぜ、反故にせんのだ? ワシに言わせりゃ、欺瞞の極みだ。
今回、アベ自公が勝った根本要因ってのは、「消費税率10%引き上げの再延期」をブチ上げたことに尽きるわな。もし、アベがコイツをブチ上げずに、14年12月の総センキョ前に公言した通り、「17年4月から、10%にする」ってことで突っ走っておったら、また、全然、違っておっただろう。しかし、「新しく党を立ち上げた」っていう民進が、根本的なセーサク転換が果たし得ない状況は、変わっておらんかったと思うな。ま、あの「カイケン勢力に3分の2を取らせない」っていう、低過ぎる勝敗ラインのキモにあるのは、「岡田の保身」以外の何物でもない。それで言うと、公示前に、党首の吉田が身売りを民進に持ちかけた社民が、あの体たらくだったってのも、有権者もバカぢゃねえから、その負け犬根性にウンザリしとる。
アベが、消費税増税に乗り気でないのは、その消費税増税ホウアンが通ったとき、党内下野を余儀なくされとって、意思決定に参加デキず、要は、つんぼ桟敷に置かれておったってのも、大きいと思う。だから、月刊文春の最新号で、角栄になぞらえて、「物語のある政治家になりたい」と喋っておった細野が、どれくらい骨があるか、だわな。9月に向けて、そのへんの足元をよく見極めんと、だろう。
#で、今日(=7・12)の午後、鳥越俊太郎のオッサンがカイケンし、おそらく、「野党統一候補の枠としてなら」という条件のようだが、都知事センキョの出馬を表明するってんだが、ワシの意見は、絶対に出るべきではない。出たら、アカン。ブンヤ、すなわち、「報道人=ジャーナリスト」というのは、こうした政治の世界とは一線を画すべきであり、ナンボ、知名度があるとはいえ、そうやって、センキョに出るというのは、質的には全く違う次元のハナシだ。まだ、全然、元通産キャリアの古賀茂明の方だ。古賀は役人として、霞が関と永田町の機微を知っておる。そういうのは、大事だ。
確かに、今回の参院センキョで「カイケン勢力で3分の2超」っていうカタチにはなったが、コイツはあくまで国政のハナシであって、都政も無論、政局とはリンクしておるが、しかし、直接的には関わりは薄い。上杉隆ならまだしも、鳥越のオッサンもっていうのは、違うわなあ。池上彰がセンキョに出ないってのは、アレこそが、「報道人=ジャーナリスト」のモラルとして、ギリギリの一線だと思う。
今回、「参」で国民の怒りの声も、全然だったが、慶大法学部は政治学科の教授だった小林節も、やはり、アカデミズムの世界で地道に喋り、書くという作業を貫徹してこそで、ああやって、ま、タレントと化してセンキョに打って出るってのは、違うよな。こういう状況だからこそ、ワシらブンヤは、深く深くネタを掘り下げていってだな、隠蔽されマクっておる、ド腐れケンリョクの恥部&汚濁を、ピャーッと穿り出すことに専念せんと、だ!
#んで、この「7・13」の19時upのNHK電子版の「陛下、生前退位の意向」が第一報のようで、翌日upのリテラが、「このネタを抜いたのは、秋篠宮に食い込んでいるとされる、NHKは社会ブの宮内ちょー担当のH記者」だとしておるな。そもそも、コイツは陛下は1年以上前から、家族を含めて、いろんなところで喋っておったってことで、いわば、「公知の事実」と化しておったってことだわな。逆に言えば、「よう、今の今まで漏れずにおったよな」ってのが超オドロキだわな。
だから、コレはNHKのH記者がスゴイっていうより、「他社の宮内ちょー担当は、いったい、何しておったんだ? キシャ倶楽部でグーグー昼寝してばっかりおったのんぢゃねえのかよ」だわなあ。だって、文春に「カイシャの数百萬円のカネの着服」をスッパ抜かれ、持ち場を外された「毎日シンブン東京社会ブの宮内チョウ担当のA記者」こと、ワシと88年入社同期で本籍・大毎の「真鍋光之」は、15年も近くも宮内ちょーのキシャ倶楽部におったんだが、全然だったからな。
ちなみに、生前退位は、約200年前の江戸時代の光格天皇(在位1780~1817、1840年没)が最後ってんだが、御一新によって、薩長によって、孝明を刺殺し(実行ハンは、長州藩ボー略部隊の伊藤俊輔)、奇兵隊内は力士隊のアイドルだった「大室寅之祐」をスリカエとして明治天皇に据えた後、俊輔は「寅之祐が、退位したいと言い出したらどないしやう!」とビビリマクって、それで「一世一元の制」ってことで、事実上、「天皇の生前退位」を封殺したんだよな。寅之祐が「南北朝正閏論」のモンダイで、「後醍醐の末裔の南朝こそが、チョー正統」とブチ上げたのも、要はココで「自らのスリカエ」を認めとるんだよな。
ま、本来であれば、第2次大戦後、「裕仁こと、昭和天皇の戦犯追及」の過程で、GHQの中では「裕仁の生前退位」も検討はされとったんだが、結局、ウヤムヤにし、「命を助けてヤルことで、亜米利加サマのロボットにするのがイチバンの得策」ってことで、天皇制の廃止はもとより、生前退位(具体的には秩父宮や高松宮etcへの譲位)も雲散霧消してしもうたよなあ(笑)
#「上」の続きだが、ぬあんで、この「7・13」の晩にNHKが、「陛下、生前退位の意向」の特ダネをブチ込んだかってのは、翌日発売の文春と新潮が同着のダブルで「NHKの現役女子アナ(=室蘭放送局の契約リポーター)が、高級デート倶楽部に会員登録しておった」っていう抜きネタを載せるのを察知して、報道局ちょーあたりが「この文春&新潮をギャフンと言わせるハナシは、ねえのか!」と喚き散らかして、それで、宮内ちょー担当がずっと前から握っておったネタなんだろうが、「汚名挽回のための起死回生の一発」ってことで勝負を賭けたんだろうなあ。それ以外、動機が見当たらん。
ただ、「生前退位」ってことで言えば、1921(大正10)年に、山県狂介が牛耳る陸グン長州閥が、皇太子だった裕仁を摂政に就けたことで、大正天皇ってのは、事実上、「生前退位」に追い込まれたカタチになっておるよな。この大正天皇ってのも、後世の御用歴史学者によって「バカの極み」のレッテルを貼られ、それが固定化しておるんだが、実際には自由奔放でリベラルだったっていうよな。「そこ」が狂介一派にとっては、癪のタネで、相当、狂介らにイジメ倒されたっていうよな。孝明天皇の暗殺は、「100%間違いない、歴史の真実」だが、大正天皇の暗殺説ってのも、あるんだな。ま、あっても、全然、おかしくないと思うワ。
今回、陛下の「生前退位の意向」がオモテ沙汰になった要因として、齢82を迎え、やはり、諸々、体力的に衰えてくることを踏まえ、「中途半端に公務を続けるよりは、むしろ、完全に引退し、次世代にバトンを渡す」っていう思いがあるんだろう。それで言うと、イケダモン大先生は、同じ齢82だった「2010・5・13」の創価国際友好会館であった中国・清華大からの名誉教授号授与式を最後に、不特定多数のガッカイ員が集まる公の場に姿を見せておらず、実質的には完全引退しとるよな。であればだな、「創価ガッカイの名誉会ちょーの生前退位」ってのが、あってしかるべきだが、全然だよなあ。まだ、皇室の方が、全然、情報公開があるぢゃないか!
あと、そうそう、元自由&民主トウ所属で、小沢イチローの子分だった参院ギインの平野達男(岩手)が、自民トウに一本釣りされたことに伴い、122ギセキに達し、自民トウは27年ぶりに単独過半数を回復したってんだな。しかし、ミレーの『落穂拾い』ぢゃないが、政党っていう後ろ盾がないために、カネに困っておるであろう、こうした無所属のオコボレ組を一粒一粒、丹念に拾い集めるってのは、大事だな。ま、どうせ、この平野なんか「クレクレ蛸ら!」状態だったんだろうから、御中元だの、氷代と称した小遣いを握らせりゃ、イッパツだよなあ。ったく、札束で頬をひっぱたけば、オモロイほどに跪くからな。やっぱ、「政治(家)はカネで買う」に限るよなあ(笑)
#んで、都チジ選だが、何よりまず、「後出しジャンケン有利」とかいう妄想っていうより、グズグズと動こうとしない(できない)格好のリクツ付けを前に、ったく、与野党とも、ダラダラと候補者選定を先送りし倒した結果が、この「増田寛也vs小池百合子vs鳥越俊太郎」の三つ巴戦だわな。
自民トウの都連ってのは、幹事ちょーの「内田茂のおやぢ」がドクサイ的に牛耳っておるってんだよな。当初、嵐の桜井パパ(前総務ショウ事務次官)を担ぎ出す動きがあったんだが、そもそも、アレはアベ官邸の意向だったのか、それとも、内田のおやぢのそれだったのか、どっちだったんだろうなあ。何となく、アベ官邸のような気もするんだが。ま、小池は、どう見ても、内田のおやぢとはソリは合わんわな。
鳥越俊太郎のオッサンについては、ワシになりに思い入れがあるので、この際なんで、敢えて言わせてもらう。まず、結論から先に言うと、彼は正確には「元ジャーナリスト」だわな。「ニュースの職人」を自称してはおるが、ここんところ、開店休業状態だったよな。テレ朝のザ・スクープSPも、「年4~5回OAの予定」が謳い文句だったが、ここんところ、激減しておったからな。アレは本人にヤル気がなかったのか、それとも、テレ朝がそうだったのか、とにかく、ポストで『化城の人』を再開しようとせん、「佐野眞一化」しておったよな。
だから、鳥越は「ニュースの職人」、つまり、「報道人=ジャーナリスト」としての仕事よりも、講演三昧に走ってて、要は、既に「タレントそのもの」になっておったよな。だって、この「参」のセンキョ期間中も、優雅に「バルト海クルーズ」に出かけておったにかかわらず、この「参」のセンキョの結果を見て、突如、「改憲ムーブメント阻止のため、立ち上がった」といっても、「?」だわな。
それゆえ、鳥越のオッサンも、ここんところ、きっちりと自分で取材しておらんから、いろんなところで喋ったり、書いとることを見ても、所詮、通りいっぺん以上のものではない。とはいえ、「経験の蓄積」はあるんで、それ相応のことは、それなりにアウトプットできる。だから、自民トウの三原じゅん子やSPEEDの今井絵理子並みの、単なる「タレント候補」として彼を捉えるのであれば、今回の都知事センキョは、じつは、超オモロイ展開になっておるよなあ。あー、そうか、「元ジャーナリスト」の肩書ってのは、あの上杉隆と同じなんだな(笑)
#「上」の続きで、この都チジ選だが、さっそく、世論チョーさの結果が出て、今夕(=7・17)の18:13upのフジテレビ(電子版)では、「小池が1歩リードし、鳥越と増田が追う展開」で、続く18:16upの共同電だと、「小池と鳥越が競り合い、それを増田が追う」かあ。まさに三つ巴なんだが、しかし、自公が大推薦しとる増田が遅れを取っておるんだな。ワシは、むしろ、小池が後塵を拝しておるんかと思ったら、逆だな。最初に手を挙げたってのと、あと、自民トウの、あの北のわがままおやぢんところを彷彿とさせる、「いいか、小池を応援したら、一族郎党まで締め上げるで」が、浮動票、すなわち、無党派層に嫌われマクって、逆に同情票を集めておりそうだなあ。
やはり、モンダイは「投票率」だが、今回の「参」では東京は57.50%で、マスゾエが当選した14年は46.14%、猪瀬が当選した12年は62.60%だったんだよな。ただ、12年は「衆」、すなわち、総センキョとのダブルだったんで、その相乗効果による底上げはあっただろう。ま、この状況だと、60%は超えるかいなあってところだよな。
ちなみに、今回の「参」では、「投票率の低さによる、自公勝利」だったんだが、その最大要因は、アベがTV出演から逃げ倒して、わざと、盛り上げんようにしたってことに尽きるよな。ぬあんと、センキョ期間中のTV党首討論は、公示翌々日のNEWS23の「たった1回だけ」だったんだよな。だから、無党派層の支持を得て、当選に至るは、今後、「TVに出マクって、いかに祭りを盛り上げるか」に尽きるだろう。
えっ、今朝、OA予定のフジの報道2001に、鳥越のオッサンは出演をドタキャンしたのかよ。小池と増田がココぞとばかりに叩いておるんだが、そんな敵前逃亡しておるようでは、当選はゼッタイに無理だ。こんなもん、アベと何も変わらんからなあ。今後は「アベ俊太郎or鳥越晋三」と呼ぶことにするかよ(笑)
#あと、週金の最新号(7・15発売)で、『日本会議の研究』(扶桑社新書)を書いた菅野完が、要は、ファンの類だわなあ、近づいてきたオンナと会うて、いきなり、その相手の部屋に上がりこんで、「性的暴行」ってのは、たぶん、無理矢理、チンポを挿入しておるんだろうが、そのジケンを字にしておったな。被害者は菅野に200萬円を請求する民事訴訟を既に起こしており、併せて、最近、被害届をケーサツに出したってんだな。ただ、菅野本人は、自分のツイッターで、「4年前に発生し、現在、係争中の案件」だとして、「僕が一方的に悪いので」と、少なくとも、「事実無根の極み」と完全否定しとるんではないんだな。あー、週金の記事についても「攻撃と受け取らないで下さい」「報道の自由の範疇です」かあ。
まず、その『日本会議の研究』については、ざーっと目を通しただけなのだが、「ニッポン会議とは、何ぞや?」をわかりやすくまとめてある。それで、今回、週金で書かれておる件だが、ワシはこの菅野の氏素性ってのは、全く知らんかったし、今も知らんのだが、ウィキぺディアによれば、被差別部落の出身であることをカミングアウトする一方で、あのしばき隊にも在籍しておったってんだな。だから、スタンスとしては「左」ってことになるんかいなあ。
今や、この『日本会議の研究』はブレイクして、著者の菅野も扱いとしては「公人」と化しておるんで、週金がこうやって、記事にするのは当然だ。でも、だったら、あのしばき隊による大阪での半殺しリンチのジケンも書けってんだよな。菅野のツイッターでの喋りでもわかるように、記事化したところで、文句や恫喝してこんだろうってのを、週金は見越しておるわな。
そういえば、しばき隊の半殺しリンチは、実話が記事にしたんだが、猛抗議したことで、「李信恵はジケンと無関係」っていうふうに訂正を出させたってんだよな。あー、菅野はしばき隊を離れて、ま、今は、一匹狼みてえなもんで、「どうせ、後ろ盾がない」っていう足元を見透かされておるような気がするなあ。あと、『日本会議の研究』がベストセラーになっておるんで、「それ」に対するサヨク文化人連中の嫉妬もあるだろう(笑)
#おっ、今昼(=7・19)OAのフジテレビのバイキングで、都チジ選出馬主要3候補の公開討論があったんだが、鳥越俊太郎のオッサンが小池百合子に「病み上がりとは、何だ!」と噛み付いて、「コレは、がん生還者に対する、偏見&差別以外の何物でもない」とマクし立てておったのかあ。いよいよ、夏祭りの見世物が盛り上がってきたなあ。
それと、鳥越のオッサンの街頭演説に、民進・蓮舫、共産・吉良よし子といったオンナ国怪ギインが集結しとるってことで、それはそれでエエんだが、やはり、宇都宮健児にアタマを下げて、2ショット演説をせんと、だ。どういうことかと言うと、共産&社民の推薦を受けておった宇都宮は12年に96.8万票、14年には98.2万票を獲得しておる。んで、今回の「参」の東京で、共産の山添拓は66.5万票、社民の増山麗奈は9.3万票で、足しても75.8万票にしからならん。要するに、宇都宮には強烈なファンによる「個人票」が、20万票近くはあるってことだ。特に今回は、三つ巴の大激戦なんで、宇都宮の個人票はとても大事だ。
見ての通り、今回は、代々木の共産党が、最後のドンデン返しで、ハシゴを外して、宇都宮から鳥越に寝返ったワケだから、宇都宮にしてみれば、ハラワタが煮えクリ返っておるに決まっておる。だから、「鳥越支援は保留」なんだろ。その無念さ、痛いほどわかる。であれば、鳥越のオッサンが自ら、何度でも宇都宮にアタマを下げて、支援を得るべきだ。どうせ、公示2日前の出馬表明で、セーサクなんてゼロなんだから、宇都宮のセンキョ公約の丸呑みでOKだし、「当選の暁には、副チジを頼みます」でもエエんだ。ま、少数与党だから、その際は、自公とは全面対決になるんだが、そうなったら、「鳥越劇場炸裂」で、ワイドショーも「数字」が稼げるんで、ウハウハぢゃないか!
#「上」の続きっていうか、今回の都チジ選候補の元ジャーナリスト・上杉隆の公式HPを見たんだが、ま、「売名目的の出馬」ってことに、いちいち目くじらは立てんことにしやう。その「給与ゼロ」以下、「ゼロ」を前面に出した公約集は、わかりやすいんだが、ところが、東京五輪については、そのゼロが付いておらず、「運営費を当初のコンパクト案に戻す」としか触れてない。つまり、この上杉ですら「五輪開催ゼロ=中止」にまで踏み込んでおらんのだ。
少なくとも、「ジャーナリスト精神」を完璧に発揮するのであれば、IOCイインだったラミン・ディアグの倅に、電通の差し金で2億2000萬円を払ったことで、「開催ケンを購入」した大イカサマの膿を徹底的に抉り出さんと、だわな。ちなみに、鳥越俊太郎のオッサンは、ザ・スクープ(SP)のキャスター時代に、北海道警は旭川中央ショのソーサ費のURAGANE作りを暴く一方、ド腐れケンサツのURAGANEこと、「ちょーかつ」の実態を顔出しで喋ろうとしておった三井環のオッサンの単独インタビューを彼が敢行しようとしておった、その当日(=02・4・22)の朝、口封じタイホされたんだからな。
おそらく、今後のセンキョ戦はもとより、仮に当選した暁でも、この「五輪とカネ」のモンダイについて、鳥越のオッサンは突かないだろう。であれば、上杉隆同様、彼も「元ジャーナリスト」の肩書が正しい(笑)