三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#で、今晩(=5・30)、まず、21:05upのNHKの電子版が、前TPP&アベノミクス推進担当ダイジン・甘利明のURガラミの口利きジケンで、2つの市民団体から、あっせん利得処罰法の戒名で刑事告発されておったジケンで、東京チケン特捜ブが既に甘利本人から任意で事情聴取をしておるものの、「甘利本人は犯意を否認しており、立件は困難か」と打っておったな。
んで、このNHKを後追いしとる産経が、22:17upの電子版で、「5・31にも、甘利を不キソ処分にするものとみられる」かあ。そもそも、このテの政治アンケンってのは、大型の国政センキョを外すってがセオリーなんで、通常であれば、「参」のセンキョが終わってから、処分を出すよな。このタイミングで、こうした「刑事ショブンの行方」のネタまで、敢えてリークするってのが、「?」だわな。
ま、本来であれば、マトモな特捜検事が捜査すれば、コレだけ頑と否認しとることも合わせて、甘利の身柄を取る。ただ、国怪開会中は不タイホ特権があるため、「院の許諾」が要ることもあって、このテの政界捜査ってのは、だいたい、閉会中に着手するわな。
ってことは、サイコー検っていうか、んもう、最低検だよなあ。コレと赤レンガの共謀(凶暴)で、アベ自公セー権に対して、好意的配慮を図るっていうんか、おべっかを使い倒して、ジケン潰しを図っておるんだな。あー、そうか、あの「希代の悪法」こと、「盗聴ホウの実質全面解禁ホウアン」をちゃんと、トコロテン式に今国怪で通過させてくれたことへの御礼かあ。ったく、ニッポンのケンリョクも反ケンリョクも、ホンマ、骨の髄まで腐りきっておるよな(呆、怒)
#「上」の続きで、今朝(=5・31)の各紙、ほぼ横並びで「甘利、不キソへ」と垂れ流しておって、実際、今日になって、甘利については、「嫌疑不十分で不キソ」と発表しとるのか。
まず、ケンサツ(&赤レンガ)が、時のセー権与党に配慮して、このテの疑獄ジケンをキソしないってのは、何も今に始まったハナシではのうて、前例を引っ張りだせば、それこそ腐るほど出てくる。例えば、日歯連からの経世会への1億円ヤミ献金ジケンでも、生贄に村岡兼造がキソされただけで、派閥を牛耳っておった野中広務はキソ猶予で済んでおったよな。
また、今、自民トウの衆のコクタイ委員ちょーをヤッておる佐藤勉がコイズミ内閣で、厚労ショウの政務カンんとき、「かかりつけ歯科初診料」が請求しやすくなるよう動いてもらった礼金として、国政協経由で日歯連から数百萬円が渡っておったのがバレバレになっておったにもかかわらず、当時の検事総ちょーだった松尾邦弘の御裁きで、「不キソ」になっておったんだよな。それで、東京チケンのゲンバはくさっておったってんだよな。
だって、薩摩興業だって、何のために、甘利とヒショ軍団に小遣いだ、接待を繰り返しておったってんだよ。ヒショ軍団だって、アレだけ頻繁にURの人間に会うてハナシをしておってだな、それで、2億2000萬円もの正気の沙汰に非ずの額の補償金が、支払われておったんだよなあ。普通だったら、甘利のジム所や自宅も徹底的にガサをかけて、それできっちり証拠固めをした後、「贈」と「収」を一緒に呼んで、身柄を取る。甘利の方にはガサ入れをしておらん時点で、そもそも「やる気」が疑われておるんだが、ましてや、在宅で済ますなんてあり得ない。最初から、「結論ありき」の出来レースっていうか、アベ官邸に対する、赤レンガからの最大限の好意的配慮っていうか、要は、お目こぼしだわな。こうやって、「クロをシロにすり替える」っていうデタラメを平気でヤッておるんだよな。許せん。
ただ、まだ、告発人の市民団体側としては、検審に申し立てる方法があるのと、キソされ、サイバンで判決が確定した場合は「一事不再理」といって、同じジケンでは2度と訴追はできんが、こうした不キソのジケンついては、これからでも、ナンボでも刑事告発はできる。とりわけ、刑法の「あっせん収賄罪」については、公訴の時効は5年なんで、まだ時間は十分にある(笑)
#で、今日(=5・31)発売のサン毎に、NSA(=国家アホ局)におったエドワード・スノーデン君が顔出しで喋っておるんだが、しかしさあ、ぬあんで、あの「希代の悪法」こと、「盗聴ホウ実質全面解禁ホウアン」が、与野党の共謀(凶暴)によって強姦サイケツされてからで、まさに「後出しジャンケン」だわなあ。ったく、どういうことなんだよ。ホウアンが動いておった最中に、このハナシをぶつけておったら、ピャーッとブッ飛んでおった可能性はある。
それで、スノーデン君がコンピュータ会社「デル」の社員の身分でニッポンに来て、仕事をしておったってのは、既に出ておるハナシなんだが、今回、その「勤務先」が米グンの横田基地だったってのは、初めて出るハナシだ。ワシはミサワかと思っておったんだが、NSAは、在日の米グン基地内にいくつか拠点があるんだろう。あと、横田では「ハッキング対策の訓練と、中国相手のサイバー防ちょーをしていた」と喋っておるんだが、ま、サワリだけだが、しかし、具体的な職務について彼が喋るのも、初めてだ。
だから、スノーデン君がニッポンに関する部分について、アレコレと喋るのは今回が初めてで、「NSAには100人程度の法律家がおって、各国のホウ律もいろいろと調べておって、こうした盗聴活動を自由にヤルためにいろんな働きかけをしておって、ニッポンに対してもヒミツ保護ホウを作るよう、ケツを叩いている」ってんだが、「さもありなん」だ。ま、こうした圧力のルートは司法ショウだけだと思っておったら、NSAにもあったんだな。であれば、窓口は日米合同イイン会あたりってことだな。
スノーデン君は、コイツは今までの繰り返しではあるんだが、「NSAはニッポンの報道人、ジャーナリストはもちろんのこと、市民もちゃんと監視してまっせ」ってことで、「そうだろうなあ」だわな。NSAの窓口は、自衛隊、おそらく、陸自の防ちょー担当のヒミツ部隊だと思うんだが、もし、「自衛隊によるデタラメ盗聴の実態」を知っておったら、喋って欲しいわなあ。「NSAの下請けで、アレコレとヤラされておる」とか、何か、知っておると思うんだがなあ(笑)
#それで、元北海道警釧路方面本部長で、ソーサ費URAGANE化のダシにすべく、ヤラセによる「拳銃押収マシーン」と化せられた結果、「道警史上最悪の警部」と断罪された稲葉圭昭の、直属の上司だったこともある原田宏二の『警察捜査の正体』(講談社現代新書)だが、オモロイ。いろいろと示唆に富んでおって、考えさせられる。
この中で、「希代の悪法」こと、「盗聴ホウの実質全面解禁」を柱とする「刑事司法制度改悪し倒しホウアン」の問題点もつぶさに論破しておるんだが、それに加えて、「モンダイだらけのデジタル捜査、科学捜査」の指摘も、「あー、なるほど」と思ったな。今、スマホ(orケータイ)のGPS機能による「位置情報の獲得」も、サイバン所の御札(=令状)を取らんまでも、総務ショウのガイドラインによってOKになっておるんよな。んで、原田宏二は、ケーサツ内部で横行しておる、こうした令状に拠らない証拠物の収集し倒しを「グレーゾーン捜査」と呼んでおるんだが、その根拠は刑訴法197条2項の「ソーサ関係事項照会」や、同法221条の任意の押収に相当する「領置」だってんだよな。
特に、このソーサ関係事項照会書ってのは、A4の紙切れ1枚で、「ソーサのため必要」ってだけで、具体的な被疑事実を書かんでも、このケーサツ内部における決裁書類を相手に見せるだけで、GPSによる位置情報に始まって、コンビニの監視カメラ映像やケータイ(スマホ)の加入状況・通信記録、銀行口座、クレジットカードの利用状況、戸籍謄本、学業成績etcと、ありとあらゆるコクミンの個人情報がゲットできるってんだな。だから、コイツは「刑事ジケンのソーサ」に名を借りたコクミン監視へと、ほとんど直結しとるんだな。
要するに、ゲンバではこうした「グレーゾーン捜査」が横行しマクっておるんだから、当然、その「盗聴ホウの実質全面解禁」ってのも、この延長線上にあるってことだわな。だから、マトモな批判精神を持っておる人間であれば、今回の「盗聴ホウの実質全面解禁」ってのは、「キチガイに刃物」に等しいとピンと来るんだが、シンブン社の社会ブや論説室をはじめとして(特に産経)、「ケーサツは強力な武器をゲットできたんで、いいぞ、いいぞ、万歳!」と煽り倒しておる有り様だからなあ。昔から「バカにつける薬はない」とは言うが、救いがたいほどの不治の病に冒されておるのと同じなんだから、ホンマ、困ったもんだよな(哀、涙)
#あー、今日(=5・31)、シャブの所持&使用のジケンで、元巨人の清原に対するハンケツが、東京チサイであって、懲役2年半、シッコー猶予4年かあ。初犯ってことで、実刑は食らわなかったってことだろうが、おそらく、双方、控訴せんだろうから、コレで確定だろう。
そこで、今回は、現行の盗聴ホウの適用対象である「薬物ジケン」なんだから、100%の確率で清原のケータイ(スマホ)は盗聴されておったに決まっておる。であれば、サイバン所の御札(=傍受令状)によって、最大30日間OKの盗聴ソーサについて、その「詳細」は、当然、オモテに出さんとだわな。だから、盗聴によって取った通話内容が、どれだけジケンの立証において有効活用されておったのか、「それ」はきちんと検証する必要がある。まさか、通話のほとんどが、付き合うておるオンナとの、いと睦まじき喋りだったってことは、ねえだろうな?
だってさ、清原のシャブ使用なんて、14年3月に文春が「字」にしておった時点で、「公知の事実」だったワケだよな。であれば、盗聴を駆使するんであれば、まさに、組織ハンザイ摘発としての「元請けも含めた、密売グループの一網打尽」へと捜査は展開せなアカンのだが、何もしとらんからな。
そうやって、ヤルべきこともヤラんでだな、「この際ですから、盗聴ソーサを全面解禁しまーす」って抜かしたところで、「何、悪い冗談を、どうせ、コクミン監視が目的でしょ」と突っ込まれたところで、マトモな反論ができるかってんだよ。んで、都合が悪くなると、ソーサ費のURAGANE化を隠蔽しマクったときのやうに、「捜査のヒミツ」を恫喝してオシマイだからなあ(怒)
#それで、今日(=5・31)、田中宏和の『世に倦む日日』のブログとツイッターで、しばき隊によるリンチ半殺しジケンの続報がupされておるんだが、民進党の「参」の法務委リジの有田芳生だが、やっぱり、しばき隊とは超ズブズブってことで、このジケンを「知らなかった」ってことは、「あり得ない」ってんだな。
だから、コイツは現段階においては、ワシの見立てでしかないんだが、刑事ジケンとしては、実行ハンの2人が傷害罪の略式キソ(=罰金刑)で済むっていう、「チョーあり得ない、ジケンの矮小化」が図られておるんだが、あの李信恵ってのも、今度のURへの口利きジケンにおける甘利明&ヒショ軍団を彷彿させるように、「お咎めナシ」だったんだよな。じつは、このウラに「有田の口利きがあったのでは?」っていう可能性は、どうだろうか。有田は法務イイン会所属だから、赤レンガを通じて、ケンサツには影響力を行使デキる立場にはある。
あと、東京シンブン特報ブのデスクの佐藤圭が、しばき隊トップの野間易通に隷属し倒しておるってんだな。もし、事実とすれば(たぶん、そうなんだろうが)、「さもありなん」だわなあ。ま、主義主張っていうブブンで、しばき隊に共感するってのは、エエにしてもだな、しかし、だからといって、このリンチ半殺しジケンをシカトするってのは、許されないことだ。あの「希代の悪法=盗聴ホウ実質全面解禁ホウアン」と「ヘイトスピーチ規制ホウアン」がバーターだったこととも合わせて、退廃の根は、ぬあんか、ココにありそうだなよな。
それと、『やや日刊カルト新聞』に、この「5・29」に金沢市で行われた、カルト結社・親鸞会のコアメンバーで、会員の偽装勧誘にも関与しておった弁護士・しばた未来の街頭演説の動画がupされており、福島みずほ(社民党副党首)に山口二郎(北大教授)、あと、シールズも応援に来ておったんだが、直撃取材を敢行しておった同紙主宰の藤倉善郎を、ツマミ出しにかかっておったなあ。
そうそう、そのしばき隊との超ズブズブが指摘されておった、テラ銭ブログを開設しとる田中龍作だが、このしばた未来が、コレだけの胡散臭い経歴がありながらも、民進党から担ぎ出された経緯には、何かウラがある。もし、田中が「ジャーナリスト」を標榜しておるんであれば、コイツを暴き出さなければ、ウソだわなあ。
#で、今朝(=6・1)の各紙、甘利明とそのヒショ軍団のURへの口利きジケンについて、東京チケンが政治資金規正法違反と合わせて、不キソ(嫌疑不十分)にしておったことを扱っておったんだが、ヨミ、産経、東京が社説で扱っておったんだが、産経が「政治、道義的責任は別だ」として、「あっせん利得処罰法も政治家を守るための法律となっていないか。議決権や質問権といった権限の有無が起訴の可否を分けるなら、法に不備があるとしか思えない。『あっせん』の事実なしに現金を受領していたなら、詐欺に等しい」とまで言い切っておってだな、まさにその通りだ。
東京シンブンは元特捜検事の郷原信郎に「構成要件を不当に狭く解釈したとしか考えられない」「(刑法の)あっせん収賄罪は公訴時効(=5年)までかなり時間があるので、適用の可否を検討すべきだ」と喋らせておるんだが、まったく然り。繰り返しになるが、1度刑事訴追され、判決が確定したジケンは同じ罪に再び問えないっていう「一事不再理」んではないから、刑法でのあっせん収賄罪での告発はまだコレからでもOKだし、「参」のセンキョで「ねじれ」が出現し、政局が流動化すれば、また別の動きが出てくる。07年秋に、ぼーエイ庁の天皇こと、ジム次官だった守屋武昌がサンズイで東京チケンにタイホされたが、ま、同年夏の参院センキョで、当時の第1次アベ自公セー権が惨敗したことで、「衆参間のねじれ」が起こったことがすべてだからな。
そもそも、この特別法のあっせん利得処罰法ってのは、01年に施行されたんだが、コレまで立件がゼロってのは、ホンマ、「ザル法なんです」って言っておるようなもんだよなあ。既に破防ホウ化しとるよなあ。しかし、今回の不キソは(不キソも、か)、特捜といったゲンバでの判断ではなく、「上の方」、つまり、サイコー検ならぬ最低検だが、「そこ」からの指示だ。それで言うと、ゲンバは可哀想だ。忖度するに、やる気は絶対にあったハズだ。シンブン社もそうだが、ゲンバはどこも純粋。彼ら特捜検事の無念さ、やるせなさが何となく、ワシの心には伝わってくる。再び、巨悪摘発の志が踏みにじられたことに、一粒の涙を禁じえない。
もともと、赤レンガが、アベ官邸におべっかを使いマクっておるのはもとより、例の「希代の悪法」こと、「盗聴ホウの実質全面解禁」を柱とする「刑事司法制度改悪し倒しホウアン」を、ちゃんと、与野党の共謀(凶暴)による、強行サイケツに持っていってくれた御礼の意味も込めた、「司法取引」ならぬ、「ウラの政治取引」そのものだよな。ホンマ、骨の髄まで腐りきっておるんだが、とにかく、そういう実態をオモテに出して、世に知らしめることが第一だ。
それと、やはり、こうした不条理に対しては、断固として、「NON!」の声を上げ続けなければ、だ。ダンマリを決め込んでおったら、それは「同意した」のと同じだ。
#それで、今夕(=6・1)、アベがカイケンし「消費税率10%への増税を、2年半延期する」と正式に表明したことを受けて、21:20upの毎日電子版は「財政さらに悪化、巨額債務の削減困難」と、大蔵ショウの主張をダラダラとヨダレのように垂れ流しておったな。ここんところ、朝日も社説で「消費税増税の先送りはケシカラン」と噛みつきマクっておるんだが、一応、朝日、毎日ってのは、世間一般では「左」とされておってだな、本来あればだな、消費税増税ってのは「格差拡大の最大元凶」でもあるんだから、そもそも、「それ」自体にきっちりと反対の意思を表明せんとだわな。
ワシは、消費税増税はもとより、消費税そのものに反対なんだが、まずは、今回のアベ発言について、14年12月の解散前に「消費税増税の再度の先送りはない。17年4月には予定通り引き上げる」と断言しておるんだから、それとの整合性は当然、追及される。ただ、毎日の言う財源ウンヌンについては、「消費税に拠らないもの」など、ナンボでもある。まずは、そのパナマ文書で暴露されたタックスヘイブン課税はもとより、法人税課税の再強化、所得税の累進課税の再導入、ぜいたく品課税である物品税の復活と、いくらでもある。あと、無駄な歳出カット、例えば、あの「当たらんミサイルぼーエイ」の予算を全廃するなど、「それ」をぬあんで、指摘せんのだ?
それと、宗教ホウジンに代表される公益ホウジンetcの非課税特ケンの廃止だわなあ。特に、イケダモン大先生んとこの創価ガッカイのような巨大宗教ホウジンからは、高い税率をかけて、ビシビシと税金を毟り取らんと、だわなあ。毎日は関連会社の東日印刷をはじめとして、聖教&公明シンブンの印刷をジャンジャンと請け負っておるんで、口が裂けても、そんなことを言わんが、まさに、これこそ「欺瞞の極み」だ。特に毎日は、大蔵ショウと創価ガッカイの犬そのものだよな(怒)
#えっ、今日(=6・2)upしておる、ケーサツ不祥事取り締まり庁・初代ちょー官の寺澤有のツイッターを見るとだな、先週号の週金が載せておった「希代の悪法」こと、「盗聴ホウの実質全面解禁」を柱とする「刑事司法改悪し倒しホウアン」に関する記事ついて、有田芳生の猛抗議っていうか、恫喝に屈して、明日発売の号で「お詫び」を出すのかよ(**) ウソだろ? でも、既にゲラが出回っておるよな。
だって、この糞ホウアンが、ヘイトスピーチ規制ホウアンと抱き合わせで「参」の法務イイン会で審議入りすることで、バーターになっておったなんて、んもう、「公知の事実」だからな。朝日シンブンをはじめとして、各紙、そのように記事を打っておるし、また、敢えて記事を読まんでも、あの国怪の動きを見ておれば、そのへんの子供でもわかる。民主(民進)が、「衆」で賛成しておったとしても、「参」で反対に舵を切るっていうコクタイ上の選択肢だってあり得たし、そこまでせんでも、マトモな感覚を持っておれば、「サイケツ阻止→時間切れ廃案」に持っていく。
ま、有田がアタマに血が昇って、常軌を逸して発狂寸前であるは、わかるにしてもだな、週金が、こんな恫喝に易々と屈して、お詫びを出すなんて、あり得んワ。ホンマ、言論&報道キカンとしてはジサツ行為に等しい。とにかく、ほったらかしておってだな、それでも内容証明の猛抗議文を送りつけてきたり、恫喝ソショウを起こしてくるのであれば、「受けて立つ」ってのが、スジだし、そもそも、それしかない。
コレだけの良記事を書いたライターを守らないのみならず、みすみす、発狂寸前のキチガイ議員の言いなりになって、筆を曲げるってのは、終わってるなあ。編集長の平井康嗣クンに発行人の北村肇は、いったいを何を考えとるんだ。しかし、有田も今や、イケダモン大先生んところの創価ガッカイと何も変わらんよなあ(笑)
#「上」の続きで、今回、週金に記事を書いたのは、ワシは全く面識はないのだが、チェチェンや労働問題を手がけている「林克明」っていうフリーのブンヤ(ジャーナリスト)なんだな。で、寺澤有のツイッターに貼り付けてあった彼のリツイートから、林克明と江川紹子とのツイッター上のやり取りを見たんだが、結論から先に言って、江川紹子は、相当耄碌しておるといっていいだろう。
要するに、今回のキモは、「希代の悪法」こと、「盗聴ホウ実質全面解禁ホウアン」を柱とする「刑事司法制度改悪し倒しホウアン」の与野党の共謀(凶暴)による強行サイケツについて、そのヘイトスピーチ規制ホウアンと抱き合わせで、ウラ取引しておったってことだが、こんなもん、「あった」に決まっておる。そこで、江川は林に「ぬあんで、有田芳生に確認を取らなかったのか」と諭しておるんだが、そんなもん、口が裂けても顔出しで有田が「ウラ取引に応じた」なんて喋るワケねえからな。
江川は、有田とはオウム・ウォッチャー時代からの顔見知りってことで、心情的に仲がエエというのはわかるにしても、それと今回のハナシは全く別の次元だ。ワシも有田については、個人的には全く面識がないが、民主党のギインん中では、全然、マトモな方だと思っておったし、このヘイトスピーチ規制ホウアンについても、その「希代の悪法=盗聴ホウ実質全面解禁ホウアン」の、「参」の法務イイン会での審議入りを止める(=サイケツ阻止の)ための、「カード」として使うておるとばかり信じておったんで、余計、「ブルータスよ、オマエもか」っていう思いだわな。
ましてや、江川は、今回の可視化ホウアンだって、「実現率たった3%で、ソーサ当局の恣意による自由編集OK」のトンデモねえ代物であってだな、「逆に冤罪助長に使われる」って可能性大なんだから、そこも含めて、批判、異議申し立てをせなアカン立場だわな。それも全然せんまま、この期に及んで、有田の肩を持って、「有田の言い分を聞かないのはおかしい」とのたまうに至っては、ヤキが回ったと言われても仕方ないだろう。本当に、今の時代状況を巡って、退廃の根は深い。ほとんどの言論人、報道人がダンマリを決め込んでおることが、ワシは断じて許せない(怒)!
#で、サン毎の最新号で、顔出しで喋っておる、元NSA(国家アホ局)所属のエドワード・スノーデン君だが、ココで「東京の横田基地勤務時代(09年から約2年間)に、『上級電脳コーサク員』となった」とポロッと喋っておるんだが、コイツはかなりキモだ。
そこで、今、グレン・グリーンウォルド『暴露 スノーデンが私に託したファイル』(新潮社)、ルーク・ハーディング『スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実』(日経BP社)を読み返しておるんだが(グリーンウォルドもハーディングも、スノーデン君の「顔出し証言」をスッパ抜いた英ガーディアン紙のブンヤ)、この「上級電脳コーサク員」に昇格することで、ありとあらゆるキミツ情報にアクセスできたっていうカンジだわな。ワシの推測だが、この上級電脳コーサク員になるとだな、NSAのシステムの「管理者権限」がゲットできるんだと思う。だから、ヒラの分析官クラスでは入手できんようなキミツ文書をワンサカとアクセスし、持ち出せたってことなんだろうな。
だから、スノーデン君にとっては、「ニッポンでの勤務」によって、NSAがいかにデタラメをヤリ倒しておったかを初めて知ったわけで、それも含め、ニッポンに彼は思い入れがあるんだと思う。来日する前に辞めておったら、ココまでの情報にアクセスできんかったわけだから、間違っても、今のような「お尋ね者」にはなっておらんわなあ。
ちなみに、グリーンウォルドは『暴露』の中で、こう書いておる。
<これも歴史を見ればわかることだが、どのように運用されるにしろ、大量監視組織が存在するという事実それだけでも、反対派を封じ込めるには充分ということだ。常時監視されていると悟った国民はすぐに恐れ、従順になる。>
<過去数十年以上にわたって、テロへの恐怖は一貫して実際の脅威より誇張して語られ、アメリカの指導者はこれを利用して、極端すぎる政策を正当化してきた。そんな政策が武力侵略を生み、世界中で罪もない外国人やアメリカ国民が拷問、監禁、場合によっては暗殺さえされていた。にもかかわらず、疑念もなしに人を監視するこのユビキタス極秘監視システムが、いつまでも受け継がれる遺産となってしまうおそれは少なくない。なぜなら、同じような例が歴史的にいくらでもあることに加えて、今日のNSAの監視スキャンダルにはまったく新しい側面━━日々使われているインターネットそのものが今や監視の側面を果たしているという側面━━があるからだ。>
何も、コイツは亜米利加だけのハナシではない。ニッポンでも同じことや、このアホンダラが!
