三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#で、「希代の悪法」こと、「盗聴ホウの実質全面解禁ホウアン」だが、「参」のHPにアクセスし、法務イイン会んところから、「ギアン情報」ってのをクリックすると閲覧でき、当該ホウアンは「189(=去年の通常国怪の通し番号)-42」なんだが、中身を見て、ワシ、「うわっ」と思ったワ。要するに、「正誤表」の形式で、元の条文に上書きするカタチで、「『通信の傍受』の後に、『又は再生』を挿入する」っていう文言のオンパレードで、「それで、いじくり回した後の条文は、どういうふうになっておるのか」ってのが、サッパシ、わからんのだよな。つまり、「暗号化」が施されておるようなもんで、一般の下々のコクミンがコイツを目に通したところで、理解不能なんだよな。
だから、少なくとも、衆参両インの法務イイン会のメンツには、復号化を行った、いじくり回した後の、きっちりとした条文のペーパーを、たぶん、赤レンガは配布しとるとは思うんだが、しかし、少なくとも、ワシらは、まず、六法全書を開いて、通信傍受ホウんところをコピー取ってだな、そのHP上にupされておる正誤表を見ながら、赤入れ作業をした文章を読み込まんことには、「そもそも、今回のいじくり回しによって、具体的に、何がどういうふうに変更になるのか?」ってのが、まるでわからんのだよな。
それで言うと、象牙の塔に閉じこもっておる学者センセイなんかで、顕著に見られるんだが、とにかく、やたらめったら難解の極みな学術用語を振り回し、わかったツモリになっておる輩が、ワンサとおるわな。「それ」とクリソツなんだ。だから、法務イイン会でのサイケツ後、ホウアンは、本会議でサイケツされるんだが、法務イイン会以外の国怪ギインなんて、ほぼ、間違いなく、いじくり回しアンなんて見ておらんのだから、ホンマ、めくら判そのものなんだよな(笑)
#ほいで、今回、オキナワで起こった、元海兵隊の軍属による、ウチナー女性ゴロシだが、巷間言われておるように、「基地があるがゆえに、起こった悲劇、惨劇」ってのは、まさにその通り。とりわけ、海兵隊ってのは、「殴り込み部隊」なんだから、「殺人マシーンとしての洗脳」を施したうえで、送り込んでくるんだから、いったん、タガが外れたら、野獣と化すのは、わかりきっておるハナシだ。
であればだな、「反基地闘争のヒーロー的存在」である芥川賞作家の目取真俊も、「全米グン基地の即時全面撤去」を言わんとだわな。そんな「普天間の無条件、即時返還」なんて、アタリマエだのクラッカーだわなあ。基地のたらい回しで、辺野古に陸、海、空、海兵隊の4グンが自由自在に使い回せる、核搭載の空母や潜水艦の接岸可の軍港付きの新基地建設なんて、んもう、論外の極みだよな。
だから、目取真は、当然、「嘉手納」も含めて、「オキナワにあるすべての米グン基地の、即時全面撤去」をガンガンと言わんとだよなあ。その中で、辺野古や嘉手納の弾薬庫には、今なお、「核」が貯蔵されておる可能性が濃厚っていうか、ワシは「ある」と思っておるんで、「それ」もガンガンと指摘せんと、だわなあ。
あの米グンの連中も、「辺野古移設ハンタイ」だけをワーワーと喚いておるんだったら、日米合同イイン会を通じて、「あー、反対運動も、うるせえし、ヨンパチで釈放しろよ」って、赤レンガに指示するわな。しかし、目取真が「核の存在」にも踏み込んでおるのなら、連中だって、まるっきりバカぢゃねえんだから、最低でも1年は塀の中に放り込ませ、口封じに出ておっただろう(笑)
#で、ハナシを「希代の悪法」こと、「盗聴ホウの実質全面解禁ホウアン」に戻すが、ヒマ潰しに、HP上の「衆」の法務イイン会の議事録を眺めておったら、超オモロイことが出ておってだな、参考人として呼ばれた弁護士がバクロしたところでは、大きく3つからなる、今回の「刑事司法制度改悪し倒しホウアン」ってのは、取り分が決まっておってだな、「可視化=日弁連」「司法取引=赤レンガ」「盗聴ホウ実質全面解禁=サッチョウ」ってんだな。だから、日弁連が賛成をしておるっていうんか、反対しておらんってのは、この「ウラ取引」ゆえにってんだな。
ただ、日弁連っていうか、地方の弁護士会からは反対意見が噴出しておってだな、「いったい、日弁連は、どうなっちゃったんだよ?」ってところだよな。盗聴ホウアンは、自社さ時代の98年3月の通常国怪に提出されたんだが、当時、日弁連は一貫して全面反対だったんだよな。
で、当時のシンブン記事を見ると、朝日が「99・5・8」の朝刊1面アタマで「自自公、修正で合意、サイケツの可能性」と打っておってだな、それまで野党に軸足を置いて猛反対のフリをしておった公明トウ(=創価ガッカイ)が賛成に転じるにあたって、さすがに「政府アン丸呑み」ではメンツが立たんから、「対象罪名をその4種類(=薬物、銃器、組織的サツジン、集団密航)に絞る」ことを軸に修正合意し、成立へと持っていっておるんだよな。ただ、信濃町もこの条件を付けざるを得なかったってのは、一貫して猛反対だった日弁連とはじめとして、社会全体っていうか、世論が「盗聴ソーサの解禁」ってことに対して、全然、厳しかったことがあるだろう。で、笑えるのは、当時の公明トウが「我々の努力の甲斐があって、対象罪名から刑法を外させました」って、自慢をコキまくっておるんだよなあ。
しかし、日弁連も根本的に狂っておるっていうんか、「たった、実現率3%でしかなく、オマケにソーサ官の恣意による自由編集チョーOK」っていう可視化の、いったい、どこが「冤罪防止の切り札」なんだ? こんなのとバーターで盗聴ホウ自由化を受け入れたってのは、万死に価するよなあ(呆、怒) それゆえ、こういうバックグラウンドを押さえておかないと、「西田昌司&有田芳生」っていう、自民・民進の筆頭リジ同士による、ヘイトスピーチ規制ホウアンをダシにした談合の機微が見えてこない。
#「上」の続きだが、盗聴ホウアンを国怪に提出すべく、閣議ケッテイされたのは、「98・3・13」で、当時は、自社さ(ただし、社さは閣外協力)で、総理ダイジンは橋龍だったんだが、記事を読むと、与党協議はまとまらず、反対を続けておった社民の了解を得ないまま、「見切り発車」でホウアンを出したんだな。ただ、盗聴ホウアンだけピンで出すと、目立つんで、「組織的ハンザイ対策ホウアン」の包装紙にくるんで、「いいですか、よい子のコクミンの皆さん、コレはコクミン監視が目的でなくて、ヤクザetcのハンザイ者集団を取り締まるためのものなんですよ」っていう煙幕を張っておったんだな。
当時、公明党(新進党の分裂直後で、「衆」は新党平和、「参」は公明)は野党だったんで、ホウアン提出には関与デキておらんのだが、主導する自民トウと赤レンガは、世論の反発を見込んで、最初から修正含みのリアクションを見せておってだな、「10年程度の時限立ポーにする」「適用対象を典型的な組織ハンザイに絞り込む」っていうハナシが、ホウアンを提出した段階で既に出ておったんだな。
んで、コイツを字にしておった当日の朝日夕刊は、社会面4段の見出しで「組織ハンザイ対策ホウアン閣議ケッテイ 『治安』『人権』大もめ必至」「賛否、与野党入り交じり」と煽りマクっておってだな、弁護士有志の呼びかけで開かれた反対集会には、民主、共産、新社会、そして、結党間もない新党平和(現・公明トウ)のギインもおったたってことで、同党ギインのハナシとして、こう紹介しとるな。「新進時代は様々な意見の人がいたが、新党でやりやすくなった。わが党は大反対でヤラせてもらえると思う」
あー、98年11月ってのは、まだ、「自公以前」だが、当時、反対集会に出ておった、弁護士出身の公明トウ代表代行の浜四津敏子は、「コレは盗聴ホウアン」と論破したうえで、こうまくし立てておったってんだな。
「盗聴ソーサが通信のヒミツという憲法上の人権を侵害する可能性が大きいだけではなく、盗聴という手段には歯止めが利かない。国家ケンリョクの都合によって政治的に利用されてしまう危険性が大きいという歴史的教訓がある」「違法な通信傍受を監視することが事実上できず、令状シュギに抵触する恐れが大きい」 いやあ、まったくその通りだわなあ(笑)
#続けるが、99年春の自公路線(当初は自自公)で、盗聴ホウアンを国怪を通すにあたって、朝日が「5・8」の朝刊で「自自公、修正で合意、通信傍受の対象を絞る」と打っておるんだが、このとき、社会ブの記者が署名入りで「組織犯罪ホウアン、懸念拭しょくへ議論尽くせ」と解説を書いておってだな、「ただし、通信の秘密は憲法が直接保障する重要な権利であり、傍受を巡っては、裁判官が発する令状によっても許されないという有力な学説がある。こうした事情からも法案審議には慎重さが求められるが、自自公による修正案は、世論の懸念を拭しょくするものとは、言い難い」と、明快に一刀両断しとるんだよな。
さらには、自民トウが当初、「10年程度の時限立ポーにする」という修正案を考えていたものの、赤レンガの猛反対でオジャンになったウラ事情をバラしたうえで、まだ、この時点では「傍受にあたって、立会人のチェックがないのは、おかしい」と噛み付いておるんだよな。だから、この後に出てくる最終修正アンに「通信事業者の立会人を必ず付ける」っていう歯止めが加わるんだが、ぬあんて言うんかいなあ。社会ブの記者が「コイツはトンデモない悪法だぞ」という危機感から、本気で対峙しておったよなあ。コレからまる17年が経つんだが、世の中、すっかり変わっちゃったよなあ。
「変わった」という点では、現在、ケーサツ不祥事取り締まり庁の初代ちょー官を務める寺澤有もそうなんだろうなあ。ま、今度の救い難いまでのいじくり回しについて、とりあえずは、ツイッターetcで噛み付いておるだけでも、ダンマリを決め込んでおる、その他の大勢のフリーランスの連中に比べたら、全然、超マシなんだが、でも、99年当時、寺澤は写真週刊誌『フラッツシュ』(7・13号)で、「爆弾スクープ!! 『盗聴ホウ』の悪用を警告する! ケーサツがテレクラ援交を極秘盗聴3日間!」という題で、金沢市内のテレクラで、石川ケンケイは金沢東ケーサツ署が95年5月、NTT金沢支店に「逆探知の要請」と称して、極秘で盗聴をヤラかしておったっていう実態をスッパ抜いておるんだよな。寺澤は、他にもこのテの特ダネを連発しておって、凄かった。だから、寺澤や、こうした状況は、今も変わっておらんっていうより、より、拡大されマクっておるよな(笑)
#まだ、続きで、「ケーサツ不祥事取り締まり庁」の創立者はワシで、その初代ちょー官に寺澤有を任命したワケだが、以前の寺澤ってのは、自分で取材をきっちりとして、特ダネを連発しマクっておったんだ。コイツは初出が『フライデー』(01・12・7号)で、自ら立ち上げておったネットの『インシデンツ』(01・11・28up)にはそれに加筆した記事を打っておったんだが、以前、廃棄物処理施設建設を巡り、元NHK記者だった岐阜県御嵩町長の柳川喜郎が襲撃されて、瀕死の重傷を負ったジケンがあったが、じつは、柳川の自宅が盗聴されておって、それをヤッておった興信所の経営者がタイホされ、罰金刑を食らっておったんだが、この人物に寺澤が直撃取材してだな、「顔出し」で喋らせ、ケーサツから違法盗聴の依頼を受けて、ヤリマクっておった実態を「字」にしておったんだよな。
この興信所経営者は、90~91年ごろ、岐阜ケンケイや愛知ケンケイから依頼され、当時はアナログの固定電話の時代だから、仕事の依頼を受けて、電話配線ボックスetcに盗聴器を取り付ける作業をヤッておったってことで、名目は「拳銃や麻薬に関するソーサ」「競馬のノミ行為に関するソーサ」と聞かされておったってんだな。ところが、こうしたケーサツ官が「ソーサのため」と言いながら、ターゲットの男女関係etcを興味本位で聞き倒したり、ある岐阜ケンケイのケーサツ官は、個人的なトラブルに関して、盗聴器の取り付け依頼があったりが続いて、嫌気がさして、止めたってんだな。
ワシは、100歩譲って、もし、ケーサツに盗聴ソーサを認めるんであれば、ケーサツ官のモラルが高く、高潔であることが絶対条件だ。しかし、現実を見ればわかるように、ゲンバを見れば、不祥事のオンパレードで、捜査資料は平気で捨てたり、紛失するのは序の口で、ソーサ費のURAGANE化のため、ウソの領収書作成は日常茶飯事っていう職場の人間に「高潔の極みのモラル」を求めるってのは、ホンマ、「木に縁りて魚を求む」以外の何物でもねえからな。だから、寺澤は、こういうことを全部、知っておるんだから、今こそ、ココを突かなアカンやないか。コイツは「寺澤だからこそ、できる」、いや、「寺澤しかできない、ゴミ掃除」やないか!
#ほいで、今しがた、日弁連のHPを見たんだが、その「取り調べの可視化」だが、日弁連の立場としては、「一部可視化はダメ、『全過程』の録画が必要です!」と出ておるんだよな。であればだな、今回の刑事司法制度改悪し倒しホウアンについては、当然、NGってことになるよな。
あれっ、去年の5・22付で、当時の会ちょーの村越進が「ホウアンに大賛成」っていう声明を出しておるんだが、この整合性のなさ、大矛盾は、いったい、どういうことなんだよ? 何か、ウラがありそうだよなあ。この村越のおやぢは、赤レンガから、ちょーかつ原資の小遣いでも貰うておるんかいなあ。
#で、今朝(=5・23)の朝日の社説だが、「希代の悪法」こと、「自由編集チョーOKの、実現率たった3%の可視化」「司法取引」「盗聴ホウの実質全面解禁」の3本柱からなる「刑事司法制度改悪し倒しホウアン」について書いておったんだが、悪法としての最大のキモである「盗聴ホウの実質全面解禁」には1字も触れず、完全にスルーしておってだな、ホンマ、欺瞞であり、退廃の極みだ。
今回の悪法3点セットのうち、「可視化」と「司法取引」はニコイチで見るべきだろう。ってのは、可視化の対象ってのは、「裁判員ジケン」と「ケンサツの特捜ジケン」だが、一番、影響を蒙るのは、ケンサツだわな。特捜ジケンってんは、基本的には「サンズイ」だから、可視化されると、「うたわせずらい」っていうところから、「司法取引」を持ち出した動機は、それはそれでわかるんだが、しかし、敢えて刑訴法で明文化し、制度化する必要はない。
だから、今回は、その「日弁連&赤レンガ」とのウラ取引に便乗するカタチで、ま、焼け太りそのものだが、ケーサツがワサワサと「盗聴ホウの実質全面解禁」を持ち込んだんだわな。ココを見ないと、だ。「盗聴ソーサ」っていうと、「ターゲットはハンザイシャ集団で、よい子の市民は無関係」と考えがちだが、トンデモないことだ。別にそのハンザイシャ集団に所属しておらんでも、「集団の周辺におる」っていうだけで、サイバン所の御札(=傍受令状)なんてのは、ケーサツが申請すりゃ、ピャーッと自動販売機同然に発行され、最大30日間まで盗み聞きがデキるんだからな。
それが、今回の大改悪で、適用罪名を一般の刑法にまで拡大し、通信事業者の立会いも廃止して、ケーサツの施設内でヤルってんだから、「刑事ジケンのソーサ」の名目で、コレまで以上にナンボでも盗聴ができる。ましてや、「ジケンに関係のない通話内容」については、本人に通知する必要すらないんだから、まさに「実態はヤミん中」だ。こうやって、ケーサツの中で「盗聴した情報をバンバンと蓄積させる」ことで、あのNシステムと同様、コイツはプライバシー侵害、コクミン監視と直結しとるんだ。
「いいか、オマエのケツの穴なんて、何でもお見通しだぞ。ゲスの極みの勘ぐりのごとく、オモテに出されたら困るネタの1つや2つ、あるだろうが」って恫喝されたら、多くの人はそれでダンマリを決め込むだろうなあ。こうやって、よい子の市民の心の中まで、まる裸にされることで、新たな冤罪、弾圧ジケンなんて、ナンボでも作れるからな。連中の歯止めを外してしまったら、暴走しマクるなんて、火を見るより明らかだからな(笑)
#「上」の続きで、盗聴ホウアンが国怪で動き出した99年当時と違うのは、本来、こうした「人間の根源的な自由の抑圧」とモロ、繋がっておるド腐れケンリョクの蛮行の極みに、言論人、報道人(=ジャーナリスト)が、ほとんどまったくといっていいほど、ダンマリを決め込んでおるんだが、呆れ果ての極みに尽きる。
あの頃と違って、今は、ブログ、ツイッター、フェイスブックと、ほぼリアルタイムで、自分の意見を発信できるツールが整っておるワケで、だから、ワシのように、ナンボでも吼えることはできるわけだよな。で、ざーっと見てみたんだが、岡留安則(元ウワシン編集長)、宮崎学(キツネ目の作家)、保坂展人(せたがや区長、元社民党衆院ギイン)、鳥越俊太郎(元毎日シンブン社会ブ記者、ニュースの職人)、山岡俊介(有料ブログ「アクセスジャーナル」主宰)、高田昌幸(北海道シンブン報道本部デスクとして、道警のURAGANE作りを徹底追及、現・高知シンブン記者)、清水潔(「フォーカス」で桶川ストーカーのジケン、「日テレ」で足利ジケンの冤罪をスッパ抜く)、田中みのる(社会新報記者)、目取真俊(芥川賞作家)、辺見庸(元共同外信ブ記者、芥川賞、講談社ノンフィクション賞作家)といった面々が、この「希代の悪法」こと、「盗聴ホウの実質全面解禁」のデタラメについて、一言も触れておらんのだよな。こんなバカなハナシがあるか?
だから、最初は、「参」の法務イイン会で、有田芳生(民進)が、あのヘイトスピーチ規制ホウアンをダシに、西田昌司(自民)との筆頭リジ同士のウラ取引に乗ったことを、何ら咎めようとせん安田浩一や西岡研介クンに、ワシは激しく噛みついておったんだが、事態は、最早、そういうレベルではない。ホンマ、言論、出版、報道、表現、良心の自由を巡って、「存立危機事態」に突入しておってだな、ワシは既に「戦争は始まっておる」と思う。
ナンボ、「戦争ホウとしての安保ホウセイは、ケシカラン」と喚いたところで、「それ」を遂行するには、「モノが自由に言えなくなる社会の構築」が必要不可欠だ。その意味では、今回の盗聴ホウの実質全面解禁こそが、3大悪法の中でも、最大のキモであり、究極のガンだ。それに対する異議申し立て、徹底抗戦もせんで、「戦争ハンタイ」「アベ政治は許さない」と言ったところで、チャンチャラおかしい。既にこうやって、自己検閲が始まっておるんだ。あの連中も、いつ寝返るか、わかったもんではない。
この言論人、報道人の欺瞞、退廃こそが、「戦争遂行」への最大要因だ。だから、本当に悪いのは自公でも、ド腐れケーサツ、ケンサツ(+赤レンガ)ではない。ワシは何度でも言う。そして、誰もが皆、口をつぐんで、最後のひとりになっても、言い続ける。この希代の悪法こと、盗聴ホウ実質全面解禁を柱とする、刑事司法制度改悪し倒しホウアンは、完膚なきまでにフンサイし、廃案にしなければならない!
#続きっていうか、ワシが目取真俊の作品で最も好きなのは、その盗聴ホウアンが、イケダモン大先生を創立者とする公明トウ(=創価ガッカイ)の寝返りに、突如、国怪通過に向けて動いておった最中の「99・6・26」の朝日シンブン夕刊に載った、『街物語・コザ 希望』という題のショート・ストーリー(15字×136行=2040字、400字詰め原稿用紙約5枚分)だ。
「六時のニュースのトップは、コザの市街地からさほど離れていない森の中で、行方不明になっていた米兵の幼児が死体で発見されたというものだった」で始まる話は、米兵の幼児に対して「テロ」を敢行した、「名無しのウチナー(たぶん、男性)」を主人公とし、シンブン社に届いた犯行声明文には、こうあったってんだよな。<今オキナワに必要なのは、数千人のデモでもなければ、数万人の集会でもなく、一人のアメリカ人の幼児の死なのだ。>
で、『希望』は、さらに、こう続く。<反戦だの反基地だの言ったところで、せいぜいが集会を開き、お行儀のいいデモをやってお茶を濁すだけのおとなしい民族。左翼や過激派といったところで実害のないゲリラをやるのがせいぜいで、要人のテロや誘拐をやるわけでもなければ、銃で武装するわけでもない。軍用地料だの補助金だの基地がひり落とす糞のような金に群がる蛆虫のような沖縄人。平和を愛する癒しの島。反吐が出る。>
ホンマ、まさに「フィクションの限界ギリギリ」を極めた作品で、「小説」だから、ココまで書けた。ただ、思うんだが、この作品は、今、朝日シンブンは載せるだろうか? おそらく、ボツにしておるだろう。そして、もうひとつ。目取真俊は、今、コレだけのものを書けるだけのパワーと気概と覚悟が、果たしてあるのか?
#ぬあんだ、今回の2020年の東京五輪開催をカネで買うたジケンで、ニッポン側の最大のワルは、元電通常務で、そこの子会社である「コモンズ」ってとこの会ちょーの「高橋治之のおやぢ」だったのかあ。『ファクタ』が既にジャンジャンと「字」にしておるんだな。あー、この高橋治之ってのは、バブル期に不動産会社・EIEインターナショナルの総帥として、地上げに暗躍しマクっておった、あの高橋治則の兄貴かよ。セネガル人で、アフリカ票の取りまとめ役のIOCイインだったラミン・ディアグ(国際陸連会ちょー)を買収しとるんだが、で、この高橋は「(アフリカの)40票をワシが取ってきた」って豪語しておったのか。でも、2億2200萬円で40票もかき集めれば、安いもんだよな。
あー、竹中工務店の意向を代弁して、この高橋は、サメを焚き付けて、あの糞カネのかかる開閉式ドームをねじ込んだのかあ。「いかにも」な御仁だよな。いいか、仏蘭西のケンサツ当局は、はよ、あのディアグ親子とそのポン友のブローカーと一緒に、この高橋の身柄を取らんかい! ワシが「エエ」と言っておるんだから、遠慮は要らん。そうなれば、IOCは臨時総会を開いて、「東京五輪の取り消し」もあるってんだから、ロンドンでもイスタンブールでも、開催地変更だわな。
ったく、ニッポン軍のアジアでの根こそぎ金塊強奪コーサクこと、「ゴールデン・リリー作戦」のゲンバ責任者の竹田宮恒徳の倅の恒和(JOC会ちょー)は、五輪開催をカネで買うとるくせに、「アレは、正当なコンサル料だ」と居直る厚顔無恥ぶりは、今や、世界中のモノ笑いの種だもんなあ(笑)
#で、今日(=5・24)の13時半過ぎから、各紙の電子版で、「希代の悪法」こと、「盗聴ホウの実質全面解禁」と柱とする「刑事司法制度改悪し倒しホウアン」だが、やっぱり、「衆」の本会議で、今回、「A級戦犯レベルの裏切り者」と化した有田芳生(民進党「参」法務委筆頭リジ)らが主導しておったヘイトスピーチ規制ホウアンと抱き合わせでサイケツしたと打っておるんだが、記事の扱いとしては、「ヘイトスピーチ規制ホウアン」の方が目立っておるんだよな。んで、希代の悪法の方も「可視化ホウアン」の見出しを取っておってだな、「盗聴ソーサの自由化」については、オクビにも触れようとせんのだよな。ったく、東京五輪開催の買い取りジケンにあたって、「電通」の存在に触れようとせんのと、クリソツだな。んもう、欺瞞のオンパレードだわなあ。
ただ、この「希代の悪法=盗聴ホウの実質全面解禁ホウアン」も、「世紀の悪法」こと、「ヒミツ保全ホウアン」と同様、悪法ゆえ、悪法は法ではない。可視化や司法取引、さらにはヘイトスピーチ規制の奥に埋め込んでだな、マトモな議論は皆無のまま、「それでは国怪を通りましたんで、ジャンジャン使い倒しませう」と抜かしたところで、認められるかってんだよ。ワシに言わせれば、盗聴ホウ自体が、「通信のヒミツ」を保障した憲法21条にイハンしておるゆえ、そもそも、法律としてその存立を認められない。
そういえば、1925(大正14)年に、普通センキョ権(齢25以上の男子全員)の導入を、チアン維持ホウと抱き合わせで成立させておるんだが、しかし、今回のヘイトスピーチ規制ホウアンなんて、あの普通センキョ権に比べたら、飴玉にも相当せん。有田の暴走はもとより、この有田を何ら咎めようとせん、言論人、報道人(=ジャーナリスト)と称する輩だわな。コイツはまさに万死に値する、恥の極みの愚行で、トンデモないところまで時代は来ておる。ワシは断じて許せんし、今後も引き続き弾劾し続ける!