三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#で、今朝(=4・1)の9:20頃、オキナワは普天間基地のいじくり回し先の、辺野古沖の埋め立て工事ゲンバ近くの海域で、カヌーを漕いで抗議行動に繰り出しておった芥川賞作家の目取真俊が、突如、米グンの憲兵隊に身柄を拘束され、海保に引き渡し、その後、海保が「日米地位協定に基づく刑事特別ホウ」の戒名でタイホしたってんだな。
ま、目取真のブログ「海鳴りの島から」を見ればわかるんだが、本人以下、ほぼ連日のようにゲンバ海域にカヌーを漕いで、繰り出しておるんだから、今回、こうやって、憲兵隊が、突如、身柄拘束に踏み切ったってのは、ほぼ100%の確率で、「軍事的ボー略」とみて間違いないだろう。現時点では、情報が錯綜しとってだな、拘束場所が、「キャンプシュワブの浅瀬の岩場付近」云々とあって、ようわからんのだが、いずれにしても、公安ケーサツがよくやる手口の、「転び公妨」でヤラれたっていうカンジだな。とにかく、「上」の方から、「あのカヌーを漕いでおる、うるさい雑魚どもの身柄を押さえろ」と命令が出たんだな。
ただ、このタイミングで、身柄拘束に踏み切った理由が、「?」だわな。この6月には、「参」の前哨戦としてのオキナワ県議選があるんだが、こんなやって、アベ官邸の頭越しに騒ぎ立てたらだな、激化しておる反対運動の炎に、さらにピャーッと油を注ぎ込んでおるよなあ。
いずれにしても、コイツはかなり高度な政治的ハンダンによるものであることは、間違いない。だから、今後、海保は、どうするのか。ヨンパチで釈放するのか、それとも那覇チケンが勾留請求を打って、最大20日間拘束して、刑事ショブンを出すのか。もっとも、まず、間違いなく、「日米合同イイン会アンケン」なんで、赤レンガが米グン様にすべてお伺いを立てて、ジケン処理をすることになる(笑)<ホンマ、ニッポンって、独立国ぢゃねえよなあ(TT)
あと、もっとオドロキだったのは、今回の目取真俊のタイホ劇で、ネトウヨ連中の書き込みの「芥川賞作家の恥さらし」はまだしも、「米グンは、こんなもん、射殺しろ」ってのがあってだな、「いやあ、ニッポンの右翼ってのは、ココまで隷米っていうんか、亜米利加サマにケツの穴を掘られておるのか」と思ったなあ。
#「上」の続きで、カヌーを漕いで辺野古沖に繰り出しておった芥川賞作家、目取真俊が米グンの憲兵隊に身柄拘束された後、海保に渡され、日米地位協定に基づく刑事特別ホウの戒名で緊急タイホされたジケンだが、ひと晩明けた今日(=4・2)、目取真のおる沖縄市の中城海保の前に、反対運動のシンパ約150人が結集して、「はよ、釈放しろ」「不当タイホだ」とシュプレヒコールを上げたのか。
で、今回のジケンについて、結論から先に言うとだな、相当、スジが悪い。タイホされた戒名の「日米地位協定に基づく刑事特別ホウ」だが、今回、目取真に適用されておるのは第2条の「(米グン様の)施設又は区域を侵す罪」だわな。
んで、今回、目取真らがカヌーで繰り出しておったのは、沖縄ぼーエイ局が地位協定の「第2条第4項(a)」に基づいて、辺野古の工事現場の周囲の海域を「臨時制限区域」として宣言しておったところだよな。ココは、日米が合同で使用できるんだが、あくまでメインは米グン様で、米グン様がヒマなときは、自衛隊も利用可っていう区域なんだわな。
だから、目取真がカヌーで日常的に入り込んでおったのは、この海上の「臨時制限区域」であって、決して、陸地のキャンプ・シュワブ内に入ったワケではないんだな。一言で言えば、この「臨時制限区域」ってのは、まさに「グレーゾーン」そのもので、「米グン様が、その気になって、気が向いたら、いつでも、この刑事特別ホウで身柄を取るで」と、既にコレまで恫喝し倒しておったんだよな。
ただ、コレまでゲンバ海域で、海保とカヌー族との間で、ナンダカンダと小競り合いはあったんだが、あくまで、海保は「ココは工事区域だから、工事の邪魔だし、危ないんで、はよ、出て行け」っていうリクツだったんだよな。その意味では、沖縄ぼーエイ局(=ぼーエイ庁)とは温度差がある。
だって、コレまでほぼ連日のように、目取真ら反対運動のメンバーは、この「臨時制限区域」にカヌーでジャンジャン入り込んでおったんだが、「だったら、ぬあんで、今回、突然、身柄を取ったのか?」ってことに、当然なるわな。だから、「軍事的ボー略だ」ってワシは言っておるんだ。
あと、今回、目取真含めた数人がカヌーを漕いで、この「臨時制限区域」に入っておるんだが、「ぬあんで、身柄を取られたのが、目取真だけなのか?」ってのも、意味不明だよな。ただ、刑事特別ホウが規定しておる「立ち入り禁止区域」ってのは、「地位協定第2条第1項に基づくもの(=米グン施設)」なんだが、今回の「臨時制限区域」ってのは、「同第2条第4項(a)」に基づく「日米共同使用にかかるもの」なんだよな。あー、ってことは、コイツは法律の条文にねえんだから、不当タイホそのものぢゃないか!
だからだな、もし、目取真らが、カヌーから降りて、米グン様のキャンプ・シュワブの陸地に入り込んだところを、この刑事特別ホウでヤラれたんであれば、しょうがねえんだが、そうでのうて、沖縄ぼーエイ局が「臨時制限区域」に設定しておる、この海域に入ったことをもって、日米地位協定に特別刑事ホウを適用するのは無理があるっていうより、ったく、デタラメの極みだよなあ(笑)
#さらに続きっていうんか、辺野古の埋め立て工事に反対しとる人だと思うんだが、「*peace*@cyoki」とかいうアカウント名のツイッターで、今晩(=4・2)の19時半過ぎに、「目取真俊、不当タイホから解放された」と喋っておって、ややピンボケなんだが、サングラスをかけた目取真とおぼしき人物の写真がupされておるな。もし、このハナシが事実であれば、本人が自宅に戻ってから、ブログにアレコレと書くだろうから、様子を見てみんとだな。
あー、沖縄タイムスの電子版が、19:59にupしておる共同電によれば、「那覇チケン、目取真俊を釈放」と打っておるなあ。やっぱり、シャバに戻されたのか。海保にもケーサツみてえなブタ箱があるんだろうから、ひと晩留め置かれたってことなんだな。手続き的には、「ヨンパチ」ってことで、中城海保から那覇チケンに送検はされたんだが、目取真の身柄を受けた那覇チケンは、もちろん、「上」にお伺いは立てておるが、おそらく、勾留請求を打たんかったってことなんだろうなあ。
ま、そりゃ、そうだろう。日米地位協定に基づく刑事特別ホウでは、「第2条第1項」に基づく「米グン施設」への立ち入りを禁止しておるんであってだな、今回は、「第2条第4項(a)」に基づく「日米合同利用にかかるもの(=『臨時制限区域』という名の辺野古沖の海域)」の立ち入りをもって、タイホしとるんだから、こんなもん、そのへんの小学生でも、「不当タイホ」だってわかる。
だから、繰り返すが、目取真らがカヌーから降りて、陸地の米グンのキャンプシュワブ内に入り込んだんであれば、当然、地位協定の「第2条第1項」に基づく「米グン施設への立ち入り」なんだから、即、憲兵隊に身柄を拘束されるが、しかし、その場合、身柄の引き渡し先は、「(中城)海保」でのうて、「沖縄県警」になる。それゆえ、憲兵隊が目取真の身柄を海保に引き渡しておることが、「ゲンバが海の上だった」っていう動かぬ証拠なんだな。
ほうー、釈放後、目取真が喋ったところでは、「『臨時制限区域』は、(辺野古埋め立ての)工事のために設定したもの。工事が中断している以上、即刻、解除すべきだ」かあ。んー、ダテに芥川賞を獲っておるっていうワケでのうて、上手い斬り返しだな。むしろ、ワシは「その『臨時制限区域』を設定した経緯について、説明しろ!」とビシバシと締め上げるが、もちろん、理由は「米グン様に指示されたから」なんだが、まず、間違いなく、市ヶ谷は「それは特定ヒミツに属するため、何とも申し上げられません」ってアンサーしそうだよなあ(笑)
#もう少し続けるが、沖縄タイムスの続報だと、今回、目取真俊らカヌー乗りの抗議グループは、辺野古の海側から、キャンプシュワブの方に向かって、近づいておったってことで、浅瀬に乗り上げておったところを、仲間の1人が米グン兵士に捕まりそうになったんで、目取真はそれを阻止しようとしたら、逆に目取真本人が捕まったってんだな。
だから、「海上」、つまり、「臨時制限区域」であればモンダイはないが、しかし、シュワブ方面の陸地ブブンに近づくにつれて、「グレーゾーン」が発生し、その色がジャンジャンと、ドス黒へと濃くなっていくんだから、「タイホ覚悟で、シュワブ敷地内に進入し、お騒がせするのも、チョーOK」ならともかく、しかし、もし、そうでなければ、「直接行動」というカタチで、下手に挑発するのはやめた方が得策だと思う。だって、潮が引いて、水面が干上がってきてだな、シュワブの陸地ブブンと地続きになれば、「いいか、ココは亜米利加の領土なんだからな」って公然と主張デキるからなあ。
そういうグレーゾーンに入ってくりゃ、あとは、公安ケーサツの「転び公妨」の手口で、ナンボでも身柄拘束なんてデキるからな。ホンマ、米グンの連中がボートで、先にピャーッとぶつかってきておいでだな、「公務シッコー妨害でタイホして、オキナワ県警に身柄を渡す」なんて、ナンボでもやるで。
ちなみに、軍事では、「最前線における戦闘」において、このテの小競り合いってのは、まさしく、「ヒミツ戦=ボー略的な作戦」に含まれる。そうやって、敵を挑発し、相手が乗ってきたところで、「本格戦闘に踏み切る」ってのは、教科書的セオリーだからな。
「芥川賞作家」の肩書がありながらも、目取真がカヌーを漕いで海に出て、「辺野古埋め立て工事ハンタイ」を訴えるという、「直接行動」に出ること自体、何ら周りから文句を言われる筋合いはないと思う。ただ、目取真はせっかく、「ペン」という最大かつ最強の武器を持っておるんだから、「それ」ももっと使い倒さんとだろう。「ペンは剣より強し」ってことの本当の意味も、まさに、そこに存在する。
あー、目取真俊のブログ「海鳴りの島から」を見ると、カヌー団は、いつも、「松田ぬ浜」ってのは、たぶん、キャンプシュワブに隣接しとる辺野古の砂浜だろうな。そこから出発して、沖合で埋め立て工事をやっておるところや、あと、シュワブ内でもナンダカンダと建物とかの建設をやっておるんで、その進捗状況を監視するのと、あと、「工事は、やめろ」と抗議しておるんだな。
それで言うと、カヌーの航跡は、だいぶ、陸地ブブンには近づいてはおるんだな。シュワブ内の写真もupしておるからな。でも、「監視と抗議」であれば、カヌーから降りて、シュワブの敷地内に入っていく必要はないわな。だから、今回、目取真が拘束された場所だわなあ。通常の航行ルートであったのなら、米グン兵士のボートがシャシャリ出てきておったんだろうし、それとも、通常の航行ルートより、だいぶ、今回は目取真らが陸地ブブンに接近しておったのか、だわな。ま、そこらも含めて、得体が知れんっていうか、モヤモヤとしておってだな、やっぱ、ボー略めいておるよなあ(笑)
#で、今晩(=4・3)の22:06に、ヨミ電子版がupしておる「消費税増税実施の是非」を問う緊急電話世論チョーさで、来年4月の10%引き上げを「見送るべき」と答えたのが65%で、「引き上げ賛成」の29%を大きく引き離しておるなあ。それと、景気回復について「実感してない」ってのが、77%ってことで、「ま、そんなもんだろうなあ」ってカンジだわなあ。ちなみに、今回から初めて「ケータイ」も対象にし、さらに「齢18」にまで広げておったってんだが、チョーさ方法としては、「実態」に近づいておるとは言えるだろう。しかし、アベ応援団のヨミが、ココまで踏み込んで、「来年4月の消費税増税は延期しろ」とサジェスチョンを送っておるよなあ。
もっとも、今日、民主党改メ民進党代表の岡田が「もし、予定通り、アベが消費税増税を実施できなければ、公約イハンであり、ナイカク総辞職に値する」と喋っておったんだが、ま、民主党セー権時代の自分たちの「公約イハン」はともかく、「総辞職に値する」ってのは、確かにその通りだ。
だから、今後の政局としてはだな、まず、この「4・24」投開票の「衆」の北海道5区と京都3区のダブル補選だわな。アベ自民党は、京都3区は不戦敗なんだから、モンダイは北海道5区の帰趨だわなあ。それを経て、「5・18」にナイカク府が公表する、今年1~3月期のGDP速報値だわな。だから、それを受けて、伊勢志摩サミットが、この「5・26~27」で、通常国怪の会期末とほぼ重なるんで、要は、ココでアベが何らかのメッセージを発するってことなんだろうなあ。
うわっ、「参」の前哨戦であるオキナワ県議選だが、サミット最中の「5・27」が告示で、「6・5」投開票かよ。しかし、まあ、米グン様も、よう、このタイミングで、「反基地闘争のヒーロー的存在」である芥川賞作家の目取真俊の身柄を取ったよなあ。まさか、この「政治日程」を知らんで、ヤラかしたとは考えにくいんだが、しかし、挑発しマクっておるよなあ。んもう、「売られたケンカ」を、ココでピャーッと買わんで、どうするんかい、このアホンダラが!
んで、今晩の21:01:38に、目取真がブログ「海鳴りの島から」を更新しておったんだが、目取真の身柄を押さえたのは、「米グン基地の警備員」で、本名である「島袋正」であることを知ってて、ゲンバで連呼しておったってんだな。ってことは、この警備員ってのは、「ニッポン人軍属」で、「ウチナー」なんだろうなあ。初日は、8時間も、米グン基地に拘束されておったってんだが、キャンプシュワブか、それとも、海兵隊指令ブのあるキャンプ瑞慶覧かいなあ。「警備員」とは言うが、ま、米グンの公安ケーサツ的な仕事で、だから、実質的には「憲兵」なんだろうなあ。だから、ニッポン語が喋れるってのは、大事だ。ま、「スパイ=ちょー報員」として雇い上げておるようなもんだよな(笑)
#ほいで、毎日シンブン社ちょーの朝比奈豊や、今日(=4・4)、ワシんところに「yamadahiroaki」と名乗る毎日OBから「長谷川」と題するメールが来ておってだな、「君は私のことを知っておるだろうが…」から始まっておるんだが、っていうか、「心当たりのない、全然、知らん人間」なんだよな。んで、「大毎」などと表記するのはやめた方がいい」とか、「君は、20年前で時間が止まっておる」、 「やたら、同期入社(88年)の佐々木俊尚に絡んでおるんだが、君の創価学会3部作とか読んだが、その『社会部トク種反権力キャンペーン礼賛』も古過ぎる。『IT万能の佐々木』のウラ返しのオールドファッションだ」とか、ウダウダと酔っぱらいの戯言のように、カラんでくるんだ。
それで、メールの題名の「長谷川」だが、ワシが、入社当時、大毎社会ブの遊軍ちょーでおった長谷川篤(73年入社)のことにココで少し触れたんだが、この「yamadahiroaki」ってのは、98年から5年間、竹橋の社ちょー室におって、この長谷川のオッサンと一緒に机を並べておったってんだが、その悪口を書いておってだな、「もともと、長谷川は木戸湊(ワシが88年に入社した時の大毎社会部ちょー、通称・キンタ)の下におったんだが、その社ちょー室におる間に、木戸のライバルである石黒克己(同じく、ワシが入社したときの東京本社人事部ちょーで、東京社会ブ出身。その後、労務担当のヤクインにまで出世)に可愛がられて、その人脈に組み込まれた」と、どうでもエエ内幕バナシを吐露しとるんだよな。
この長谷川篤のオッサンは、毎日映画の社ちょーに就いたんだが、「狷介な性格が禍して、1期で退任した」ってんだが、ま、どうでもエエことだわなあ。ま、ワシはこの長谷川のオッサンには、叱られてばっかりだったが、でも、大毎社会ブ・虎の穴式の「ド根性取材」というのを、新人の頃、骨の髄まで叩き込まれたことが、今になって振り返ると、一番、己の財産として生きている。確かに、とっつきにくいし、口も悪かったが、酒を飲むと、長谷川のオッサンは、あっけらかんとしてて、オモロかったな。
で、この「yamadahiroaki」だが、03年に毎日シンブンを退社したってことで、それから、『美少女伝説━レポート 1968年慶応大学の青春』(情況出版)や『スターリン回想録』(社会評論社)っていう本を出しておるとメールで書いておったんで、ネットで調べたら「山田宏明」ってんだなあ。「93年10月現在」の社員名簿でも、「東京ホンシャ・総合メディア本部」の所属で、出ておる。しかし、自分から名前を全く名乗らず、その「yamadahiroaki」ってのも、メルアドにくっついておっただけだ。
それはともかく、この山田ナントカってのは、慶応大文学ブ卒の、「71年入社」なんで、ぬあんだ、今の社ちょーの朝比奈豊と、モロ、同期なんだな。どうも、このタイミングで、「あんまり余計なことを書くな」と、半ば恫喝的に、エラそうに先輩ヅラしやがって、こんなメールを送りつけてくるってのは、胡散臭いっていうか、「朝比奈の意向を受けて、ちょー報活動に従事しておる」ってカンジがせんでもない。ま、そりゃ、そうだよなあ。そのうち、オマエんとこの社員の大スキャンダルで、世間をお騒がせすることになっても、ワシは知らんからな(笑)
#で、この「4・3」のヨミ朝刊が1面アタマで抜いておったんだが、「マイナンバー」と称する「コクミン総背番号制」で、その「個人カードに埋め込まれておるICチップが、交付にあたって、使用不能になるトラブル」が続出しておるってんだな。コイツは不正アクセスを受けると、自動的にデータ消去etcの自衛機能があるってんだが、旧自治ショウの外郭団体「地方公共団体情報システム機構」にあるサーバで頻発しておるシステム障害を、不正アクセスと認識しておることが原因らしいんだな。
それで、今んところ、政令20市のうち、札幌、横浜、名古屋、京都、大阪etcの16市で確認されておるってんだが、いすれにしても、こんなもん、「氷山の一角」だわなあ。自治ショウ管轄の住民票台帳(住基ネット)に大蔵ショウ管轄の酷税台帳、んで、厚生ショウ管轄の年金台帳を一挙に、大急ぎで、くっつけようってんだから、いろいろと無理があるわな。そもそも、このテのシステムには、「バグ(=穴)」は必ずある。
だいたい、このコクミン総背番号制だが、国家ケンリョク様が下々のコクミンの個人情報をかき集めることによる「コクミン監視」はともかく、「行政サービスの効率化」のために、初期投資2700億円、んで、維持費が年間約300億円もかかるってんだよな。ナンボ、ITゼネコン5社(=NTTコム、NTTデータ、日立、富士通、NEC)を肥やしてヤラなアカンとはいえ、んもう、血税のムダ使いもエエところだよなあ。コレだけの予算があればだな、国公立大学の「学費半減」なんて、即、可能だよなあ。
でも、こういうことをワシが指摘したところで、88年毎日シンブン同期入社で、「IT万能シュギ者」の佐々木俊尚からは、「世の中から取り残されマクっておる、超オールドスタイルの社会部トク種反権力キャンペーン」だと、ま、バカにされて、オシマイなんだろうなあ(笑)
#ほいで、今日(=4・7)発売の文春に、ワシがココでそれとなく仄めかしておったハナシが、出ておったなあ。毎日シンブンは、東京社会ブで01年4月から、宮内ちょーのキシャ倶楽部に14年半余りも居座っておった「A記者」ってのが、カラ出張による手口で、計数百萬円ものカネをくすねた結果、全額弁済させられて、ショブンされておったってんだな。敢えて、コイツは「武士の情け」ってことで顔伏せ、つまり、匿名にしたのか、それとも、取材窓口の竹橋の社ちょー室が、「顔出しだけは勘弁を」と土下座したんかいなあ。しかし、ホンマ、実名と匿名では、インパクトはまるで違うわなあ。
ま、あの「A」の履歴を見れば、社内はもちろん、このギョーカイの人間であれば、即、わかるんで、実質的には「実名報道」に限りなく等しいとも言えるが、文春に代わって、ワシが実名報道してやるが、ワシと88年同期入社で、さらに同じく「本籍・ザ大毎」の「真鍋光之」だ。だから、記事の見出しとしては「陛下もビックリ仰天!」だわなあ。
あと、記事中にこの真鍋の嫁ハンで、社内結婚した同期のオンナ記者がおるんだが、コイツも実名報道に切り替えるとだな、まだ、同じく「本籍・ザ大毎」の太田阿利佐(上智大卒、現・英文サイト「The Mainichi」編集チョウ)や。太田は初任地が神戸シキョクで、そこから大毎社会ブに上がって、それから、経済ブに横滑りした後、東西分断のベルリンの壁を越えて、東京ホンシャに入り込んだよな。
一方、真鍋は、初任地が富山で、それから、和歌山だったんだな。その後、大毎の編集センターといって、「地方版整理」に配属になったんで、真鍋は、ジケンのできる特ダネ記者では、全くない。95年の阪神大震災の際は、大毎社会ブ管内の阪神シキョクにおったが、それから上手いこと東京ホンシャに潜り込んだよなあ。ワシが毎日を退社したのは、94年8月末だが、少なくとも、その時点でこの2人は付き合おうてはおらんかったハズで、だから、どういう馴れ初めでコイツらが結婚に至ったのか、「?」なんだよな。思うに、この2人の結婚ってのは、「政略的なブブン」っても、それなりにあったと思う。おそらく、先に東京に行ったのは、太田の方で、「夫婦だ」ってことで、真鍋も東京に引っ張ってこなアカンっていう要素は、あったと思うで。子供はおるってんだよな。でも、文春の記事にあるように、「真鍋が太田の尻に敷かれてた」ってのは、竹橋ではチョー有名なハナシだ(笑)
#「上」の続きで、毎日シンブンの宮内ちょー担当の真鍋光之による「取材費着服ジケン」だが、文春の取材記者にも喋ったんだが、コイツはホンマ、「?」だらけで、魑魅魍魎、奇っ怪ですらある。
そもそも、シンブン社において、このテの使い込みが出てくるのは、大きなカネが動く、高校野球etcを扱う事業絡みや、営業広告のセクションと決まっておるんだ。編集部門におって、このテの使い込みが出てくるのは、ゼロとは言わんが、そうめったにあるものではない。今回、真鍋は出張旅費をカラにして着服しておったってんだが、陛下以下、皇室の人間の地方行幸や外遊なんて、「日程」がオープンにされるんだから、取材しとる本人が「そこに、ったか、行っておらんか」なんて、すぐわかる。文春記事では、「新幹線チケットを金券ショップに持ち込んで換金した」ウンヌンとあるんだが、しかし、いったい、どうやったら、取材費をURAGANE化できるか、ワシ的には「???」なんだよな。
だから、今回のジケンのキモは、この真鍋が、宮内ちょーのキシャ倶楽部に15年近くにもわたって、居座り続けておれたかなんだが、それも「?」なんだよな。文春記事では「A(=真鍋)はエースだった」とあるんだが、それは事実とは異なり、彼はエースでも何でもない。もともと、そんな取材力がないんだから、そんなのが、ぬあんで、東京社会ブに潜り込めて、さらには、ある意味、花形部署ともいえる「宮内ちょー担当」を、これほどまでの長きにわたって、勤めることがデキたのか、だ。以前、東京社会ブにおったワシの後輩も、「アレはおかしい」って、ハッキリと言っておったからな。ひょっとして、社会部ちょーですら、動かせんようなアンタッチャブルだったのかと思ってもみるんだが、「?」だよな。
そもそも、この真鍋が、宮内ちょー担当を15年近くもしておって、何か、目の醒めるような特ダネをスッパ抜いたか? 例えば、「陛下、心臓の冠動脈バイパスの手術へ」とか、1面のアタマで「字」にしておるのならともかく、真鍋なんて、何も抜いておらんのだから、そんな、要は「ボンクラ」が、ぬあんで、こんなにも長く、宮内ちょー担当として居座れるのか、陛下はもとより、皇太子や秋篠宮だって、ギモンに思っておるワ(笑)