三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#で、シンブンの元旦紙面ってのは、社会ブのジケン担当のブンヤ的には「おせち原稿」と言って、「大特ダネ」を出すっていうんか、んもう、「出さなければならない」っていう大プレッシャーが社内ではかかりマクってだな、マトモな記者であれば、「1年の計は元旦にあり」ってことで、ココ一番の勝負をかけてくるんだよな。
そこで、今年の各紙の元旦紙面だが、コイツは産経の「マイナンバー」と称するコクミン総背番号制の「システム欠陥」のスッパ抜きで決まりだろう。続いて同率2位でヨミの「数研出版も、三省堂に続いて、中学校長らに教科書謝礼」、んで、コレはなぜか、扱いが「1・3」付の1面左肩だが、朝日の「辺野古埋め立て工事、ぼーエイ庁&自衛グンの天下り先が、この2年間に少なくとも約8割を受注、730億円以上」だな。んで、4位が、東京の「ぼーエイ装備庁が中古品輸出を検討、無償&低価格を特例ホウで」かよ。ま、特ダネ賞に値するのは、この4本ぐらいのもんだろう。
ワシの講評だが、産経のコクミン総背番号制の、プログラムの誤りっていうんか、システム不備っていうんか、葛飾区の約5000世帯で、通知カードが未作成なのに、システム上は「正常終了」になっておったってんだな。通知カードの作成は、自治ショウの外郭団体である「地方公共団体情報システム機構(旧・地方自治情報センター)」ってところの扱いになっておるってんだが、住民票コードをもとに、総背番号を付けるようにプログラムを組んだんだろうが、こんなふうに漏れがジャンジャン出ておるってんだな。
だから、こんなもんは葛飾区だけでのうて、他にもまだある。「葛飾区だけでしか、起こっていない」なんて、あり得んで。ま、「それ」がオモテ沙汰になってしもうたら、さらに世間をお騒がせさせ、ひょっとしたら、「収拾不能」っていう展開も、あり得んでもないような気がする。例の通産ショウのノンキャリアのサンズイが呼び水になっておるんだろうが、よく、こんなネタを引っかけてきたな。まだまだ、もっとトンデモねえバグも、ジャンジャンと隠してそうだよなあ(笑)
#「上」の続きで、そのマイナンバーと称する、予算総額1兆円超のコクミン総背番号制の基幹システムだが、コイツは、ま、官製談合で、NTTコムをカンジ社に、NTTデータ、富士通、NEC、日立の5社連合が受注しておるんだが、産経の取材に対し、この5社のうち、3社は「ウチは関係ありません」と、んで、残る2社が「何も言えません」ってことで、要は、この「システム欠陥の事実」については認めておるんだが、そもそも、この2社ってのは、いったい、どこなんだろうなあ。ひょっとして、NTTコム&同データの2社なんかいなあ。こうやって、「顔伏せ」にしてしもうとだな、担当しておらん社からしてみると、「んもう、ウチは違うのに、濡れ衣を着せられる」って、怒り出しかねんよな。その意味でも、「実名報道」は大事だし、そもそも、ジケン原稿の基本だよな。
ワシは『デジタル・ヘル サイバー化監視社会の闇』(第三書館、542頁、2000円+税)を上梓しておるんで、88年毎日シンブン同期入社の佐々木俊尚などと同様、「ITジャーナリスト」を名乗る資格があると思うんだが、その立場から言わせてもらうとだな、そもそも「この1月からシステム稼動」っていう納期が先にぎゅうぎゅう詰めで決まっておったんで、それに合わせるために、あの傾斜マンションの杭打ちデータ偽装ジケンを彷彿させるように、とにかく、急ぎ倒したってのはあるハズだ。
それと、このテのコンピュータの基幹システムに、「バグ(=穴)」なんてのは必ずある。逆に言えば、ある意味、それはしょうがないことでもあり、だから、オープンソースによるブログラムのシステムが、マイクロソフトのウィンドウズのような非公開のそれよりも、本質的に優れているってのは、まさに「そこ」だ。不完全な人間が作るプログラムである以上、「バグ」なんてのは必ずある。そして、それはシステムが大がかりに、より複雑化していけばいくほど、逃れることは不可避だ。で、こうしたバグの中には、何年も経って初めて発見されるものなんか、ナンボでもある。でも、プログラムのソースコードが開示されていれば、研究者やプログラマーといったオタクがいつでも発見し、修正を加えることができるんだ。
ましてや、今回のコクミン総背番号制では、住民票台帳(自治ショウ)に年金台帳(厚生ショウ)と酷税の課税台帳(大蔵ショウ)を繋ぐってんだから、「穴」なんてある決まってる。もっと根本的なことは、「インターネット」というツールが、「公開」を前提としておる以上、そこに「秘匿すべき情報を流す」っていうこと自体、そもそも無理がある。だから、このモンダイは、むしろ、「ITの専門家」である(ハズの)「ITジャーナリスト」と称する連中が、きっちりと論破、批判しなければならないのだが、ワシと88年毎日シンブン同期入社の佐々木俊尚以下、誰もが口を噤んで、「知らぬ存ぜぬ」を決め込んでおるよなあ。
#んで、今日(=1・6)のニッポン時間の正午過ぎの、北のわがままおやぢの倅んところの朝鮮中央TVが「水爆の実験に成功した」とのニュース原稿を読み上げたんで、とりあえずは、国際シャカイをお騒がせしておるんだが、それに先立つこと2時間ほど前に、同国の北東部でマグニチュード4.1の揺れが観測されたとのことだな。たぶん、地中で何かのバクダンを爆発させてはおるんだろうが、しかし、水爆も含めて、本当に核バクダンであったかどうかは、じつに疑わしいわな。
まずは、昼間のTVニュースで、その水爆実験に成功した瞬間の映像って、OAされておったのかよ。そうした動かぬ証拠がないことには、ハナシにならんわな。亜米利加だって、ビキニ環礁でヤラかした水爆実験では、第5福竜丸の船長らが、「太陽が爆発したような光景を見た」っていうことだったんだから、そういう「絵」を大々的に公開せんことには、意味ねえわなあ。
あと、水爆ってのは、水素だけを核融合させることで爆発させる、いわゆる「純粋水爆」ってのは、未完成なんだよな。だから、今ある水爆ってのは、起爆剤である原爆の周りに、重水素化リチウムを埋め込み、さらにその外側に天然ウラン(=ウラン238)を詰めて、まずは、原爆を爆発させたのち、それが重水素化リチウムに引火することで、重水素と三重水素の核融合を起こさせ、そこから、さらにウランの核分裂を引き起こす「三重バクハツ構造」になっておるんだよな。んで、その威力は、ヒロシマ、ナガサキ型原爆の数十~数百倍と言われておるわな。
それゆえ、水爆には、そもそも、「原爆」が必要なんだが、現在ある原爆ってのは、そのほとんどが、「プルトニウム型」なんだよな。要するに、ナガサキに落とされた「ファット・マン」やな。ヒロシマに落とされたウラン型の「リトル・ボーイ」だが、ウラン型ってのは、じつは、アレ1発だけで終わっておったっていうのが、業界内の定説で、原爆と言えば、通常、「プルトニウム型」の方なんだよな。
であればだな、当然、爆薬であるところの糞ションベン、つまり、「プルトニウム239」なんだが、そのプルトニウム型原爆の場合だと、1発につき「純度94%以上のプルトニウム239」が約5kg必要なんだが、そもそも、北朝鮮は「それ」をどうやってゲットしておるのか、だ。果たして、中国が供給しておるのかよ? わが国ニッポンが誇る「常陽」や「もんじゅ」のように、自力で「純度99%超の世界最高品質の軍用プルトニウム」を生産する能力があるんなら、まだしもなあ。そのへんあたりから、もう少し冷静に見ていく必要はある。
ましてや、今回、その中国自身が「寝耳に水だった」ってことで、また、メンツ丸潰れなんだろ(笑)。っていうか、あの慰安婦モンダイで、アベと朴槿恵の間で雪解けムードが始まりそうっていうんか、イチャイチャし始めそうなんで、たぶん、面白くねえんだろうなあ。こうした国際政局では、そういう機微を見ることも大事だ。
#そういえば、今朝(=1・10)の朝日の読書欄(10頁)の下の書籍広告んところに、ワシの『システムとしての創価学会=公明党』『シンジケートとしての創価学会=公明党』『カルトとしての創価学会=池田大作』に加えて、『「自民党”公明派”15年目の大罪』(いずれも第三書館刊)が載っておったんだが、聖教&公明の両シンブンの印刷を請け負っておる東日印刷etcを抱えておる毎日違うて、まだ、朝日はやっぱ「腐っても鯛」っていうんか、こういうのをボツにせんで、ちゃんと掲載するよなあ。
ちなみに、ワシのフリーのブンヤとしてのデビュー作である、この「信濃町三部作」だが、刊行は『システム』と『シンジケート』は1999年、『カルト』は2000年だ。それから既に十数年の歳月が経っておるが、増刷はかからんものの、しかし、品切れ・絶版にはなっておらんので、このように版元はまだ売り続けている。自分で言うのも何だが、この3冊は、確かにデータ的には古くなっておる部分はある。しかし、ココでワシが言わんとしておる「本質的なところ」については、何ら古くなっておらんっていうか、今でも読む価値がある。それで言えば、全く色褪せてはおらんし、生命力のある本だと思う。
ワシが、このように「本を書く」ということにこだわり、この半生を生きてきたのは、結局のところ、本というのは半永久的に残るからだ。であれば、それに値する真実を穿り出して、世に問うていくことが、ある意味すべてでもあてだな、言い換えれば、「歴史を刻む」とは、そういうことだ。ワシは表現者の端くれとして、そうした歴史を世に残したい。ケンリョクを振りかざしておる連中が、いかにデララメ三昧の極みを演じきっておるか、その暗部と恥部を余すところなくオモテに出すことが、ワシに課せられた使命だってんだ、このアホンダラが!
#んで、ポストの最新号(1・15&22合併号)で、菱本家の分裂ジケンについて、溝口敦が、盃を酌み交わした子分を自認しておる鈴木智彦との喋りで、「対等合併の可能性」に言及しておったな。確かに、今は「使用者セキニン」がダイレクトに追及される暴対ホウがあるゆえ、30年前の山一戦争とは、だいぶ状況が違ってきておるというのは、その通りだろう。古来、戦(いくさ)とは、常に「和戦両様」であるがゆえ、ま、コイツは従来の思考回路ではゼッタイにあり得んのだが、この際、「和睦の可能性」を考えてみるのも、アリではないだろうか。
もっとも、溝口は、その「対等合併」ってことの具体的な中身について、今回、何も喋ってはおらんのだが、歴史をひも解けば、足利義満の時代の1392年に成立した「南北朝合一」ってことになるんかよ。ひとことで言えば、「人事」に尽きるんだが、菱本家の7代目に井上邦雄が就く一方で、執行部の「過半数」を神戸が牛耳るってことなんだろうなあ。その場合、最大の眼目は、現トップである6代目の司忍の処遇だが、「引退」、もしくは、新設の「総裁(or名誉総裁)」で対応するというのが、おそらく、軸になるのではないだろうか。そこらあたりは、誰か、間に入れる人物が纏め上げるってことがあってもエエと思うんだがな。
ま、「それ」を溝口敦がヤッてもエエんかもしれんが、でも、溝口は神戸サイドにだいぶ肩入れしておるんで、「公正中立さ」という点では、モンダイがあるだろう。しかし、今後、「6vs神戸」の全面戦争突入となると、ケーサツが「さあさあ、待ってました」とばかり、壊滅作戦に出てくるのは、火を見るより明らかなんで、ワシは全く第三者的な立場なんだが(ただ、それでも、現時点においては、神戸の方に勢いがある。あの橋本弘文の出る、出んでのスッタモンダ劇に象徴されるように、6代目総本家は守勢にあると思う)、今後、「南北朝合一」という選択肢を、模索してもエエのではないだろうか。だって、元はひとつだったんだし、ゲンバでは仲良くやっておるのも、おるんだろうしな。
#ほうー、ヨミの「消された元旦スクープ」のハナシについて、山岡俊介の有料ブログが「字」にしておったんだが、それについて、ヨミの広報ブが今日(=1・12)までに、山岡んところに「事実無根のデマを書くな。はよ当該記事を削除しろ」と、今後の恫喝ソショウもチラつかせた内容証明付きの抗議文を送りつけておったのか。しかし、山岡には申し訳ないが、その有料ブログの『アクセスジャーナル』かよ、一般にはそんなに知られてはおらんし、それこそ天下のヨミ様と比べた日には、認知度においては「月とスッポン」だわなあ。連中的には、そんな便所の落書きに毛の生えたとしか思えんような媒体をだな、ナベツネ様んところのヨミがしゃかりきになって潰しにかかってくるとは、異常だよな。
ちなみにヨミの元旦スクープは、「三省堂に続いて、今度は数研出版による、中学校長らへ教科書謝礼」だったんだが、じつは、どうも、コイツとは別に、巷間言われておるところでは、内閣カンボーが腰を抜かすほどの、超ディープなスッパ抜きがあったってんだが、「ヒミツ保全ホウアン適用の第1号」を振りかざして、潰したってんだよな。正月明けから、さっそく、永田町でその怪文書が飛び交っておるってんだが、内閣カンボーってのは「官邸」、つまり、「菅義偉」であり、「アベ」のことだからな。でも、いったい、何のネタだったんだろうなあ。「火のないところに煙は立たず」の通り、ホンマ、臭いよなあ。
だから、今回、敢えて、山岡みたいな蟻を、ヨミのような巨象がピャーッと潰しにかかったのは、今後、「週刊誌への波及」をぬあんとしても阻止するためだろう。文春あたりが動き出して、「字」にした日には、また、世間をお騒がせするからな。ま、誰も聞いたことのねえようなミュージシャンの不倫バナシなんかとは、まるで次元が違うからな(笑)
#で、川上道大のオッサンの主宰する『四国タイムズ』最新号(16年1月5日号)に、仕切り直しとなった新国立競技場のデザインに、大成建設がプッシュしておった隈健吾らのA案に軍配が上がったウラ事情を暴露しておったな。同紙にタレコミの投書があって、「吉田正」っていう大成建設の、内部で言うところの「業務(=談合)担当」だわなあ。コイツが官房ちょー官の菅義偉とツーカーで、このルートで、菅やアベと会うてウラで決めておったってんだな(笑)
要するに、ヤクショから仕事を取るためには、「飲ませ、握らせ、ヤラセ」で接待し倒さんとなんだが、その交際費は青天井で、この吉田は夜な夜な銀座に入り浸っておって、ぬあんと、1件の店の支払いが「50萬~300萬円」だってんだな。だから、この吉田の橋渡しで、菅を通じ、大成建設の社ちょーを筆頭に、役員数人がアベとギイン会館で蜜会して、アレコレと決めておったってんだな。どうせ、小遣いも渡しておることだろう。
あと、オモロかったのは、大成建設のこの吉田正ってのは、下請けに入ってくる豊田建設(東京都港区西新橋2-39-8、鈴丸ビル7F)の顧問を名乗っておる、「斎藤弘政」とかいう示談屋とも超ズブズブだってんだな。んで、この斎藤ってのは、ヤクザ筋とも仲がよくて、「いいか、弘道会の竹内(照明)を行かすぞ」とか、「住吉の加藤(英幸)を行かすぞ」と、しょっちゅう、恫喝しマクっとるってんだな。それはそうと、フリーライターの斎藤真が書いて、名誉キソンに問われておる「菱本家の6代目(=司忍)に対する、川上道大ゴロシの依頼の件」については、今号も具体的な検証記事がなかったよなあ。それは、やっぱ、アカンわな。
#「上」の続きっていうか、ワシんところに情報提供があって、その新国立競技場デザインの仕切り直しだが、大成建設の押すA案に決まったのは、「官房ちょー官の菅義偉の倅が大成建設の社員だから」っていうふうに、永田町界隈ではなっておるってんだな。B案は竹中工務店が押しており、当初のザハ案では、本体ブブンが大成、屋根ブブンを竹中で分け合っておったんだが、今回は、そうした談合の構図が崩れたことで、「大成vs竹中」のガチンコ対決になった可能性はある。
であれば、竹中サイドも、当然、ウラからコーサクは仕掛けておったんだろうから、最終的に大成に軍配が上がったのは、「官房ちょー官の菅を押さえておった」ってことだわなあ。ザハ案んときは、サメが仕切っておったんだが、しかし、その政治力が失墜したんで、代わりに今回は官邸で決めたんだな。しかし、菅ってのは、やっぱ、力を持っておるんだなあ。ってことは、「菅がアベを動かしておる」っていう構図も見て取れるんだな。
ちなみに、「ゼネコンとは」の基礎知識ってことで、池上彰ばりに解説するとだな、「御三家」は、鹿島、大成建設、清水建設の3つ。コレに関西出身の大林組と竹中工務店を加えたのが、ゼネコンの「ビッグ5」と言われておる。ゼネコンとは「大手総合建設会社」のことだが、今回の新国立競技場のように箱モノを扱う「建築」と、ダムや鉄道、道路、橋といった、土をいじり回す「土木」の2つに分かれており、同じ社内でも、この2つはラインが全く違う。売上的なシェアでは、建築の方が多いんだが、土木はいかんせん、市ヶ谷を顧客とするぼーエイ産業とクリソツで、「利益率が異様に高い」んで、社内では重宝されておる。
なお、竹中はビッグ5ん中では、「建築のみ」(土木工事は関連会社の竹中土木が担当)だが、逆に言えば、「建築に対するプライド」ってのはものスンゴクて、今回の新国立競技場は、仕切り直しで工事単価が下がり、たとえ採算的に赤字になったところで、「目立つ」んで、竹中は是が非でも落札したかったと思うワ。ただ、今後、実際の工事において、もし万が一、JVを組んで竹中が入るようであれば、完璧な「談合(それも官製談合)」だったということになるが、でも、たぶん、それはないと思うんだがな。
余談だが、大阪のキタは梅田の、阪急百貨店の本店建て替え工事を、大成建設が請け負ったんだが、「解体の地下工事が複雑過ぎる」ってことで、途中でギブアップして投げ出し、その尻拭いを地元の大林組が引き受け、完成させたってことで、大成建設は関西では「使いものにならん」ってバカにされておるんだそうだ(笑)
#で、『フォーラム21』最新号(16年1月号、毎月10日発行)の特集「平和・憲法より金━軽減税率導入と創価学会・公明党」で、ワシも「格差拡大の大本にある『消費税増税』を後押しする『公明党=創価学会』の大罪」のタイトルで書いておるので、関心のある人は、ぜひ、読まれたい。
食料品&シンブンの軽減税率の導入にあたり、「財源が1兆円も要る」とワーワー大騒ぎしておるんだが、今回の税制いじくり回しの最大のキモは、コイツと合わせ一本で導入する法人税の減税(実効税率を新年度から「32.11%→29.97%」に引き下げ)だからな。それによって浮く金額が、ぬあんと、ピッタシ1兆円であって、ホウジン税を下げなければ、こんなふうに財源なんて、ちゃんとあるんだからな。
それとホウジン税で言えば、「宗教ホウジンをはじめとする公益ホウジンetcの非課税特ケン」だわなあ。ココのモンダイ点もきっちり書き込んだ。株式投資といった資産運用で儲けを出しても、イケダモン大先生んところの創価ガッカイのような宗教ホウジン以下、公益ホウジンetcは「原則非課税」、つまり、1円も税金払わんでエエんだよな。だから、財源なんて、ナンボでもあるんだ(笑)
あと、同じ特集で、溝口敦が「国民に被害を及ぼす創価・公明の罪深さ」のタイトルで書いておるんだが、「宗教団体だろうと、暴力団だろうと、最大の危機に見舞われるのは代替わりのときである」とズバリ突いておって、全くその通りなんだよな。この創価ガッカイはもとより、現在の菱本家なんかはモロそうだし、んで今、「SMAPの解散モンダイ」で世間を大きくお騒がせしておるジャニーズ事務所も、その本質にあるのは「跡目モンダイ=お家騒動」だからな。ま、ジャニーズはともかく、信濃町にしろ、菱本家にしても、「そこ」を冷徹に見極めていく必要がある。
#ほうー、今夕(=1・20)の16:48にupされておる、明日発売の文春のスッパ抜き記事(電子版)で、千葉県内の建設会社の総務担当が、TPP担当ダイジンの甘利明と、その公設第1ヒショや政策ヒショに対し、過去3年間で証拠に残っておるだけでも、1200萬円もの小遣いを渡しておったと喋ったのかあ。URのヤッておる道路建設の補償で便宜を図ってもらうべく、口利きを頼んだってんだが、ま、「いかにも」なハナシだわなあ。13年の「11・14」には、ダイジン室で桐箱ん中に入った羊羹と一緒に、50萬円も「ごっつあんです」って受け取っておったのか。電子版は、サワリんところしかupされておらんのだが、記事では、甘利との馴れ初めとか、いろいろと書き込んでおるんだろう。
しかし、ホンマ、甘利も「クレクレ蛸ら!」そのもので、「そんなにヤクショを動かすため、口利きで動いて貰いてえんだったら、出すもん出せ」ってことだから、「わかりやすい」って言えば、超わかりやすいよな。ってことは、甘利は管轄のTPP交渉についても、利害カンケイのあるところには、当然、「クレクレ蛸ら」だわなあ。TPPを押し進めたいとする輸出関連の大企業はもとより、コイツに反対しておる農協からも「ワシに任せておけば、協定の中身を、ナンボでも骨抜きにしてヤルで」と、二股でカネをせびってそうだよなあ(笑)
で、さっそく、カイケンした甘利は「説明セキニンを果たしたい」かあ。「文春の記事は事実無根。そんな海のものとも山のものとも知らんような業者からは、ビタ1文も貰うておらず、今後は恫喝ソショウで対応する」ではないんだな。厳しい。だから、コレで「1・24」投開票の宜野湾市長センキョだわな。もし、自公推薦の現職が落選するようであれば、「政局」が一挙に流動化の予感がする。「永田町と男女の仲は一寸先は闇」とは言うが、わからんなるなあ。
#で、個人的な趣味なんだが、テレ朝の夕方の報道番組「スーパーJチャンネル」のサブキャスターをヤッておる「竹内由恵」っていう、この「1・20」で三十路に突入したばかりのおねえちゃん(元ミス慶應)がおってだな、そこのフェイスブックに、「HAPPY BIRTHDAY!」のついでに、今回、公取と東京チケン特捜ブがガサ入れをかけた、NEXCO東日本が発注の、震災復興事業に絡む東北の高速道の舗装工事に関する談合ジケンで、「官製談合の可能性」っていうか、モロ、それに間違いないんだが、その見立てを記した長めの文章を投稿したところ、見事なまでキレイに削除されておってだな、「言論、報道、表現の自由」を自縄自縛するTV局の自己規制ってのは、ココまでスンゴイのかと改めて驚いた。
そこでワシが書き込んだ趣旨とは、発注元のNEXCO東日本は、カタチの上では「民間企業」とはいうものの、元々は建設ショウの外郭団体である道路公団であるのはもとより、現在も株式は非上場のうえ、大蔵ダイジンがその株を100%保有し、実態としては「国営企業」であるがゆえ、「官そのものである」との前提を踏まえて、「落札率約95%」という実態に即し、実際には「官製談合だったことは、疑いの余地はない」っていうワシの見立てを書いたんだよな。
今回は、談合した業者ばっかりが悪者にされておって、発注したNEXCO東日本は、ヌケヌケと「ヒガイシャ様ヅラ」をしておるんだが、バカも休み休みにしろってんだ。このテの談合の最大のキモってのは、予定価格(=想定している発注価格の上限)をいかにして、業者がゲットするかだからな。だから、談合ってのは、できる限り、「それ」に近い価格で落札するんであって、落札率(=予定価格に対する落札額の割合)が90%を超え、95%に達しておるのは、「官」の側から予定価格がダダ漏れなんか、しとる決まっとるからな。その場合、「直」で漏れるっていうよりは、天下りで受け入れているOBとか、あと、国怪ギインの公設、私設と問わず秘書の名刺を持ち歩いておる、要は、ブローカー連中だわなあ。そういった「クッション」を通じて、予定価格なんて、100%の確率で漏れておるワ。だから、アレだけの精巧なサル芝居を演じることがデキるんだからな。しかし、もっとスンゴイのは、この程度の中身の投稿に検閲をかけて、勝手にピャーッと削除するテレ朝の度量のなさであって、本質は官僚機構そのものやで(涙)