三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#で、今日(=9・19)未明の、アンポならぬアホ関連ホウアンの「参」の本会議での強姦サイケツを受け、代々木の共産党が「反アンポ」を旗印に、次の国政センキョってのは、来年夏の参院センキョからだが、「他の野党とセンキョ協力をする」って表明したんだなあ。いやあ、コイツはホンマ、コペルニクス的転回だわな。
要するに、コイツは「アベ自公」の対抗軸として、「民共路線」が出てきたってことだわなあ。そういえば、英吉利の労働党の党首センキョでは、左派というより、アレは「極左」だよなあ、ジェレミー・コービンが当選しとったからなあ。大学生らのシールズの主張も、「富の公正配分」を訴えるスタンダードな左派のスタンスだよな。今、自民トウはコイズミ以降、すっかり右傾化してしもうて、かつての中センキョ区制時代には間違いなく存在しておった、「リベラリズム」「富の公正配分」という潮流は、完全に殲滅させられてしもうたもんなあ。
今回のアンポ政局では、維新が「野党共闘」に乗ったというのは大きいと思う。どうせ、年内にハシストらの大阪組とは分裂するが、とにかく、「衆」では小センキョ区中心である以上、野党がバラけておったら、「合体自公」の前には歯が立たんから、新党方式か吸収かはともかく、維新は民主と合流せんとだろうなあ。
だって、共産党は、イケダモン大先生んところの創価ガッカイと同様、組織票を持っておる上、ここんところ、「浮動票の受け皿」になっておるからなあ。代々木が「単に候補者擁立を見送る」というだけに留まらず、「民主党に組織票を回す」ってことになったら、スンゴイことだと思う。んー、コレで公明トウ(=創価ガッカイ)も、少しケツに火が点いて、「消費税10%増税時の、国民総背番号カードを使った2%分のポイント還元」も、本気になって潰してくる可能性があるな(笑)
#それと、今回のアンポならぬ、アホ関連ホウアンを反対した人らに対して、去年12月の総センキョで、自民トウはセンキョ公約に「集団的自衛ケン行使のための法整備」をちゃんと書いており、センキョに勝てば、それをヤルのはわかりきっておったのだから、「何、今頃、そんなことを言っているのか」と揶揄するムキもあるよな。
確かに、有権者は、結果的に自民トウっていうか、自公に「勝たせた」んだから、そうした信任を得たゆえ、「だから、安保ホウアンの成立は、チョーOK」というのは、こじつけ的なリクツとしては成り立つのかもしれない。しかし、思い出してもらいたい。去年12月の解散&総センキョは、「小渕優子以下の政治とカネのスキャンダル噴出と、オキナワ県知事選敗北のショックをチャラにするため、野党のセンキョ体制が整っておらず、ナイカク支持率がある今なら、議席減は少なくて済み、まず、負けることはない」っていう、アベの「解散ケン私物化」による打算のみから、だったよな。
野党、特に民主と維新は極限インポ状態で、民主は98年の結党以来、初めて衆院の過半数を下回る198人しか候補者を立てれず、維新に至っては、「死ぬまで公明トウのセンキョ区から立候補することをライフワークとする」とまで大見得を切っていたハシスト以下、ピャーッと敵前逃亡してだな、大阪市内の公明トウのセンキョ区からの候補者擁立を全部、見送っておったんだからな。このように最初から「戦闘意欲」を完全に喪失しておった民主、維新に有権者は愛想をつかし、「セー権批判票」の受け皿になり得なかったんだよな。それが、「52.66%(小センキョ区)」っていう、史上最低の投票率に、モロ、表れておったよなあ。
もっと言えば、アベは去年12月の総センキョでは、「アベノミクス継続の是非」の一点突破で行ったんだよな。アホ関連法制の「アの字」も、オクビに出さんまま、センキョ公約の端にチョロっと「集団的自衛ケン行使のための法整備ウンヌン」と書き入れておったのをもってだな、「有権者の信を得た」というのは、悪いけど、サギそのものだよな。
とにかく、センキョ戦は、そうやって猫をかぶっておとなしくしておって、「自公勝利」っていうより、「自公現状維持」という結果を手にした途端、「さあさあ、我々は白紙委任状をもらったんだから、ヤリたい放題ヤラしてもらう」ってんだからな。ったく、だから、有権者はちゃんとセンキョに行かんと、なんだよなあ(笑)
#そういえば、今夕(=9・21)の17:08upの田中龍作のテラ銭ブログで、今度のアンポならぬ、アホ関連ホウアンで「徴兵制ウンヌン」ってことが言われておったんだが、そのカラミで「奨学金を返せん輩は、自衛隊入隊で償え」っていうハナシが、既に出ておるってんだな。
具体的には、経済同友会の前副代表幹事ってのが、「ニッポン学生支援機構」ってのは、育英会の後身かよ、そこの運営評議会イインをヤッておるてんだが、去年の5月に「奨学金を返せない人は、1~2年防衛ショウ(=自衛隊)でインターンをヤッてもらう」って発言しておったってんだな。ま、いきなり、「全コクミン徴兵制」ってことはないろうだが、しかし、その前段として、奨学金を返せん貧困層の学生を、まず、こうやって借金のカタに徴兵するってのは、確かに、連中的には当然、考えそうなハナシだよな。
しかし、ホンマ、このアベ自公セー権で、その新自由シュギという名の、「弱肉強食」そのものの、ほんの一握りの大企業がカネを掠め取って溜め込み、大勢のビンボー人を作り出しておる状況が、加速しとるよなあ。ただ、こんな耄碌発言をしとる「経済同友会の前副代表幹事」ってのは、いったい、誰なんだよ? こういう大ボケおやぢこそ、「顔出し」で報じて、ビシバシと弾劾してこそ、「ブンヤ」、すなわち、ジャーナリストではないのか。こういうへっぴり腰こそが、アベ自公の妄動を許しておるよな。
あー、よく見たら、田中龍作の以前の記事で、実名が出ておったな。コイツは「前原金一のおやぢ」かよ。本職は「住友生命の常務」だったのかあ。まさに、濡れ手に粟の、生命保険金かき集め、フンだくりでボロ儲けしやがって、だったら、オマエが自衛隊に入って、ヘルメット被って、兵役に就いて来いってんだ、このアホンダラが!
#で、今、「アベの腰巾着」ってことで言うと、時事の解説イインの田崎史郎ってのは、今回のアンポならぬ、アホ関連ホウアンに関して、TVのワイドショーっていうか、情報番組に引っ張りだこだったってんだな。ただ、この田崎の経歴を見るとだな、「1950・6・22」の生まれで、10年6月末で齢60の定年を迎えたんだが、でも、その後、事実上の定年延長っていうか、再雇用ってことになるんかいなあ。引き続き、同じポストで在職しておったってんだよな。でも、今年の6月で齢65を迎えるんで、そこで打ち切りになるかと思ったら、まだ、しぶとく、居座っておるようなんだよな。
そこで、思うのは、最近さ、東京シンブンの論説委員兼編集委員だった「半田滋のオッサン」の署名記事を見ねえんだよな。ちなみに、彼は「1955年生まれ」なんで、今年中に「齢60」の定年を迎えるんだが、ってことは、既に還暦の誕生日を迎えて、もう、日比谷の社屋には出社しとらんってことなんかいなあ。
じつは、少し前、とあるシンブン業界関係者と会うて喋ったとき、「半田氏が60歳で定年になったら、東京シンブンは、市ヶ谷のキシャ倶楽部は、社会ブでのうて、政治ブの方で人を出すのではないのか」というハナシを耳にしたことがあったんだな。ただ、東京シンブンの場合、ヒラの論説委員ってのは、齢60で定年で、それでもう「お役御免」ってことなんかいなあ。でも、長谷川幸洋みてえに「論説副主幹」と、役職が付くと、「あと5年の定年延長」がゲットできるってことなんかいなあ。
んー、半田のオッサンにやる気がないのならともかく、取材&執筆の意欲があるのであれば、「再雇用(嘱託勤務)」っていうか、「定年延長」っていうか、そういう配慮があってしかるべきだよな。だって、齢60からの年金受給を先送りし、齢65まで働けば、その後の年金支給額だって増えるワケだしなあ。ちなみに、アベの腰巾着の田崎は、今なお、カイシャにしがみついておるんだろ。たぶん、既に半田滋のオッサンは、齢60の定年になったと思うんだが、一読者として、ワシは彼の記事が読みたい。ゲンバに戻すべきだと思う。
#うわっ、ワシと88年毎日シンブン同期入社の佐々木俊尚だが、今晩(=9・23)upしておる本人のツイッターで、あのアンポならぬアホ関連ホウアンについて、「米国と一体となって武力行使するのではなく、米国と一体となって抑止力を高めることが目的です」って喋っておるなあ。可哀想に、いよいよ、脳味噌が腐りきってしもうたなあ。こうなったら、外務ショウか、ぼーエイ庁&3バク・統バクの広報担当官として、雇ってもらったら、どうだよ?
だったらさ、今回の前段となっておる陸自のサマワ派遣をはじめとする「自衛隊のイラク派兵」だが、アレは「米国と一体となって、抑止力を高めることが目的だった」のかよ。実際は、その逆だわな。アレは疑いの余地なく、「亜米利加によるイラク侵略戦争」だったんだからな。頼むから、一度、『冬の兵士 イラク・アフガン帰還米兵が語る戦場の真実』(岩波書店)を読んでから、喋って欲しいよなあ(TT)
今や、この佐々木ってのは、ホンマ、毎日シンブン88年入社組の「恥晒し」以外の何物でもねえよな。でも、こうやって、御用キシャに成り下がることで、地上波のコメンテーターとか、むしろ、カネにありつけるんだよな。しかし、佐々木ってのは、何で、ココまでバカになっちゃんったんだろうなあ。頼むから、ホンマ、豆腐の角にアタマをぶつけて死んで欲しいと思う。
#「上」の続きだが、ワシと88年毎日シンブン同期入社の佐々木俊尚だが、一連のアンポならぬアホ関連ホウアンに関して、ツイッターで、こう喋っておった。「戦争や紛争を人間世界からなくすことはできません。それが人間社会の本質である以上は。であれば、抑止力は絶対的な必要悪です」と。
ワシはブンヤなんで、「文章の基本は逆三角形」ってことで、結論から先に言うとだな、これは真実ではない。ウソ八百そのものであって、こういうところから、きっちり批判、弾劾しておかんと、図に乗って、好き放題デタラメを吹聴することになる。
で、ワシは今、「戦争」をテーマに徹底取材を敢行しておるんだが、ま、それはともかく、悪いが、ワシも「ブンヤ」、すなわち、「報道人=ジャーナリスト」であることの全生命を賭けて、言わせてもらう。佐々木のように、カネに目が眩んで、チャラチャラとした売文業に堕しておるのとは、次元が違う。とにかく、ヤツは「嘘」を言っている。
まず、戦争の始まりは、新石器時代とされる。それは農耕・牧畜によって、人間が富を手にし、「貧富の格差=階級」が生まれたことと不可分の関係にある。戦争とは一言で言えば、「富の略奪」であり、そこには「組織化された集団暴力」というものが、必ず存在する。それで言うと、「個人のケンカ」と「戦争」とは、全く似て非なるものだ。
確かに、戦争が文明の存在とは、コインの表裏の関係である以上、この文明社会から戦争を根絶することは難しいが、しかし、戦争自体は、人間(社会)の本質ではない。ジャン・ジャック・ルソーが看破しておったように、「原初の自然状態」において、「人間は善性であった」というのは、間違いなく真実だ。もし、佐々木の言うように、戦争や紛争が人間社会の本質であれば、とっくの昔に人類は滅びておる。我々がこれだけの文明を享受しながらも、なおかつギリギリのところで、今なお辛うじて存続し得ているというのは、人間の本質が「善性」であることの証左だ。
佐々木は、たぶん、意図的だろうが、議論のスリカエが狡猾だ。もっとも、「それ」だけで、この売文業で食いつないでおるようなもんだが、今回のアホ法制における根本的なギモンは、「とにかく、ぬあんで、自衛隊をわざわざ、海外の紛争地、すなわち、『戦地』にハケンする必要があるのか?」だわなあ。そこで、「抑止力」っていう、わかったような、わからんような観念そのものの念仏を唱え始めて、煙に巻いておるんだよな。そもそも、自衛隊を「抑止力」として置いておくのであれば、何も、わざわざ海外に出す必要はないハズだ。
#そういえば、「ノンフィクション界の大御所」と称されておる佐野眞一が、60年安保んときの全学連委員長だった唐牛健太郎の評伝を、ポストでおっ始めたよな。ワシはそのこと自体、否定するツモリは毛頭ないんだが、「今、なぜ、このタイミングで?」というのはともかく、この唐牛のことを「あーだ、こうだ」と穿り返したところで、誰もゼッタイに文句を言ってこんからなあ。恫喝ソショウを起こされるリスクが0%という点において、チョーお気楽な仕事」よなあ。
佐野は、こんなことをヤッとるヒマがあったらだな、「イケダモン大先生と信濃町の80余年史」である『化城の人』の第2部である「イケダモン大先生編」は、どうなっておるんだよ。佐野の野郎は「是が非でも再開する」って大見得を切っておったんだよな。だったら、そんな唐牛の連載なんて、どうでもエエことだからな。この佐野とポスト(=小学館)の腰抜けぶりこそ、徹底的に批判、弾劾されなければならない。
それはそうと、ワシが「創価ガッカイ員」と踏んでおる、ライターの「荒井香織」だが、だったら、当然、今回も「佐野のパクリ疑惑」に関して、ビシバシと抉り出さんとだわな。その荒井のケツ持ちをしておった西岡研介クンに至っては「パクリ塗れの佐野は、筆を折れ」とまで言っておったんだからな。
パクリ云々はともかく、佐野の野郎は、ポストの13年1月1・11日号「ノンフィクション再論」で、「『信濃町=イケダモン大先生』については、物心ついた頃から関心を持ち続けてきたテーマであるがゆえ、『化城の人』は、いずれ再開する」ってハッキリと言い切っておったんだよな。こうやって、読者を裏切り続けておる佐野とポストは、もっと徹底的に叩かれていい。
#で、今日(=9・30)、東京チケン特捜ブが、国怪閉幕の間隙を縫って、日歯連の前会ちょーの高木幹正(齢70)ら3人を、政治資金規正法イハン(虚偽記載、量的制限イハン)の戒名で身柄を取ったってんだが、橋龍ら経世会ガラミの「1億円ヤミ献金ジケン」と比べたら、超チンケだよなあ。
戒名は2つあって、いずれも、参院選ガラミなんだよな。石井みどり(自民)も西村正美(民主)も、双方、「歯医者」ってことは、要は日歯連(=ニッポン歯科医師会)のロボットそのものだよなあ。所詮、歯科医師会の言う通りに動けばエエんであって、要は「それ以上でも、それ以下」でもねえからなあ。西村ガラミの10年3~5月の献金は、民主党参院比例区第80総支部にいったん入金後、西村後援会に5000萬円を移し替えておったんで、「虚偽記載」か。でも、5000萬円ってのは、金額としてはギリギリ、セーフの額なんだよな。
んで、石井については、13年1月に西村の後援会に5000萬円を入金後、即、石井んところに全額移し替え、また、同年3月にも4500萬円を石井後援会に入金しておったんで、計9500萬円ってことで、「年間5000萬円超」っていう量的制限に引っ掛かるってことかあ。ま、今回、民主の西村のアンケンを敢えてくっつけたのは、「ケンカ両成敗」のフリを装うっていうんか、民主に「政治とカネ」ってことで、アベ自民トウ攻撃をさせんための「猿ぐつわ」だろう。
フツーだったら、コイツを梃子に、「歯科診療報酬引き上げを巡るサンズイetc」へとジケンを伸ばさんとなんだが、「上(=サイコー検&赤レンガ)」にジケンを潰されるウンヌン以前に、ゲンバのチケン段階で、全然、ヤル気っていうか、熱を感じんよなあ。とりあえず、「一応、特捜ジケンもやってます」っていうアリバイ作りとしか、思えんよなあ(怒)
#で、名張毒ぶどう酒ジケンで死刑ハンケツが確定しながらも、半世紀以上も無実を訴えておった奥西勝(齢89)が、今日(=10・4)の正午過ぎに、収容先の八王子医療刑務所で肺炎で亡くなったとのことで、夕方くらいから、各社、第一報を打っておるが、コイツも冤罪ジケンだからな。タイホされたのが齢35ってんだから、要は、それからシャバに出れずに、塀の中に放り込まれたまま、拘禁状態に置かれたワケだよな。この異常な長さってのは、帝銀ジケンの平沢貞道に匹敵するんと違うんかよ。
この名張毒ぶどう酒ジケンについては、05年に隼町がいったん、再審開始の決定をしておったにもかかわらず、ド腐れケンサツがイチャモンをつけ倒してだな、決定を取り消されたんだよな。その後、再審請求を繰り返すも、タマは、下級審と隼町の間を行ったり来たりをさせて、どうせ、「時間稼ぎ」をしておったんだろうな。
ま、今、「あー、ヤレヤレ」と胸を撫で下ろしておるのは、赤レンガは刑事キョクの連中だと思う。連中も一応、「人間の皮」をかぶっておるんで、一抹の「良心の呵責」みたいなものも、ゼロではないだろうから、死刑をシッコーしてしもうたら、後ろめたいものがあっただろうんで、だから、「あー、ヤレヤレ」なんだ。
皆、憲法違反っていうと、「第9条」ばかりがクローズアップされておるんだが、今回の冤罪ジケン、「半世紀以上の不当拘束」ってのは、第31条以下の司法手続き上の人権遵守条項に、ことごとく反しとるよな。特に第34条の「抑留・拘禁の要件、不当拘禁に対する保障」では、「何人も、正当な理由がなければ、拘束されず」とあり、違反しマクっておるよな。第36条では「拷問及び残虐刑の禁止」があるんだが、今回の奥西勝に対する半世紀以上の身柄拘束、不当拘禁ってのは、まさに「残虐刑」以外の何物でもねえよな。同じひとりの血の通った人間として、この上のない怒りと、そして、一粒の涙を禁じえない。絶対に許せない。それゆえ、故人の冥福を祈り、合掌。
#ほいで、今朝(=10・7)の各紙、「マイナンバー」と称する、例のコクミン総背番号をダシにした、ま、コイツはサギってより、実態としてはカツアゲ(=恐喝)に近いと思うんだが、年寄りを食いもんにしたジケンが、この9月までの時点で既に発生しておったってことを、字にしておったな。消費者庁の発表ネタのようだが、まだ、総背番号の通知が届かず、法シッコー前の段階でこうなんだから、今後、ホンマ、コイツは悪党連中の餌食にされるよなあ。
ちなみに、今回のジケンは、南関東の70代の女性のところに、公的な相談窓口を名乗る人物から、電話で「アナタのマイナンバーが決まりましたので、お知らせします」と通知した後、別の人物から「アナタのマイナンバーを貸して欲しい」って頼まれたんで、そのウソの総背番号を教えちゃったってんだな。そしたら、その翌日、「いいか、アンタな、マイナンバーを教えたことは、犯罪や」と恫喝にかかって、それで、手渡しと郵送で、少なくとも数百萬円を支払わされたってんだな(**)
いやあ、コイツは、オレオレ詐欺と同じで、まず、事前に騙すターゲットを絞り込み、カネを持っておるであろうことも調べ上げたうえで、罠にかけただけのことだわな。複数によるチームで動いておるわな。そういえば、大蔵ショウが、このコクミン総番号カードを使うて、「消費税10%増税時の、2%分ポイント還元」をブチ上げておったんだが、そもそも、年寄りの中には、このマイナンバーについて、何が何だか分からん人も、ようけいおるで。っていうか、このワシですら、サッパシ理解できておらんからな(笑)
確かに、世情に疎い年寄りを食い物にする、ハンザイ者集団の卑劣さは弾劾されてしかるべきだろう。だが、それ以前のハナシとして、この「マイナンバー=コクミン総背番号」自体、全く要らん代物だからな。システム構築で血税にタカるITゼネコン(=NTTデータ、富士通、IBM、NEC、日立etc)をさらに肥やすだけのことだ。大蔵ショウや厚労ショウの役人連中は、どうせ、知らぬ存ぜぬで、「騙されるバカなコクミンが悪い」ぐらいにしか思うておらんからな。ワシは、コイツらド腐れ糞ケンリョクどもの横暴とデタラメを、絶対に許さない。
#それで、この「10・6」のpm0:45ごろ、長野県飯田市の温泉施設「湯~眠」の駐車場で、男がアタマから血を流して倒れているのが見つかり、病院に搬送後、死亡したジケンなあ。被害者の身元は「住所不定の長谷川陽一(齢43)」と判明し、もちろん、こんなもん、マトモなフツーのコロシでのうて、一連の菱本家分裂ジケンとリンクしとるなんてのは、すぐにピンと来るんだが、ワシ的に怒り心頭なのは、こうしたヤクザ問題に精通しとると自負しとる、「極道ジャーナリスト」どもの腰抜け報道ぶりだよな。
まず、今西憲之だが、本人のブログで、このホトケが「6代目菱総本家のH組の組長」で、「神戸菱本家のT組」に移ろうとしておった云々と書いておったな。んで、山岡俊介は、有料ブログで、「6代目菱総本家系のK組の元幹部」と書いておるんだが、コイツら、HだのTだのKだの、ぬあんで、イニシャル表記なんだ?
ま、コイツは一種の「抗争ジケン」と言ってエエと思うんで、であれば、「ヤクザの組の名前」ってのは、最も重要な「ニュース」だよな。それをぼかして、モザイクを入れておるってのは、「読者の知る権利」に応えようとせん、まさしく、「背信行為」以外の何物でもない。「K」ってのは、「弘道会」じゃねえのかよ? あー、シンブン報道によれば、この長谷川ってのは、「6代目菱総本家→神戸菱本家」に移籍しようとしておって、それで見せしめ的にヤラれたらしいってんだよな。
いいか、ヤクザが本当に怖いのは、「アウトロー」、すなわち、「法律を犯す無法者」だからではない。そんなんでのうて、こうやって、平気でピャーッと人を殺すからだからなんだからな、わかったか。うわっ、「組長@6yamaguchigumi」が、今晩(=10・7)の19時頃upのツイッターで、「牧内はまだ捕まんねえの」って喋っておるんだが、たぶん、今回の射殺ジケンにおける鉄砲玉のことを指しておるんかいなあ(笑)
#んで、シリア内戦を題材にした、シリア人の手によるドキュメンタリー映画『それでも僕は帰る~シリア若者たちが求め続けたふるさと』を観てきた。ワシもカラダが2つあれば、何とかして、シリアにピャーッと乗り込んで、取材をしてきたいと思ってはおるんだが、現実問題としては、残念ながら、そういうヒマもない。
それで言うと、「シリア」というのは、持ち場ではないんだが、しかし、あのトルコの海岸に漂着したシリアからの難民の男児の遺体を写し出した、たった1枚の写真が全世界を激震させ、今、EU圏内に難民が殺到しとることに象徴されるように、とにかく、今、取材に行けんのはしょうがないにしても、でも、ニッポンにいてもデキることはある。それくらいは実行せんと、だ。
映画は、2011年のチュニジアを発火点とする「アラブの春」によって、民主化の波が一挙に拡大し、それはアサド独裁体制のシリアにも押し寄せた。しかし、残念ながら、シリアは体制打倒までには至らず、逆に、「民主化弾圧」を口実に、政府軍が自国民の弾圧っていうか、虐殺に乗り出し、スンゴイことになっておるよな。そうした「アサド体制の恥部」をきっちりと抉り出しておった。
作品の舞台は、ダマスカスとアレッポのほぼ中間にある「ホムス」というシリア第3の都市だ。そのアラブの春の影響を受け、反政府デモが起こるんだが、12年2月に起こったアサド軍による住民大虐殺ジケンによって、女子供を中心に170人も命を落とし、これによって、デモとか、言論という、平和(=非暴力)的な手段での体制打倒が、不可能な状況になった中で、そこに住んでいた20代ぐらいの若者が銃を手に取り、武装蜂起に踏み切った様子を、カメラはヴィヴィッドに追いかけている。
シンブン記事では「反政府軍」というような表記をするんだろうが、ホンマ、素人の若者たちが、やむにやまれる思いで集まり、立ち上がったというカンジだな。戦車に迫撃弾と、重武装の兵器を完備しておるアサド政府軍に比べたら、その武器の貧弱さはイッパツでわかる。だって、誰ひとり、ヘルメットに防弾チョッキを身につけておらんのだよ。それゆえ、悲劇的な運命を辿ることになるであろう、彼らの軌跡が、否が応でも浮き彫りになって、それゆえ、胸が締めつけられた。