三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#「下」からの続きだが、そうやって、あのシャルリ・エブド襲撃ジケンで、イエメンのアル会だが「じつは、ワシらがウラで糸を引いておった」と、わざわざ、後になって言い出したことで、とにもかくにも、世界からの注目を浴びたことによる、イスラム国の連中の焦りは、相当あったと思うな。
そうやって、注目を浴びたことで、「勢い」みたいなのが出てきてだな、事実、イエメンでは「政局」になってしもうて、大統領が辞任に追い込まれた矢先に、隣りのサウジアラビアでは、現職の王様が、ポックリと逝ってしもうたよな。んで、下手したら、アル会だがイエメンのセー権中枢にすら、入りかねん状況になっておったのが、偶然にも、例の「72時間以内に、2億ドル出せ」の動画投稿と、ほぼ同時並行で起こってしもうたよな。
おそらく、中東でのトップニュースは、「そっち」の方だろうから、だから、イスラム国の連中にしてみたらだな、「もっと目立つには、ニッポンが対策ホンブを置いているヨルダンに、何か仕掛けるか」っていう、ホンマ、泡食って、泥縄式だわなあ。そういうところから、行動を起こしておると、違うんかよ。あの「支離滅裂さ」ってのは、こういうところから、見ていかんと、説明がつかんよな。あんなカネづる(=湯川遥菜)を、ぬあんで、そう簡単にコロすかってんだよなあ。
#うーむ、『リテラ』っていうウェブで、この「1・23」に、「政府はイスラム国との交渉に失敗していた!? 後藤氏を雇ったテレビ局も関与か」の題でupされとる記事があるんだが、その「後藤健二による、湯川遥菜救出」ってのは、その記事中では名指しは避けておるものの、「皆サマのNHK」が後藤に取材費を出して、イスラム国に派遣しておったっていうハナシなんだな。
コイツは、「下」の方でも触れた匿名ブログ「世に倦む日日」の、そこに貼り付けてある本人のツイッターでも書いておるんだが、要は、後藤も湯川も、ニッポン政府の「ちょー報員」として放り込まれておるっていう筋書きだってんだな。
で、この後藤健二も、言われるほどの「善人」なんかではないってんだが、どうなんだろうなあ。もちろん、「可能性の1つ」として考えてみる必要はあるとは思うんだが、ただ、今度の「後藤健二が持っておった、湯川遥菜殺害写真」の第一報は、NHKが異様に早かったよな。しかし、いくら何でも、英語もアラビア語も喋れん人間(=湯川遥菜)を、ちょー報員に使うかよ。
元々、ミリタリーおたくで、プラモ店を経営しとったってんだが、嫁ハンと離婚して、ジサツ未遂を起こした挙げ句、チンポも切り落として、ま、オンナに性転換したってんだよな。そのPMCとかいう軍事関連会社を立ち上げたとはいうものの、実態があったとは到底言えず、ま、やけクソになって、シリアに入り込んで行ったっていうのが、やっぱ、真実に近いっていう気がするんだがなあ。
#で、イスラム国のラジオは、ニッポン時間の「1・25」の晩に、「湯川遥菜を処刑した」って放送したのかよ。コレでいちおう、公式に殺害を認めたってことだな。っていうか、連中は「イスラム国」と、「国(=state)」を名乗ってはおるものの、規模としては「県市」っていうカンジだよな。支配地域も、まだ、点でしかねえんだろうから、アレは、まさに、「イスラム県」だよなあ。
んで、どこかの民放で、JNN(ひょっとして、FNN?)だったかいなあ。ヨルダンのちょー報員にトモダチがおる現地のブンヤのインタビューをOAしておったんだが、「ニッポン政府とコクミン世論の間で板ばさみになっておって、決められん」ってグチっておるってんだな。そのオンナ死刑囚の身柄をイスラム県に引き渡すんだったら、「まずは、自国の空軍パイロットの返還が先だろう」ってことで、そうだよなあ。でも、ヨルダン政府も、アベ経由でニッポンから小遣いをイッパイ貰うとるんで、負い目ってのがあるんだろうなあ。
しかし、ヨルダンも含めて、中東諸国と仲良くするってのは、大事だと思うんで、ヨルダンのメンツを潰さんカタチで、何とかデキんもんかいなあ。例えばのハナシ、その空軍パイロットの返還に後藤健二を潜り込ませるってことになると、「1対2」で割が合わんってことになれば、そこは「カネの沙汰」だろう。アンマンの大使館には大使枠の外交キミツ費があるんだから、それをブチ込めば済む。どうせ、ニッポンが直接渡すんではねえし、領収書を取るワケでもなし、そもそも「オモテ向きは存在せんカネ」なんだからな。
アレは、産経だったと思うが、キリス発の特派員電で、そのトルコ側国境の先にあるシリアだが、現地人曰く、「ゲートの先はパスポートがなくても入れる。でも、入ったら2度と戻って来れる保証のないジゴクの入口だ」ってんだよな。でも、「ジゴクの沙汰もカネ次第」って言うぢゃないか。ニッポンもイスラムも変わらんて(笑)
#「上」の続きで、今日(=1・26)の現地紙のヨルダン・タイムズは、「まずは、自国の人質解放が第一」との王様の発言を載せたのか。常識的にも、どこのウマの骨かわからんニッポン人の人質よりも、自国民が優先だわなあ。ましてや、空軍のパイロットだろ。「国家のメンツ」のモンダイも関わってくるだろうしな。あー、「vsイスラム県」の空爆作戦に参加しておったのかあ。
でも、イスラム県の連中も、当然、このニュースは知っておるんだろうから、その空軍パイロットとオンナ死刑囚との交換に、後藤健二もオマケで付けてもらうってのは、ワシは飲める条件だと思う。だから、ヨルダン経由で、少し、小遣いを出してやれば、交渉の余地はあると思う。ま、金額もフッかけてくるだろうが、ドルやユーロの外為と同じで、「相場」ってのは間違いなくあるからな。そこらは、地元に聞いてみてだな、常識の線で手を打つのが、今、考えられる中で、「最高にマシな方法」だと思う。
また、ヨルダン自体も、ココでイスラム県と交渉のルートを確保しておくってのも、後々、悪いことでもないだろうし、ワシはこのタイミングを逃したら、アカンと思う。まさか、本当に湯川遥菜をコロすなんて、思っておらんかったからなあ。どうせ、ハッタリだとワシは思っておったんで、むしろ、「トルコのルート」でじっくり交渉すべきだと考えておったんだが、こうなった以上、そういう状況ではない。
#で、今日(=1・26)発売のポストに、去年の10月下旬にシリアで行方不明となった後藤健二について、「ワタシたちは、去年の11月中旬段階で、既にそのネタを掴み、外務ショウに当てておったんだが、『字にすると、身の危険が及ぶ』っていう忠告をちゃんと守って、コレまでスルーしてきました」っていう記事が出ておったな。知っておったんだったら、さっさと書けばエエのに、このアリバイ記事は、いったい何なんだ? っていうか、むしろ、もっと早く、「字」にしておった方が、アベのケツを叩いて、「早期解決」につながっておったんぢゃねえのかよ。
あと、このポストの記事を読んで、アレって思ったのは、ニッポン円で約20億円かよ。カネを要求してきたのが、「イスラム県を名乗る武装勢力」ってんだよな。そもそも、この「名乗る」ってのは、いったい、どういう意味なんだよ。
たぶん、シリア北部のあのあたりってのは、「パスポートがなくてもナンボでも入れるが、でも、入ったら最後、もう2度と出てこれんジゴク」ってことで、まさに、百鬼夜行そのものなんだろうが、その「イスラム県」の代紋を勝手に使うておる武装勢力がおるってことなのかよ? ま、盗賊に毛が生えたような連中だろうが、そんなのがウヨウヨとおるんかよ。
もし、コイツがニッポンのヤクザ組織だったら、例えば、「菱の代紋」であれば、部外者が、そういうのを勝手に使い回すのは御法度で、ちゃんと、菱本家に上納金を納めんとなんだよな。しかし、その「イスラム県」にせよ、「アル会だ」にしても、現地では、上納もせんで、そうした代紋を使い倒し、要は、勝手に、その名前を乗っておる盗賊連中がおるってことかよ? でも、イスラム県の方は、いちおう、上意下達の指揮命令系統が、あるらしいようなんだが、そのへんはどうなっとるんだよ。上納制度とか、ねえのかよ? 常岡浩介は、そのあたりのナイブ情報を全く開示しとらんよなあ。
#んで、常岡浩介以下、アジア・プレス大阪代表の石丸次郎とか、あと、藤本敏文もかよ。ま、シリアに関わっておる取材者だわなあ。「今、イスラム県の蛮行を『待ってました』とばかりに叩いておるが、アサド軍はもっと酷い大虐殺を、日々、ヤラかしておるのに、スルーしておるのは、おかしい」と主張しておるのだが、確かに、その通り。
でも、ああいうクビ斬り処刑にせよ、また、空爆による大虐殺にしろ、通常は、報道管制を敷いてだな、「そこ」から報道陣を追い出して、要は、「密室」の状態で、ヤラかすっていうか、隠蔽するからな。もっとも、斬首(or」銃殺)刑については、コクミンを恫喝し倒して、恐怖心を植えつけるため、自国内の市中で公開するケースはあると思うが。
ところが、イスラム県の連中はだな、そうした斬首のシーンを動画に収めて、ユーチューブで全世界に発信しとるんだからな。確かに、「虐殺数」においては、アサド軍の足元には及ばんにしてもだな、世の中をお騒がせしておる、インパクトっていう点においては、絶大だわな。それは、やはり、宣伝が上手いっていうか、実態以上に、その存在を誇示しとると思うで。だから、「イスラム県」なんだよな(笑)
#あれっ、ヨルダンは、そのオンナ死刑囚の他にも、「イスラム県所属の人質」を拘束しとるのかよ? 人質といっても、レベルがあるんで、どの程度かわからんのだが、もし、そういう人質が、まだ、ヨルダン側におって、イスラム県の要求に適うのであれば、ココはヨルダンの王様にアタマを下げて、そのあたり、配慮してもらうっていう方法もあるのか。
ホンマ、こういう交渉ってのは、トランプのポーカーと同じなんで、確かに、おいそれと手の内を見せれんっていうのは、あるんだな。ま、人質同士で釣り合うんであれば、それに越したことはねえんだが、「手の役」が合わんっていうことになると、その差額は「カネの沙汰次第」ってことなんだろうなあ。
しかし、あのザウジ・リシャウイっていうオバハンってのは、どれぐらいの価値があるんかいなあ。ダンナと一緒に自爆テロに参加したものの、死に損ねたってんだろ。でも、所詮、「上の指示」で動く駒のレベルのような気がするんだが。
#で、今朝(=1・27)の9:50upの共同電だと、ヨルダンの下院外交委員長らにハナシを聞いたところ、イスラム県側が提示したオンナ死刑囚との交換要件に、その拘束されておる空軍パイロットと抱き合わせで、後藤健二の解放を要求したっていうことか。果たして、向こうがどう出てくるかだが、この「1対2」の取引で、もし、「数が合わん」って言うんであれば、この際、ニッポンが負担してだな、外交キミツ費から出すしかねえわなあ。
しかし、イスラム県側としてもだな、「カネは要らん」ってことで、「湯川遥菜は殺害した」と公言してしもうた以上、さすがに、この期に及んで、「クレクレ蛸ら!」とは言い出しずらいわなあ。だから、イスラム県側が飲むんであれば、あとは金額の交渉だわなあ。
ま、ワシはまとまるとしたら、このタイミングだと思う。しかし、イスラムの商習慣って、どうなっとるんだよ? バザールとかでも、目ん玉が飛び出そうな値段で、フッかけられて、でも、交渉していくと、ビックリするぐらい下がるんだよな。ニッポンみてえに、ちゃんと商品には値札が付いておって、「定価販売」が当たり前のカルチャーだと、なかなかわからん世界だわなあ。ニッポン的な感覚だと、「言い値の7掛けぐらい」っていう目安があるんだが、向こうはサッパシわからんよな。すべては「アラーの神の思し召し」だよなあ(笑)
#「上」の続きだが、今回の人質交渉で、キモは、「イスラム県側は、いったい、誰がケッテイ権を握っておるか」なんだよな。
だから、去年の9月に常岡浩介が、ラッカ入りした際、そのチェチェン紛争時代に知り合うたっていう「ウマル・グラバー」という司令官と会うて、「さらに上の人間」と交渉するっていうハナシだったんだが、アサド軍の空爆でオジャンになったってんだよな。要するに、「イスラム県のいったい誰が、クビを縦に振れば、ハナシがまとまるか」、なんだわな。常岡は、そういう情報を知っておるのであれば、公開すべきだ。
前からなんだが、常岡のツイッターを見るとだな、他人のリツイートも含めて、ホンマ、どうでもエエ雑音ばっかりで、読むに値するニュースが皆無に近いんだよな。しかし、常岡本人は、いろんな情報を持っておるハズだが、「聞かれれば答える」っていうカンジなんかいなあ。つい先日の海外特派員協会のカイケンでも、「来いと呼ばれたんで、喋りに行った」ってことで、んで、CSのトーク番組とかでも、いろいろと突っ込まれると、オモロイことを、ベラベラと喋り出すんだよな。
常岡はだな、本来、ブンヤっていうか、報道人を名乗っておるんだから、自分のアタマで「ニュース」を判断してだな、それをピャーッと打たなアカンよなあ。当初、ワシは取材対象と超ズブズブゆえ、それを庇うために口をつぐんでおるんかと思っておったんだ。でも、そうでのうてだな、どうも、実際のところは、常岡自身が「何がニュースか」ってのを、じつは、根本的にわかっておらんのではないか、っていう気がするんだな(笑)
#ほうー、今晩(=1・27)、19:05upのFNNの電子版だと、ヨルダン側が拘束しとる、もう1人のイスラム県側の死刑囚がおって、それとくっつけて、「2対2」の人質交換バナシも浮上しとるのか。地元では、その空軍パイロットの解放要求の集会が起こって、世論は盛り上がりを見せておるのかあ。
んで、コレによって、ニュース原稿では「交渉は複雑化」って打っておるんだが、複雑なことは何もねえわなあ。だから、キモはだな、いかに「カネが動いておらんか」っていうのを見せるか、なんだわな。カネを出すニッポンも、そういうのは「出しておらん」っていう顔をせんとだし、イスラム県の方も「もう、身代金は要らん」って言った手前、見せかけ上、「カネは動いておらん」っていうフリをすることが、双方、大事だからな(笑)。やっぱ、こういうのは、ロンダリングっていうか、「クッション」を間に挟むってのは、大事だ。むしろ、直接交渉よりも、スムーズに動くと思う。
#おっ、今晩(=1・27)の23時過ぎ、「後藤健二を名乗る音声」の投稿があったのかよ。英語で、こうかあ。
「コレは私の最後のメッセージです。私の自由を阻んでいるのは、ヨルダン政府だ。日本政府に残された時間は短い。ヨルダン政府に圧力をかけろ。私か彼女か、何が難しいのだ。私には24時間しかない。パイロットにはより短い時間しか残されていない。これ以上遅れると、パイロットが先に、それから私が死ぬことになる」
あー、後藤が手に持っておるのは、そのヨルダン空軍パイロットの顔写真かよ。「後藤vsオンナ死刑囚」であれば、既に交渉成立で、そうしない場合は、まず、先にパイロットを殺害するということかよ。いずれにしても、ズルスルと時間を引き延ばせば、そのパイロットに続いて、後藤も処刑するっていうメッセージか。
連中の場合、「湯川遥菜」っていう前例があるんで、ブラフと鵜呑みにはできんところはある。逆に言えば、「後藤vsオンナ死刑囚」の交換に応じない場合は、「パイロット→後藤」の順に24時間以内に殺害するってことだから、とにかく、パイロットを助けるためにも、とりあえずはこの人質交換には、乗っていいと思うんだが。ココは腹を括って、機敏に動くべきだ。そもそも、そのパイロットには、コレまでイスラム県の連中は全く触れてなかったんだから、今後の交渉によって、釈放の余地もあるのではないか。
あと、ちょー報的に大事なのは、この後藤を生かして帰すことで、「イスラム県のナマの情報」が取れる。今後のイスラム県対策という点では、大きい。ましてや、ブンヤっていうか、報道人なんだから、ジゴクでの体験を余すことなく、吐き出してもらう必要がある。
#「上」の続きで、ココはもう、そのサジダ・リシャウイっていうオンナ死刑囚を出すか、出さんかしかねえんだから、最後はヨルダンがどう判断するか、だわな。たぶん、連中のことだから、このまま、ズルズルと何もせんかったら、おそらく、「空軍パイロット→後藤健二」の順に処刑すると思う。ニッポンはヨルダンを説得すべきだ。
ま、落ち着いて、考えれば、今回、そのイスラム県に拘束された空軍パイロットとの、抱き合わせ交渉のハナシを出さなければ、パイロットの方は完全にスルーしておったわけだわな。ところが、このままだと、先に空軍パイロットの方がヤラれるってことになるんだろうからな。
だから、そのオンナ死刑囚ってのは、どの程度のタマなのか、だわな。どうしても、ヨルダン側が「釈放して、イスラム県に戻すのは無理」というのであれば、それはしょうがないが、でも、ワシは、このままみすみす2人の命を絶たせることは、惜しい。この先、まだ長い人生がある。ココはサクッと、人質交換の取引に応じるべきだと思う。その空軍パイロットの命も助けなければ、だ。だから、そのパイロットも後藤と一緒に返してもらうよう、言ってはみるべきだ。
#で、今朝(=1・28)の毎日に、ワシより年次が1つ下の89年入社で、本籍・大毎のエルサレム駐在で、トルコ南部の国境付近に入っておる大治朋子が、反アサド勢力のちょー報担当のハナシとして、イスラム県内部で、そのヨルダン空軍パイロットの扱いを巡り、「はよ、処刑しろ」と主張しておる強硬派約150人が、敵対するアル会だ系のヌスラ戦線に寝返ったってんだな。だから、イスラム県内部でも、強硬派と穏健派との間でせめぎ合いがあって、強硬派をなだめるために、湯川遥菜を斬首刑にしたっていうハナシも出ておるのかよ。
コイツをツイッターでリツイートした常岡浩介は「ないよりマシ情報」云々と喋っておるんだが、だったら、もっとマシな情報を自分で発信しろってんだよな。この期に及んで、まだ、あの「桜田門の外事3課」を無能バカ呼ばわりしとるんだな。そんなもん、とうの昔にわかってて、耳にタコができとるんで、とにかく、自分が持っている取材経験の蓄積を駆使しマクってだな、「今の状況、どういうことが言えるのか」ってのを、きっちりと文章で表現すべきだ。
コレは常岡だけではないが、シリアに首を突っ込んでおった取材者たちは、この緊迫した状況において、何のクソの役にも立たん。
#うーむ、今夕(=1・28)の17時過ぎから、ANN(17:18)を皮切りに、ロンドンのアラブ系メディアが「ヨルダン当局筋のハナシ」として、「オンナ死刑囚と後藤健二との1対1で交換、パイロット処刑せずで合意」の第一報か。また、イスラエルの通信社が打電したことには、「オンナ死刑囚と後藤の解放合意」。あと、ヨルダン国内電だと、そのサジダ・リシャウイとかいうオンナ死刑囚の移送が始まったっていうことだが、もし、コレであの空軍パイロットの処刑を止めたんであれば、「よかった」っていうことにしてエエと違うんかよ。そのオンナ死刑囚のカードを切ったのであれば、後藤健二は返してくる。
ワシ的には、ヨルダンは苦渋の決断だったと思う。ヨルダン人にしてみりゃ、「自国の空軍戦士を放り出しておいて、地球の裏側のどこのウマの骨かわからん人間のために、大事な交渉カードを切りやがって」って文句を言うのが、必ず出てくるからな。ニッポン人のひとりとして、ワシはヨルダンには頭が上がらない。ナンボ、円借款を受け取ったからといって、ココまで泥をかぶる必要はない。当然、「拒否」という選択肢もあったハズだ。
ただ、まだ、錯綜しておるようで、むしろ、ヨルダン国内では全然、情報が取れんっていうカンジだな。いずれにしても、動いておるっていうカンジだな。で、ニッポン時間の夜8時過ぎ、ヨルダン国内のTVが情報相のハナシとして、「パイロットの身の安全を保証し、釈放すれば、サジダ・リシャウイを返す用意がある」かあ。しかし、後藤健二については、全く触れられずか。とにかく、何か動いておるんだな。
#で、今晩(=1・28)、23:35upの毎日電子版に、「中東在住のイスラム過激派研究者のハナシ」として、「後藤健二は、シリア国境に近いトルコのアクチャカレに移送中との情報」か。コイツは、わざと、情報源をボカすための書き方のような気がする。こんなのを喋るのは、ちょー報機関の人間だろう。大治朋子のネタか?
ワシは88年入社で、大治は年次が1つ下だが、同じ本籍・大毎の同期の、あの大平誠(現・週刊文春)と同様、ジケンへの嗅覚はあったわな。89年組では、ジケン取材に関しては、この2人はズバ抜けておったわな。ロンドンにおるワシと大毎社会ブの同期で、一緒に「88年組の真のエース争い」を繰り広げておった小倉孝保(欧州総局長)も、ゲンバに出てこんのか? ロンドンなんかおっても、大したネタは入ってこん。小倉はカイロにおったから、少しは土地勘があるだろう。
それで、また、後藤健二を名乗る声の英語メッセージが、ネット上にupされて、「1月29日のモスルの日没までに、トルコ国境にサジダ・リシャウイを連れて来い。さもないと、パイロットを殺害する」かあ。モスル(イラク北部)の日没は、現地時間の午後5時半ごろで、ニッポン時間だと、同日の午後11時半か。
かなり具体的な内容なんで、いずれにしても、交渉はやっとるってことだな。向こうの内部には、「親ヨルダン」の一派もおるっていうことらしいから、そういうところも含めて、脈があるっていうか、落としどころをどう構えるか、なんだろう。「1対2」にするとか、いろんなハナシが漏れてはおるようだよな。
#んで、ニッポン時間の今晩(=1・29)の23時半に、モスルは日没となったんだが、ヨルダンの情報相が喋ったところでは、「リシャウイは、まだ、ヨルダン国内にいる。後藤健二は生きている。パイロットの生存は確認できていない」かあ。ぬあんか、コイツも禅問答みてえなコトバだわな。とにかく、交渉はしておるんだが、まだ、折り合わん条件があるってことかよ。
ほうー、東大院卒で、JICA勤務の後藤の嫁ハンが、初めて、英語による音声メッセージを、ロイター経由でネットに投稿したのか。 「私がこれが最後のチャンスになるのを恐れています。夫と空軍パイロットに残されたのは、数時間しかありません。ヨルダンと日本の政府には、2人の命がかかっていることを、理解して欲しい」かあ。ぬあんだ、コイツは、暗号化が施されておるんと違うかよ? 間違いなく、何かのやりとりをしとるよな。
「2人の命がかかっている」ってことは、まだ、後藤もパイロットも生きておるってことだよな。ってことは「1対2」の交渉に応じておるってことかいなあ。しかし、「1対2」だと人数的に合わんから、要は、「差額」を請求しとるってことかいなあ。嫁ハンとは直でやり取りがデキるんだよな。ひょっとして、嫁ハンんとこには、具体的な金額の提示があったってことかいなあ。ま、それは事実だったとしても、オモテには出せんが、そのあたりの感触について、常岡浩介は、どういう意見なんだ?
んで、シリア国境に近いトルコ南部のアクチャカレには、以前、人質が釈放された場所なんで、続々と取材陣が集結しとるのかよ。「無事、解放」ってことになれば、硬軟展開せんとだから、人を投入せんとだわな。そういえば、毎日シンブン外信部長で、大毎社会ブ時代は、高槻駐在だったワシが属しておった北摂グループのキャップだった豊中駐在の、85年入社の海保真人のオッサンも、そのへんの人繰りを考えんとだろうなあ。
そういえば、20年前の阪神大震災の朝、ワシ、会社辞めて間もなくだったんだが、豊中の海保のオッサンんとこに泊まってて、ものスンゴイ揺れたのを思い出す。そうそう、海保のオッサンもエルサレム駐在でおったな。「虎の穴」こと、大毎に放り込まれておった先輩や同期、後輩は、ことごとく竹橋の外信ブに潜り込んだよなあ。「虎の穴」ゆえ、「入ったら最後、2度と出て来れんジゴク」って言われておったもんだ。しかし、そのジゴクから抜け出したワシは、今、「タイガーマスク」として、こうやって、「字」を書いておる(笑)
