三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#で、今朝(=5・21)の朝日に、あの「3・11」直後の、フクシマ第1原発での爆発ジコ当時の所長だった吉田昌郎の、所謂、「吉田調書」(A4版400頁超)の中身について、続報が出ておったな。
今回は、本当は水素バクハツでのうて、おそらく、使用済み糞ションベン棒の冷却プールからの「核バクハツ」を起こしておった、その3号機かよ。「3・14」の未明に、水が枯渇してしもうて、内部の圧力が上昇し、「このままだと爆発に至る」っていう、切羽詰まった状況を「報道規制」し、コクミンには内緒にしておったっていうハナシなんだな。
だから、最悪の事態である爆発を阻止するには、その「ベント」といって、釜(=格納容器)ん中の水蒸気を、外に放出するっていう作業が不可欠だったんだよな。通常は、水を通して行う「ウェットベント」なんだが、たぶん、その時点では、水が枯渇してしもうておったんで、水を通さない「ドライベント」しか、もう選択肢はなかったんだと思う。
いずれにしても、そのベントを行うかどうか、現場では検討しておったっていうか、おそらく、吉田昌郎の腹は「ベントをやる以外にない」っていうことだったんだと思うな。
#「上」の続きだが、その水を通さない「ドライベント」ってのは、通常の「ウェットベント」と比べると、そこで排出される糞ションベンの濃度が、100━1000倍も高くなるってんだな。だから、それに伴って、付近の住民に対する避難も必要になってくる。
しかし、そのベントを実施してしもうたら、釜(=格納容器)をはじめとして、原発の機器が使い物にならなくなって、場合によっては、廃炉も余儀なくされるかもしれない。また、そうやって、糞ションベンを含んだ水蒸気を、大量に外に放出すれば、いろんな被害も出るだろう。だから、勝俣恒久のおやぢ以下、当時の東電の上層ブは、ビビりマクったっていうか、思考停止して、何もデキん状態だったんだろうなあ。
今にして思えば、あそこでベントを実施しておったら、その後のバクハツを避けることがデキておった可能性は、十分あるんだよな。そうやって、時間を稼いでいる間に、電源が回復すれば、冷却装置も再起動しておったんだろうし。
もちろん、ベントによる糞ションベンの放出で、被害は出ておったにせよ、でも、あの爆発によって蒙っておる「現在の状況」と比べたら、遥かにマシっていうか、全然、パラダイスだっただろう。結局、吉田昌郎は去年7月に、食道ガンのため、齢58にして急逝してしもうたが、この「吉田調書」ってのは、ある意味、まさに、彼の遺書だわなあ。
#それで、片山祐輔クンのPC遠隔操作ウイルスばら撒きジケンっていうか、大狂言ジケンだが、ワシなりの振り返りも含めて、少しまとめてみることにする。
結果的に、彼の証言が180度、引っクリ返って、シロがクロになったのは事実なんだから、それに対して「見立て違いだったぢゃないか!」っていう批判、謗りは甘んじて受ける。そこから逃げるツモリは毛頭ない。しかし、実際、去年の「2・10」の彼のタイホ後、ソーサ当局から出てくるリーク情報はもとより、コーハン前整理手続きを通して、ケンサツ側から出された証拠関係を見ても、本人が全面否認を貫いておったことと合わせて、マトモな常識感覚を持っておれば、「無実」を信じて、それを応援するのは、人間として当然のことで、まさに、それが「人の道」だ。それをワシが貫いたことに、何の悔いもない。
だが、今にして思えば、片山クンの「人となり」ということについて、彼の周辺、例えば、交友関係において、勤め先や、かつての同級生らのハナシを集め、「どういう人物なのか」と、ま、ウラ取りだわな。そういう作業は、あと、江の島や雲取山のゲンバを踏んで、聞き込みを重ねることとも合わせて、大事で、それをしておったら、もう少し、何か違った心証を得た可能性はあったかもしれない。でも、ワシもヒマではないんで、そこまでヤル時間的余裕はなかったな。
#「上」の続きだが、今にして思うことだが、その今回、遠隔操作に使うたウイルスの「アイシス・エグぜ」だが、これはワシが専門家に聞いたんだが、プログラムとしては、斬新なものではなく、既に定型がデキておって、何ていうのか、「ありふれたウイルス」だってんだな。まず、それが一つ。
あと、同じブンヤ仲間で、この話題になったとき、「江の島はわかるにしても、雲取山は、なかなかフツーの人間は行かない。その2つの場所に行っているってのは、いちおう、彼を疑うに足る、それなりの要因にはなっておるのではないか」っていうハナシが出て、今になってみると、確かにそう言われれば、そうなんかいなあ、と。
とはいえ、この2つの地点を彼が訪れておったっていうも、ワシは「偶然の一致」としてあり得るとは思っておったな。そうした要因も含め、ケーサツは、とにかく、少なくとも、重要参考人のレベルでは、彼をマークはするだろう。しかし、その先、「ヒギシャ=クロ」っていうことになった場合、決定打がなかったからな。さらには、1年以上の勾留を耐え、否認を貫いたという状況を見て、彼の「無実」を信じたことについて、ワシは間違っておったとは、とても思わん。
実際、ケーサツ(&ケンサツ)の強引な見込みソーサによって、ハンニンをデッチ上げるケースは、ナンボでもあり、それが「ごくフツー」でさえあるからな。マトモなブンヤであったら、それに対して、「おかしい」と異議申し立ての声を上げるのは、当然のことだ、このアホンダラが!
#さらに続きだが、今回の片山祐輔クンのケースについては、ある意味、「ぬあんと」な展開だったんだが、しかし、コイツによって、「権力ハンザイ=冤罪ジケン」に対して、引き続き、ビシバシと斬り込んでいく、ワシのブンヤとしての信念は、今後もいっさい変わらない。こっちは、安全地帯でのうのうと、毒にも薬にもならんことをウダウダと喚いておる連中と違うて、戦場で生きるか死ぬかの刺し合いをヤッとるんだからな。そんな眉間に切りつけられたかすり傷程度で、ウジャウジャと言っとる場合ぢゃねえんだ。
ほいで、コーチ所&ムショ行政に精通しとる、在阪のフリーのブンヤの尾塚野形のオッサンが言うことには、保釈を取り消されて再収監された片山クンだが、ハンケツが終わるまで、「独居拘禁」は間違いないってことや。量刑だが、偽計ギョーム妨害と脅迫だけだったら、シッコー猶予の可能性はあったが、ハイジャック防止法イハンがあるんで、実刑は免れないだろうだが、そりゃ、そうだろう。今だから言うが、コレだけ世間を騒がせたんだから、このハイジャック防止ホウの戒名を付けといて、よかったよなあ。
で、尾塚野のオッサンによれば、彼の服役先まで予想しておってだな(笑)、東京矯正管区内で、他管区はないってことで、ズバリ、黒羽か長野だってんだな。だから、冬は極寒だわなあ。ムショでの作業も、図書夫か、PCを扱う計算夫、もしくは、老人受刑者の介護ではないかと見立てておる。でも、彼はプログラミングの技術があるんだから、ムショ出てから、どこかの町工場あたりで、勤め先はあるだろし、ココは少し、塀ん中で反省させた方がエエわなあ。
#(辺野古探訪記の続き)それで、略称・ヘリ基地反対協という運動団体が主宰している、辺野古海岸の座り込みのテントに入ると、その関西訛りのおねえさんが、いろいろと説明してくれた。「どれくらい期間、ここにいるのか」ということまでは聞かなかったが、それなりの時間が経っているのだろう。その流暢な説明ぶりは、既に観光ガイドの域に達している。普段は、普天間基地の移転に反対している、地元の名護市議も詰めていると聞いたが、地元だけでなく、内地からもそうやって、応援にやってきている人がいるようだ。
テントの中には、「殴り込み部隊」である海兵隊には不可欠の、水陸両用のホバークラフトを積んでいる「ボノム・リシャール(全長257m、4万5000t)」という揚陸艦の写真をはじめ、その辺野古の埋め立て工事に関わるいろんなパネル写真が、展示してある。そのガイド役のおねえさんは、よく知っていて、ワシの質問にも澱みなく答える。
「このボノム・リシャールというのは、まさに殴り込み用で、普段は佐世保に駐留しているのですが、必要に応じて、沖縄のうるまにやってきて、海兵隊員を乗せて出かけていきます。普天間はご存知の通り、飛行場で、こうした艦船が着ける港はありません。辺野古に移した暁には、大浦湾の方に港も建設するのです」
そこでワシは「ということは、『移設』というのは真っ赤なウソで、本当は、『基地機能の強化』なんですね」と切り込むと、おねえさんは我が意得たりとばかりに、「そうなんです。その大浦湾の方に港を作るという構想は、べトナム戦争時代の60年代からあって、米軍はもともと辺野古の方に新しい基地が欲しかったんです」
しかし、じつは、そのハナシは既にワシは知っていたので、「知ってます。そうなんですよね。大浦湾の方は水深があるんで、空母も着けるかもしれないんですよね。どうせ連中のことなんで、またコッソリと、核とかも持ち込むんでしょうね」と頷いた。
#(辺野古探訪記の続き)その座り込みのテントのあるところから、埋め立て工事のターゲットとなっている辺野古崎は、すぐ目と鼻の先に見える。辺野古崎に続いて、長島、平島という、見た目は岩礁だが、それが連なっているのだが、埋め立てられると、その近くまで土砂が進出してくるのだそうだ。そのあたりは、ホソウミヒルモやヒメウミヒルモといった、ジュゴンが餌している藻が自生しており、付近の海はジュゴンの生息域なのだそうだ。
「橋本・モンデール会談で一番最初に決まったときは、『代替施設なし』だったので、それで沖縄県民も大喜びしたのですが、それがいつの間にか、辺野古移転という話になって……』と、おねえさんは説明してくれた。このブンヤの仕事をやっていて、やはり、ゲンバを踏むというのは、大事なことだ。こうやって、現地に足を踏み入れることで、「喋り」という人間の証言はもとより、五感で掴み取るもののなかから、いろんなものが見えてくる。
「それで、オスプレイは頻繁に飛んでくるのですか?」と尋ねると、「シュワブにもヘリパッドはあるので、配備当初はかなり降りていましたが、今は、この先の高江に訓練施設があって、そこによく行っています。ですから、この辺野古の空も飛んでいます」とのことだった。ちょうど、4月19日が、この座り込みを始めて、まる10年ということで、地元紙とかが取材に来たとのことだ。もともと、那覇防衛施設局(当時)が、この辺野古埋め立て工事につながるボーリング調査を阻止するために、座り込みを始めたとのことだ。
秋の知事選について、単刀直入に「那覇市長の翁長雄志には、乗れるのか?」に水を向けると、「保守と革新との間で、相容れないのは安保(政策)の部分。辺野古移設には反対でも、例えば、石垣や与那国への自衛隊配備をどうするのか。そこらのすり合わせではないか」とのことだった。さらには、「仲井真も3選出馬の意欲があるらしいですが、だったら、むしろ、出てくれた方がいい」とのことだった。
#ほうー、今晩(=5・26)、23:33upの産経msnの関西版で、コイツはひょっとして抜きネタかよ。菱本家のカシラの高山清司が、その京都の同和リケンのドンの上田藤兵衛をヒガイシャ様とする4000萬円の恐喝ジケンで、上告を取り下げたってことで、1、2審ハンケツの「懲役6年」が確定するってことかあ。
しかし、未決勾留がナンボ、算入されておるんかいなあ。近く、収監され、服役に入ることになるが、記事では、「カシラ代行」のポストを置く見通しに触れておるな。ってことは、高山本人は、引き続き、「カシラ」のポストに留まるっていうことなんだろうなあ。人事がどうなるのか、様子を見んとだわな。いずれにしても、高山清司は、まだ、引退はせんってことだろうなあ。ってことは、勤めを終えて、シャバに戻った暁には、「菱本家の7代目」の襲名の可能性もあるってことかよ?
そういえば、住吉会の新執行部人事も動いておったんだが、結局、福田晴瞭の副総裁就任はなかったんだな。その「住吉一家」の扱いも含めて、どうなったんだよ。福田は失脚したってことなのかよ。それとも、一定の影響力は保持しとるのかよ。マカオにトンズラして、バクチでスラれておった鈴木智彦の続報は、サッパシだよなあ。
#「上」の続きっていうか、極道に精通する関西方面のスジから情報提供があってだな、今回の菱本家のカシラである高山清司の「上告取り下げ」だが、じつは2ヵ月ほど前から、噂としては飛び交っておったといい、「抜きネタ」というほどのことではない、とのことだ。弘道会の3代目を譲った竹内照明の着地、すなわち、「直参取り立て」を見届けておったとのことらしい。
で、今後の菱本家の執行部人事のキモは、カシラ補佐(序列では、青山千尋に次いで、2番目)である井上邦雄(=4代目山健組組長)の処遇ということだ。すなわち、井上邦雄が、このまま、おいそれと「舎弟」に直るのであれば、それに連動する形で、高山清司も同じく舎弟に直るとの読みだ。ワシも「さもありなん」という気がする。井上邦雄は、今、齢60半ば、正確には「1948(昭和23)年8月22日」の生まれだから、65歳か。このままおとなしく引き下がるのか、どうか。極道ウォッチャーとしては、今後のカシラ収監後の人事に注視しなければ、だろう。
あー、今西憲之が、この「5・25」に本人のブログでupしておる記事だと、その翌日だから、この「5・26」に菱本家で、緊急の幹部会が執り行われるってことを字にしておって、そのアンケンが「カシラの上告取り下げの可能性」であると打っておったんだな。結局、噂でも出ておったように、この見立ての通りになったってことかあ。
#で、今朝(=5・29)の東京シンブンに、昨夕の各紙で第一報のあった、名張毒ぶどう酒ジケンの第8次請求キキャクのまとめ記事が出ておったが、唐突に、名古屋コーサイは、今度のケッテイを出したんだな。
っていうのは、今、冤罪主張の最大の根拠となっておる、凶器として、ハンコーに使われた毒物は、奥西勝サン(齢88)が当初、自白した農薬「ニッカリンT」ではないということで、その毒物の鑑定実験の結果を、この6月中に出すことにしておったのを、それさえ受け付けず、まさに、血も涙もねえ、門前払いだな。
思うんだが、このタイミングで、わざと出したってのは、たぶん、片山祐輔クンによる、「遠隔操作ウイルスばら撒きジケン改め、大狂言ジケン」のブレイクは、間違いなくあるわな。アレによって、そんなふうに冤罪ジケンを弁護したり、支援することすら、「胡散臭い」っていう雰囲気を与えた側面は、決して、ないとは言えんからな。
片山クンに関しては、もちろん、拙速審理はアカンが、でも、しばらく、ムショに入ってもろうてだな、そこで頭を冷やして、反省させんと、だわなあ。だって、母親が工面して用立てしてくれた1000萬円の保釈保証金のうち、600萬円も没収だからなあ(TT)。ったく、親不孝の極致だわな。
#そういえば、この「5・27」のヨミの朝刊で、清武英利が、巨人グンとヨミの東京本社で保管してあった、多数のキミツ文書を含むデータを電子スキャンし、シンガポール在住の付き合うておったオンナんところに預けて、保管しておったことを大々的に暴露して、「ケシカラン」と喚き散らかしておったんだが、しかし、ココまで来ると、ガキのケンカのレベルだよなあ。
そのヨミ言うところのキミツ文書ってのが、監督や選手の契約金や年俸の一覧表だってんだが、仮に、そいつがオモテにピャーッと出たところで、いったい、何がモンダイなんだよ? 客から高いテラ銭をブン取ってだな、それで興行を打っておるうえ、大巨人グンの監督や選手っていったら、「公人」もエエところだからなあ。
ファンだって、その活躍に応じた給料を、ちゃんと貰うておるのか、関心があるんだから、そんな一覧表のどこが、いったいキミツなんだよ。高い入場料を払うて、東京ドームにまで足を運んでおる、チョー熱烈なファンにとっては、まさしく、「知る権利」そのものだからな。ったく、ナベツネ様が「キミツだあ」とのたもうてしまえば、それがキミツ扱いになるんだろうなあ。
ホンマ、ナベツネにしてみるとだな、「飼い犬に手を噛まれた」ってのと、やっぱり、「可愛さ余って、憎さ100倍」かよ。あと、「第2、第3の清武英利」を出さんためにも、ココは徹底的に締め上げるってことなんだろうなあ。しかし、こんなもん、ヤクザの仕返しとクリソツだよなあ(笑)
#今晩(=5・30)の21:24upの産経msnに、今日、片山祐輔クンのコーハンがあって、「まだ、ケーサツに見つかっておらんヒミツのサーバがあって、そこから遠隔操作ウイルスのプログラムをダウンロードし、バレんようにその後、無害なプログラムをダウンロードした」と喋ったのかあ。ってことは、今回、彼はその「アイシス・エグぜ」かよ。自分でこしらえたんでのうて、そういうウイルスのプログラムってのは、誰でも簡単にネット上から入手できるってことかよ。
でも、まさに、ハッカーがそうなんだが、ホンマ、こうしたサイバー空間ってのは、足が付かんようなやり方が、ナンボでもデキるんだよな。だから、今回のジケンにおいては、「決定的な証拠」ってのが、「ヒギシャ本人の証言」っていうのも、いろいろと考えさせられるわな。デジタル空間においては、ほぼ完全ハンザイだったのに、アナログ空間で尻尾を出しちゃったんだよなあ。
だから、彼の言ったヒミツのサーバを差し押さえて、調べても、その通りに、「無害なプログラムをダウンロードした痕跡」しか出てこんかったら、ホンマ、お手上げだよなあ。フロッピーデスクに書き込まれたデータの改竄と違うて、元のウイルスをダウンロードした痕跡ってのは、出てこんのかよ。うーむ、ワシと88年毎日シンブン同期入社で、「ITジャーナリスト」を名乗る佐々木敏尚は、ココは、ひとこと欲しいわな。
#で、今日(=6・1)の産経msnのam8:10にupしとる「検証・拉致再チョーさ(上)」で、「誠意を示せば、何人か返す」かあ。ま、まさに「ジゴクの沙汰もカネ次第」ってヤツで、「出すもん、出せ!」ってことだわな。
ワシの『<さるぐつわ>の祖国 北朝鮮拉致被害者たちはなぜ日本で「何もしゃべれない」のか?』(第三書館、ハードカバー・478頁、1800円+税)でも書いたんだが、公式認定されておる拉致被害者ん中で、生きておる可能性があるとすれば、金賢姫の教育係だった田口八重子ぐらいのものだ。あとは、間違いなく死んでおる。ひょっとして、コイズミ訪朝後の05年、06年に追加認定されておる田中実と松本京子は、生存の可能性はあるかもしれんが、でも、これまでの向こうの説明では「入国してない」ってんだよな。ってことは、北朝鮮に入国する前にコロして、日本海に放り込んでおるんだろう。
だから、もし、向こうが帰すとすれば、特定失踪者ん中でも、「拉致のギワク濃厚」の70人前後かよ。その中には、必ず生存者はおるから、そこから、何人か帰すってことだろうなあ。「横田めぐみに、有本恵子はどうなったんだ?」っていうギモンは当然、あるんだが、まさか、「文句ばっか言って、反抗的な態度を取っておって、言うこと聞かんから、2度と出てこれん方の完全統制区域の方の強制収容所に放り込んだ」なんて、口が裂けても言えねえからなあ。「病死だ、ジサツだ」とか言われても、納得するワケねえからな。さて、どうしたらエエもんなんだろうなあ(悩)
#「上」の続きだが、北朝鮮が帰す、拉致ギワク濃厚の「特定失踪者」としてだな、84年6月に「図書館に行く」と言ったまま行方不明となった、甲府市の山本美保サン(当時、齢20)とか、どうなんだろうなあ。まだ、生存しとると違うんかいなあ。
なぜ、カノジョを帰すべきかと言うとだな、そのコイズミ訪朝によって、拉致バブルがはじけた02年以降、家族が国外移送目的略取罪で刑事コクハツしたんだが、ケーサツがブッたまげて、ぬあんとしても、ニッポン政府公認拉致ヒガイシャ昇格をネグるためにだな、その84年当時、山形県内で見つかった、全く別人の水死体を、「このホトケが山本美保サンや!」と大ウソの発表をしておるんだよな。
そうそう、DNA鑑定もヤッとるんだが、相当、精度が低いっていうか、チョーいい加減なんだよな。っていうか、足利ジケン並みの大ウソ鑑定で、その別人のオンナの水死体を「山本美保サン本人」って断定しちゃったからなあ。だから、カノジョを帰せばだな、また、ニッポンのケーサツのデタラメぶりがクローズアップされるんで、政治的には、こういうタマをチョイスせんとだわなあ(笑)
#で、「6・1」の未明に、元検事で弁護士の落合洋司や報道キカンに送り付けられた、「ホンモノの真ハンニン」を名乗って、「自分が片山祐輔をハメた」っていうメールだが、片山クン本人は弁護人を通じて否定したとのことか。今まで違うて、文面の中身が幼稚で、既に報道で出ておる内容以上のものがないということとも合わせて、おそらく、イタズラだろうと思う。
結局、キモは、このメールの送信者は、トーアetcを使うておるんだろうが、「発信元不明」ってことだわな。送信者本人に辿り着けんのだから、デジタルの世界では、こんなふうに、なかなか足跡が残らんから、どうしようもねえよなあ。ただ、モノは考えようで、こうした「匿名性の確保」ということによって、人間が自由にモノを言えるという側面はあり、そのへんはもう少し冷静に見ていってエエと思う。
そもそも、今回の遠隔操作ウイルスばら撒きジケンってのも、要は、ネット空間における「便所の落書き」だわなあ。そこにケーサツ(&ケンサツ)が、ある意味、過剰に反応し、介入したっていうブブンはあるよな。もっとも、ワシ自身も「それ」に踊らされたクチではあるのだが(笑)、一つには、「IT」というテクロノジーってのを、もっと、いろんなところからシビアに見ていく必要性を、改めて痛感したな。
#「上」の続きだが、あー、片山祐輔クンは、そのハンコー予告映像に出てくる神奈川シンブンだが、分倍河原と、正月の江の島の分はJR川崎駅で買うたってんだな。こうした極めてアナログな、リアル空間では、その足取りのウラがホイホイと取れるよなあ。今回のソーサでは、本人に結びつく決定的な証拠(特にデジタル空間)がなかったなかで、ホンマ、驚天動地的なジケン解決だったわなあ。
うーむ、片山クンは、コーチ所ん中で、ジサツ願望がまだ消えておらんそうなのか。しかし、まだ若いし、そのプログラマーの力量があれば、シャバに出てから、ちゃんとメシを食っていけるだろうから、ココは虚心坦懐に、今回のジケンについて、正直にうたうことだと思う。戒名にハイジャック防止法イハンがあって、たぶん、第4条の航空機の運行阻害だろうから、コイツが最高で懲役10年なんだよな。ケンサツ側の求刑はキビシイことを覚悟せんと、だ。
でも、ムショでちゃんと勤めを果たせば、刑期の3分の1が経過すりゃ、仮釈放もあるだろうし、とにかく、コーハンで真実をうたうことが、最大の情状酌量だと思うで。ケンサツ側求刑の7掛けでハンケツが収まれば、御の字だろう(笑)