三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#(辺野古探訪記の続き)辺野古海岸の砂浜を歩きながら、「そういえば、基地移転に反対している人たちが、座り込みをしているというのだが、どこにいるんだろう?」と思った。てっきり、そのキャンプ・シュワブを仕切る鉄製フェンスの目の前で、胡坐を組んだまま、やっているものだと、思っていたからだ。
ところが、座り込みの場所は、砂浜の広がる海岸からは、辺野古漁港を挟んで、方角的には西の方で、海の見渡せるコンクリート敷きの場所だった。そこにテントを張って、椅子に座っているのだ。テントの中には、今度の埋め立て工事のことも含めて、いろんなパネル展示があり、また、パンフレットも置いてある。
フラッと顔を出したら、スタッフである、関西訛りのある女の人が、そのパンフレットを渡してくれ、いろいろと説明をしてくれた。「発行:海上ヘリ基地建設反対・平和と名護市政民主化を求める協議会(通称・ヘリ基地反対協)」と書かれてある。この座り込み運動を主宰している団体なのだという。「ノートに名前と住所を書いて頂けませんか」ということなので、書いた。ワシが訪れたのは、5月8日だったが、「今日は少ない方ですね」とは言いつつも、正午すぎの時点で、既に10人ぐらいの名前が書いてあった。
「ここまでどうやって、来たのですか」と聞かれたので、「じつは、那覇から路線バスで来ました」と言ったら、ビックリしていた。思うに、観光コースというほどではないのだが、モンダイ意識のある人は、この辺野古の海岸は、今、世の中をお騒がせしているということもあるのだろう。見に来る人も、そこそこ、いるようだ。
#で、今朝(=5・16)の各紙、アベの肝いりの諮問キカンであるアンポ懇が、「現行憲法下で、集団的自衛ケンの行使も、チョーOK」の報告ショを出したってことで、大騒ぎしておるんだが、そもそも、このアンポ懇のメンツだが、せめて1人くらい、「ワシは、集団的自衛ケンの行使にはハンタイ」っていうのを入れてだな、「ギロンを尽くしたフリ」をするのが、常道なんだが、それすらねえんだよなあ。
それよりも、「平和の党」のフリをしておる、イケダモン大先生んところの信濃町の公明トウなんだが、既に、あの「世紀の悪法=ヒミツ保全ホウアン」を、アベ自民トウと一緒に、強姦サイケツで突破させておるんだからな。ましてや、北側一雄なんかは、「わざわざ、そんな集団的自衛ケンを引っ張り出さんでも、公海上の米艦護衛とかは、現行の憲法の枠内の個別的自衛ケンの範囲に含まれる」って、ヌケヌケと言っておるんだからなあ。
例えばのハナシだが、強姦ジケンにおいて、チンポがオンナのあそこに入っておるのに、「やっぱ、それは入ってることにしよう」「いや、入っておらん」っていうギロンを、真剣にしとるようなもんだからなあ。ただ、あんまり強引に挿入すると、ハレーションを起こすんで、今は、丸ハムという名のスキンクリームっていうか、コンドームを使ってだな、滑らかに入れようっていうカンジだよなあ。
#ほうー、今日(=5・16)のam11:37に、その遠隔操作ウイルス作製ジケンで、「小保方銃蔵」と名乗る本物の真ハンニンから、元検事の弁護士である落合洋司んとこや報道キカンに、「私がやりました!」っていう、詳細な手口を明かしたメールが届いておったのかよ。あー、その時間帯ってのは、タイホ&キソされておる片山祐輔クンは、東京チサイのコーハンに出ておるから、本人は100%の確率で、そんなメールを送りつけることは不可能だったんだな。
で、そのハンコー声明文によると、最初から、ウイルスをPCに感染させた片山クンを狙っておって、いろいろと閲覧履歴とか調べ倒して、彼をハメるべく計画しマクっておったってんだな。片山クンは「自分のPCも乗っ取られて、いろいろ調べ上げられて、本物の真ハンニンにハンニンにさせられた」って主張しておるんだが、全くその通りの展開になってきたのかあ。
#「上」の続きだが、うわっ、本物の真ハンニンしか知りえないヒミツの暴露ってことで、「12・7・30」に、首相官邸のフォームから、「年齢40」ってことで、「aaaaa@aaaaa.com」っていう適当なメルアドで、「今度の土日、桜田門前で皇居ランナーを辻斬りする」っていう題のハンコー予告文を送りつけておったんかよ。ひょえー、「陛下をブッ殺す」って書いておるのかよ(**)
もし、この未公表のメールが、ホンマに存在しておったら、ケーサツにケンサツは、どうするんだろうなあ。「サッチョウのチョー官と検事総ちょーが、NHKで15分間、パンツ1枚になって、イヌの真似をしたら、出頭してやる」かよ。ほいで、片山クンに「1億円くらい補償してやれ」かよ。コイツは、ホンマにゼッタイに捕まらんっていう自信があるんだな。
まさに、この「本物の真ハンニン」ってのは、天才ハッカーだわなあ。このぶんだと、あのNSA(=国家アホ局)のホスト・コンピュータにも、何食わぬ顔をして侵入してだな、情報を全部、盗み出しそうだわなあ。しかし、この本物の真ハンニンを検挙せんことには、この先、延々と、片山祐輔クンのような生贄が、捧げ続けられることになるんだなあ。
#ほいで、グレン・グリーンウォルド『暴露 スノーデンが私に託したファイル』(新潮社)を読み始めて、今、最初の「序文」を読んだところなんだが、今回、スノーデン君は、NSA(=国家アホ局)のデタラメ監視の実態を暴露するにあたって、やっぱり、慎重に「喋る相手」を選んでおるんだな。要するに、国家ケンリョク様の圧力や恫喝に屈せず、最後までやり切ってくれるブンヤであるか、だ。
この本は、「監視」ということをモチーフに、「テクノロジーと権力」のありようについて、ザックリと斬り込んでいっている。本来、ネット(=インターネット)というのは、そのツールであるPCであり、スマホがそうだが、情報を共有し、公開していくことで、デモクラシーの進展に寄与していくべきものだ。
ところが、テクノロジーのコントロール権を誰が握るかによって、「それ」は、瞬時に、権力による「監視ツール」へと変貌を遂げるのだ。そもそも、人間というのは、監視されると気づいた時点で、萎縮し、異議申し立てをする行為を、やめようとする性質がある。とりわけ、今のIT社会において、そのコントロール権は、コンピュータのソフトウェアであり、プログラムに存在しとるんだよな。
しかし、コイツは、ワシと88年毎日シンブン入社同期で、最近は「ITジャーナリスト」で名前を売っておる佐々木俊尚が、そんな1回あたり140字以内のツイッターなんかでのうて、ブログなり、ひとまとまりの文章で、きっちりと言及せんとだ。もし、また、今回も逃げるのであれば、ITジャーナリストとしては、完全に終わりだが、不思議なもので、そうであっても(っていうか、むしろ、その方が)、この売文稼業においては、メシの種にありつけるんだよなあ。
#「上」の続きで、グレン・グリーンウォルド『暴露 スノーデンが私に託したファイル』(新潮社)だが、73頁に、「スノーデン君が、CIAを離れ、NSAに戻ると、NSAの請負企業の<デル>社の従業員として働き、2009年にはニッポンにハケンされ、それまでより高次元の監視上のキミツにアクセス権を得るようになる」ってあるんだよな。
そもそも、このスノーデン君は「CIAでも、NSAでも上級サイバー工作員となるべく、訓練を受けた」とあってだな、このデタラメ盗聴ってのは、CIAとNSAが競争でヤリマクっておるんだよな。だから、彼のような優秀な人材、すなわち、「天才的ハッカー」ってのは、引く手あまたっていうカンジなんだわな。このCIAってのも、相変わらず、ワケがわからんねえとこで、例のイエメンやパキスタンとかでの無人機による誤爆ジケンに、CIAが関与しマクっておるって、最近も、この「5・5」の朝日朝刊に出ておったんだが、このCIAってのは、陸、海、空、海兵隊に次いで、亜米利加では、実質的には「5番目のグン隊」なんだよな。
あと、58頁に、スノーデン君の身分として、「NSAではカイシャ員に偽装、CIAでは外交官に偽装、DIA(=国防情報キョク)では、カイシャ員に偽装」とあってだな、まさにスパイっていうか、忍者とクリソツで、常に「身分の偽装」をヤラされとるんだよなあ。だから、彼が09年にニッポンに来ておるときも、おそらく、「デルの社員」としてなんだろうなあ。ってことは、デル社の社員の身分で、ミサワ基地に行っておったってことなんかいなあ。それとも、川崎市のソリッドスクエアにある、デルのニッポン本社で勤務しておったんかいなあ。そんへんの記述はねえよなあ。
#で、今朝(=5・18)の朝日、その『ビックコミック・』(小学館)で連載中の、雁屋哲原作の「美味しんぼ」における「フクシマの真実」編で、「鼻血ブー」の描写で世間をお騒がせしておるモンダイで、この「5・12」発売の号について、10日前の「5・1」の時点で、ぬあんと編集ブはだな、環境ショウにゲラをメールで、ピャーッと送信しておったってんだよな(**)
っていうかさ、コイツは検閲ウンヌン以前に、編集ブの腰砕けぶりだわなあ。いったい、どういう意図で、カネを払うて買うてくれる読者より先に、「ゲラの御送呈」をヤッとるのか、だわな。このバカ騒ぎで、右往左往しておる編集ブの光景が、ホンマ、目に浮かぶワ。今回の騒動で、イチバンのモンダイ点は、「コレ」だと思う。
もっとも考えようによれば、ハシスト様の恫喝で、佐野眞一の筆による『週アサ』連載の「ハシシタ連載!」を、わずか1回目で打ち切ったことに比べたら、「美味しんぼ」の方は、ゲラをボツにせんで、連載を継続しとるんだから、まだ、遥かにマシというべきかよ。
そうそう、同じ小学館発行の『ポスト』は、その佐野眞一による「イケダモン大先生と信濃町の80余年史」を扱った『化城の人』の第2部だが、いったい、いつになったら始まるんだよ? 集団的自衛ケン行使のための憲法解釈のいじくり回しで、本体のガッカイ広報室までシャシャリ出てきて、あの妙な見解を出してまで、騒ぎが盛り上がっておる今こそ、再開のタイミングなんだが、何をヤッとるんだよ。
#「上」の続きっていうか、その集団的自衛ケン行使のための解釈改憲モンダイだが、根本的にワシ、わからんのは、要は「自衛隊は、米グン(or亜米利加の領土)を守れ」っていうハナシだわな。っていうかさ、そもそも日米アンポに基づいて、米グン様が、ぬあんでニッポンに居座っておるかっていえばだな、「何かあったときは、我々がニッポンを守ってやるで」ってことだわな。
ところが、今のギロンってのは、公海上で攻撃を受けた米艦の護衛や、ニッポンの遥か上空をかすめて、グアムや米本土に向かう大陸間弾道ミサイルを、あの当たらんMD(=ミサイルぼーエイ)を使うてだな、撃ち落とせっていうハナシだわな。
っていうかさ、自衛隊ってのは、血税を払うておるワシらニッポン人の生命、身体、財産、安全を守るために置いておるハズなんだよな。ところが、今、バカ騒ぎしておる集団的自衛ケンのハナシってのは、「とにかく、自衛隊は米グンを守れ」だわな。ホンマ、倒錯もエエところで、こんなバカなハナシを、皆、真剣な顔して喋っておるってのは、最早、狂っておるよなあ。
いやあ、悪いけど、こんなギロンが出てくる時点で、「在日米グンは要らん」ってことだわな。だから、オキナワをはじめとして、米グンは何のために居座っておるか、だわな。あの「9・11」を機に、すっかり変わってしもうたよなあ。だったら、「在日米グンは、はよ出て行け」ってんだ、このアホンダラが!
#うわっ、今、消費者モンダイetc担当ダイジンで、フクシマ県選出の「参」の森まさこ(いわき市出身)だが、ぬあんと、野党時代の一昨年(=12年)の「6・14」にあった、東ニッポン大震災復興特別イイン会で、「地元の母親たちから相談を受けた」ってことで、「子どもが鼻血ブーになって、これは被ばくによる影響ではないかと心配しとる」って、当時の民主トウのセー権を、ビシバシと追及しとったのかあ。
ところが、セー権与党に回ったら、「それ」をなかったことにしとるのかよ。「動かぬ証拠」として、国怪議事録にも出ておるんだが、しかし、今の野党は、民主トウ以下、このデタラメ豹変ぶりを、ぬあんで、追及せんのだ?
自民トウも下野しておった頃は、ちゃんとこういうシツモンもしておったんだから、まだ、マシだったよな。御都合シュギとでもいうんか、攻守入れ替わると、オセロの白黒がピャーッと引っクリ返るように、言動が180度転換するって、いったい、何なんだろうなあ。
#で、今日(=5・18)、石破のおやぢは、ガッカイ広報室が出した例の見解について、「公明トウは主体性を失うな」と、コイツもまた妙なことを口走っておるんだな。主体性も何も、公明トウなんて、「ガッカイの従属物以外の何物でもない」ってのは、「公知の事実」だからな。いいか、創価ガッカイってのは、公明トウの”支持母体”なんかでのうて、モロ、「指示母体」なんだぞ。
あの見解なるものも、よく読めばわかるんだが、「解釈改憲はケシカラン、それをヤルんだったら、ちゃんと憲法をいじくり回せ」ってことで、読みようによっては、「憲法9条改正、チョーOK」とも受け取れるからな。だって、ちょうど4年前だが、あの普天間いじくり回しモンダイで、鳩が「オキナワ県外移設」をブチ上げながらも、迷走しマクって、結局、「元サヤ」に納まろうとしたことに、当時の福島みずほんところの社民トウは、「連立離脱」のケツダンを下したよな。
でも、今の「公明トウ=創価ガッカイ」において、「それ」はいっさい存在せんからな。「連立離脱のカード」をチラつかすフリすらせん以上、今回の茶番の結末は見えておるで(笑)。しかし、石破のおやぢも、下野しておった頃は、結構、マトモなことも言っておったのに、セー権与党に戻ると、元の木阿弥なんだよなあ。
#で、今日(=5・19)の昼過ぎから、朝日や産経の電子版にupされておるんだが、その遠隔操作ウイルス作製ジケンで、本物の真ハンニンを名乗る「小保方銃蔵」から送られてきた犯行メールについて、ド腐れケンサツは「片山祐輔の自作自演や」ってことで、保釈取り消し請求を検討かあ。その影響かもしれんが、片山クンのケータイが繋がらなくなって、所在不明なのかよ。
常識的に考えて、片山クンが、わざわざそんなことをするとは、とても考えられない。ありえん。その送られたメール文を、もっと詳細に検討して、その「ヒミツの暴露」について、ウラを取るのが先だわな。ケーサツにしろ、ケンサツにしろ、「それ」をせんまま、一方的に片山クンの自作自演と決め付けること自体、おかしい。
あと、片山クン自身も、ココはビシッとしてだな、腹を括って、あのド腐れケンサツと対峙するんだっていう気概を見せんと、だ。確かに、こんな冤罪ジケンに巻き込まれ、人生をメチャクチャにされてしまっておることの憤怒はわかるが、でも、袴田ジケンとか見てみろよ。死刑のハンケツを受けて、40年以上も勾留されておった無実の死刑囚だっておるし、飯塚ジケンに至っては、既に久間三千年サンに、死刑がシッコーされておるんだからな。それに比べたら、悪いけど、片山クンの置かれておる状況は、天国やで(笑)
#ほいで、グレン・グリーンウォルド『暴露 スノーデンが私に託したファイル』(新潮社)を読み進めておるんだが、スノーデン君ってのは、最初はCIA、次にNSAで、要は「ハッカー=サイバー戦士」となるべく訓練を受け、それでブレイクしてしもうてだな、優秀であるがゆえに、NSA(=国家アホ局)は離したがらなかったってんだな。
で、著者のグリーンウォルドも「なぜ、彼が内部告発に至ったのか」っていう、「動機の吟味」を綿密に行っておるんだが、ハッキリ言って、スノーデン君は馬鹿ではない。それどころか、極めてクレバーかつ冷静で、自分が置かれている状況、そして、その後、降りかかるであろう展開も、全部、想定しておって、実際、その通りになっておるんだよな。だから、あんなやって、「顔出し」でデタラメ盗聴の実態をバラした暁には、最悪、亜米利加のムショで、無期懲役を食らうことにもなりかねんってことも、「想定の範囲内だった」ってんだな。
それで言うと、ホンマ、今回のスノーデン君の内部告発にあたっては、この『暴露』を読む限り、その動機の根底にありがちな「私憤的要素」が、出てこないんだよな。通常は、このテのサイバー部隊のコーサク員も、ソシキに洗脳されておるから、おいそれと、こんなふうに「顔出し」で喋るってのは、本来はありえん。それで言うと、今回は奇跡が起こったとしか言いようがねえんだよな。今回、一番、スゴかったのは、彼の内部告発の中身について、NSAが「ハイ、その通りでーす」って、ほとんど全部、認めちゃったことだよなあ(笑)
#おっ、今日(=5・19)の午後、元検事で弁護士の落合洋司んところに、片山祐輔クン宛にハードディスク3枚etcの入ったレターパックが届いたのかよ。ひょっとして、差出人は、あの「小保方銃蔵」ってことは、ねえのかよ? いやあ、このハードディスクの中身は、いったい何なんだろうなあ。興味あるで。
ふーむ、落合洋司は、このブツが届いたことを、即、ケーサツに通報しとるのか。まさか、ケーサツ&ケンサツは、このブツの送付も「自作自演や!」って、また、喚き散らかすんかいなあ。
えっ、その小保方銃蔵からのメールが送信される前日に、片山クンが、アレは江戸区内の荒川かよ。河川敷にスマホを埋めて、タイマーで翌日に送信するよう設定したってんだが、コレこそ、まさに、ケーサツの自作自演だろうなあ。ハナシがデキ過ぎマクっておるよなあ。DNAが検出されたっていうリークも含めて、いよいよ怪しいっていうか、胡散臭いわな。
あと、今回、その「スマホを埋めた」っていうハナシが出てきたのは、その犯行メールが送られてから、4日後だわな。このタイムラグっていうか、「間」が胡散臭い。おっ、ワシと88年毎日シンブン同期入社の佐々木俊尚が、鬼の首を取ったように「ケーサツは、ずっと、行動確認を取っておったハズ」だとか言っておるが、であればこそ、この空白の3日間で、むしろ、ケーサツが勝手にスマホを埋めたということも、想定すべきだ。
常識的に考えて、彼が小保方銃蔵になりすまして、わざわざ、そんなメールを送りつける動機が見えてこない。ケンリョクがジケンをデッチ上げるときは、徹底的にヤルからな。もっとも、今の時代、わざわざ、そんな人海戦術によって尾行せんでも、スマホから発信しておる位置情報で、「デジタル尾行」がナンボでもできる。
#いやあ、結局、片山祐輔クンは、今日(=5・20)、「自分でケータイを埋めた」って弁護団にも認めたのかよ。あと、キソされとる4件も認めたってんだが、たぶん、おそらくその通りなんだろう。しかし、コイツはキツネにつままれた思いがする。
確かに、あらゆる可能性を想定せんとだから、もちろん、彼自身による「自作自演の線」も潰していかないとなんだが、ココまで手の込んだ芝居をヤルとは、「うーむ」としか言いようがない。そもそも、物的証拠が皆無に近い状況下で、ワシも、お人好しのところがあるんで、一つは、あそこまで彼が否認を貫いたということへの、ま、”信念”だわなあ。それを信用しておったところはあったんだが、いやあ、「事実は小説より奇なり」を、まさに地で行っておるよなあ。
しかし、ココまで狂言をヤラれるとは、今回は「うーむ」としか言いようがない。逆に言えば、よくまあココまで、シラを切り通せたっていうか、それは凄いワ。何よりもまず、今回は、結果的に、ワシも見込み違いになってしまったが、それは率直にココで詫びたい。しかし、ある意味、世間をお騒がせしたっていう愉快ハンでしかねえんだから、詳細を喋ればエエと思う。だとしたら、その遠隔操作ウイルスも、どこでどうやって作ったんだか、ソーサも一からやり直さんと、だわな。
#「上」の続きだが、今回、片山祐輔クンが、江戸川区の荒川河川敷に、そのスマホを埋める瞬間を、ソーサ員が現認しておったってのは、ずうーっと尾行をしておったってことだよな。その是非はさておき、おそらく、ケーサツは彼を、そうしたアナログな行確(=行動確認)だけでのうて、スマホも含めた「デジタル監視」も徹底的にヤッておったと思う。
スマホ(orケータイ)ってのは、発信電波による位置情報はもちろん、メタ・データ(通信履歴)やコンテンツ(内容)の盗み見だけでのうて、グレン・グリーンウォルド『暴露 スノーデンが私に託したファイル』(新潮社)にも出てくるんだが、そうした端末ってのは、ソーサ当局が遠隔操作によって起動させ、「盗聴器」として使うことができるんだよな。それは、電源をオフにしとってもOKで、バッテリーを抜かんことには防げないんだよな。
で、そのことは、スノーデン君も認めておるんだが、じつは、コイツは既にニッポンでも行われておる。まさに、「プリズム企業」の協力があってこそだが、だから、片山クンも、既にヤラれておったんぢゃねえかいなあ。
#で、今朝(=5・20)の朝日に、あの「3・11」直後のフクシマ第1原発の爆発ジコで、当時の所長・吉田昌郎が、政府の事故ちょーで喋っておったっていう、所謂、「吉田調書」の全文、A4判400頁超をゲットしたってことで、そのサワリについて紹介しとったな。おそらく、いろんな新事実が盛り込まれておるんだろうが、とりあえず、その爆発直前に、フクイチの所員の9割が、所長の待機命令を無視して、第2原発の方に撤退しておったっていうハナシを「字」にしておったな。
そのエスケープした9割の中には、GM(グループ・マネージャー)っていう、本社の部課長級の、要はキャリアだわな。それもおったってんだが、そうやって、現場トップの指示すら無視して、フクイチの現場からエスケープしておったっていうことは、「もっと上」、つまり、「本社からの指示」だったっていうことだわな。しかし、コイツは、まだまだオモテに出ておらん、「爆発ジコにおける真実」の、ごく一断片に過ぎんのだと思うで。
今回ゲットしたっていう吉田調書の全文もそうだが、大事なのは、このテの膨大な文書を、もちろん、ピャーッと公開するのも大事だが、それ以上に、そこに書かれておる内容をきっちりと読み込んでだな、「分析する作業」は、もっと重要だ。肝心なことは、まだまだ、全然、隠されておるからな。それをジャンジャンとオモテに出さんと、だ。
#いやあ、しかし、今回の片山祐輔クンの「大狂言ジケン」は、ドラマだわなあ。今日(=5・20)、カイケンした主任弁護人の佐藤博史の、あの苦渋に満ちた表情は、さもありなんだわな。片山クンは「国選弁護人に切り替えてくれ」とのことだが、佐藤弁護士は「君を見捨てることはしない」かあ。ま、でも、めったにないケースだわな。
その意味では、ワシもイッパイ、食わされたクチだが、また、怒涛のようにいろんな情報が出てくるだろうから、それを精査する中で、何か見えてくるものがあるだろう。むしろ、コイツはアナログな1課ジケンだわなあ。生い立ちから含めて、人格形成における諸々とか、非常に興味が湧く。
おそらく、今後、取り調べで、うたってくるとは思うんだが、現実モンダイとして、証拠カンケイが乏しいのは事実だから、そこらあたりとどう突き合わせるか、だろう。時々、虚言癖の人間ってのはおるが、1年を超える勾留でも、シラを切り通したってのは、凄いな。でも、アナログなところから、尻尾を出したよな。
さっそく、在阪のフリーのブンヤの尾塚野形のオッサンが、ワシんところにメールを送ってきてだな、「今回はミスったな。弁護団にゲロったんだから、仕方ないわな」と言ってきたんだが、しかし、この状況下で、片山クンに肩入れせん方がおかしいと思う。目の前にある現実にシカトしたまま、「ケーサツ&ケンサツ、いいぞ、ヤレヤレ!」と煽り倒すのが、果たして正義なのか、だ。で、オッサンは相変わらず、ムショのネタを追いかけ回しておるそうなんだが、「コレで彼もワシの管轄に入った」と喜んでおったで(笑)