三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#で、今日(=6・7)発売の『週金』の、連載「自衛隊とサリン」の第4回「ジケン一報前に待機していた自衛隊」なあ。
まずは、そのオウムの連中が、「95・3・20」にヤラかした地下鉄サリンのジケンの数ヵ月前に、そのサリンを製造しておる陸自は化学ガッコーの、装備研究科の第1ジッケン室の直通電話に、「サリンの解毒法を知ってますか? 解毒法を教えてください」っていう、匿名のオトコからの電話が入って、中で大騒ぎになったってんだな。
っていうのは、陸自の中でも、大宮の化学ガッコーで、サリンをこしらえておることなんて、徹底的に秘匿されておったことに加えて、そこの装備研究科の第1ジッケン室の直通電話番号なんて、公開しとらんからなあ。だから、そんな電話が、交換台を通さず、直でかかってくること自体が、「おかしい」んだよな。
#「上」の続きで、その地下鉄サリンのジケンを巡り、奇っ怪極まりないことは、まだまだあってだな、その当日、ジケンの発生ってのは、午前8時ごろ、ほぼ同時多発だったんだが、初動ソーサにあたった桜田門の科捜研が、「バラ撒かれた毒ガスは、サリンや!」って断定する、おそらく1時間以上も前に、自衛隊は「それ」がサリンであったことを、ほぼ間違いなく、事前に察知しておったってんだな。
それで、当日の午前10時半ごろ、ゲンバから運び込まれた患者でごった返しておった、築地の聖路加国際病院に、ぬあんと、呼びもしとらんのに、「自衛隊病院から、やってきました!」っていう医師と看護婦が、「もし、サリンだとすれば、『パム』っていう解毒剤を使えばエエで!」って言ってきたってんだよなあ。
だって、桜田門の科捜研が、「地下鉄でバラ撒かれたのは、サリンや!」と特定し、それが各TVで第一報として報じられたのは、「午前11時」だってんだから、コイツは相当、早い段階で、自衛隊は「凶器はサリンや!」ってのをほぼ特定し、世田谷区池尻にある自衛隊病院から、医師をハケンしとるってことだからなあ。
#さらに続きだが、今回の『週金』の記事から、何が読み取れるかというとだな、まずは、その地下鉄サリンのジケンだが、製造にかかわった中核人物に、相当、高い確度で、この陸自の化学ガッコーの人間がおるんではないか、ということだ。農薬はもとより、青酸カリや砒素ならまだしも、こんな軍用兵器の「サリン」を使うて、バラ撒こうなんて、素人では到底、思いつかん発想や。こんなもんは、それ相当のスジの人間でねえと、そもそも出てこんし、ましてや、「それ」を完成までさせとるんだからなあ。
言い方を変えれば、あの地下鉄サリンのジケンってのは、オウムの連中と陸自との「暗黙のコラボ」とさえ、いえるのではないのか。だって、陸自には、防ちょーのために、ちゃんと、「チョーさ隊」があるんだからな。自衛官にもオウムの信者はおったんだから、このサリン製造の件で、陸自ナイブでオウムとの内通者がおった可能性は、相当、高いと思うなあ。だから、チョーさ隊の連中も、「そんなもん、とうの昔に、わかっておったんだけれども、泳がして、見て見ぬフリだった」ってことは、ねえのかよ?
んで、もっと言えば、陸自の上の方はもとより、諸々、手足として、その陸自を使い倒しておる米グン様にしてもだな、「よくぞ、オウムの連中、上手いこと、人体ジッケンをヤラかしてくれた。コレだけ殺傷能力があるってのが、証明されたんで、チョーいいぢゃないか」って、「バンザーイ!」って欣喜雀躍しておったってことは、ねえのかよ?
#で、この「6・6」の米紙ワシントン・ポストと英紙ガーディアン(いずれも電子版)が、ほぼ同着で「字」にしておった、亜米利加サマの国家ぐるみ盗聴キカンのNSA(=国家アンゼン保障キョク)と、あと、FBIもかあ。マイクロソフトをはじめとして、グーグル、ヤフー、アップル、フェイスブック、スカイプetcと、IT大手9社のサーバに直で入り込み、コクミンのメールにチャット、投稿、動画と、とにかく、掃除機のように吸いマクっておったっていうハナシなあ。
ただ、ワシ的には、「何を今更」っていうか、むしろ、「ぬあんで、このタイミングで表沙汰になってしもうたんだ?」ってところだわなあ。
キモから説明すると、メインはもちろん、NSAだが、このNSAは前から、マイクロソフトのOSのウィンドウズに、「バックドア」っていうのは、裏口のことだが、俗に「NSAキー」とも呼ばれておるんだが、そいつをコッソリとこしらえてだな、NSA様にはジャンジャンとフリーアクセスを保障しておったってのは、「公知の事実」だからな。ま、今回は、それが、「プリズム」っていうプログラムだってのが、暴露されたんだな。
#「上」の続きで、NSAはコレ以外にも、大手電話会社のべライズにAT&T、スプリント・ネクステルから、コクミンの通話記録を吐き出させておったっていうんが、ワシは思うに、そんなもんではねえだろう。当然、「通話内容の盗聴」もヤリマクっておるで。「それ」をせんかったら、NSAの存在意義なんてねえからなあ。
しかし、コイツは、広く太平洋を隔てた「対岸の火事」ってことで、ニッポンのコクミンも悠長に構えておれるハナシではねえだろう。だって、多くのPCのOSはマイクロソフトのウィンドウズなんだから、連中は、ナンボでもハッキングし放題で、ケツの穴ん中まで覗き見しマクリンスキー状態だろうなあ。
それと、ニッポンの自衛隊の、今は市ヶ谷にある情報ホンブの電波ブっていうカタチで、一部はオモテに出しておるが、こうした電波傍受のキカンってのは、前もワシがココで「字」にしておったように、「NSAの下請け」だからな。自衛隊ってのは、コクミンに内緒で、サリンを平気でこしらえるぐらいだから、それに比べたら、技術的には「ケータイ電話の盗聴」なんてのは、朝飯前だ。現時点では、「100%」のウラが取りきれたワケではないが、ヤッとることは、まず、間違いないと思う。ま、ワシなんぞは、当然、その「常時監視」のターゲットにされておるだろう(笑)
#「上」の続きだが、このハナシは、まさに「ITのヤミ」そのもので、本来であれば、「IT」の名を冠したジャーナリストを自称しておる連中は、ガンガンと取り上げて、噛みつかんとだわな。
「また」の指摘で、恐縮だが、ワシと同じ88年毎日シンブン同期入社の佐々木俊尚は、ホンマ、このテのハナシを見事にスルーしマクっておるよな。まさか、「NSA、いいぞ、いいぞ、ココはマイクロソフトと一緒になって、コクミンの個人情報を盗みマクって、カネ儲けに使い倒せ!」って言い出すってことは、ねえだろうな? だって、ビル・ゲイツが、ちゃんと、コロサれずに済んで、億萬長者として、ウハウハしとるってのが、もう、「すべて」だわなあ。
「ITジャーナリスト」ってことでいうと、例えば、津田大介とかもおるんだが、「ぬあんで、津田はスルーして、佐々木ばっか、古川の野郎は噛みつくんだ?」と思う人もおるかもしれんが、ワシ、だって、津田なんて、全く知らんからなあ。その意味では、「身体性」がねえんだ。
だって、佐々木の場合は、88年入社の大毎社会ブ同期の永田晶子から、何年か前に一緒にメシ食ったとき、こう言われたからなあ。「あのね、古川さん、佐々木さんが、この前、ワタシにこう言ってたの。『古川は、カイシャを辞めて、いったい何をやってるんだ?』ってね」。何もこうも、こうやって、「字」を書いておるやないか!
ま、佐々木とは、初任地の配属先となった本社は違って、カイシャ的な"本籍”こそ違うんだが、でも、内定が決まった後、箱根にあるカイシャの保養所の強羅山荘であった内定者研修合宿に一緒に行って、イッパイやっとるからな。「そこ」には、永田もおったし、あと、太田阿利佐もおったし、あー、あの東海林智もおったなあ(笑)
#続きで、小浜は、結局、NSA(=国家アンゼン保障キョク)と、あとFBIがヤリマクっておった、電話やメール覗き見について、大筋で認めたのかあ。ただ、「亜米利加人や亜米利加在住の者は、ヤッとらん!」っていう弁明は、ウソだ。そんなもん、ヤリマクっておるに決まっとる。
メディアの論調は、「ブッシュ倅の時代ならまだしも、小浜のセー権下で、こんなことをヤッておったとは!」っていうカンジなんだが、要は、こんなもんは、大統領の手で負える代物ぢゃねえからなあ。民主だろうか、共和だろうが、誰が大統領になったところで、特にNSAへのコントロールなんか、効くワケねえからな。大統領の下にNSAがあるっていうふうに、大勢の人間は誤解しとるようなんだが、実態は逆だからあ。むしろ、NSAの下に、合衆国大統領なんか、ブラ下がっておるようなもんだ。
今回の外電記事で、「6・8」のヨミの朝刊に、「NSAの活動は、ほぼ全体がキミツ扱いで」っていうくだりがあるんだが、全くその通りだ。だって、NSAってのは、年間予算も人員も公開しとらんのだからな。ソシキの一部ならともかく、丸ごとすべて、非公開なんて、マトモな国では、ありえんわなあ。
だって、そもそも、NSAがセッチされたのは、「52・10・24」に、当時の大統領・トルーマンが、国務チョー官と国防チョー官に宛てた7頁のメモによってだからな。このように、ソシキの設立にあたって、「法的根拠がゼロ」なんだよな。その点、まだ、CIAは、47年に連邦ギカイで成立した国家アンゼン保障法令に拠っておるのとは、月とスッポンの差だろう。亜米利加のコクミンってのは、よくまあ、こんなオバケみたいなもんを、何の文句もつけずに、許容しておるよなあ。ワシはそれがフシギでしょうがない。ま、ワシに言わせりゃ、「よくまあ、こんなNSAの覗き見活動の実態が、オモテ沙汰になったなあ!」ってところで、小浜が大統領で、まだ、ミンシュ的だとさえ、言えるだろう(笑)
#で、今朝(=6・9)の朝日に、大阪フケイは堺署の留置管理課を舞台にした、調書捏造ジケンが出ておったなあ。東京本社発行版は、1面左肩の扱いだったが、大阪本社発行版では、当然、1面のアタマでブチ込んでおるだろうなあ。
ハナシはこうや。去年の「12・2」は、日曜日かよ。堺署に覚醒剤取締法イハンでタイホ、勾留中のヒギシャの男(齢40)が、騒ぎ出して、留置管理課の巡査チョーの顔を殴ったってんだよな。だから、この男を公務シッコー妨害で現行犯タイホする一方で、留置保護室に放り込んだってんだよな。
その公務シッコー妨害については、刑事課がジケンとして立ケンしたんだが、その際、留置管理課の巡査チョーが、そのヒギシャの男を留置保護室に放り込んだとき、本当は、その日は休みで不在だった、「上司の巡査部チョーの指示に従った」っていう、ウソの調書を作成し、コーハンでも、そのウソの証言をしてしもうたってんだよな。
#「上」の続きで、コイツはチョット、スジがわかりにくいんで、もう少し説明するとだな、そうやって暴れたヒギシャを保護室に収容することは、刑事施設収容法にあり、通常は、署長の命令で行う。しかし、切迫しておる場合は、ゲンバのハンダンでもできるってことになっておって、その場合、「階級」はカンケイないってんだよな。
だから、そのときの詳しい状況がどうだったかはわからんが、別に、ケーサツ社会では「下から2番目」の巡査チョーのハンダンで、暴れた男を留置保護室に放り込んだこと自体は、法律上、何のモンダイもないワケなんだよな。だったら、公務シッコー妨害のジケンの調書でも、その旨、供述しておれば何のモンダイもねえのに、ぬあんで、わざわざ、「不在だった巡査部チョーの名前」なんか出したんだろうなあ。
ただ、思うんだが、留置場で暴れたヒギシャに殴られたってんだが、大したケガでなければ、わざわざ、ジケンとして立てる必然性が、どこまであったんだろうなあ。だって、そんなこと言ったら、酔っぱらって、暴れマクっとるのがおるって、よう110番通報があって、ゲンバ出動した外勤のオマワリさんは、もみくちゃになって、ブン殴られることもあるだろうが、そんなので、いちいちジケンにしとるかよ?
フツー、このテの公務シッコー妨害でジケン化するっていったら、機動隊に投石したデモ隊のケースとかだわなあ。ましてや、ゲンバが「ケーサツ署の中」だろ? 「ケーサツ署の中における、公務シッコー妨害ジケン」なんて、初めて聞いたな。ぬあんか、ワケがわかんねえよなあ。
#さらに続きだが、今回の、大阪フケイは堺署の調書捏造ジケンから、何が言えるかなんだが、要は、「このテの調書捏造なんて、ケーサツん中では、日常茶飯事だろ」ってことなんだよな。
ワシに言わせりゃ、今回のケースなんてのは、ケーサツのナイブ的には、瑣末もエエところで、そもそも、「ぬあんで、こんなもんが、表沙汰になったんだ?」だわなあ。こんなもん、カンケイシャが口裏合わせておけば、ゼッタイにバレるわけがねえんだからなあ。
しかし、今度の調書捏造の手口を見ておると、あの村木厚子のオバハンをハメた郵便不正ジケンと、構図としては、クリソツなんだよな。っていうのは、そうした「ジケン自体」は存在しとるんだが、「登場人物をチョロっと入れ替えること」で、「ターゲットにした生贄を嵌め込む」っていうんかいなあ。であれば、このテのハナシは、ソーサ費の予算シッコーにおいて、ゾロゾロと出てきそうだよなあ(笑)
#で、今日(=6・10)発売の『週現』に、遠隔操作ウイルスによる「なりすましカキコミ」のジケンで、タイホ、キソされておる片山祐輔クンの手記が載っておったが、「オマエ、態度が悪いぢゃないか!」ってことで、「上」の大阪フケイは堺署の、調書捏造ジケンでも出てきてた、「留置保護室」に放り込まれたってんだな。
その留置保護室ってのは、「布団ナシ、眼鏡使用NG、本も読んだらアカン」ってことで、要は「お仕置き部屋」なんだな。まだ、その堺署の場合は、その覚醒剤取締法イハンでタイホ、勾留されておったヒギシャってのは、暴れて、留置管理官をブン殴ったってんだから、まだ、そうしたお仕置き部屋に放り込まれるのは、わかるんだが、片山クンの場合は、「黙秘を続けた」っていう理由だわなあ。
それで、片山クンは勤め先もクビになり、「こんなんなら、まだ、ジサツした方がマシ」とまで考えたそうなんだが、あの北朝鮮やシリアならまだしも、民主シュギ国家の看板を大上段に掲げておるニッポンで、こんなことが許されるのか? 最近、ミャンマーもだいぶ改善されてきておるっていうことなんで、人権感覚ゼロの、この拘置行政ってのは、ひょっとして、「ミャンマー以下」ってことは、ねえかよ?
#「上」の続きで、今回、腐れケーサツとド腐れケンサツに、再タイホ&追キソを連発されておる片山祐輔クンだが、非常に気の毒で、ワシも同じ人間として、胸が痛む。
確かに、残念極まりなく、慙愧の念に堪えないが、しかし、人生を生きていくなかで、こういう不条理ということに襲われてしまうということは、時として、ある。ひょっとして、死んだ方がマシで、ラクなのかもしれないが、しかし、辛い目に遭って、生き抜くことで、また、何か学んでいくものもある。ココは神様が、そういう試練を与えたと思って、生き抜くことだ。
例えば、「3・11」で津波の被害に遭った人たちのように、どんなに生きたくとも、心ならず、命を落としてしまうことだってある。「まだ、死なずに、生きている」というのは、おそらく、それだけの意味があるということだ。まだ、人生は終わったワケではなく、コーハンはコレから始まるのだから、もちろん、弁護人のサポートもあるだろうが、やはり、「自分で戦う」という決意を固めることだと思う。おそらく、コンピュータのプログラムに関する知識も、取り調べ担当検事なんかよりは遥かにあるんだろうから、自分の無実を、客観的に、第三者が見てもちゃんとわかるように、きちんと説明していく努力を惜しんではならないだろう。
もっとも、連中は、ハンケツで無罪が出たところで、屁とも思うておらんっていうか、「また、そのときは、別の生贄を引っ張ってくりゃ、いいぢゃないか!」ぐらいにしか、どうせ、思うておらんだろう。だから、こんな連中相手に、ケンカするってのは、ま、カミュの『シーシュポスの神話』に出てくるハナシのごとく、賽の河原で、閻魔大王の目の前で、石を積み上げては崩され、また積み上げるということを、延々と繰り返すようなものだ。しかし、人生とは、そうした不条理に反抗し、挑むことの中に、意味があるというのが、ワシの信念であり、哲学だ。
#で、その「亀谷直人獄中手記(平成23年10月版)」の続きなんだが、亀谷と、その芦屋在住のブローカーの田中八郎との超ズブズブのカンケイなあ。ホンマ、コイツはスンゴイんだよな。
ってのは、「02・4・22」に、三井環のオッサンが口封じタイホされたのと、ほぼ同時で、渡真利忠光と一緒に、亀谷もタイホされておるんだが(ただ、キソはされず、5・12にショブン保留で釈放され、後にキソ猶予)、このとき、大阪チケンに出頭するにあたって、電話でこの田中に「そのこと」を伝えておるってんだよなあ。その際、田中は「古川から、鳴門の工事のことを聞いた」んで、亀谷は「カネを預かった後、着工のことを伝えたらどうか?」と言うと、田中は「そんなことを言うと、常務が困る」って、「いかにも」なやりとりが出ておるんだよな(ココで出てくる「古川」ってのは、おそらく、亀チャンのオンナだと思う)。
だから、ココに出てくる「鳴門の工事」ってのは、徳島の鳴門であった何かの公共工事だと思うんだが、それで手記では、「鳴門のスタートの予定4月22日!」「田中から、商事の常務が22日頃、スタートしようかと言っている」っていうんだよなあ。この「商事」って、ひょっとして、「3ダイヤ商事」のことなんかいなあ。
#「上」の続きで、その「亀谷直人獄中手記(平成23年10月版)」だが、その59頁に、「(02年の)9月25日頃、鳴門で地権者にヤクザが活発に」の後、コイツはぬあんと読むんかいなあ。たぶん、「譲歩」(ひょっとして、「接衝」か?)だと思うんだが、とにかく、交渉しておって、それで、「3ダイヤ銀行から、商事が融資申込をしておって、150億の資金が下りる頃で……」ってあるなあ。うーむ、ってことは、ココで出てくる「商事」って、やっぱ、同じグループの「3ダイヤ商事」のことなんだろうなあ。だから、どうも、この鳴門の件は、ココの常務が仕切っておったようで、この常務は「石橋で叩くように正攻法で進めた」ってあるなあ。
んで、あと、「飛島」とか、「大成」とかいう固有名詞が飛び交っておるなあ。亀谷は、「地権者を集めて、山取得の整理をすることになっていた」とかいうことで、あー、その絡みで「3ダイヤ系の大成が動いた経緯があり」ってことかあ。うーむ、大成建設って、3ダイヤ系列なのかよ。いずれしても、亀チャンは、この芦屋在住のブローカーの田中八郎と二人三脚で、この鳴門の工事に首を突っ込んでおったんだな。「飛島が桟橋の工事をしていて」ってあるんで、いずれにしても、ゼネコンが参戦した、大掛かりな公共工事なんだろうなあ。
いや、待てよ。ってことは、この田中八郎の「先」には、中央法科時代の御学友であるヤメ検の「豊嶋秀直」がおるってことなんかいなあ。少なくとも、手記の中では、この「鳴門の工事の件」で、豊嶋が動いておったっていう、直接的な記述は出てこんが、でも、チョロチョロと、その「田中とのつながり」のハナシの中で、この「豊嶋のおやぢ」は出てくるわなあ(笑)
#で、この「6・11」に東京コーサイであった、イージス船あたご丸と漁船との衝突ジコで、業過チシに問われた、当直士官の3等海佐の後潟桂太郎(齢41)と長岩友久(齢39)に対する判決コーハンで、裁判チョーの井上弘通は、1審の横浜チサイのハンケツを支持し、控訴キキャクしておって、「再び無罪」だったってんだよなあ。
今回、ヒドイのは、その衝突直前の「漁船・清徳丸の右転の理由」について、1審ハンケツは「不明」としておったのに、この井上のおやぢは「あたご丸の進路を見誤った」っていうふうにしてしもうとるんだよな。要するに、この2審ハンケツだと、清徳丸が勝手に急右転したことで、「漁船は、あたご丸への自爆テロを敢行した!」って言っとるようなもんだからなあ。「死人に口なし」とばかり、グン隊に対する、この大甘ハンケツっていうか、ま、デタラメだわなあ。
しかし、海難審判では、「あたご丸の監視不十分が主因」と、海と陸とのハンケツが、180度真逆に違うってのは、いったい、どういうことなんだよ? いずれにしても、「真実はひとつ」しかねえんだが、ケンリョクってのは、こうやって、ナンボでも「シロをクロに」、「クロをシロに」と言い含めることがデキるってことなんだわな。しかし、この井上のおやぢってのは、コイツを勲章に、隼町ん中で出世しマクってイクんだろうなあ。司法は、ホンマ、この体たらくなんだが、でも、声を上げんとだわな。
#「上」の続きで、今回の東京コーサイの裁判チョーの「井上弘通のおやぢ」だが、今回も、1審同様、「衝突前の漁船の航跡」が争点だったんだが、ところが、1審ハンケツ以上に「ヒコク・弁護側の言いなり」になっておるんだよな。
つまり、漁船の清徳丸は衝突後、沈没しとるんで、乗組員は不明であるのはもちろん、航跡記録装置のデータはねえんだから、僚船の目撃証言をもとに組み立てなければならないことから、多少の幅っていうか、誤差が生じるのやむを得ないだろう。
で、今回、この2審の裁判チョーが、「いよいよ狂っとるな」って思ったのは、「疑わしきはヒコク人の利益に!」っていう切り札を持ち出してだな、「幅」を持って推定した1審ハンケツの漁船航跡のうち、ヒコク人らの主張する航跡に最も近い、「東側の線」を引っ張り出してきてだな、コイツをもとに「過失セキニンの有無」について、ウジャウジャといじくり回しておるんだよな。
今回、キソされた、この当直士官2人ってのは、そもそも、海自の"軍人"であってだな、それも「公務中の出来事」だからな。たとえ、トカゲの尻尾とはいえ、国家ケンリョクの最中枢におる人間だからな。あの陸自のサリン製造を引っ張り出さんでも、市ヶ谷なんてのは、「防衛キミツ」を楯に、平気でウソをつきマクっておる連中だからな。今回のジケンは、フツーのよい子のシミンがキソされたような、ノーマルなやつとはまるで違うからな。ワシは、この「井上のおやぢ」ってのは、わかってて、わざとスルーしとるんだと思うで。
ただ、笑えるのは、朝日朝刊の記事(6・12)なんだが、最後の方に「市ヶ谷カンブのハナシ」として、「見張りが機能しておれば、衝突が避けられたのは、間違いない!」って喋っておるんだよな。しかし、中の人間がココまで言い切っておるのに、陸のサイバン所は、わざわざ、「シロ」のハンケツを出してくれとるんだから、この裁判チョーは、いったい、どういうアタマの構造なんだろうなあ(呆)
#で、亜米利加のNSA(国家アンゼン保障キョク)による、マイクロソフト以下、IT大手を抱き込んで、「覗き穴」から、利用者のありとあらゆるネット上の個人情報を盗み見する、「PRISM(プリズム)」なあ。このプリズム自体は、07年のブッシュ倅の時代に、マイクロソフトから始まり、その後、ヤフー、グーグル、ユーチューブetcへと拡大していったってんだが、プリズムってのは、作戦名だっていうんだが、より本質的には、そうした悪さをするコンピュータのプログラムっていうか、ソフトウェアってことだわなあ。
それを英紙ガーディアンと、米紙ワシントン・ポストに喋っておったのは、CIAに籍を置いておったっていう、エドワード・スノーデン(齢29)ってんだな。直近の勤務地はハワイだってんだが、この「5・20」ごろ、NSAの依頼を受けて下請けをヤッておる、その「ブーズ・アレン・ハミルトン社」かあ。上司には「持病治療のため、2、3週間休む」と上司に告げて、そのまま香港にスルーして、それで、内部告発に至ったってことなんだな。
ま、当局の連中にしてみれば、「クソッ、喋ったのは、あの野郎だな」って目星はついておっただろうから、逆に、ココで「顔出し」してしもうた方が、諸々、安全だろうなあ。ほいで、司法ショウは「ケシカラン!」って、目を吊り上げて、ソーサに乗り出すってんだが、そうしたリアクションそのものが、今度の告発内容が「真実だった」ってことの何物でもねえよなあ(笑)