三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#で、年末年始の各紙を、まとめてダーッと目を通してみたんだが、ま、元旦紙面ってのは、どこも「大特ダネ」で勝負してくるんだが、今年(=2013年)は、「うわっ!」っていうのは、なかったなあ。その中で、ヨミの「農水ショウのキミツ文書、サイバー流出か」だが、このテのサイバー攻撃モノは、ヨミは強いな。
そもそも、このテのハッキングってのは、PCネット上のヴァーチャル空間で行われるため、「目に見えん」ということもあって、その痕跡を辿るってのがムズカシイことと、あと、ヒガイに遭ったヤクショも、要は「恥の文化」だろうなあ。オモテ沙汰にはしとうない心理があるんだろう。
ヨミは「11・9・20」朝刊の「3ダイヤ重工の感染サーバ、海外と勝手に通信」を皮切りに、一連の官庁ハッキングに関しては、まさに独壇場で、箱根駅伝の優勝校のように、他社の追随を許すことなく、独走状態だよなあ。正月休みっていうこともあるんだろうが、他社もウラが取りきれんっていうことなんだろう、後追いデキておらんからなあ。今回の農水ショウに関しては、11年11月にAPECへ遊びに行く直前の野田の発言録etcのブツもゲットしとるんだが、ま、セー権交代があったんで、出てきたハナシだろう。目鼻の利く、社会ブのジケン担当がおるんだろう。
#「上」の続きで、ヨミ以外の元旦紙面だと、東京シンブンが1面のアタマで、その原発(核燃リサイクルも含む)を抱える自治体にシャブらせる飴玉(=電源立地地域タイサク交付金、電源3法交付金とも)だよなあ。情報公開請求によって、全国23自治体の2011年度決算文書(東海村のみ10年度)を吐き出させて、分析したところ、計287億円が当該自治体の予算として、従来の箱モノに代わって、医療や福祉といった住民サービスにも使われておるっていうことを、「字」にしておったな。
この原発稼動に対する見返りの飴玉ってのは、当然、「稼動実績」に比例しておるんだが、既に報道はされておるが、最近は箱モノだけでのうて、保育園や消防署員の人件費といったところにも、この飴玉から投入されておるってんだな。例えば、玄海原発のある佐賀県玄海町の場合だと、保育所の運営やゴミ収集etcといった住民サービスに計16億4000萬円もブチ込まれておって、コイツがぬあんと町の一般会計予算の「約23%」に達しておるってんだよなあ(**)
ただ、今回のポイントは、11年度ってのは、「2011年4月━12年3月」と、「3・11」でフクシマ第1原発の爆発ジコが起こった「次の年度」なんだが、それでも相変わらず、コレだけ原発稼動見返りの飴玉に依存しておるってのも、スンゴイっていうか、「うーむ」だよなあ(笑) 今回のニュースの肝は、「そこ」だろう。
#さらに続きだが、じつは、毎日の元旦紙面でも、「上」の東京シンブンと同様の、原発稼動の見返りに対する飴玉(=電源立地地域タイサク交付金)について、全く同様の手法で、情報公開請求で11年度分の予算書を吐き出させて、分析をしておって、コイツもオモロイんだが、「扱い」が2面の見出し3段で、全然目立たんのだよな。
じつは、毎日は1面のアタマは別の原発ネタ(=全国の原発10基超に防火に不備、可燃性ケーブルを使用)で行っておるんだが、ニュースバリュー的には、その「飴玉の中身の分析」の方が上だ。だから、本来であれば、こっちをもっときっちりと書き込んでだな、元旦の1面アタマでブツけて、東京シンブンと相打ちにせなアカンのだよな。可燃ケーブルのハナシは、「1・3」以降のつなぎで使えばいいハナシだ。社会ブのデスクがアホで、書いた記者が可哀想だ。
で、その毎日の飴玉分析のハナシもオモロくて、原発のある全国21市町村のうち、福島&福井の2県では、ぬあんと、役場職員の人件費の「3割以上」も、この飴玉予算に依存しておるってんだよな。中でもスンゴイのが、フクシマ県内の4町で、双葉町2億8000萬円(45%)、富岡町7億1000萬円(63%)、大熊町4億4000萬円(67%)で、東電のフクシマ本社のある楢葉町に至っては、ぬあんと、人件費全体の「94%」にも達する8億円だってんだよな(**) だから、チョー美味しい飴玉の、この電源立地地域タイサク交付金(電源3法交付金)ってのは、まさに、「シャブ」そのものだよなあ。いやあ、コレだけ依存しちゃったらさ、中毒でカラダはボロボロだよなあ(笑)
だから、今回、毎日が「字」にしておった、「飴玉の中身分析」で、「役場職員の人件費」にまで、こんなふうにジャンジャンと流れ込んでおったっていうのは、「初めて出てくるハナシ」だと思う。それでいうと、この飴玉ってのは、最近は、箱モノだけでのうて、いろんな予算費目に流れ込んでおるんだな。
その意味でいえば、コイツは「ニュース」なんだから、抜きネタは紙面でもっと大きく扱わんとダメだ。あんなヒドイ扱いでは、ニュース価値が半減する。整理ブもニュース感覚が鈍すぎる。日々、シンブンを真剣に読んでねえんだと思う。確か、毎日の紙面審査の外部イインには、池上彰が入っておったハズだから、こういうのはちゃんと叩かんとダメだ。コレぢゃあ、ネタを取ってきたゲンバの記者が可哀想だ。
#さらに続きだが、その元旦紙面の東京&毎日の原発関連の抜きネタに、ぶっタマげたんだろう。朝日が「1・4」の朝刊で、その「手抜き除染横行!」のハナシをブチ込んでおったよな。おそらく、タレ込みがあったんだな。去年(12年)の12月中、フクシマ県内の田村市(2回)、飯舘村、楢葉町の4回分について、ゲンバの様子を動画で、キシャが押さえておって、たぶん、有料の電子版ではそいつもピャーッと流しておるよんだよな。
でも、コイツは、キシャがよくゲンバを押さえたよな。「~の調べによると」で始まる当局の垂れ流し記事でのうて、キシャ本人がゲンバを踏み込んで、「見てきたことを、字にする」ってのは、取材の基本であると同時に、すべてだよな。
このテのハナシは、毎日が同じ「1・4」の朝刊で書いておった「フクシマ原発作業員、ジコ後2-3ヵ月は、胸の被曝だけしか測定せず」もそうだが、掘れば、まだまだ出てくる。「一発ヤッて、ハイ終わり」でのうて、手を変え品を替えるなどして、継続せんことには、意味はない。それで言えば、まさに「継続は力なり」だ。
#で、『紙のバクダン』最新号(13年2月号)で、ワシと同じイケダモンおたくの野田峯雄サンが、その『流出「公安テロ情報」全データ』(第三書館)について、東京チサイが原告側の請求をほぼ丸呑みしたハンケツを出しておった件について書いておるんだが、その司法ハンダンが「おかしい」というのは、そのとき、ワシもココで「字」しておった通りなんだが、ワシがビックリしたっていうか、唖然だったのは、このハンケツについて、中小出版約100社でつくる「出版流通対策協議会」っていうところが、「声明を出さないことにした」っていうハナシだなあ。
っていうのは、大手マスコミが、このテのモンダイに無関心を装っておるっていうか、「他人事」として知らんフリってのは、「さもありなん」なのだが、そうやって大手が腰が引けマクっておるがゆえに、逆に、フットワークの軽い中小の版元が、ゲリラ精神を発揮して、このテのテーマには、もっと果敢に挑まなければならないハズだ。そういうところが、こうしたデタラメなハンケツにダンマリを決め込むことにしたというは、「おかしい」ていうか、開いた口が塞がらないっていうカンジだな。
だって、ネットで検索してみたら、同協議会のHPには、スローガンに「出版、表現の自由を守る!」ってあるからなあ(笑) そもそも、今度のハンケツは、「それ」を全面否定する「出版差し止め」を丸々と認めておるんだよな。要するに、「声明を出さないことにした」っていうのは、「出すか、出さんかギロンをした結果、出さんことに決めた」ってことだからな。大手から中小零細に至るまで、ココまで腰抜けであるんだから、腐れケンリョクのデタラメが、何でもまかり通るということだ。
ま、他がどうあれ、まずは、「おかしいことは、おかしい」と声を上げなければ、何も始まらないし、また、そこからすべてが始まる。誰も聞く者がおらんなって、ワシひとりになったとしても、「おかしいことは、おかしい!」と、声を上げ続ける。「言論、出版、報道、表現の自由を守る」とは、そういう気概というのか、志の中にしか存在しない。
#で、今朝(=1・9)の朝日に、「経済タイサク(=アベノミクス)で、ぼーエイ装備/補正に1805億円計上/PAC3&戦闘機改修!」と出ておって、今度のセー権復帰で、「おっ、いよいよ、自公のデタラメがおっ始まったな」っていうカンジだよなあ。
ただ、記事をよく読むと、「ぼーエイ庁幹部が、自民トウ国防ブカイで説明した際、出席したギインからは、『野党から、ぬあにが経済タイサクや!』と、予算イイン怪では文句が出てくる。だから、それを丸め込むための、ちゃんとしたリクツづけが要るで」とあって、官邸(=アベ)っていうよりは、トウ(=石破のおやぢ)の主導でブイブイと進んでおるっていうカンジだよなあ。だから、アベノミクスとはいいながらも、「石破カラー」の大バクハツってカンジだよなあ(笑)
しかし、市ヶ谷は陸自の次期輸送用ヘリ・UH-Xの導入を巡る官製談合ジケンで、トカゲの尻尾2匹が、年末に略式キソされたばっかなのに、年が明けたら、「もう、禊も済んだあ」と、通常だと、補正予算では、あの当たらんMDとかの正面装備なんかでのうて、車両のエコカーへの買い替えetcといった目立たんところで、控えめにやっておったんだが、「のど元を過ぎれば…」ってヤツで、クスリが全然、効いておらんっていうことなんだな。
しかし、アベノミクスってのは、「景気刺激による、需要創出」のハズだよな。わかりやすく例えるなら、「輸血を施すことで、カラダ全体の血の巡りをよくする」ってことだよなあ。こんなぼーエイ予算をピャーッとバラ撒いたところで、景気なんて上向くんかよ(**)
#で、今日(=1・9)発売の『文春』に、サツジン&放火の戒名でタイホされた、その富山ケンケイ警部補の「加野猛のおやぢ(齢54)」だが、ぬあんと、ジケン発生から約2ヵ月後の10年6月に、匿名ながらも、その犯行状況を詳しく記したCD-Rを文春編集ブに郵送し、「ワシはカネに困っておるんで、ワシの独占手記を買い取ってくれ!」って依頼しておったってことで、その全文が一挙大掲載されておったなあ。
その犯行声明文では、「どうせワシは死刑になる。いずれ自首する。カネに困っとるんで、手記を買い取ってくれ!」ってことで、要は「暗号広告」だよなあ。「もし、OKであれば、『清酒』とかのキーワードの入った広告を出してくれ」って懇願しとるんだよなあ。
んで、文春サイドは、このCD-Rに書かれた内容について、富山ケンケイに取材をかけて、ウラ取りに走っておって、ケーサツ側も「コイツは、犯人、もしくは、ゲンバを見たケーサツ官か消防署員しか知りえない事実が含まれている」と認識しとったんだなあ。要するに、遺体が見つかったゲンバの状況を詳しく図示しておったんだよな。だから、文春側はCD-Rのブツそのものの提供は拒否はしたが、でも、プリントアウトした紙ぐらいは、ケーサツに渡しておると思う。
#「上」の続きだが、文春は送られてきたCD-Rのデータ解析をする中で、漢字はわからんが、カタカナで「カノタケシ」っていう名前を見つけておったってんだよな。もし、ワシが取材記者だったら、この情報は間違いなく、取材先のサツ官にはリークしておるんで、たぶん、富山ケンケイは、既にジケン発生から約2ヵ月後の段階で、「この加野猛は、まっ黒クロや!」ってことを掴んでおったハズや。だから、モンダイは、それから2年以上も、ぬあんで、加野のおやぢの身柄を取ることもなく、放置しておったのかっていうことだわなあ。
それと、ワシ、解せんのは、加野のおやぢは、犯行声明文の中で、「他に、週現とポストにも送ったで!」と書いておるんだが、ところが、週現もポストも、このことを1行も字にしておらんよなあ。コイツはおかしいっていうか、「言論&報道キカンの役割」を放棄しておるに等しいよなあ。
#さらに続きで、この富山ケンケイ警部補の加野猛のおやぢだが、文春に犯行声明文のCD-Rを送ったのは、「カネに困っておるんで、手記を売りつけて、ひと稼ぎしたい!」ってことだったんだから、ホンマ、トンデモねえハナシだよなあ(呆)
だから、スナックで飲んだくれたり、デリヘルにも入り浸っておって、サラ金から恒常的に2百数十萬円の借金があったってんだよな。日々、その返済に追われておったっていうことだわなあ。
で、そのヒガイシャとは旧知の仲だったってことなんだが、犯行動機の可能性としては、何かの紙切れに借用書でも書いて、加野のおやぢが、そのヒガイシャから取り立てを迫られておったと違うんかいなあ。だって、コロしただけでのうて、建物に火まで放っておるからな。その執拗さからして、線としては「カネの恨み」のような気がするんだが。ひょっとしたら、他にも何かあるかもしれんので、慎重に調べんとだとは思うが、でも、ワシは、カネのような気がする。だとしたら、ジケン自体は、チョーわかりやすい。
#ふーむ、「元祖・警察ストーカー」こと、寺澤有の有料ブログの「インシデンツ」だが、昨晩(=1・8)、ニュースのところをクリックして、アクセスしようと思ったら、画面がまっ白シロになって、「あれっ、ぬあんだ、こりゃ?」と思っておったんだが、ハッキングの被害に遭うたのかよ(**) 詳しい状況はわからんのだが、データが残っておれば、記事の復旧はデキると違うんかいなあ。
ただ、時系列で見ると、年が明けて、この「1・3」に、兵庫ケンケイ警部補の不祥事の記事をupした後、出張に出かけて、「1・7」に戻ってきたら、いじくられておったのがわかったのかあ。ってことは、ハッキングされたのは、「その間」だわなあ。いずれにしても、何者かが意図的にヤッておるんだと思う。
で、寺澤が恨みを買うとすれば、第一義的には、「ケーサツ」だからなあ。もちろん、ケーサツもハッキングに詳しいサイバー情報センターだったかいなあ。そういうセクションがあるんで、「クソッ、寺澤の野郎、いい気になってやがるんで、チョット、ギャフンと言わせてやれ!」ってことで、どうせ痕跡も残らんのだから、ハッキングしたということは、可能性としては考えられるんだが、でも、そこまでヤルんかいなあ。
以前、山岡俊介の有料ブログもヤラれておったが、むしろ、山岡の方がわかりやすいっていうんか、山岡はカネ関連っていうか、経済モノのスキャンダルのハナシを頻繁にupしとるんで、ハンニン像は絞り込みやすいんだが、寺澤に関しては、ホンマ、「???」だわなあ。
ま、イケダモン大先生んところの信濃町を徹底的に攻撃しておるんだったら、連中であれば、こうしたハッキングによる仕返しは、平気でヤルと思うんだが、しかし、寺澤は、信濃町とは、あの別冊宝島リアルに、東奥新報では「ヤルか、ヤラんか」で揉めマクりながらも、結局、労組の猛ハンタイで見送りになったetc、聖教&公明シンブンによる印刷請負の実態の記事を1本、書いたぐらいのもんで、でも、その後は「それっきり」だからなあ。だから、寺澤は信濃町とは敵対カンケイに入っておるとは、言いがたいんで、うーむ、ハンニン像は謎だよなあ。
#で、今朝(=1・10)のヨミが、その富山ケンケイ警部補の「加野猛のおやぢ(齢54)」による、サツジン&放火ジケンで、文春の編集ブに匿名でハンコウ声明の入ったCD-Rを送りつけておった件で、アレコレと書いておったなあ。
まず、文春以外にも、「ワシ、送ったでー」と加野のおやぢがバクロしておった、週現とポストが、口を揃えて、「送られてきた可能性はあるかもしれないが、編集ブにそのCD-Rは、ありましぇーん!」と答えておったんだそうだが、だから、間違いなく、送っておる。
おそらく、双方とも取材に動かんかったんだと思う。ま、「取材の腰が重い」っていうことだろうなあ。そのCD-Rは、カイシャの編集ブにはのうても、そのときのジケン担当をしておったデスクか誰かの自宅etcには、存在しておるだろう(笑)
#「上」の続きで、このヨミのまとめ記事では、要は、そのブツである、加野猛のおやぢが文春に送りつけておったCD-Rを、「はよ、文春サイドはケーサツに任意提出すべきだったか、それとも、ケーサツ側はサイバン所の御札を取ってでも、持って行くべきだったか」で、ワーワーと盛り上げて、若狭勝に堀部政男、あと、大宅映子の3人も談話をダーッと並べて、「ああでもない、こうでもない」といじくり回しておったんだが、いやあ、こんなハナシ、瑣末もエエところだわなあ。もし、ケーサツが本気でジケン解決に動いておるんであれば、サイバン所から御札を取ってでも、ブツを持って行く。
ま、文春側も、立場上、「任意提出」ってことで、ホイホイとケーサツに差し出したりしたら、一応、メンツってのがあるからなあ。そもそも、「取材源の秘匿云々」って言ったって、「どこの誰ぞ」かわからん匿名で送りつけてきたブツに、秘匿もヘチマもあるかってんだよ(笑)
だって、大事なのは、「データに盛り込まれていた情報の中身」なんだから、そんなもん、コピー取って、ピャーッと横流ししてやれば、済むハナシだ。もし、ワシだったら、原本を渡しておるだろう。絵画とかとは違うんだから、中身が同じであれば、書いてある媒体が原本だろうと、コピーだろうと、ホンマ、どうでもエエことだ。
#さらに続きだが、だから、今度のジケンの本丸は、ぬあんで、富山ケンケイが、ココまで加野猛のおやぢの立ケンを渋っておったか、「そこ」に尽きるだろう。
ま、コイツはワシの推測でしかねえんだが、じつは、取材に動いておった文春は、この「カノタケシ=加野猛」を特定し、直撃しておった可能性はあると思う。「それ」は、ジケン発生から約4ヵ月後の2010年の8月か9月だったかよ。加野のおやぢが、自宅で睡眠薬を大量に飲んで、ジサツ未遂をヤラかしておったよな。ひょっとしたら、本人に直当たりしておったってことは、ねえのかよ? 時期的には、妙に符合するわなあ。
もちろん、「で、アンタ、ウチの編集ブに、例のブツを送ってきたでしょ。いったい、ナンボ欲しいんですねん?」って、取材記者がカマをかけたところで、どうせ、「知らぬ存ぜぬ」だったに決まっておるが(笑)、でも、こういうことでも起こらん限り、そんなホイホイとジサツなんて試みるかよ。
で、このジケンが急展開し始めるのが、去年(=12年)の夏、具体的には、7月以降だよなあ。オモテ向きには、「あるところから、情報が寄せられて、それで動き始めた」ってんだが、この「加野のおやぢの仕業」なんてのは、ナイブでは、とうの昔にわかりきっておったんだから、たぶん、1課のデカが「このままジケンを揉み消されてしもうたら、たまらんで!」と、ハラワタを煮えクリ返して、ピャーッと刺しに動いたと違うんかいなあ。
だって、こんなもん、外の人間が、わかるワケねえんだから、それ以外、チョット、ワシには考えつかんな。いやあ、富山ケンケイのカンブのホンネとしては、「ちくしょう、加野の野郎、アソコでジサツしておってくれてれば、それで、全部、オシマイだったのになあ」ってことは、ねえのかよ?
#で、今朝(=1・11)の朝日に、敦賀原発1、2号機と東海第2原発の3基を保有して、電力ガイシャに電気を売っておるニッポン原電が、稼動を全くしとらんのに、今年度(12年度)の上半期の純利益が、過去最高の209億円に達しておったと、「字」にしておったなあ(**)
そのカラクリは、「基本料」ってことで、東電以下5電力が、原発稼動の有無にかかわらず、とにかく、まず、一定額を「つかみ金」として、ニッポン原電に支払うシステムによるものだってんだが、しかし、その尻拭いは利用者の電気料金に回されておるんだから、こんなもん、おかしいっていうより、デタラメそのものだよなあ。
ま、同様の「ピンハネのシステム」ってことだが、それは、同じく今朝の東京シンブンが「字」にしておった、糞ションベンの除染作業の日当の支給でもあるんだな。コイツは、この除染作業には、本来であれば、1日に1萬6000円(作業代6000円+危険手当1萬円)が支払われるハズなんだが、実際にゲンバの作業員が貰うておるのは、約1萬1000円で、5000円前後(宿泊費4500円+弁当代500円)が「実費負担」の名目でピンハネされ、請負業者の懐にプールされるってんだな。
ところが、宿泊施設ってのは、国が無料提供しておるんで、実際にはタダで、費用はかかっておらんし、弁当代も、原価は300円程度で収まっておるってんで、この約5000円が丸々、搾取されておるってことなんだな。双方、「いかにもなハナシ」なんだが、しかし、資本シュギってのは、こうやって、いかに「ピンハネのシステム」を上手いこと構築して、経営者サマがカネをしこたま溜め込むかだからなあ(笑)
#それと、今朝(=1・11)の朝日に、死刑シッコーに関するブンショを、赤レンガに情報公開請求しておったのが、ワサワサと出てきたってことで、そのことを「字」にしておったんだが、「死刑シッコーに至る流れ」自体は、既に毎日が書いておるんで、大筋においては、新しいハナシではないんだが、ただ、そうやって個別のシッコー案件の書類を精査してイクと、その久間三千年による飯塚ジケンなあ。コイツに関しては、黒塗りのオンパレードだったってんだな。
具体的には、死刑ハンケツ確定後の「07・2・7」付で、福岡コーケンが、長勢甚遠あてに出した「死刑シッコー上申書」では、「ソーサの端緒及び検挙に至った経緯」の3枚分が全て黒塗りだったのをはじめ、続いて、森英介らが、死刑シッコー4日前の「08・10・24」に決裁した「死刑ジケン審査結果」においては、氏名、生年月日、ハンザイ事実の大半は開示されたものの、それ以降の8頁半は、全てピャーッと黒塗りだったってんだよな(**)
だから、実質的には、この飯塚ジケンに関しては、全面非開示に等しいんだが、コイツはよっぽど、オモテに出してしもうたら困る、「不都合な真実」がありマクっておるんだな(笑) だから、コイツは、シンブン社の西部本社をはじめとして、福岡に足場を置く記者が、徹底的に掘り返さなければならないハナシだ。必ず何か出てくる。コレでは、絞首された者の霊も浮かばれん。
#何や、モリカズ、今日(=1・11)発売の『週金』に、顔出しで、ナンダカンダと喋っておるやないか! 確かに、ムショにおった間に、胃がんの手術をしたってことで、顔つきはやや細うなったが、全然、元気そうやなあ。で、モリカズは、以前、あの白川司郎のおやぢのカイシャのコモンをやっておったのかよ。「いかにもなハナシ」で、しこたまコモン料を稼いでおったんだろうなあ。だから、白川のおやぢってのは、「よう知っておる」っていうよりは、要は、あの許永中と同様、「同じ穴のムジナ」だったんだな(笑)
それと、あの原発リケン絡みのハナシで起こしておる恫喝ソショウの代理人のヤメ検・土屋東一も、モリカズはよう知っておるのか。しかし、白川のおやぢってのは、「細かいことはよう言わん人間や」っていう割には、こんなサイバン沙汰なんか起こしやがって、いったい、どないなっとるんや? ココはモリカズの方から、「このアホンダラが!」って、一発、ピャーッとかましてヤッたらんかい!