三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#で、今朝(=12・13)の各紙、その北のわがままおやぢの倅んところのイチモツ(=ロケット)発射実験のバカ騒ぎで、ほぼ横並びで1麺、政治麺と、とにかく、「ケシカラン、ケシカラン!」と書き飛ばして、スンゴイわな。たかが、ロケット1発打ち上げただけで、ワシに言わせりゃ、ぬあんでココまで過剰敵視する必要があるんだ?
確かに、この韓日ともセンキョ戦の真っ只中に、わざわざ、刺激を加えたというタイミングに、「ぬあんだ?」という意見もあるだろう。ワシ自身だって、そういう思いはある。でも、ココでアタマに血を昇らせて、カッカしたところで、逆に相手の思うツボだ。こういうときこそ、冷静に落ち着いて、現実を見なければなのだが、実際は、その全く逆で、空騒ぎっていうか、このバカ騒ぎは、いったい、何なんだ?
#「上」の続きだが、ワシは、今回の実験を見たとき、もっと冷静に、まずは、イチモツの「正確な飛行ルート」だわな。いちおう、「石垣の上空付近」ということにはなっておるんだが、実際に「どこ」を飛んだのかは、正確な位置(=全軌跡)は、亜米利加グンのレーダーも掴んでおらんと思う。ホンマにニッポンの領空(っても、大気圏外だが)をかすめたかどうかってのも、「?」なんだよな。
少なくとも、今回のイチモツの正確な飛行ルートと、1段目、2段目が落下したところの位置情報を、亜米利加グンに吐き出させんとだ。もし、掴んでねえんであれば、「何、ヤッてるんだ?」だわな。だって、「それ(=飛行経路)」の特定こそが、あの「当たらんMD」のキモだからな。
そいつを、要は、事前に飛行ルートを予測し、特に、海上のイージス丸発射の「SM3」ってのは、「ミッドコース」っていって、野球のフライが頂点に達した、最もスピードが落ちた時点を狙って叩くんだ。事前に飛行ルートをシュミレートしておって、その「想定した、大気圏外の最も高い地点」を目がけて、タマ(=SM3)を打つんだ。だから、MDシステムのキモってのは、究極的には「コンピュータの演算速度」なんだな。
それでいうと、実際の飛行ルートと、事前に想定しておったルートと、どれだけの誤差が生じておったのか、そこらの検討こそが、特に今回におけるMDモンダイの「すべて」ともいえるだろう。だから、実戦で当たるわけねえんだ。だって、イチモツが、どこ飛んでイクかわかんねえんだからな(笑)
#さらに続くが、もう一つは、「軌道投入」に成功したっていう、「人工衛星の中身」だよな。気象用か、通信用か、それともスパイ偵察用か、「?」だよな。ひょっとしたら、3段ロケットの先っちょっていう、「ただの金属の塊」の可能性もあるんだな。いずれにしても、そうやって、「ロケットを飛ばす技術」を持っておるっていうことをアピールしたっていうことなんだから、「あー、そう、よかったね!」で、ほっとけば済むハナシだ。それが、また、例によって、拉致ヒガイシャまで引っ張り出してきて、「ケシカラン、ケシカラン!」って騒いで、煽りマクって、バカぢゃねえかって思うワ。
確かに、あの北っていうところは、スターリニズムの残滓が今なお、色濃く残る軍事ドクサイ国家で、かつては、わがままおやぢの指揮で、ニッポン人拉致もヤリマクった。特に、横田めぐみは、何度も「帰りたい、帰りたい」って、招待所から脱走を繰り返したもんだから、94年の春かあ。強制収容所でも、もう二度と出てこれん「完全統制区域」の方に放り込まれて、間違いなく既に死んでおる。そんなもん、蓮池薫が、全部、知っとるハナシだ。
「北」ってのは、このように非人道極まりないところだけども、でも、それで、みんな寄ってたかって、「ケシカラン、ケシカラン!」ってイジめるだけでは、立つ瀬がねえだろうが。あのミャンマーだって、少しずつ、ミンシュ化が進展していっておるように、北にも、もう少し、温かい目で見てやってだな、「おー、アソコまでのロケット技術があるとは、大したもんぢゃねえか」って、褒めてヤルのが、ひとりぐらいおってもエエだろうが。
ホンマ、どいつもコイツも、口を開ければ、目を吊り上げて、「ケシカラン、ケシカラン!」のオンパレードで、そのありもせん脅威を煽りマクることで、挙句には、あの当たらんMDまで引っ張り出してきてだな、どれだけ3ダイヤ重工以下、軍需産業がボロ儲けしておるかってんだ。ワシは、「それ」を言いたい。
#で、総センキョとダブルで、常に隼町のサイバン官の国民シンサもあるんだが、今回は、対象者が、ぬあんと、「10人」もおるんだよな。有権者的には、本筋の「衆」だけでも選ぶってのは大変なんで、デキれば、ホンマ、せめて「参」との抱き合わせにして貰いてえよな。こうやって、総センキョとこっそりとセットにしておるってのも、この国民シンサの形骸化の大きな要因でもあるよな。
ま、それはともかく、センキョ広報と一緒に配布されておるシンサ広報を見ておるんだが、まず、「自動的」に、ヤメ検枠の人間は、バッテンだよな。こんな「ハンケン交流人事」ってのは、隼町と赤レンガの癒着の根本にあるもので、こんなんだから、「双方は、どこでもドアでつながってる」って言われるんだし、刑事はケンサツ寄り、民事は国寄りの司法ハンダンを出す、根本要因だからな。
#「上」の続きだが、今回、隼町のサイバン官のシンサの対象者のうち、ヤメ検は「2人」おって、まず、1人は「横田尤孝」で、コイツは赤レンガの保護局チョー、矯正局チョー、広島コーケン検事チョーを経て、サイコー検次長検事で退職しておるんだな。もう1人は、「小貫芳信」で、サイコー検総務部チョー、公安部チョー、名古屋、東京のコーケン検事チョーをやって、去年(11年)の8月に退官したばっかなんだな。
どうせ、ワシが投票用紙にバッテンを書いたところで、大勢に影響はないんだが、でも、そうやってちゃんと意志表示をすることに、意味がある。アレだけFD改竄ジケンをはじめとして、腐れケンサツのデタラメぶりがオモテに出されても、こういう「クソ人事」が、平然と行われておること自体が、「何も変わっておらん」証拠だわな。
#さらに、続きだが、とにかく、センキョによって、投票によって、社会がよくなるってのは、幻想でしなないが、それでも、なぜ、ワシの場合、喋り倒しておるかといえば、もし、「それ」を止めてしもうたら、もっと悪くなるからだ。ほったらかしにしておったら、コレより悪くなるだけなんだから、であれば、言い続けるしか、ないんだな。
それと、もう一つは、こうした投票行動を通して、いろいろと考える。「それ」がイチバン、大事だと思う。今朝(=12・14)の朝日の終盤情勢チョーさでも、「まだ、投票先を決めてない」ってのが、「小センキョ区」で5割弱、「比例」で4割もおるってんだよな。でも、「今回は、入れるところがない」ってのがホンネだろう(笑)。「投票先未定」ってのは、おそらく、そこから来る迷いだと思うんだが、しかし、そうやって、迷って、考えることに意味があると思う。
今朝の朝日も、あと、日経も「自公300ギセキをうかがう勢い」ってことなんだが、「ったく、冗談ぢゃねえよ」ってところだよなあ。ホンマ、何もしとらんで、消費税増税に協力した「隠れ与党」に、ナンボ、現行のセンキョ制度のモンダイもあるとはいえ、「でも、ココまで勝たして、エエのかよ?」っていう素朴なギモンはあるよなあ。
#で、昨夕(=12・14)の日経に、その市ヶ谷は陸自の次期ヘリ・UH-X導入を巡る官製談合ジケンで、今、異動で明野駐屯地(三重県伊勢市)におる2佐(齢48)らを、東京チケン特捜ブは、「来週中にも在宅キソへ」と打っておるんだが、その理由として、「証拠隠滅や逃亡の恐れがないため」としとるんだよな。
ところが、一晩明けて、今朝(=12・15)の日経に、続報が出ておって、ぬあんと、この陸自2佐は、ギホンにおって、「上のからの指示」で、川崎重工担当を任されておった際、その営業担当者に、メールで流しておったヘリの仕様etcの情報を、ことごとく、ピャーッと消去しておったってんだよな。コイツを「証拠隠滅」と言わずして、何を証拠隠滅ってんだよ? ったく、「マンガ」って、このことだよなあ(笑)
っていうか、そもそも、この2本の記事とも、おそらく、社会ブのチケン担当の同じ人間が書いておると思うんだが、「字」にしておって、自分で「おかしい!」って思わんのかいなあ。通常であれば、こんなもん、100%、ザイタクでのうて、身柄を取る。それをザイタクで済ますなんてのは、通常はありえん。どうせ、カイシャのコモン弁護士に、ヤメ検連中がウヨウヨと暗躍しとるんだろうから、そのスジからの圧力もあったんだろうなあ。ま、でも、ジケンそのものが潰されるんでのうて、トカゲの尻尾の1匹でも、キソされるってんだから、「まだ、マシや」と見るべきなんかいなあ。
#また、今朝(=12・15)の産経が、一麺のアタマでデカデカと、07年に脱北してきたとかいう男が、救う会&家族会のセミナーで、「07年前後に、横田めぐみが生存していたことを示唆する情報を発言したあ!」って踊っておったんだが、中身をよく読んでイクと、「トウの作戦ブのカンブを父親に持つ友人から聞いたハナシ」として、「『めぐみの写真はないか』と聞いたところ、『めぐみは特別管理されているので、接近できない』と言われた」として、「その時点で、生きていると思った」ってんだよな。
まず、トウの作戦ブってのは、朝鮮労働党のコーサク機関で、特に、拉致とか、密航船の操縦とか、ヤッとることは、軍人と変わらん。ま、ココでいう「特別管理されておる場所」ってのは、強制収容所のことだろう。
ただ、横田めぐみが、その「強制収容所」でも、再教育をすればシャバに戻れる可能性のある「革命化区域」でのうて、入ったら最後、もう2度と出てこれん「完全統制区域」の方の「そこ」に放り込まれたのが、94年春で、食糧もロクに与えられず、冬場はマイナス20℃とかの極寒の状況っていう、凄まじい環境を考えると、「持って、せいぜい5年」と言われておって、事実上、「死刑宣告」に等しいんだ。だから、横田めぐみが、07年まで生存しておる可能性ってのは、ゼロに等しい。もっとも、この脱北者のハナシも、「横田めぐみ本人」を見たってんではないんだから、そういうところも、諸々、割り引いて見んとだろう。針小棒大に飛ばしておるなあ。
#「上」の続きだが、ワシだって、同じ人間として、拉致被害者は、今、オモテに出てきておる、ニッポン政府による公式認定の者だけでのうて、他にもまだおるのも含めて、「少なくとも数十人」といわれておる、ニッポン人の拉致被害者全員が、元気で生きてて欲しいと思っておる。でも、そういうアタマの中で抱いておる「願望」と、現実に起こっておる「事実」とは、冷静に区別して、見ていかないと、だろう。
その公式認定された拉致被害者について、北が、「死に至った状況」について、事故死だの病死だのと、マトモな説明が、いっさい、なかったことから、「生きてて欲しい」と願う気持ち(とりわけ、身内にとって)は、よくわかる。ところが、拉致モンダイがヒートアップし、エスカレートしていく中で、「生きてて欲しい」という願望が、「前提」っていうか、「事実」にすり変わっておるんだよな。それは、おかしい。
しかし、総センキョが終わって、アベがまた、総理ダイジンになったら、官房キミツ費を使い倒して、「救う会&家族会」の北のわがままおやぢん倅んところバッシング・イベントに、カネを出してやって、「北はケシカラン、ケシカラン!」で盛り上げてだな、あの当たらんMD関連予算を、さらに、しこたまゲットせんとなんだろうなあ。だから、その割を食って、しょうもねえ陸自ヘリの予算にしわ寄せが来てだな、そのオコボレを争って、「川重vs富士重」で大喧嘩が起こってしもうとるんだよなあ(笑)
なお、この拉致モンダイについては、拙著『<さるぐつわ>の祖国』(第三書館、ハードカバー・478頁、1800円+税)に全部、書いてあるんで、関心のある方は、ぜひ、一読のほどを!
#で、今日(=12・15)の昼頃、冬の冷たい雨がそぼ降っておったが、不在者投票を済ませてきた。ホンマ、今回は「入れるところがない!」っていう究極の選択で、ワシんところは神奈川1区なんだが、結局、小センキョ区は共産の候補、比例は未来に、んでもって、隼町のサイバン官の国民シンサは、ヤメ検の「横田尤孝」と「小貫芳信」の2人にバッテン印(×)をつけてきたで。
ちなみに、前回は、小&比例とも「民主」だったんで、だから、ワシなんぞは典型的な「支持政党ナシ」の「浮動票そのもの」なんだが、ホンマ、共産党は久しぶりに入れたあ。どうせ、当選せんのはわかっておるんで、その意味では、死票間違いなしなんだが、小センキョ区に関しては、今回は「当選させたい候補に入れる」ってよりも、ま、「落選運動」だわな。「とにかく、落とす」っていうか、おそらく、自民、みんな、維新の3つの争いなんで、「それを当選させん(特に自民)」っていうことだな。
#「上」の続きで、今回、ホンマ、渡辺ミッチー倅んところの「みんな」は入れようかと迷ったんだが、一つには、どうも、総センキョ後、「自公の補完物」になりそうな雰囲気を感じて、「それに対する抗議の意味合い」がある。ハシストんところの合体バナシも、フラフラとしておって、もっと、「何が何でも、独立自尊の第三極でイクで!」で一貫しておったら、入れておったと思うが、それがなかった。もっとも、共産も積極支持ではないが、言っとること自体は、イチバン、マシだし、とにかく、「ハンターイ」と言う勢力が一定数は、おる必要があるだろう、と。だから、ホンマ、「棄権or白票よりマシ」のレベルだ。
だから、今回は、「背信しマクリンスキーの民主党セー権に対し、お灸をすえる!」だよなあ。一連の公約破りで、あの消費税増税でトドメを打ったよなあ。「向こう4年間、税率は上げません」と言っておってだな、舌の根も乾かんうちに、ホウアン出して、強姦同然で通したんだからな。「自公でヤルんならまだしも、民主トウでヤリやがって」だわなあ。それに、はらわたが煮えクリ返っておる。他の有権者も、たぶん、そうだと思う。
この際、民主トウは、潰れてもエエと思うワ。ま、落ちるところまで落ちて、地獄の苦しみを味わった方がいい。こんなんだったら、セー権交代をした意味がねえからな。消費税増税阻止も含めて、来年夏にまた、「参」のセンキョがあるんで、有権者的には、コイツが大きい。今度は「ババ」は、自公に回るんだから、次は自公を徹底的に負けさせればエエんだからな(笑)
#で、今朝(=12・16)のヨミに、その市ヶ谷は陸自の次期ヘリ・UH-Xの選定を巡る官製談合ジケンで、実際に、富士重工の予定価格etc、諸々の情報を川崎重工側へ、ピャーッと横流ししておった陸自2佐(齢48)の直属の上司だった、ギホンの開発担当室チョー(齢54)も、「漏洩を指示していた」として、一緒に在宅でキソする方向だって、出ておったなあ。この室チョーも、たぶん、本籍は陸自なんだろうなあ。あー、今は関東の駐屯地に異動させられておるんか。コイツも階級は2佐かよ。昔でいうところの「中佐」だな。
んで、この室チョーも、川重側との打ち合わせに顔を出すことがあったってんだが、ソーサのポイントは、今度のUH-X選定における「富士重外し」の指示の出所だからな。こんなもん、間違っても、この室チョーの独自のハンダンであるなんてのは、太陽が西から昇るがごとく、ありえんからな。指示は「もっと上」から降ってきておる。
だから、何度も言うが、このジケンは、ノー天気に「ザイタクで、ハイ、オシマイ!」とかいうレベルでのうて、片っ端から身柄を取っていってだな、選挙イハンの「カネの出所の追及」のように、「上へ、上へ」とソーサを伸ばしていかな、アカンのやからな。それを「ザイタクで済ます」なんて、ありえんハナシだ。こんなもん、100%、「上」の政治ハンダンだ。今、総チョーは誰だよ。小津博司かあ。いずれにしても、腐ってるから、こんなソーサ指揮しか、デキんのだ、このアホンダラが!
#そういえば、昨夕(=12・15)のヨミに、栃木県は黒羽のムショで服役しておったっていう、許永中なあ。許永中は、もともと韓国籍っていうか、いわゆる在日だよな。ぬあんか、「本人からの申し出があれば、外国人の場合、ニッポンでヤッた犯罪の刑の勤めを、母国でもデキる」っていう条約があるんだな。で、「それ」があるんで、本人が申請して、認められ、既に韓国に移送されたってんだよな。
許永中は、イトマン事件のコーハン中の97年に、韓国滞在中に姿を消し、その後、99年に東京の潜伏先で身柄を押さえられたんだが、そのイトマンで懲役7年6ヵ月、モリカズと結託した石橋産業ジケンで同6年の実刑が確定して、服役中だったんだが、両方足して13年半かあ。どれだけ未決勾留日数が算入されておったんか知らんが、いずれにしても、満期は近づいておったんだよな。ワシは、だから、「来春には、シャバに出てくる」って聞いておったんだがな。
許永中は、在日だから、国籍はともかくとして、実質的にはニッポン人だよなあ。あー、大阪は大淀区の中津の韓国人街の生まれかあ。府立東淀川高校から、大阪工業大中退で、「野村or藤田」の通称名も使っておったってんだからなあ。でも、残りの刑期も、もう、そんなにないんだから、敢えて、勤め先を韓国に移すという理由って、あったんかいなあ。確かに、黒羽は冬場は寒いんで、大変だってのはわかるが、でも、韓国だって、大陸だから、冬はニッポンより寒いだろうしなあ。でも、ムショの居心地は、韓国の方が快適なんかいなあ。
#で、今晩(=12・16)、午後8時から開票の始まった総センキョ、各社、出口チョーさによる速報値で、「自公300ギセキ超か」と打っておるんだが、そのへんは、確定票が出た段階で、じっくりと喋るとして、まずは、「投票率」だ。日経が21:43でupしておる推計値だと、「60%前後」ってことで、最終確定値が出るまでに、もう少し、時間がかかるんかいなあ。前回、09年が「小センキョ区」で69.28%だったんで、10ポイント近く落としそうなカンジなんだが、ワシは期待を込めて、「60%台前半」を予想しておったんだが、それも下回りそうなんだな。
ま、前回、3年前は「民主トウへのセー権交代の期待」がスゴかったっていうか、ある種、バブル的なところがあったんで、「それ」が、今回はすっかり冷めて、シラケ切っておったよなあ。とりわけ、キャスティング・ボートを握っておる浮動票層はなあ。
#「上」の続きだが、だから、コレだけ投票率が下がったとなると、自民トウっていうか、自公かいなあ。身内っていうか、ソシキ票を手堅く固めておるところは、ブイブイと強みを発揮するわなあ。特に、イケダモン大先生んところの信濃町丸ハムファイターズも、復調の様子だが、アソコは昔から、「池の杭」と言われておって、浮動票がごっそり投票行動に出ると、ピャーッと水没してしもうんだが、こうやって、浮動票が動かんと、干上がった水面から、杭がアタマをひょっこりと出してくるわなあ(笑)
確かに、数字っていうか、ギセキ数だけを見れば、「自公大勝」だが、しかし、本質的には「民主の、一方的な腰砕け惨敗」だわな。しかし、この小センキョ区制ってのは、ホンマ、コワイっていうか、振り子の軸が振り切れるっていうんか、オセロの白黒が引っクリ返るっていうんかいなあ。よくも悪くも、ドラスティック過ぎるわなあ。
だから、コレだけ投票率が下がって、「浮動票=無党派層」が動かんとなると、第三極は票の上積みがデキんなあ。ましてや、分散しておったしな。細かいところは、確定票が出た段階で、また、喋るとするが、ハシストんところは、関西地区では、ま、それでも健闘しとる方かいなあ。未来は、ワシ、応援しておったんだが、動くの遅過ぎた。小沢はサイバンの足枷があったこともあるが、公示直前だったからな。結局、野田を解散に追い込んだのが、自公だったっていうところはあるだろう。それで勢いづいたっていうのは、あるだろうし、大きかったと思う。
#うわっ、民主トウは、現職の官房チョー官の藤村に、あと、文部ダイジンの真紀子、ほいで、仙谷も落選かあ。コイツは、ホンマ、壊滅的惨敗やなあ。ま、大ウソついて、「消費税増税ホウアン」を強姦同然に通した報いだわなあ。
しかし、自公は上手いこと、まずはババを民主に押し付けて、ゾンビのごとく、浮かび上がってきたよなあ。今回は、「浮動票=無党派層」の山は動かんかったが、あくまで、今度の総センキョで出た民意とは、まずは「民主ノー」だ。自公は確かに、数字の上では大勝だが、とても、「信任」を得たとは思えんし、消費税も原発も、コレで終わったということではないと思うで。
うーむ、日付が替わり、「12・17」になって、開票作業も進み、「自公の320ギセキ超」が入ってきたんだが、後でエエんで、コイツを「連用制」で配分したら、各党派、どういうギセキ数になっておるんか、シンブン社は「それ」をシュミレートして欲しい。この「並立制」のマジックってのは、スンゴイなあ。