三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#で、「下」で少し触れた菱本家における「金庫番」だが、ワシの見立てっていうことで、「組織のナンバー2」である「カシラ(=高山清司)」が、「その任ではないのか?」としておったんだが、菱本家の中枢に近い筋から、「それは、違うで」と情報提供があったんで、紹介しておくで。
それによると、菱本家の金庫番というのは、5代目(=渡辺芳則)体制で総本部長を務めた岸本才三の腹心で、もちろん、直参であり、現在は本家の「幹部」の一人で、「総本部長補佐」の毛利組(吹田)組長の「毛利善長」なんだってな。この毛利善長という人は、もともと岸本組におって、そこから直参昇格は、98年10月ということだな。
だから、5代目体制から、6代目(=司忍)の途中まで、岸本才三率いる岸本組が、小所帯でありながら、菱本家の中で存在感があったのは、この金庫番である毛利善長がカゲで支えておったがゆえなんだそうだ。そして、6代目体制においても、引き続き、その金庫番の任にあり、今度のカシラの保釈保証金の15億円も、ナンバー3の総本部長の入江禎と、この毛利善長のラインで調達したに違いない、ということだ。
#「上」の続きだが、それでいうと、菱本家のナンバー3である「総本部長」が、どうも、菱本家の財政の経理を担当しておるっていうのか、「総本部長━総本部長補佐」のラインかいなあ。どうもココが、会計のヒモを握っておるようなんだな。だから、カネに直接、タッチしとるのが、総本部長補佐の毛利善長ということなんだと思う。
そういうことなんで、菱本家のナンバー2であるカシラというのは、「カネを守る側の人」ではのうて、「カネを使う側の人」、つまり、「皇族」なんだそうだ。だとすると、今回、晴れて、カシラの保釈が実現したことは、菱本家的には喜ばしいとはいえ、「カネを使う側の皇族」である「トップ」、さらに、「ナンバー2」を弘道会が独占しておる現状について、今後、不満が出てくる可能性はあるんだな。
ワシも以前、「トップとカシラを同じ組(の出身)が独占するというのは、認められんことなんだ!」っていうハナシを小耳に挟んだことがあったが、確かに、「カシラ」というポストが「金庫番」でのうて、「皇族」であれば、そういう不満が出てくる背景もわかるというものだ。
#で、その消費税増税ホウアンの民自公による修正合意ってのは、要は、野田の側から見るとだな、とにかく、「消費税増税!」だけは決めて、「社会保障をはじめとして、あとの細かいことは、ほぼ全くの白紙で、先送りでーす! だから、自民トウさんのおっしゃることも、ぬあんだって丸呑みしまーす!」だよな。谷垣んところは、「とにかく、小沢を斬れ! そうやって、『小沢一派+α』抜きの大連立で、何でも通し!」っていうカンジだな。
ただ、何度でも言うが、この3トウ合意ってのは、とにかく、「6・15」を締切に無理矢理、設定してしもうたため、カタチだけは「合意」としておるが、中身ゼロの、早産or流産っていうか、臨月前の胎児を力づくで外に引っ張り出して堕したっていう、トンデモねえ代物だからなあ。ワシは、この際、「サイケツ先送り→国怪を延長せず、とりあえず、閉じる→9月の代表センキョで、もう一度、ギロンを煮詰める」っていう選択肢があっても、エエと思うなあ。
#「上」の続きだが、だから、野田にしてみるとだな、「いいか、谷垣と小沢の、いったい、どっちを取るんだ?」っていうハナシなんだな。本来であれば、同じ家ん中で、小沢と仲良くするのがスジなんだが、要は、正妻以外のヨソのオンナと浮気して、「さて、コレから一緒に布団の中で寝ようか?」っていうことだろ。いずれにしても、あと、総センキョまで1年しかねえのに、そんな野合が通るかよ?
確かに、「サイケツ先送り」であれば、平河町は、「参」での野田の問責決議アンと、「衆」でのナイカク不信任決議アンのW提出ってことになるんだろうが、「参」は野党多数なんで、カケツはしゃあねえにしても、「衆」では、「小沢一派+α」の言い分を飲めば、「ナイカク不信任アン」はラクラクとヒケツには、おそらく、なるだろう。ま、サイケツ先送りにして、継続シンギにしたところで、ホウアン自体は廃案になるワケではなし、次の国怪に続くになるんで、「そこ」で仕切り直しってのが、「オトナの知恵」ってところぢゃねえかいなあ。
どうせ、9月に代表センキョがあるんだし、野田も再選目指して、出たけりゃ、出りゃエエんだ。しかし、本来であれば、あのコイズミみたいに、「郵政民営化、是か非か、カイサンで民意を問いたい!」で、ピャーッと総センキョになだれ込むのが、スジだ。野田も「政治生命を賭ける!」と大見得を切ってしもうたため、引っ込みがつかなくなっておるところも、あるんだろうな。
#いとすさまじき台風4号が直撃した、今晩(=6・19)の、23時半過ぎの有田芳生のツイッターで、「(政チョー会チョーの前原への)一任などしてない。昨晩の会議でも、消費税増税に賛成の意見は皆無だった。シッコーブは街を歩け!」かあ。いやあ、じつに熱いものを感じるなあ。まだ、こういうのがおるっていうことは、民主トウも、まだ捨てたもんぢゃねえんだなあ。
ワシは思うに、仮にサイケツという事態になっても、志ある者は「己の信念」を貫いて行動しなければならない。党議コーソクに、諸々のショブンなんてのは、「ソシキ」なんだから、しゃあねえわなあ。そんなのにビビッておったら、「男子(or女子)の本懐」など貫けるかってんだ! そんな腐れホウアンに反対票を投じたところで、命まで取られん(笑)
「政局」、つまり、「ケンカ」は怯んだ方の負けだ。物事というのは、そんな想定通り、思ったようには行かんものだ。「その場の勢い」で、何がどう展開するかなんて、誰もわからんし、予想などつかん。けだし、人間が生きる人生とは、そういうものだ。それを踏まえて、ワシの好きな、郷里の越後の武将、上杉謙信の次の言を記しておく。
━━運は天に在り、手柄は足にあり、何時も敵を掌中に入れて合戦すべし、傷つくことなし。死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり。家を出るより、帰らじと思えば、また帰る。帰ると思えば、帰らぬものなり。不定とのみ思うに違わずといえど、武士たる道は不定と思うべからず。必ず一定と思うべし。
#で、明日(=6・21)の国怪会期末を前に、今日、その3トウ合意に基づく、その臨月の遥か以前の段階で堕ろした代物だよなあ。消費税増税関連ホウアンが、ギイン立ぽーで提出かよ。また、手抜きもエエとこの、イイン怪サイケツを省略して、いきなり、「本怪議でのサイケツ」っていう、荒技っていうか、ゴリ押しっていうか、まさに、「堕胎児ホウアン」にふさわしいよなあ。ただ、「関連2ホウアン」っていうことで、中身がイマイチ、わかんねんだよなあ。当然、「消費税増税!」の時期と上げ幅が明記されておるんだろうな?
んで、民主トウ内の動きだが、今夕、両院ギイン懇談怪が開かれ、大紛糾して、結局、「野田と興石に対応一任」で締めくくったのかあ。ってことは、どうなるか、まだ、わかんねんだなあ。それで、もし、サイケツとなった場合、「小沢一派+α」でハンタイ票を投じるのが、社によって幅があるが、「60人規模」「60人超」っていう数字が出ておるな。今、民主トウのギセキ数って、308かよ? チョット、正確な数字がわからんが、この「60人規模」ってのは、見事に過半数(=241ギセキ)を割り込むんだなあ。
夜になって、中間派ってのは、要は「日和見」だよなあ。雪崩を打って、「ハンタイ!」に舵を切るのが出ておるっていう最新情報も流れておるなあ。んー、70もしくは、80に達した日には、民主トウも大崩壊だよなあ。ま、ワシ、それもエエと思うで。だって、「真の民意」は間違いなく、「消費税増税? 何、寝言を言ってるんだよ」だからな。強行サイケツ、いいぢゃないか! 与野党を問わず、「こんなもん、アカン」というギインは、全員、ピャーッとハンタイ票を投じろ! で、そのまま、ピャーッと、「カイサン→総センキョ」になだれ込め! 何度でも言うが、「死なんと思わば生き、生きんと思わば死ぬる」だ。
#で、今朝(=6・21)の朝日と、東京シンブンは1面のアタマで行っておったが、「原子力の憲法」ともいえる、原子力基本ホウに、それともリンクしとる原子力規制イイン会セッチ法の付則のいじくり回しとも合わせ一本で、「アホ(=安保)目的に資する」っていう文言をこっそり入れておった、民自公の修正アンが、「参」の本怪議で、この3トウetcの賛成多数でカケツされ、成立したってんだよな。
ま、その中身もさることがら、ヤリ方が汚ねえっていうか、卑劣極まるってんかいなあ。当初の政府提出の原アンには、その「アホ目的」ってのはなかったんだが、その修正キョーギ前の自公アンには、その文言があって、ココでも「消費税増税ホウアン!」と同様、要は、「丸飲み」だよなあ。この「3トウ修正アン」が、「衆」の環境イイン怪に提出されたのが、ぬあんと、この「6・15」で、それから、ピャーッとトコロテン式に、わずか6日間で成立だからなあ(**)! いやあ、底が抜けてしもうたっていうか、「デタラメ、ココに極まれり!」だよなあ。まさに、強姦さながらのヤリ口だよなあ。
スゴイのは、ホウアンが「衆」を通過した、この「6・18」の時点でも、国怪のHPに、その条文がupされておらんかったってんだよなあ。こんなもん、「騙し討ち」以外の何物でもねえよなあ。こうした汚ねえ手口ってのは、あのイケダモン大先生が、最も得意としておったんだが、コイツは、ひょっとして、大先生の健康&体力が回復して、陣頭指揮に乗り出したってことは、ねえのかなあ(笑)
#で、その「消費税増税ホウアン」の行方で大騒ぎになっておる最中の昨日(=6・20)、チョー党派による活字文化ギレンの会合があって、シンブン協会から、朝日の秋山耿太郎、毎日の朝比奈豊の両社チョーが出て、「国家ケンリョク様、消費税増税の際は、何卒、シンブンには軽減税率の適用を!」って、アタマを下げておったっていうか、土下座しとるんだな。しかし、「バカ丸出し」ってのは、まさに、このことだなあ。あー、それで、シンブン各社は、ほぼ、横並びで、「消費税増税、ヤレヤレ!」で、シャセツを書き飛ばしマクってんのか。
っていうかさ、ワシ、思うんだが、100歩譲って、朝日や日経、あと、ナベツネんとこのヨミもなあ。こういう社員の給料の高いとこが、逆進性の高い、不公平税制であっても、「消費税増税賛成!」を言うのは、まだ、わからんでもないんだが、あの安い給料の毎日も、それに追随しとるってのは、「?」以外の何物でもねえよなあ。少なくとも、この毎日に加えて、あと、産経に時事なあ。あんな安月給で、コキ使われておるんだから、本来なら、ハンタイなんだがなあ。このへんも、もうグジャグジャっていうか、諸々、腐り切っておるよなあ。
#で、今日(=6・21)発売の『文春』の、巨人カントクの原タツが、元ヤクザに1億円を払うておったっていうハナシなあ。今朝の朝日も、1社のアタマで後追いしておったんだが、このネタのキモは、やっぱ、「1億円の出所」だと思う。文春の記事では、「原本人があちこちにアタマを下げて、借金して払った」っていうことになっておるが、ホンマかいなあ。コイツは「原個人のモンダイ」っていうより、巨人っていうか、ヨミ本体が処理せなアカン、「ナベツネ案件」や。
ま、おそらく、ネタ元は、清武英利だと思うが(しかし、文春にせよ、朝日にしても、「ネタ元を守る」っていう信義は、ブンヤの職業倫理として、地球より、いや、命より重いからな)、しかし、ナベツネも、まさに「老いの妄執」っていうか、ぬあんで、アソコまで清武を追い込んでしもうたんかいなあ。ホンマ、凄まじいまでの「刺し合い」だわな。
「主筆、あの清武のキャラをわかってるでしょ? 手負いの虎をこれ以上、追い込んだら、何を仕出かすか、わかったもんぢゃないですよ。もう、そこそこにしましょうよ」って、進言する側近がおらんかったんかいなあ。もっとも、おったとしても、今のナベツネには、それを聞く耳も持っておらんだろうが。いやあ、久しぶりに、このニッポンにも、まだ、「サムライ」がおったんだと、そういう思いを強くする。ワシ的に、琴線に触れるのは、「彼の出自」が、社会ブの「ジケンのブンヤ」だったということだ。
#今日(=6・22)発売の『週金』、思わず、唖然っていうか、我が目を疑ったで。この消費税大増税騒動の最中、ぬあんと、メインが、「死刑廃止の伝道師」こと、安田好弘を持ち上げるおべんちゃら記事だからなあ(**) 「ウソだろ?」だわなあ。聞き手が、その「弟子の暴走ロン」の『A3』で講談社ノンフィクション賞を受賞した森達也だろ。
別に、ワシは安田好弘の弁護士としての活動実績を否定するものではないし、また、その死刑廃止運動についても、一定の働きかけがあったんだろうということも、認めよう。しかし、あの光市母子殺害ジケンを題材にした福田クン本の刊行を巡り、寺澤有んところのインシデンツに対してヤッた恫喝ソショウだわなあ。「言論、出版、報道、表現の自由」の側面から、いったい、許せることか、だよなあ。「それ」をシカトして、このタイミングで、おべんちゃら記事を垂れ流すことの、どこが、「報道=ジャーナリズム」なんだよ?
100歩譲っても、この「6・16」に、野田らが大飯原発の再稼動をケッテイしとるんだから、その大特集だわな。申し訳程度に、小出裕章のインタビュー記事を載せておって、「アリバイ作り」しとるだけだからな。ワシは、あんまり、サヨクっていうか、「弱いものイジメ」をしたくないんで、控えてはおるんだが、「ぬあんだ、このザマは!」と、ひとこと言いたい。少しは「恥ずかしさ」というものを感じないと、だ。
#それと、今日(=6・22)発売の『フライデー』も、文春が1週間前に掲載しておる、小沢イチローの嫁ハンの手紙を、再利用っていうか、リサイクルで載っけておるよなあ。たぶん、取材した松田賢弥が、原稿料を稼ぐため、フライデーにも持ち込んで、「一粒で二度オイシイ」ってことをヤッとるんだと思う。
別に、誰しも、霞を食っては生きてはいけんわけだから、生活の糧を得るため、それも、わからんではないワ。でも、だったら、せめて、編集ブは、少し、文春とは切り口を変えるとか、味付けに工夫を加えるとか、何かねえのかよ? 前日発売の文春が、2週連続で引っ張って、識者と称する連中に、アレコレと喋らせて特集を組んだ、翌日だからなあ。ナンボ、特ダネがねえからといって、ひでえよなあ。
こっちも、週金同様、消費税大増税に、大飯原発再稼動についても、ウントモスントモだからな。何が、「ゲリラ・ジャーナリズム」だ? 揃いも揃って、民自公のデタラメのオンパレードに、ダンマリを決め込んでおるんだからな。こういうところに、既に「平成翼賛体制」に突入しとるんだよなあ(怒、呆) 連中が、本気で拳を振り上げようとしただけで、すぐ、ダンマリを決め込むんだからな。「国家ケンリョクさま、何卒、とにかく、シンブンだけには、軽減税率の適用を!」って、ひれ伏して、土下座シマくった朝日や毎日の社チョーと、いったい、どこが違うんだ?
#で、通常国怪は、79日間の延長で、「9・8」までの異常なまでの長さだわな。政治麺のカイセツ記事だと、「カイサンを防ぐため、云々」ともあったが、むしろ、逆だろう。ワシは、このまま、民自公で、消費税増税ホウアンの成立に向け、「6・26」に「衆」で強行サイケツをするんであれば、小沢一派+αは当然、ハンタイだろうが、「その先」の新党結成も、当然だと思う。
だって、今の枠組みで総センキョになっても、入れるところがねえんで、「新党」の旗を掲げて、「増税ハンタイ!」を訴えれば、現セー権、さらに、自公にも入れたくない有権者の受け皿になる。既に、年末に離党しておるメンツもおるんだし、今、ムネムネ新党と合流しておるだっけかいなあ。あと、消費税増税ホウアン国怪提出の際、コクミン新党が分裂して、カメイモンっていうか、W亀井もおるんだし、合流すれば、一大勢力になる。ナニワのハシスト党も、大飯原発の再稼動で、勢いが落ちきてきたからなあ。
#「上」の続きだが、いずれにしても、次の総センキョでは、民主トウも自民トウも、どうせ、過半数に達せんだろうから、小沢新党が、70━80ギセキも獲得すれば、完全にキャスティング・ボートを握れる。だいたい、そもそも、この状況で、民自公の大野合っていう、そんなバカなことが、あるかってんだよ。
ただ、本来であれば、昨日(=6・21)で、「衆」でホウアンは、サイケツしとるハズだったんだから、それが一度、流産したワケだから、次の「6・26」も、わかんねえと思うで。っていうか、ワシ、何度も言っとるように、この民自公のデタラメ合意による、消費税増税ホウアンってのは、臨月の遥か前に、無理矢理、堕して、外に引っ張り出した代物だしな。今は、ホンマ、「一寸先や闇」っていう状況なんで、何が、どう転ぶかわからんで。
ま、興石は、まだ、トウ分裂阻止の望みを捨てておらんみたいだが、しかし、「サイケツ阻止→ホウアン店晒し」以外、その選択の余地はない。だって、いったん、総センキョでリセットして、民意の結果を踏まえて、「消費税増税廃止ホウアン提出」といったように、いくらでも選択肢はあるからな。ワシに言わせれば、「生きるとは、戦うこと」だ。だから、「戦うことを止めたときが、敗北」だ。それゆえ、答えは、「戦い続けること」の中にある。
#で、「上」の方でも触れた、「原子力の憲法」ともいえる「原子力基本ホウ」の第2条に、従来の「民主、自主、公開」に加えるカタチで、突然、「アホ(=安保)目的にも資する」の文言を入れて、いじくり回した件なあ。今朝(=6・22)の東京シンブンが詳しく「字」にしておったんだが、コイツは、「原子力基本ホウ」そのものに手をつけたんでのうて、原子力規制イイン会設置ホウアンの「付則」ん中に、「このホウアン成立と一諸に、原子力基本ホウもいじくり回して、第2条に『アホ目的』を追加する」と、要は、「搦め手からいじくり回す」っていうことだよなあ。コイツは無茶苦茶っていうより、掟破りのデタラメもエエところなんだよなあ。だから、直接、原子力基本ホウに手をかけずに、その法律の条文を変えるっていう、前代未聞のヤリ口だったんだなあ。
通常、こういう「基本ホウ」ってのは、例えば、「教育基本ホウ」とか、「労働基本ホウ」というふうに、国の根幹ブブンにある案件について、その「基本的な方向」を提示する法律だよなあ。それに手をつけるっていうのは、アベんときの「教育基本ホウ改正」んときのように、正面から喧々諤々のギロンがあって、しかるべきだ。そういうことが、一切なく、ウラから、まさに、騙し討ちのカタチで、一挙に引っクリ返すってのは、なかなか、素人では思いつかんよなあ。「誰」が、こんな知恵をつけたんかいなあ。
#「上」の続きだが、ただ、この民自公による「搦め手ホウアン」が、「衆」の環境イイン怪に、同イイン長名で、突如、提出されたのが、「6・15」か。あー、文春に小沢の嫁ハンの手紙が出た翌日か。「それ」を見て、突然、動いたんだな。通常、ワシも立場上、「不偏不党」を貫いてはおるんだが、この非常事態においては、「小沢支持」を打ち出さざるを得ないところまで、来ておるなあ。
あー、そのJAXAホウのいじくり回しでも、「平和目的」を削除しとるのと、モロ、リンクしとるんだな。08年成立の、その宇宙基本ホウなあ。当時、野党だったが、野田が自公との交渉窓口になっておったところから、つながっておるっていうことか。そこらから、今度の野合、ヤリたい放題の極みにつながっておるんだな。大飯原発再稼動のケッテイも、この流れの中にあるんだな。コイツは凄まじいまでに、退廃が進んでおるだなあ。たぶん、想像以上なんだと思うなあ。
#で、今日(=6・22)あった、小沢イチロー一派の会合で、「サイケツ後、党のショブンを待たずに、離党→新党結成も!」かあ。ワシは、エエと思う。だって、前回の総センキョのマニフェストでは、「セー権を取った暁には、向こう4年間は消費税率は引き上げない。で、その間に、いろんな方策を徹底的にギロンする」って言っておったんだからな。有権者との「信義」、つまり、「約束を守る」ってのは、イチバン、大事だ。
んで、週明けの「6・25」に、急遽、緊急の代議士会の開催をケッテイかあ。野田と興石が出席して、何か喋るんかいなあ。ま、オトコとオンナが別れるんでも、それなりの「手順」は大事だろう(笑)。しかし、小沢イチローも、あの腐れケンサツの国策ソーサのターゲットになっておらんかったら、今頃、官房キミツ費を使い倒して、酒池肉林の宴にウツツを抜かしておったんだろうが、ヤラれてしもうたばっかりに、あちこちから叩かれマクっておるからなあ。そういう意味では、「真の田中角栄の嫡流子」なのかもしれん。
ひょっとしたら、前に一度、書いたかもしれんが、かなり前、もちろん、角栄が現役の頃だが、ある人が、「ロッキードでヤラれたアナタの名誉を挽回すべく、何らかの協力をしたい。それで、救済キャンペーンを張るべく、アメリカのテレビ局のCBSにも渡りをつけてある」と、同じ小沢でも、地元の新潟の小沢辰男を通じて、角栄本人に打診したことがあったんだそうだ。しかし、角栄は、こう断ったとのことだ。「そんなことはせんでもいい。ワシがニッポンのことを考えて行動したかは、いずれ歴史が証明する」
#「上」の続きで、消費税増税ホウアンの「衆」のサイケツで、「ハンタイ票」を投じる「小沢一派+α」が、民主トウが過半数割れになる「54人」を超えた場合、ナイカク不信任アン提出も検討かあ。それも、いいと思うね。それで、自公に賛成に回って貰うてだな、自公が「野田の生命維持ソーチ」と化するのも、エエと思うで。どうせ、総センキョでボロ負けすんだからな。
しかし、小鳩W辞任を受けて、菅が後釜になったが、その直後の参院センキョ惨敗の原因が、「消費税増税宣言!」にあったっていうことを、すっかり忘れておるんだよな。間違いなく、有権者をナメ切っておるんで、ああいう対応がデキんだよなあ。やっぱ、いい気になっておる連中は、お灸を据えてヤラんとわからんのだな。
竹下だって、あのときは、リクルートもあったが、しかし、消費税導入と引き換えに、自分のクビを差し出したんだからな。野田が、もし、本気で消費税増税ホウアンを通したいんだったら、自分のクビを差し出さんなアカンて。ま、今回は野田と谷垣のクビを一緒に、差し出さんとだろうなあ。
ほうー、安倍晋三が、今晩(=6・22)のBS朝日の番組で、「3トウ合意について、カイサンを確約せんかったのは、ケシカラン!」かあ。で、「小沢一派のナイカク不信任アン提出に、自民トウは賛成すべき」かあ。センキョ強いんで、自信があるんだろうなあ。
#で、昨夕(=6・22)、ソーリ官邸前であった、野田らが、大飯原発の再稼動を勝手に決めたことに抗議するシミンらが、ぬあんと、4万5千人以上にも達したのかよ(**)! 有志らがツイッターetcで呼びかけて、自然発生的に集まったのかあ。モノ凄い数だな。代々木の志井和夫も、一緒になって、「再稼動、やめろ!」のシュプレヒコールをしたのか。
ま、この「4万5千人超」ってのは、この直接行動に参加した人間の数だが、しかし、「声なき多数」、つまり、サイレントマジョリティーってのは、凄まじい数に上ってるってことだな。だって、平日の夕方なんて、フツーの勤め人とかは、参加したくても、とてもぢゃねえが、デキんからな。ホンマ、今、この「民自公のデタラメ政治」に、コクミンの不満のマグマが、ピャーッと大爆発しとるよなあ。コイツは、「カイサン→総センキョ」になだれ込んだら、スゴイことになるな(笑)