三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#で、今日(=5・29)発売の『サン毎』に、一連のケンサツ不祥事と絡めて、あの大坪弘道のジケンのコーハンの控訴シンから、弁護団に加わる元特捜ブのヤメ検の郷原信郎に、その大坪と一緒に顔出しでいろいろと喋らせておったが、とりたてて新しいハナシはねえよなあ。あんな記事では、赤レンガは動かんよなあ。
っていうか、その郷原が大坪の弁護団に入ったぐらいで、そもそも、そんな劇的&革命的な展開って、ありえるんかよ? だから、ワシが「下」で喋ったようにだな、大坪はそのFD改竄ジケンもそうだが、三井環のオッサンの口封じタイホ劇で、あの渡真利忠光の取り調べを担当させられたことをはじめとして、コレまで腐れケンサツの中におって、ヤラされてきた「汚れ仕事の全部!」を、ピャーッと洗いざらい、ブチまけんとだよなあ。
#「上」の続きだが、に言わせりゃ、前田恒彦が、押収した上村勉のFDん中に入ったおった、証明書の日付をいじくり回したなんていうのは、瑣末もエエところなんだ。ぬあんで、「04年6月1日午前1時20分06秒」の日付ぢゃアカンで、「1週間も後」の「6・8」に、前田が苦労して日付を書き換えなアカンかったか、まずは、「そこ」からだろう。
前田だって、前田なりに、「上」がこしらえたストーリーに、無理矢理つじつまを合わせようとして、ない知恵を搾り出してだな、そんな子供でもヤラんような証拠隠滅を図ったんだからな! そのババを全部、前田に押し付けておいて、「上の連中」は、「ヤレヤレ、逃げ切れたあー」って、のうのうとしとるんだからな!
だからだな、この際、まずは、どこかの週刊誌あたりで、「大坪弘道、独占インタビュー/腐れケンサツのウラを、すべて語りマクる!」っていう題で、やるかよ? 元神戸シンブン&ウワシンの西岡研介クンも、リハビリも終わったんだろうから、そろそろ、ゲンバ復帰せんとだよなあ。則定衛のオンナに、加納駿亮のちょーかつの件を「字」にしとったのは、もう、いつのハナシだよ? あと、『週アサ』で連載しておった2億円の件(=桑田兼吉保釈コーサク)だって、単行本にしとらんもんなあ。あの被災地のルポも、別に西岡クンでのうても、デキるハナシだからな。
#昨夕(=5・28)の毎日のヒマダネに、「関東の小学校で、斜線の入った通知表を渡す!」ってことで、この3月に、小6の男児の3学期の成績んところに、この子は学校には来ておったんだけれども、俗に言う「保健室(or図書館)登校」っていうんかいなあ。授業にはほとんど出ておらんかったってんだな。記事を読むと、昔で言うところの「知恵遅れの子」っていうんでもないようで、母親によると、ようけい本も読んでおるってんだな。
で、担任としては、そうやって授業に出てこんから、なかなか評価のしようもなかったんだろうなあ。だから、国語以外の成績については、その評価を書く欄に、全部、ピャーッと「/(斜線)」を引いた通知表を渡したんで、本人はもとより、母ちゃんも「ぬあんなんだ、コイツは!」って怒ったってんだよな。ハナシは、それだけのことで、オトコとオンナの仲が疎遠になるのもそうだが、双方の「コミュニケーション不足」を感じるよな。
それはともかく、ジケン&ジコのない、紙面の空いた日の夕刊用の埋め草原稿としては、当番デスク的には、こういうのは、ありがたいことこの上ないんだが(笑)、ワシ、ブッたまげたのは、その「ブツ」、すなわち、「通知表の写真」だったんだな。
ま、本人の名前にモザイクをかけるのはわかるんだが、それだけでのうて、その通知表の中身である、個々の項目において、「子供のどういうブブンを見ているのか」っていう、「観点」のところだよなあ。そこのところまで、かなりのところにモザイクをかけておるんだよな。だって、そんな学校側が提示しておる「評価項目の中身」まで、要は、「シンブン社の手で黒塗り状態」にして、情報公開しとるんだよなあ(呆)!
#「上」の続きだが、コイツは、異常っていうか、由々しきモンダイを孕んでおると、ワシは思う。今は、前と違って、「デジタルの時代」なんで、デジカメで撮影した「絵」をピャーッとPCに流し込んで、デスクは画面をいじくり回せば、すぐにモザイクをかけられるんだが、それにしても、だ。どうして、こんな隠す必要もない情報にまで、モザイクをかける必要があるのか。
だって、今回の場合、「通知表の中身」っていうのは、「ニュースのキモ」だからな。どういう評価項目について、担任は斜線を入れたのか、「それ」は読者に伝えるべき情報だよなあ。で、それについて、価値ハンダンをするのは、読者だからな。
ま、今回は、所詮、ヒマダネだから、あんまり目くじらを立てるのはどうかと思うんだが、ワシが言いたいのは、こうやって、報道する側が、すぐ、安易に写真にモザイクをかける最近の風潮だよな。社内にはバカが多いから、すぐ、「プライバシーや個人情報の保護!」っていうお題目を聞くと、何も考えずに、こうやって、自らの手で、ピャーッと「黒塗り」をヤラかすんだよなあ。こんなバカなハナシがあるかってんだよ。
確か、毎日シンブンは、外部の紙面シンサ委員に、あの「子供にもわかるニュース講座!」の池上彰が、メンツで入っておったハズだから、コレは徹底的に編集キョクのカンブを締め上げんとだよなあ。こんなバカなことを許しておったら、チョット、大げさではあるけれども、「報道のジサツ!」っていうことに、つながっとるハナシだ。なぜなら、この背景にあるのは、「過剰ともいえる自主規制」だからだ。
#で、今、赤坂サカスのラジオの方で、夜10時からヤッておる「Dig」 とかいう番組に、この4月から、週1で元共同通信社会ブの青木理が出とるってんだが、その喋りの相手しとるのが、最近、オトコと一緒におるところをフライデーされとった、ナントカみな実の同期の入社4年目のおねえちゃんだってんだな。
ところが、そのおねちゃんが、青木の振るムズカシイ話題にようついていけんで、そのストレスから、最近、アタマに1cm大のハゲがデキたってんだな。それなのに、自分のブログで、「青木サンは、今、『ポスト』で『狂った牙』っていう連載をヤッてますんで、みなさん、読んで下さいね!」って、けなげにも宣伝しておってなあ。オッサン、チョット、ホロっときてしもうたで(笑)
だからだな、オッサンが、このおねえちゃんに、助け舟を出してヤルとするかよ。その青木の連載ってのは、要は「特捜ケンサツの戦後史」なんだが、今、それで昭電ギゴクを取り上げてるんだな。青木は、GHQナイブにおける「G2対GS」の刺し合いの余波だっていうふうに「字」にしとるんだが、そりゃ、そうなんだろうが、しかし、G2はキャノン機関をはじめとして、ボー略ブタイを縦横無尽に使い倒せておったし、実質的にはG2が力を持っておったんだ。それでいうのなら、あの昭電ギゴクってのは、G2の意向を受けて、当時、ニッポン社会党・(旧々)民主トウ・コクミン協同トウの3党による「中道左派の芦田ナイカク」を潰すことが目的の、まさに「国策ソーサ」そのものだからな。
いいか、そういうわけだから、今度、青木が番組に出たときに、「青木サン、ポストの連載を読みました! しかし、あのケンサツってのは、あんなポチ公みたいなことばっかやって、当時も今も、全然、変わりがないですよね。ぬあんでなんですか? ひと昔前は、そういうのを『検察ファッショ』っていう物言いをしてたそうですが、そもそも『国策ソーサ』なんていうコトバ自体、生ぬるくありませんか?」って突っ込め! で、それで、もし、青木がしのごのと満足に答えれんようだったら、「もう、来週から、ココに来なくてもいいです!」って、ピャーッと言ってやれ! ワシが「エエ」って言っとるんだから、遠慮は要らん。
#「上」の続きだが、昭電ギゴクについて、簡単に整理するとだな、ジケンのスジとしては、復興金融公庫(現・ニッポン政投銀)からの融資を得るため、当時、大手化学肥料メーカー「昭和電工」の社チョーだった日野原節三がヤリマクっておった肉弾攻撃なんだな。その相手に、GSのトップだったケーディスも入っておったっていうことで、コレでケーディスが失脚して、G2によるGHQ支配が確立した、ま、メルクマール的なジケンなんだな。
ワシも昭電ギゴクについては、そう詳しくは知らんのだが、ただ、全体を見る限り、ジケンのスジは、あんまりよくない。その意味では、未公開株を永田町や霞が関にバラ撒いた、あの「リクルート」のジケンを彷彿とさせる。もちろん、ジケンの本筋において、融資を得るための贈賄コーサクなんて、あったに決まっとるんだが、とはいえ、終戦直後のドサクサ紛れの混乱期とはいえ、タイホ64人、キソ37人ってのは、異常だよなあ。福田康夫の父ちゃんの福田赳夫も、大蔵ショウの主計局チョーだったかいなあ。身柄を取られとるんだよな。
実際、コーハンでは、そのほとんどが無罪になっておるんだよな。それだけを見ても、コイツは「ジケンを摘発する!」っていうよりは、セー権与党の上層ブを芋づる式にタイホすることで、「セー権の転覆!」を狙った、まさに、「検察ファッショ」そのものだよなあ。その意味では、青木理がタイトルに付けた「狂った牙」っていうのは、ま、確かに、その通りだろうなあ。
#さらに続きだが、こういうのは、その青木理が出とる、赤坂サカスのラジオ番組の喋り相手で、そのストレスから、アタマにハゲができたおねえちゃんの後学のためにも、少し、噛み砕いて説明するとだな、「サンズイ」、つまり、「贈収賄ジケン」のキモってのは、「カネの授受」と「職務権限」なんだな。まず第一は、「カネのやり取り」が、あったのか。「それ」をクリアしたら、第2段階として、そのカネの授受を対価とする、コーム員やダイジンの権限に基づいた「職務のスイコウ」(とつながるもの)が、あるか、だ。
それでいうと、昭電ギゴクで標的にされた、当時の総理ダイジンの芦田均(戦前は、あの大政翼賛会にも加わらず、ソーリになってからは、閣僚による天皇への上奏をやめた)ってのは、その前の外相時代に行った「蔵相への働きかけ」を、「ワイロの対価としての、職務のスイコウ」とされたってんだよな。であるなら、「カネの授受と職務権限」との間に、つながりは非常に薄いわな。おそらく、昭電の連中と一緒にドンチャン騒ぎはしておったんだろうが、本当に、復興金融公庫からの融資引き出しにリンクしたものだったんかいなあ。
それでいうなら、ムネムネがヤラられた、「やまりん」からの官房副チョー官就任の際の祝儀の400萬円なあ。本人はその後、一緒に貰うておった他の連中と、横並びで返しておるのに、それが「あっせん収賄」でヤラれて、実刑まで食らっとるんだからな。「スジが悪い」っていうのは、そういうことだ。
で、もっと、ざっくりと説明するとだな、カネの授受には「オモテ」と「ウラ」がある。「オモテのカネ」ってのは、盆暮れのあいさつをはじめとして、政治資金収支報告ショに出てくる類のものだ。「ウラのカネ」ってのは、まさに「URAGANE」のことで、「ココ一番!」っていうときに、ブチ込むカネだ。それでいえば、ワイロってのは、根本的には、まさに「URAGANE」のことだからな。だから、おねえちゃんにもわかるように説明するとだな、「オモテのカネ」ってのは「キス」のことで、「ウラのカネ」は、「本番行為」やな(笑)
もっとも、往々にして、オモテとウラはリンクしとるっていうのか、「日頃のあいさつ」が行き届いておってこそ、「ココ一番」んときの「URAGANE注入!」が、功を奏するんだからな。だからといって、そんなオモテのカネまでいちいち、穿り出して行ったらキリがねえんで、サンズイのソーサは、まずは、「URAGANEの存在」を抉り出すことなんだ。
#その在日中国大使館の1等書記カンだった「李春光(齢45)」が、「コイツは、スパイをヤリマクっておったんや!」と、桜田門の公安ブが糞ションベンのごとく、ピャーッと垂れ流しマクって、それをまた、例によって、社会ブのサツ担当が、「もらい乞食」となって、紙面ダダ漏れ状態の件だが、第一報は、「5・29」の夕刊に、朝日、毎日、ヨミ、日経etcが、見事なまでの「横並び」だったんだな。フツーは、このテの公安ネタってのは、ヨミか産経が抜くのが定石なんだが。
おっと、失礼! ワシの住んでおるところは、「13版地域」なんで、「5・29」の夕刊(=3版)だと、各社同着なんだな。ヨミが最終版(=14版)の、この日の朝刊で突っ込んでおったんだな。やっぱ、ヨミかあ。
ま、いつものように、このテの公安ネタでバカ騒ぎするのはエエとして、摘発の戒名は、現役の外交官でありながら、「外国人登録証」を取得し、それを使って、自分の銀行口座を開いたっていうことなんだな。ただ、その取得の時期が、「東大の研究員時代の08年初め」ってなっとるから、そもそも、この時点で「正式な外交官の身分」になっておったんかよ?
ま、いずれにしても、その後は、正式な外交官になったんだろうが、外交官以外のフツーの外国人が、そんなふうにして、ニッポンに長期滞在生活をする場合、外国人登録証を取得すること自体、ごくフツーのことだし、刑事ジケンとしての戒名は、要は「コレだけ」なんだよな。ってことは、公正証書原本不実記載、同行使かよ? ホンマ、微罪もエエところの、まさに、「公安ネタ」だよなあ(笑)
#「上」の続きだが、今朝(=5・31)のヨミをはじめとして、この中国大使館の1等書記カンってのは、人民解放グンの情報キカンである「ソウ参謀部2ブ」のコーサク員だったってことで、「ニッポンのぼーエイ関係者にも接触しておったようだ!」と、また、おどろおどろしく書き飛ばしておるんだが、っていうか、ワシに言わせりゃ、市ヶ谷の情報将校諸君も、ニッポンの在中国大使館&領事館に、「書記カン」etcの身分で入り込んで、同じようなこと、ヤッとるだろうが。ぬあんで、この程度のことで、目くじらを立てる必要があるんだよ?
で、「身分を隠すことが、ケシカラン!」って大騒ぎしとるんだが、だって、「スパイ」っていうコトバを使うと、すぐ、ヒステリックになる(特にヨミ&産経)なんだが、要するに、「ちょー報活動」ってのは、「情報収集」、つまり、「取材」だからな。ブンヤだって、ネタ元食い込むために、あらゆる努力をするだろうが。
ワシだって、シキョクにおった頃、サツ官の幹部んとこに、新潟の実家から送ってもらった越の寒梅の一升ビンや、コシヒカリの米袋持って、夜討ちに行ったもんだったからな。今は、接待とかうるせえから、「そういう取材はアカン!」っていうふうになってしもうとるんかいなあ。ましてや、「身分を擬す」なんてのは、陸グンの中野学校でも教えておったが、このテの「ちょー報活動の、イロハのイ」だからな。
#で、特に、ワシは産経に言いたいんだが、そうした「情報戦はケシカラン!」ってこと言ったら、日露戦争んときの「落花流水」こと、明石元二郎は、どうなるんだよ? ぬあんで、ニッポン軍が、奉天会戦etcで、あの強大な露西亜グンを撃破デキたかっていえば、この明石が現地に乗り込んで、「帝政打倒!」ってことで、ケツを叩きマクって、レーニンとか、イキのいい、若いアカの連中を抱きこんでだな、小遣いもヤッて、メシも食わせて、「反戦蜂起!」を促したからぢゃないか。そのため、露西亜は「足元からの、身内の反乱」に手を焼いて、結果的に二正面作戦を余儀なくされ、それが「負け」につながっておるんだからな。
明石は情報将校としては極めて優秀で、「あのナポレオンですら、モスクワを攻略デキなかった。ましてや、極東から攻め入っても、無理に決まってる。だから、露西亜に一泡吹かすには、背後から、足元を切り崩すしかない!」ってことで、それでレーニンとかオルグしたんだからな。「それ」がなかったら、ニッポン軍の対露西亜戦の勝利はありえんかったんだからな。
だから、北京のニッポン大使館にもおるだろう、市ヶ谷からハケンされた「駐在ブカン」に、「ちゃんと、いいスジを抱き込んで、かく乱コーサクをヤッとるだろうな!」って、ピャーッとケツを叩きマクれってんだ、このアホンダラが! 中国に戦争を仕掛けて、本気で勝つんだという気概と覚悟があるのか?
#さらに続きだが、だから、「ぬあんで、このタイミングで、桜田門の公安ブが、このネタをジョボジョボと垂れ流したか?」なんだが、とにかく、あの農水副ダイジンの筒井信隆かあ。それと中国ビジネスを巡って、怪ブンショが流れて、週刊誌沙汰にもなったよな。当然、公安ブも、まったく、ヒマっていうワケぢゃねえんだから、背後カンケイは調べておったんだろう。
で、ワシが思うには、先週の『週金』(=5・25)が、尖閣諸島のぢぬし様である、さいたま市は大宮在住の「栗原国起のおやぢ」の借金まみれのハナシを、「字」にしておったことぢゃねえかいなあ。アレは、自宅と菱屋会館の土地&建物に、大銀行から、ぬあんと、「極度額、計25億円!」っていう根抵当権が設定されておったことがバクロされとったからな。要は、「大借金もつれ」であることが明るみにされたってことだが、このテのハナシは、「対中国」っていうことで、過剰敵視ムードを煽るうえで、水を差すっていうより、相当、キツイところがあるからな。だから、少し、「世論の転換!」を図らんとってことで、焦っておったんだろう。
だから、このテのクソ小便ネタのダダ漏れリークを止めるにはだな、あの「元祖・警察ストーカー」の寺澤有が、公安のURAGANE、とりわけ、「桜田門のそれ」をピャーッとスッパ抜けば、イッパツだからな。寺澤も、どうせ、福田クン本の控訴シンなんて、まだまだ先のハナシだし、1審に比べたら、労力は全然、少なくて済むからな。特に、桜田門の公安ブのソーサ費&ソーサ用報償費のURAGANEは、額が他の道府県警と比べても、スゴイからな。ってことで、たまには、「本丸」を目がけ、ペンを振りかざして、猪突猛進しろよ(笑)
#で、今日(=5・31)、衆の憲法シンサ怪が開かれて、その第9条のいじくり回しについて、各党が賛成or反対の立場から意見を喋ったってんだが、ワシ、とみに思うのは、自民トウの右傾化っていうより、もっと具体的にいうなら、「青嵐会化」だよな。
アレは、田中角栄んときだよなあ。石原のおぢいちゃん(当時は、まだ、おにいちゃんかあ)が煽って、血判状を携え、ムネムネが仕えておった親分である中川一郎がカシラとなって、決起したんだが、当時は、ホンマ、青嵐会なんて、キワモノ扱いだったんだからなあ。
それが今や、特に、コイズミ以降だが、自民トウはスゴイよなあ。「自衛グン」に看板を架け替えて、たぶん、交戦権も「自衛のための戦争!」とかいう適当な文言をこしらえるんだろうなあ。渡辺ミッチー倅んとこのみんなのトウが「右」に寄っとるのも、親父のミッチーが、その青嵐会の中核だったからな。
かつての自民トウってのは、「岸信介から、宇都宮徳馬まで!」っていわれたように、「自主ケンポー制定!」のタカから、「何がぬあんでも、9条を守れ!」っていうアカまで、まさに「幅広」だったんだよな。今は、もう、アカはともかく、ハトがおらんなったよなあ。
だって、ソーサイの谷垣だって、「出」は、「池田勇人━大平正芳」をルーツとする、「リベラルの牙城」の宏池会だからな。加藤紘一も『新潮』に、「すわっ、脳梗塞か?!」(もっとも、ジム所は否定)って書かれとる有様だしなあ。いやあ、時代は変わったで。ホンマ、コイズミってのは、「それまでの自民トウ」ってのを、ブッ壊してしもうたよなあ。
#前にワシもココで少し喋っておったんだが、今朝(=6・1)の毎日が、その死刑シッコーに関するブンショについて、情報公開請求をかけて、それについて出てきた「紙」の分析記事を書いておったが、大筋ではほとんど合うとるな。記事では、死刑シッコー関連の決裁ブンショには、「刑事キョク」と「矯正キョク・保護キョク」の2ルートがあるとしておったんだが、あくまでも、キモっていうか、本筋は刑事キョクだ。「死刑シッコー」については、ココで全部決まって、あと、一応、死刑シッコーをするゲンバは拘置所だから、そこの管轄の矯正キョクetcの方にも、決裁書類は回して、手続き上、ハンコは押してもらうんだろう。
で、新たに出てきたハナシは、通常、「死刑シッコーの命令書に、法務ダイジンがサイン」と報道しとるが、法務ダイジンのサインがあるのは、その前段階の、要は「下書き用の起案ブンショ」みてえなもんだろうなあ。その「死刑ジケン審査結果(シッコー担当)」っていう書類なんだな。で、この書類が、刑事キョク(=法務ダイジン、同副ダイジン、ジム次官、官房チョー、秘書課チョー、刑事局チョー、同総務課チョー)に回す分と、矯正キョク&保護キョク(=矯正局チョー、同総務課チョー、同成人矯正課チョー、保護局チョー、同総務課チョー、同恩赦管理カン)に回覧する分と、2種類あるってんだな。だから、都合13人がサインしておって、コイツが事実上の死刑シッコーの命令ショと化しとるんだな。
さらに、ホンモノの死刑シッコー命令ショってのは、印字されたダイジン名の脇に公印が押されておるだけなんだが、コイツは、秘書課チョーの指示で、そこの下っ端が、ピャーッとハンコを押してるんだってな。だから、ホンマ、単なる紙切れっていうか、あんまり重みはねえよなあ。でも、たかが、こんな紙切れ1枚で、ピャーッと首吊りにされるんだからなあ(**)
#「上」の続きだが、今回のポイントは、まず、プールされておる死刑囚ん中から、「誰」を選ぶかは、刑事キョクのソーム課で決めるんだが、そこで、「死刑シッコーをするで!」と赤レンガの中で意思決定がなされると、そのシッコーってのが、超スピーディーで、まさに、トコロテンをピャーッと流し込むっていうカンジなんだよな。
だから、刑事キョクのソーム課が、その「死刑ジケン審査結果(シッコー担当)」っていう起案ブンショを作ると、もう、その日のうちに、ピャーッと法務ダイジンの死刑シッコーの命令ショがデキ上がって、管轄のケンサツちょーの長(検事正or検事長)に、シッコー命令が出て、「5日以内」に、その死刑囚のおる拘置所で、首吊りがシッコーされるんだよな。鶏のブロイラーを捌くんでも、もう少し、ていねいに時間をかけてヤッとるんだと思うんだがなあ。
#さらに続きだが、だからだな、要するに、こういうことなんだと思うで。ま、赤レンガの方で、思いつきで、「さて、死刑シッコーするで!」と決めるんだが、それは、おそらく、赤レンガん中の「ジム次官、官房チョー、刑事局チョー」の3人で決めるんだと思う。そこで決まれば、あと、ダイジンには、その決裁書類を持っていったときの、事後報告でエエわけだし、そしたら、ピャーッと刑事キョクのソーム課の方で、適当に誰を絞首刑台に送るかを、選ぶんだと思う。それで、いつでも、そういう指示があったときに、シッコー対象者のリストを出せるよう、日頃から準備はしておくんだと思うがな。
あれっ、そうか、今晩(=6・1)の10時から、その赤坂サカスのラジオのDJ番組で、元共同社会ブの青木理が何か喋るのかよ。だったら、ハナシの相手をさせられとる、オトコとのデートをフライデーされとった「みんなの、みな実!」と同期のおねえちゃんはだな、今朝の毎日をよく読んでだな、死刑シッコーについて、青木に何か吐き出させろ。青木だって、『絞首刑』(講談社)を書いておって、他の取材者なんかよりは、少しは知ってるんだからな。「いったい、どういう基準で、シッコー対象者を選んでるんですか? それを即日、決裁してシッコー命令を出して、5日以内に全部済ますってのは、それで、ホントウに民主シュギ国家の体をなしてんですか?」ってなあ(笑)