三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#おっ、今しがた、アマゾンを見たら、まもなく、第三書館から出る『ハシズム!』の続編が、upされておったな。正式なタイトルは『ハシズムは沈むか:「橋下維新」のウラは何?』(新書版、900円+税)のようだな。仮タイトルより、少し、マイルドにしたなあ。ワシは、当初案の『ハシズムは沈む!』の方でエエと思うんだが(笑)
で、ワシ以外の執筆者は、青木理(ジャーナリスト、元共同通信記者)、中島岳志(北海道大公共政策大学院准教授)、西谷文和(ジャーナリスト、イラクの子どもを救う会代表)、野田峯雄(ジャーナリスト)、山本健治(元大阪府議)、木瀬貴吉(第三書館編集部)かあ。1冊目と比べると、書き手の数を絞ったっていうカンジだな。
最初の『ハシズム!』の方は、サブタイトルに「橋下維新を『当選会見』から読み解く」とあるように、メインは「ハシスト!」の、ノーカット版の当選会見なんだよな。「敵」を叩くのためには、何よりもまず、向こうの言い分をきっちりと聞いて、ちゃんと分析せなアカンからな。巻末の大阪府職員基本条例案と同教育基本条例案と合わせて、資料的な価値に重きがあると、ワシは思う。
ちなみに、ワシの原稿は、「『体制維新━━大阪都』(文春新書)から読み解く『ハシズム』の正体」と「『自公』の二の舞としての『ハシズム』と『大作ファシズム』の握手」の2本。前者については、その文春新書を読めば、例の「大阪都構想」とやらが、いかに超スカスカで、中身がないか。要は、「大阪市をブッ壊して、財源を大阪府がフンだくる」っていうことでしかないかが、よくわかる。だから、ワシは、「ハシスト!」は、まさに「コイズミ2世」だと命名したんだ。後者は、「総センキョ近し」っていうことで、今、「その通り」に動き始めておるので、タイミング的にはバッチシだろう(笑)
#ん、何や、ハシスト、今日(=2・22)の11:14upの毎日の電子版が「字」にしとるが、「勉強のデキん小、中学生には、留年させるよう、市教委に検討を指示」かよ(笑)。いよいよ、「ナニワが誇るコイズミ2世」として、諸々、ブッ壊しにかかっとるよなあ。だから、あのコイズミとクリソツで、仕事もようせんで、文句ばっか言って、手当にタカりマクっとる労組を、「抵抗セーリョク」として吊るし上げ、「見せかけのケンカ」を提示して、「場」を盛り上げるのが上手いからなあ。
確かに、大阪府議怪では、橋下新党が過半数を制しておるんだが、大阪市議怪(定数86)の方は、橋下新党は第1党ではあるが、過半数に11足らん「33ギセキ」しかねえから、他党と連立を組まんことには、予算や人事アンケン、んで、条例が通らんからな。で、大阪市議怪ってのは、ぬあんと、イケダモン大先生んところの信濃町丸ハムファイターズが「19ギセキ」で第2党なんだよな。なお、以下、自民17、民主9、共産8の順なんで、数合わせ的には、仮に、民主だけ抱きこんでも、「33+9=42ギセキ」と、過半数に到達せんし、んで、自民の地元とはケンカ状態なんで、結局、ハシストも、大先生んとこにスリ寄るしかねえんだよなあ。
で、ワシ、「上」で紹介した、『ハシズムは沈むか』ん中の原稿でも書いたんだけどさ、イケダモン大先生んとこは、大阪&兵庫の方で、早々と橋下新党とのセンキョ協力を打ち出したのはエエんだが、でも、「自公協力」との整合性は、どうするんだよ? また、例によって、いつものコウモリ飛行がおっ始まったっていうカンジだよなあ。
#えっ、今朝(=2・22)、大阪市営地下鉄御堂筋線の梅田駅で、火事だって(**)! 幸い、ケガ人はおらんかったものの、煙とシャッターの閉鎖とかあって、朝のラッシュを直撃だったんで、大混乱かあ。火元は、通常なら無人状態のゴミを置く倉庫付近らしいのかよ。いやー、どう考えても、火の気はなさそうだよなあ。うーむ、配電関連の漏電etcも考えられんこともねえが、でも、放火の可能性もないとはいえんよなあ。ま、初動は、「構えは広く」なんで、先入観にとらわれずに、出火原因については、あらゆる可能性を排除したらアカンがな。
いいか、ハシスト、「シヤクショをぶっ壊す!」って、喚いておる場合かよ。最終セキニンは、オマエんとこに、ピャーッと行くんだからな! しかし、コイツが、どこか、大阪市内の外れの方の地下鉄の駅ならともかく、「梅田」って、まさに、OSAKAのド真ん中だからなあ。ぬあんか、ボー略のニオイがするよなあ。
あー、ハシストが、シヤクショの市チョー部局の全職員23400人分の公用メールを盗み見すべく、「仕事中に、組合活動しとらんか」って、中身をケンサするって打ち出した矢先かあ。いよいよ、臭いよなあ(笑)
#今日(=2・23)発売の『文春』に、フクシマ(郡山)から札幌に疎開しておる7歳、4歳の子供の甲状腺に、ガン発症に至りかねん、大きなしこりが見つかっておると「字」にしておったなあ。見出しetc、チョット、センセーショナルなきらいもせんでもないが、しかし、重要なのは「ファクト」、つまり、「子供たちの症例」だからなあ。常識的に考えても、あのフクシマ第1原発のジコを受けて、今なお、糞ションベンの腐臭がワサワサと出ておる状況で、影響が何もないなんてのは、ゼッタイにありえんからな。
ただ、今回の記事を読んで思ったのは、フクシマから避難しておる子供たちで、こうした症例が報告されておるんであれば、今なお、留まって、そこに住んでおる、特に子供たちだよなあ。地元の医療キカンは、その甲状腺のケンサをしようとせんで、「フクシマ県立医大に行け!」って、厄介払いしとるってんだよな。そんな甲状腺のケンサなんて、大学病院でのうても、デキそうな気がするよな。
#「上」の続きだが、もし、そういうフクシマの子供らの、甲状腺ケンサ用の機器とかが要るっていうんだったら、そういうのに、きっちりと予算を付けんとだよな。あんな不具合出マクりんスキーの「F35」なんかに、糞みたいにカネをフンだくられるんだったら、そんなもん、さっさとキャンセルしてだな、ユーロファイターに換えるだけでも、1機あたりでン十億、トータルだと、ン千億円、もしくは兆単位の予算が捻出デキるからなあ。
ふーむ、亜米利加サマは、当初試算で、そのF35を1機6500萬ドル(約51億円)としとったのが、2012年会計年度には、1機約89億円になって、13年会計年度には、1億5300萬ドル(約121億円)にまで吊り上げてとるってんだからなあ。既に、当初の倍以上だもんなあ。ぼーエイ庁はコレを42機も買うってんだからなあ。
でも、コイツは青天井で、最終的に、いったい、どこまでハネ上がるかわかんねえんだよな。オマケに、向こうの言い値で買わせられ、値段や納期をナンボ、変更しても、イハンに問われん、その「FMS(有償援助)」方式とやらだろ。だって、このF35をキャンセルすれば、それだけで、消費税増税が要らんなるからなあ(笑)
「減税ニッポン!」を訴えておる、「元祖・ナゴヤから総理ダイジンを目指しておった男」は、「南京大虐殺はなかった!」って喚いておるヒマがあったら、今、カイサン風が強くなってきとるんだからさ、そうした「無駄遣い止めろ!」とか言っておかんことには、シモジモのコクミン、すなわち、「有権者=主権者」だって、バカぢゃねえんだからなあ。
#その「@Happy20790」のアカウントで、フクシマ第1原発のゲンバから毎日、喋っておる「ハッピー」とやらだが、たぶん、東電の社員、もしくは、元請けの人間か。いずれにしても、末端でコキ使われておるんでのうて、中枢でコントロールしとるポジションにおる人間だ。
ワシは、東電のキャリアだが、身元の特定を避けるため、身分を「元請け業者」っぽく偽装しておる可能性を疑っておる。いずれにしても、異様に詳細で、リアルだ。いかんせん、よくも悪くも、「顔伏せ」なんで、所謂、「出所不明の、怪ブンショ」の域を出ておらんのだが、しかし、このツイッターっていう文明の利器によって、それを「字」にしとる怪ブンショ作成の本人と、リアルタイムで、直で「つながる」ってのは、ま、今の時代なんだろうなあ(笑)
で、その「ハッピー」のツイッター投稿を見て、思ったんだが、今、「東電の国有化」ウンヌンが、国怪でうるせえが、そんなことより、今、急いでヤルべきは、そのフクシマ第1原発の糞ションベンの後始末事業の「国営化」だと思う。少なくとも、アレは「一民間企業」のレベルで、手に負えるものではない。
まず、フクシマ第1原発だけでも、東電本体から切り離してだな、そうなると、管轄はどこんなるんかいなあ。通産ショウぢゃあ、アカンのか。ナイカク府か、どこか、セキニンを持って成し遂げられる持ち場だよなあ。ゴミ処理ってのは、どこ? 環境ショウ?
とにかく、そこの管轄にして、後始末の費用は、政府予算を投入するっていうふうに、すべきだよなあ。まず、東電本体から切り離すべきは、その「フクシマ第1原発」の糞ションベンの後始末で、東電をその後、どういじくり回すかってのは、「それから」だよなあ。本来の電力事業と、糞ションベンの後始末は、きちんと「仕分ける」べきだ。
#今朝(=2・24)の日経が1麺のアタマで「字」にしておったが、AIJ投資コモンが、年金キキンから運用委託されておった約2000億円の大部分が、ピャーッと消えてなくなってしもうておるジケンなあ。J-SECがシッポを捕まえて、今日にも金融チョウがギョーム停止命令を出すってことなんだが、どうもヘッジファンドやデリバティブへの投資、要は、丁半バクチだよなあ、それでスッた可能性が濃厚なんだな。
例によって、コイツも決算ショを粉飾して、損失を隠しておったんで、それでJ-SECが嗅ぎ出したってことなんだろうなあ。顧客にはアドバンテストとか、安川電機が入っておるってんだよなあ。でも、この穴埋めはどうすんだろうなあ。でも、年金を積み立てておいた、そこの社員はたまったもんぢゃねえよなあ。
でもさ、このテのハナシを過去に遡って、穿り出していったら、収拾がつかなくなるよなあ(笑)。だって、年金破綻の原因は、いちおう、「少子高齢化」ってことにしとるんだからなあ。それで、「消費税増税!」に持ってこうとしとるのに、「じつは、コレまでン兆円規模で、その丁半バクチでスッてたんです!」ってことを追及されても困るしなあ。要は、その「年金積立金」だよなあ。特殊ホウジン、財政投融資だ、ワケのワカんねえところにピャーと流し込んで、焦げついておるのを、ひた隠しにしとるんだからなあ。
#「上」の続きだが、あー、少しデータは古いが、保坂展人『年金のウソ 隠される年金積立金147兆円』(ポット出版)に、保坂が「衆」でおった頃、国怪でこのモンダイを追及しておったことがあって、02年3月末の時点で、「この5年間で6兆円を超える含み損がありまーす!」って、厚生ショウは渋々認めておったんだな。それまで、「損失など、ありえなーい」って抜かしておったのになあ。この年金積立金のモンダイは、伊藤白水にコロされた石井紘基も追いかけ回しておったんだよな。だから、石井紘基がヤラれたのも、コレを追及しておったからっていう説も、あるぐらいなんだよな。
この年金積立金ってのは、マンガのようなハナシが起こっておって、そもそも、「その積立金の総額は、ナンボあるのか?」っていうシツモンに、03年当時だが、①社会保険チョー②厚生ショウ(年金キョク数理課)③大蔵ショウの3者で、数字が全然、違うんだよな(笑)
ちなみに、①が147兆円、②が193兆円、③が155兆円で、ぬあんと、「②-①=46兆円!」なんだよなあ。消費税増税する前に、コイツも説明をしてもらわんとだよなあ。コレも粉飾決算だろうなあ。でも、国の決算ショを粉飾したところで、誰も取り締まる人間がおらんからなあ。うーむ、AIJ投資コモンは、運悪く、バレてしもうて可哀想だなあ。
#で、そのAIJ投資コモンが運用を引き受けておった、約2000億円近くの企業年金が、忽然と消えたジケンだが、今朝(=2・25)の日経が、「ケイマンを使い、実態隠しか」と「字」にしとったな。タックス・ヘイブンの英領ケイマン諸島にある私募投資信託を通じて、どうも丁半バクチにつぎ込んでおったようで、約2000億円のうちの9割だから、約1800億円かあ、手元から消えてピャーッとなくなったってんだよな。そのチャート図では、最終的にカネの流入先が「英系銀行」となっておるんだが、本質的には、ニッポンのバブル経済であり、亜米利加のサブプライムローンと変わんねえだろうなあ。
その日経の記事では、1800億円が消えた原因として、①相場の急変による運用失敗の膨張②他の用途に流用━━ってんだが、いずれにしても、丁半バクチでボロ負けして、大きな穴を開けておったことは疑いようがないだろう。だから、オリンパスと同じで、相当前に経営破綻(運用破綻)はしておったんだが、その粉飾決算で辻褄合わせをすることで、コレまで隠し通して来れたんと違うんかいなあ。
#んー、そのAIJ投資コモンによる、約2000億円もの企業年金消失ジケンだが、今日(=2・25)の13:16upのテレ朝の速報だと、一昨年(2010年)に扱ったデリバティブ(=金融派生商品)の取扱総額が、ぬあんと、「57兆円」かあ。で、今夕の朝日が「字」にしとったが、そのAIJの運用投資先だよなあ。英領ケイマン諸島のファンドから、同じく英領のバミューダの信託銀行へと運用を委託するカタチとなっておったが、しかし、実質的には、香港の大手銀行に「カネの溜まり」は移っておって、「そこから先」は、「?」ってことだなあ。要は、マネーロンダリングの「逆」で、間にクッションとして、タックス・ヘイブン所在のペーパー会社をいくつも経由させ、カネを転がすことで、「足」を消すんだろうなあ。
オモロイのは、朝日は、運用を委託された企業年金を「2100億円」としとるんだが、連中の感覚では、100億、200億ってのは、ま、誤差っていうか、ゴミみてえなもんなんだろうからなあ(笑)。PCの画面の上で数字をピャーッといじくり回しておる世界だろうな。
しかし、この「デリバティブ」ってのは、ブラック・ボックスそのものだな。基本になるのは、「証拠金取引」ってことで、手元にある「元手」、つまり、「証拠金」だよなあ。その何十倍から100倍もの金額を、丁半バクチにつぎ込め(るってことにしと)るんだよな。おそらく、AIJは、企業年金以外からも、元手をかき集めておったんだろうから、取扱総額が「57兆円」に達しておったとしても、数字的には辻褄が合うんだな。
#「上」の続きだが、その「デリバティブ(=金融派生商品)」とやらだが、いわゆる「金融商品」ってのは、株、外為、国債、先物(金、石油、小麦etc)の4つが基本なんだな。この基本商品を使うて、丁半バクチをする際、机上の計算で、ウジャウジャといじくり回して、適当に勝ち負けの分配を決めるってことなんだな。それに、「オプション」だの「スワップ」とか名前を付けとるんだな。ウィキペディアetcに出ておる説明を、ワシが読んでもさっぱり判らん。とにかく、マトモぢゃねえワ。
だから、コイツは麻雀なんかと同じ博打なんだから、トータルの点棒の数は決まっておるんだ。本来だと、1人「2萬5千点」しかねえんだが、デリバティブの世界では、その100倍の「250萬点」を持っとることにして、それで勝負するんだから、負けたら、被る金額がスゴイんだな。まさに、雀卓のある「場」自体が、実態からかけ離れておる、「バブル」そのものなんだな。デリバティブってもんを、そのへんの年寄りや小学生にでもわかるような説明を、誰もしとらんし、デキんっていうことが、「胡散臭い」っていうことを証明しとるようなもんだからな。
いずれにしても、カネはなくなったのではない。正確には、「AIJの手元から、なくなっただけ」のことで、その元手となった2000億円の企業年金は、丁半バクチで勝ったところに間違いなく、存在しておる。どうせ、ロスチャイルド様の息のかかっておる、また、ワケのワケんねえ金融キカンっていうのか、投資ガイシャとか、そういうところに隠匿されておるんだろうなあ(笑)
ま、連中の丁半バクチの世界では、こんなもん、「よくあるハナシ」で、たまたま、そうやって「ババ」を掴まされたのが、運悪く、オモテに出ただけのことだろうな。コイツは、元手が「企業年金」なんで、「3階建て年金ビル」の「3階ブブン」だが、1階(=基礎年金)や2階(=厚生&共済年金)でも、どうせ、同じように丁半バクチにつぎ込んでおるだろうから、その「収支」がどうなっとるか、野田か、勝海舟の曾孫とやらに聞いてみんとアカンなあ。
#その『文春』に出ておった、フクシマから札幌に疎開しとる子供の甲状腺に異変が出ておるっていう記事だが、ナンダカンダと物議を醸しておるってことで、その「おしどりマコ」とかいう書き手が、今日(=2・25)、弁明のカイケンを、その自由報道協会でヤッたのか。
ま、あの「ガンの疑い」っていう見出しは、確かにセンセーショナルだという気はするが、記事の根幹は、その子供の甲状腺に、通常の環境であれば、デキておらんであろう「しこり」が見つかったっていうことだよな。もし、「そういう事実が、存在しとらんのに、字にした」んであれば、捏造っていうことで大モンダイだが、そうでなければ、「えっ、いったい、何がモンダイなの?」っていう気がするな。その診断した主治医に、いちいち許可を得て、ゲラも見せて、検閲を受けたうえでねえと、報じられんっていうことになったら、「報道の自由」もヘチマもねえよなあ。ネタ元から「書くな」って言われて、「ハイ、わかりました、書きません!」ってなってしもうたら、存在する意味はねえよな。勿論、医師という立場上、守秘ギムはあるだろう。
しかし、それを超えて、今度のフクシマ第1原発に関わる出来事、特に、「糞ションベンに関わる諸々」ってのは、まさに、「公共の利害に関わる事実」であって、そういった通常の守秘ギムのレベルを遥かに越えておるからなあ。子供が可哀想だっていうと、確かにそうかもしれんが、そんなことを言ってしもうたら、何も書けんからな。
だったら、ワシなんか、『<さるぐつわ>の祖国 北朝鮮拉致被害者たちはなぜ日本で『何もしゃべれない』のか?』(第三書館)ん中で、「横田めぐみも、有本恵子も、生きておる可能性はほとんどない。強制収容所に放り込まれて、死んどるのは、ほぼ間違いない」って書いてるからな(笑)。誰が何と言おうと、「真実はひとつ」しか存在せんからな。
#そのAIJ投資コモンによる、企業年金約2000億円消失ジケンだが、今朝(=2・26)の神奈川シンブンだが、たぶん、共同電だな、そのカネの流れについて、やや詳しいチャート図を載せておったな。「AIJ→アイティーエム証券(AIJが実質支配)→エイム・ミレニアム・ファンド(英領ケイマン諸島のファンド)→香港? デリバティブ?」としたうえで、その「カネの流出先」だよなあ、「一部は、欧州系大手銀行の香港の金融キカンに流れた可能性?」と字にしとるんだが、今朝の朝日だと、「香港の欧州系銀行に移して、管理しておった!」とあって、共同原稿より一歩踏み込んで、ちゃんと、断定しとるんだな。
ってことは、共同より、朝日の方が、一歩進んでおるっていうことか。しかし、この銀行名も掴んでおるのに、わざと、「顔伏せ」にしとるっていうカンジだな。「欧州系」っていえば、どうせ、顧客のヒミツをケツの穴まで守ってくれる「スイスの銀行」っぽいよなあ。
それと、朝日の記事だと、そのAIJは、「少なくとも近年は、株etcを運用しておった形跡が確認できん」として、要は丁半バクチ以外にも流用しておった可能性もあると指摘しとるなあ。ってことは何、ヤクザ筋あたりからカモられておったんかいなあ(笑)。しかし、この「少なくとも近年」って、「いつから」だよ? このぬあんとも曰くありげな筆致は、夜回りの禅問答を思い起こさせるよなあ。どうなんだろう、あの「リーマン・ショック以降」ってことかいなあ。
あと、金融チョー(J-SEC)がケンサに入ったのは、この1月の下旬だってんだが、ケンサ直前まで、AIJは必死に勧誘しマクって、カネをかき集めようとしておったってんだが、ま、それはそうだろうなあ。いずれにしても、こんな丁半バクチへの投資なんて、タコが自分の足を食っとるような、自転車操業もエエところだろうからなあ。
#「上」の続きだが、今回のAIJ投資コモンによる、企業年金2000億円消失ジケンで、「私募投信」ってのがクローズアップされておって、ある種、こうした「デタラメ運用」の根源みたいにされておるようなカンジなんだが、でも、コイツは証券取引法(現・金融商品取引法)に規定されておる、投資信託のスタイルなんだな。
「私募」のハンタイは「公募」なんだが、一言でいえば、「私募」とは「内輪の限られたメンバーによる、ヒミツ的な丁半バクチ」ってことで、だから、その分、倍率も異様に高いんだな。要は、競馬や競輪、パチンコのように、誰もがデキる賭け事と違うて、ま、「会員限定の雀荘」ってとこだな。レートも異常に高くて、イチゲンのフリーの客がフラッと入れる場所ぢゃねえんだなあ。あー、今度のAIJのジケンで出てくる、ケイマンの「エイム・ミレニアム・ファンド」の触れ込みは、「ウチは、247%の高利回りでーす!」かあ。「いかにも」だよなあ(笑)。マトモぢゃねえよなあ。
で、その「私募投信」の条件とは、①50人以上の投資家を相手にしないこと②大蔵ショウ令で定める適格キカン投資家━━なんだな。①については、「49人以下の投資家を対象とする」っていうことなんだが、コイツは、かなり限られた、チョーたんまりカネを持っておる個人や投資ファンドってことだな。だから、元手を2000億円も持っておる、このAIJなんかは、その条件をクリアしておるんだろうが、その「3階建て年金ビル」の「3階ブブン」の企業年金の運用なんかは、この「私募投信」が一番、多いってんだな。
②の「大蔵ショウ令で定める適格キカン投資家」ってのは、要は、「個人投資家」ではない、銀行、証券、保険ガイシャに、信用金庫、農林中金の類だよなあ。あれっ、「年金積立金管理運用独立行政ホウジン」も、その「適格キカン投資家」とやらのお墨付きを貰うとるんだな(**)! コイツは、例の「年福」がいろいろと、グリーンピアだ、外郭団体とかに、年金の積立金を流し込んでおったっていうことで、世間をチョーお騒がせしたんで、コイツに看板を架け替えたんだな。
だから、「私募投信」の胡散臭いのは、①もさることながら、②も同じだよなあ。金融チョーは、今回のAIJのジケンが発覚したんで、この私募投信を使うて、企業年金を運用しとるファンドをチョーさするってんだが、むしろ、まず、②の「適格キカン投資家」とやらに指定されておる、この年金積立金管理運用独立行政ホウジンだよなあ。どうせ、ジム局は投資の素人ばっかだから、銀行とかに運用をピャーッと丸投げしとるんだろ? まさか、このAIJに委託しとったってことは、さすがにねえだろうな? いや、待てよ、この「適格ナントカ」みたいに、「大蔵ショウのお墨付き」を貰うておると、そもそも、そういうチョーさの対象外なんかいなあ。「天下りの受け入れとのバーター」とか、穿ってイクと、また、ウジャウジャと出てきそうだよなあ(笑)
#さらに続きだが、あー、①の49人以下の大口投資家と、②の適格キカン投資家1社が一緒になって、元手をチャンポンしてこしらえたのを、「組合形式ファンド」っていうのか。ふーむ、その最終的なカネの流れ先である「香港? デリバティブ?」ってのは、まさに、カオスっていうか、混沌そのものだな。グジャグジャとカネの溜まりをくっつけたり、転がしたりして、ワケがワカんなくなっとるんだろうなあ。
特に①なんてのは、スイスの銀行の、いわゆる「富裕層向けプライベートバンク」なんかが、当てはまるんだろうな。ああいうところは、預け人へ利息を出す代わりに、逆に保管料を毟り取って、その膨大な預金を丁半バクチへと回す一任勘定を取っておるんだよな。ま、それでいうと、香港なんてのは、まさに、欲に眩んだ魑魅魍魎が蠢く、無法の賭場だよなあ(笑)