三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#ほいで、昨日(=9・12)、FD改竄ジケンの初コーハンが、大阪チサイであって、証拠物のFDに、日付を書き換えた前田恒彦をほったらかしにしておったとして、「犯人隠避罪」に問われておる大坪弘道と佐賀元明は、キソ事実を全面否認して、「徹底抗戦」を宣言かあ。コーハンは年内いっぱい、開かれて、来年(=12年)の春にハンケツの見通しか。
っていうか、思うんだけど、そもそも、このジケンは、FDの記録を改竄したこと自体もさることながら、その証拠物を、それも、ヒコク人(=上村勉)のコーハンのまっ只中に返却したっていうが、「ありえんハナシ」なんだよな。ここのところは、三井環のオッサンと話した際に、いろいろとギロンしたんだが、曰く、「捜査で押収した証拠物は、サイバンが終わるまで、ヤクショで保管しておく」ってんだよなあ。しかし、そんなもん、アタリマエだからなあ。
#「上」の続きで、だから、三井環のオッサンは「冤罪防止の切り札」として、「取り調べの可視化」と合わせ一本で、「残証拠物の全面開示」を主張しておるんだが、それは、「ケンサツは、自分にとって都合の悪い証拠を、サイバン所に提出しないから」なんだな。
つまり、アレは、偽の団体証明書の作成日時が、本当は「04年6月1日午前1時20分06秒」だったのを、「6月8日」に前田恒彦は書き換えておるんだが、もし、FDを改竄しなかったと仮定して、ヒコク人が「いや、ちゃんと証拠はある。押収されたFDに、その作成日時は入っておるハズだ。その証拠をコーハンに出せ!」と主張され、それがコーハンで出てきた日には、ケンサツ側が描いた「有罪の構図」が、ピャーッと全面崩壊してしもうんだよなあ。
しかし、だからといって、その「不利な残証拠物をコーハンに出させられたら、マズイ!」ってことで、FDの中身を改竄した挙句、それを本人に、コーハン中に返却するなんて、「ありえん」よなあ(笑)。そもそも、前田は本当に「個人のハンダンで、遊び半分で、FDを改竄した」んかいなあ。っていうか、改竄は、大平を含めて、「上からの指示だった」ってことは、ねえのかなあ。
#で、そのFD改竄ジケンで、犯人隠避罪(刑法103条)に問われておる「大坪弘道&佐賀元明」のコーハンが、今日(=9・15)も大阪チサイで開かれておって、当時の部下がケンサツ側証人として、いろいろと喋っておるのか。
今度のジケンの構図としては、その上村勉のFDの日付を改竄した当時、大阪チケン特捜ブの主任検事の「前田恒彦」(=1審ハンケツの懲役1年6月が確定)を、刑法104条の「証拠隠滅罪」で立てたのち、その特捜ブの上司で、部チョーだった大坪と、副部チョーだった佐賀の2人を、その前条の「犯人隠避罪」で立てたわけだよな。とりわけ、あのFDってのは、上村勉が偽の団体証明書を作成した「日時」の記載も含めて、例の村木厚子のオバハンの冤罪ジケンをデッチ上げるうえで、最も重要な証拠だったわけだからなあ。
#だから、今回、「大坪弘道&佐賀元明」に対して、キソ状の戒名が、「証拠隠滅」による前田との共ハン、つまり、「大坪&佐賀が、前田に指示して、FDの日時を改竄させた」っていうんだったら、否認して争う余地は全然、あったんだろうなあ。ところが、「犯人隠避罪」っていうのは、「そうした部下の証拠隠滅(=FD改竄)というハンザイを見逃して、隠蔽した」っていうことだから、この2人が「前田のFD改竄の事実を知っていた」ということが、立証できれば、悪いけど、もう、逃れようがねえよなあ。
ただ、このジケンは、三井環のオッサンが、当時、同期(24期)で総チョーだった大林宏に刑事告発しておったんだが、被コクハツ人として、この大坪&佐賀以外にも、「大阪チケン検事正・小林敬&同次席・玉井英章」も入ってったんだが、こっちの2人は、お咎めナシだったんだよな。大坪は当然、この「前田のFD改竄」を知らなかったなんて、ありえんのだから、このことは当然、「上」にも報告しておるハズだ。
だから、今後のコーハンでは、そのへんの詳しい当時の状況をオモテに出すことで、「いや、じつは、ワシらもトカゲの尻尾であって、上の指示に従っただけだ。上はそのまま、前田のFD改竄を、ほうっておいていいと言っておったんだ!」っていうことを言わんとだろうなあ。つまり、「上の指示で、前田の犯人隠避容疑での立ケンが、結果的に潰されたわけで、よって、我々は無罪!」っていう主張をすれば、通る可能性は、十分ある(笑)
#んー、でも、大坪弘道は、その三井環のオッサンの口封じタイホ劇における「渡真利忠光を抱き込んだウラ」については、まだ、喋るツモリはないんかいなあ。キソされたFD改竄ジケンの本ケンとは、直接は繋がらんし(でも、本当は繋がってるんだが)、とりあえずはサイバン闘争の方に傾注せんとだし、弁護団の中にもいろんな意見もあるんだろうから、「即、喋る」という状況ではないんかいなあ。
ただ、思うんだが、その「渡真利の取り調べ担当」といい、今度の「FD改竄ジケン」といい、ある意味、大坪もヒガイシャだと思う。それでいうと、彼も「ソシキの歯車」に過ぎんよなあ。まあ、トカゲの尻尾の先っちょとは言わんが、でも、尻尾の付け根ぐらいでしかねえよなあ。だから、三井環のオッサンの口封じタイホを指示した当時の総チョー・原田明夫以下、「上の方」は、退職金も満額貰うて、いいとこのコモン弁護士をヤッて、イッパイ小遣いを貰うて、いまだにのうのうとしておるからなあ。で、現役の頃は「ちょーかつ」に骨の髄まで塗れきっておったわけだからなあ。誰も批判せんし、叩かんよなあ。
それを考えると、「巨悪」ってのは、常に叩かれることなく、いつの時代でも、逃げ切るよなあ。今のフクシマ第1原発の爆発ジコによる、糞ションベンの垂れ流しだって、正力松太郎とニコイチで原発導入の旗振り役だった「大勲位・ナカソネ」のおぢいちゃんは、ピンピンしておるからなあ。ついこの前も、ヨミだ産経に顔出しで、「国家がどうたら」と、ウジャウジャと喋っておったからなあ。このナカソネのジジイをギョーム上過失チシ容疑で、さっさと、身柄を取らんかい、この腐れケンサツのアホンダラが!
#今日(=9・17)の朝日、あと、おととい(=9・15)の朝刊にも出ておったが、原発を抱える東電管内の地元の自治体に対して、電源3法交付金や核燃料税といった「オモテの小遣い」とは別に、東電が「寄付金」のカタチで、この20年間に、年間約20億円、合計で4百数十億円も「ウラの小遣い」を渡しておったことを「字」にしておったなあ。しかし、原発ってのは、オモテからウラから、こうやって、飴玉を地元にブチ込むんだなあ。原則非公表っていう、こうした自治体への寄付の内訳がオモテに出てきたってのは、たぶん、内部からのリーク(=情報提供)があったんだろう。
こうした小遣いが渡されておったのは、青森、福島、新潟の3県なんだが、オモロイのは、フクシマ第2原発のある楢葉町に、東電が130億円もピャーッと寄付して、サッカー施設「Jヴィレッジ」を建設したんだが(97年6月完成)、それに周辺自治体が「クレクレ蛸ら!」になって、直接、立地しておらん郡山市も「最初は、こっちにサッカー場が来るハズだったんだから、クレクレ!」と喚いたんで、「市に直接」だといろいろと波風も立つんで、福島県の所管の財団ホージンを「クッション」として経由させ、30億円も貰うたってんだよなあ。
いやあ、コイツを見てると、オキナワの米軍基地と同様の「アメとムチの構図」そのものだよなあ。地元にしてみりゃ、「あんな糞ションベンの掃き溜めを押し付けやがって、だったら、出すもん出せ!」なんだよなあ。で、こうした「東電からの寄付」を貰うには、「カンケイシャ」と称するブローカーを通さんと、下りて来ねえってんだよなあ(笑)。「いかにも」なハナシだよなあ。地元の県議怪のボスとか、国怪ギインやそのヒショ連中だろうなあ。蜜にウヨウヨと蛆虫がタカっておる図式だよなあ。連中は、出来高の何%ぐらいピンハネしておるんだろうなあ。
#今朝(=9・19)のヨミが、「3ダイヤ重工のサーバが攻撃を受け、ウイルスに感染し、情報を抜き取られた痕跡がある」とデカデカと字にしておったが、ただ、ワシも『デジタル・ヘル━━サイバー化監視社会の闇』(第三書館)を著しておるんで、毎日シンブン88年入社同期の、あの佐々木俊尚と同様、「ITジャーナリスト」を名乗る資格があるんだが(笑)、その立場で言わせてもらうと、こうしたコンピュータ・ネットワークにおいては、「突破できないシステムは、存在しない」というのは、常識だ。
逆に言うのなら、「大事な情報は、ネットワークと接続しておる電子の箱には入れない」というぐらいの感覚でないと、アカンということだな。だから、「侵入できないシステム」っていうのは、外部と接続しておらん、かつての「スタンドアローン型」の大型電子計算機ぐらいのもんだから、まず、その「ツボ」を押さえておくことが、第一点。
さらに言えば、こうしたコンピュータ・ネットワーク、特に、網の目状に結んでいる「インターネット」というのは、そのアーキテクチャーの本質として、「開放系」なんだな。どんどんオープンに繋いでいって、「情報を共有する」というのが、まさに、その「キャラ」であるわけで、そういうツールに「国家キミツ」と称する、ワケのワカらん得体の知れんものを、ホイホイと放り込むこと自体が、「本質に逆行しとる」んだな。
ってことは、あの「当たらんMDのキミツ情報」を抜かれた可能性も、なきにしもあらずなんだから、コイツは桜田門は頑張って、不正アクセス禁止法イハンで、何が何でもハッカーをフン捕まえんとだわなあ。でも、自分んとこの「公安テロ情報、ダダ漏れジケン」の犯人タイホと、どっちが先かいなあ(笑)<佐々木俊尚は、少しは、こうしたネタで、ウジャウジャと喋ろよ。最近、「全然」ぢゃないか!
#で、今日(=9・19)、東京は千駄ヶ谷の明治公園であった「さよなら原発5万人集会」は、参加者が主催者発表で6万人かあ。ちなみに、ケーサツ発表は何人なんだろうなあ。でも、航空写真を見たら、「立錐の余地もない」ってのは、このことだよなあ。とにかく、「動員」だけで、コレだけの人間は集まらんからな。ナンボ、大江健三郎だの、山本太郎といった有名人が喋るからといって、アレだけの人間は集まらん。もう、「糞ションベンの垂れ流し、NO!」ってのは、最早、ギロンの余地のない、人類にとっては、動かしがたい「結論」だよなあ。でも、ヨミ、産経あたりは、どうせネグって、「見なかったこと、なかったこと」にするんだろうなあ(笑)
確かに、今、操業中の原発の「即時、全面停止しろ!」というのは、余りにも非現実っていうか、「廃炉→糞ションベンの後始末」の作業で、物凄い年月とカネがかかるわけだからな。その意味で、まず、「現実的なステップ」で言えば、とにかく、もう、「新規操業」はありえんよなあ。で、「そこから、先」、計画的、段階的に原発を停めていくっていう選択肢以外に、考えられんよなあ。
そういえば、誰か言っておったなあ。そもそも、この「糞ションベンの後始末」に、半永久的、つまり、10万年もかかるんであれば、「原発を稼動させこと」自体が、「悪魔との握手」だってなあ。いや、そうでなけりゃ、あんなに小遣いを、オモテからウラから、地元にバラ撒かんって。
#今朝(=9・20)の東京シンブンに、そのフクシマ第1原発の1━4号機の建物敷地内に、「地震の際の地下の壁の損傷によって、1日数百トンの地下水の流入の可能性」っていう、また、妙な記事が出ておったが、そもそも溜まり水が減らんっていうのは、釜(=格納容器)がピャーッと損壊して、糞ションベンもろとも、地下のコンクリート壁に突き刺さってしもうておるから、ナンボ、水を入れたところで、「下へ、ダダ漏れ状態」だからぢゃねえのかよ。で、その「地下のコンクリート壁の損傷」も、糞ションベンの「メルトスルー」がどんどんと進行しておって、それによる損傷が原因だろ。「地下水流入の可能性云々」というのなら、ゲンバ付近の地下水脈図がどうなっておるのか、きちんと調べた方がいい。地元の福島大の理学ブで、地質学を研究しておる人間はおらんのかよ?
#いやあ、今日(=9・21)の午後に東海から関東を直撃した台風15号は、スゴイの一言に尽きるな。じつは、夕方6時から、本人不在ながら、ムネムネを叱咤激励するパーティーがニューオータニであり、何もなければ、ワシも顔を出しておったんだが、この荒天ということで、首都圏も電車の運休が相次いでおるようなんで、本当に申し訳ないが、今回は欠席ということで、ぜひ、シャバに出てきてからの再会を楽しみにしております。挨拶状には、喜連川社会復帰促進センターに収監されておる本人の近況が、こう記してある。
「私は、正直者が馬鹿を見ない世の中になってほしいと心から願っております。私が主張してきた取調べの全面可視化が動き始めたことは、一歩前進と受け止めております。ここでの私の仕事は衛生係で、お年寄りの入浴補助、食事の配当、洗濯物の回収等、土・日・祝日なく働いております。特にお年寄りのお世話は、自分が親に出来なかったことであり、ここで出来ることに感謝しております。神様が与えてくれたこの貴重な時間、体験を活かすべく、私が政治家になった原点である『政治は弱い人の為にある。声なき声を聞く』を、今一度、しっかり考えて参ります。日々修業、『行』と心して、与えられた環境の中で生きている、行かされている事に感謝しての毎日です」
おそらく、年が明ければ、シャバに戻って来れるだろうから、もうしばらくの辛抱だな。頑張れ、ムネムネ、政治家としてのリベンジは、これからだ! マトモな有権者は、ちゃんと、見ているぞ!
#今日(=9・23)、アマゾンを見たら、ワシの新著『さるぐつわの祖国━━北朝鮮拉致被害者たちはなぜ日本で「何もしゃべれない」のか?』(第三書館、478頁、1800円+税)が載っておったの。「9・30発売開始」とのことだが、「9・28」には書店には並ぶとのことだ。北のわがままおやぢんところの「拉致モンダイ」を取り上げた、渾身のオール書き下ろしや。詳しい内容については、改めてココでupする。拉致モンダイの「すべて」をココでワシは書き尽くした。「コレ以上、書け!」というのは、「ワシに死ね」と言っているのと同じだ。ジャーナリスト生命のすべてをぶつけて、アソコの「タブー」を徹底的にブッタ斬った。「両刃の剣」で、まずは、北のわがままおやぢ(&朝鮮総連)をブッタ斬った後で、「家族会&救う会」、さらにはそのバックにおる腐れ右翼もピャーッとブッタ斬っておるので、ワシは右も左も敵に回しておる。