三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#ほいで、『フォーラム21』最新号(11年7月号、毎月10日発行)の特集記事「かくも長き不在━━本部幹部会欠席満1年」で、ワシも、「かくも長き主の不在━━今後『池田DNA』はどこまで継承されるのか」の題で、一文を執筆しているので、関心のある方は、ぜひ、一読を!
イケダモン大先生が、公式の場における「ライブ出演」がなくなって、早1年以上が経つが、もう、コイツは、大先生が「通常の健康状態ではない」というのは、疑いの余地はない。痴呆で、人の顔の判別もできない状態なのか、それとも、まだ、這って便所には行って、用ぐらいは自分で足せるのか、どの程度かは分からんが、「要介護」の状態になっておると思う。とりあえずは、「老化」だろうね。だから、コイツが回復して、元のように、「ホンカン」こと、「本部幹部会」で、聴衆の笑いを誘う、あの軽妙なスピーチをすることは、もう、ないだろう。ワシ的には、チョット寂しいが(TT)
ただ、あの中国の、江沢民の「死んだ、死んでおらん、危篤だ、いや、元気だ」で大騒ぎしておるように、同様の状況は、イケダモン大先生においても、あてはまると思う。今、信濃町のイケダモン大先生の容態に関する公式見解は、どうなってるんだ、一応、まだ、「元気です!」ってことになっておるんかいなあ。基本的には、「ノーコメント」を通しておるよなあ。だから、イケダモン大先生が、お亡くなりあそばされた後の「方向性」だが、現段階では、なかなか、ドンピシャリとは言及できんのだが、原稿の中で、「本尊モンダイ」が、大きなポイントになるだろう、ということは指摘しておいた。ま、コイツも書き出すと、キリがないんで、いずれ改めてということだな。
『実話』で、ずうーっと、新興宗教の連載をしていた、ワシと同じイケダモンおたくの山田直樹サンと、前に喋ったときに、あの「信濃町丸ハムファイターズ」について、確かに、「政教イッチ」や「宗教ホウジン非課税特ケン」のモンダイも重要なんだが、それよりも増して、教義モンダイ、とりわけ、「本尊モンダイ」は大事だということで、認識が一致したなあ。部外者からしたら、「御本尊」なんて何のことか、さっぱり分からんが、実は、アソコは、コイツが最大のアキレス腱で、ココから攻められたら、一番弱い(笑)
#今日(=7・11)発売の『アエラ』に、エース・大鹿靖明が、そのエルピーダ株のインサイダー取引でボロ儲けしておった通産キャリアの「木村雅昭のおやぢ」の件について、書いておったな。そのフクシマ第1原発の糞ションベンの後始末について、資源エネルギー庁の次チョーだった、この5月初旬に、「(今後の原発の稼動にあたっては)世界サイコー水準の安全基準を適用する」とする一方で、「建設中の大間、島根を生かす」「発送電分離は、絶対にアカン!」とのメモを通産ショウの官房チョーんところに出しておって、それが、外に漏れた、漏れんとかで、ウジャウジャと騒いでおったのかよ?
でもさ、あの通産ショウってのも、西山英彦のおやぢをはじめとして、こんなカネ塗れ、クソ塗れみてえのしかおらんのだよなあ。しかし、あの糞SECも、この木村雅昭のおやぢを、全然、刑事コクハツしようとせんよなあ。っていうか、腐れケンサツが動こうとせんのだろうな。こんなもん、下っ端のノンキャリアだったら、とっくの昔にチケンに、ピャーッと身柄を取られておるからな。あの肥溜めん中ってのは、一蓮托生っていうか、どいつもコイツも、糞ミソいっしょくたんに混ぜこぜになってしもうて、ワケがワカらんようになっておるんだよな。コレだけ腐りきっておったら、どこから手をつけたらエエのか、わからんな。あの腐れケンサツも、特捜ブでのうて、組織そのものを解体した方がエエよなあ。仕事も何もせんで、FDの中身を勝手にいじくり回しておるんだからなあ(笑)
#で、今朝(=7・13)の朝日の3社麺に、フクシマ第1原発ジコの糞ションベンの漏洩状況について、「戦前の大本営発表ばりに、肝心なことを言わない、認めん」「細野がちゃんとカイケンをヤルと言ってくれたのに、海外視察に遊び出かけたりしておる」とか、「ゲンバを見せれくれん」とか、愚痴をタラタラだわなあ。そんな肥溜めのゲンバを見せてくれんのだっらだな、あの有料ブログを開設しておる「言論テロリスト」の山岡俊介みたいに、フクシマ第1原発まで入り込んでだな、もし、制止されたり、タイホされた場合は、全部、そのやりとりをピャーッと紙面化すりゃエエんだ。そんな「肝心なネタを隠す、出し惜しみする」なんて、アタリマエだからな。あの西山英彦だの、木村雅昭のおやぢの腐り具合を見てりゃ、わかりそうもんだよなあ。
あと、あの山岡の記事も、このクソ暑い中、腐臭がスゴイあのフクシマ第1原発を、テロの標的にして、いったい、どうするんだよ? 「裏口から、検問突破しました、ヤッタ、ヤッター!」のノリなんだよなあ。読者が一番知りたいのは、「釜(=格納容器)の正確な破損状況」なんだ。おそらく、1号機に関しては、糞ションベンの溶融塊が、釜を突き破って、底を抜けて、地下のコンクリートをも破壊して、どんどんと下に落ちていっている状況なんだと思う。「地下ダムを作る」とかいうハナシも、おそらく、そこから来てると思うし、地下水の汚染と、それが海に流れ込むことの被害だからなあ。
っていうか、山岡の本来の持ち場は、仕手筋だのインサイダー取引だよなあ。だったら、エルピーダ株を売り抜けマクって、アブク銭をゲットしておる、あの「クソ通産キャリア=木村雅昭のおやぢ」をもっと、ジャンジャンと叩きマクってしかるべきなのに、1行も字にしてねえからなあ。「ケンリョク悪を徹底追及!」って抜かしておる割には、おかしいよなあ。ま、もっとも、ワシはテラ銭を払って有料購読しておらんので、エラそうに文句を付ける資格はゼロなんだが(笑)
#で、住吉系ヤクザが関与した臓器売買ジケンだが、今日(=7・13)、桜田門の4課が、ドナーにされた21歳男と、また別に住吉系の組長ら計3人をタイホかあ。実際に、借金のカタで腎臓を摘出された、ま、「本件」だよなあ。こっちでも立ケンするんだな。この腎臓を提供させられた21歳男ってのは、かなり借金があったらしいよな。トータルで、数百萬円ぐらいかよ? 少なくとも、100萬円はあったのかよ。でも、コレで債務は帳消しになったんだよなあ。だとすると、安いよなあ。
#ほいで、今日(=7・13)の午後から、久しぶりに東京・上野の三井環のオッサンのジム所に顔を出して、四方山話に花を咲かせてきたで。ようやく、ワシも半年近く続いた書き下ろしが脱稿して、少しラクラクできるようになったんで、前々から「遊びに来い!」って言われておったんだが、なかなか、足を向けることもできなんだ。開口一番、挨拶代わりに、ワシが、「他人の冤罪ジケンに支援の手を差し伸べるのもエエが、自分の冤罪ジケンについて、どないするねん? 再審請求は?」と尋ねたら、「渡真利(忠光)か、大坪(弘道)が喋れば、イッパツや」とのことやった(笑)。渡真利もさることながら、やっぱ、大坪だよなあ。腐れケンサツにケツをまくったんだろうから、全部、喋ればエエんだがなあ。
で、今回は、例の「可視化モンダイ」について、いろいろと喋ってきて、ワシなりに少し理解が深まったところもあるんで、それについてupする。ま、「冤罪を防ぐ砦」としては、その可視化だけではないんだがな。
そのへんについては、三井環のオッサンが、『「権力」に操られる検察』(双葉新書)の「終章 司法制度改革に向けて」のところで、かなり書き込んでおるんだよな。確かに、一連の冤罪ジケンを防ぐためには、「取り調べの可視化」、つまり、取り調べのすべてを録画するというのは重要なんだが、それだけでは不十分で、ケンサツが持っている「証拠の全面開示」とセットでヤラんと意味がないってんだよな。
#「上」の続きだが、その「ケンサツが持っている証拠の全面開示」だが、大きく二つあって、それは、「残記録」、ほいで、「押収品目録」の、この二つをピャーッと全部、開示させろってんだよな。「可視化実現」も勿論だが、まず、予算ソチを伴わん、こっちを先行させるだけでも、相当の威力があるってんだよな。だが、このハナシは、非常に重要なのに、シンブン社の司法担当ってのは、相変わらず、バカだから、誰もモンダイ提起をせんのだよな。
で、もう少し詳しく説明するが、まず、「残記録」ってのは、ケンサツがサイバン所にキソすると、供述調書をはじめとして、証拠類をサイバン所に提出するんだが、しかし、それは、ケンサツが持っている証拠類のうちの「ごく一部」に過ぎないってんだよな。特に、コレまでの冤罪ジケンを見ると、そうやって、ケンサツ側がサイバン所に提出しないで、内輪で隠し持っていたものの中に、「自分たちには都合の悪い証拠」ってのがあって、再審請求では、被告・弁護側の要求で、渋々、やっとこさオモテに出させることで、「再審→無罪」へと繋がっておるんだな。だから、ケンサツ側が持っておる「残記録」ってのは、それこそ、上司に宛てたソーサ報告書や内部決裁のブンショ、あと、メモ書き類も含めて、こういうのはコーハンが終了するまで、ケンサツが保管しておるから、コイツを被告・弁護人が自由にアクセスできるようにするっていうことなんだな。
#さらに続きで、もう一つの「押収品目録」だが、コイツも広い意味では、「残証拠の一部」に含まれるんだろうが、ガサをかけると、押収した大量のブツについて、ソーサ当局は、それらに番号を振って、例えば、「1 金銭出納簿」「2 日記帳」「3 黒皮手帳」「4 手紙」…といったふうに、「押収品目録」を作成するってんだな。大きなジケンになると、こうした目録の通し番号が、「100番」を超えるのもザラだってんだが、コイツを開示させろってんだな。そこで、どういうブツをソーサ当局が押収して、それをもとにどんなふうにジケンを組み立てているかってのが、わかるんで、広い意味では、コイツも「可視化」だよなあ。コレをヤラせなアカンってんだな。
その意味では、この「押収品目録」も、「残証拠の一部」に括ってもエエと思うんだが、よりハッキリさせるためにも、明確にして、まず、「残証拠&押収品目録」の全面開示だよなあ。コイツは、「取り調べの可視化」と違うて、「予算請求ゼロ」で、ヤル気になりゃ、ピャーッと法改正して、明日からでもできるからな。可視化については、もう少し、「下」で喋るが、論点があるんで、まず、この「ケンサツの手持ち証拠の全面開示」を実施させなアカンわな。コレだけでも、相当、「冤罪防止」の威力を発揮するハズだ。江川詔子、そのワケのワカんねえ赤レンガの可視化云々のシンギ怪に顔を出しておるんだから、参加して小遣いも貰うておるんだろうから、「真の報道j人=ジャーナリスト」だったら、少しは仕事をしろ。その小遣いの「出所」は、ワシらの血税なんだからな。
#だから、巷では「可視化、可視化」で騒いでおるフシがあるが、「可視化すりゃ、それで冤罪がゼロになる」っていう単純なハナシぢゃねえからな。そのへん、もう少し、丁寧にギロンせんとだが、各社の司法担当なんて、あの朝日の村山治並みに、当局とズブズブ状態で、何も自分のアタマで考えられんから、問題提起すら、ゼロなんだよな。毎日にも、確か、司法担当論説イインで、大毎社会ブ出身の、86年入社の「伊藤正志」(松本深志高校、慶大卒)ってのがおるが、大毎時代は、あの鈴木紅琢磨のオッサンなんかとしょっちゅう飲み歩いて、お互いケツの穴まで見せかけておるんだが(笑)、しかし、東京に移ってから、全然、だよなあ。ただの「勤め人」と化して、毒にも薬にもならんような記事ばっかだよなあ。朝日やヨミなんかと違うて、毎日は給料安んだから、せめて、「ブンヤの志」ぐらい貫き通せってところなんだが、全然、だからなあ。
で、「取り調べ可視化」のモンダイだが、コイツは、取り調べ室に2箇所、カメラを設置して、録画撮影することになるんかいなあ。そうなると、「証拠物の全面開示」とセットで、冤罪はほぼ完璧に防げるとは思う。ただ、そうなると、荒っぽい取り調べが、不可能とまでは言わんにしても、相当、難しくなる。そこで、サンズイ(=贈収賄)やセンキョ違反、つまり、「密室におけるカネの授受」を、供述によって引き出す調べが、相当、困難になる。
っていうのは、サンズイは、「贈」と「収」をいっぺんに呼んで、取り調べるんだが、まず、どっちか一方を割らんと先に進まんが、そんなもん、簡単には口を割らんからなあ。勿論、暴力はアカンが、時には、机を叩くとか、「向こうの方は、もう喋っておるで」とカマをかけるとか、そういうことも、実際には行われておるが、こういうのが、全部、録画されるのであれば、ヒギシャだって、コーハン段階で、ナンボでも否認に転じて、「いわれのないヒドイ取り調べを強要され、デタラメな調書を巻かれました」って主張すれば、イッパツだからな。
しかし、こういう方向性が出てくるのも、所詮は、「身から出た錆」だろう。あんな「FD改竄ジケン」を見りゃ、誰だって、「こんなもん、さっさと、全面可視化しろー!」ってなるからなあ。でも、まっとうな志を持っておる捜査官は、ココで悩み苦しんで、もがき倒さんことには、「再生」は間違ってもありえんからな。ケンサツもシンブン社も、バカは何も考えんで、のうのうとしておるだけや(笑)
#それを考えるだな、今度の「FD改竄ジケン」ってのは、「証拠物の保管」っていう意味からも、コーハンが終結しておらんのに、あんな重要な証拠を、ヒコク人に返還すること自体が、まずもって、「おかしい」んだよなあ。「いったい、コイツは、どういうことなんだ?」と、三井環のオッサンとも議論したんだが、不審の念を募らせたサイバン所が、「残証拠を開示しろ!」と言ってきた場合、コイツがケンサツ側の手元にあったら、マズイってことで、日付を書き換えて、上村勉んところに返却したとしか、考えられんのだよな。
そうしたことを考えると、その「FD改竄」が、主任検事の前田恒彦の一存でヤッとは到底、考えられんから、少なくとも、特捜部チョーだった大坪弘道の指示はあってしかるべきだよなあ。ま、大坪は、コレまで否認しておるが、そこらあたりも含めて、コーハンで何を喋るんだろうなあ。
ま、それはともかくとして、「可視化ロンギ」については、ワシは、とりあえず、「証拠物の全面開示」が実現すれば、ま、「取り調べの可視化」までは、そんなに急ぐ必要はないのではという立場なんだが、三井環のオッサンは「全面可視化以外にない」という立場だよな。なぜなら、「もし、可視化されていれば、あの渡真利証言のデッチ上げはなかったからだ」とのことだ。それは、とてもよくわかる。それで、325日間も、タイホ、コーチされて、さらに、実刑ハンケツを食らって、1年3ヵ月も冤罪でムショに放り込まれたんだから、当然だよなあ。その渡真利の取り調べを担当しておったのが、大坪だからなあ。まさに、コレを「ドラマ」と言わずして、何て言うんだろうなあ(笑)
#で、今日(=7・14)発売の『フライデー』に、インサイダーで、そのエルピーダ株をピャーッと売り抜けた、クソ通産キャリアの「木村雅昭のおやぢ」の世田谷区の一等地にある自宅の写真が、バーンと出ておったなあ(**)! 見積もりだと、土地・建物を合わせて1億5千萬円ってことだが、写真で見たカンジでは、だいぶ新しいよなあ。世田谷区の一等地っていえば、成城あたりかよ? アレは、でも、自宅の登記簿を上げて、どこかの大手都市銀系の信用保証ガイシャから、抵当権が設定されておって、ローンを組んでおると思うんだがなあ。しかし、ひょっとして、全部、自己資金でまかなって、この豪邸を即金、つまり、「借金ゼロ」で買うておって、だから、登記簿もまっサラ、超キレイってことも、あのインサイダーおやぢだと、十分にありうるよなあ。
ちなみに、ラスプーチンのおった外務ショウだと、特にキャリアは、海外の在外公館勤務で、いろんな手当てやら、在外公館分の外交キミツ費も腐るほどあるから、それを溜め込んで、軒並み、都心のマンションとかをポンポンと買うて、投機に回しておるような輩も、ウジャウジャとおるよなあ。しかし、この木村雅昭のおやぢも、どうせ「カエルの面にションベン」ってカンジで、「クソっ、ハエみてえな低俗三流週刊誌が、ブンブンと飛んできやがって」ぐらいにしか、思ってねえよなあ(笑)
#で、今回、その住吉系ヤクザによる臓器売買ジケンで、桜田門の4課が、野口会会長の野口松男の身柄を取ったが、シンブン発表しておった「坂巻」ってのは本名で、シャバでは、ヤクザ名の「野口会の、野口」の方で通っておるんだな。本拠が江戸川区の小岩ってことは、あの腎臓提供を受けた堀内っていう医者の近所なんだな。この野口松男というのは、住吉の7代目(=福田晴瞭)体制の人事では、長らく「東京城東地区統括長」のポストにあって、09年4月の人事で、執行部だよなあ、「風紀委員長」に抜擢されておるんだよな。
住吉は、菱本家のような明確な直参制は取っておらんが、実質的には、2次団体、「直参」だろうなあ。だから、住吉の中では、実力者だわな。福田晴瞭が、前任の西口茂男から、住吉の跡目、つまり、「住吉一家の総長」ということだが、継いだのが、05年4月だが、「福田体制」になってからは、菱のように、「ピラミッド型の中央集権体制」が強化されておるような気がする。「住吉」の看板でも、シノギを稼げるんだと思う。
その臓器売買ジケンでは、この野口松男というのは、その東京城東地区統括長になるまえでは、アジアとか、海外で、どうもカタギの実業家として実績があったってことで、元々、ビジネスっていうか、「カネになる」ということへの嗅覚が鋭いんだろうなあ。いやあ、美味しいカモに目を付けたよなあ。やはり、「西の菱、東の住吉」と言われるだけある。住吉は、構成員が6100人で、準構も含めると12800人か。いずれにしても、関東最大で、稲川、極東、松葉とかと比べたら、全然、大きいし、それと、日本青年社を持ってるからな。侮れん。
#その住吉系ヤクザによる臓器売買ジケンで、今朝(=7・15)のヨミが、ま、直系組長だよなあ、野口会の野口松男が、腎提供を受けた医者の堀内に、「宇和島トラオ病院での移植を勧めておった」っていうハナシを字にしておったな。野口自身が「トラオ病院の幹部を知っておる」とのことだが、どうも、コイツは、住吉系野口会のシノギとして既に確立されておったか、それとも、そのスキームができつつあったのか、とにかく、「本格的な商売」を念頭に置いておったと思う。下っ端の組員が、思いつきでやっておったんでのうて、組トップからの指令のもと、組織立って行われていたようなカンジがする
だから、こういうことなんだと思う。こうした移植ってのは、勿論、オモテのルートもあるが、それを通しておったら、手術がいつになるかわかったもんぢゃねえからなあ。債権回収と同じで、弁護士に頼んだり、サイバンを起こしたって、時間ばっかかかって、実際に回収できるかなんて、わかんねえからなあ。それだったら、手数料は多少、ピンハネされるが、ヤクザに頼んだ方が、「早いし、確実」だからなあ。それと同じだ。
#「上」の続きで、ヤクザにしてみりゃ、そういう借金もつれなんて、ナンボでも手元に抱え込んでおるから、ドナーには事欠かんワケや(笑)。だから、トラオ病院とも、おそらく、ジム方の「上の方」だと思うんだが、「ハナシの窓口」を確保してあるんだと思う。そういう「ウラのルート」を通せば、ハナシがスムーズに進むのであって、何の紹介も通さず、宇和島トラオ病院の万波誠を、いきなり、訪ねたところで、門前払いなんだと思う。
っていうか、水面下では、既に同様のケースは、相当、あるんだと思う。移植で何が一番、大変かっていうと、「ドナーの確保」だからな。「生体」にしろ、「脳死」にしろ、そういうややこしい仕事は、ヤクザの十八番だからなあ。腎臓や肝臓は、「生体ドナー」でもOKだが、「どうしても、心臓が欲しい」ってことになりゃ、交通ジコを偽装して、「脳死ドナー」を引っ張ってくりゃエエんだからなあ。「地獄の沙汰もカネ次第」っていうぢゃないか!
ヤクザってのは、出すもん出せば、きっちりとやる。それがヤクザだ。ヤクザが本当にコワイのは、法律を犯すからではない。人を平気で殺すからだ。いやあ、しかし、いいところに目を付けたよあ。この野口松男の親分ってのは、ヤクザとしては、ホンマ、優秀だよなあ。あんな臓器移植なんて、「値段」なんて、あってないようなもんだから、足元見て、ナンボでもフッかけられるからなあ。
#で、今日(=7・15)、桜田門のホアン課が発表しておった、改正刑法第175条(わいせつ物の頒布など)の「電磁的記録の販売目的所持」を、”史上初めて”適用して、札幌市内の27歳の衣服販売店勤務の女性かよ(名前を見ると、オンナっぽいよなあ)を現行犯タイホした件、2ちゃんねるでも大ギロンになっておったが、本当にコイツは「販売目的の所持」だったのか、そこらのところが、現時点の報道だけでは、ようわからんな。容疑は、ケータイのマイクロSDカード内にわいせつ写真3点、動画5点を持っておったということだが、現行犯で捕まえたっていうのは、職質か何かをして、持っておったケータイの中身を調べたってことなんだろうなあ、たぶん。
このホウ改正は、あの「ウィルス作成罪」をはじめとした、一連の「コンピュータ監視ホウアン」の中で、「民+自公」の「ダブル自公」で、実質ギロンなしで成立したものだが、従前であれば、「本」とか「DVD」といった、「カタチが存在する物」しか想定しておらんかってってことで、今回、新たに、データのカタチで取り込んだものも、同様に「モノとみなす」ということだが、そのこと自体は、ワシの解釈では、敢えてホウ改正をせんでも、従来のままでも適用可能だったと思うな。
モンダイは、現行ホウの枠内でも、そうしたオトコとオンナがチ〇ポやマ〇コを全開した映像や写真を、個人的に楽しむ目的で持ってる場合は、全く処罰されない。しかし、「販売目的の所持」であれば、立ケンの対象になる。だから、今回のケースも、ポイントは「本当に販売する目的で所持しておったのか?」という一点に尽きる。そこらあたり、どういう経緯で桜田門がタイホしたのか、報道キカンの側は、きちんと追及して吐き出させる必要がある。通常、販売目的といったら、今、こうしたケータイでも大容量のデータの保管が可能なんだろうが、「ある程度のまとまった量」ってのは、一つの目安だろう。だって、たかが、そうした映像を数枚持っておった程度では、傍目には「販売目的」と言えるのか。そこらあたりも、内偵したうえで、タイホに踏み切っておるとは思うんだが、実際はどうなのか?
こんなもん、法シッコー機関の好き勝手な乱用を許しておったら、エロ写真や画像を持ってるだけで、コクミン全員をブタ箱に放り込めるんだから、そんなバカなハナシがあるかってんだ。ワシはいつも言っておるが、「自由の規制は、常にエロ黒ナンセンスの取り締まりから」だからな。だから、コイツは、寺澤有なんかは、もっとヴィヴィッドに反応してしかるべきなんだ。あの東電カイケンで、お騒がせ的存在として有名になった「ネイビー通信・田代裕治」の、「たったSuica1枚」の窃盗タイホ劇に異議を申し立てるのも、ま、わからんでもないが、「重要度」という点では、はるかにこっちの方だ。あと、88年毎日シンブン入社同期の、「自称・ITジャーナリスト」の佐々木俊尚なあ。「IT空間における自由」とのモンダイにも繋がってくる、極めて重いテーマで、シャープなリアクションがあって、しかるべきだ。もし、それがないというのであれば、既に「脳死状態」や(笑)。このタイホ発表は、何か臭いな。