三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#で、久しぶりに、関西のフリーのブンヤの尾塚野形のオッサンから、メールが入っておって、オッサンもその後、例の「2億円の件」(=桑田兼吉保釈工作)を調べておったってんだが、このモンダイのポイントは、「カネの行方」だったんだよな。ワシも、だいぶ、調べたんだが、最終的には、どこに消えてしもうたのかは、分からんままだった。
その西岡研介君が昨年(=2010年)秋に、『週アサ』で連載しておった、例の「亀谷直人獄中手記」では、その「2億円の渡し先」として、豊嶋秀直と同じ大学の「ご学友」である、芦屋在住の「中村浩(仮名)」ってのが出てくるんだが、この中村浩が、02年10月に亀谷から、山健側の担当者だった鶴城丈二(東京責任者)と繁田誠治(桑田兼吉の秘書)が、それぞれ1000萬円ずつ、計2000萬円を抜いた「1億8000萬円」を受け取ったことが、手記では出てくるんだが、その後、西岡クンの記事では、この中村浩は「大物ヤメ検弁護士X」としておる、「豊嶋秀直」と会うておるんだよな。
んで、中村浩は、その1億8000萬円から、「3000萬円」を抜いて、残る「1億5000萬円」が検察へのコーサク資金になったのではないか、とウワサされてはおるんだが、豊嶋は勿論、西岡クンの取材に「そんなカネ、貰うておらん」と言っておって、実際のところは「?」だわなあ。
ところが、尾塚野形のオッサンが、関西のヤクザ筋(たぶん、山健に近いところだと思う)からウラと取ったところでは、このカネがケンサツに渡っておらんのは勿論、そもそも、「このハナシが、中村浩の狂言だった」ってんだよなあ。つまり、亀谷も、この中村に騙されておった、と。そういうことなんだな。
しかし、この見立てがその通りの「事実」であれば、この中村浩は、山健サイドを騙して、まんまと「1億8000萬円」を懐に入れたってことになるから、天下の山健としては、こんなもん、ゼッタイに許しておけねえよなあ。だって、あの2億円の「出所」は、そもそも、菱本家の5代目(=渡辺芳則)の金庫番だった、ナニワの解体業者が融通しとるんだから、要は、「5代目のカネ」なんだからなあ。山健組としては、ナンボ、跡目が代わったところで、ヤクザに「時効」なんてのは、ねえからなあ。だから、この中村浩は、尾塚野形のオッサンの取材からは、今、逃げ回っておるそうや(笑)
#「上」の続きだが、この「2億円モンダイ」の根幹は、「菱本家の5代目(=渡辺芳則)」が、総本家の跡目を、自分が可愛がっておった「井上邦雄」に継がせるため、何としても、宅見勝射殺ジケン以降、空席となっておった「カシラ」に、井上邦雄をつけたかった。そのためには、その前段階として、井上邦雄に「山健の4代目」を継がせなければならない。だが、そういうややこしいハナシは、「塀の中」ではできん。だから、是が非でも、「保釈」を勝ち取らなければならなかった。
ただ、3代目(=桑田兼吉)当時の山健体制では、井上邦雄は、まだ、「山健組のカシラ」でしかなく、「山健組の4代目」を襲名するところまでは行っておらんかった。ひとつには、桑田自身が、引き続き、「山健組の3代目」の座布団に座って、影響力を保持したかったというのがある。まだ、桑田兼吉は枯れてなかったということだろう。
それは、当時の山健内の人事を見れば、イッパツだ。確かに、桑田兼吉は、「カシラ」に井上邦雄をつける一方で、「組長代行」に、東大阪の極心連合会会長の「橋本弘文」をつけており、両者を微妙に競わせておったからな。そこで、弘道会が、菱本家内で「政権交代」をもぎ取るにあたり、まず、いじくった人事が、この橋本弘文を一本釣りし、直参に引き上げて、「カシラ補佐」にしたことだ。まさに、露骨な「山健切り崩し」だったんだが、それで、今、7人おる菱本家のカシラ補佐の中では、橋本弘文が「筆頭カシラ補佐」だと思う。
ワシの見立てでは、じつは、今、弘道会において、山健組における「2億円モンダイ」のときのような状況が生まれつつあるのではないか。どうも、そういうカンジがするんだなあ。務めを終えて、シャバに出て、晴れて総本家の奥座敷の座布団に座り直した「6代目(=司忍)」が、今後の「カシラ人事」を含め(動かす、動かさんを含めて)、どうするのか。たぶん、もう少し、先になるんだろうが、カシラ(=高山清司)の保釈ってのは、ひとつのタイミングだと思う。あんなしょうもねえジケンで、いつまでも塀の中に、ほうり込んだままにしておけねえからなあ(笑)
#それで、この「5・14」に、フクシマ第1原発の1号機で作業中、体調不良を訴えて、死亡した「60代男性」の作業員について、「氏名」を報じないのは、おかしい。おそらく、東電が、どうせ、「プライバシー」だと抜かして、公表しておらんのだろうが、葬式も執り行うわけだし、たぶん、家族とかもおるだろうから(ひょっとしたら、ひとり身かもしれんが、それがそれなら、また、ニュースだと思う)、どこか辿っていけば、必ず、「名前」は掴めるハズだ。そもそも、それを取ることが、「取材」だからな。
ワシに言わせりゃ、こんなもん、「プライバシー云々」のレベルのハナシではない。むしろ、そうやって、名前を伏せ、匿名で報じることこそ、「死者に対する冒涜」そのものだ。その死を冒涜するということは、とどのつまり、「その人の生きてきた人生」をも冒涜することだ。今回、そうやって体を張って、「冷却安定」へと取り組む仕事そのものを、冒涜することだ。
誰しも、親から貰うた大事な名前を持っている。佐野眞一が『東電OL殺人事件』(新潮社)で、敢えてあの「渡邊泰子」の名前を出したように、彼女が「東電の渡邊泰子」として死んでいったのと同様、今回のケースについても、「東電・フクシマ第1原発の作業員である、〇〇〇〇」として死んでいったのではないのか。ワシは、そうやって匿名で報じることは、二重の意味での「死者に対する冒涜」だと思う。キシャ倶楽部に塗れておるシンブン、TVは、また、どうせ思考停止して、取材しようとする意志すらねえんだろうなあ。鈴木紅琢磨のオッサンや、その夕刊特集麺で、ガンクビもろとも、ピャーッとスッパ抜けや。その人は、いったい、コレまでどういう人生行路を歩んできて、最終的にそうした死を迎えたのか、その「ドラマ」が知りたい。クリステルも、そう思わんか?
#そうか、その「公安テロ情報ネット流出ジケン」で、この「5・16」に、被害者が、ケーサツ相手に、国賠ソショウを東京チサイに起こしたのか。いいと思う。まさに、「被害発生」の大元は、ココであって、コレが、セキニン追及の本筋だし、わかりやすくていいと思う。やっぱ、カネは取れるところから、きっちりと取った方がエエと思うなあ(笑)。アレは、100%勝てるし、国賠ソショウは、取りっぱぐれがないのが、いいよなあ。
#で、その「桑田兼吉保釈」を巡る2億円モンダイで、在阪のフリーのブンヤである尾塚野形のオッサンが掴んだというハナシが、メールで入ってきておったんで、参考までに、ココで開陳しておく。オッサンは、その西岡研介クンの『週アサ』の亀谷直人獄中手記が出たあたりだったかいなあ。「コイツは、4億円の件や」っていうことを言い始めておって、ワシは、何のことか、さっぱり分からんかったんだが、やっとわかった。
結局、山健側(=鶴城丈二、繁田誠治)から2億円を受け取った亀谷は、その「中村浩(仮名)」に頼んで、保釈コーサクを依頼したんだが、「アカン」という流れになって、長兄である「亀谷正志」に相談して、そこで、いろいろと喋っておるんだそうだ。それで、「2億円は、山健側に返さなならん」ということになって、その亀谷兄の顔で、2億円を用立てて、亀谷(弟)は鶴城に返したってんだよなあ。どうも、そこらのところは、獄中手記にも出てくるってんだよなあ。ワシは、まだ、見ておらんのだが。
で、モンダイは、その「2億円」を用意した人物だが、それは、「K」と呼ばれる、大阪市内ではもとより、関西ではオモテ、ウラで通用する御仁だそうだ。亀谷は、鶴城を新神戸駅近くのホテルに呼び出して、「繁田には頼むから、黙っておいてくれ」と懇願したんだそうだ。当時、繁田誠治は、「組長秘書」として、この保釈コーサクの責任者であったわけだから、「コレではメンツ丸潰れや。親分に申し開きが立たん」と、半狂乱になりかねんということを、恐れたようだ。コレと合わせて、だから、「計4億円」っていうことなんだな。その「K」という人物は、尾塚野のオッサンが独自に割り出したようで、「たぶん、西岡クンも知らんだろう」とのことや。
ただ、亀谷が、鶴城にきちんと「2億円」を返したとなると、だったら、そもそも、なぜ、亀谷本人が、その鶴城を、「02・11・25」に、東京・八重洲の路上で射殺しなければならなかったかとの、整合性がつかんと思うんだなあ。で、もう一人の生き証人だった繁田も、刺殺されてしもうておるんで、そのへんのところも、まさに、「ヤミ」に消えていってしもうておるよなあ。本来であれば、その中村浩から回収するのがスジなんだが、おそらく、その「使途」も、どうせ、ウヤムヤで消えておりそうだよなあ(笑)。やっぱり、カネのハナシは、ウラを取るのがムズカシイで。
#「上」の続きで、「カネのハナシ」ということで言うと、一連の検察カイカクで、あの「可視化」もエエんだろうし、アレで「冤罪防止」にはなるんだろうが、でも、こうした「カネのやりとり」が根幹になる選挙イハンやサンズイは、挙げるがシンドクなるだろうなあ。
モリカズも手記『反転』で書いておったが、そこらへん、取り調べ室での、ケンサツ官とヒギシャとの攻防の中で、ま、「お互いの顔を立てる」っていうんかいなあ。「よし、よう、カネの授受を認めてくれたな。だったら、初犯やし、オマエも女房、子供もおるだろうから、立ケン金額を少なめにして、実刑がつかんようにしてヤルで」っていうような、阿吽の呼吸みたいなものも、今後は、ムズカシクなるだろうしなあ。ったく、渡真利忠光を取り調べた大坪弘道も、とんだとばっちりをゲンバに与えておるよなあ。大坪も、この際、三井環のオッサンの口封じタイホ劇も含めて、全部、喋らんかいなあ(笑)。もう、失うものはねえんだから、洗いざらい、喋らんとだよなあ。
#えっ、今日(=5・18)、京都チサイであった、あの舞鶴女子高生殺害ジケンで、殺人と強姦致傷でキソされておった、遺体発見ゲンバ近くの62歳のオッサンに、無期懲役(求刑死刑)のハンケツかよ(**)!アレは、もともと、相当、証拠薄弱だったのにもかかわらず、強引にタイホに持っていって、被告も、タイホ段階から一貫して、容疑を否認しておったんだよな。コイツは、裁判イン制度が始まる前なんで、サイバン官だけの審理だったのか。コレは、サイバン員が入っておったら、「シロ」が出ておったかもしれんよなあ。あのイージス船・あたご丸の漁船への衝突ジケンでは、「無罪」を言い渡す一方で、こんな証拠薄弱のコロシでは、「クロ」だからな。いったい、どうなってるんだろうなあ。サイバン官のアタマの中身をケンサしてみんとだよなあ。
で、今回のコーハンで、サイバン官は、ゲンバすら、見ておらんのかあ。しかし、ぬあんで、あの途中の監視カメラに一緒に写っておった映像が、決定的証拠になりうるんだよ? 勿論、ヒコク人全面否認のジケンであっても、有罪ハンケツを下すケースがあってもいいだろう。それには、外堀を埋めるのに十分な物的、目撃も含めた状況証拠が必要だが、それが一切、ねえからなあ。
#で、その山健組の3代目(=桑田兼吉)の保釈コーサクを巡る「2億円の件」っていうか、「計4億円の件」っていうんかいなあ。まず、「2億円」が動いて、1度目の保釈請求は、「02・10・25」だったんだが、コレはアカンっていうことになって、それで、鶴城丈二、繁田誠治らが怒り狂って、亀谷直人を、当然、ド突き回すわなあ。そこで、在阪のフリーのブンヤの尾塚野形のオッサンの掴んだハナシでは、それから、「2億円」を亀谷兄の口利きで、KANSAIの大物「K」に工面して貰うて、鶴城には返したんだが、「保釈工作は、引き続きヤル」ということだったんだそうだ。でも、結局、2度目もアカンっていうことになって、その東京・八重洲方面で亀谷(弟)と鶴城が会うたときは、「面子丸潰れ」ということで、亀谷がヤラなければ、逆に鶴城にヤラれるという、まさに、一触即発の状況だったとのことだ。
ただ、桑田兼吉の保釈(もしくは、勾留停止の延長)コーサクは、この亀谷のライン1本だけで動いておったんでのうて、以前から、ずうーっと続いておったアンケンなんで、そういう全体の流れを見る必要はあると思う。やっぱり、あの三井環のオッサンの「口封じタイホ劇」のネタは、腐れ赤レンガの連中にとっては、いちばん、ピャーッと効くネタだからな。山健サイドというより、菱本家の5代目(=渡辺芳則)が、「跡目人事」に手をつけようと、コレで動くのは当然だろう。ただ、亀谷が、あの「中村浩(仮名)」に頼んで動いた、このルートは、あくまで「ウラ」であって、どこかで「オモテ」、つまり、桑田弁護団の動きとも、直接かどうかはわからんにしても、リンクしておったんだと思う。
まあ、結果的には、「保釈はNGだった」ってことで、アレだけの流血惨事になってしもうたんだが、やっぱり、「中村浩の2億円サギ」だったということなのだろうか。コイツは、カネと面子が複雑に絡みあって、ややこしいハナシではあるんだが、ま、ワシは、この中村とは会うたことはないんで、そこのところは、ぬあんとも断定できんところがある。
尾塚野のオッサンは、以上のハナシをもとに、「こんなもんは、希代のペテン師・中村浩が、ヤクザ連中を、うまいこと手玉に取った、大詐欺バナシ」と結論づけておるんだが、そこは、じつは、ワシと見立てが分かれておるところなんだよな。ホントに最初から、「騙し取るつもり」だったんかいなあ。だったら、「中央大法科のご学友」である、「大物ヤメ検X」こと、「豊嶋秀直」にまで、わざわざ、会うんかいなあ。勿論、この面会自体が、「本気のフリをするための芝居」であって、そもそも「中村に、保釈を実現させようとする意志など、さらさらなく、最初から、騙すつもりだった」という、この尾塚野説も、当然、「ありうるハナシ」だと思う。だから、「最初の2億円の行方」だよなあ。コイツは、ホンマ、「ヤミの中」に消えてしもうたよなあ(笑)
そういうわけで、亀谷から渡された、この「最初の2億円」から2000萬円を引いた、残りの「1億8000萬円」が、ケンサツに流れ込まずに、中村の手元にまるまる残っておったのであれば、コイツは、100%、サギだよなあ。今、住んでおる芦屋のマンションは、このカネの一部で買うとるのは、ほぼ間違いねえようだからな。ま、ワシは、中村から、腐れケンサツの方へカネが流れたんぢゃねえかと、見ておるんだが。でも、保釈は効かんかったからなあ。
ちなみに、亀谷獄中手記では、中村浩は、「その1億8000萬円から、3000萬円を抜いた、残る1億5000萬円を、『保釈コーサク資金』ってことで、豊嶋秀直んところに持って行った」と、亀谷には喋ってるんだよな。ま、豊嶋は、西岡研介クンの取材には、当然、カネの受け取りは否定しておるからなあ。
#そのフクシマ第1原発の爆発ジコを機に、一挙にピャーッと噴出してしもうた、わが国の原発セーサクのデタラメぶりだが、ワシ、思うんだが、こういうタイミングであるからこそ、むしろ、あの佐野眞一の『東電OL殺人ジケン』(新潮社)で取り上げられている、KO義塾大學経済学ブ金時計の「渡邊泰子」のジケンが、蒸し返されるべきだと思う。まさに、あの佐野眞一言うところの「泰子の大堕落」、ホンマ、異常だからな。このジケンは、アドレナリンがジャンジャンと噴出するどころでのうて、ワシなんかは、自分のチ〇ポが、ピャーッと立ってしもうからな(笑)。2審の東京低裁で、逆転有罪」の無期懲役刑を食らった、ネパール人のゴビンダが、「冤罪」であるのは、100%間違いねえからな。
ジケン直後に出回った、あの怪ブンショなあ、大平正芳の、たぶん、愛人との間でデキた倅だろうなあ、同じKO出身で、東電での上司でもあった「大平明」だよなあ。コイツが、渡邊泰子をコロしたっていうふうに、怪ブンショでは名指しされておるんだが、それは、どうかとワシは思う。ただ、こうやって出てきておる、あの東電っていうカイシャの凄まじいまでの退廃ぶりを見るとき、渡邊泰子が、その大平明の直属の部下として、「オトコとオンナの関係」にあったのは勿論のこと、永田町での政治家相手のシークレットワークに従事させられ、下請けのカイシャを使うて捻出したURAGANEをバラ撒いておったっていうブブンについては、「さも、ありなん」だと思う。
その怪ブンショでは、渡邊泰子は、東電のヤクイン連中への「性上納」も強要されておって、そういうことが重なって、アタマがイカれてしもうて、シブヤの円山町で、立ちんぼヤッて、オトコを漁るようになった、とあるんだよな。ワシは、妙にリアリティを感じる。あの行動は、異常以外の何物でもないからな。あの無計画停電のカードの切り方を見ても、あのカイシャは、ヤクザと同じだな。まさに、「電力ヤクザ」そのものだよな。ま、この際、ヤクイン連中の給料なんて、しばらく、ゼロでもエエと思うが、出すにしても、新入社員と同じ金額で十分だ。せめて、ひとりくらい、セキニン感じて、クビを吊るヤクインが出てもエエと思うんだが、ったく、連中は、面の皮が厚いよなあ。
#んー、今日(=5・23)、大阪であった共同ツウシン主催の講演怪で、カメイモンが「マダラ目ならぬ、デタラメ委員チョーが、修羅場であんなことを言っとる」と、菅に更迭を要求かあ。まったく、その通りだ。久しぶりに、スカッとしたあ。「海水を注入したら、再臨界になる」ってのを、デタラメのおやぢが「再臨界の可能性は、ゼロではない」と訂正させたっていうことだが、「マダラ目」改め「デタラメのおやぢ」のクビを飛ばして、後任に「小出裕章(京大助教授)」か、「安斎育郎(立命館大名誉教授)」を据えるぐらいのドラスティックな人事を断行せんとだ。
カメイモンは、なかなかエエことを言っておったが、「無能であっても、仲良しこよしってことで、側に置いて登用するっていう、アベみたいな『トモダチで内輪固め』をヤッておったら、アカン」ということだ。かの毛沢東も言っておったが、人事の要諦は、「黒かろうが、白かろうが、ネズミを取るネコはいいネコだ」に尽きるよなあ。ぬあんで、菅の野郎は、「ナイカク不信任アン、問責決議アン、いつでも受けて立ちます。ナイカク不信任アンが、もし、万が一、可決された暁には、『脱原発、是か非か』、解散総センキョでコクミンの信を問いたい」の一言が、ぬあんで言えねえんだ? 04年に『デジタル・ヘル』(第三書館)を刊行したとき、ワシは、菅んところに、吉祥寺の自宅へ、著者謹呈本を贈っておるんだからな。利子つけて、返せってんだ、このアホンダラが!
かつての自民党が、なぜ、ケンリョク維持できたかという、最大の理由は、「人材を集めた」ということに尽きるだろう。それは、特に、角栄がそうだったが、「使える人間」であれば、出自は問わなかった。だから、ハマコーみたいなヤクザ上がりや、早坂茂三みたいな元共産党でも、平気で使った。その「懐の深さ」だ。早坂なんかは、東タイのキシャから、角栄に一本釣りされたとき、「自分は、かつて、代々木で赤旗を振っておったんだが、それでもエエんですか?」と言ったそうだが、角栄は、「それが、どうしたんだ?」だったからなあ。
#今朝(=5・25)のヨミが「フクシマ第1原発の爆発ジコで、1━3号機、発生24時間以内に、糞ションベンの外部流出を防ぐ最後の砦である釜(=格納容器)も破損の公算」、で、毎日が「釜に穴が開いとる可能性」ってことで、「1号機は直径7cm大、2号機は10cm大が複数」ってことだが、東電がウジャウジャと、また、小出しに情報を出したことを受けて、泥縄式に軌道修正を図っておるんだな。
特に1号機については、発生から18時間後に、「釜」が、耐熱温度の138℃を上回る約300℃に達しておって、この温度だと、配管や貫通ブブンを密閉しておるゴムや金属が、耐えれんのかあ。しかし、こんなことは、遥か大昔にわかりきっておったことであって、ぬあんで、今頃、ヌケヌケと出してくるんだろうなあ。こういうのは、オトコのオンナの浮気みてえに、最後まで隠しと通さんとアカンよなあ。
で、毎日は、コレでまた星取表の勝敗を変更して、1━3号機の順に、便器(=圧力容器)については、「×××」、釜は「△×△」になったんだな(×破損、△破損の疑い)。ま、ワシに言わせりゃ、公式発表がねえと、何も「字」が書けん、科学ブ原発担当のレベルの低さを問わないと、だ。ったく、こんなもん、「何を今さら」のハナシだ。ワシが、発生直後から、「ココ」でナンボでも言ってきとったことぢゃないか! しかし、各社、どこも、フクシマ第1原発の施設内に入れろって、要求せんのか? 「いっぺんに来られても困る」ってんだったら、キシャ倶楽部の幹事シャの代表取材で、エエだろうが!
#ペコちゃん、ヒマダネの範疇を超えてるから、こっちで書いちゃったけどさ、今晩(=5・25)、OAしておった、フクシマ県内における、子供への年間・糞ションベン量被曝上限値の「20ミリシーベルト(=2万マイクロシーベルト)」のモンダイだけどね、こんなのは、子供に影響なんて、あるに決まってるんだ。確か、名前はド忘れしてしもうたが、コイツに抗議してクビになったんだが、辞めたガクシャの政府イインがおったが、スジ論から言えば、「その通り」なんだ。しかし、「健康に被害を及ぼさないための、厳密な上限」を設定してしもうたら、たぶん、フクシマ県内の多くの小、中学校は、閉鎖せざるを得ないと思うんだよなあ。そうすると、双葉町を疎開させるレベルのハナシぢゃなくなるからなあ。
だから、菅が、うっかり、口を滑らしてしもうた、「あのへんは、20年住めない」ってのは、たぶん、現時点における「見通し」としては、本当だと思う。ただ、現職の内閣ソーリ大臣っていう立場で言ってしもうとマズイんであって、そのへんは、鳩とか、もっと身軽な連中に、言わせときゃ良かったのに、そういう知恵が働かんよなあ。ま、どうせ、フクシマ第1原発も、釜(=格納容器)が、ブッ壊れて、超ボロボロ状態なんてのはわかってるんだから、であれば、まず、「事実」を踏まえて、そこから、どう切り返していくかということを、考えんとだよなあ。「必要は、発明の母」であるなら、人類の叡智をココに結集して、この「修羅場の無間地獄」を突破せな、アカンわなあ。
#そういえば、昨日(=4・24)、菱本家のカシラ(=高山清司)に引退させられた、滝沢孝(=芳菱会総長)に対する、銃刀法違反ジケン(共同所持)の差し戻し審の判決コーハンが、大阪チサイであって、原審(1、2審)に次いで、「3度目」の無罪ハンケツが出ておったんだな。原審で隼町は、2審ハンケツを破棄し、1審に審理を差し戻しておったんだが、この「3度目の無罪ハンケツ」の意味は、大きいと思う。あの「逢坂貞夫&加納駿亮」のちょーかつコンビで、四半世紀も引きずった、関西ケンサツ史上に燦然と輝く、あの「甲山ジケン」を彷彿とさせるなあ(笑)
だから、同じ銃刀法イハンの共同所持でも、あの山健組の3代目(=桑田兼吉)のケースとは、全然違うっていうか、桑田兼吉の場合は、深夜の六本木の路上で、「現行ハン」で身柄を押さえられていて、近くにおったボディーガードが、チャカを数丁持っておったっていうのとは、違うだろうなあ。今度のハンケツでも、そもそも、「現行ハン」でないってのは勿論だが、そことも合わせて、「組員がチャカ所持を認識していたとするには、疑いが残る」っていうところなんだろうなあ。
ただ、滝沢孝は、その菱本家の5代目(=渡辺芳則)の追放劇において、当時、「カシラ補佐」として、岸本才三、野上哲男と結託し、「司忍6代目擁立」に、直接、関与しておった中心メンバーだからな。6代目が、府中で務めをしておる間、その「功労者」が、弟分のカシラによって、パージされたっていうのは、いろいろと考えるところがあったんだと思う。だから、出所当日に、わざわざ、5代目んところに挨拶に行ったのではないかというのは、ワシの勘ぐりすぎだろうか?