三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#そういえば、昨日(12・19)、週アサ編集長の山口一臣が音頭を取って、黒木昭雄を偲ぶ会が都内であったそうだが、ワシは彼とはまったく付き合いがなかったことに加えて、お呼びもかかっておらんかったんで(笑)、参加はしておらんのだが、何て言うんかいなあ、「ひとりの人間の死」ということについては、哀悼の意を捧げるが、ただ、「ジャーナリスト」という職業を名乗っておる立場に対して、同業者の立場からコメントすると、「で、アンタ、いったい、何をやっておったんだ?」だよなあ。本当に厳しい物言いになってしもうて、申し訳ないが、行き詰った末の「ジサツ」ってのは、あまりにもありふれておるというより、救いようがねえよなあ。
この前、その三井環のオッサンの主催した「腐れケンサツ粉砕」のデモに参加しておったとき、周りにおった人が立ち話で、「あの黒木って人も、どうせコロされたんでしょ?」って言っておったからなあ。何も知らん人は、そう言うだろうし、ワシも最初は、「ひょっとして、誰かにヤラれたんでは?」と思ったからなあ。しかし、ナンボ、ガンガンやっても、マスコミが取り上げてくれんかったということだが、それを言えば、ワシなんか、コレまでさんざん、イケダモン大先生を相手しておるが、「もっと、マスコミはシカトしとる」からなあ。ぬあんか、グチ垂らして、甘えるのもエエ加減にしろってところだよなあ。あと、黒木のTV出演が減った理由として、ワシが聞いておるのは、黒木は、局に強いジム所におったんだが、ギャラを巡って、ジム所がピンハネするんで、それに文句を言って決裂し、ジム所を辞めた(=離れた)と聞いておるからなあ。
その意味では、特に寺澤有には、期待を込めて、もっと頑張ってもらいたいと、ワシは思っておるんだが、早いとこ、気分を切り替えてだな、ケーサツの「腐敗摘出」に向けて、もっとガンガンと斬り込まんとだよなあ。あの桜田門の、カゲキ派を担当しておる公安2課のデカが、「ソーサ費」をフリン相手の愛人のデート代に費消しておったハナシなんて、当局が発表する前に、自分んとこのブログで抜かなアカンかったと違うのか?
せめて、その発表を受けて、「実は、アレこそ、正しいソーサ費の使い方であって、まさに氷山の一角。上も上なら、下も下で、上のデタラメな使い方を見て、下も真似たのではないだろうか」っていう談話を、ぬあんで、出さんのや、このアホンダラが! かのシルベスタ・スターロンが演じた『ロッキー・ザ・ファイナル』で、還暦を迎えたロッキーは、自らの老体にムチを打つがごとく、新たな敵として、目の前にそびえる若いボクサーを念頭に、こう言っておったで。「怖いと思ったときほど、強気で攻めろ!」ってなあ。弱者が群らがって、傷をナメ合うておる場合ぢゃねえだろうが!
#へえーっ、『旧約聖書』には、「近親相姦」に「レイプ」、ほいで、「親子丼」のハナシまで出てくるんかよ(笑)。ってことは、石原のおぢいちゃんとこの「漫画&アニメ規制条例」だと、この「旧約聖書の漫画化&アニメ化」は、アウトやなあ。条例には、いちおう、「そうしたことを、肯定的に捉えないこと」とあるそうだが、そんな「肯定的か、否定的か」なんてのは、まさに、「見る人によって、どうともなりうる」からなあ。しかし、こんなトンデモ条例が、「実質議論ゼロ」で、ピャーッとW自公(=民+自公)で、強姦さながらに可決されるってのは、悲劇を通り越して、最早、マンガだよなあ。
こんなもん、もし、マトモにギロンをしてしもうたら、ハンタイ意見がジャンジャン出てきて、立ち行かなくなるのが、目に見えておったからなあ。ココは、同志社大の神学ブを出ておるラスプーチンにもだな、あの石原のおぢいちゃんに、イッパツ、ビシッて言って貰おうよ。「耄碌ジジイは、さっさと退場しろ!」ってなあ。ラスプーチンだって、出版社からのアガリで、売文業でメシ食ってるんだからなあ。コイツは「表現の自由」の根幹にかかわるモンダイだ。漫画、アニメで留まるハナシではない。こんなもん、すぐ実写、んで、文章に波及するからな。
#それで、亀谷直人の「獄中手記」だが、コイツは相当、微に入り細を穿つカタチで書き込んでおるってことで、西岡研介クンが週アサで「字」にしておったったのは、ほんの「サワリ」なんだな。巷間で言われている以上に、渡真利忠光は、あの「大坪弘道」だけでのうて、実は、三井環のオッサンのコーハン担当検事だった「大島忠郁(現・大阪チケン次席)」とも、超ズブズブで、そのあたりがオモテに出てしもうたら、腐れケンサツは、ピャーッと、フッ飛んでしまうとこのことや(笑)。西岡クンは、その連載を本にするってんだが、いったい、どこまで書くんだろうなあ。楽しみだなあ。
#で、KANSAI から入ってきた情報によると、菱本家・総本部長の入江禎だが、明日(12・22)、大阪チケンは、「略式キソ」でのうて、「正式キソ」の見通しだそうだ。略式キソというハナシも流れておったようなんだが、どうも、チケンは「正式サイバン」に持ち込むハラのようだな。あと、菱本家のカシラ(=高山清司)がタイホされた恐喝ジケンの「ヒガイシャ様」であられる上田藤兵衛だが、ぬあんと、来年(2011)の「1・14」に京都のホテルで、全国自由同和会主催の新年互礼パーティーに「出る」とのことらしいで。ということは、「菱サイドと折り合いがついたのか?」と思ったら、そうぢゃのうて、依然、藤兵衛は超ヤバイ状態が続いておるんだそうだ(笑)。それゆえ、藤兵衛の周りは、3、4人のSPが24時間体制で警護しとるんだそうだ。
あと、菱本家のカシラだが、現時点では、まだ、保釈の見通しは立っておらんとのことだ。その菱本家の6代目(=司忍)の銃刀法違反ジケンで、「1審無罪」を勝ち取った弁護士らが中心になって、弁護団は既にできておるとのことだ。 確かに、カシラ本人が否認しとるとはいえ、 証拠隠滅、逃亡のおそれがあるとは、思えんよなあ。で、このジケンは、コーハン前整理手続きの対象にはなるんかいなあ。ケンサツも、初コーハンまでは引っ張るツモリなんかいなあ。どうなんだろう。ちなみに、大坪弘道は、2度目の保釈申請が却下されたが、本人は、はよ、シャバに出とうてウズウズしとるらしいなあ。でも、まだ、コーハン前整理手続きが、1回しか開かれておらんのだろ? やっぱり、コイツが終わらんことには、ケンサツも塀の外には出さんだろうなあ。
#ほいで、石原のおぢいちゃんとこが、来春、開催を予定している「アニメフェア」だが、今日(12・21)になって、ジム局を担当する日本動画協会が、その強姦まがいに成立させた「漫画&アニメ規制条例」に対して、「極めて遺憾」とコメントを出して、事実上のボイコット宣言かあ。コレでアニメフェアの開催は、極めて困難になったのか。もうさ、あの耄碌してしもうたおぢいちゃんにチジをさっさと辞めてもらってさ、来年(11年)の2月の愛知県チジ&名古屋市チョー&同市議怪解散請求住民投票の「トリプル」に合わせて、東京都知事センキョも、「前倒し」でピャーッとヤッちゃおうよ! おぢいちゃんは、まだ、引退宣言しとらんもんなあ。「4選出馬か」とも囁かれてるんだろ。悪い冗談っていうか、コレこそ、まさに「マンガ」だよなあ(笑)
#今日(12・22)発売の『実話』から、三井環のオッサンの小説「悪逆」が始まったが、ネタは「コロシ」で、愛媛の「松山」を舞台に設定しとるんだな。オッサンは、検事として松山での勤務はなかったと思うが、実家があって、生まれ育って、高校を卒業するまで過ごした場所なんだよな。おそらく、このテの犯罪小説、推理小説ってのは、他にもイッパイあると思うが、「実体験」をベースにしておるだけに、描写が実にリアルだと思った。通常の文章を書く筆の運びとは全然違っておって、「小説の筆致」だったなあ。正直、ビックリした。こういう側面があるとは。ムショでの体験が、こんなふうに人間の才能を引き出すとは、人生とは、わからんもんだなあ(笑)
ワシは思うんだが、犯罪、つまり、「ジケン」ってのは、大きく分けて、「1課」と「2課」で、1課は凶悪ハンザイ、つまり、「コロシ」に尽きるよなあ。2課は、「サギ、ギョーヨコ、ハイニン」、あと、「サンズイ」に「選挙イハン」だが、コイツは、要は「カネ」だ。結局、人間のハンザイってのは、「愛憎とカネ」に尽きるといってもいいだろう。そういう諸々の矛盾が、ピャーッと爆発してしもうと、こうした「悪逆非道」というカタチのハンザイとしてオモテ沙汰になるんだと思うなあ。
#「上」の続きで、コレはワシの持論だが、「本当の正義」とは、「悪の塊」の中にしか存在せん、と。たぶん、「正義」ってのは、「悪の華」を言い換えたものに過ぎんと思うなあ。例えバナシを出すと、仮面ライダー1号こと本郷猛は、悪のヒミツ結社であるショッカーに捕らえられ、「怪人」にさせられるための改造手術を受けておったんだが、肉体を改造された後、脳を改造される直前に、ショッカーに協力させられていた恩師・緑川博士によって、救出されたんだよな。
また、タイガーマスクは、同様の悪のヒミツ結社だよなあ、「虎の穴」で修行したのち、そこから脱出して、プロレスラーとしてデビューするのだが、仮面ライダーもタイガーマスクも、自分を生み出した「古巣」が仕向ける刺客と戦い続けるハメになったというのは、「正義とは何か」を考えるとき、とても暗示的だと思う。肥溜やゴミ溜から遠く離れた机の上、アレコレとキレイゴトをを振り回すだけで、いったい、何がわかるってんだよなあ。
まさに、「還暦を越えたタイガーマスク」は、その「悪のヒミツ結社」の最中枢からこそ、出てきたっていうのと、たぶん、パラレルだと思う。だからだな、ココは、あの「大坪弘道」が、三井環のオッサンに続く「第2号」として、晴れてデビューできるかどうかやな(笑)。そういえば、今、ムショに入れらておるモリカズも、あの名作「反転」を書いておったしなあ。もし、大坪が全部、喋ってしもうたら、あのソシキは、ホンマに崩壊するからなあ。
#そうか、桜田門は、今日(12・24)、カイケンを開いて、一連のイスラム関連の公安情報流出について、「自分んとのもんだった」と、渋々、やっとこさ認めたのか。しかし、あの第三書館による単行本化がなければ、まだ、「知らぬ、存ぜぬ」で、シラを切っておったわけだからなあ。 桜田門が、「ナイブ漏洩」を認めたっていうことは、これから「ハンニン探し」は、どうなるんだろうなあ。
確かに、「出所」としては、「公安3課」が怪しいんだが、しかし、見事なまでに「イスラム関連」だけに絞り込んであるんだよな。ワシは、そこに「意図的なもの」を感じる。おそらく、ハバツ抗争っていうか、内輪での「足の引っ張り合い」があるんだと思う。でないと、あんな情報、とてもぢゃないが、オモテにピャーッと出てこんって。あんなもん、外の人間が桜田門の中に忍び込んで、盗み出せるワケがねえんだからなあ。あと、ナイブでも、「こんなことやってて、ええんかよ?」っていう思いの人間もおるんだろうなあ。そういうのが、いろいろと混ぜこぜになっておるんかいなあ。
#しかし、「仙菅&岡田」は、この前は三宅坂の資産家マダムを口説きに行っておったと思ったら、今度は、たちあがれニッポンに「家ん中に入らんか」って声をかけてるのかよ。だって、「たちあがれ」って言ったら、特に「国防」なんかは、三宅坂とは、「水と油」ぢゃないか。こんなもん、節操がねえっていうレベルぢゃねよなあ。オンナなら誰もエエっていうか、穴が開いてりゃ、コンニャクでもチクワでもエエんだな。唖然だよなあ。「コクタイの帝王」である小沢イチローがヤルんならまだしも、ぬあにが「シミン派ギイン」だよ。こんなことばっかやっておると、「足元」を見透かされるわなあ。
#それで、この「12・25」に、第三書館から『流出「公安テロ情報」全データ』の第3版が刊行され、手にとって見てみたが、全体の480頁中、300頁余りが墨塗り状態になっておって、一目見て、「異常な本」っていうのが分かる。まさに、戦前、天皇&軍ブ批判をしたシンブンや書物を、”お上”が検閲した結果、流通、販売を許可した代物とクリソツやな。
コレは、ネット上に流出したものをまるまる収録した初版、サイバン所からの仮処分ケッテイを受けて、申立人のところを削除した第2版との比較をお勧めする。特に、まるっきり墨塗りを施していない「初版」と、その半数以上にわたって、「プライバシーが侵害される恐れがある」と、個人を特定する情報を、ほぼ全て削除した第3版と比較したら、その差は歴然だ。
特に、第3版は、イスラム教徒に関する個人データだけでのうて、ケーサツ側、すなわち、桜田門のイスラム担当刑事の個人情報も、氏名や住所、顔写真、経歴といったデータも、すべて墨塗りにしておる。コイツは、正直、「本を刊行していない」に等しいよなあ(笑)。初版の刊行があったんで、今度の「オール墨塗り第3版」の刊行が意味を持ってくる。双方を「セット」で見比べることで、「こうした個人情報が消去される」ことにより、出版、報道する意味が「ゼロになる」ってのが、ハッキリと分かる。実は、それが、今回の出版の大きな意義だったのではないだろうか。
とりわけ初版本に関しては、ほとんどマトモな審理もなく(例えば、光市での母子殺害ジケンの福田クン本に比べて)、ピャーッと出版停止の仮処分が認められおって、こんな状況が続いておったら、それは「暗黒時代の到来」だよなあ。
もっとも、ワシに言わせれば、「言論、出版、報道、表現の自由」というのは、「闘うこと」、すなわち、こうして、「書いて、世に問う」という行為の中にしか、存在せんということだな。こうした一瞬、一瞬の行動の蓄積の後に、初めて「道」が、そこに切り開けていた、ということだと思う。
以下に、「オール墨塗り」の第3版の刊行にあたって、第三書館が出したアピールを、以下にupする。今度の刊行は、非常に考えさせられるものがある。やはり、人間、真剣にモノを考えないとだと思う。
私たちはこんな本を望んでいるのか
━━『流出「公安テロ情報」全データ』第三版と出版とネットとメディア━━
2010年12月24日 第三書館編集部
12月24日『流出「公安テロ情報」全データ』第三版が、第三書館から刊行された。
これは、同書初版からすべての個人情報を削除したもので、A5判480ページのうち300余ページにも及ぶ墨塗りだらけの紙面が続く、異常な一冊である。
私たちはこんな本を望んでいるのか。
ネット上で自由に閲覧できるデータを印刷出版するとき、このような形でしか許されないのか。すべての人々、とりわけ出版メディアを生業とする人たちに問いかけるために、この本は出版された。
11月25日に出版された『流出「公安テロ情報」全データ』初版は、ネット上に大量流出した公安警察作成と見られる「テロ情報」を多少の見出し付けと配列考慮を施しただけで、そのままそっくり印刷出版したものである。内容は警視庁外事三課による違法な捜査、全イスラム教徒=「テロリスト」と見なした全国規模の長期にわたるイスラム教徒敵視・迫害の記録である。国内モスクに多数の刑事を配して出入りするムスリムを全員尾行して、銀行口座まで徹底調査して作り上げた公安警察版「テロリスト・リスト」。
「熱心に祈っている人物は怪しい」「最近ヒゲを剃ったのは怪しい」といった基準での「容疑」は、全世界十数億のムスリムを憤慨させずにおかないものである。
それら「テロリスト情報」がFBI、CIA、DST(フランス情報機関)と交換されたことも流出情報に含まれている。
そうした違法捜査の全容を知らせるための公益性を考えて、『流出「公安テロ情報」全データ』初版では全データをそのまま出版した。すでに百万人単位の人たちがネット上で閲覧したり保有している情報であるので、個人情報を含めて全部そのまま公刊したのである。
ところが、刊行直後からこの本に掲載された違法捜査被害者のイスラム教徒たちから「プライバシー侵害」を理由に出版差し止めが東京地方裁判所に申し立てられ、それを認める仮処分が次々と出された。
版元としては、違法捜査の被害者の特定、なかんずく本人がそうと知るためには個人情報が不可欠であり、プライバシーも含めて「テロリスト・リスト」に掲載されている事実を知るためにも全データを示す必要があると主張した。
被害者が公安警察側に抗議し、情報抹消を要求し、名誉回復を求める被害者救済のためにも、個人情報の明示が不可欠であるとしたが、裁判所は一切の個人情報の削除を命じる仮処分を連続して出した。
第三書館は当初申立人2人の個人情報を4ページ半削除した第二版を刊行したが、裁判所は次々と他の個人情報削除を強制してきた。
そこで出版されたのが、この第三版である。ここでは裁判所の求めるような全個人情報削除がほどこされている。
この本の全ページをとくと見て頂きたい。
ネット上で自由に無料で得られる情報であっても、出版されるとこんな形で有料にしなければならないのか。
出版メディアは「自殺」を迫られているのではないだろうか。この問いは全出版人に向けられている。
奇しくも同じ12月24日、警視庁は遂に情報流出の事実性を認めた。『流出「公安テロ情報」全データ』の内容は公安警察の違法捜査の実態を示すものであることが、公安警察自身によって明らかにされたわけである。
とすれば、『流出「公安テロ情報」全データ』は違法捜査被害者のムスリムたちが被害救済を求めるために重要な証拠資料となることが確実である。
この新事態をふまえて、裁判所はすべての仮処分を取り消して、『流出「公安テロ情報」全データ』初版の完全刊行、自由販売を認めるべきである。それが言論出版の自由が保障される社会を維持するための唯一の道である。
#で、石原のおぢいちゃんとこの「漫画&アニメ規制条例」を受けて、ある少女漫画家のツイッターかいなあ、こんなカキコミがあったぞ。「とうとう都条例可決を受けて、会社からお達しがありました。予想以上の萎縮にどうしていいか混乱してます。カゲキな性描写だけでなく、未成年やセーラー服の女性との性描写、学校、女子寮、公園、トイレ、教会、寺、神社での性行為etc、単行本も出せない。他の会社の方はどんな感じですか?」。っていうか、今回の条例の意図は、まさに、ココだったんだと思う。要は「過剰な自主規制を促す」ってことなんだな。
ワシも、最近の漫画は、よう見ておらんから、詳しい状況は分からんのだが、しかし、こんな「自主規制リスト」を内輪で事前に作ってしもうてだな、「自由な発想」で創作なんてできると思うか? あの条例の文言は、悪いけど、ココまでの規制は想定しておらんで。確かに、規制の大元であるサッチョウに桜田門、あと、その尻馬に乗った石原慎太郎に猪瀬直樹、ほいで、「民+自公」の「W自公」は救いがたいほどヒドイし、腐っておると思うが、それ以上に出版社ってのは、ココまで「腰抜け」なのかよ。こんなもん、「自主規制」でのうて、「自主去勢」だよなあ(笑)
いやあ、悪いけど、コレは「条例のあるなし以前のモンダイ」だよなあ。どうだ、コレからは、肝心なとこにはすべてボカシを入れる、「墨塗りマンガ」でピャーッて売り抜けたら、エエやないか! 要するに、版元が腐り切ってるんだな。いやー、「出版人の気概と志」なんてのは、どこにもねえんだなあ。しかし、ココまでバカだったとは。この「自主規制リスト」を出した出版社って、いったい、どこなんだろうなあ。
#で、西岡研介クンが『週アサ』に連載しておった「亀谷直人獄中手記」だが、コイツは相当、ディープな内容をバクロしてるんだな。三井環のオッサンが「口封じタイホ」されてしもうたのは、その亀谷が居座っておって、今、三井環のオッサンが住んでいる、落札した裁判所の競売物件だった三宮のマンションの「買い戻し交渉」の内容を記したメモを、荒川洋二(元大阪コーケン検事チョー)んところに持ち込んでおるのが、「きっかけ」ではあるんだが、その「持ち込み」の際、例の「ノセ」っていう「京都の和菓子屋」の他にも、「亀谷の知人」も一緒に荒川のジム所に行っておったってんだよなあ。コレは「初めて出てくるハナシ」で、ニュースやなあ。
んで、オモロイのは、この数日後、「この亀谷の知人」ってのが、ぬあんと、「土肥孝治」に呼び出されたってんだよな。土肥曰く、「荒川君ぢゃあ、頼りにならないからなあ」ぬあんだってさ(笑)。あと、ナニワは都島の友渕町の塀の中で正月を迎えることになる「大坪弘道」は、「ワシは、ケンサツには貸しが二つある!」って豪語しとるんだってさ。一つは、三井環のオッサンの口封じタイホ劇で、あの「渡真利忠光」の取り調べ担当だったってことだが、「あと、もう一つ」は何なんだろうなあ。ま、オモテに出されたら、連中が困る、相当、ディープなハナシだろうなあ。
#んで、「上」の亀谷直人の「獄中手記」の続きだが、その「豊嶋秀直」との繋がりで、亀谷に仲介した芦屋の豪邸に住んでおる「仮名・中村浩」ってのは、中央大で2年ほど、「ご学友」として、若い頃は面識があったんだな。ただ、仮名・中村の方は中退だったんだな。その「2億円の件」(=桑田兼吉保釈コーサク)で、亀谷の依頼を受け、仮名・中村がその豊嶋と会い、「保釈を勝ち取れるよう、求めた」ということまでは、豊嶋自身も認めてるんだよな。モンダイは、それを受けて、豊嶋が本当に動いたんのかどうか、さらに、「2億円」が腐れケンサツ側に流れたのかどうか、なんだよな。
で、亀谷の手記では、その仮名・中村が言っておったところによれば、「(依頼を受けて)豊嶋秀直は、原田明夫や最高裁チョー官にも会うた。原田は『協力する』って言っておった」ってんだよな。西岡クンが連載しておった『週アサ』の取材では、ま、当然のことながら、豊嶋は否定してるよなあ。だから、現時点では、この「仮名・中村」による、「完全に狂言による猿芝居だった」というカンジで、流れは動いておる。
でも、ワシの見解は、「分からない」というのが、正直なところだ。ワシは、豊嶋は動いておっても、「おかしくない」と思っている。だって、「三井環のオッサンの口封じタイホ劇」っていう、まあ、トランプでいえば、「ジョーカー」の札を持ってるんだからなあ(笑)。もし、ワシが、保釈を勝ち取ろうという立場だったら、軍資金の投入と合わせて、このタイミングでピャーッとジョーカーを切る。ただ、山健サイドの鶴城丈二、繁田誠治の二人が、タマを取られておるんで、「真相の完全解明」は難しいよなあ。勿論、仮名・中村による「詐欺バナシ」だったという可能性も、十分にある。