三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#今朝(4・26)の毎日、東京の1社アタマで、例の「サツジン罪等の最高刑・死刑の時効廃止ホウアン」、また、突如、明日(4・27)の「衆」の本怪議で可決して、ピャーッと成立の見通しっていう記事が出ておったんで、「また、妙な動きだな」って訝っておったら、ぬあんや、鳩、同じく今日(4・26)の11:31am打電の時事ファッシュだと、東京の第4ケンシン(=ケンサツ審査怪)が、「母の溺愛による、子供手当支給」の政治資金規正法違反ジケンで、鳩は「不キソ相当」のケッテイを出しておったってことやないか! で、「日付」は、「4・21」かあ。ぬあんで、こんな大事なアンケンが、「5日間」も放置されておったんだ? 鳩、さては、赤レンガの連中と「ウラ取引」しやがったな。鳩にしろ、小沢のジケンにしろ、こんなもん、「政治アンケン」なんだから、いくらでも、ウラから手を回せば、「ギケツ」をコントロールできるって。ケンシンのギケツが、仮に「キソ相当」まで行かんでも、「不キソ不当」であっても、鳩の脳味噌を直撃するからなあ。赤レンガ的には、「いいか、鳩、その母ちゃんからの子供手当支給のジケンは見逃してヤルんで、時効廃止の方、はよ、トコロテン式に『衆』で可決してくれよ」ってところだよなあ。
こんなふうに、鳩も、チケン&赤レンガに脅されマクってるから、だから、どんな重要ホウアンも、ピャーッとスルーするし、それで、あの顔見れば、すぐに分かるが、もう、「ココロここにあらず、ウワの空状態」なんで、普天間いじくり回しといった重要アンケンの意志ケッテイもできんからなあ。だいたい、オキナワの県民大会で、世間の関心がそっちに向かっているときに、「目くらまし」とばかりに、こういうのを国怪で処理するんだからな。汚ねえこと、極まりねえよなあ。あと、まだ、「小沢のカード」も、ケンシン議決で持ってるから、また、念には念をで、こっちでも脅し上げればエエわけだろ。何度も言うが、この国の政治、とりわけ、「重要ホウアンの処理」なんてのは、悪いけど、理念や政策のあり方なんていう、キレイゴトなんかでは、間違っても、動かんからな。こういう「脅し」という鞭と、コクタイで渡す「小遣い」っていう飴で動くんだからな。それを、よく見ておくといい。
#で、今回の鳩に対するケンシンの「不キソ相当」のギケツは、奇っ怪っていうか、妙に胡散臭いところがあるよなあ。っていうのは、まず、このケンシンのケッテイが出た日付の「4・21」ってのは、鳩の元第1公設ヒショのハンケツ公判の前日だよなあ。通常、このテのハンダンを下すんであれば、ハンケツの期日なんてのは、事前に分かってるんだから、このハンケツ文の内容を精査してからでも、全然、遅くないんだよな。勿論、意図的に引き延ばすのは、論外だが、コイツも、「最高刑・死刑のハンザイは、時効廃止ホウアン」と同様、もう少し、丁寧なギロンがあっていいよなあ。
あと、ワケがワカんねえのは、「付言」っていうことで、要は、「付け足し」だよなあ、そのオマケの意見のところで、「鳩本人の事情聴取をせんのは、おかしい」「鳩の上申書はギモン」って、ウダウダと書いてるんだよな。だったら、「不キソ不当」ってことで、チケンに再ソーサを命じればいいだけのハナシだからなあ。たぶん、このケンシンのギケツだって、ナンボでもいじくり回せるんだろうから、今や、「政局のオモチャ」にすらなっとるよなあ。そもそも、ソーサの着手自体が、あのワケのワカんねえ「シミン団体」の刑事コクハツからだったからなあ。シャカイ部の司法担当、どのへんまで知ってるんだかわかんねえが、間違っても、そういう「ウラ」は、「字」にせんからなあ。こうした素朴なギモンが、垢レンガマター、まあ、衆参の法務委員怪の持ち場出、だい噴出しマクっておるのに、誰も、モンダイ提起、異議申し立てをせんよなあ。ワシ、そっちの方が、不思議でしょうがねえなあ。
#あと、この「最高刑・死刑のハンザイの時効撤廃ホウアン」で、ワシ、訝っておるのが、今回、こんな「自公ホウアン」の成立に手を貸しておる、現・連立与党の一角を占める「社民トウ」の沈黙もさることながら、雑誌媒体でいうとだな、「冤罪の温床」っていう意味でいえばだな、『週金』あたりが、このタイミングで、もっと大々的に、ジャンジャンと「字」にしてもエエんだよな。別に、「反対ロン」一辺倒でのうても、勿論、「賛成意見」があってもいいと思うんで、双方の「溝」にある対立点を、もっとシャープに抉り出して、モンダイ提起すべきなのに、見事までに、「ゼロ」だからなあ(笑)
それで、ワシ、チョット、ヘンだなあって思ったんだが、ウチの近所に福島みずほのポスターが貼ってあるのを、偶然、見つけたところ、そこに、ぬあんと、「佐高信」のガンクビも一緒に載っておって、確か、「7・10」だったかいなあ、応援演説のスケジュールが入っておったと記憶しておるんだが、だって、今、佐高は、週金の発行元である「金曜日」の社チョーだろ? 「一個人」というか、「フリーの物書き」が、そういうことをしたところで、「如何なものか」とは思うが、でも、そこは「政治思想、政党支持の自由」だから、許容範囲ではあると思う。でも、佐高は、今、たとえ、小さいとはいえ、「言論キカン」のトップにおる人物だからなあ。そういう立場におる人間として、「不偏不党」「公正中立」という、ジャーナリズムのスタンスからして、ワシは、「おかしい」と思う。そんなことを言ってしもうたら、「ぢゃあ、ナベツネの野郎はどうなんだ?」ってことにはなるが(笑)、でも、佐高は、そういう「政治屋・ナベツネ」の姿勢を批判してきたわけだから、それを考えると、「ぢゃあ、アンタ、ナベツネを批判できる資格は、あるのかよ?」ってことになるよなあ。前みたいに、ただの「フリーランス」ってのと、立場は違うんだから、そのへんのケジメをつけるべきだと思う。こんなことをやっておったら、「週金は、三宅坂のキカン誌かよ?」って、言われるよなあ。確かに、編集路線と、三宅坂の政治スタンスが近いってのは分かるんだが、でも、「それ」と「これ」とは違うハナシだよなあ。
#今朝(4・27)の東京、神奈川シンブンだから、たぶん、共同電だろうなあ、その「最高刑・死刑のハンザイは時効撤廃ホウアン」が、本日、「衆」の法務イイン怪で可決された後、即、本怪議でもピャーッとスルーして、成立の見通しって、「前打ち記事」を出しておるんだが、ぬあんと、「成立日に、即施行」っていうふうにいじくり回しておるってんだよな。コイツも、また、「ありえねえ」展開だよなあ。悪いけど、自公でも、ココまで酷くなかったと思うなあ。ちなみに、赤レンガマターのホウアンだと、例の「世紀の悪法・狂暴罪」があったんだが、アレは、結局、コイズミが、「06・5・19」に、河野洋平んところにアシストして、それで、衆での法務イイン怪でのサイケツをストップさせたんだ。それで、ホウアンは、フッ飛んだんだ。その意味では、コイズミも河野も、「名は体を顕す」っていうのか、そういう看板を党名に書いたトップとしての、「セキニン感」ってのは、まだ、あった。よく、こんなホウアンが、「民国社+自公」っていう、大政翼賛怪の枠組みで、スルーしたよなあ。諸々、あまり口に出しては言えんような、「ウラの取引」をかましてるんだと思う。まだ、「通す」にしても、「手続き」ってのがあるんだ。
#あと、今度の「最高刑・死刑は時効廃止ホウアン」の報道を見てて、酷かったのは、毎日だな。あそこまで、ヒガイシャの団体に肩入れして、キャンペーンを張って、「はよ、せえ!」のオンパレードだったからなあ。「冷静さ」ってもんが、なかった。ある意味、コイツは、「死刑制度」を補強しているっていうか、強化しておるホウアンなんだから、国怪内の「死刑廃止ロンジャ」が軒並み、今度のセー権交代を機に、転んで、「賛成」に回ってるだよな。ホウアンの骨子は、既に自公んときにできておったんだからな。
何度でも言うが、ワシが、反対する理由は、①コイツは、「厳罰化路線」の一環でなされているもので、それだけでは決して、ハンザイを抑止できるものではなく、逆効果ですら、ある。②「死刑制度の存続」を前提にしているものであり、この措置は、それを補強、強化するものであるため、「死刑制廃止」の立場であるワシとしては、容認できない。③法律施行の時点で、「過去に遡って適用する」というのは、日本国憲法第39条にある「遡及処罰の禁止」に抵触する、つまり、「憲法違反の法律である」。④時効の廃止、もしくは、延長によって、証拠関連が散逸する方向に向かい、冤罪ジケンが起こりやすくなる━━が、主なポイントだ。ワシは「悪法は、法ではない」との立場だ。法律ができても、「それでオシマイ」ということではなく、「破防法化」、つまり、法の欠点を除去し、「骨抜き」にしていく努力を、怠ってはならない、ということだ。
#で、今日(4・27)午後の3時過ぎの、各社速報で、東京第5のケンシンが、小沢について、「キソ相当」のギケツかよ。で、ケッテイした日付はいつなんだ? 昨日の鳩といい、いかにも、胡散臭いタイミングだよなあ。そもそも、この発表の「タイミング」が、その「最高刑・死刑のハンザイは時効撤廃ホウアン」の、衆でのサイケツの日で、大阪では、村木厚子のオバハンのジケンで、共犯の倉沢邦夫に「無罪」が出てるからなあ。しかし、鳩といい、小沢といい、ケンシンのギケツの「タイミング」はおかしいな。このケンシンには、他にもイッパイ、ジケンの審理申し立てが来ているんで、処理は「先着順」なんだ。ま、コイツは、そういう「通常の刑事ジケン」ではのうて、「政治ジケン」なんで、こうやって、スッ飛ばしたハンダンをしてるんだろうなあ。小沢、こんな結末になるんだったら、ぬあんで、「時効廃止ホウアン」を潰さなかったんだ? 角栄は、全然違うよな。角栄は、赤レンガを徹底的に潰しにかかったが、小沢は、それをせんからなあ。ぬあんで、三井環のオッサンを法務イイン怪に呼んで、喋らせようとせんのだ? それで、検事総チョー以下、最高カンブは、全員、更迭だからなあ。何を考えてるんだろうなあ。
で、共同電の記事を読むと、ケンシンのギケツは、「今日」ってことかよ? 今日、ギケツして、即、公表したってことなのか? で、ケンシンのギケツは、「11人、全員の一致した意見」だって? ウソだろ、こんなの、ありえねえよ。1人や2人、反対意見があってもおかしくないっていうか、フツーだと思う。ましてや、今度のチケンの刑事処分は「キソ猶予」でのうて、「嫌疑不十分の不キソ」だからなあ。「最高刑・死刑のハンザイは時効撤廃ホウアン」の即日施行といい、「おかしい」っていうか、「ありえねえ」よなあ。一体、どうなってるんだ? あと、そんなに「時効撤廃」を急ぐんだったら、ぬあんで、「3月末」のチョー官狙撃ジケンの時効に間に合わせなかったんだ? この「ご都合主義」っていうか、デタラメそのものだよなあ。
#で、その「ケンシン」のシンサの手続きなんだが、11人のシンサ員は、サイバン員同様、「くじ引き」で選ばれるんだが、そのシンサの際に、弁護士の「シンサ補助員」が付いて、「法的助言」を求めることができるってんだよな。ってことは、この弁護士のシンサ補助員に「ヤメ検」を放り込んでおけばだな、だって、シンサ員なんて、法律の素人に決まってるんだから、ナンボでも、「ギケツ」を作ることができるよなあ。通常の刑事ジケンは、そういうことは、たぶん、ないと思うんだが、今回の鳩、小沢のジケンは、アブノーマルな「政治アンケン」だからなあ。ホンマ、ウラでどういうことが行われておるか、わかったもんぢゃねえよなあ。今回、ギケツを出した「タイミング」が、あまりにもデキ過ぎてるっていうか、異常だよなあ。今度の場合で、この「シンサ補助員」って、一体、誰だったんだろうなあ。
#その「最高刑・死刑のハンザイは時効撤廃ホウアン」だが、ホウアンの成立を受けた昨日(4・27)の夕刊、今日(4・28)の各紙の記事を見てみると、「モンダイ点」って、こんなにあったんだな。まず、「ハンザイ被害者」のグループで、「宙の会」ってのが、今回、やたらめった露出して、大声で「死刑のハンザイは、時効廃止を」と訴えておったが、「コレが、被害者の声の全て」ではないってことなんだな。確かに、根底では、どの被害者も、一日も早く犯人を検挙してもらいたいだろうし、その悲しみが完全に癒えるということはないとは思うが、それと「時効を撤廃しろ」ってのは、また、別次元のハナシで、「時効の撤廃までは、求めていない」という意見の人もおるってんだよな。あたかも、そういう「宙の会」といった、ごく一部の被害者の声だけを誇大に取り上げて、「あたかも、ハンザイ被害者の全てか、時効撤廃を望んでいる」っていうような、「フィクション」を垂れ流した大シンブン、とりわけ、毎日が酷かったが、その「罪」は、誰も問おうとせんよなあ。
あと、警察のソーサの現場でも、こうやって、コロシのジケンの時効が廃止になるってことで、その「証拠物」を半永久的に保管せなアカンわけだよなあ。その保管場所に困るっていうか、実際、その「即日施行」によって、「時効の適用除外」になったジケンってのは、全国で200件余りもあるってんだよなあ。だって、こんなもんは、当然、想定されるもんだから、ぬあんで、ホウアンが成立した後に、「アリバイ作り」とばかりに、「字」にしておるんだ? 本来であれば、ホウアンが国怪で動いている時期にこそ、モンダイ提起として取り上げてだな、「大きなモンダイなんで、もう少し、皆さん、じっくりと考えてみましょうよ」っていうのが、スジだよなあ。そういうのが、ゼロだったからなあ。こんなバカなことって、あるんかいな。
#「上」の続きだが、確かに、遺族の被害感情というのは、よく分かるんだが、でも、ゲンバの1課のデカだって、決して手を抜いてソーサしておるわけではなくて、必死に聞き込みとかやっても、なかなか解決の難しいジケンってのは、ある。DNA鑑定がありますっていっても、そんなもんは絶対なものではなく、「証拠物の一つ」でしかないんだから、仮に、導入するにしてもだな、もう少し慎重にギロンすべきっていうか、ワシみたいな反対意見の人間を説得する、「丁寧さ」が欲しかった。だって、「民主シュギ」ってのは、「手続き」であり、「プロセス」だからな。それを端折って、国怪で、トコロテン式にホウアンをピャーッと通すってのは、いったい、どういうことなんだ? 自公ならまだしも、セー権が入れ替わって、「三宅坂」も入っておりながら、どいうことなんだ、コレは? そのことを、ワシは一番、問いたいんだ。
あと、思うのが、そういう被害者の「損害回復の手段」として、確かに、ソーサによる「犯人の検挙」は、大きなファクターだが、でも、方法はそれだけではないと思う。周りの人たちの支えや励ましであったり、また、それを掘り起こして、「字」にするブンヤが、そういうジャーナリスト活動を通じて、取材で知りえたことを公表することだって、その救済の一部にはなりうると思う。そういう本来の職務を放棄して、「逃げ特は、許さん」式の、極めて安直かつ安っぽいキャンペーンで煽った罪ってのは、大きいと思う。冤罪ジケンを生む、最大の構造は、そうやって、「何が何でも、犯人を検挙しろ!」って煽って、その結果、ソーサ当局が「だったら、誰も生贄を出せばいいんだろ」と、証拠薄弱でもタイホ、キソに至るケースだからな。その最大のものが、あの和歌山の毒入りカレー事件だろうが。新聞社も含めて、組織の中に埋没してると、本当に、何も考えなくなるんだ。そういうのを「思考停止」というのだが、それが、嫌で、ワシなんかは辞表を出したクチだ(笑)。政権交代しても、こんなことが、平気で起こるというのが、恥ずべき汚点であるし、醒めた人たちは、そこらを冷静に見ていかないとだと思う。
#今日(4・28)の毎日夕刊の1社アタマで「ケンシン特集」っていうか、また、妙な記事が出ておったな。要は、ケンシン、検察シンサ怪の「シンサ員」を務めたことのある人にハナシを聞いておるのだが、よく、こんなのを探し出せたなあってのが、まず、一つ。そういう名簿を当局からゲットしたのか、それとも、取材の繋がりで、たまたま、そういう人を探し出したのか、こんなもん、そうカンタンにコンタクトできるターゲットではないからな。で、取材に応じた元シンサ員の団体職員(44歳)が、「全会一致、つまり、シンサ員11人全員が『キソすべし』と意見した、キソ相当なんて、聞いたことがない」とブッたまげておったということだが、ワシも、そう思う。「キソ相当」ってのは、シンサ員11人中、「8人以上」の賛成意見で出るギケツなんだが、そもそも、今回、この第5東京のケンシンは、ちゃんと、この11人のメンツを集めて、評議をして、ギケツをしておるのか? ワシ、そのへんからしてギモンを抱くなあ。ギケツは、昨日(4・27)あったということだが、たぶん、会場はサイバン所の中だろうなあ。何時から、開かれたんだ? この11人のメンツ全員の、この日のアリバイを全部、調べ上げてだな、本当に、「11人全員」が、ギケツの会場におったのかどうか、そこらあたりから、「ウラを取る」必要があると思う。ぬあんか、臭いよなあ。
#で、野中広務、赤坂サカスTVの「23クロス」だけでのうて、今度は、時事とかのシンブン、ツウシン社系の連中にも、官房キミツ費の「使途」について、「顔出し」でウジャウジャと喋っておるのかよ。官房キミツ費は、毎月1億円強、1・1から1・2億円ぐらだよなあ。自分の手で執行したのは、「毎月5000万円前後」ってことだが、官邸の連中、ソーリから官房チョー官、フク長官、あと、ジム方も含めて、夜とか飲み食いする分は、全部、請求書が内閣ソーム官室の官邸ジム所長宛てかな、回ってきて、それを全部、ジム方が、払っておるからな。このご時世、銀行振り込みだからな。それが、毎月、2000萬円ぐらいにはなってると思う。あと、政治ひょーろん家らへの盆暮れの小遣いや、勉強怪名目の土産代なんてのは、「相場」が決まっててだな、そんなもんは、「慣例」なんで、「ジム方」のハンダンに任せておけばいいんだ。ジム方が持っておったっていう引き継ぎのノートには、そういうことも記載してあったと思う。例えば、「田原総イチロウ、100萬円」とかな。
だから、大事なのは、まさに「官房チョー官決裁」の王道でもある、「有事」であり、「臨機」である際の、「機微を要する支出」だよなあ。こういう「政治アンケン」ってのは、ジム方任せにはできんからな。重要ホウアンをコクタイで「買う」際とか、あと、98年秋の沖縄ケン知事センキョみたいな、「ゼッタイに落とせない」、「チョー重要選挙」の際には、「ここぞ」というタイミングで、「実弾」をブチ込むからな(笑)。だから、「大田3選阻止」のとき、野中の決裁で、「少なくとも1億円」はブチ込んだってのは、「公知の事実」なんだ。間違いなく、自民トウの沖縄ケン連には入ってるんだろうが、県議、市町村議連中の隅々まで、「小遣い」が行き渡ったってことなんだろうなあ。だから、あの98年秋の沖縄ケン知事センキョで、「稲嶺当選」は、「カネで買った」ようなんもんなんだから、野中、そこをだな、「顔出し」で喋らんことには、このまま往生はできんよなあ。あの程度の喋りぢゃあ、「天国」と「地獄」との中間にある、「煉獄」までにしか辿り着けんよなあ。
#それでだな、この一連の「小沢騒動」、世の論チョーを見ると、「小沢は、やっぱり、カネに汚い。自民と同じぢゃないか!」か、「ココまで執拗に狙い撃ちしたケンサツの国策ソーサは、超ケシカラン!」の2通りで、確かに、双方、それなりに「ごもっともな意見」なんだが、ワシの本質的な見立ては、違う。コイツは、根本的には「人事のモンダイ」だ。それは、どういうことかというと、『新潮』に「顔出し」で連載しておった、元ヒショの「高橋嘉信」のバクロ手記が、3回で打ち止めになったが、だいたい、あんなのが出るところからして、「タガが緩みマクってるだろう」ってことだよなあ。あの「ナイブ告発」さえなけりゃ、腐れケンサツが、ここまで、「隙間」に針を引っかけて、ガリガリとこじ開けていくことは、できんかったからなあ。あんな顔出し手記を掲載されるぐらいだったら、なんで、ちゃんと「小遣い」を渡してだな、黙らせてやらないんだ? ホンマ、「世間をお騒がせしとる」よなあ。
あとは、やっぱり、「法務ダイジン人事」だ。ぬあんで、あの「千葉景子」を据えたんだ? 鳩、小沢と、そういった「ややこしい告発アンケン」を抱え込んでおるんであればだな、「ちゃんとした人材」を放り込んでだな、赤レンガを完全にコントロールする方法に持っていかんとだったよなあ。田中角栄だって、ロッキード以降は、「法務ダイジン」だけは、「自分の思い通りに動く人物」を厳選して据えたからなあ。元警視総カンの「秦野章」とかなあ。そういう「ケンリョクの行使」ってのがわかってるタマを、放り込まんことには、完全制圧できるわけねえよなあ。今のメンツを見る限りでは、「カメイモン」ぐらいのもんだが、郵政民営化があったんで、そっちに行かざるを得なかったにしても、まだ、もう少し、選択肢ってのがあったよなあ。角栄の子飼いは、イッパイおったが、こう言っておったんだな。「羽田には、政治のオモテを教える。小沢には、政治のウラを教える。もし、ワシの寝首をかくとすれば、それは梶山だ」と。あの角栄が、全身全霊を込めて、「政治のウラ」をカラダで小沢には教え込んでおるのに、それを全然、使い切ってねえんだからなあ。本当に、角栄は草葉の陰で泣いとるよなあ。「イチロー、オマエはいったい、ワシの何を見て来たんだ?」ってなあ。
#今日(5・1)発売の日刊ゲンダイ(日付は、5・3)に、「ケンサツ審査怪」こと、「ケンシンの闇」の特集ってことで、オモロイ記事をまとめておって、今回、小沢に対する「キソ相当」をギケツした東京第5ケンシンで、「シンサ員」をサポートする「補助弁護士」に就いておったのが、5年間検事をヤッた後、サイバン官に転職したっていう、「米沢敏雄」(73歳)とかいうおやぢであることを突き止めて、たぶん、スッパ抜きだろうなあ、「字」にしておったが、おそらく、このルートで「ウラ工作」を、赤レンガが仕掛けたってのは、たぶん、間違いないと、ワシは思う。だって、ケンシンがギケツを出した後、「原則として、3ヶ月以内に、再ソーサの結論を出せ」ってことなんだろ。こんなもん、「夏祭り」のタイムスケジュールから逆算しとるに決まってるやないか(笑)。わざと、参院センキョに直撃するように「出した」としか、思えんよなあ。だって、ケンシンに申し立ててから、結論が出るまでに、「1年」なんて、ザラだからな。コイツはホンマやで。そもそも、シンサの順番は、「先着順」だからな。
コレを考えると、今度のケンシンのギケツは、「異常だらけ」なんだ。魚住昭が、その日刊ゲンダイにコメントを出しておるんだが、ワシに言わせりゃ、生温いっていうより、「もっと、本質を突け!」っていうカンジだよなあ。あの論チョーだと、妙に小沢を庇ってるっていうカンジで、そもそも、「小沢が、カネにキレイな政治家である」なんてのは、間違っても、「ありえねえ」からな(笑)。で、今度、政治資金規正法イハンに問われたネタだって、「出所」なんて、「デタラメなとこ」に決まってんだ。しかし、誤解を恐れずにいえば、その程度のことで、このテの政治家を、葬り去ってはアカンってことだな。角栄のロッキードの「5億円」なんて、貰ってたに決まってるんだ。角栄にしてみりゃ、「はて、どの5億円だったっけかいなあ」のレベルだからな。で、今回の小沢のジケンなんてのは、桁が一つ下なんだろ? こんなチンケなネタでしか、振り回せんようでは、チケンも、その程度のレベルにまで下がってしもうてるんだよなあ。旧・新潟3区の、コアな角栄の支持者なんて、「悪いけど、そんなたかが5億円程度のハナシで、オラが先生を、グジャグジャと言わんといてくれる?」っていう世界だったからなあ。だから、何度でも言うが、今度のモンダイは、「ケンシンのイッパン的なあり方」っていうよりは、「小沢のジケンのギケツのあり方」だよなあ。