三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#で、そのサツジン罪をはじめとする「最高刑・死刑」のハンザイについては、公訴の時効を撤廃する刑訴訟の改正アンが、今日(4・14)、「参」の本怪議で、コイツは、「共産以外」は、だいたい賛成したんだろうなあ、可決して、「衆」に回されたのか。で、コイツは、「裏ワザ」を使うて、「参」でのシンギを「後回し」にすると、センキョが近くなって、連中の足元がソワソワしてくるんで、「参」を先にサッサと済ますっていう、デタラメ的なコクタイをやってんだな。で、このGW前の4月中にも、「成立の見通し」だって? 今度は、「衆」が、「参」の「カーボンコピー」になっとるのか(笑)。こんな手際のよさ、「自公」ならまだしも、セー権交代した暁においては、「ありえねえ」よなあ。
で、今回の垢レンガ・マターのホウアンは、モンダイ点が山積で、そもそも、自公時代末期の「森英介勉強怪」のたたき台が、そのまま、セー権交代後の法制審に継承されて、それが、今回、「民国社+自公」っていう、「大政翼賛怪」でスルーしてしもうたってのは、凄いことだよなあ。で、鳩んところは、去年(09年)の夏祭りんときに出しておったセー策公約ぢゃあ、「ジケンごとに判断して、時効を中断するアン」ってのを出しておったのか。んで、セー権交代後に、法務ダイジンに就いた千葉景子のオバハンはだな、「法制審でのシンギは、従来の流れに制約されず、自由にやってくれ」って言っておったのに、年が明けて、あの小沢のジケンと並行する形で、法制審は、実質シンギは、1ヶ月もなかったよなあ。なかったっていうより、元々の「自公アン」があったんで、それを「カーボンコピー」したのを答申にして出して、そのまま、そいつを閣議ケッテイして、国怪、先に「参」の方に出したのかあ。小沢は、自分のジケンの対応に精イッパイで、そこまで手が回っておらんかったんだろうなあ。
#で、「上」の続きだが、「自公」は、もともと、「時効撤廃」だったから、分かるにしてもだな、例えば、福島みずほんところ、「三宅坂」はだな、このモンダイについて、どういうスタンスだったんだ? 去年の夏祭りでは、どういうセンキョ公約を掲げておったんだ? 同じ、「左派」でも、代々木は、「あまりにも拙速過ぎる。慎重にギロンしろ」って、反対してるんだよな。この一連の「99年体制」では、「重要ホウアン」ってのは、「自公+民」の枠組みで、成立させておって、場合によっては、「民」が入ったり、外れたりしておったんだが、少なくとも、社民と共産は、憲ポー改正も含めて、明確に「NO!」の意志表示をしておったんだよな。
99年体制直前の、「自社さ」の時には、例の「盗聴法」についても、当時は「閣外協力」に転じておったが、社民は、ブレーキをかけておったからなあ。今回、そういう「ブレーキ」をかけんってのは、いったい、どういうことなんだ? それが、まだ、セー権与党に入って、1年も経っておらんのに、「与党ボケ」が始まったんだよなあ。コレは、一番、コワイことだと思う。「三宅坂の裏切り」ってのは、許せんよなあ。この夏祭りで、「お灸」をスエなアカンよなあ。っていうか、この際、潰した方がエエかもしれんよなあ。
#今回の刑訴訟改正アンは、「サツジン、ゴー殺といった、最高刑・死刑のハンザイは、時効撤廃」、「強姦チシ、傷害チシといった、人を死なす罪については、時効の年数を2倍」と、2本立てで成り立っておって、この前段と後段は、ちゃんと仕分けて、丁寧にギロンせんとなんだ。 「時効の延長」と、「時効の撤廃」ってのは、「次元」の違うハナシだと思う。サツジンとかの「時効の延長」については、04年に改正されて、「15年」から「25年」になってるからな。それから、わずか、6年しか経っておらんのに、また、いじくり回すということ自体が、「?」なんだが、変えるなら、変えるでもええんだが、であれば、この「6年間のソーカツ」って、必要だよなあ。そもそも、この6年間で、サツジンをはじめとする兇悪ハンザイは、急増したのか? そういった検証が、ゼロのまま、こういう「重要ホウアン」が、さしたる議論もないまま、トコロテン式に、国怪をスルーするってのは、いったい、どういうことなんだ? とにかく、三宅坂の福島みずほに、保坂展人、ちゃんと、「説明セキニン」を果たしてくれや。
で、今回のホウアン改正の「目玉」である、「最高刑・死刑のハンザイの時効撤廃」だが、コイツを一言で言うとだな、法律のフレームワークっていうブブンでは、要は「死刑制度の強化」ってことだよな。であれば、今まで、「死刑廃止ギレン」で群がっておった連中、カメイモンに千葉景子、保坂展人は、コレについて、どう思うんだ? 今、「野党」が実質的には、代々木だけだから、こういう「転向組」を、誰も、「追及」しようとせんのだよなあ。だから、そういう意味では、「死刑制度の存廃ロンギ」に、モロ、繋がってくるハナシだからなあ。で、例えば、安田好弘とか、どういうリアクションをしておるんだ? それと、講談社から『絞首刑』を上梓した元共同シャカイ部の青木理は、立場上、一言、言わんでええのか? 「メシの種」にならんってことがわかると、すぐ、「ダンマリ」だからなあ。だから、本気で「死刑廃止」なんてしようと思ってねえんだよなあ。ただ、「メシの種」として、いじくり回そうとしておるだけんだな(笑)
#それでだな、今度の「最高刑・死刑のハンザイにおける、時効撤廃」等に関わる刑事訴訟法の一部改正アンだが、コイツは、非常に重大なモンダイを孕んでおる。今朝(4・15)のアサヒ新聞が、政治麺でまとめ記事を書いておったが、それも含めて、そもそも、「時効とは、何か?」ってことを、考えないとアカンよなあ。
実は、「時効」には、「2種類」あるんだな。まず、一つは、「公訴の時効」で、コイツは、「刑訴訟法」の中にあって、ジケンの発生から、「一定の時間の経過」によって、サイバンにかけることができなくなることで、イッパンに「時効」っていうと、こっちの方を専ら指しておるよな。で、もう一つが、「刑の時効」で、コイツは「刑法」の中にあって、ハンケツが確定し、「刑を執行する」にあたって、「一定の時間の経過」によって、それができくなることなんだな。現実的に、この「刑の時効」がクローズアップされるのは、有期刑でのうて、「死刑」や「無期懲役」といった重大ハンザイのケースが専らなんだがな。
そこで、「こうした時効の根底にある考えとは、何なのか?」といえば、コレは、自由国民社の『口語刑法』からの引用になるが、①長年、逃亡しているというのは、犯人自身にとって、刑を科せられたのと同じくらいの「苦痛」があるため、そこで改めて刑を科し、執行するのは、酷すぎる。②時が経つにつれて、犯人に対する被害者や世間の感情が和らいでくるから、刑を科す必要がなくなってくるのではないか。③そうした長い間には、犯人が更正して、改悛の情を見せている場合もあり、そういうときは、改めて刑を科す必要がなくなってくる。④時間の経過で、証拠がちりぢりになってしまう━━と、いうことなんだな。ここにあるのを、かいつまんで言えば、「罪を憎んで、人を憎まず」の、「寛容の精神」ということだと思う。その根底にあるのは、「許し」ということではないだろうか。
#「上」の続きだが、今回の刑訴訟法の一部改正アンは、その「公訴の時効」ってことに関して、サツジンなどの「最高刑・死刑」のハンザイについては、その「時効を撤廃する」というものだ。従来、サツジンの「公訴の時効」は、「15年」で、それが、2004年の改正で「25年」に延長されておって、今度は、それから、わずか、「6年」しか経っておらんのに、いよいよ、「撤廃」という動きになったという点だな。前にも書いたが、今度の「サツジンの時効撤廃」は、コレとは別に「死に至らしめるハンザイは、時効を2倍にする」とセットになっておって、勿論、両者はリンクしておるんだが、「時効の延長」と「撤廃」ってのは、全く、別次元のハナシだ。
ワシの個人的な考えては、従前の「サツジン等、最高刑・死刑のハンザイは、15年で時効」ってのは、感覚的に、少し、短いとは思っておった。それを、04年に「25年」に延長したことについては、「それくらいは、被害者感情に配慮すれば、目くじらを立てて反対するもんでもない」と思っておった。しかし、そこから、一気に飛躍して、「撤廃」というのは、こうした「時効の概念」っていうのか、「時効の根底にある、思想」を否定するものだ。それは、言い換えれば、刑訴訟の根幹を、180度転換するわけだから、そんな重大なアンケンを、さしたるギロンもせんまま、スーッと国怪で、トコロテン式、土石流状態で通過して、いいのか? まだ、「自公」でコイツをヤルんだったら、ハナシは分かるんだ。セー権交代した「民主主導」で、それに三宅坂も入ってだな、よく、こんな「反民主的」なことを、平気でヤレるよなあ。で、こういう動きに、ほとんど、「異議申し立て」を述べるのが、おらんのだよあ。こんな、民主シュギぢゃねえって(笑)。こんなもん、既に、ミャンマー、鯛並みだよなあ。
#もう少し、補足するとだな、コイツは、この「失われた10年=自公体制」の中で、ブイブイと推進させてきた、「チアン立法の強化=厳罰化推進路線」の一環として、起こっておることだ。だから、「死刑ハンケツの増大」ってのは、青木理の『絞首刑』(講談社)でも触れておったとは思うが、この「99年体制」の発足とパラレルだからな。コレは、酒、タバコ規制の強化ともセットで、全部、一本の線で繋がってるんだ。「そこ」を見ないと、なんだ。21世紀にさしかかるまで、「9・11」の前だとは思うが、もっと、我々の社会には、「寛容さ」を大事にするココとがあった。それは、まさに、「罪を憎んで、人を憎まず」だが、昨今は、「罪も憎むが、それ以上に人を憎む」だからなあ。
で、そうすることによって、何が、出てくるかというと、「ハンザイ者の更正の機会」を奪うことになるんだ。いつまでも、「前科者」のレッテルを貼り続けることで、「立ち直ろう」とするモチベーションを削いでしまうんだ。そういう「寛容さの喪失」が、結果的に、そうしたハンザイ者を「再犯の道」に追いやって、「ハンザイ抑止」にならんのだよ。だから、コイツは「チアン対策」上も、重大な欠陥があるんだ。そこを、きちんと指摘せんとアカンし、大きなギロンがあってしかるべきなんだ。ところが、それが、「一切、ナシ」で、ほんの、ごく一部の、声のデカイ犯罪ヒガイ者の団体の主張が、さも、「ヨロンの大勢」であるかのような錯覚を与えて、何のギロンもないまま、サーッとトコロテン方式で、「ハイ、一丁アガリ!」だろ。バカを言ってるんぢゃないってんだ。
ここで、「毒にも、薬にもならんような、総論」を言ってもしゃあないんで、一つだけ、「個別具体的な各論方式」で言うと、毎日シンブンに、コレも大毎シャカイ部の出身で、ワシより年次があ2つ上の、86年入社で「伊藤正志」ってのがおって、大学もワシと同じ慶応。大阪でも、で、東京に行っても、一貫して「司法担当」で、社会ブのデスクのデスクもやってるんだ。大毎時代は、あの鈴木紅琢磨のオッサンも入れて、しょっちゅう、一諸に飲んでおったんだ(笑)。ま、余計なことは言わんから、「せめて、給料分ぐらいの仕事は、しろ」ってことだ。垢レンガ&チケンをずっと担当しとるんだから、いろいろと、「知ってる」んだが、所詮、「勤め人」は、「書かん」からなあ。やっぱ、「村山治」化しとるんだろうなあ。
#で、さらに、まだ、「上」の「最高刑・死刑のハンザイは、時効撤廃ホウアン」だが、コレは、まだ、致命的な欠陥があって、法律が成立、施行した時点において、「まだ、時効が未成立のジケン」についても、「発生時に遡って、適用する」ってんだよな。で、今、しきりに引っ張り出されてるのが、「95年の7月」かあ、このとき起こった「八王子でのスーパーにおける女子高生ら3人射殺ジケン」なんだが、だったら、この3月末に時効になった、サッツチョウの「国松チョー官」の狙撃ジケンについて、ぬあんで、「それ」に、間に合わせなかったんだ? こんなもん、「自公スタイル」で、シンギ時間がゼロも、衆&参の法務委員怪で、トコロ天式にピャーッとサイケツすりゃ、オシマイなんだからな(笑)。会期が「2日」もありゃ、十分なんだからな。
ニッポン国憲法の「第39条」に、「遡及処罰の禁止」ってのがあって、「何人も、実行の時に適法だった行為、又は既に無罪とされた行為について、刑事上のセキニンは問われない」って、ちゃんと書いてあるんだ。で、ホウアン成立が、「わずか、1ヶ月」のタイムラグで、チョー官狙撃ジケンは、「ハイ、時効でーす!」でオシマイで、もう一方の八王子の射殺ジケンは、「時効がなくなったんで、ジャンジャンとソーサを続行しろよ!」って、この「齟齬」は、いったい、ナンナンダよ? で、チョー汚ねえのが、このホウアンを「参」の法務委員怪で、「シンギ入り」したのが、このチョー官狙撃ジケンが「時効」になった直後の、「4・1」だってんだからなあ。ホンマ、姑息もいいろころなんだ。三宅坂あたりに、「ケンポーを守れ!」って喚くのが、三度のメシより大好きなのが、イッパイおるが、こんな「ケンポー違反の法律」が、何のギロンもなく、国怪をスルーしてしまうことに、誰も「異議申し立て」をせんってのは、一体、どういうことなんだ? 辻元清美、セキニンを持って、きちんと、説明しろ。
#その普天間いじくり回しモンダイの迷走で、身内の国家センリャク担当大臣の仙石由人の、「衆参ダブル選もありうる」発言、確かに、唖然だよなあ。下地ミキオの「そのいじくり回しで、皆、頑張ってる中、退陣ということが出ること自体、おかしい。不規則発言だ!」というのは、ワシは、下地主導の「キャンプシュワブ陸上アン」も含めて、反対の立場だが、しかし、この下地の発言は、全くその通りだ。独逸もコイツも、タガが緩みマクってんだよな。『新潮』では、小沢の元ヒショで、「票田のトラクター」の主人公・筒井五輪のモデルこと、「高橋嘉信」の顔出し連載も、おっ始まったしな(笑)。確かに、セー権交代後、腐れケンサツが、小鳩を狙い討ちした「国策ソーサ」の異常さは、わかるんだが、でも、それを言うんだったら、「田中角栄」は、どうなるんだ? アレは、「本人自身」が身柄を取られて、小菅の塀の中に放り込まれたのに、「そこから」の這い上がりが、凄かったからなあ。タイホされてからの総センキョで、空前絶後の「20萬票」をハジキ出してるんだから、ま、角栄みたいな「叩き上げ」と、2世、3世のひ弱とは、違うんだろうなあ。恐らく、人間は、「2種類」に分かれるんだと思う。そういう「逆境」に陥って、潰れて、転んでしまうのと、それをバネに、さらに進化するのと、なあ。
だから、その「衆参ダブル」かあ、あるとすれば、「3年後」だろうなあ。ちょうど、「衆」の任期満了と重なるからなあ。いずれにしても、鳩的には、「投首の任期」が、この9月までだからなあ。夏祭りの結果を踏まえて、続投が可能なのかどうかだろうなあ。「勝敗ライン」をどこに設定するかだろうなあ。いずれにしても、「投首センキョ」になると思う。岡田あたりは、「蜜約モンダイ」で点を稼いだんで、「跡目」を虎視眈々と狙っておるだろうな(笑)。あと、菅もどうするんだろうなあ。案外、「石原のおぢいちゃんの後釜」に色気を見せておるかもしれんからなあ。アレは、来年(11年)春の統一地方センキョか。
#その普天間いじくり回しモンダイもだな、あのSACO合意がいつだったんだよ? 確か、橋龍んときだから、96年かよ。それから、「14年」も経ってるのに、「普天間」は、1mも動いとらんのだからな(笑)。コレを片付けるには、セー権の一つは二つ、フッ飛ぶくらいのカクゴがなけりゃ、あんなもん、動かせんて。「名護移設」だって、最初は、撤去OKの「メガフロートの海上ヘリポート案」から始まって、「それぢゃあ、埋め立てリケンのオコボレに与れんぢゃないか!」ってことで、「L字」だ、「V字」だと、さんざん、弄繰り回した挙句、「ぢゃあ、それを、やめにします」ってなったら、亜米利加が怒るも無理ねえよなあ。ワシが交渉セキニン者であっても、「で、オマエんとこは、どうなってるんだ?」だよなあ。
だから、持ち場的には、外務ショウ、ぼーエイ庁、んで、地元の3つがまずあって、それに、今、3党連立で、民、国、社で、みんな、言ってることが、全部、バラバラなんだから(笑)、こんな状況でまとまるワケがねえんだよ。見りゃ、分かるんだから、「5月ケッチャク」だなんて言うと、それで言質取られるんだから、デキもせんことは、「口にチャック」で、少し、発言を控えてだな、「死んだフリ」でもしてだな、ストレートに「夏祭りの最大争点」にして、それで、民意を問えばいいぢゃないか。まず、「地元」だと思うなあ。どうせ、仲井真も、任期が、あと、半年を切って、秋は知事センキョなんだから、「それから」で十分だよなあ。下地ミキオも、虎視眈々と狙ってるんだろ? どうも、今、オキナワは「不満ガス」が、充満しとるから、このタイミングで突っ走っても、ロクなことにならんからな。
#今、「仕分け」ってのが、流行りコトバになっておるが、その意味で言うとだな、今の国怪っていうか、「政治の対応」っていうことで見ていると、「緩急のメリハリ」っていうか、あんな、別に緊急を要せん「最高刑・死刑のハンザイについては、時効撤廃ホウアン」については、審議ほぼゼロでスルーさせようとする一方で、本来、もっと急いで、手をつけなアカンようなものについては、「放置状態」ってのは、いったい、どういうことなんだろうと思うよなあ。そこらの「仕分け」をきちんと、ヤラなアカンよなあ。
例えば、神奈川シンブンが、今朝(4・17)で、3回目を迎えておるんだが、「ルポ・子どもの貧困」ってことで、「夜間定時制高校に通う子どもたちの、それ」について、「定点観測」ってことで取り上げておるんだが、ワシなんかが、思ってる以上に、「唖然」な状況が、起こってるんだよなあ。クレジットが入っておらんので、共同電でのうて、たぶん、神奈川出稿の記事だと思うんだが、それはともかく、ある女の子が、住む場所がなくて、公園の便所に寝泊りして、そこだったら、顔を洗えるってことで、そこから、昼間はケータイの組み立て工場に通って、学費とメシ代を稼いで、夜は高校に通ってるってんだが、その「貧富の格差」っていうことで言うと、その「下の方」の底の抜け方が、凄いってカンジがするんだよなあ。
夜間定時制に通う生徒たちの、全部が全部、そうだとは思わんのだが、でも、こういうところに「しわ寄せ」って、間違いなく、来てるよなあ。でも、こういうモンダイを取り上げたところで、高校生は「参政ケン」なんてねえし、まして、ウラから国怪ギインの連中に、小遣いを渡すなんてこともできんわけだからなあ。ま、「カネ」なんてのは、あるところにはあってだな、儲けておるところは、しこたま「溜め込んで」んだからなあ。そういうところが、「オイシイ思い」をしマクってるのと裏腹に、こういう弱いところが、そのしわ寄せで、いいように「食いモン」にされてるんだよなあ。いやあ、イケダモン大先生、「ホンモノの宗教指導者」だったら、こういうところにこそ、「救いの手」を差し延べんとだよなあ(笑)。いったい、丸ハムの連中は、何やってるんだろうなあ。いいよなあ、宗教ホウジンは、「非課税特ケン」で、しこたま、「ナイブ留保」を溜め込んでおるからなあ。
#しかし、世の中的には、あまりに反応がないんで、逆にビックリしておるのだが、ワシは、この「最高刑・死刑のハンザイの、時効撤廃ホウアン」ってのは、まさに、「重要ホウアン」だと思う。例えば、白川勝彦のオッサンのように、日々、刑事サイバンの弁護のゲンバに立ちあっている人間が、何か、一言あってしかるべきだ思う。いよいよ、耄碌してきたのかっていう気がする。ワシは、「白川新党ムーブメント」を、強烈に支持した者として、あまり、批判的な言辞はしたくないのだが、彼は、例の「世紀の悪法=狂暴罪」が、国怪で動いておった最中も、何一つ、コトバを発せんかった。「リベラリスト」として、おかしい。
今回だって、こんなワケのワカらない、ある意味、刑訴訟の根本を変えるホウアンが、今、まさに、国怪で動いておるのに、コメントが一切、ないってのは、一体、どういうことなんだ? 「冤罪を抑止する」っていう観点からしても、「時効を撤廃する」ってのは、どうみても、おかしい。あと、保坂展人だって、「衆」の法務委員怪に所属しておったんだから、このホウアンが意味するところについて、分からんわけがないんだ。それなのに、アンタッチャブルってのは、「どういうことなんだ?」という気がする。ワシは、冤罪抑止の方策として、「取り調べの(全面的な)可視化」よりも、まず、このワケのワカらん「時効撤廃ホウアン」を、止めることだと思う。コイツは「死刑制度の強化」ともリンクしておるわけだし、ワシは、これに対する対応ってのは、「リベラル」かどうかを判定する、リトマス試験紙ですら、あると思う。
ワシは、「サツジン罪とかの、最高刑・死刑」の時効については、現行の「25年」で、十分だと思う。四半世紀、捜査を続けても、犯人が検挙できんジケンの解決なんてのは、無理だって。そんな無理スジのジケンで、時効を撤廃したら、誰だって、犯人にデッチ上げることなんて、できるからなあ。「いいか、オマエ、50年前のコロシは、オマエがやったんだろう!」ってなあ(笑)。そりゃ、ヒガイ者にしてみりゃ、犯人を捕まえて欲しいキモチは、わかるが、証拠が十分でないものは、ザンネンながら、あるし、「とにかく、誰でもエエから、スケープゴートを挙げればいい」ってことになれば、それこそ、足利ジケンだ、狭山ジケンが、連発するぢゃないか! 和歌山カレーのジケンも、ワシは、ゲンバに行ったが、林真須美は、相当、証拠薄弱なのに、「死刑」が出ておるんだからな。アレは、「あんな狭い地域で、犯人が出てこんのは、おかしい。とにかく、誰でもエエから、犯人を挙げろ!」っていうヨロンを、マスコミが煽ったから、ああなったんだ。まずは、「そこ」を見るべきだと思う。コレは、ソーサ機関の「暴走」を、ある意味、後押しさせる「しくみ」だからなあ。
#今朝(4・18)の東京シンブンが、1社のアタマで、まあ、「アリバイ作り原稿」だわなあ、その「最高刑・死刑のハンザイの時効撤廃ホウアン」の是非の、賛成、反対の双方の意見を掲載しておって、日弁連は、「反対」の姿勢なんだな。それは、当然だと思うんだが、「賛成派」のイデオローグが、日弁連のフク会長もやっておって、その「全国犯罪ヒガイシャの会」の代表幹事もやっとる「岡村勲」だったなあ。この爺サンが入っておったってのは、「大きい」よなあ。確か、嫁ハンが、仕事関連とみられる逆恨みか何かで、殺害されておったんだよなあ。ただ、そうした「ヒガイ者の声」だけしゃあ、このテのチアン立法は、動かんからな(笑)。確かに、他に、光市母子殺害ジケンの被害者のダンナだよなあ、彼も含めて、世間にアピールしやすい「広告塔」の存在は、重要だが、「自公」という、極めて、非民主的かつ、ファッショな政治勢力が、「ケンリョク中枢」で牛耳っておったがゆえに、「動いてきた」もんだからな。ツボは、まさに「そこ」だと思う。
何度でも言うが、「時効の撤廃」っていう、「刑訴訟法の根幹」をいじくり回すことに加えて、「法執行前の過去のジケンに対しても、遡って適用する」っていう、ニッポン国憲法第39条の「遡及処罰の禁止」にも、モロ、抵触する、「ケンポー違反の法律」なんだよな。こんなトンデモ法案が、何のギロンも、徹底シンギもないまま、国怪をスルーしようとしてるってのは、コイツは、スゴイことなんだよなあ。ただ、ホウアンが、今通常国怪で、このまま成立するとなるとだな、ぬあんと、「95・9・1」に東京・東村山市で発生した、同市議・朝木明代の「転落死ジケン」も、時効撤廃の対象になるからなあ(笑)。しかし、イケダモン大先生も、よく、信濃町丸ハムファイターズに「OK」のサインを出したよなあ。朝木とは、かつて同志だった同市議の矢野穂積は、「時効撤廃、いいぞ。ジャンジャン、やったれー!」って、自分のブログとかに書いてるんだよなあ。あの後藤忠政だって、今やヤクザ稼業から足を洗って、出家して坊主になってるんだからなあ。諸々、「野」におるとアブねえからなあ。