三井環(元大阪高検公安部長)氏の「口封じ逮捕事件」に対する上告棄却決定を弾劾する(承前) |
#それで、今日(8・7)発売の『創』(9・10月合併号)で、また、三井環のオッサンの手記が落ちてたんで、さっき、オッサンの奥さんに電話したら、「原稿は送信していたのですが、『今回は、他の原稿でイッパイで、落とすことになりました」って、編集チョウからメールが、事前に入っておったとのことだった。まあ、一つに、「あんまり睨まれるのも、イヤだしーー」っていう、赤レンガに対する「気遣い」と、あと、篠田博之本人が、「どうしても、この原稿は掲載する」っていう意気込みがないんだろうなあ。まあ、鵺にキャンキャン言ったところで、「暖簾に手押し」だからな。
それはそうと、三井環のオッサンも、インシュリンは打っているものの、血圧や血糖値、肝機能といった「数値」は諸々、ほぼ正常で、相変わらず、元気だってことなんで、そこは「ヤレヤレ、ほっと一息」ってところだよなあ。ホンマ、原田明夫に、松尾邦弘、但木敬一、さらには、加納駿亮、大塚清明とかいった、「口封じタイホ」に関与した連中が、いいとこに「顧問」で天下って、イッパイ、小遣いを毟り取って、このクソ暑いのにもかかわらず、毎日、冷房の効いた部屋で、のうのうとしておるかと思うと、ワシも、怒りマクリンスキー状態であること、この上ないが、ただ、三井のオッサンが、ムショに入ったことで、「断酒状態」に置かれた結果、「健康が回復した」ということを思うと、チョー複雑な心境だよなあ(笑)。収監直前なんかは、酒の量が凄かったからなあ。ワシも酒が好きだし、量も飲めるんで、キモチはわかるんだが、健康麺を考えると、もう少し、程々にせんとなんだよなあ。また、しばらく、オッサンとも、ご無沙汰しとるんで、近々、静岡に遊びにでも行くかいなあ。
#ん、「ソーリを目指しておった男」こと、河村たかしが市チョーになった名古屋で、また、「URAGANE」が出てきとるのか(笑)。03年度から08年度までの6年間で、「預け」「差し替え」という手口で、業者を巻き込んだカタチで、計約4000萬円かあ。大筋の捻出方法としては、古田んところの岐阜ケンの出先土木ジム所や中津川市なんかと、同じだよなあ。ただ、「蒲」がバラした手口の方が、全然、巧妙だよなあ。名古屋も、ついこの前にン億円単位のURAGANEが出てきて、「もう、ない」ってことになっておったのに、まだ、出てきておるのか。そんなもん、「既得ケン」なんだから、おいそれと手放すかよ。河村たかしも、今度のチョーさを終えて、「コレで、名古屋市のURAGANEは根絶した」なんて、間違っても口にせんことだな。どうせ、また、バレんように、もっとウラに潜って、手口は、巧妙化していくからな。で、あと、そのまんま東は、宮崎ケンの知事になって、もう、まる2年は経過しとるのか? だとすると、そろそろ、諸々、タガが緩んでくる頃だよなあ。東は、チジに就任の第1声が、「URAGANEは、もう、ないですよね?」だったよなあ。コレで、また、もし、ゾロゾロと出てきた日には、岐阜の古田のマネをせな、アカンやないか!
#ほいで、01年の10月、コイズミ内閣の法務ダイジンとして、三井環のオッサンが「刺し」に行った「加納駿亮」の、福岡コーケン検事チョー昇任認人事について、「あんな、刑事コクハツされてるような人間の昇任なんて、認められるわけ、ないでしょ」って、赤レンガに「NO!」を突きつけておったのに、原田明夫が、後藤田正晴の爺さんを経由して、コイズミと「直」で会うて、土下座までしてしもうたんで、一転して、「GO!」にしてしもうた森山真弓が、今日(8・8)、自民党の公認を辞退し、事実上の引退表明か。しかし、森山は、例の、イケダモン大先生と超ラブラブのアグネス・チャンがキャンキャンと煽っておった、「児童ポルノ単純所持導入」の旗振り役として、「ギイン立法」にも、名前を出しておったんだろ。その「第1人者」が、総センキョに出ねえなんて、どうしようもねえぢゃねえか。こんなもん、事実上の「永久廃案」ぢゃないか!
#で、今日(8・9)、去年(08年)の5月に学研から、『天皇の金塊』という本を出した「高橋五郎」(ペンネームでのうて、実名)というオッサンと会うて、茶飲みバナシをしてきたで(笑)。同じヨコハマ市在住ってことで、ご近所っていえば、ご近所なんで、元町・中華街の喫茶店で、昼間は、クソ暑かったんで、冷コーを飲みながら、お互い、「ブンヤ」っていうか、「スパイ同士」、蜜度の濃い情報交換怪やったな。高橋のオッサンは、その『天皇の金塊』を出した後、去年の10月には、『天皇の金塊とヒロシマ原爆』、んで、この8月25日には、同じく学研から、『天皇のスパイ』を刊行し、「天皇の金塊3部作」が出揃うということだ。「天皇の金塊」については、全て、その高橋のオッサンの本に書いてある通りなんで、興味のある人は、読んでみたらいい。要するにだな、世界金融は、ロスチャイルド様の「金本位制」で、すべて動いておるってことで、何ていうんかいなあ、ロス様の鼻息で動いておるシティーも、ウォールstも、「カネが全てで、カネのためなら、ニンゲンの命なんてのは、糞以下」ってことやな(笑)。だから、原爆ヒガイシャの賠償金なんか、ニッポン政府に請求して、ワシらの血税で支払うて、どないするんやってカンジだよなあ。あんなもん、ロスチャイルドんところに請求書を送りつけなきゃ、アカンわなあ。どうせ、連中にとっては、「端ガネ以下」なんだからな。アレは、「国際金融資本」でのうて、「コクサイ金融ヤクザ」やからな(笑)。逆に言えば、全て、「カネ次第」なんで、チョー、わかりやすい連中だな。
あと、ヒロシマ、ナガサキの「反戦、反核運動」なんてのも、連中にしてみりゃ、「いかに、核兵器にセールス価値があるか」ってことを、宣伝しとるだけだから、痛くも痒くもないっていうか、「もっと、ジャンジャンやってくれ!」ってところだよなあ。だから、ロスチャイルド様がイチゲン管理しとる、「菊の紋ファンド」でウラ調達すりゃ、ナンボもカネなんて融通できるからな。連中の感覚だと、「億(円)」ってのは、ホンマ、端ガネで、ヤツらが扱うのは「兆(円)以上」なんだってな。ニッポンの「菊の紋所」も含めて、世界各地の「王室」ってのは、「金塊の保管場所」なんだな。そのカラクリが全部、わかったんで、すべて、アホらしいよなあ。だから、「長州藩」の忍者ブタイ(=ボー略部隊)である「黒手組」所属の伊藤俊輔率いる「力士隊」のアイドルだった、「大室寅之祐」が、「明治天皇」であるのは、100%間違いない。だから、孝明と明治との間に、血の繋がりは、一切、ない。ワシもブンヤだから、ちゃんと、長州の田布施まで何度も足を運んで、「ウラ」を獲ってるんだ。それは、ワシがジャーナリスト生命の全てを賭けて、断言する。そこの「デタラメ」から、「金の百合」でも、「菊の紋ファンド」でもええが、「その金塊を担保とした、巨額マネーのウラ調達」ができておるんだからな(笑)。ぬあにが、ニッポンの政府のイッパン会計の赤字が、たった、「1000兆円」だって?そんなもん、「菊の紋ファンド」で、すぐにチョー達できる額だからな。
で、高橋のオッサンと喋っておって、オモロかったのは、その『天皇の金塊』を出してから、小沢んところから、日銀ソーサイ就任をクビになった、あの「武藤ナントカ」とかいうおやぢが、「ぜひ、会いたい」って言ってきたが、「あんな胡散臭いヤツ、会えるか」って、麺怪を断ったそうだ。武藤の嫁ハンの弟ってのが、どうも、ヤクザ筋らしいな。それで、いろいろとアコギなことをやっておったってことだ。
その高橋のオッサンの『天皇の金塊』3部作で出てくる、ユダヤ系スペイン人のスパイ、「ベラルコ」ってのは、二重、三重、四重のスパイってことで、いろんなところから、小遣いを貰うておったってことだが、「本籍」は、「バチカン」だったってんだよな。ワシは、「ブンヤとは、スパイである」という立場で、当然、「何重ものスパイ」であるんだが、重要なのは、そこで、「足場」を置いておる、「立ち位置」、つまり、「本籍」なんだよな。ワシの本籍は、「民主主義」や! 要は、そこで「獲ったネタ」を、どう扱うかで、そのベラルコみたいな糞スパイは、「カネ」のためだろうが、ワシは、こうやって、「字にする」というのが、生命線だ。なぜなら、ジャーナリストが獲ったネタは、「私物」ではないからな。それは、ブンヤが入手した瞬間から、「読者のモノ」なんだからな。「読者のモノ」とは、オープンに広く公開していくことだ。それが、「民主主義」や、このアホンダラが! そやから、のび太君や、消費税率を上げる前にだな、その「菊の紋ファンド」の裏書をしてだな、IMFでも、FRBでも、どこでもええから、ロス君とハナシをつけてだな、カネの溜まりのあるところから、ザイゲンをチョー達してくれよ、頼むで!
#そうか、のりピーのシャブ所持タイホで、「お蔵入り」となった、隼町発注の「サイバン員制度PR映画DVD」は、ワシらの血税から、7000萬円も投入されとるのかあ。ぢゃあ、隼町は、どう、オトシマエをつけるんかいなあ。のりピーは、都心の億ションに住んでおるんだったら、「それを売り払って、弁償せいや!」って言いたくはなるよなあ。
#そうかあ、「85・8・12」の日航ジャンボ機墜落から、もう、まる24年かあ。「24年」って、そのとき、生まれた赤ん坊が、もう、いいオトナだからなあ。ワシも、あのジコというより、「ジケン」だが、あの日のことは、今でも、よく覚えている。ちょうど、お盆ってことで、実家に帰省しておって、そのとき、「臨時ニュース」で知って、ビックリした。確か、あの「マジメまして」の、「逸見政孝」んところだったと思う。今でも、遺族が、慰霊登山をして、精霊流しをしている光景を見てると、同じひとりの人間として、本当に、一粒の涙を禁じえない。
で、あの「JAL123便」が、「ジコ」ではなく、「ジケンである」というハナシだが、うかつにも、その「空対空ミサイル」(もしくは、「艦対空ミサイル」)で撃墜されたんだという話を、つい、最近知った。本当に、恥ずかしながら、ワシ、これまで知らんかった。既にネット上では、この情報は、「字」になっておるし、これを扱った本も、じつは既に出ておって、池田昌昭著『完全犯罪 JAL123便撃墜事件』(文芸社、03年)というのがあるんだな。まだ、ワシは読んでおらんのだが、今、手配しておるんで、そう遠からず読む予定だ。
ほいで、この「JAL123便撃墜」のネタを知ったのは、その「上」で書いた、『天皇の金塊』3部作を著した「高橋五郎」のオッサンの講演怪の場だったんだな。というのは、ワシが、コイツもつい最近だが、この『天皇の金塊』を読んで、どうしても、著者本人に会うてハナシを聞きたいと思っておったんだが、連絡先が分からんで、で、コレも後で判明したんだが、その版元の学研気付で、ワシは取材依頼の手紙を出しておったんだが、担当編集者がネグっておって、著者にワシの手紙を転送しておらんかったんだな。ま、それは、今となっては、もう、「結果オーライ」なんで、どうでもええんだが、ちょうど、たまたま、ネットで検索しておったら、その高橋のオッサンの講演怪が、この「8・8」に、東京・北区の王子であることを知り、それで、ハナシを聞きに行って、後で名刺を渡し、その場で、麺怪を申し込んでおったというわけだ。で、会うたのが、その翌日だったんで、その意味では、ホンマ、この講演怪の存在を知らんかったら、その高橋のオッサンとは、おそらく、永久に会えんかったかもしれんから、「縁」とは、つくづく、不思議なものだ。だから、「会う人とは、会うし、別れる人とは、別れる」ってことだよなあ。
で、その「JAL123便」のハナシに戻すと、その高橋のオッサンの講演怪に、はるばる群馬から来ておったというおにいちゃんがおって、その彼が、その墜落ジケンを、地元ってことで、何度もゲンバに足を運んで、いろいろと調べておって、おかしな状況が、次々と出てきているというんだ。で、ワシ、そんなこと、知らんから、最初は、「何、アホなことを言ってるんだ?」と思っておったんだが、どうも、そのジャンボ機は羽田を出て、間もなく、相模湾の上を飛行中、尾翼部分にミサイルを被弾しとるようなんだな。そのミサイルの発射元が、「空自の誤爆説」ってのは、かなり前から出ておるんだが、ただ、そこでブチ込まれたミサイルってのが、ただのバクダンでのうて、「中性子バクダン」だってんだよな。例えば、墜落した際、長野方面では、「キノコ雲」が見えたとか、あと、被爆すると、モノは保存状態が、全然、よくなるってんかいなあ、ゲンバに散乱しておった遺品なんかでも、「新品同様」のままで時間が経過しておるってんだよな。
その「中性子バクダン」ってのは、「核兵器の一つ」ではあるが、ヒロシマ、ナガサキに落とした原爆、水爆のような破壊力はなくとも、「放射能による影響力」は保持してるってんだよな。だから、「劣化ウラン弾」をもっと強力にしたカンジっていっていいんだろうかなあ。だとすると、いくら何でも、ニッポンの空自は、そんな核バクダンなんて持っておらんだろうが、発射元は「亜米利加サマ」ってことになるが(笑)、その証拠に、そのJAL123便は、尾翼の落下後、すぐに引き返して、横田基地に緊急着陸したいという旨、打診したにも関わらず、亜米利加サマは「拒否」しとるってんだな。だから、コイツが事実とすれば、JALはもとより、ボーイング社も、責任は全くないんだよなあ。
ワシは、この「日航機墜落ジケン」については、独自の情報を持っておらんので、現時点では、「撃墜された」という確証を持っておるわけではないが、ただ、まあ、「連中」のことだから、「お盆の帰省」を狙って、そんな「中性子バクダン」を使って、旅客機を落とすなんて、ナンボでもヤルだろう。ただ、「では、いったい、なぜ?」ということを考えたとき、高橋五郎のオッサンのヨミは冴えておるっていうか、その翌月に、竹下が亜米利加に行って、「プラザ合意」を飲まされておるだろ。亜米利加の「双子の赤字」を解消すべく、あの「発狂バブル」のセーサクを、「黄色いサルども」に飲ませるための、「仕掛け」だった、と。「なるほど、さも、ありなん」だと思うワ(笑)
そのロスチャイルドをはじめとして、連中なんてのは、「ニンゲンの命」なんて、屁とも思っておらんからな。「カネ儲けのためには、とりわけ、あの黄色いサルなんてのは、いくら殺戮しても、チョーOK」としか思っておらんからな。あの連中に「反戦平和」だの、「核ゼロ」なんて言ったところで、「カエルの顔にショんベン」だからな。連中の麺タリティーってのを、もう少し、よく研究した方がいい。ヒットラーやスターリン、毛沢東、ポルポトと、何の違いもないからな。「カネの勘定」しかできん、ただの「キチ○イ」だからな。要するに、「人を殺すのを、何とも思っておらん連中」だから、「ヤクザ」と同じや!
だからだな、そのロスチャイルドの連中を、オモテに引っ張り出してだな、パンツを脱がして、ケツの毛を全部、毟り取れってんだ、このアホンダラが!あのベンジャミン・フルフォードも、そんな「イルミナティ」とか、「ルシフェリアン」とかいう、「不特定多数をターゲットとした、ワケのワカらん看板」に向かって、グジャグジャと言っておらんで、その「ロスチャイルド宗家」の、「最高ケンリョク者」の、「固有名詞」を、ちゃんと出してだな、どうせ、連中なんて、デタラメやっとるに決まってるんだから、その一つ一つの「スキャンダル」を徹底的に暴かんことには、連中、何ひとつ、痛くも痒くもねえからなあ。「フリーメーソン」にしろ、「イルミナティ」にしろ、要は「菱の代紋」と同じで、「屋号」だからな。屋号に向かって、「アソコは、チョー怖いヒミツ結社なんです」と言ったところで、そんなもん、「何も言っておらんのと、同じ」だからな。「ヤクザ」が恐れられておるのは、「法を犯す」からではない。「平気で人を殺す」からだ。連中の思考回路、行動様式も、それと、全く、同じだからな。だから、連中なんてのは、まさに、「国際金融ヤクザ」そのものや(笑)
それで、この件に関して、一つだけ言うとだな、当時のソーリ大臣の「昭和の大勲位」こと、バーコード・ナカソネは、死ぬ前に、諸々、「全て、喋れ」ってんだ。もう、「90歳」も過ぎて、怖いんもんなんて、ねえだろうが!
#そういえば、終戦キネン日(8・15)が近いからというわけではないが、たまたま、今、戦争関連の本を読んでおって、まず、1冊は『ある憲兵の記録』(朝日文庫、91年)。コレは、朝日シンブンの山形支局のキシャが、時期的には、ちょうど四半世紀前だなあ、昭和59年から60年にかけて、大ニッポン帝国軍ブの憲兵隊におったという爺さんに対する、聞き書きだなあ。延々と地方版に連載しておって、単行本化しておってのを、文庫に再録したものだ。昭和59年っていえば、ワシがシンブン社に入る4年も前だから、この取材を担当したキシャは、もし、まだ、社内におるとすれば、もう、50歳前後だよなあ。この本は、一言でいえば、宮本常一の「忘れられた日本人」そのものだ。憲兵隊ってのは、要は、スパイを摘発するために、拷問を加えるセクションなんだが、そこでの生々しいやりとりが詳細に記されておって、オモロイなあ。
で、この喋った爺さんは、中国の満州方面で憲兵でおったってんだが、「拷問のリアル」ってことで、やっぱり、「水攻め」ってのは、自供を取るために、いちばん効果的だってんだよな。あと、「鞭より飴」っていうのか、「確信犯」ってのは、なかなか喋らんものなんだが、そういうのは、ただ鞭を打ってもしょうがないんで、「飴」っていうんかいなあ、やっぱり、弱いところから攻めるっていうのか、「妻子」に手を回して、「我々に協力して、喋ったら、全て許してやって、旨いもんも食わせてやる」ってハナシを持ってくってんだな。それで、難攻不落の中国人のオトコも、「落ちた」ってんだよな。で、全部、吐かせた後は、「命は助けてやる」という約束を反古にして、処刑するんだがな(笑)。まあ、「押してもダメなら、引いてみな」ってのが、「拷問の極意」なんだが、コレは、治安イジ法の実施マニュアルである「思想ハンニン取調要綱」の中に、ちゃんと、書いてあるってんだよな。
#で、「上」の続きで、戦争関連の、もう1冊の本は、岩川隆『巨魁 岸信介研究』(ちくま文庫、06年)。もともとは、1977年に月刊誌の連載を単行本化しておったものだが、ちょうど、「アベ、ソーリ就任」の際、「岸の孫」ってことで、「岸信介本」がいろいろと、このとき(06年9月)は出ておって、その中の1冊だな。コイツで、ワシ、「へえー」って思ったのが、「弟の佐藤栄作」との絆だな。思っている以上に、「兄弟の血」は濃いっていうか、ここまでズブズブで動いているってのは、少し、意外だったな。兄弟っても、いろいろあるからな。で、例の「沖縄返還」で、岸もちゃんとウラで動いておるんだが、そのことを、岸は、当時の週刊誌(文春)で、草柳大蔵にバクロしておったんだな。つまり、アイク国葬の際、岸は亜米利加に行って、そこでニクソンと会うたことで、ニクソンは「沖縄返還」について、初めてクビを縦に振ったってんだが、実を言うと(笑)、岸はちゃんと、ニクソンにも「小遣い」を、ウラから渡しておるんだよな。その高橋五郎のオッサンの『天皇の金塊』に、「三上照夫」っていう人物が出てくるが、コイツが昭和天皇に食い込んでおる一方で、岸とも超ズブズブで、この三上は、その沖縄返還についても、岸から相談を受けておったってんだよなあ。で、その京産大の「若泉敬」ってのは、この「三上の弟子」ってんだから、ホンマ、漫画そのものだよなあ。佐藤は、その「沖縄返還」を、最大のライフワークにしておったんだが、兄貴がこうやって、ちゃんと、ウラで動いたことで、「沖縄返還」はスムーズに進んだんだからなあ。連中にしてみるとだな、「わかった。返してヤルから、ぢゃあ、ナンボ出すんだ?」の世界だからな(笑)。チョー、わかりやすい連中だよなあ。ついでに言うておくと、岸も佐藤も「田布施の出身」だからな。当然、「大室寅之祐のこと」なんか、100%知っとるからな。「ケンリョクを握る」ってのは、こういうふうに「キミツ情報を握る」ってことだからな。
#で、池田昌昭著『完全犯罪 JAL123便撃墜事件』(文芸社、03年)を読んだ。要は、この本は、「JAL123便は撃墜された」という見立てを、著者が開陳しておるものであって、仮に、その「撃墜」が事実であったとしても、そう、カンタンにウラが取れるハナシではないんで、何て言うんだろうなあ、諸々の状況証拠から推理するに、「ジコによる墜落」では、余りにもおかし過ぎるという前提をもとに、「墜落ジケンのシナリオ」を、この著者なりに、披露しとるんだな。で、かいつまんで言うと、まず、123便が羽田離陸後、伊豆半島にさしかかる前の相模湾上で、「1発目」を尾翼部分に着弾し、その後、横田に緊急着陸しようとしたが、なぜか、拒否され、御鷹山に誘導される形で、トドメの「2発」を受けて、落下したってんだよな。本来であれば、最初の1発で、相模湾に撃沈させてもよさそうなものだが、この著者の見立ては、「最初から、わざと、1発目で落とさず、綿密に練って、御鷹山に落とすよう、トドメを刺した」ってことなんだよな。
まず、この「撃墜説」だが、ワシは十分にありえると思う。っていうか、そういう前提に立った方が、いろいろと説明のつくことが多い。だいたい、飛行機の墜落ジコってのは、離発着時、「空港において」って、相場は決まってんだよな。ほぼ、着陸の失敗で、操縦士が下手くそだったとか、整備ミスとか、あと、最近のボンバルディア機にみたいに、車輪がうまく出てこんっていったような、欠陥商品を掴まされるとかな。そんな、飛行中に、エンジン部分が落下するなら、まだ、わかるが、機体のケツにある垂直尾翼が、いきなり、落下するかよ(笑)。だから、「撃墜説」を前提に、ハナシを進めるとだな、その相模湾上で被弾した1発目ってのは、そんなに破壊力はなかったんぢゃないかなあ。「模擬弾」だったとか、空自が持っておった、発射訓練用に使う「標的機」だったというハナシは、出てるからなあ。1発目で、ブチ当てて、それで相模湾に撃沈させれば、それでオシマイだったのに、あに図らんや、そのまま、奇跡的に飛行が続いたんで、「しょうがねえ、だったら、本格的なミサイル発射して、叩き落とすかよ」ってことになったぢゃねえかなあ。そうすると、墜落ゲンバの長野方面から見えた、「キノコ雲の存在」と、辻褄が合ってくるんだよなあ。『週刊ポスト』の85年9月20日号に、「吉原公一郎」っていうフリーのブンヤが、「墜落ゲンバに、JAL機とは思えないオレンジ色の金属片を撮影したビデオテープを入手した」というネタを「字」にしておって、コイツが、空自の保有する「訓練用の標的機」だったんぢゃねえかという推論を立てておるんだが、この他にも、諸々、「ジコ」として始末するには、余りに不可思議な点が、ナンボでも出てくるというのは、事実なんだな。
#「国師」こと、大川隆法センセイ率いる「幸福実現党!」のドタバタ劇、まあ、ワシは具体的なナイブ情報を何一つ、持ち合わせておらんので、エラソウに言える資格は、全くないが、ただ、あの「8・2」の産経シンブンの、「田母神&大川の嫁ハン、2ショット顔出し怪談(上)(下)」の2頁にわたる全麺広告は、さすがに、度肝を抜かれたっていうか、腰を抜かしそうになったよなあ(笑)。いくら、宗教団体でカネを持ってるってことで、北のわがままおやぢんところの「イチモツ発射」を、ジャンジャンと叩いてくれるとはいっても、当事者は、ココまでヤルかよっていうのが、正直な感想だよなあ。相当、焦ってるっていうか、ケツに火が点いてるんだよな。いちおう、シンブンっていう「社怪の公器」なんだから、節操ってもんがあるだろうが。ほいで、大川隆法も、「自分が出る、出ない」なんていう、みっともないマネをするくらいだったら、自分んところから、田母神を担ぎ出すっていう、「ウルトラC」を、ぬあんで、ヤラねんだ? そうやってブレまくっとるから、セイケン与党の連中に、いいようにオモチャにされるんだよなあ。