三井環(元大阪高検公安部長)氏の「口封じ逮捕事件」に対する上告棄却決定を弾劾する(承前) |
#そういえば、今日(7・17)付の赤レンガの人事で、例の三井環のオッサンの口封じタイホ劇で、当時、末端の「手足」として、大阪チケンの公判ブのフク部長として、渡真利忠光のコーハンを担当しておった、「大島忠郁」が、サイコー検のヒラから、金沢チケンの検事セイへと、ちゃんと、栄転しとるやないか。大島も、「証人尋問の打ち合わせ」と称して、大阪の拘置ショで、「ションベン刑」の服役をしておった渡真利んところに、何十回と足を運んで、本番で「大ウソ」をつくためのリハーサルを、やってるんだからな。そのおかげで、早々と、チケンの検事正までなれたんだから、腐りまくっとるよなあ。「くれぐれも、これからも、まかり間違っても、顔出しで、余計なことは、喋るなよ」というメッセージだからな。まさに、ソシキを上げての、「飴と鞭」による「口封じ」だからなあ。まあ、こんなことを書いたところで、連中なんか、のうのうとしとるだけだから、「カエルの顔にションベン」だけどな(笑)
#で、「イカサマ大統領センキョ」で、アハマディネジャドが「再選したことにした」、イランだが、その「アガザデ」とかいう、フク大統領兼原子力庁チョー官が、辞表を出しておったのが、受理されたのか。こんもなもん、アハマディネジャドなんかに、人事権なんてないから、「ハネネイの了解」を取ってるに決まってるが、しかし、この職は、あの国では最重要ポストだよなあ。辞表を出しておったのが、3週間前っていうから、いちおう、慰留はしておったんだろうなあ。ただ、この第1報が流れたのが、ニッポン時間の昨日(7・16)の夜なんだが、リーク元は「イラン学生通信」(ISNA)ってんだよな。ぬあんだ、この「学生通信」ってのは、大学生が、片手間に、アルバイトで、ニュースを打電しておるのか? 通常、こういうのは、御用の国営テレビとかが、「人事発令」として、通達するんだろうになあ。田中宇の国際ニュース解説を読んでも、そのへんの「機微」は、分からんよなあ。でも、アソコも、「不満ガス」が、相当、溜まってきてるってカンジだよなあ。ニッポンの平河町みたいに、どっかで、チョット、抜いておかんと、ガスはどんどんと充満する一方だから、マッチ1本投げ込んだら、即、大バクハツを起こすよなあ(笑)
#おっ、鳩山兄、今日(7・17)の夕方のぶら下がりカイケンで喋った、毎日が朝刊で1麺のアタマだったかな、デカデカと書いておった、「インド洋での給油継続方針」、ちゃんと、総センキョ前の段階でオープンにして、じつに、正直でいいぢゃないか。コイツが、「自社さ」でソーリに担ぎ上げられた、あの村山富市のジイサンみたいに、アホ政策に、ケンポー、原発と、「一晩にして、引っクリ返した」ときより、まだ、マシだからな。「セキニン政党」として、亜米利加サマのケツの穴も、ちゃんと舐めますという、メッセージを発しておいて、チョットは安心もさせておかんとだからな。しかし、もう、セイケンを獲ったツモリで、いい気になってるんだよなあ。こういうことを言うとなると、あんまり甘やかすのも、マイナス作用ってことで、あの「故人献金」のモンダイで、「まっ黒いハト」(by弟の邦夫)のクビを、ジャンジャンと締め上げる必要性が、出てくるな。
#そういえば、昨日(7・16)、大阪のチサイで、あの預かり金サギのジケンで、収監直後にタイホされたモリカズの判決コーハンがあって、懲役3年の実刑かあ。で、モリカズは、即、控訴しとるのか。しかし、モリカズに対しては、あの幻冬社からの『反転』が、バカ売れして、ブイブイと言わせておる頃は、宮崎学(動物写真家でのうて、キツネ目のおやぢの方)やラスプーチン、田原総一朗といった、神保町で群がっておる連中は、揉み手擦り手で、対談本とかを売り抜けて、いい顔しておったのに、大阪拘置ショでタイホされて、風向きが変わった途端、シカトだからなあ。まあ、わかりやすくて、いいだんけどな。あーあ、連中のように、「安牌」にならんと、この商売で、カネ儲けできんからなあ。で、こんなことを書いてばっかおると、その「ギルド」も入れて貰えんから、そのオコボレにも与れんというワケだ(笑)
#ほいで、「麻生降ろし」も、あっけなく、ケリが着いたなあ。コレで、「7・21、衆院カイサン」が、ほぼ確定したなあ。ナンダカンダ言ったところで、執行ブは、「財布のヒモ」を握ってるわけだからな。「公認(料)外し」という名の「兵糧攻め」をすりゃ、日和見連中なんて、すぐ、「キャイーん」って、音を上げるからな。中川秀にせよ、武部にせよ、ハバツの金庫の鍵を持ってねえんだろうなあ。有象無象連中なんて、所詮、「クレクレタコラ」なんだから、小遣いをくれんところに、なびくかよ。自分たちは、「党のキミツ費」の執行ケン者である、「幹事チョー」をヤッとるんだから、一番、そのへんの事情なんて、知っとるからなあ。
#何や、ラスプーチン、昨日(7・18)発売されておった『新潮45』(09年8月号)での、元桜田門のソーサ2課のデカ、萩生田勝との雑談で、いろいろ喋っておるやないか。ただ、例のキミツ費ネコババ事件で、あの松尾克俊をパクった際、現在の宮内庁チョー官である「羽毛田信吾」のおやぢから事情聴取したハナシなんて、「で、それが、どうした?」っていうレベルだよなあ。羽毛田ってのは、当時からアタマの毛が薄かったんで、周りからは「ハゲ田」って言われておったんだが、このハゲ田のおやぢってのは、その松尾が「キミツ費の最終ロンダリング装置」として、ブイブイ言わせておって、外ム省のノンキャリアのくせに、「内閣ジム官」の肩書きを貰うて、好き勝手に官邸に出入りして、キミツ費を扱う「首席ナイカク参事官室」に入り浸っておったなんて、皆、知ってる話だからな。ハゲ田のおやぢは、宮沢ナイカクから細川ナイカクの頃にかけて、そこの「首席ナイカク参事官」をヤッておって、外務ショウから官邸に預け替えておいた「キミツ費」から、ソーリがサミットとかで外遊する際に、「小遣い」として、松尾に湯水のように渡しておったんだからな。で、この「松尾」んところから、「そこから先」、いろいろと、名前をオモテに出されると困るような連中に、いわば、「トカゲの尻尾」として、「小遣いを渡す役割」を担っておったんだ。そうやって、「汚れ役」を応接かっておったんだから、「だったら、松尾クン、チョットくらい、手間賃ぐらい貰っておいていいよ」の世界だ。松尾にしてみりゃ、「アレだけ、身代わりになって、汚いことをヤラされたんだから、キミツ費で競走馬を買うて、ぬあにが悪いんだ!」ってところだよなあ。
で、このハゲ田のおやぢも、全て、こうした「ウラのカラクリ」を知ってて、松尾に小遣いを渡しておるんだから、こんなもん、キミツ費ネコババの「共犯」だからな。こうした官邸のジム方連中も、相当、キミツ費のオコボレにタカってるからなあ。ハゲ田なんて、料亭に入り浸っておったっていうのは、当時、有名なハナシだったからなあ。そのカネは、いったい、どこから出ておったんだ? こうしたハゲ田みたいな「血税寄生虫」は、まさに、「君側の奸」そのものだから、ぜひ、ここは、天皇陛下に叱責してもらわんとだよなあ。頼むで!
ちなみに、官邸のキミツ費をいじるジム方トップの「首席ナイカク参事官」は、01年の省庁看板の架け替えで、「内閣ソーム官」と名称変更されておるが、もともと、ココは、「厚生キャリアの指定席」だったんだ。だから、古川貞ニ郎とか、この前で厚労ジム次官をクビになった江利川毅とか、「ウラのしくみ」を知ってる、こうした「霞が関のワル」にとっては、後々の「口封じ」のためにも、このポストは、「ジム次官、間違いなし」の大出世コースになってるんだな。このへんの「ウラのしくみ」については、ワシが『日本の裏金(上) 首相官邸・外務省編』(第三書館)で、すべてバラしておるんで、皆、買うて、読んでくれや! しかし、ラスプーチンにしろ、萩生田にしろ、「核心ブブン」については、さっぱし、喋っておらんからなあ。アレぢゃあ、前におったソシキからは、ナメられるだけだ。
#で、その「上」と同じ『新潮45』に、西岡亘とかいうフリーのブンヤ(たぶん、コレは本名でのうて、ペンネームなんだろうなあ)が、麻生がサミットでイタリアに行った際、信濃町丸ハムファイターズから、「イケダモン親書」をバチカンに渡すよう、託されておったというハナシを「字」にしておったが、「さもありなん」だなあ。おそらく、事実だと思う。それは、記事にも書いてあったように、大センセイにしてみると、「トギセン直後のカイサン」には反対だったから、「とにかく、サミットまでは、麻生を支える」というサインだったのが、まず、一つ。それと、前回の参院センキョで信濃町はギセキを減らして、影が薄くなってきておるんで、「存在誇示」の側面はあるだろうなあ。あと、小浜が「核なき世界」をブチ上げたことで、また、ゾロゾロと「反核」ってのが、流行りになってきとるんで、もともと、イケダモン大先生にしてみると、「反戦平和」なんてのは、その「正体」を隠すための、絶好の「隠れ蓑」であるのと、そもそも、大先生自身が、「流行りモノ」が大好きだからな(笑)。お茶目なところがあるからなあ。だから、「反核」をダシに、チョット遊んでみるか、っていったところだろうなあ。
で、もっと言わせもらうと、イケダモン大先生にしてみると、「対バチカン」ってのは、常にアタマの中にあって、というのは、かつて、同じ日蓮門下である立正佼成会が、まだ、庭野日敬が存命の頃に、「対信濃町」の戦略の一環として、バチカンと手を組むという作戦を取っておったからな。それが、「世界宗教者会議(WCRP)」で、バチカンもバチカンで、ニッポンでの勢力基盤が脆弱だから、その政治的パートナーとして、佼成会を選んだという経緯があった。かつては、このように、佼成会を中心に、宗教怪も「イケダモン包囲網」を敷いておったんだよなあ。それに対抗するために、イケダモン大先生が、「世界へ向けた広宣流布」へ向け、使い倒した"錦の御旗"が、「国連」だったというわけだ。だから、明石康なんてのは、下っ端の頃から、例の外ム省の「大鳳会」の連中も使うて、「身内」に抱き込んでおったわけだな。そやから、ラスプーチンも外務ショウをクビなったことだし、今後、大先生としても、田原総一朗あたりとセットで、小遣いも渡して、もっと、ジャンジャン、取り込んでイクんだろうなあ。
#いよいよ、明日(7・21)で衆院カイサンだが、それに伴って、諸々の「悪法」のホウアンも廃案になる。その最たるものは、「世紀の悪法=凶暴罪創設ホウアン」だろう。例のブッシュ路線に追随する形で、過去、2度もシンギ未了、カイサンに伴う廃案になったにも関わらず、性懲りもなく、コイズミ発狂カイサン後も、まさに「ゾンビ」のごとく、国怪に提出されたものだ。この「自公」というオバケ体制でなければ、絶対にオモテに出てこなかったものだ。ホウアンが動いたのは、06年のGW直前からで、最大のハイライトは「06・5・19」で、衆院ホウム委員怪で、コイズミがウラからアシストして、河野洋平が強行サイケツを止めた、あの瞬間だった。当時は、「衆参ねじれ」が現出する前だったから、あのタイミングでカケツされておったら、凶暴罪は成立し、その後のニッポン社怪の展開も、まるで違ったものになっておっただろう。おそらく、その翌年の07年夏の参院選の「自公惨敗」も起こりえてなかったかもしれない。それぐらい、「思想、信条、良心、信教、言論、表現、出版、報道の自由」とは大事なものだ。少なくとも、ワシはあの悪法成立を阻止するために、全体重を賭けてぶつかった。それだけは間違いない。それで、結果も出したと思っている。しかし、その他大勢の、「言論人」だの、「ジャーナリスト」を自称する連中は、あのタイミングで、ダンマリを決め込み、日和見に徹しておった。
それと、ほぼ同じような状況が、今度の、例の「児童ポルノ法いじくり回し=単純所持導入」のモンダイでも起こっておった。まあ、アレは、どうみても、ホウアンが動く状況でなかったのに、「6・26」から突然、衆のホウム委員怪でシンギ入りして、動き始めておった。よく周囲を見りゃ、ちょうど、「鳩山兄の故人献金モンダイ」が、世間を騒がせ始めた頃ぢゃないか(笑)。余りにも、わかりやす過ぎるんだ。
まあ、今度の児童ポルノ法改悪のモンダイ点は、だいたい、保坂展人のブログ(どこどこ日記)に書いてあるんで、それを見れば、わかるが、よりモンダイなのは、こんな「トンデモ法案」が、出てきた経緯だ。「日本ユニセフ」のアイドル大使をヤッておって、かのイケダモン大先生と超ラブラブの、あのアグネス・チャンが、盛んにキャンキャンと煽っておったぢゃないか(笑)。それを見ただけで、プロのブンヤであれば、「胡散臭い」って、すぐ、ピンと来るだろうが。
こんな児童ポルノの「単純所持」なんてのは、一言でいえば、「治安立法」だ。連中が、「エログロ・ナンセンス」から縛っていくなんてのは、「定石」だ。それも、ダイレクトでのうて、「児童ポルノ」という小細工を仕掛け、一見、誰もハンタイができんような、美辞麗句を散りばめた「搦め手」から縛っていくなんてのは、ヤリ方としては、あの「イケダモン情報保護法」と、クリソツぢゃないか。てっきり、「児童」っていうと、マ○コに毛も生えておらんような「小学生以下」、つまり、「13歳未満」を、普通は想定すると思うが、ビックリしたことに、ぬあんと、適用対象は 「18歳未満」だってんだよな。だから、あの宮沢りえの写真集「サンタ・フェ」を持ってるだけで、法に引っかかる、引っかからんなんていう、アホみたいな話が出てくるんだ。
ただ、このホウアンは、赤レンガマターかと思っておったら、全く、そうでもないようで、森山真弓ら、自公の連中による「ギイン立法」のカタチで出してきとったんだな。通常なら、「参」では野党が多数だから、民主が反対すりゃ、ホウアンは通らんのだが、あの例の「黒いハト」のハナシが、弟の邦夫のあたりから、飛び交った途端、「衆」のホウム委員怪で、ゾロゾロと「大連立」の動きが出てくるんだから、こんなもん、マンガそのものぢゃないか。
本来であれば、こうした国怪のデタラメぶりを徹底批判するのが、「ジャーナリズム」であり、「言論人」の役割なんだが、まあ、思考が停止しとる大新聞のロンセツ委員とか、既にコイズミと同様、「ご隠居モード」に入った元ウワシンの岡留安則のオッサンに、きちんと論破してくれといっても、そんなもん、無理だからな。それはしょうがないにしても、そういう役に立たないのを補完するために、「現役」で、フリーランスでやってる連中が、おるだろうが! 警察ネタが大好きな寺澤有とか、昔、どっかのテレビ局がやっておってニュース番組と同名のブログを最近、開設して、いつ、いかなるタイミングでも、ネタを打ってイケる状況にあるのに、「全然」だろ。
あと、魚住昭・責任編集とやらのウェブマガジン「魚の目」、コイツも「全然」なんだ。アレは「今旬のトピック」って、そうやって、タイムリーに、サクサクと発信していくコーナーがあるのに、既に、オモテに出た週刊誌の記事をそのまま転載しとる有様だからな。「チョー、ありえねえ!」よなあ。「コイツら本当にバカで、何も考えておらん」って批判されても、反論できん思う。悪いけど、彼らは筆を折った方がいいと思う。本当に、コイツらも「終わってる」んだ。
まあ、そんな、「生ける屍」と化しておる有象無象の連中は、どうでもいい。確か、コイツは孫子の中にあった文言だったかなあ。「乱は、治に生ず」。全く、その通りだ。
#で、鳩山兄んところは、「セイケンを獲ったら、徹底的にムダな歳出をカットします」かあ。相変わらず、口先だけは、まるで、「白いハト」のように、キレイなことばっかり言っておるな(笑)。だったら、麻生んところと、こういう「セーサク論争」をするってのは、どうや? 「私たちが、官邸に入った暁には、キミツ費の使途を、すべて、公開します! ジャーン!」ってな。そうすりゃ、小遣いをタカリに来る有象無象もいなくなるからな。鳩ポッポは、細川ナイカクんとき、武村正義の下で、「フク」として、官邸の小間使いヤラされておって、多少は、見聞きする立場にあったからな。あんなもん、どうせ、内輪の飲み食いに使うておるだけだからな。あとは、オンナのスキャンダルとかが表沙汰にならんよう、口止め料やな。平河の連中なんて、そういう「米びつ」があるのを知ってるから、「野」に下ったら、ジャンジャンとタカってくるからな(笑)。特に、弟の邦夫とかは、「黒いハト」ってうるせえから、小遣いでも出して、黙らせんとなんだろうなあ。
#へえー、「イカサマ大統領センキョ」で、アハマディネジャドを「再選したことにした」イランで、その信任の可否を問うコクミン投票の動きがあるのか。就任式があるのは、8月のアタマか? しかし、このまま再選を強行しても、ずうーっと、「インチキ大統領」って言われ続けるからなあ。だって、アレだけジャンジャンと噛み付いておって、フロリダでの票の再集計を、無理矢理ストップさせて、「八百長」で大統領になった、あの「ブッシュ倅」と同じことヤッてるんだからなあ。どうしようもねえよなあ。こんなんだったら、まだ、軍ブのクーデターで大統領になった、お隣のムシャラフの方が、マシぢゃないか。あのホンジュラスですら、ナンダカンダと手続きをヤッてんだからなあ。やっぱ、どこかでガスを抜かんとだろうなあ。
#その「第3の極を目指す」という、「平沼グループ」なあ、ブレイクの鍵は、平沼が「お山の大将」に収まりたいっていうレベルだと、アカンよなあ。ワシは、01年夏の参院選における「白川新党」における、「政治的敗北」で体感したのは、「政党」が世に出るためには、そこで「戦えるタマ」をいかに揃えるか、ってことなんだな。しかし、永田町に徘徊する政治的動物ってのは、皆、「お山の大将」になりたがっておって、「アタマはワシひとりでOK、あとはコマや!」っていう発想なんだよな。おそらく、田中のヤッちゃんとこ(=新党ニッポン)もそうだと思う。でも、特に、この小選挙区制で、「大政党チョー有利」っていうことだと、それぢゃあ、アカンね。まだ、投票まで「40日弱」あるんで、例えば、カメイモンんところの合体をはじめとして、渡辺ミッチーの倅との合流、さらには、「有名無所属」の大二郎、江田けんじとの握手、もっと「先」には、ムネムネ党との合体も視野に、そういう「大同団結」の動きがないと、アカンね。なぜ、ワシがこんなことを言えるのかというと、その白川新党ムーブメントのとき、センキョ戦の最中、ワシは新宿のアルタ前でビラを配って、「F票獲り」に精を出しておったんだが、そのとき、若いおにいちゃんに言われたことを、今でも覚えている。「そんなナントカ新党の、たかが1議席で、いったい、何ができるんですか?」。全くもって、その通りだ。
しかし、アレは、ワシには、いい経験になった。01年だから、もう、8年前だ。ちょうど、コイズミが登場した直後だったからなあ。そこで学んだことは、「ペンを握る人間が、あんな永田町くんだりに振り回されて、どうするんだ」ってな。「表現者」が、センキョに出るなんて、いかに阿呆なことか、ってな。「作家」であり、かつ、「政治家」であるなんてのは、「ウソ」もいいところだからな。なぜなら、「書く」という行為は、妥協を排した、ニンゲンにとっては、「最も孤独な営み」であるのに対し、「政治」ってのは、その全く「逆」で、群れていくために、いかに多数派を形成するため、「己を殺すか」ってことだからな。石原のおぢいちゃんに、田中のヤッチャンかあ、ワシみたいな「ペンを握ったヤクザ」からすれば、ヤツらが「作家」と名乗ってるのは、「サギ」もいいところだ。
#昨日、今日(7・24)と、毎日の大治朋子が、アフガン駐在の米軍のケツを追い掛け回したルポを、朝刊の国際麺に「字」にしておったが、いろんな、「機微」が見えてきて、オモロイ。地球の裏側のニッポンから見ると、早いハナシ、イラクとアフガンの区別もようつかんってカンジだが(笑)、まあ、当然といえば当然だが、歴史も違えば、民族、カルチャーも違うし、ゲンバも全然、違うんだから、双方、違ってて当然なんだな。「イスラム」ってひとくくりにしてしもうと、余計、見えなくなってくるものも、あるなあ。
で、今回のルポで驚いたのは、まずは、「文盲」っていうと、シンブン社では、差別用語で、コードに引っかかるんで、「識字率の低さ」と言い換えんとなんだが、アフガンの方が、イラクなんかより、その文盲が、全然、多いってんだな。詳しい数字は忘れたが、イラクが全体の約3割であるのに対し、アフガンだと約7割だってんだよな。だから、アフガンってのは、コクミンの大多数は、「読み書き」ができねんだよなあ。要は、「ハナシ言葉」だけで、用が足りてるんだよなあ。あとは、アフガンでテレビが見れるのは、カブールとその周辺だけだってんだよな。だから、当然、インターネットだのeメールだの、ケータイなんてねえから、最大の情報伝達手段が、「口コミ」だってんだよなあ。こんな「前近代」ってより、「旧石器時代」みたいなとこに、ハイテクだナンダって持ち込んで、使いもんになるかよ、ってところだよなあ。
折しも、亜米利加の上院の本怪議で、小浜が出しておった、F22の追加チョータツ分の予算(17・5億ドル)を削るホウアンが、やっとこさで通ったが、このF22ってのは、「レーダ探知困難のステルス性が、超スゴイ」って、あの軍事オタク連中が、盛んに持ち上げておったが、皆さん、知ってました? このF22って、このイラク、アフガンで一度たりとも使われてなかったんですって! これこそ、マンガだよなあ。今、最大の懸案の「いくさ」で、自慢の最新鋭兵器が使えんって、いったい、どういうことなんだ? 最近、また、あの秋山直紀のおやぢとゾロゾロと、自分の自慢本を売り歩いておる、長崎のQちゃん、ちゃんと説明してくれよ!
もともと、アフガンは、ソ連の「裏庭」だったんだが、そのソ連が10年かけて軍事侵攻をかけても、マトモに支配できず、最後は、とうとう、匙を投げて逃げ出したっていう、「歴史の教訓」に学ばないと、だよなあ、もし、畜生でのうて、ニンゲンであれば。サンケイの古森義久、ヤツはもともと、毎日におって、「サイゴン陥落」の際、当時のサンケイの現地特派員でおった近藤紘一(『サイゴンから来た妻と娘』で大宅ノンフィクション賞を獲るも、夭逝)と一緒に、その「歴史的瞬間」を、自分の目で見て、「字」しておったからなあ、かつては。古森は、歌川令三とソリが合わんで、竹橋を追い出されて、それでサンケイに拾われて、ずうーっと、DCでのうのうとふんぞり返って、今や、DCの「大ロンキャク様」になってるからなあ。ワシは、「一ブンヤ」として、ああだけは、絶対になりなくないワ。ああなると、もう、「ビバ、廃人!」のレベルに達しておるよなあ。すっかり、耄碌してしもうて、「ベトナムの教訓」なんて、アタマん中から消えてしもうてるんだよなあ。そやから、古森、テメエも昔を思い出して、一度、アフガンに行って、ゲンバを見て来い、現場を!