三井環(元大阪高検公安部長)氏の「口封じ逮捕事件」に対する上告棄却決定を弾劾する(承前) |
#で、その今度の西松による抜け道献金ジケンでの小沢の第1公設ヒショのキソだが、ワシ、びっくりしたのは、一緒に身柄を取った西松側の人間のうち、社長だった国沢幹雄だけをキソして、もう1人の総務部長だった岡崎彰文の方は、処分保留で釈放しとるんだな。不可解ってより、「ありえん」よなあ。もちろん、今回のチケンのジケンの立て方でいうとだな、その第1公設ヒショが、西松側と一体になって、「抜け道献金」をやったってことだから、役割分担でいうと、社長だった国沢は「最終決裁者」だよなあ。もちろん、社長の了解が出んことには、カネが動かせんってことだが、総務部長だった岡崎は、「その下」で、いわば、「手足の役割」をしておったわけだろ。チケンは「従属的な役割だった」といって、キソから外しておったが、そんなバカな話があるかってんだ。例えば、センキョ違反なんかでも、ソーサの手法としては、まず、「下」のカネの受け渡しをしておった連中からビシバシと身柄を取っていって、「上へ、上へ」と、カネの「出所」を追及していくのが、ソーサのセオリーなんだが、今回は、それでいうと、全然、「逆」で、そうやって、カネに直接タッチした「下の人間」を、無罪放免で釈放して、「上」にアレコレと指示する立場の人間だけキソしたってのは、考えられない。だって、岡崎は、献金した社員のリストをその抜け道の「政治団体」に持っていったってんだろ。あと、カネを直接、払い込んだ西松の政治団体の責任者も、こうした収支報告書への「キョギ記載」の一連の流れの中におって、それなりの「役割」を果たしておるんだから、一緒に身柄を取って、キソせんと、おかしいんだ。
何ていうのか、捜査の手法が、じつに稚拙というか、粗忽なんだな。本当に、泡食って、チケンのゲンバが、「上」から指示が降ってきたんで、あわてて身柄を取ったという感じがする。西松側、そして、小沢の第1公設ヒショが、本当に、どんなことを喋っておるのか(もしくは、いないのか)、供述調書を見て、相手の「手の内」を見んことには、わからんよなあ。ただ、ワシの心証としては、少なくとも、今度、キソされた政治資金キセイ法のキョギ記載については、ジケンの組み立て方が、全然、緻密ではない。やりようによっては、「無罪」が取れるアンケンだと思う。だからといって、今度の「小沢ダム」こと、「胆沢ダム」をはじめとする、東北地方の土木工事のリケンを、小沢イチローががっちりと握っておったという事実は、動かないと思う。ただ、それと、今回、そのカネの流れの最後の末端で、いわば、スピード違反みたいに、ジケンとして立てられたことの問題は、厳密には違うからなあ。測定器が、相当、いかがしいと思う。要するに、法律的にはどうでもいいような事案だが、道義的には、世間をお騒がせしてしまったってことだろうなあ(笑)
#おっ、小沢の「続投宣言」から、一晩明けた今日(3月25日)になって、前原に近い「小宮山洋子」が、「小沢の続投ぢゃあ、センキョは戦えん」かあ。タイミングが、少しズレとるよなあ。ちょっと、「ガス抜き」という気もするが、センキョ区が東京6区、世田谷区の大半だから、成城とか、金持ち多いし、公共工事がないと、業者が立ち行かないような田舎と違うて、逆に「キレイ事」をイッパイ言う方が(言わんことには)、当選におぼつかん地域カルチャーなんだろうなあ。選挙区、全国に300もあったら、それぞれに違うからなあ。橋龍の首相ヒショ官だった江田けんじが、何区だったか忘れたが、アソコは、ヨコハマ市の青葉区、つまり、東急田園都市線の、要は、「金ツマ」の舞台になった場所だよなあ。長靴履いたまま、田んぼの中にドカドカと入っていって、頭に手ぬぐい巻いた爺ちゃん、婆ちゃんと握手して、票を掘り起こさんばならんようなとことは、違うって。そういうイチゲンの「浮動票」が多いところの選挙区と、田舎みたいに、地縁、血縁のシガラミの多いところとでは、カルチャーも全然違うし、細かい戦術は、かなり違うと思う。
確かに、候補者が選挙区で、冠婚葬祭に、一封出すというのは、法律にイハンするといえば、その通りだと思う。そういうことが、センキョにカネをかける元凶であるってのも、まさに、その通り。ただ、シンブンの地方版をめくると、ジイサン、バアサンとかが亡くなると、「おくやみ記事」って、亡くなった人の氏名、年齢、住所、葬儀の日時、喪主の名前まで、ちゃんと出る。これが都会の感覚だと、「トンデモないプライバシー侵害」だろうが、地方に行ったら、日常のコミュニケーションを行っていくうえで、こうした「おくやみ記事」ってのは、ある種、必須のアイテムですらある。そのへんの「機微の差異」ってのは、あるよなあ。だから、シンブンの地方版で、「おくやみ記事」のある県と、ない県の「境」を、マップで表示したら、オモロイって思う。首都圏でいうと、「北関東」、例えば、シンブンは全国紙でも地方版で、群馬ケンだと、「おくやみ」がある。しかし、「南関東」の神奈川ケン版は、ないからなあ。で、コレはある内部スジから聞いた話だが、産経が、合理化の一環ってことで、山梨版で、「おくやみ記事」を廃止したんだって。そしたら、読者がみんな、「ヨミ」に行ってしもうて、産経が、戻そうとしたときは、既に、客が離れていってしもうて、「時遅し」だったってんだよな。ヨミは、そのあたり、商売うまいっていうか、足元をちゃんと見て、営業の網を張ってるからなあ。朝日、毎日はアホだから、そんなおいしいパイを、みすみす、見過ごしておるんだ。
#それで、今日(3月25日)、突然、静岡のケン知事が、任期を4ヶ月ほど残して、「辞意表明」か(笑)。小沢に対して、先にカードを切ってしもうたなあ。前にも言った通り、小沢が先に代表の座を放り投げておったら、返す刀で、二階のクビが取れておったわけだからなあ。個人的には、小沢を支えたいが、もっと、大局的な観点に立つならば、大事なことは、ここで「政権交代」を実現させることだからなあ。これがハナシの全てで、これ以上も、これ以下もない。だから、これに沿って、すべてを動かすべきだと思う。特に、政治ってのは、長期政権が続くと、澱んで、腐敗が起こるんだ。それが、諸々のところに弊害を与えているんであって、亜米利加も、小浜に代わっても、いろいろと言われてはおるし、それに対する批判もある。しかし、もし、あのまま共和党政権が続いておったら、もっと、どうしようもない状態になっておったんだから、小浜になって、まだ、前よりは、マシにはなったんだ。確かに、このタイミングで、腐れケンサツが、小沢の第1公設ヒショの身柄を取って、キソしたってのは、「政権交代」を潰そうとする、ファッショ体質の権化であるってのは、まさに、その通りだが、まあ、司法権力なんて、古今東西、あんなもんだからなあ。民主に対する支持そのものは、別に下がってるというわけではないと思うんで、「小沢が党の顔で、選挙が勝てるか?」と、すべては、その1点だと思う。あんまり、グズグズもしておれんが、知事センキョとか、いろんなハンダン材料があるんで、それでスパッと、出処進退を決めるというのも、一つの選択肢だと思う。結局、政治ってのは、「多数(=過半数)」を抑えんことには、どうしうようもねえからなあ。それが嫌で、ワシは、政治の道には足を突っ込まず、こうして、「書く」ということを選択しとるんだからなあ(笑)。「政権交代」を目指す野党第1党が、政権与党を徹底的に攻撃できんってのは、致命的なんだ。自公のホンネは、間違いなく、「小沢続投」だと思う。
#それで、今朝(3月26日)のヨミが、二階の大阪市内のジム所の経費を、実質的に西松が、社員らによる個人献金のカタチで偽装しておったのを、政治資金キセイ法で、チケンが、ジケンとして立てるかもしれんと、「字」にしておったが、ホンマかなあ。しかし、これで先に、二階のクビを差し出されたら、小沢はアウトやなあ。で、その現役の大蔵フク大臣をやっておる、自民党の平田耕一(衆院・東海比例)が、この3月2日に「市場外取引」で、ジャスダック上場の三重県四日市市の石膏ボードメーカー「チヨダウーテ」の112萬株(発行株式の8・68%)を、2月27日の終値の1株290円の倍近い、550円で売り抜け、6億1600萬円ものアブク銭をゲットしておったのか(笑)。で、そもそも、このチヨダウーテってのは、平田の父親が創業したカイシャで、倅の本人も88年から95年まで社チョーを務めておって、それから、自民の参院・三重センキョ区から当選、03年から衆院に鞍替えか。で、今回、平田が「市場外」という、いわば「ウラ」で売り抜けた先ってのは、同じ四日市市内にある石油製品販売「ゼロシステム」で、そのチヨダウーテの取引先でもあり、かつ、自分が筆頭株主でもあるオーナー会社かよ(笑)。見事なまでの「インサイダー取引」だよなあ。ダイジン在任中の株売買の自粛の縛り云々はともかく、だって、平田は、そうした不正な株取引を監視する大元の、「大蔵ショウ」のフク大臣だよなあ。もう、呆れて、声も出んが、結局、コイツら、ギインってのは、「バッチ」をカネ儲けのネタにすることしか、考えておらんのだよなあ。ぬあんだ、コレは、ドイツもコイツも、永田町は「Qちゃん」しか、おらんぢゃないか! しかし、この平田耕一ってのは、民主のフク代表の岡田の「地元」だが、これぢゃあ、二階の西松献金モンダイも含めて、国怪で「政治とカネ」を、ジャンジャンと追及できんぢゃないか。
えっ、大蔵副ダイジンの平田は、即、辞表を出して、受理されたのかよ? 参ったなあー。静岡のケン知事に、大蔵のフク大臣と、とりあえず、与党は「ワン・ペア」のカードを切ったんだよなあ。コイツは、チケンが二階んところをジケンとして立てるかどうかだが、小沢が、クビを出すとしたら、まずは、そのタイミングだよなあ。それか、いくつかの自治体のクビ長選挙の結果だよなあ。千葉、秋田のケン知事選に、その「河村たかし」が出る名古屋市長センキョかあ。河村は小沢の「肝いり」で出るということだから、例えば、このセンキョに、小沢が応援演説に、名古屋に入れるのかどうか。入れんようでは、その時点で、アウトだよなあ。
#ほいで、昨日(3月26日)、今日(3月27日)と、言論、出版、報道、表現の自由を考えるうえで、チョー重要な名誉キソン訴訟の判決が出ておるな。昨日は、1審・東京チサイで、週現の八百長報道を巡って、コイツは週現側の「黒星」で、朝青龍の1100萬円をはじめ、トータルで4290萬円を相撲協怪側に、支払えとしたハンケツ(支払い額として、過去最高らしいな)。で、今日は2審・東京コーサイで、矢野絢也が、これも同じく週現だが、例の手帳持ち去りジケンを巡って、丸ハムOB3人組(黒柳明、大川清幸、伏木和雄)が、訴えていたもので、こっちは週現側の「逆転の白星」だったんだな。矢野純也の方は「当然の司法ハンダン」として、モンダイは、八百長の方だが、このハンケツのおかしいところは、賠償金額の異常な高さだ。このモンダイ点をちゃんと、指摘しておったシンブン報道は、さすが、朝日1紙だけだった。「腐っても鯛」だと思った。仮に、今度の記事が、相撲協怪側の言い分の通りだったとしても、認定した賠償金額が異常すぎる。こんなもん、財界ソーリの御手洗が、これもまた週現と斎藤貴男を計2億円だったかな、こんな目の玉が飛び出そうな金額で訴えたのと同様、「恫喝ソショウ」そのものだからな。だって、朝青龍の1100萬円なんて、優勝賞金より多いのか?だったら、マジメに稽古するよりは、サイバン沙汰を起こした方が、儲かるってことになるぢゃないか。
折しも、今日(3月27日)、ニッポン新聞協怪と日弁連が、コクミン生活審議怪の個人情報保護ブカイに、「個人情報保護法の過剰適用で、必要な情報を隠しているのは納得できん。何とかせい!」と文句をねじ込んだってことだが、この「個人情報保護法=イケダモン情報保護法」の制定と、名誉キソン訴訟の賠償金高額化要求は、イケダモン大先生率いる「信濃町丸ハムファイターズ」が、この「99年体制=自公路線」において、その最大の「実現要求カダイ」として、突き付けた結果、実現したもんだからな。関心のある人は、ワシが第三書館から出した『デジタル・ヘル』(2004年)の「第4章 『個人情報保護法』はいかにして歪められていったか」と、『「自民党“公明派”」10年の功罪』(2008年)をぜひ、買って、読んでもらいたい。「導入のウラ」も含めて、すべて書いておる。
で、週現の八百長報道に関して言うと、「続報」が、さらに出んことには、アカンよなあ。矢野絢也が、2審で引っ繰り返せた背景には、サイバンを起こされた後、講談社から「イケダモン批判本」を出したり、新潮でコラムの連載を始めたり、きっちりと自分の手で反撃を加えて、それを続けている。「続ける」ってのは、大事だからなあ。その週現の八百長報道については、ワシ、あんまり詳しい機微は知らんから、エラソーなことは言えんのだが、アレだと、何ていうんかいなあ、「単なるバクロ話」のレベルのような気がするんだよな。おそらく、八百長ってのは、もっと、精緻化された「カネの再分配システム」になってると思うんだ。そこの「カラクリ」を、わかりやすく説明せんことには、相撲協怪は痛くも痒くもないよなあ。だって、「言った、言わん」のレベルで、それで、「声の大きい方が勝ちました」っていう世界だからなあ。それはともかく、あの賠償金額は異常だよなあ。「口封じを狙った恫喝」だからな。で、仮に、今回の週現の報道が「大ウソ」だったとしても、朝青龍なんて、横綱なんだから、ほうっておいても、スポーツ紙がいくらでも「横綱の言い分」なんて書いてくれるし、その気になれば、自分でブログを開設して、反論すれば、ファンはちゃんと見るって。だから、コイツは、むしろ、根底にあるのは「司法の腐敗」で、それを後押しした「元凶」(=イケダモン大先生&信濃町丸ハムファイターズ)を、きちんと、批判しろってんだ! ドイツもコイツも、おべっかや追従をしやがって!
#森田健作が当選した千葉ケン知事センキョ、まず、データをおさらいすると、投票率が45・56%で、前回よりも上回っておるから、決して、有権者の関心が低かったとは言えんのだな。で、得票数は、自民ケンギの大半が推した森田健作101・5万票、堂本が後継指名し、共産除く他の野党推薦の吉田平が63・6万票、自公が推薦した白石真澄34・6万票(でも、支持した自民系は一部か)、代々木推薦の八田英之13・6万票、で、自民系ケンギを辞めて無所属で出た西尾憲一が9・5万票か。結論から言えば、「小沢の第1公設ヒショのタイホの影響」は、「間違いなくあった」ことは100%、疑いの余地がないが、「では、それが、どの程度だったのか?」ということで言うと、きちんとブンセキする必要がある。今回は「候補者乱立」で、自民の千葉県連も割れておったことに加えて、あの白石真澄も、当初、民主から担がれて出るというハナシだったのに、かなりサクソウしとったよなあ。で、堂本後継の吉田の出馬表明も、相当、遅かったという点でみると、森田健作が、うまいこと「政党隠し」をやって(もともと、知名度はあったんで)、かなり、イチゲンの浮動票をかき集めたってカンジだよなあ。だから、今回の森田健作の得票数のうち、もともとの固定客がどれくらいで、イチゲンの浮動票がどれぐらいだったんかなあ。で、もし、今回、小沢の第1公設ヒショのタイホがなくて、小沢が全面的にオモテに出て動いておったら、どこまで森田健作に肉薄できたのか(ひっくり返せたのか?)ってのは、ちょっとわからんよなあ。むしろ、ワシは小沢が動いて、河村たかしを引っ張り出した「名古屋市長センキョ」の方だと思う。たぶん、ここは、河村たかしと、自公系候補の事実上の一騎討ちだろ。もともと、名古屋、愛知ケンは民主の金城湯池なんだから、ここで、小沢が名古屋にセンキョ応援入りもできんで、河村が負けるようだったら、100%、小沢を変えるべきだと、ワシは思う。
で、前回(2005年)の千葉ケン知事センキョは、堂本と森田健作の事実上の一騎討ちで、堂本96・0万票、森ケンが95・4万票か。森ケンは大して、上乗せしとらんから、こんなもん、堂本後継の吉田の「大惨敗」ぢゃないか。ただ、今回、堂本の側で、後継モンダイがごたごたしておったんで、おそらく、今度の小沢の第1公設ヒショのタイホがなくても、森ケンが逃げ切っておったような気がする。でも、もっと接戦にはなっておったと思うな。白石真澄は、最初、民主から出るとか言っておったハズなんだが。1本化できんかったってのは、致命的だわなあ。吉田と白石の票数を足せば、森ケンといい勝負になっておったんだからなあ。だから、ワシの見立てでは、小沢が今度の千葉ケン知事センキョを「総センキョに向けた、一大血戦」と位置づけ、野党系で候補者を1本化し、民主の党ホンブが県レンと一丸となって、野党系統一候補を推し、で、ヒショのタイホがなければ、小沢民主が勝てておったと思う。
#で、ワシんところは、「夕刊3版地域」なんで、今日(3月30日)の夕刊のヨミが、1麺アタマで(電子版の記事upの時刻が、3月30日の午前3時すぎなんで、おそらく、30日付け朝刊の最終版地域では、1麺のアタマに突っ込んでるんだな)、その西松がらみの献金モンダイで、二階の方も「政治資金キセイ法イハンで、立件へ」で、抜いておるんだな。その大阪市内で、二階の弟が実質的に切り盛りしとる政治団体「関西新風会」のジム所の家賃を、西松が事実上、肩代わりしておったという件らしいが、二階側は「否認しとる」わけだから、当然、関係者の身柄を取ることになるんだと思うが、いつぐらいになるんかいなあ。まさか、ヨミの「飛ばし」ってことは、ないよな? これで、もし、万が一、チケンが立ケンせんかったら、ヨミは赤っ恥で、ネタを取ってきた社会ブのチケン担当は、左遷だからなあ(笑)。しかし、チケンが身柄を取っても、二階はダイジンを辞めんだろうなあ。
#今日(3月30日)、『実話ドキュメント』の09年5月号が出ておって、「松葉会分裂騒動」の続報を、溝口敦が「字」にしておるが、一転して、「元サヤ」に収まって、「分裂回避」という方向に行きそうなんだな。「へえーっ」と思いつつも、ここは、下手にドンパチに発展して、ケーサツに付け入る隙を与えたら、元も子もないという「オトナの判断」もあったんだろうなあ。しかし、溝口はよく取材している。「ヤクザ」は、自分んところの「持ち場」だという、自覚とプライドがあるんだなあ。ワシも見習わないとだ。