硬派ニュース版・ひとりツイッター!(続き) |
#で、佐高信の近著『わが筆禍史』(河出書房新社)が、近所の本屋にあったんで、ザーッと目を通したんだが、彼は以前、サン毎で、確か、「筆刀直評」と題するコラムを連載しておったよな。それが突如、打ち切られたウラを披露しておって、「いかにも」ってことで、オモロかったで。
佐高信は、14年に、そのサン毎のコラムで、大胆不敵にも、イケダモン大先生をブッた斬る文章を書いたんだが、担当編集者から手直しを要求されたってんだな。ま、それには応じて、「字」にはなって、それなりに大先生のことをちゃんと批判しとったんだよな。要するに、大先生の「カネ大好き」のルーツは、「高利貸し業・大蔵商事の営業部ちょー」の出自にある、と。ところが、この2ヵ月後に、佐高信のコラムは、ぬあんと、オシマイにされたってんだな。
佐高は、当時の編集ちょーだった「潟永秀一郎」とかいう人間の固有名詞を出して、「ケシカラン!」と叩きマクっておったんだが、ま、コイツは、編集ちょーが誰であろうと、「もっと、遥か上のレベルの決裁アンケン」なんだから、しゃあねえところはあるよな。どう考えても、サン毎の彼のコラムが打ち切られたのは、間違いなく、その「イケダモン大先生斬り」のネタが原因だったことは、最早、疑いの余地はない。たぶん、信濃町が「いい加減にしろ。ナメとんのか。聖教&公明シンブンの印刷を引き上げるからな」的な仄めかしぐらいは、しとると思うな。そんな竹橋内部による「忖度」程度では、打ち切らんで。
だって、竹橋からしてみりゃ、信濃町に足を向けて、寝れんワケだからな。だからこそ、今年の6月人事で、専務だった武田芳明(75年創価大文学ブ社会学科卒)を、系列の東日印刷の社ちょーに放り込んでおるんだからな。信濃町にしてみりゃ、こんな不届き極まりない佐高のクビを毎日シンブンが切れんのだったら、ぢゃあ、いったい、何のためにアレだけの聖教&公明シンブンの印刷を発注しておるかってんだよな(笑)
#それで、今朝(=8・29)、6時前に、北のわがままおやぢの倅んところが発射したイチモツだが、北海道の上空を通過して、襟裳岬の東約1080kmの太平洋上に落下したってんだが、飛行距離は約2700km、最高高度は約550kmだったってんだな。日本海上のEEZに落とすんならともかく、こんなもん完全に挑発っていうか、恫喝だよな。
しかし、コイツを叩き落とすために、あのゼッタイに当たらんMD(ミサイルぼーエイ)があるんだが、今、常時、破壊ソチ命令がダダ漏れ状態になっておるんだよな。コイツがもし、もっと遠く、グアムに目がけて撃っておったんだったら、ニッポン国憲法とのカラミで、集団的自衛ケンの行使に引っかかるんだが、今回は、コースから言って、確かに、ニッポンを目がけて撃ち込んだものではないにしろ、ニッポン上空を通過させることが、挑発行為もエエところだわな。しかし、防衛ダイジンの小野寺は、こんなもんも撃ち落とせんのだったら、MDを配備しとる意味ねえわな。
むしろ、PAC3だ、SM3だ、陸上イージスのミサイル配備だとワーワー騒ぐんでのうて、ココはビシッと、アベは平壌に乗り込んで行ってだな、わがままおやぢの倅の胸倉を掴んで、「この野郎、ニッポンをナメやがって、いい加減にしろ。『お父さん、お母さんに会いたいよう。朝鮮語を一生懸命勉強したら、日本に返してくれると言ったのに、嘘をつきやがって!』と、横田めぐみが、招待所から脱走を繰り返して、始末に困ったんで、94年3月に、2度と出てこれん方の、完全統制区域の強制収容所に放り込まれたことで、既に死んでおるはわかっておるんだ。さあ、そのオトシマエをつけてもらおうか?」と、ビシバシと締め上げて来いってんだよな。ったく、中国が、クソの役にも立たんから、どうしようもねえよな(怒)
#それと、週刊ダイヤモンドの最新号(9・2)の特集「定年後の歩き方」を見て、ワシ、恥ずかしながら、初めて知ったんだが、今、勤め人の世界で、「役職(=管理職)定年」なるものが、当然の助動詞になってきておるってんだな。この「役職定年」というコトバ自体、初めて聞いたんだが、ワシが大学を卒業して、シンブン社に入った30年ほど前ってのは、「終身雇用&給料右肩上がり」なんてのは、アタリマエだったんだが、今は違うんだな。
この「役職定年」ってのは、概ね齢55に達した段階で、役職としての肩書を外し、要は、ヒラに降格して、給料も2~3割カットするってんだな。関連会社への出向もアリマクリンスキーで、「ロートルは使いもんにならんから、さっさと身を引いてもらう」ってことなんだが、非正規雇用がどうだとか、一部専門職の残業代がゼロとかっていうだけぢゃねえんだな。一般には、役職ってのは「部長級以上」ってことだが、労組を離れておって、非組合員の立場だから、労使交渉ウンヌンでハナシがつくモンダイぢゃねえんだな。一言で言えば、コレらの本質にあるものとは、「賃労働者」は、ますます、かつてのような19世紀以前の駒に戻され、奴隷に近づけられておるってことだわな。
それで言うと、あの「連合」ってのは、今やクソの役にも立たんっていうか、ガンだわな。最早、労組なんかでのうて、「経営者の補完物そのもの」だわな。賃労働者が置かれておる、このやうな不条理に対して、全然、マトモな斬り返しがデキんでおるよな。だって、「消費税増税はチョーOK」に加えて、「原発即時ゼロは、ケシカラン」と抜かしておるんだろ。今や、あのコイズミ以下だからな。民進党がダメなのは、こんなのが支持母体でおるってことに尽きるわな。この際、連合は、ニッポン経団連と合体してだな、「自民トウ支持」に路線を変更しろってんだ、この糞アホンダラが!
で、大蔵ショウが、今日(=9・1)、発表した16年度の最新企業統計では、「内部留保」、すなわち、カイシャが手元に溜め込んでおるカネだが、ぬあんと、過去最高の406兆円だってんだな。そもそも、国の一般会計当初予算で、今や約100兆円だからな。まずは、賃上げで還元させるのはもとより、ホウジン税率を上げてだな、こっちから、ジャンジャンと税金を毟り取らんとだわなあ。ま、ココに手を突っ込まんことには、「格差拡大」なんて、未来永劫、続くからな(怒)
#で、今日(=9・2)の昼過ぎに、北のわがままおやぢの倅んところが、「水爆の地下バクハツ実験に成功した」ってことで、朝鮮中央TVで大々的に宣伝しマクったそうなんだが、まずは「プルトニウムをどうやって入手したんだ?」ということから始めて、綿密にウラを取る必要があると思う。
「水爆」と言うとき、水素の核融合のみで起爆させる、所謂、「キレイな水爆」ってのは、まだ存在しておらんため、通常のプルトニウム原爆の周りに、重水素化リチウムで固めることで、まずは、プルトニウムによって起爆させたエネルギーで、その重水素による核融合を引き起こし、さらに威力を高めるタイプなんだよな。普通は、その外側をさらに天然ウランで覆うことで、このウランによる核分裂も引き起こし、「三重バクハツ」を発生させることで、ものスンゴイ出力を出させるんだよな。
そこで、「天然ウラン」、つまり、「ウラン238」ってのは、「ウラン235」と違って、オモテ向きには「核分裂を起こさない」ってことにしとるんだが、しかし、「1メガ電子ボルト」以上のチョー高速の中性子をぶつけられると、ちゃんと、核分裂を起こすんだよな。この1メガ電子ボルトってのは、熱に換算すると、1000万℃以上で、コレだけの温度を出せるのは、実際のところ、プルトニウム型原爆しかねえんだよな。
それゆえ、水爆っていうか、より正確には「強化型プルトニウム原爆」と言った方がエエが、ヴァージョンはいろいろとあるんだよな。今までのところ、史上最強の旧ソ連のツァーリ・ボンバーの出力は、50TNT換算メガトンで、長崎に落とされたファットマンが23TNT換算キロトンなんで、だから、ファットマンの2000倍超になる。ちなみに、亜米利加がビキニでヤッたブラボーは、15TNT換算メガトンなんで、ファットマンの1000倍に近い。
ま、それはともかく、その北朝鮮は東北部の豊渓里あたりを震源とする、人工地震波が、ニッポンでも観測されたってんだから、核か、通常のバクダンか、とにかく、地下でバクハツ実験をしたというのは、間違いないようだな。ただ、「核」だったとしたら、北朝鮮はプルトニウムをどうやって入手しておるんだよ。それを作るには原子炉(高速炉)が要るし、んで、その原料となる天然ウランは、北朝鮮の国内で産出されるのかよ。そのへんは、韓国の国家情報インに聞いてみんとだよな。もし、「それ」についての情報を持っておらんかったら、ちょー機関を持っておる意味なんて、ねえからな。その場合は、担当者はクビや(笑)
#「上」の続きで、今朝(=9・4)の各紙だが、あの産経だけが、見出し「北『水爆成功』と発表」なんだよな。他は全て、今回の件を「水爆実験」を既成事実にしてしもうとるんだが、この抑えた見出しの取り方は、大事だと思う。今回の地下バクハツ実験での出力を、早々と「70TNT換算キロトン」としておってだな、おそらく、「出所」は、韓国の国防ブか、国家情報インあたりだと思うんだが、算出の根拠は知りたい。「70」と言ったら、ナガサキのプルトニウム型原爆ファットマンの「3倍超」だからな。
ワシの見立ては、「弱い犬ほど、よく吠える」だ。今回も、本当に「核バクダンの実験」だったのかは、やっぱ、現地に踏み込んで、ササツをせんことには、わからんと思う。今回で6回目というが、あの豊渓里かよ。本当にコレだけジャンジャンとヤッておったら、たとえ、「地下」であっても、糞ションベンの汚染がスンゴイからな。そういうところも含めて、ちゃんと調べんとだろう。
だから、ワシは言っておるんだが、だったら、北朝鮮はプルトニウムをどうやって入手しておるのか、だ。「プルトニウム239の純度(=同位体含有率)99%超」っていう、世界最高級品質の軍用プルトニウムを生産したニッポンの「もんじゅ」や「常陽」みてえに、自前でこしらえる能力が、本当にあるんかよ? 原料となる天然ウランは、どうやって調達しとるんだよ。さすがに、中国や露西亜が、ウラで密輸入させておるとは、少し考えにくいわな。だとすれば、北朝鮮国内の天然ウラン鉱は、どこにあるんだよ?
やっぱ、ワシの出自が「ジケン取材のブンヤ」ってこともあるんだが、今年2月のマレーシアのクアラルンプールの空港であった、腹違いの兄の金正男暗殺ジケンだよなあ。アレは100%の確率で、北朝鮮のコーサク員の仕業なんだが、当然、指示の出所は「わがままおやぢの倅」だわな。しかし、傍目に見て、あの金正男が、わがままおやぢの倅の立場を危うくするほどの存在とは、到底、思えない。でも、倅はビビリマクリンスキーになって、ブッ殺してしもうたんだよな。「そこ」から繋がっておるハナシだと思う。倅にいったい、何があったんだよ? ココは鈴木紅琢磨のオッサンが、あの寿司職人の藤本健二(仮名)を掴まえてだな、洗いざらい喋らせんとだわなあ(笑)
#それで、この「9・5」の晩に、乙骨正生サンが発行編集人を務める月刊誌『フォーラム21』の創刊15周年を祝う懇親&慰労会があったんで。ワシも参加してきた。場所は、東京・浅草橋は、隅田川に合流する手前の神田川から発着する屋形船で、貸切の御座敷だった。出席者は30人ほどだっただろうか。ワシは午後6時出発の直前に着いたんで、最後の方で、たまたま空いてて座った席が、御大・溝口敦の対面だったんで、初めて会うたんだが、いろいろと喋り倒せて、オモロかった。
溝口は、ワシの名前ぐらいは知ってたみたいだが、詳しくは知らんかったみたいで、ま、でも、こういう機会でもないと、いろいろと喋ることもないんで、「初めまして」とあいさつして、ワシの方がポンポンと聞いたっていうカンジだ。そもそも、「イケダモンおたく歴」ということで言えば、彼は『池田大作 権力者の構造』(三一書房、1972年)をはじめとして、現役では、今や最古参だわな。「いよいよ、後期高齢者になった」という割には、全然若く、本人曰く、「年齢は関係ない」と。喋ったカンジでは、全然、饒舌ではないっていうんか、朴訥としておって、もともと、そういうキャラなのだろう。
ワシが溝口敦を評価するのは、その「ペンを握ったヤクザ」であるブンヤととして、筆が抉り出す強靭さ、鋭さであって、あの「サツジン狂に助けを求めるに等しい」のフレーズだわな。あの文章を読んで、ワシの文章を読むとだな、余りにも生温いっていうんか、優し過ぎるんで、このことは溝口に伝えた。そうこう喋っていると、菅野完が、溝口んところにあいさつに来て、傍におったんで、ワシも名刺を貰った。菅野には、あの『日本会議の研究』(扶桑社新書)について、「とてもいい本だった。わかりやすく、読みやすい」という感想を伝えた。「わかりやすい文章」を書くには、何よりもまず、本人が自分のアタマでわかっていないことには、始まらんからな。「わかる、理解する」ってのは、じつは大変なことで、「そこ」に到達するまでに、ものすごい苦労がある。読者には、なかなかわかってもらえないが、ま、読者にそれを求めるは無理というものだ。
#「上」の続きだが、30人近くも出席者がおると、いろんな人と名刺交換会になって、ワシ、うっかりしてて、こんなことになるとは思っておらんくて、名刺を持って行かなくて、失礼をした。そうした中で、ワシの座った席の斜め前に、2人組のおねえちゃんがおって、「どこの誰なんだろう?」と思ってて、ビールが進む中で喋るうちに、あの朝木明代の娘サンの東村山市議の朝木直子で、「あー、そうでしたか」と、初めて会うた。彼女は、ワシと同じ慶応で、学部も同じ文学部で、ワシは仏文で、向こうは美学美術史だが、「92年卒業」ということだったから、ワシより4年下だな。付属の慶応女子高から入ったってことで、それでいて、「勉強が嫌いだったんです」と言ってて、「でも、女子高は難易度高いでしょ?」って水を向けると、「年によってバラツキがあるんです」とのことだった。一緒にいた女子は、同じ大学の後輩で、弁護士だった。
しかし、朝木サンと言えば、あの転落死ジケンなんで、「本当にわかんないことだらけなんです」ということで、「そうだよね」とワシ。アレは、何よりもまず、初動捜査のセオリーとして、「構えは広く」っていうことで言えば、「ジサツ、ジコ、コロシ」と、ありとあらゆる可能性を考えて、そこから1つ1つ潰していかないとアカンのだが、最初から、「ジサツ」の線で幕引きを図ろうとしておったんで、おかしいんだよな。アレは、所轄の東村山ケーサツの広報担当の副署ちょーの千葉英司とかいうのが、最初からそういうリークを繰り返しておったんで、「おかしい」っていうハナシだったんだが、それもさることながら、むしろ、管轄の東京チケン八王子支部だわな。当時、支部ちょー検事の「吉村弘」と担当検事の「信田昌男」のラインが、ふたりとも「創価ガッカイ員」だったてことだわな。コイツはスンゴイことで、アレから20年も経って、信田は垢レンガ人事で、「富山→津」のチケン検事正に出世しとったよな。
だから、朝木直子には、たぶん既に知っておったか、「狂気のフィルム行商人」(by佐野眞一)こと、映画監督の渡辺文樹が「創価ガッカイのハンザイ&ジケン史」をテーマに、『阿鼻叫喚』を完成させ、そこでこの東村山の転落死ジケンも取り上げて、「後藤組の関与」にも触れておることを伝えた。ところが、その朝木明代役の主演女優が「上映したら、ブッ殺す」と恫喝されておるんで、それにビビリマクってしまい、お蔵入り状態が続いておるんだよな。
確か、一昨年ぐらいだったか、ワシんところに渡辺は、2種類の宣伝ポスターを郵送してきてだな、「大作が生きているうちに、必ず上映します」との手紙が添えてあったんだが、サッパシなんだよな。そうそう、そう言えば、その佐野眞一だが、溝口敦は「直接、知ってる」と言っておった。その「化城の人」の第2部をポストで再開しようとせん佐野といい、そして、この渡辺といい、「この自公セー権の今ヤラんで、いったい、いつヤルってんだ!」と、また、ワシは吼えマクってしまったのだ(笑)
#続きだが、社会新報所属のブンヤの田中みのるのオッサンも来てて、久しぶりだったんで、近況を尋ねたら、「武器輸出3原則の緩和で、秋山直紀が復活した。それで、イージス・アショアが動いた」と耳打ちされ、「そうか」と。
じつは、ワシも今、田中みのるのオッサンと被っておるテーマ(=軍需リケンetc)を取材しておるんだが、前々からオッサンに問い質したかったことがあって、またとないチャンスだったんで、ワシもやっぱ、ブンヤなんで、アレコレと聞いてしもうんだよな。で、ワシは1つの命題を立てておって、「あのゼッタイに当たらんMD(=ミサイルぼーエイ)の導入において、『秋山直紀のおやぢ』の果たした役割」なんだが、「あの秋山がいなくても、MDはヤラされておったか」なんだな。
そこで、田中みのるのオッサンのアンサーは「秋山がいなくても、MDは導入できた。むしろ、秋山がおったんで、3ダイヤは高くついた。秋山はピンハネしとるからな」だった。それにワシは「なるほど」と思った。ワシの見立ても「秋山のいる、いないにかかわらず、遅かれ早かれ、MDは導入させられていた」だ。でも、田中のオッサンのアンサーにワシが補足すると、「しかし、あの秋山のおやぢがいたからこそ、超スムーズに導入デキた。その手間賃と思えば、3ダイヤ的には、そんな文句を言える筋合いぢゃねえだろう」だわな。「フィクサー」としての仕事を象徴する、まさに「潤滑油」やな。
しかし、3ダイヤ的には、MDは、ライセンス料をたんまりと亜米利加に取られておるんで、大した儲けになっておらんってんだな。やっぱ、「ラ国(=ライセンス国産)」に甘んじておるようぢゃ、ダメだよなあ。もし、「軍器独立」の気概があるんだったら、「もんじゅ」や「常陽」のように、世界最高級品質の純度99%超の軍用プルトニウムを、自力で生産してみろってんだよな(笑)
#「上」の続きだが、「イージス・アショア」こと、陸上イージス弾だが、コイツには、3ダイヤも参入して日米共同開発中の新型SM3(=SM3ブロック2A)の搭載も、OKだってんだよな。それで、田中みのるのオッサンがワシの耳元で囁いたことには、「こんなもん、モロ、敵地攻撃能力がある」と。まさに、その通りなんだが、ヨミや産経はしゃあねえにしても、朝日、毎日、共同はもとより、東京シンブンですら、スルーしマクっておるんだよな。
ってのは、従来のSM3のイチモツだと、上空目がけて、「せいぜい射程500km」なんだが、今度の新型SM3は「同1000km超」だから、ってことは、韓国や北朝鮮もバッチシ届くってことなんだよな。だから、こんなもん、憲法9条で謳っておる「専守防衛」のラインから、逸脱しマクっておるんだよな。赤旗も電子版を見た限りでは、コイツについては、まだ、突いておらんな。ってたく、トンデモねえんだよな。
でも、民進トップになった前原誠司は、コイズミ内閣んときのぼーエイ庁長官だった石破茂とかと同様、「ぼーエイ族ギイン」ってことで、「秋山直紀のおやぢ」の毒牙にかかりマクって、手篭めにされておったからなあ。民主党へのセー権交代でも、MDを止めれんかったってのは、やっぱ、ココにもあると思う。自公だけでのうて、憲法いじくり回しのように、野党第1党の民主党もちゃんと抱き込んで、「自公+民」で導入に持っていっておるからな。ツボを押さえるのが上手い。確かに、3ダイヤは、大金を秋山のおやぢに、ジャンジャンと毟り取られてはおるんだが、しかし、ヤツにはちゃんと、タカリ倒すだけの資格と権利がある(笑)
#それで、『フォーラム21』刊行15周年の懇談&慰労会の続きだが、常連執筆者の1人で、元NHK記者で、現在は『マスコミ市民』の実質的な最終責任者でもある川﨑泰資サンだが、1度会うて挨拶をしたいと思うておったところ、運良く、出席されておったんで、いろいろと談笑してきた。
川﨑サンは、今、齢83で、あの田原総一朗と同じ歳ということなんだが、年齢を感じさせない、しっかりとした原稿を書いておられて、もちろん、「年齢は関係ない」とは言うものの、ニッポン人男子の平均寿命を超えても、なお、バリバリの現役のブンヤとして活躍しているのは、凄いことだと思うんで、そのことは申し上げた。そしたら、川﨑サンに「古川さん、いい文章を書いているね」と労ってもらって、歓喜に堪えなかった。
川﨑サンは政治部畑で、NHKを定年まで勤め上げたのだが、役員にはなれなかったんで、その意味では、「冷や飯を食わされた」と言えるのかもしれないが、でも、シマゲジ(=島桂次)は、川﨑サンのことを認めておったっていうことなんだな。川﨑サンも、シマゲジについては、「懐の深いところがあった」と認めていた。シマゲジは、あの『シマゲジ風雲録』(文藝春秋)で、赤裸々に「ケンリョクによる介入」を書いておったが、シマゲジあたりまでは、「それ」に対して、猛然と撥ね返そうとするだけの気概はあったんだと思う。それを考えると、今は、あの籾井ナントカに象徴されるように、酷いからな。ま、他もそうだが、トップのケツの穴が小せえんだよな。
ちなみに、川﨑サンは、田原は直接は知らんとのことだったが、でも、「『潮』に書いているという時点で、完全にアウト」ということで、意見の一致をみた。そもそも、川﨑サンと田原とでは、書く文章のレベルが違う。あと、都ファを率いる小池百合子だが、「メッキが剥げてきて、いよいよ、地金が出てきた」ということで、コレもまた、意見の一致をみた(笑)
#続きだが、その懇親&慰労会の席に、「やや日刊カルト新聞」主筆の鈴木エイトも来ていたということを、後で知って、じつは、統一教会のことについて、いろいろとハナシを聞きたかった。
確かに、統一教会は、イケダモン大先生んところの創価ガッカイと比べりゃ、ニッポン国内においては、規模的にはプチではあるが、しかし、この国の「右傾化」、すなわち、「ファッショ化」という点で捉えた場合、統一教会の存在は、それ相当の貢献をしており、重要なパーツの1つだ。こういうチョー胡散臭さを極めるソシキを、継続的にウォッチングするというか、「監視する」というのは、とても大事だ。
ま、所詮、カルトなんてのは、大小を問わず、本質は同じで、目的は「カネ儲け」だ。そうやって、カネは腐るほどあるから、少しでも異議を申し立てたり、批判してくる者に対しては、すぐ、恫喝ソショウを起こして、口封じにかかってくるからな。そうでのうても、イヤガラセとか、スンゴイからな。そういう連中を相手するというのは、労力はかかるが、儲けにならんのが、世の常だ。ライターとしてアブク銭にタカるには、「御用」に徹すりゃエエだけのことだからな。
しかし、そういう誘惑を撥ねつけて、シンドイ仕事を続けておるということに、敬意を表したかったんだが、このカキコミでもって、それに代えることにしやう。やや日刊カルト新聞は、総裁の藤倉善郎以下、よく、頑張っていると思う。幸福の科学もそうだが、ああいう物騒な連中を監視し続けるというのは、とても大事だし、「社会的使命」とは、まさに、そこにある。
#続きで、その席に紙のバクダンの関係者も来ておって、そういえば、在阪のフリーのブンヤの尾塚野形のオッサンの原稿を最近、見とらんので、「どないしとるねん?」と尋ねたら、曰く、「去年末に体調を崩して入院し、退院はしたのだが、それを機に、十三の事務所を引き払い、出身地の対馬に戻ったようだ」とのことだった。だから、ブンヤ稼業から足を洗ったんだな。
尾塚野のオッサンの正確な年齢は知らんのだが、七十路後半だろう。まさに「ナニワの溝口敦」で、菱関連の情報源には、異様に食い込んでおった。あの『地獄で生きたる! 確定死刑囚、煉獄の中の絶叫』(鹿砦社)に凝縮されておるが、ムショや拘置所での、連中による仕打ちといった不祥事案、つまり、「権力スキャンダル」だわな。コイツを最も得意としておった。その意味では、ジケンのブンヤとして、鋭敏な嗅覚があった。「どうもお疲れ様でした」と労いの言葉をかけたい。