三井環(元大阪高検公安部長)氏への「裏金公表阻止を狙った口封じ逮捕劇=冤罪事件」を徹底的に弾劾する |
#で、紙のバクダン最新号(16年7月号)増刊の『ヘイトと暴力の連鎖』(鹿砦社)で、しばき隊による、例の半殺しリンチの傷害ジケンについて取り上げておるんだが、ジケンの発生は14年12月の大阪で、運動仲間だった神戸大の男子学生を呼び出し、まず、リーダー格であるオンナの李信恵が1発ブン殴ってから、それに続いて、2人のオトコがビシバシと殴り倒したってんだよな。
それで、この3人が府警から書類送検されたものの、オトコの2人が略式キソ、んで、李は、ぬあんと、お咎めナシの不キソ処分だったってんだよな。ちなみに、あの「希代の悪法」こと、盗聴ホウ実質全面解禁ホウアンが、ヘイトスピーチ規制ホウアンと抱き合わせで、「参」の法務イイン会で転がり出した最中に、ヤクザ専門誌の実話が、この「李の関与」を字にしたところ、猛抗議を受け、「李はジケンには無関係」とのお詫び&訂正を出さされておったんだよな。
その『ヘイトと暴力の連鎖』では、あの有田芳生や安田浩一とかと一緒に、元ウワシンのエース記者だった西岡研介クンも、「シカトし、口を噤み、庇っておる共犯者」として名指しされ、弾劾されておったなあ。この西岡クンについては、鳥越俊太郎のオッサン以上にワシはよう知ってて(ちょうど四半世紀前、ワシは毎日シンブン、彼は神戸シンブンの記者として、姫路署のキシャ倶楽部に約1年間、一緒に詰めておった)、彼のブンヤとしての嗅覚、取材力についても、とても高く評価しておっただけに、余計、このザマ、堕落の極みに対して、怒りと悲しみで胸が張り裂けそうだ。
ちなみに、紙のバクダン増刊号の記事では、ジケン発生直後に、即、有田がコレを知っておったうえ、さらには、ジケンの矮小化っていうより、ま、李は不キソになったんだから、「揉み消し」だわなあ。それに動いた可能性について言及しておったな。無論、当事者らは「事実無根の極み」と全面否定するに決まっておるんだが、しかし、今度のあのド腐れ糞ホウアンの異様極まる展開を見たとき、有田が赤レンガ(+ケンサツ)に口利きしておったんぢゃねえのかってことを、ホンマ、ワシは疑う。
だから、文春がスッパ抜いた、02年当時、上智大に通っておった女子大生に対する、鳥越のオッサンの強引口説きジケンについても、ワシん中では、今でも「事実無根であって欲しい」という思いはある。でも、ウラを取ったら、モロ、「真実そのもの」だったことに、んもう、どれだけ胸が詰まされる思いだったか、だ。もちろん、西岡クンがあのしばき隊によるリンチ半殺しジケンに対して取ったように、シカト、もしくは、必要以上の盲目的な持ち上げに徹するという選択肢も、あり得ただろう。しかし、それをヤッたら、「報道人=ジャーナリスト」としてはオシマイで、まさに「死」を意味する。だから、それはゼッタイにできん。でも、ワシは今でも西岡クンのことを好きだから、今、敢えてココで書いておる(TT)
#それで、今日(=7・26)の未明に、神奈川県相模原市の知的障碍者入所施設「県立津久井やまゆり園」に刃物を持った男が侵入し、入所者らを次々と刺して、19人が死亡したってんだが、元同園職員を名乗る齢26の男が、警察に出頭してきたんで、とりあえず、サツジン未遂で緊急タイホしたっていう第一報が、各紙の電子版で報じられておるな。
これまでの調べに対し、男は「障碍者なんていなくなればいい」と供述しておるってんだが、とにかく、まだ第一報しか入っておらんので、冷静に1つ1つ、まずは、この男の氏素性や周辺、勤務しておったときの様子etcを洗っていくことからだろう。コイツは個人による暴力だが、暴力のターゲットが「より弱い者」へと向けられたことに、激しい憤りを感じる。
しかし、コイツは、今の時代が、ますます「強きになびき、弱きを挫く」という状況になっておるなかで、起こっているとも言える。今後、男の精神鑑定も行われるだろうが、犯人個人に対する自己責任は無論、あるが、こうしたクレイジーな人間を作り出しておる、我々を取り巻く社会の歪みや病理にも目を向けなければならない。犯人の男をスケープゴートに仕立てて葬り去り、「ハイ、終わり」で済むハナシではない。
#で、「下」の方でも紹介したんだが、隼町のURAGANE作りの実態を改めて摘出した元大阪高裁判事で、今は高松で弁護士事務所を開いている生田暉雄サンから『最高裁に「安保法」違憲判決を出させる方法』(三五館)を贈って頂いたお礼に、電話を入れて、少し喋ったんだが、生田サンは、高知白バイ冤罪ジケンの再審請求の弁護団に加わっておったんだが(高知チサイへの再審請求は棄却され、現在、2審の高松コウサイに即時抗告され、受理)、「じつは、この事件にもウラがありまして……」ってことで、今度は、生田サンがその高知白バイ事件について書いている『再審と科学鑑定 鑑定で「不可知論」は克服できる』(矢沢曻治編、日本評論社)を贈ってくれたんだ。
それによれば、この高知白バイ冤罪ジケンのキモは、確かにソーサ当局の証拠捏造のオンパレードもさることながら、原審の1審・高知チサイにおけるコーハンでの「弁護人の弁護姿勢」だったってんだな。キソされたスクールバス運転手の片岡晴彦の弁護人は、ぬあんと、ジケンのコーハンで「真実であることが疑わしく、不可解の極みの実況見分調書etcの証拠採用に同意しておった」ってんだな。だから、生田サンによれば、「弁護人がこうした証拠に不同意として、実況見分のデタラメさを徹底的に公判で追及しておれば、無罪判決が勝ち取れたわけで、そもそも再審請求自体が不要だった」ってんだよな。要するに、片岡の弁護人は、ド腐れ糞ケンサツとウラ取引をヤッておるんだ。
んで、スンゴイのはココから先で、この弁護人は国選でのうて、「私選」で、それも「共産トウ系の弁護士」だったってんだよな。ワシは思わず、「ウソだろ」って叫んでしもうたわあ。地元の香川で県チジの浜田恵造のおやぢの腰巾着で、香川県弁護士会のドンである「渡辺光夫のおやぢ」あたりが、こういうことをヤルんならまだしも、いやしくも「革命」をニッポン共産党系の弁護士が、こんなことをヤルってんだから、スンゴイんだワ。
それで、生田サンは再審請求の中で、「合わせ一本で、この原審の弁護人の法的責任も追及しなければダメ」と主張したんだが、片岡を支援する会の中に共産トウ系の人間が入っておって、そういうところから「排除の圧力」を受けたこともあり、弁護団で孤立していって、今は弁護団を離れたってんだよな。ワシに言わせりゃ、共産トウなんて「反ケンリョク」のうて、「ケンリョクの補完物そのもの」や、このアホンダラが!<なお、この高知白バイ冤罪ジケンの顛末は、生田サンの近著『最高裁に「安保法」違憲判決を出させる方法』の中でも言及されておるで!
#「上」の続きで、今、高松で弁護士事務所を開いている生田暉雄サンだが、そうやって隼町のURAGANE作りを自著で顔出しで告発したり、少し前までは『四国タイムズ』を主宰する川上道大のオッサンの弁護も引き受け、要は、顧問弁護士みたいな立場にあったことから、その香川県弁護士会のドンでもある「渡辺光夫のおやぢ」から生田サンは目の敵にされ、ワケのワカんねえデタラメ三昧の懲戒ショブンを乱発されるっていう、イジメを受けてきたってんだ。ったく、ホンマ、トンデモねえハナシなんだ。
じつは、ワシが今回、生田サンに電話でコンタクトを取ったのは、例の斎藤真が関与したっていう筆禍ジケン(=浜田恵造&渡辺光夫のおやぢコンビが、菱本家の6代目の司忍に川上ゴロシを依頼した旨の記事)について、「そういえば、最近、生田サンは川上のオッサンの弁護から遠ざかっておるなあ」と怪訝に思っておったんで、それもあって、このギモンを生田サンにぶつけみたんだ。ちなみに、今回の名誉キソンのジケンで川上のオッサンの弁護人は、高松での勤務経験があるっていうヤメ検の「曽根英雄(大阪弁護士会所属)」なんだよな。
で、生田サン曰く、「もし、私だったら、今回の斎藤真の事件の弁護は引き受けていなかったでしょう。アレにはウラがある。古川さん、いい嗅覚をしています」ってことで、「やっぱり、そうかあ!」と思ったで。まだ、その「ウラの具体的な中身」まではわからないけれども、「正義感の塊」である生田サンが、こんなトンデモねえ筆禍ジケンの弁護人でないという「事実」が、明らかに何かを語っておる。いいか、とにかく、ブンヤの取材ってのは、こうした事実の断片の1つ1つを丹念に拾い集めて、そこから真実を抉り出すことや、このアホンダラが!
#ほいで、神奈川県相模原市の県立津久井やまゆり園で発生した、19人連続刺殺ジケンで、犯人の元同園職員の植松聖(齢26)だが、あの衆院議チョウの公邸まで押しかけて、大島理森に宛てた手紙の内容もさることながら、相当、クレイジーだわな。ハンドルネーム「聖@tenka333」のツイッターには、背中に彫った入れ墨の写真を投稿する一方で、この「2・19」には、「会社は自主退職、このまま逮捕されるかも……」と書き込んでおるなあ。
あのアキバにクルマで突っ込んで殺傷させたジケンもそうだったんだが、ここんところ、「キレた若者の凶行」の、タガの外れ方っていうか、ブッ壊れぶりが、スンゴイよな。一昔前、少なくとも、「1億総中流時代」には考えられなかった1課ジケンだ。まさに、「富の一極集中がもたらした、格差拡大によって生まれた貧困層へと転落しておる若者による、猟奇的サツジン」ってのは、斬り口の1つではあると思う。
あと思ったのは、今回は刃物によるサツジンなんだが、どういう凶器を用いるにせよ、人間を正確にブッ殺すってのは、なかなか簡単なことではない。この植松ってのは、被害者のクビを狙ったってんだが、致命傷を与えるには、コロシに関する、それなりの知識と技量を要する。ある意味、「プロフェッショナルなコロシ方」とも言え、そこらあたり、どうだったのだろうか。当然、精神鑑定には出されるが、どこまで正常だったのか、「異常&狂気との狭間」で、どういうアタマのつくりだったのか、とにかく、落ち着いて、じっくりと観察、分析していくことだ。
#「上」の続きで、各紙の続報によれば、この植松聖(齢26)は、今年に入ってから、その勤め先で「障碍者は生きている意味がない。安楽死させるべきだ」とかいう、妙な発言を繰り返しておったってんだよな。しかし、コイツはさ、優生思想に凝り固まった、あのヒットラーのナチスがヤラかした「安楽死ブログラム」そのものだわなあ。アレは障碍者らを中心に、39~41年で約7万人が殺害されておったんだが、まさに、この植松は「現代ニッポンに出現したヒットラー」ぢゃないか(**)
確かに、今回のヤツの蛮行は厳しく弾劾されなければならないが、しかし、その一方で、植松をして、この異常の極みの行動に駆り立てた、ま、「思想」といってエエよなあ。「弱い者、劣ったものは、ジャンジャンと抹殺してもチョーOKで、強い者だけが生き残るべきだ」っていう、この「優生思想」ってのは、例の「富の一極集中による、格差拡大」をもたらしておる新自由シュギの根本にある、哲学そのものだからな。であれば、余計、この植松1人をスケープゴートとして葬り去って済むハナシではない。
ワシはジケン取材のブンヤとして四半世紀以上のキャリアがあるが、その経験の蓄積から言わせてもらえば、このテのコロシに代表される1課ジケンというのは、須らく、時代の矛盾であり、病理や不条理が凝縮され、炸裂しておる。そうした「バックグラウンド」にも凝視せんことには、ジケンの本質は何も見えてこない。それゆえ、ワシの根本的な価値観である「罪を憎んで、人を憎まず」も、じつは、そこから来ておる。
#で、明日(=7・28)発売の文春と新潮に、鳥越俊太郎のオッサンの、女子大生(上智大生)への強引口説きジケンの記事が出ておって、さっそく、早刷りを見たんだが、文春の続報は大したことねえんだが、新潮が、じつは、13年前に当事者であるA子サンから、直でハナシを聞いておってだな、でも、最終的にこのA子サンと、当時、付き合うておったオトコってのは、たぶん、今のダンナだと思うんだが、この2人から「やっぱり、記事化しないで欲しい」と頼まれて、字にせんかったってんだな。その取材メモをもとに後追いしとるんだが、文春の記事より、中身が詳細なんで、機微が少し見えてくる。
ただ、文春も新潮も、このジケンの舞台が「上智大」で、その「有名私大の教授」ってのが、「上智大文学部新聞学科教授の田島泰彦」とは一切触れておらんで、ぼかしておるままだ。新潮の記事では、A子サンってのは、そのカレシと付き合い始めておって、そのことでアレコレと鳥越のオッサンに相談を持ちかけておったってんだな。だから、オッサン的にはそれを逆手に取って、手篭めにしようとしたっていうカンジだな。02年度において、A子サンがハタチになったってことは、現役で入学しておれば、そのとき、上智大の2年生かあ。
新潮の記事だと、まず、当時、鳥越のオッサンが借りておった家賃月40萬円の品川レジデンスに連れ込まれて、A子サンはチューされ、とにかく、オッサンは「好きだ」と口説きマクったってんだなあ。「妻のことは愛しているが、それとコレとは別なんだ」かあ。それが02年7月の半ばで、その半月後の8月初めに、山梨県富士川口湖町の富士ドクタービレッジにある別荘に連れ込まれ、部屋に入ってから、半ば強制的に裸にされたってんだな。
ところが、A子サンは初めてで、要はバージンだったんだな。だから、「嫌です」と拒否したところ、「A子は、こういうことを経験していないから、自分に自信が持てないんだ」「今しておけば、カレシとするとき、不安にならない。カレシとの関係も上手く行く」って言われたってんだな。
ま、カレシのオトコは怒り心頭、チョー大バクハツだわなあ。だから、オッサン、A子サン、カレシの三角カンケイの側面も、なくはない。でも、鳥越のオッサンには「離婚」っていう選択肢が存在せん以上、コイツは「遊び」であり、「オモチャのやうに玩んだ」と言われても、文句は言えんで。いやあ、ド腐れ糞ケンリョクをビシバシと叩きマクる「報道人=ジャーナリスト」としては、脇が甘過ぎる。
っていうか、ワシは敢えて「強引口説きジケン」としておるんだが、オンナを口説くんであれば、あのアダム徳永が言っておるように、「ソフトタッチ&スローセックス」っていうんか、相手に性愛の奥義を極めさせて、至上のエクスタシーを感じて、楽しんでもらうっていう、「奉仕の精神」だわなあ。ところが、オッサンは自分がチンポを挿入することしか、アタマにねえわな。それはアカンて。AVで氾濫しておるファスト&ジャンクセックスそのもので、オンナは傷付くに決まっとる。
#で、斎藤真の『関西電力「反原発町長」暗殺指令』(宝島社、11年12月刊)を、ざーっと目を通した。コイツは斎藤真が「齊藤寅(さいとう・しん)」のぺんネームで、週現の08年の「3・29&4・5号」の2回わたってスッパ抜いた記事に、大幅に加筆したものだ。ココに出てくる「反原発町長」とは、関電高浜原発のある福井県高浜町で、96年から3期12年町長を務めた「今井理一」で、この今井に対するコロシを、関電が警備を発注しておった「ダイニチ」という業者に、「警備犬」を使うてヤルっていうハナシがあったことを、「字」にしたものだ。
じつは、週現の記事で、そのダイニチの社長である「加藤義孝」と、警備犬を配置するにあたり、役員として迎え入れられたブリーダーの「矢竹雄兒」の2人が、実名、すなわち、「顔出し」で喋っておるんだ。ダイニチは、99年から約8年間、高浜原発の警備を任されており、その過程で、関電の若狭支社の副支社ちょーだった「K」から、「イヌを使うて、町長をブッ殺すせんものか」と打診されておったってんだな。このKは、同志社大卒で73年に関電入社、90年代後半から高浜原発に勤務し、技術屋ではないから、ま、このテの「汚れ仕事」のゲンバ責任者だったっていうワケや。地元では、その絶大なる力から、「高浜の天皇陛下」とまで呼ばれておったそうだ。
それで、このKというより、関電がビビリ倒しておったのは、その90年代後半から顕在化しておった「高浜原発のプルサーマル運転」に対して、地元の反対運動がヒートアップすることで、事実、2000年1月には、町議会で否決されたものの、地元から「住民投票で賛否を問え」っていう請求が出されており、当時、町長だった今井は、関電サイドからすれば、「腹にイチモツ持っている」と見られ、それで、「何とか、ならんか」と手をこまねいておったってんだな。
#「上」の続きだが、このジケンの顛末でスンゴイのは、斎藤真が週現で記事にして2週間後に、さっそく、このKがケーサツに被害届を出し、コレを受けて、その約5ヵ月後に、顔出しで喋ったその2人が、大阪府警の4課に恐喝の戒名でタイホされ、キソされて、有罪ハンケツを食らっておるんだよな。その被疑事実ってのが、ものスンゴクて、購入した警備犬4匹のうち、1匹分について、費用をダイニチが立て替えておったんで、それをKに請求し、加藤義孝が100萬円、矢竹雄兒が50萬円を受け取ったところ、コイツを「恐喝」と立てられたってんだな。無論、2人とも無罪を主張して全面的に争ったんだが、要は「ナマイキにも、国家ケンリョク様に楯突くとは、どういうことだ。シバキ倒してやる」ってところだわな。
ま、こういうリアクションを見るだけでも、斎藤真の記事は「真実と信ずるに足る、相当の理由がある」ということを証明しておるようなもんで、斎藤自身も、このネタを最初に仄めかされたとき、「まさか」って思ったってんだな。そりゃ、そうだろう。異様の極みっていうんか、まさに「事実は小説より奇なり」を地で行っておるからな。だから、こうした不当タイホの経緯も書き込んだ『関西電力「反原発町長」暗殺指令』の中で、斎藤は、こう書いておる。
<たとえば、私を利用して、自分の利益に誘導することを企んでいるような場合である。我々は、それをときに”為にする情報”の提供と言ったりする。提供者のためになるような情報、だということであろう。そのような情報に迂闊に乗ると、こちらにとっては無意味に利害関係に巻き込まれることがある。だから、注意しなければならない。ただ、それを一回目の取材では難しい。難しいが、その予兆は情報提供者の素振りや態度に表れるものだ。>
この通り、斎藤真ってのは、ジケンを専門とするブンヤとして、全然バカぢゃないっていうんか、ちゃんと、基本動作のキモを身につけておるんだ。それゆえ、この斎藤が、ぬあんで、「浜田恵造&渡辺光夫のおやぢコンビが、菱本家6代目トップの司忍と会うて、『川上道大ゴロシ』の依頼をした」っていう、ガセネタを敢えて『四国タイムズ』に掲載せなアカンのだ? もし、ガセとわかってて、それを「字」にすれば、それが「ブンヤとしてのジサツ行為」以外の何物でもなく、その時点で、ライター生命が絶たれるなんてことくらい、斎藤がわからんハズがない。だから、今回の筆禍ジケンが、ワシ的には全くもって理解不能の極みなんや(><)
#で、鳥越俊太郎のオッサンだが、先週発売の文春に続いて、今日(=7・28)発売の新潮の記事についても、名誉キソンと公選法イハン(センキョ妨害)で東京チケンに刑事コクソしたってんだが、ま、アタマに血が昇っておるっていうんか、有権者ってよりは、嫁ハンに対して証を立てておるってことなんだろうなあ。ただ、こういう行動を取るってのは、最早、ジャーナリストではなく、その意味では、上杉隆と同じ「元ジャーナリスト」だよな。
今回、女子大生に対するツマミ食いが、図らずもオモテ沙汰になってしもうたが、常識的に考えて、コレだけで済んでおったとは考えにくいわな。ワシの耳に入った、あくまでもウワサだが、この他にも、誰かまではわからんが、とにかく、TV業界のオンナもつまんでおったってだよな。それで、自分のBMWに乗せて、河口湖畔の別荘に連れ込んでおったってんだよなあ。であればだな、ケーサツのNシステムで、バッチシ撮られておるからな。
だから、都心方面から河口湖に向かう幹線道路に、最低限、少なくとも1ヵ所には「N」を設置しとるハズだから、「後検索」ってことで、オッサンのクルマのナンバーを打ち込めば、「Nヒット」ってことで、ピャーッと該当する映像を引っ張り出してくれるからな。それで、助手席にオンナの顔写真が映っておれば、イッパツだからな。どうせ内ちょーのトップの北村滋のおやぢは、サッチョウに指示してだな、プリントアウトした写真を既にゲットしてそうだよな。んで、ヒマなときに机の引き出しから取り出して見ては、ニヤニヤしとるんだろうが、「刑事ジケンのソーサ目的ってのは、口先だけで、そんなコクミン監視にNシステムを濫用するとは、許せない!」と文句を言ったところで、「バカ者めが、コイツは特定ヒミツなんだから、情報公開などもってのほかだ」って恫喝すりゃ、オシマイだもんな。ワシがケーサツ不祥事取り締まり庁の初代ちょー官に任命した寺澤有や、そうだよな?(笑)
#ほいで、今夕(=7・28)の17:55upのTBS電子版で、知的障害者施設における19人連続刺殺ジケンで、タイホされた植松聖が、ソチ入院となっておった今年2月、「ヒトラー思想が降りてきた」と口走っておったと報じておるな。相模原市役所の精神保健福祉課長の「八木英次」という人が、顔出しで喋っておる。あー、でも、共同電が先で、その後追いかよ。
しかし、この植松が横浜チケンに送検されるときの、護送車ん中の顔の表情だが、アレはマトモな人間の顔ではないわな。ま、何かのビョーキっていうか、ワシらの理解の範疇を超えておるよな。確かに、そうした「個人の異常性、狂気」のブブンもあるんだが、しかし、それを下支えしておるっていうんか、後押ししとる「障碍者はナンボ抹殺しても、チョーOK」っていう、ナチス・ヒットラーばりの狂気の極みの思想だわなあ。「それ」も見ていかないと、今回の猟奇ジケンの真相(=深層)解明には至らんわな。
ま、早ければ、この拘留中にも精神鑑定のソチは取られると思うんだが、しかし、「心神喪失」っていう判定が出た日には、刑事セキニンの追及がNGになるからなあ。弁護人が、国選か私選か、いずれ付くが、死刑回避っていうか、無罪を勝ち取るには、「心神喪失」で攻めるのが一番だが、被害者遺族の立場からすれば、たまったもんではねえよなあ。いずれにしても、あせらず、じっくりと見ていかんと、だわな。
#そういえば、この「7・28」の17:51upの共同電だと、プルサーマル運転の関電は福井県の高浜原発の3、4号機について、原子力規制イイン会が13年の新規制に基づいて、「テロ対策基準クリア」のGOを、この「8・3」にも出すってんだが、ってことは、ちゃんと、不審者侵入タイサクとして、「原発警備犬」の常備も義務付けておるよな?(笑)
で、ワシもブンヤだから、斎藤真が週現でスッパ抜いた、96年から3期12年間、その高浜町長だった今井理一に対し、関電が原発警備犬を使うたコロシ計画を実行に移そうとしておったハナシについて、関係者に直撃したところ、「そいつがあったのは、間違いない」とウラが取れた。だから、ワシは追及したんや、「その斎藤ってのは、ガセを飛ばしマクるような記者なのか?」と。すると、答えは「記事の8~9割は本当。斎藤サンは、まんざらガセを書いてはおらんと思う」ってことだった。ま、こんな際どいネタは、そう簡単に取れるもんではない。「だったら、その残る1~2割は、何や?」と問うたら、「それは計画だけで、実行には移されなかったからな」とのことだった。
だから、斎藤真が『四国タイムズ』に書いた、香川県チジ・浜田恵造とその腰巾着弁護士・渡辺光夫のWおやぢが、菱本家6代目トップの司忍と直談判し、「川上道大ゴロシ」を依頼したってのは、真実なのか、それともガセなのか。ただ、ガセだったとした場合、ワシにはその「動機」が見えてこねえんだ。それで、もし、真実だったとしたら、ああやって「字」にし、オモテ沙汰にしたことで、連中は手出しができなくなる。つまり、「川上のオッサンの命を救った」ことになる。